JPH01281225A - シート供給機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はシート供給装置に関し、より詳細にはソフトコ
ートしたシート又は圧感性のシートにマーキング即ち跡
を付けることのない比較的低いシート接触力でもってシ
ートをスタック部所から１枚づつ供給するシート供給装
置に関する。

従来の技術 ソフトコートしたシートが余分な部分的圧力により損傷
を受けるようなレシーバ−シートの例が米国特許節４．
３８９．２０９号に開示されている。

発明が解決しようとする課題 ある状態下の湿度では、そのようなコートされたシート
は曲がったり、反ったり又は波釘状態となる。しかして
平坦さを欠くシートをシートスタックの頂部から適切に
供給することは大変困難なことである。これまでのシー
ト供給装置では平坦でないシートとの接触不良のため、
装置がスリップし適切な供給ができなかった。本発明は
かかる課題を解決しようとするものである。

課題を解決するための手段 本発明はシートスタックからシートを１枚づつ適切に供
給するシート供給装置を提供するものであり、この装置
ではシートが供給方向を横切る方向に対し反り又は曲が
っていて、余分な圧力をかけた場合に容易に跡がつき損
傷するようなシートを扱っている。

この供給装置は、共通のパッド支持本体へ支持された複
数の圧力パッドを有している。各パッドはシートの進行
方向即ち加工方向に対し剛性をなしかつシート供給方向
を横切る方向において共通平面状態から支持本体上で枢
動即ち揺動運動するように取付けられている。このパッ
ド支持本体は、パッドの摩擦面がシートスタックの最上
部シートに係合するように可動となっている。パッド支
持本体上へのパッドの可動取付けは本体に関する各パッ
ドの制御された横方向の傾斜即ち揺動運動を可能とし、
最上部シートの面に適合するが、供給方向においては剛
性を提供している。

各パッドの可撓性コネクタウェブは、支持本体の下面へ
取付けられた上縁と、パッドへ取付けられた下縁と、を
有している。このウェブは供給方向を横切る方向におい
てパッドの傾斜を可能としかつ供給方向即ち加工方向に
おけるパッドの曲げを防止している。

本発明は、支持本体を含む、シートスタック即ちトレー
の頂部から単一のシートを供給する供給機構として記述
する。本体はシートの供給方向に平行に移動可能に取付
けてあり下面に複数の圧力パッドを支持している。これ
らの圧力パッドは頂部シートへ係合する摩擦面を有しそ
のシートをスタックから進行方向へと移動する。本発明
は、各パッドが供給方向を横切る方向に傾斜できかつ供
給方向には剛性を有して摩擦面がシートの横方向に反っ
た面へ適合できるような部片によりパッド支持体へ接合
されることを特徴とする。

本発明は更にコネクタウェブの形状にてパッド支持体へ
パッドを接合する可撓性コネクタの使用を特徴とする。

このコネクタウェブは、パッドへ接合された下縁と、パ
ッド支持体へ接合された下縁と、パッド支持体へ接合さ
れた上縁と、を有し、かつ進行方向に平行な前後方向に
位置付けられている。このコネクタウェブは進行方向を
横切る方向に可撓性を有しまた進行方向には剛性を有し
、これによってパッドがシートの供給方向を横切る方向
における頂部シートの反りに適合できるようにしている
。

作　　用 シー！・スタック１０からシートｌｏａを供給するシー
ト供給機構がパッド支持体２０を含んでいる。

複数のシート係合圧力パッド５０がコネクタウェブ５５
によって本体の下面へ載置されている。このコネクタウ
ェブ５５は進行方向に前後方向軸線を有し、パッド５０
が横方向に移動可能に曲がり、パッドの下方ｉｉＩ擦而
５面がシートスタックから供給されるシートの非平坦面
即ち曲面に適合するようになっている。

