JPH01281375A - 吸収ヒートポンプ - Google Patents

吸収ヒートポンプ

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JPH01281375A
JPH01281375A JP11195788A JP11195788A JPH01281375A JP H01281375 A JPH01281375 A JP H01281375A JP 11195788 A JP11195788 A JP 11195788A JP 11195788 A JP11195788 A JP 11195788A JP H01281375 A JPH01281375 A JP H01281375A
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JP
Japan
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refrigerant
evaporator
generator
heat pump
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP11195788A
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English (en)
Inventor
Takao Tanaka
貴雄 田中
Yonezo Ikumi
米造 井汲
Tadahito Kobayashi
唯人 小林
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は吸収ヒートポンプに係り、特に第2種吸収ヒー
トポンプに関するものである。
(ロ)従来の技術 第2種吸収ヒートポンプの従来技術として特開昭58−
31262号公報にみられるように、蒸発器の底部と発
生器とを冷媒管で接続し、この冷媒管に吸収ヒートポン
プの運転停止時に開かれるt磁弁奢取付(J、吸収に一
トボンプの運転停止時に発生器内の吸収液を稀釈するも
のがある。
また、吸収ヒートポンプでは、発生器からのミスト状の
吸収液が凝縮器へ混入し、蒸発器へ送られることがある
。このため、吸収ヒートポンプの運転中に蒸発器内の吸
収液の混入した冷媒液の大部分を吸収液の循環径路へ送
り、蒸発器内の吸収液を排除しているものもある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、特開昭58−31262号公報にみられる吸収
に−トポンブにおいては蒸発器の冷媒液を全て発生器へ
送るため吸収液の濃度が薄くなり過ぎると共に、蒸発器
内に冷媒液がなくなるので、起動時の吸収ヒートポンプ
の立上がりが悪くなっていた。特にバッチ運転をするプ
ラントに前述した吸収ヒートポンプを組み込んで熱回収
をする場合、立上がりの悪さによって回収a量が少なく
なるという問題も生じていた。
また、吸収ヒートポンプの運転中に冷媒液の大部分を吸
収液の循環径路へ送る場合、吸収ヒートポンプの運転状
態が急激に変化し、取り出し用の温水温度も急激に変化
するという問題も生じていた。
本発明は、前述した従来技術の課題にかんがみてなされ
たものであり、立上がりのよい吸収ヒートポンプ、ある
いは蒸発器内の吸収液の排除を安定した運転で行なえる
吸収ヒートポンプを提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は前述した従来技術の課題を解決するために、蒸
発器に未気化冷媒液を溜める冷媒液溜を持った第2種吸
収ヒートポンプにおいて、この冷媒液溜と発生器とを接
続する径路を構成し、この径路を、蒸発器の最低位置よ
り高位置であり、かつ、前記冷媒液溜の液面より低位置
で蒸発器に接続されでいる管と、この管と接続されてい
る制御弁と、この制御弁と前記発生器とに接続されてい
る管とで構成したものである。
また、前記冷媒液溜と発生器とを、吸収ヒートポンプの
停止時あるいは運転停止に先立って前記冷媒液溜の冷媒
液の一部を発生器に流す機構を有する冷媒管で接続して
もよい。
あるいは、前記冷媒液溜と発生器とを、吸収り一トポン
ブの運転時に前記冷媒液溜の冷媒液を少量発生器に流す
機構を有する冷媒管で接続してもよい。
〈本)作用 請求項第1および第2に記載されている吸収ヒートポン
プにおいては、この吸収ヒートポンプの停止時あるいは
運転停止に先立って蒸発器内の冷媒液の一部を発生器へ
送る。
請求項第1および第3項に記載されている吸収ヒートポ
ンプにおいては、この吸収ヒートポンプの運転時に蒸発
器内の冷媒液を少量発生器へ送る。
(へ〉実施例 図面は本発明における吸収ヒートポンプの一実施例を示
した概略構成説明図であり、(1)は化学プロセス用設
備(図示せず)と組合せた第2種吸収ヒートポンプで、
