JPH01280974A - イメージセンサ駆動方法 - Google Patents

イメージセンサ駆動方法

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JPH01280974A
JPH01280974A JP63110194A JP11019488A JPH01280974A JP H01280974 A JPH01280974 A JP H01280974A JP 63110194 A JP63110194 A JP 63110194A JP 11019488 A JP11019488 A JP 11019488A JP H01280974 A JPH01280974 A JP H01280974A
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JP
Japan
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switching element
feedback
individual reading
operational amplifier
series
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Pending
Application number
JP63110194A
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English (en)
Inventor
Nobumitsu Amachi
伸充 天知
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Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の利用分野 本発明は、ファクシミリ・電子黒板・イメージスキャナ
等に応用可能なイメージセンサ駆動方法に関するもので
ある。
(ロ)従来の技術 従来の技術の第一の例を第1図の電気回路図に示す。受
光素子PI、P2.P3.・・・Pnはそれぞれフォト
ダイオードDi、D2.D3.・・・Dn及び電荷蓄積
用コンデンサC1,C2,C3,・・・Cnの並列回路
によって形成され、各電荷蓄積用コンデンサC1〜Cn
はバイアス電源VBにより所定量の電荷が充電され、蓄
積されている。そこでいま、例えばフォトダイオードD
Iが原稿からの反射光または透過光を受光すれば、その
露光量に応じて電荷蓄積用コンデンサC1が蓄積電荷を
放電し、アナログスイッチなどの電子スイッチで形成さ
れる個別読み取り用スイッチング素子AS1を閉じると
、電荷蓄積用コンデンサc1には前記放電電荷量に相当
する電荷量によって再充電され、この再充電の際の電荷
量の移動による出力抵抗ROに生じる電圧が結合コンデ
ンサcoを介して出力端子Opに導出され、読み取りを
行なうものである。この電気回路に於て、例えばシフト
レジスタSRによって実現される個別読み取り用スイッ
チング素子駆動回路より順次時系列に個別読み取り用ス
イッチング素子を導通/遮断し、これにより個々の受光
素子P1〜Pnがらの出力信号が受光素子P1〜Pnの
一方の端子が共通に接続されて共通電極を形成するライ
ンを介して前記出力端子Opに順次導出されるようにな
っている。
しかしながらこのような駆動方法によれば、出力取り出
し用のために出力抵抗ROを用いているために出力抵抗
ROと電荷蓄積用コンデンサC1(i・1〜n)によっ
て微分回路が形成され、そのため出力信号は微分電圧波
形となり後段にピークホールド回路等のパルス電圧整形
回路が必要となり、回路が複雑なものになっていた。
従来の技術の第二の例を第2図の電気回路図に示す。受
光素子PL、P2.P3.・・・Pnはそれぞれフォト
ダイオニドDi、D2.D3. ・・・Dn及び電荷蓄
積用コンデンサC1,C2,C3,・・・Cnの並列回
路によって形成され、各電荷蓄積用コンデンサC1〜C
nはバイアス電源VBにより所定量の電荷が充電され、
蓄積されている。そこでいま、例えばフォトダイオード
DIが原稿がらの反射光または透過光を受光すれば、そ
の露光量に応して電荷蓄積用コンデンサC1が蓄積電荷
を放電し、アナログスイッチなどの電子スイッチで形成
される個別読み取り用スイッチング素子AS1を閉じる
と、電荷蓄積用コンデンサC1には前記放電電荷量に相
当する電荷量によって再充電され、この再充電の際の電
