JPH01285575A

JPH01285575A - エレベータかご室の保護装置

Info

Publication number: JPH01285575A
Application number: JP11324288A
Authority: JP
Inventors: Mitsuru Kawagoe; 川越　満
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-05-10
Filing date: 1988-05-10
Publication date: 1989-11-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は荷物用エレベータのかご室に係わり、特に荷崩
れを起こした際のカードアバネルの保護装置に関する。

（従来の技術）この種の保護装置としては、従来、たとえば第７図およ
び第８図に示すようなものが知られている。

すなわち、図中１はエレベータのかご室ＩＡの外壁を構
成する側板で、この側板１に隣接して戸袋側の側板２、
入口柱３、カードア５・・・が設けられ、前記戸袋側の
側板２の前面に保護板７ａが設けられている。この保護
板７ａはその下端部が支軸９により回動自在に支持され
ている。

しかして、上記カードア５を保護する場合には、エレベ
ータのかご室ＩＡ内に第８図に示すように、荷物１６・
・・を載せたのち、保護板７ａを支軸９を中心として矢
印方向に回動させて上記カードア５・・・に対向させ、
その回動端を戸当側の入口柱４に固定する。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、従来においては、上記側板２、入口柱３
の前面部に保護板７ａを設けていたため、保護板７ａを
回動させると、側板２、入口柱３の前面部に傷を付けて
しまう欠点があった。

また、側板２の幅寸法が狭い場合には保護板７ａも幅が
狭くなり、カードア５を広範囲に亙って保護できないと
いう欠点があった。

本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、側板、入口柱の前面部に傷を付けるこ
となく、また、側板の幅寸法が狭い場合でも開閉戸を広
範囲に亙って保護できるようにしたエレベータかご室の
保護装置を提供しようとするものである。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）本発明は上記欠点を解消するために、荷物用エレベータ
のかご室を開閉する開閉戸を保護するものにおいて、前
記かご室内の戸袋側の側板と入口柱の内部に設けられた
収納部と、この収納部内に回動自在に設けられて出入す
る外枠と、この外枠内に区画形成された第１および第２
の区画室と、前記第１の区画室内に出入自在に設けられ
た内枠と、この内枠および前記第２の区画室内にそれぞ
れ出入自在に設けられた保護体とを具備し、前記外枠を
前記収納部から回動させて取り出すとともに前記内枠お
よび保護体をそれぞれ引出して上記開閉扉を保護するこ
とを特徴とするものである。

（作用）上記手段により、保護装置を側板、入口柱の前面部に接
触させることなく、回動操作できるとともに、外枠から
内枠および保護体を引出すことにより、開閉戸の保護面
積を拡大できるようにした。

（実施例）以下、本発明を第１図乃至第５図に示す一実施例を参照
して説明する。

なお、第７図で説明した部分と同一部分については同一
番号を付してその説明を省略参噂する。

戸袋側の側板２と入口柱３の内部には収納部２１が設け
られ、この収納部２１は、開口部２１ａを介して外部に
連通されている。そして、この収納部２１の内部には保
護装置２２が設けられている。

この保護装置２２は第４図および第５図にも示すように
、外枠１０を備え、この外枠１０は支軸９を介して上記
収納部２１に回動自在に支持されている。この外枠１０
の内部は第１の区画室１０ａと第２の区画室１０ｂとに
仕切られ、第１の区画室１０ａの内部には内枠１１がス
ライド自在に収納されている。そして、この内枠１１お
よび第２の区画室１０ｂ内には保護体としての保護板７
が出入自在に設けられている。

また、上記外枠１０の一側上部には第３図に示すように
、ハンドル８が突設され、他側面には第５図に示すよう
に、内枠１１をスライドさせるための長穴１２および外
枠１０と内枠１１を止めるピン１３が設けられている。

なお、戸当側の入口柱４には該入口柱４を保護するため
の緩衝材１４が設けられている。

しかして、カードア５・・・を保護する場合には、エレ
ベータのかご室ＩＡ内に荷物を搭載したのち、まず、収
納部２１内に収納されている保護装置２２の外枠１０の
ハンドル８に手を掛けてこれを引っ張る。これにより、
外枠１０が第１図に矢印で示すように、支軸９を中心と
して回動され、収納部２１から引き出されてカードア（
開閉戸）５・・・に対向される。つぎに、外枠１０の第
１の区画室１０ａから内枠１１を引き出してカードア５
・・・に対向させる。ついで、内枠１１および外枠１０
の第２の区画室１０ビからそれぞれ保護板７．７を下方
に引き出してそれぞれカードア５・・・に対向させる。

これにより、カードア５・・・の保護が計られる。

上述したように、戸袋側の側板２と入口柱３の内部に収
納部２１を設け、この収納部２１内に保護装置２２を設
け、この保護装置２２を回動させて収納部２１に出入さ
せるため、戸袋側の側板２と入口柱３の表面を傷つける
ことがない。

また、外枠１０の内部には出入自在に保護板７を設け、
この保護板７を外枠１０から引き出すため、カードア５
・・・の保護範囲を拡大でき、側板２の幅が狭くても、
十分な保護範囲を得ることができる。

さらに、外枠１０の内部には内枠１１を出入自在に設け
るため、収納時には短く、使用時には伸ばすことができ
、かごＩＡの高さに対してカードア間口の広いエレベー
タにも対応することができる。

なお、上記一実施例においては、ハンドル８を突設した
が、これに限られることなく、外枠１０に対し凹状に構
成して収まり状態を向上させるようにしてもよい。

また、本発明は上記一実施例に限られることなく、第６
図に示すように、保護板７の代わりにバイブ１５を使っ
た第１の保護棚３１を設け、前記各々のバイブ１５・・
・丙に更に、パイプ１５ａ・・・を設けて第２の保護柵
３１を設けて多段にしたもので、これらを引出すことに
より、カードア５・・・をさらに広い範囲に亙って保護
することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、側板および入口
柱の表面を傷付けることがないとともに、開閉戸の保護
範囲を拡大でき開閉戸の変形、破損、開閉不能などを確
実に防止できるという効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図はかご室を示す概略的斜視図、第２図はその平面図
、第３図は外枠を示す正面図、第４図は外枠の内部を示
す構成図、第５図は保護板を引出した状態を示す斜視図
、第６図は本発明の他の実施例を示す正面図、第７図は
従来例のかご室を示す概略的斜視図、第８図はそのカー
ドアの保護状態を示す説明図である。１・・・側板、２・・・戸袋の側板、３・・・戸袋側の
入口柱、５・・・カードア（開閉戸）、７・・・保護板
（保護体）、１０・・・外枠、１１・・・内枠、１４・
・・緩衝材、１５．１５８・・・パイプ（保護体）。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第　２− 第３図第４図第５図第６因

Claims

【特許請求の範囲】

荷物用エレベータのかご室を開閉する開閉戸を保護する
ものにおいて、前記かご室内の戸袋側の側板と入口柱の
内部に設けられた収納部と、この収納部内に回動自在に
設けられて出入する外枠と、この外枠内に区画形成され
た第１および第２の区画室と、前記第１の区画室内に出
入自在に設けられた内枠と、この内枠および前記第２の
区画室内にそれぞれ出入自在に設けられた保護体とを具
備し、前記外枠を前記収納部から回動させて取り出すと
ともに前記内枠および保護体をそれぞれ引出して上記開
閉扉を保護することを特徴とするエレベータかご室の保
護装置。