(2) 、 (3) 、 (4) 、 (5) 、 (
6)はそれぞれ吸収ヒートポンプ(1)の発生器、凝縮
器、蒸発器、吸収器、溶液熱交換器であり、(7)は吸
収液用のポンプ、(8) 、 (9)は冷媒液用のポン
プである。そして、これらは濃吸収液の送られる管(1
0) 、 (11) 、 (12)、稀吸収液の流下す
る管(13) 、 (14)、冷媒蒸気の流れるダクト
(15) 、 (16)、冷媒液の送られる管(17)
 、 (18)、冷媒液の還流する管(19) 、 (
20)により接続されて冷媒〔水〕および吸収液〔臭化
リチウム水溶液〕の循環路を形成している。なお、(2
1)は溶液熱交換器(6)に内蔵した熱交換用コイルで
ある。
(22)は発生器(2)の加熱器、(23)は凝縮器り
3)の冷却器、(24)は蒸発器(4)の給熱器、(2
5)は吸収器(5)の被加熱器であり、(26)は被加
熱流体用のフラッシュタンクである。 (27) 、 
(2g)は加熱器(22)と化学プロセス用設備とを接
続した処理用流体の流れる管、(29) 、 (30)
は冷却器(23)と接続した冷却水や冷却用空気などの
冷却流体の流れる管、<31) 、 (32)は給熱器
(24)と化学プロセス用設備とを接続した処理用流体
の流れる管、(33)は被加熱器(25)入口側とフラ
ッシュタンク(26)底部とを接続した温水その他の液
状の被加熱流体の流れる管、(34)は被加熱器(25
)出口側とフラッシュタンク(26)中間部とを接続し
た液状の被加熱流体の流れる管、(35)はフラッシュ
タンク(26)頂部に接続した気状の被加熱流体の流出
する管、(36)はフラッシュタンク(26)に接続し
た被加熱流体の補給用の管である。また、(37)は管
(33)に備えた被加熱流体用のポンプ、(38)は蒸
発器(4)下部に形成されている冷媒液溜、(39)は
この冷媒液溜(38〉の液面より低位置であり、かつ、
蒸発器(4)の底より高位置である蒸発器(4)の壁に
接続されている冷媒管、(40)はこの冷媒管(39)
に接続されている制御弁、(41)はこの制御弁(40
)と発生器(5)とを接続する冷媒管である。前記制御
弁(40)は吸収ヒートポンプ(1)の運転中にわずか
に開かれている。また、制御弁(40)は吸収ヒートポ
ンプ(1)の停止時あるいは運転停止に先立って全開に
されるものである。
このように構成きれた吸収ヒートポンプ(以下、本機と
いう)においては、化学プロセス用設備(図示せず)側
から本機の加熱器(22)および給熱器(24)へ熱源
流体である処理用流体を供給すると共に冷却器(23)
に冷却流体を供給しつつ被加熱器(25)に被加熱流体
を循環させることによって、発生器(2)および凝縮器
(3)が蒸発器(4)および吸収器゛〈5)よりも低温
低圧で動作し、吸収器(5)の被加熱器(25〉に散布
される吸収液が蒸発器(4)からの冷媒蒸気を吸収する
際に発生する熱で被加熱流体を処理用流体の温度以上に
昇温するのである。
次に、本機の運転時について説明する。本機の運転時に
は、制御弁(40)がわずかに開かれているので、蒸発
器(4)内の冷媒液が数パーセントだけ発生器(10)
へ送られる。この冷媒液が発生器(3)へ送られること
により、本機は蒸発器(E)内の吸収液を排除できると
共に、安定した〔急激な変化のない〕運転を行なうこと
ができる。
また、本機の運転停止時、あるいは運転停止に先立って
制御弁(40)が全開となるので、冷媒液溜(38)内
の冷媒液が発生器(2)へ送られ、発生器(2)内の吸
収液を確実に稀釈する。このとき、冷媒管(39)の蒸
発器(4)と接続した位置により、蒸発器(4)の冷媒
液溜(38)内に冷媒液が一部残る。本機の運転停止後
の次の運転開始時には、冷媒液fri(38)内に残っ
た冷媒液が給熱器(24)上に散布されるので冷媒蒸気
が発生し、この冷媒蒸気を吸収器り5)内の被加熱器(
25)上に散布される吸収液が吸収する。この吸収液が
冷媒を吸収する働き、つまり吸収器の働きが運転開始直
後に可能となるので、本機において立上がりはよくなる
。また、発生器(2)内の吸収液も、蒸発器(4)内の
冷媒液全てで稀釈されていた従来のものに比べて、濃度
が濃いので、本機の立上がりは非常によくなる。
本発明の吸収ニートポンプにおいて、運転停止時あるい
は運転停止に先立って冷媒液溜(38)内の冷媒液の一
部を発生器(2)へ送る構成として、第2図に示すよう
に構成してもよい。本機は通常室外設置なので、外気温
の影響を受は易い、このため、外気温が高い場合には制
御弁(42)を開き、外気温が低い場合には制御弁(4
3)を開き、発生器(2)へ送る冷媒液の量を増減させ
てもよい。
また、本発明の吸収ヒートポンプにおいて、運転時に冷
奴液溜(38)内の冷媒の数パーセントを発生器(2)
に送る構成として第3図に示す構成としてもよい。尚、
(44)はオリフィス等の冷媒液の流下を制限する機構