荷量の移動による電流を演算増幅器OAの反転入力端子
と出力端子との間にフィードバック用コンデンサCf 
とフィードバック用スイッチング素子ASf とを含む
並列回路を接続した積分回路に導き、その出力を読みと
った後に積分回路のフィードバック用コンデンサCfに
蓄積された電荷量をフィードバック用スイッチング素子
ASfを導通させることによって放電させるという過程
で読みとるものである。この電気回路に於て、例えばシ
フトレジスタSRによって実現される個別読み取り用ス
イッチング素子駆動回路より順次時系列に個別読み取り
用スイッチング素子を導通/遮断し、これにより個々の
受光素子P1〜Pnからの出力信号が受光素子P1〜P
nの一方の端子が共通に接続されて共通電極を形成する
ラインを介して前記出力端子Opに順次導出されるよう
になっている。
このような駆動方法によれば、従来の技術の第一の例に
於て生じていたような波形整形回路を外部に構成する必
要はなくなるが、他方で演算増幅器の入力電流が電荷蓄
積用コンデンサC1(i・1〜n)と、受光素子Pi(
i=1〜n)から個別読み取り用スイッチング素子AS
i(i・1〜n)までの配線抵抗Rl 1−i(i= 
1〜n)と個別読み取り用スイッチング素子A S 1
(i= 1〜n)のON抵抗RSWi (i= 1〜n
)と、個別読み取り用スイッチング素子ASi(i・1
〜n)から演算増幅器OAの入力までの配線抵抗R12
−4(i=1〜n)との直列回路による時定数Ci* 
(R11−4+Rswi +R12−i) (i=1〜
n)の微分波形となり、この微分電流が急峻となるため
に演算増幅器OAの応答速度が有限であることから出力
電圧が演算増幅器OAの入力電流の積分値に対応した値
よりも小さくなるという読み取り誤差を生じる欠点を有
しており、読み取り誤差を小さくするためにはより高速
な高価な演算増幅器が必要となるため装置価格の上昇を
招くといった事態を生じてイタ。また、該直列回路によ
る時定数は、受光素子Pi(i・1〜n)から個別読み
取り用スイッチング素子A S 1(i= 1〜n)ま
での配線抵抗Rl 1−4(i= 1〜n)及び個別読
み取り用スイッチング素子ASi(i・1〜n)から演
算増幅器OAの入力までの配線抵抗RI2−i(i・1
〜n)及び個別読み取り用スイッチング素子A S i
 (i= 1〜n)のON抵抗RSWi (i= 1〜
n)が読み取り単位ごとに異なるため、演算増幅器OA
に入力される微分電流の時定数が個別受光素子ごとに異
なることとなり演算増幅器OAの応答速度の限界と相ま
って出力電圧にばらつきが生じるといった事態をも招い
ていた。特に近年のようにイメージセンサの大型化が推
進されるようになると、個別読み取り用スイッチング素
子ASi(i・1〜n)から演算増幅器OAの入力まで
の配線抵抗R12−i(i・1〜n)のばらつきは大き
な問題となって現われてきている。
(ハ)発明の構成 本発明はかかる現状に迄み、安定且つ高精度且つ安価な
イメージセンサ駆動方法を提供するものであります。
具体的には、電荷充電回路に直列に抵抗を配置し、微分
電流の時定数を制限することにより演算増幅器の応答速
度の有限性にもかかわらず正確な積分波形を得るもので
あります。
(ニ)実施例 以下に図面を用いて本発明の実施例について説明する。
実施例1.第一の実施例は、受光素子P1〜Pnにそれ
ぞれ直列に個別読み取り用スイッチング素子AS1〜A
Snと抵抗体RSt(1〜R5I(nとを接続すること
によって直列回路を構成し、この直列回路の複数個を並
列に接続し、この並列回路の一方を演算増幅器OAの反
転入力回路に接続し、演算増幅器OAの入力端子と出力
端子間にフィードバック用コンデンサCf と、フィー
ドバック用スイッチング素子ASfとを含む並列回路を
接続し、個別読み取り用スイッチング素子ASI〜AS
nをシフトレジスタSRを用いて順次一つずつ導通/遮
断し、個別読み取り用スイッチング素子ASI〜ASn
の導通時にばフィードバック用スイッチング素子ASf
を遮断し、個別読み取り用スイッチング素子ASI〜A
Snの遮断時にはフィードバック用スイッチング素子A
Sfを導通させるものである。この実施例の電気回路図
を第3図に、出力波形の一例とタイミングチャートを第
4図に示す。
この実施例に於て、電荷蓄積用コンデンサC4(i=1
〜n)は50±5 (pF)であり、個別読み取り用ス
イッチング素子A S 1(i= 1〜n)のON抵抗
R5Wi(i=1〜n)は1000±100(Ω)であ
