JPH01284749A - 参照電極 - Google Patents

参照電極

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JPH01284749A
JPH01284749A JP11244288A JP11244288A JPH01284749A JP H01284749 A JPH01284749 A JP H01284749A JP 11244288 A JP11244288 A JP 11244288A JP 11244288 A JP11244288 A JP 11244288A JP H01284749 A JPH01284749 A JP H01284749A
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JP
Japan
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reference electrode
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liquid
flow path
flow passage
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Application number
JP11244288A
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English (en)
Inventor
Osamu Ozawa
理 小沢
Mamoru Taki
滝 守
Masao Kamahori
政男 釜堀
Yasuhisa Shibata
康久 柴田
Naoto Oki
直人 沖
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気化学計測用参照電極に係り、特に試料溶液
に挿入して使用するに好適な自由拡散式参照電極に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、試料溶液に挿入して使用する自由拡散式参照電極
については、アナリテイ力・キミ力・アクタ、169.
(1985年)第221頁から第229頁(Analy
tica Chia+ica Acta、169(19
85)pp221−229)において論じられている様
に。
筒状電極本体と、T字型流路を形成する様に溶接された
2本の毛細管とからなっていた。この様な構成により、
T字型流路の交点において試料溶液と参照電極液とが自
由拡散式の液路を形成する挿入型参照電極が実現された
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、液路部の流路の形成方式について配慮
が不充分であり、充分細くしかも滑らかな液路部流路を
再現性良く形成することが困難であるという問題があっ
た。
本発明の目的は、自由拡散式の液路を形成することがで
き、しかも最適な液路部流路形状を再現性良く形成でき
る参照電極を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、参照電極の液路部分の流路を、接合面に溝
を形成した部材、もしくは貫通孔を形成した部材を接合
して形成することにより達成される。
〔作用〕
接合面に溝または貫通孔を形成した部材を接合させて流
路を形成するため1毛細管に相当する微細な流路を精密
にしかも再現性良く形成することができる。特に、該部
材を接合する前に該溝または該貫通孔を研磨することに
より、液路の形状を高精度化することが容易である。ま
た、該流路を適正に配置できるため、試料溶液と液路と
の間の距離を短縮し、インピーダンスを下げてノイズを
低減することが容易である。以上になって、例え外形が
単純な形であっても、その内部に最適な流路形状を有す
る自由拡散式の流路を備えた信頼性の高い参照電極が可
能になる。
また、流路の設計自由度が増大するため、従来外部に設
けられていた逆止弁や送液機構の一部あるいは全部を参
照電極内部に組み込み、高機能化が可能になる。
〔実施例) 以下、本発明の第1の実施例を第1図により説明する。
第1図は本発明による参照電極の断面図である。この参
照電極は3個の部材1,2.3と銀塩化銀による内部電
極4及びその信号線5と蓋10、そして参照電極液9と
から構成され、試料流路6.参照電極液流路7.排液流
路8を有する。
次に、この参照電極の製作方法を説明する。部材1に参
照電極液用液溜め及び部材2,3のための穴及びネジが
形成され、また試料流路6.参照電極液流路7.排液流
路8の一部が形成される。
また、部材2には部材1との接合面に試料流路6゜参照
電極液流路7の一部が形成されている。部材2の流路の
形成方法としては、エツチング法により幅約0.1mm
の溝を形成した後、研磨により直径0.2amの流路と
する。その後1部材1,2の接合面をラッピング法また
は化学研磨法で研磨を行なう。その後、部材1.2を接
合し、ネジを切った部材3を部材1にねじ込み圧接する
ことにより、参照電極ボディが形成される。信号線5と
接続した内部電極4を挿入し、蓋10により固定した後
参照電極液9を充てんすると、第1図の如く参照電極が
形成される。なお、部材1,2相互の位置合わせは、部
材2の形状を四角等の角のある形にし、部材1にそれに
対応した穴を形成しておくことにより達成される。
第2図は、本発明による参照電極を組み込んだ電位測定
装置の概略図である。11は本発明による参照電極、1
2は指示電極、5,5′は信号線。
7・′、8′はそれぞれ7,8に接続される外部流路、
13.14は液送用ポンプ、9は参照電極液、15は排
液溜め、16は計測制御装置、17は試料溶液である。
次に、本実施例の動作を第1図ないし第2図を用いて説
明する。参照電極11及び指示電極12を試料溶液17
に浸した後、計測制御装置16によりポンプ13.14
を動作させ、参照電極液流路7の内部に参照電極液9を
導入する。ポンプ13を停止した後、さらにポンプ14
を一定量動作させ、試料流路6の内部に試料溶液17を
導入する。すると流路6,7の合流点において試料溶液
17と参照電極液9との間に新鮮かつ安定な液路が形成
される。参照電極液9は内部電極4と安定に接触してい