実施例 第１図はシートのスタック１０と組合されている二方向
供給機構を示す。ここで最上部シート１０ａがシートス
タック１０から分離されかつ搬送される。

シートスタック１０は図示していないエレベータトレー
上に載置されており、最上部シート１０ａはコーナ片１
２によって一時的に前方フィーダ内に保持される。コー
ナ片を使用した公知の構造のシート保持搬送装置が米国
特許節３，７１３．６４５号に示されている。この公知
装置では供給幅が最上部シート即ち頂部シートをスタッ
ク内の上方第２シートから分離するためコーナ片に対し
該頂部シートを前方へ曲げる。本発明は多数のシートが
、コーナ片をもたないシードフィーダ内にてスタックか
ら前方に屋根板状に配列される、シートを屋根板状に配
列したフィーダのような別の種類のシートフィーダ即ち
シート供給機構を使用することができる。

横臥しているシートのマーキングは供給機構とスタック
との間の実質的接触面を提供することによって防止され
ている。この供給機構は最上部シート１０ａに平行な方
向に直線的に移動し静かに該シー）１０ａを供給方向に
強制してスタックから引はなす。この−次シート供給機
構は二方向装置へ載置された摩擦パッド支持本体２０を
有している。

この二方向装置は一対の側方に方向づけられている軸２
４．２５を有している。これらの軸は互いに平行をなし
矢印３２．３３で示すように、頂部シー）１０へ供給方
向に平行をなす方向に直動するよう載置されている。

軸２４．２５は第２図に示すように支持本体２０の孔内
を伸長し、スタック１０上面にパッド支持本体２０を支
持する手段を提供している。第２図に示すように前方の
軸２４は本体２０の狭いほぼ垂直方向に長い溝３５を貫
通し、波溝の平行な両垂直側壁と比較的密に嵌合してい
る。軸２４は溝３５内において自由に垂直移動可能とな
っており、パッド支持本体２０のドライバとして作用し
ている。一方後方の軸２５は本体２０内の開口３６を貫
通し、該本体２０は軸２５に関し幾分自由に運動できる
ようになっている。

こうして本体２０のｆｆ１ｆｆｉはシート供給作業の間
中、スタック１０上へ自由に載荷されている。しかしス
タック１０が降下すると、本体２０は各軸２４．２５に
よって支持される。

軸２４．２５の端部は端部板３８へ形成された溝３７内
に入り、平歯車２８．２８が波溝３７に沿った板４０に
設けた固定ラックの歯に係合している。両輪が溝３７に
支承されながら該歯車２８は波板４０のラックに沿って
回転する。

側壁４３には同様に上方ラック４２が載置され平歯車３
０と係合している。下方の両側縁ラック４４が歯車３０
と係合し、かつ溝４５を設け、ガイドピン４６が該構内
にて矢印３２．３３方向への限定された往復運動をして
いる。この下方ラック４４はまた側壁４３へ載置された
減速モータ４９の駆動平歯車４８へ係合している。モー
タ４９は下方ラック４４の往復運動及び該ラックを介し
て軸２４．２５及び本体２０の対応する運動を発生させ
ている。

本発明は最上部シートが曲がったり又は本体２０に対し
平坦関係にないシートスタックからシートを搬出する。

本体２０は下面に複数の摩擦圧力パッド５０を備えてい
る。各パッド５０はその下面にシート係合エラストマー
摩擦面層５２を有しており、該摩擦面＠５２は最上部シ
ートｌｏａに係合している。

パッド５０はコネクタウェブ５５によって本体２０（第
２図）の底面５３へ載置されている。このコネクタウェ
ブ５゛５はパッド５０のための可撓性コネクタを形成し
ており、このパッド５０は供給方向に対し横断する方向
には曲がるが加工方向においては非常に硬直となってい
る。各ウェブ５５は本体２０の底面５３へ接合される上
面と、パッド５０の上面へ接合される下面と、を有して
いる。パッド５０は第３図に示すように摩擦面層５２が
同一平面関係にありかつスタック１０に平行になるよう
本体２０へ位置づけられている。

