JPH01285064A - 情報ディスクドライブ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、情報ディスクドライブ装置に関する。

［従来の技術］ 従来より、磁気ディスクや光磁気ディスク等に対し、情
報の再生に加えて記録あるいは消去を可能とした情報デ
ィスクドライブ装置が提供されている。

このような情報ディスクドライブ装置では、情報の記録
を指示する記録ゲート信号を入力することによって再生
状態から記録状態への動作切換えを行なうとともに、情
報の消去を指示する消去ゲート信号を入力することによ
って再生状態から消去状態への動作切換えを行なうよう
になっている。

たとえば、光磁気ディスクドライブ装置の場合には、記
録ゲート信号が入力されたときに、レーザのパワーが再
生用のレベルからそれよりも高い記録用のレベルに切換
わり、また消去ゲート信号が入力されたときに、レーザ
のパワーが消去用のレベルに切換えられる。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来の情報ディスクドライブ装置にあっ
ては、記録ゲート信号または消去ゲート信号の入力によ
り、無条件で情報の再生、記録、消去の動作を切換える
ことから、たとえば記録ゲート信号や消去ゲート信号の
信号線にノイズが入った場合、あるいは断線等による故
障が発生した場合、さらには情報ディスクドライブ装置
を制御するコントローラに異常が生じてシーケンスが暴
走し、明らかに異常な記録ゲート信号や消去ゲート信号
が入力された場合等には、誤動作によってディスク上に
正しく記録されている情報を破壊してしまう欠点がある
。

本発明は、情報の再生、記録、消去の動作切換えを常に
適正に行なうことができ、誤動作を防止してディスク上
の情報を保護することができる情報ディスクドライブ装
置を提供することを目的とするものである。

［課題を解決する手段］ 本発明は、情報ディスクの回転位置を検出する位置検出
手段と、動作切換え信号の入力タイミングを検出するタ
イミング検出手段と、上記各検出手段の検出結果に基き
、上記動作切換え信号の入力タイミングが、情報ディス
クの回転位置に対して適正な動作切換えタイミングであ
るか否かを判断する適否判定手段と、この適否判定手段
によって適正な動作切換えタイミングであると判断され
たときに、上記動作切換え信号に基く動作切換えを行な
う動作制御手段とを有することを特徴とする。

［作用］ 本発明では、適正なタイミングで動作切換え信号が入力
したときにのみ、動作制御手段による動作切換え信号に
基〈動作切換えが行なわれる。したがって、たとえば信
号線にノイズが畳重した場合には、この入力タイミング
は、はぼ確実に不適正な動作切換えタイミングであると
判断され、動作制御手段は動作切換えを行なわないこと
になり、誤動作が防止できる。

［実施例］ 第１図は、本発明の一実施例となる光磁気ディスクドラ
イブ装置の構成を示すブロック図である。

この光磁気ディスクドライブ装置は、記録データｇを変
調し、この変調出力ｊによってオン番オフスイッチ１４
を制御する変調回路１７と、記録ゲート信号および消去
ゲート信号すに基づいてレーザのパワーを切換えるパワ
ー制御回路１８と、オン−オフスイッチ１４を介して得
られるパワー制御回路１８の出力ｋをレーザビームに変
換し、このレーザビームを偏光板１１を介して光磁気デ
ィスク８に供給する半導体レーザ１０と、光磁気ディス
ク８より反射してきたレーザビームを偏光板１２を介し
て受取るフォトセンサ１３と、このフォトセンサ１３の
出力を増幅するプリアンプ２１と、このプリアンプ２１
の出力よりセクタマーりを検出するセクタマーク検出回
路２２と、プリアンプ２１から出力されるプリフォーマ
ット信号ｍを復号化し、セクタマーク検出回路２２の出
力タイミングに基づいてアドレスデータｐを出力する復
号回路２３と、プリアンプ２１より出力された光磁気信
号ｎより同期クロックＣを生成する同期クロック生成回
路２４と、プリアンプ２１より出力された光磁気信号ｎ
を同期クロックＣに基いて復号化する復号回路２５と、
記録コマンドｈおよび消去コマンドｉに基づいて情報の
記録または消去の際にバイアス磁界用電磁石９を制御す
る磁界制御回路１９と、セクタマーク検出回路２２の出
力タイミングに基づいて記録Φ消去ゲート信号すの入力
タイミングを適正か否かを判断し、適正である場合に記
録・消去ゲート信号すをパワー制御回路１８に供給する
誤動作防止回路２０とを有して構成されている。

