JPH01284491A - レーザ加工機における光学部品の異常検知装置 - Google Patents

レーザ加工機における光学部品の異常検知装置

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JPH01284491A
JPH01284491A JP63111174A JP11117488A JPH01284491A JP H01284491 A JPH01284491 A JP H01284491A JP 63111174 A JP63111174 A JP 63111174A JP 11117488 A JP11117488 A JP 11117488A JP H01284491 A JPH01284491 A JP H01284491A
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JP
Japan
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abnormality
signals
lens
reception
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP63111174A
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English (en)
Inventor
Takeaki Miyata
宮田 健章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
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Publication date
Application filed by Nippei Toyama Corp filed Critical Nippei Toyama Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 未発朋は、レーザ加工機におけるミラーやレンズなどの
光学部品の破損等の異常を検知する装置に関する。
(従来技術およびその問題点) 光学系を構成するミラーやレンズなどの光学部品は、特
に光路内のごみやレーザビームの過剰な熱或はスパッタ
の付着等による熱応力が影響して傷やクラック等破損が
生じ易く、これらは光の正常な誘導を妨げ加工不良の直
接的な原因となっていた。
しかし、従来のレーザ加工機には、これら各々の光学部
品に対し破損等の異常を検知するための装置は設けられ
ていなかった。
このため、レーザ加工中に加工不良が生じたときなど、
例えば光学部品にその原因があると推察された場合に、
果たしてどのミラー或はレンズに異常が発生したのかす
ぐに発見することができなかった。
また、最近では、光路中に数多くのミラーやレンズを用
いて、レーザ光を分岐させ、複数ヘッドによる複数同時
加工を行えるような複雑な光学系が採用されており、こ
のようなものにおいて、例えばどれかの光学部品に破損
等の異常が発生した場合、どのミラー或はレンズに異常
が発生しているのか一つ一つチエツクするだけでがなり
の時間を費やすことになり、それによりレーザ加工機の
稼働率を低下させるものであった。
そこで、本発明は、ミラーやレンズなどの光学部品それ
ぞれに対し異常検知手段を設けることにより、どの部品
に異常が生じたのが即座に検知でき、個々の部品の異常
チエツクのための時間を要せず、レーザ加工機の稼働率
を向上させることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、それぞれの光学部品に対し発信側と受信側の
圧電素子をそれぞれ設け、発振される基準信号に対する
受信信号を例えば定期的または常時に確認することで、
波形異常等によって各部品の異常を即座に検知でき、加
工不良を未然に防止できるとともに稼myを向上させよ
うとするものである。
すなわち本発明は、光学系を構成するミラーやレンズな
どの各光学部品それぞれに対し、基準信号としての微振
動を発振する発信側圧電素子と上記基準信号に対し各光
学部品内部を通って伝送されてくる信号を受信する受信
側圧電素子とをそれぞれ設けるとともに、この受信側圧
電素子による受信信号と各光学部品が正常な時の受信信
号とを比較し異常があったときにその光学部品の異常を
検知する異常検知手段を設けたものである。
(実施例) 以下、本発明の具体的一実施例を、第1図ないし第3図
について説明する。
第1図は、レーザ発振器1から加工ヘッド2の先端へ向
かってレーザ光を導くための光学系を示す、この光学系
は複数個のミラー3.4.5および゛レンズ6などの光
学部品により構成されている。
第3図のように、これらの各光学部品の外周部或は裏側
外縁部に、基準信号Aを発振する発信側圧電素子7とこ
れに対する受信側圧電素子8とをそれぞれ貼着などの方
法により取着し、第2図のように、これら各光学部品の
それぞれの受信端ア、イ、つ、工にそれぞれの受信信号
りを読み取る信号受信器9を設ける。
また、この各信号受信器9それぞれに対応して、各信号
受信器9からの受信信号りとそれぞれの正常時の比較信
号Hとを比較する比較器1oを設け、さらに、この各比
較器9それぞれ対応して、異常を知らせる警報ランプ1
1を設け、これらにより異常検知手段を構成する。
そして、レーザ加工時、光学部品としての各ミラー3.
4.5およびレンズ6に対する受信信号りが、上記比較
器10で予め設定された比較信号Hと比較して異常があ
ったときに、その光学部品の異常を検知し、異常の生じ
た光学部品に対応する警報ランプ11の点灯と同時にア
ラーム12等によって、作業者に光学部品の異常を通報
するようになっている。
(実施例の作用) レーザ発振器1より発振されたレーザ光は、各ミラー8
.4.5に導かれ、加工ヘッド2内のレンズ6により集
光されてヘッド2先端がらワークW上に高密度パワーで
照射され、熱エネルギーによって切断または溶接等のレ
ーザ加工が行なわれる。
予め、各ミラー3.4.5およびレンズ6に異常の全く