るため、参照電極として正確に機能する。
本実施例では部材1,3としてアクリル、部材2として
デュポン社の「カプトンJ (Kapton)を用いた
が、部材は他の合成樹脂のみならずガラス。
シリコン等でもよい。部材2としてカプトンより硬質の
材料を使用する場合は、部材2と3との間にシリコンゴ
ムシート等をはさみ、密着性を保つことができる。
本実施例によれば、ねじをゆるめることにより容易に部
材1,2.3を分離できるため1例え液路部等で目詰ま
りを生じたり、気泡が生じても、容易に修理が行なえる
という効果がある。
本発明を実施した他の実施例を第3図に示した。
第3図は本発明による参照電極の断面図である。
この参照電極の構成は、第1図に比べて部材2における
流路が1表面だけの溝から、表裏を貫く溝に変わっただ
けである。本実施例によれば、液路部の流路の直径を容
易に制御でき、製造が容易となるという効果がある。
本発明を実施した他の実施例を第4図により説明する。
第4図は本発明による参照電極の断面図である。この参
照電極は排液流路8が試料流路6と共用されている点だ
けが第1図と異なる。この参照電極を組みこんだ電位測
定装置は、第2図から外部流路8′、ポンプ14.排液
溜め15を除外した構成となる。この参照電極の動作は
、以下の通りである。まずポンプ13を動作させ、参照
電極内の流路6,7を参照電極液9で満たし、排液を流
路6から排出する。次に試料溶液17を交換し、参照電
極11及び指示電極12を試料溶液17に浸す。次にポ
ンプ13を逆方向に動作させ、試料溶液17を流路6内
に導入する。するとこの流路6(又は7)内において液
路が形成される。
以下、第1の実施例と同様である。本実施例によれば、
流路を一本と単純にすることができるため。
製造が容易になり、また使い勝手も良くなるという効果
がある。
本発明を実施した他の実施例を第5図により説明する。
第5図は本発明による参照電極の断面図である。この参
照電極は、測定槽と一体化されている点が第1図と異な
る。本実施例によれば、参照電極外壁に試料溶液を接触
させる必要がないため、測定に必要な試料溶液の量を減
らすことができるという効果がある。
表1は本発明に基づく参照電極と、従来のガラス毛細管
方式で製作した参照電極の諸性能を比較した実験結果で
ある。ガラス毛細管の内径は0.2m、液路と試料導入
口との間の距離は10IIIffiとし、本発明による
参照電極の液路部の流路内径は0.2膿、液路と試料導
入口との間の距離はLoimとした。
参照電極液としては3,5moQ/Q のKCQ溶液。
試料溶液としては10−’woQ/ Q  のN a 
CQ水溶液、及び31倍に希釈した管理血清を用いた。
表裏1 1かられかる様に、流路の内径等の条件が同じためか、
ノイズに関しては両方式ともほぼ同じ結果となった。し
かし、目詰り及び気泡が生じる頻度に関しては本発明に
よる参照電極の方が少なかった。これは、特に液路部分
の流路の形状がガラス毛細管の溶接方式では必ずしも最
適化できないのに対し、接合方式では予め研磨して角や
凹凸を除くことができるためと考えられる。さらに、破
損の頻度についても毛細管方式では繊細なガラス配管が
突出しているため一ヶ月に数回程度破損したが5本発明
による接合方式では外形が単純なため、2ケ月の使用期
間中に一度も破損しなかった。以上により、本方式の使
い勝手の面からの利点は明白である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、参照電極内部に自由拡散方式の液路を
形成でき、しかも流路内部の突起や窪みを予め研磨して
流路形状を整えることができるため、最適な液路部流路
形状を再現性よく形成できる参照電極を提供できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の参照電極の断面図、第2図
は第1図の実施例の参照電極を組み込んだ電位測定装置
の概略図、第3図は本発明の他の実施例の断面図、第4
図は本発明の第3の実施例の断面図、第5図は本発明の
第4の実施例の断面図である。 1.2.3・・・部材、4・・・内部電極、5・・・信
号線、6・・・試料流路、7,7′・・・参照電極液流
路、8゜8′・・・排液流路、9・・・参照電極液、1
0・・・蓋、11・・・参照電極、12・・・指示電極
、13.14・・・ポンプ、15・・・排液溜め、16
・・・計測制御装置、17・・・試料溶液。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内部電極と、参照電極液と、試料溶液と参照電極液
    と排液のための流路と、参照電極本体を構成する部材と
    からなる参照電極において、該部材は接合面をはさんで
    対向する複数の部材からなり、該部材の少なくとも一方
    の対向面上に液の流路用溝を形成し、これらの部材を接
    合して形成される流路のうち接合面上に形成された流路
    部分で試料溶液と参照電極液との液路を形成することを
    特徴とする参照電極。 2、特許請求の範囲第1項において、該部材の間にスペ
    ーサを設け、該スペーサに表裏貫通する溝を形成し、こ
    れらの部材及びスペーサを接合して形成される流路のう
    ちスペーサの溝状流路部分で試料溶液と参照電極液との
    液路を形成することを特徴とする参照電極。
JP11244288A 1988-05-11 1988-05-11 参照電極 Pending JPH01284749A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009075127A (ja) * 2008-11-11 2009-04-09 Yoshitaka Otomo 酸化還元電位測定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009075127A (ja) * 2008-11-11 2009-04-09 Yoshitaka Otomo 酸化還元電位測定装置
JP4650771B2 (ja) * 2008-11-11 2011-03-16 慶孝 大友 酸化還元電位測定装置

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