第２図は、誤動作防止回路２０の構成を示す回路図であ
る。

この誤動作防止回路２０は、カウンタ回路１５と、ゲー
ト生成回路１６と、４つのＤ型フリップフロップ回路３
〜６と、２つのアンドゲート回路ｌ、７と、インバータ
２とを具えている。

カウンタ回路１５は、セクタマーク検出回路２２からの
セクタマーク検出信号ａの入力タイミングにより、同期
クロック生成回路２４からの同期クロックＣをカウント
するものである。

ゲート生成回路１６は、カウンタ１５のカウント出力に
基づき、セクタマーク検出信号ａの検出タイミングを基
準とする記録・消去ゲートウィンドウ信号ｒを出力する
ものである。この記録・消去ゲートウィンドウ信号ｒは
、記録・消去ゲート信号すの入力タイミングが正しいも
のであるとみなし得る許容範囲を決定するものであり、
復号回路２３がアドレスデータｐを出力した後、所定の
期間立ち上がり、この期間のみ記録・消去ゲート信号す
による動作切換えを許容するようになっている。

この記録・消去ゲートウィンドウ信号ｒは、アンドゲー
ト回路１の一方の入力端子に供給されている。

フリップフロップ回路３は、Ｄ端子にアンドゲート回路
１のゲート出力が供給されるとともに、ＣＫ端子に記録
・消去ゲート信号すが供給されている。また、フリップ
フロップ回路３のＱ反転端子（Ｑ端子の反転信号を出力
する端子）は、アンドゲート回路ｌの他方の入力端子に
接続されている。

このフリップフロップ回路３では、アンドゲート回路ｌ
のゲート出力ｄが立下っている状態で、記録・消去ゲー
ト信号すが立上ることにより、Ｑ反転端子の出力が立上
ることになる。そしてこの時、アンドゲート回路ｌの一
方の入力端子に供給されている記録・消去ゲートウィン
ドウ信号ｒが立上っている場合には、アンドゲート回路
１のゲート出力ｄが立上る。また、アンドゲート回路ｌ
のゲート出力ｄが立上っている状態で、記Ｑ−消去ゲー
ト信号すが立上った時には、Ｑ反転端子の出力が立下る
ことになり、アンドゲート回路１のゲート出力ｄが立下
る。これにより、記録Φ消去ゲートウィンドウ信号ｒが
立上っている期間内で、高周波のノイズが記録・消去ゲ
ート信号すの信号線より入力した場合の誤動作を防止す
る。

フリップフロップ回路４は、Ｄ端子にアンドゲート回路
１のゲート出力ｄが供給されるとともに、ＣＫ端子に記
録拳消去ゲート信号すが供給されている。また、フリッ
プフロップ回路４のＱ端子は、アン斗゛ゲート回路７の
一方の入力端子に接続されている。さらに、フリップフ
ロップ回路４のＲ端子には、インバータ２を介してセク
タマーク検出信号ａの反転信号が供給されている。

このフリップフロップ回路４では、Ｄ端子に供給される
記録φ消去ゲートウィンドウ信号ｒが立上っている状態
で、ＣＫ端子に供給される記録・消去ゲート信号すが立
上った場合に、Ｑ端子の出力が立上る。また、セクタマ
ーク検出信号ａがパルス入力としてＲ端子に供給される
と、Ｑ端子の出力が立下る。