ない状態の時に、各発信側圧電素子7より各ミラー3.
4.5およびレンズ6に対し基準信号At−発振して微
振動を伝送し、そのときの各受信側圧電素子8が受信し
た受信信号りをそれぞれの信号受信器9より読み取り、
これらを比較信号Hとして比較器10に設定しておく。
そして、例えばレーザ加工中に、レーザパワーの減少や
切れ味が悪かったりなど加工不良の現象が生じたときな
どに、各光学部品の異常検知を行う。
すなわち、各ミラー3.4.5およびレンズ6に対し、
上記基準信号Aを発振し、そのときの受信信号りを読み
取り、比較器10においてこれを比較信号Hと比較する
各ミラー3.4.5およびレンズ6にそれぞれ破損や異
物の付着がなければ、受信信号りは比較信号Hと比べそ
の波形等に変化がなく異常は検知されない。
しかし、いずれかの部品にクラック等の異常が生じた場
合、その部品の受信信号りは比較信号Hと比べ波形や振
幅に異常な変化が生じたり、或は受信されなかったりな
どの異常が現れる。これにより、光学部品の異常が検知
され、異常が検知されたミラー3.4.5或はレンズ6
に対応する警報ランプ11が点灯″し、同時にアラーム
12で作業者に通報される。
したがって、作業者は上記警報ランプ11によってどの
ミラー3.4.5またはレンズ6に異常が生じたのかす
ぐに知ることができ、その部品を異常のない完全なもの
に取替えることですぐに加工の続行が可能となる。
なお、上述のような光学部品の異常検知を加工不良時に
際し行うだけでなく、定期的或は常時に行うことにより
、ミラーやレンズなど光学部品の異常に起因する加工不
良を未然に防止することができ、加工効率を大幅に向上
できるものである。
さらに、各光学部品それぞれに設ける発信側圧電素子7
および受信側圧電素子8はそれぞれ1個ずつでも複数個
ずつでもよいが、光学部品の外周部に等角度ごとに複数
個の圧電素子を配設すれば、どの方向のクラックに対し
てももれなく検出することが可能となる。
また、例えば第4図に示すように、複数個の発信側圧電
素子7より順次基準信号Aをタイミングをずらして送り
、これらに対して複数個設けられた受信側圧電゛素子8
からそれらの受信信号h1、h2、h3、h4を順次読
み取る。光学部品上の一部に破損が生じた場合は、それ
ぞれの受信信号h1、h2、h3、h4の振幅やタイミ
ングに偏りが生じ、光学部品の異常をより高感度に検知
することが゛できる。
また、第5図に示すように、各光学部品について発信側
圧電素子771!:1個ずつ設け、この1個の基準信号
Aに対し、複数個の受信側圧電素子8で受信し、各位置
における複数種の受信信号り7、h2、h3、h4を読
み取り、これらの複数種の受信信号hl、h2、h3、
h4から異常検知を行う方法でもよく、このようにする
ことで、より異常検出精度が高められる。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、ミラーやレンズなどの
光学部品に対しそれぞれに基準信号を発信して微振動を
伝送し、そのときの光学部品を伝わる振動波形を受信信
号とし、正常時の比較信号と比較することにより波形異
常等からそれぞれの部品の異常が検知されるので、どの
部品に破損等の異常が発生しているか即座に知ることが
できる。
よって、いちいち光学部品を取り外して点検する必要も
なく、その点検にかかる時間も省け、破損検知された部
品を取替えるのみですぐに加工を続行できるため、加工
不良を未然に防止できるとともに、レーザ加工機の¥1
i11!l率を向上させることができる。
特に、光路中に複数のハーフミラ−等を用いてレーザ光
を分岐させ、複数のヘッドヘレーザ光を導き複数同時加
工を行なわせるような複雑な光学系を用いたものでは、
多数の光学部品が設けられているため、これらの破損検
知に多いに効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるレーザ加工機の光学系の一実施
例を示す図、第2図は同上信号受信端の回路図、第3図
はミラーまたはレンズへの圧電素子の一装着例を示す図
、第4図および第5図はそれぞれ同上他の装着例を示す
図である。 3.4.5.6・・・光学部品としてのミラーおよびレ
ンズ、7・・・発信側圧電素子、8・・・受信側圧電素
子、10・・・異常検知手段を構成する比較器、11・
・・異常検知手段を構成する警報ランプ、A・・・基準
信号、h・・・受信信号、H・・・比較信号。 特許出願人  株式会社 日平トヤマ 第3図 第5図 ha h3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光学系を構成するミラーやレンズなどの各光学部
    品それぞれに対し、基準信号を発振する発信側圧電素子
    と上記基準信号に対し各光学部品内部を通つて伝送され
    てくる信号を受信する受信側圧電素子とをそれぞれ設け
    るとともに、この受信側圧電素子による受信信号と各光
    学部品が正常な時の受信信号とを比較し異常があったと
    きにその光学部品の異常を検知する異常検知手段を設け
    たことを特徴とするレーザ加工機における光学部品の異
    常検知装置。
JP63111174A 1988-05-07 1988-05-07 レーザ加工機における光学部品の異常検知装置 Pending JPH01284491A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009519132A (ja) * 2005-12-15 2009-05-14 トルンプフ ヴェルクツォイクマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 光学要素の状態識別又は状態変化識別方法及びレーザ装置
CN109520711A (zh) * 2017-09-19 2019-03-26 宝山钢铁股份有限公司 一种检测激光刻痕设备中异常镜片的方法

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