各パッド５０の可撓性コネクタウェブ５５の前後方向は
スタック１０内のシートを供給するときには本体２０の
運動方向に平行をなす。よって圧力パッド５０は供給方
向において揺れ運動しないように支持されている。しか
しこれらのコネクタウェブ５５は充分な可撓性を有して
おり第４図に示すように本体２０の重量によりシート面
の曲面に適合するようになっている。こうしてスタック
が供給機構へ対しパッドの面と同一面をなさないシート
面を提供するときパッドは第４図に示すように偏向して
波面に適合する。第３及び４図は中凹み形状に反った形
をし供給方向に対しこれを横切る方向に伸長して曲がっ
ている状態を示しているが、この反りは第３図と逆に中
心部が高くなっていても、また波状になっていてもよい
ことは理解されよう。

好ましくは３つ又はそれ以上のパッド５０が使用される
。第１図では２つのパッド５０が本体２０の前端縁にあ
り、１つのパッドが後端縁にある。矢印３２、３３で示
すように処理方向に平行な方向におけるスタック１０の
反りはパッド支持本体２０により収容される。この際該
本体２０は支持軸２４．２５上での該本体２０の自由運
動によって自由な方向へ傾くことができるようになって
いる。パッド５０を本体２０へ接続しているウェブ５５
は、シート１０ａが曲がっているときに摩擦面層５２の
完全な接触を確立している。この可撓性のコネクタウェ
ブ５５は、シートが処理方向に供給されることが重要な
ため該処理方向においてパッド５０へ非常な剛的支持を
提供している。パッド５０が横断方向の曲げに適合でき
ることは、紙供給機構と、接触が限定されるような紙と
、の間において実質的に完全な接触を提供している。

次に本発明の作用について述べる。まず、シート材料を
スタック内へ充填する。供給サイクルによってスタック
は、本体２０と摩擦パッド５０とにより示される供給機
構に接するように運ばれる。

モータ４９を作動し下方ラック４４を駆動して本体２０
を軸２４．２５上にて矢印３２で示す供給方向に運ぶ。

上昇したスタックＩＯの位置において、パッド５０を含
む本体２０の重量は最上部シートｌｏａの上面で受けら
れ、該重量はパッドの面上へ分与される。

ウェブ５５形状をなすこの支持体は、第３図に示す同一
平面関係位置゛から第４図に示す偏向位置まで個々のパ
ッド５０を曲げ、スタックの第１枚目のシートの曲面に
必要に応じて適合し、該シート１０ａの露出面と摩擦面
層５２との間の実質的に自由な接触を提供するのである
。

これらのウェブ５５は供給方向においてかなり強力な剛
性ビームを形成し、これによりシート１０ａの正確な搬
送及び供給が達成されるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるシート供給機構の一部破断の斜視
図、第２図は第１図の線２−２に沿ってみたシート搬送
機構の横断面図、第３図はシー）・供給方向にみたシー
ト供給機構の端面図であってスタックへ接する前のパッ
ドを示す図、第４図はパッド支持本体とスタックへ接し
た後のパッドとを示す第３図と同様の図である。 符号の説明 １０ニジ−トスタック　　　１０ａ：最上部シート２０
：摩擦パッド支持本体　５吐パッド５２：摩擦面層　　
　　　　５３：底　面５５：コネクタウエブ （外４名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、シートスタック１０の頂部から単一のシートを供給
   するシート供給機構であって、シート１０ａの供給方向
   に平行に移動するよう載置され、下面５３に複数の圧力
   パッド５０を担持している支持本体２０を含み、該圧力
   パッド５０が頂部シートに係合する摩擦面５２を有しか
   つスタックから処理即ち供給方向にシートを移動してお
   り、 各パッド５０は部材５５によってパッド支持本体２０へ
   接合され、該部材５５はパッドが処理即ち供給方向を横
   切る方向には傾斜するが、供給方向には剛性を有し、摩
   擦面がシートの横断方向に反った面に適応するようにな
   っていることを特徴とするシート供給機構。２、前記部
   材５５が可撓性のコネクタウェブ５５であり、該ウェブ
   ５５がパッド支持本体２０へ取付けられた上縁と、パッ
   ド５０へ接続された下縁と、を有し、かつ供給方向へ平
   行な前後方向性を有していることを特徴とする請求項１
   に記載のシート供給機構。 ３、部材５５が前記支持本体２０へ接合された少なくと
   も３つのパッド５０から成ることを特徴とする請求項１
   又は２に記載のシート供給機構。