フリップフロップ回路５は、Ｄ端子にアンドゲート回路
１のゲート出力が供給されるとともに。

ＧＫ端子に記録・消去ゲート信号すが供給されている。

また、フリップフロップ回路５のＱ反転端子は、フリッ
プフロップ回路６のＣＫ端子に接続されている。さらに
、フリップフロップ回路４のＳ端子には、インバータ２
を介してセクタマーク検出信号ａの反転信号が供給され
ている。

このフリップフロ−２プ回路５では、Ｄ端子に供給され
る記録φ消去ゲートウィンドウ信号ｒが立下っている状
態で、ＧＫ端子に供給される記録・消去ゲート信号すが
立上った場合に、Ｑ反転端子の出力が立上る。また、セ
クタマーク検出信号ａがパルス入力としてＳ端子に供給
されると、Ｑ反転端子の出力が立下る。

フリップフロップ回路６は、Ｄ端子に＋５ｖの電圧信号
が供給されるとともに、ＧＫ端子にフリップフロップ回
路５のＱ反転端子出力が供給されている７また、フリッ
プフロップ回路６のＱ反転端子は、アンドゲート回路７
の他方の入力端子に接続され、フリップフロップ回路６
のＱ端子は記録・消去ゲートエラー信号ｆの出力端子に
接続されている、さらに、フリップフロップ回路６のＲ
端子には、インバータ２を介してセクタマーク検出信号
ａの反転信号が供給されている。

このフリップフロップ回路６では、Ｄ端子の入力が常時
立上った状態にあることから、ＣＫ端子に供給されるフ
リップフロップ回路５のＱ反転端子出力が立上ることに
より、Ｑ端子の出力が立上り、Ｑ反転端子の出力が立下
る。したがって、記録・消去ゲートウィンドウ信号ｒが
立下っている状態で、ＣＫ端子に供給される記録会消去
ゲート信号すが立上った場合に、フリップフロップ回路
６のＱ端子の出力が記録・消去ゲートエラー信号ｆとし
て立上ることになる。

また、このフリップフロップ回路６では、セクタマーク
検出信号ａによるパルス入力がＲ端子に供給されると、
Ｑ端子の出力、すなわち記録・消去ゲートエラー信号ｆ
が立下る。

アンドゲート回路７は両方の入力端子に供給される信号
が立上ったときに、レーザパワー切換え信号ｅをパワー
制御回路１８に供給するものである。

第３図〜第６図は、以上のような構成の情報ディスクド
ライブ装置の動作の概要を示すタイミングチャートであ
る。

まず第３図は、適正な記録・消去ゲート信号すが入力さ
れた場合の記録動作を示している。

適正な記録・消去ゲート信号ｂ１は、記録コマンドｈま
たは消去コマンドｉの入力に基き、セクタマークの検出
から所定のタイミングで入力される。そこでこの入力タ
イミングに合せて記録・消去ゲートウィンドウ信号ｒの
立上りタイミングおよび幅が設定されている。この実施
例では、セクタマークの検出から、アドレスデータｐの
出力があった後、記録・消去ゲートウィンドウ信号ｒが
一定期間立上るようになっている。

したがって、適正な記録・消去ゲート信号ｂｌは、記録
管消去ゲートウィンドウ信号ｒが立上っている期間内で
立上る。これによってレーザパワー切換え信号ｅがパワ
ー制御回路１８に供給され、変調信号に基く情報の記録
を行なう、なお、バイアス磁界用電磁石９は、記録コマ
ンドｈに基いて磁界制御回路１９より出力される磁界制
御回路文により記録時の状態に切換えられる。

また、第４図は、不正な記録・消去ゲート信号ｂ２が入
力された場合の動作を示している。

この場合、記録・消去ゲートウィンドウ信号ｒが立上る
前に、不正な記録・消去ゲート信号ｂ２が立上っている
ので、誤動作防止回路２０のレーザパワー切換え信号ｅ
は立上らず、レーザパワーの切換え動作は行なわれない
、また、誤動作防止回路２０は、記録会消去ゲートエラ
ー信号ｆによって、エラー発生をホスト装置に通知する
。

