JPH0128388Y2 - - Google Patents

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JPH0128388Y2
JPH0128388Y2 JP3139285U JP3139285U JPH0128388Y2 JP H0128388 Y2 JPH0128388 Y2 JP H0128388Y2 JP 3139285 U JP3139285 U JP 3139285U JP 3139285 U JP3139285 U JP 3139285U JP H0128388 Y2 JPH0128388 Y2 JP H0128388Y2
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JP
Japan
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valve
valve body
check valve
flow
hole
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JP3139285U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、逆止弁の機能を併有するバタフラ
イ弁に関する。
〔従来の技術〕
従来、逆止弁は管路を流れる流体が逆流するの
を防止するために使用されており、正方向の流体
の流れに対しては閉弁してその流過を許容する
が、管路に逆方向の流れが発生した場合には、自
動的に閉弁して管路を遮断し、逆流を防止する。
このような逆止弁にあつては、弁体は逆流発生
時に自動的に閉弁する構造であるため、何らかの
理由で一時的な逆方向の流体の流過が必要とされ
る場合、第3図に示すように、逆止弁本体1に弁
体2をバイパスして連通するバイパス通路3を形
成し、該バイパス通路3をバイパス弁4で開閉し
て逆流を流過させている。
一方、バタフライ弁は、流体の制御やストツプ
弁として広く利用されており、第4図に示すよう
に本体5の内周面に定着されたシートリング6に
円板状の弁体7を回動させて外周縁を接離させて
弁の開閉を行う構造であり、弁体7の回動は駆動
装置を用いて外部から行つている。したがつて、
バタフライ弁にあつては、発生した逆流を自動的
に遮断する逆止弁と異なつて、弁を作動させるに
は外力が必要とされる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の逆止弁にもうけられたバイパス弁4は、
弁の下流側に発生した圧力を上流側に逃がすのが
主たる目的であるため、バイパス通路3は狭く、
大きな流量を流すことは出来なかつた。一方バタ
フライ弁は大きな流量を流すことは出来るが、逆
流を自動的に遮断することは出来なかつた。
この考案は逆止弁の長所である逆流の自動的な
遮断機能を保ちつつ、一時的な逆方向への流体の
流過を大きな流量で許容し得るようにせんとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するためにこの考案が採つた
手段は円筒形状の本体10の内周面にシートリン
グ11を定着し、該シートリングに接離する円板
状の弁体12を本体10内に回動自在に軸支し、
弁体12に孔14を貫設し、該孔14を開閉し得
る逆止弁板15を弁体12の背面に回動自在に軸
支し、該逆止弁板15を常時は閉弁方向に付勢し
たことを特徴とする。
〔作用〕
弁板の回動によりバタフライ弁として機能し流
体の流過を許容すると共に、逆止弁板の開閉によ
り正方向の流体の流過を許容逆方向の流体の阻止
を行う。
〔実施例〕
以下に第1,2図を参照してこの考案の好まし
い実施例を説明する。図において10は円筒形に
形成されたバタフライ弁の本体であつて、内周面
に弾性材若しくは金属からなるシートリング11
が定着される。12は本体10内に弁棒13で回
動自在に軸支されたバタフライ弁の弁体であつ
て、円板状をなし、外周縁が前記シートリング1
1の内周面に接離することによつて従来周知のよ
うに弁の開閉が行なわれる。弁軸13は本体10
の外部に延び出し、駆動装置(図示せず)に連結
され、外部からの力を受けて弁体12が回動され
る。
弁体12には流体の流過方向に貫通する孔14
が穿設される。該孔14は弁棒13を対称中心と
して弁体12の両側に形成されており、図示の実
施例にあつては両側にそれぞれ2個ずつ形成され
ているが、各1個ずつ形成しても良い。
15は、弁体12の背面中央の軸16に蝶番式
に回動自在に軸支された逆止弁板であつて、半円
板状をなす2枚のプレートからなり、弁板15に
は弁体12の孔14の周縁に密接してシールする
密封部材17が定着される。逆止弁板15は常時
バネ18で弁体12に向つて閉弁方向に付勢さ
れ、密封部材17が孔14の外周縁に密着して孔
14を封塞している。
管路内の正方向の流れ(矢印A)により、逆止
弁板15はバネ18の弾発力が抗して回動されて
孔14が開放され、正方向の流体の流過が許容さ
れる。逆方向の流れ(矢印B)が発生したときに
は、逆止弁板15がバネ18の弾発力と逆方向の
流体の圧力とを受けて弁体12に向つて復帰回動
し孔14が閉止され逆流の流過が阻止される。
このように逆止弁板15が閉止している状態で
一時点に逆流を流す必要がある場合、弁棒13を
駆動回転する。弁棒13の回転により弁板12が
回動されて、周知のバタフライ弁と同様に開弁態
勢となり、逆流の流過が許容される。
〔考案の効果〕
この考案の逆止弁を兼ねるバタフライ弁によれ
ば、円筒形状の本体10の内周面にシートリング
11を定着し、該シートリングに接離する円板状
の弁体12を本体10内に回動自在に軸支し、弁
体12に孔14を貫設し、該孔14を開閉し得る
逆止弁板15を弁体12の背面に回動自在に軸支
し、該逆止弁板15を常時は閉弁方向に付勢して
あるので、正方向の流体の流過並び逆方向の流体
の阻止を逆止弁板15の開閉により支障なく行う
ことが出来ると共に、一時的に逆流を流す必要が
ある場合には弁板12を回動させて開弁すれば良
く、一つの弁で逆止弁とバタフライ弁の両方の機
能を併有することが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るバタフライ弁の断面図
第2図は同正面図、第3図は従来の逆止弁の断面
図、第4図は従来のバタフライ弁の断面図であ
る。 10……本体、11……シートリング、13…
…弁体、13……弁棒、14……孔、15……逆
止弁板、16……軸、17……密封部材、18…
…バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒形状の本体10の内周面にシートリング1
    1を定着し、該シートリングに接離する円板状の
    弁体12を本体10内に回動自在に軸支し、弁体
    12に孔14を貫設し、該孔14を開閉し得る逆
    止弁板15を弁体12の背面に回動自在に軸支
    し、該逆止弁板15を常時は閉弁方向に付勢した
    ことを特徴とする逆止弁を兼ねるバタフライ弁。
JP3139285U 1985-03-05 1985-03-05 Expired JPH0128388Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3139285U JPH0128388Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

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JP3139285U JPH0128388Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

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Publication Number Publication Date
JPS61148968U JPS61148968U (ja) 1986-09-13
JPH0128388Y2 true JPH0128388Y2 (ja) 1989-08-29

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ID=30531961

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JP3139285U Expired JPH0128388Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5333271B2 (ja) * 2010-02-02 2013-11-06 株式会社デンソー 吸気用バルブ装置

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JPS61148968U (ja) 1986-09-13

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