である。
(ト)発明の効果 請求項第1および第2に記載されている吸収ヒートポン
プにおいては、この吸収ヒートポンプの停止時あるいは
運転停止に先立って蒸発器内の冷媒液の一部を発生器へ
送る。これによって、吸収ヒートポンプの再運転開始時
に、従来はど稀釈されていない吸収液が蒸発器内で蒸発
した冷媒蒸気を吸収して、すぐに吸収器が働き始める。
このため、本発明においては、立上がりの非常によい吸
収ヒートポンプを提供することができる。
請求項第1および第3に記載されている吸収ヒートポン
プにおいては、この吸収ヒートポンプの運転時に蒸発器
内の冷媒液を少量発生器へ送る。これによって蒸発器内
の吸収液は蒸発器内から徐々に排除される。このため、
−度に大部分の冷媒液を発生器に送っていた従来の吸収
ヒートポンプと比べて、本発明の吸収ヒートポンプにお
いては急激な取り出し用温水温度の変化のない安定した
運転を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による吸収ヒートポンプの概略構成説明
図、第2図は本発明による吸収ヒートポンプの他の実施
例の要部拡大説明図、第3図は本発明による吸収ヒート
ポンプの他の実施例の要部拡大説明図である。 (2)・・・発生器、 (4)・・・蒸発器、 (5)
・・・吸収器、 (38)・・・冷媒液溜、 (39)
・・・冷媒管、 (40)・・・制御弁、 (41)・
・・冷媒管、 (42)・・・制御弁、(43)・・・
制御弁、 (44〉・・・冷媒液の流下を制限する機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)凝縮器に冷却水を循環させつつ蒸発器と発生器と
    に熱源流体を供給し、吸収器から熱源流体温度以上の温
    度の温水を取り出すよう、発生器、凝縮器、下部に液相
    部を持った蒸発器、吸収器などを冷媒管および吸収液管
    で気密に配管接続した吸収ヒートポンプにおいて、前記
    蒸発器には未気化冷媒液を溜める冷媒液溜があり、この
    冷媒液溜と前記発生器とを接続する径路を構成し、この
    径路を、前記蒸発器の最低位置より高位置であり、かつ
    、前記冷媒液溜の液面より低位置で蒸発器に接続されて
    いる管と、この管と接続されている制御弁と、この制御
    弁と前記発生器とに接続されている管とで構成したこと
    を特徴とする吸収ヒートポンプ。
  2. (2)凝縮器に冷却水を循環させつつ蒸発器と発生器と
    に熱源流体を供給し、吸収器から熱源流体温度以上の温
    度の温水を取り出すよう、発生器、凝縮器、蒸発器、吸
    収器などを冷媒管および吸収液管で気密に配管接続した
    吸収ヒートポンプにおいて、前記蒸発器には未気化冷媒
    液を溜める冷媒液溜があり、この冷媒液溜と発生器とを
    、吸収ヒートポンプの停止時あるいは運転停止に先立っ
    て前記冷媒液溜の冷媒液の一部を発生器に流す機構を有
    する冷媒管で接続したことを特徴とする吸収ヒートポン
    プ。
  3. (3)凝縮器に冷却水を循環させつつ蒸発器と発生器と
    に熱源流体を供給し、吸収器から熱源流体温度以上の温
    度の温水を取り出すよう、発生器、凝縮器、蒸発器、吸
    取器などを冷媒管および吸収液管で気密に配管接続した
    吸収ヒートポンプにおいて、前記蒸発器には未気化冷媒
    液を溜める冷媒液溜があり、この冷媒液溜と発生器とを
    、吸収ヒートポンプの運転時に前記冷媒液溜の冷媒液を
    少量発生器に流す機構を有する冷媒管で接続したことを
    特徴とする吸収ヒートポンプ。
JP11195788A 1988-05-09 1988-05-09 吸収ヒートポンプ Pending JPH01281375A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107228502A (zh) * 2016-03-23 2017-10-03 荏原冷热系统株式会社 吸收式热泵
CN107270585A (zh) * 2016-04-06 2017-10-20 荏原冷热系统株式会社 吸收式热泵

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107228502A (zh) * 2016-03-23 2017-10-03 荏原冷热系统株式会社 吸收式热泵
CN107228502B (zh) * 2016-03-23 2020-10-23 荏原冷热系统株式会社 吸收式热泵
CN107270585A (zh) * 2016-04-06 2017-10-20 荏原冷热系统株式会社 吸收式热泵

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