また、第５図は、不正な記録・消去ゲート信号すが入力
された場合の他の例を示している。

この記録−消去ゲート信号ｂ３は最初の立上りが、記録
φ消去ゲートウィンドウ信号ｒの立上期間に含まれてい
るが、１つのセクタ内で２度立上る異常な信号である。

この場合には、記録−消去ゲート信号ｂ３の最初の立上
りでは、適正な信号であると判断され、レーザパワー切
換え信号ｅが立上り、レーザパワーの切換え動作が行な
われる。しかし、記録・消去ゲート信号ｂ３の２度目の
立上りでは、不正な信号であると判断して、レーザパワ
ー切換え信号ｅは立下ったままで保持され、代りに記録
・消去ゲートエラー信号ｆが立上る。

また、第６図は、適正な記録−消去ゲート信号ｂ１が入
力された場合の消去動作を示している。

この場合、記録会消去ゲート信号ｂ１は、記録・消去ゲ
ートウィンドウ信号ｒが立上っている期間内で立上る。

これによってレーザパワー切換え信号ｅがパワー制御回
路１８に供給される。また、バイアス磁界用電磁石９は
、消去コマンドｉに基いて磁界制御回路１９より出力さ
れる磁界制御回路見により消去時の状態に切換えられて
おり、レーザパワーの切換えに伴って、情報の消去が行
なわれる。

なお、以上の実施例では、セクタマークの検出タイミン
グを基準とする記録・消去ゲートウィンドウ信号ｒによ
って記録拳消去ゲート信号すの適否を判断するようにし
たが、たとえばアドレスデータｐの出力終了時を基準と
してカウンタ回路を作動し、記録・消去ゲート信号すの
入力タイミングの適否を判断するようにしてもよい、ま
た、記録コマンドｈや消去コマンドｉの入力タイミング
と記録・消去位置との関係に条件を設け、この条件を満
足するか否かによって記録・消去ゲート信号すの適否を
判断するようにしてもよい。

さらに、記録・消去ゲート信号すの立下りに条件を設け
て、その適否を判断するようにしてもよい。

［発明の効果］ 本発明によれば、適正なタイミングで記録信号や消去信
号が入力したときにのみ、動作制御手段による記録信号
または消去信号に基く動作切換えが行なわれるので、情
報の再生、記録、消去の動作切換えを常に適正に行なう
ことができ、誤動作を防止してディスク上の情報を保護
することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例となる光磁気ディスクドラ
イブ装置の構成を示すブロック図である。 第２図は、同実施例の光磁気ディスクドライブ装置に設
けられる誤動作防止回路の構成を示す回路図である。 第３図は、同実施例において、適正な記録・消去ゲート
信号が入力された場合の記録動作を示すタイミングチャ
ートである。 第４図は、同実施例において、不正な記録・消去ゲート
信号が入力された場合の動作を示すタイミングチャート
である。 第５図は、同実施例において、不正な記録・消去ゲート
信号が入力された場合の他の例を示すタイミングチャー
トである。 第６図は、同実施例において、適正な記録・消去ゲート
信号が入力された場合の消去動作を示すタイミングチャ
ートである。 ｌ、７・・・アンドゲート、 ３〜６・・・フリップフロップ回路、 ８・・・光磁気ディスク、 １５・・・カウンタ回路、 １６・・・ゲート生成回路、 ２０・・・誤動作防止回路。 特許出願人　　キャノン株式会社 同代理人　　　用久保　新　−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　情報ディスクの回転位置を検出する位置検出手段と； 動作切換え信号の入力タイミングを検出するタイミング
   検出手段と； 上記各検出手段の検出結果に基き、上記動作切換え信号
   の入力タイミングが、情報ディスクの回転位置に対して
   適正な動作切換えタイミングであるか否かを判断する適
   否判定手段と； この適否判定手段によって適正な動作切換えタイミング
   であると判断されたときに、上記動作切換え信号に基く
   動作切換えを行なう動作制御手段と； を有することを特徴とする情報ディスクドライブ装置。