り、受光素子Pi(i・1〜n)から個別読み取り用ス
イッチング素子AS 1(i= 1〜n)までの配線抵
抗RI 1−i(i= 1〜n)は10±3(Ω)であ
り、個別読み取り用スイッチング素子ASi(i・1〜
n)から演算増幅器OAの人力までの配線抵抗Rl 2
−4(i= 1〜n)は10〜100(Ω)であった。
従って、微分電流制限用抵抗R5H4(i=1〜n)を
用いない場合には、前記微分電流の時定数は最大41〜
67(nsec)まで±24(χ)もばらつくこととな
り、また、このような微分電流に十分追従する演算増幅
器OAを用いるならば、その必要とする利得帯域は30
(Mtlz)以上という非常に高い値となってしまう。
第7図に本発明に於ける微分電流制限用抵抗R3t(i
(i= 1〜n)を挿入しない場合の出力電圧波形の一
例を示す。この場合、演算増幅器OAとしては利得帯域
幅積3(Mtlz)、スルーレート25 (V/μ5e
c)のものを用い、期待される出力電圧は5(v)であ
る。図中の(1)は前記微分電流の時定数が67(ns
ec)の場合の出力電圧波形であり、(2)は前記微分
電流の時定数が41 (nsec)の場合の出力電圧波
形である。このように、時定数が短いために出力電圧は
期待された値よりも小さくなってしまい、また、時定数
の差異による出力ばらつきを生じている。演算増幅器O
Aとして高速の利得帯域幅積30(MHz) 、スルー
レート200 (V/ u 5ec)のものを用いた場
合の出力電圧波形を第7図(3)に示す。このように、
微分電流制限用抵抗R3tli(i・1〜n)を挿入し
ない場合には高速の演算増幅器を用いないと期待される
出力電圧は得られない。
続いて、微分電流制限用抵抗RStti(i・1〜n)
の設定方法について述べる。対象とする読み取り装置を
公知のファクシミリ規格GIIIに対応させるものとす
ると、−読み取り単位あたりの読み取り時間は2.8(
μ5ec)となる。このうち2(μ5ec)を個別読み
取りスイッチング素子ASi(i・1〜n)の導通時間
として用いるとすると、この間に十分な充電電流が流れ
るため、に必要な前記直列回路の時定数は300 (n
sec)であるのでこのような時定数を得るための微分
電流制限用抵抗RSHi(i=1〜n)の値は5(kΩ
)と見積られる。このときの微分電流の時定数のばらつ
きは、微分電流制限用抵抗のばらつきを±2(χ)とし
た場合、260〜350 (nsec)と±15(X)
に抑えることができ、また、このような微分波形に十分
追従する演算増幅器OAの必要とする利得帯域は5 (
MHz)で十分となる。
第8図に本発明に於ける微分電流制限用抵抗R51li
(i−1〜n)を挿入した場合の出力電圧波形の一例を
示す。この場合、演算増幅器OAとしては利得帯域幅積
3 (?Ltlz) 、スルーレート25 (V/ u
 5eC)のものを用い、期待される出力電圧は5(V
)である。図中の(4)は出力電圧波形である。このよ
うに、時定数が調整されているために出力電圧は期待さ
れた値通りとなっており、また、時定数の差異による出
力ばらつきは生じない。このように、微分電流制限用抵
抗RS)Ii(i・1〜n)を挿入した場合には高速の
演算増幅器を用いな(とも期待される出力電圧を得るこ
とができる。
実施例2.第二の実施例は、受光素子P1〜Pnにそれ
ぞれ直列に個別読み取り用スイッチング素子ASI〜A
Snを接続することによって直列回路を構成し、この直
列回路の複数個を並列に接続し、この並列回路と直列に
抵抗体R5Hを接続し、この直列回路の一方を演算増幅
器OAの反転入力回路に接続し、演算増幅器OAの入力
端子と出力端子間にフィードバック用コンデンサCf 
と、フィードバック用スイッチング素子ASfとを含む
並列回路を接続し、個別読み取り用スイッチング素子A
SI〜ASnをシフトレジスタSRを用いて順次一つず
つ導通/遮断し、個別読み取り用スイッチング素子AS
I〜ASnの導通時にはフィードバック用スイッチング
素子ASfを遮断し、個別読み取り用スイ・ンチング素
子AS1〜ASnの遮断時にはフィードバック用スイ・
ンチング素子ASfを導通させるものである。この実施
例の電気回路図を第5図に、出力波形の一例とタイミン
グチャートを第4図に示す。
この実施例に於て、電荷蓄積用コンデンサC1(i・1
〜n)は50±5(pF)であり、個別読み取り用スイ
ッチング素子A S i (i= 1〜n)のON抵抗
RSWi(i=1〜n)は1000±100(Ω)であ
り、受光素子Pi(i・1〜n)から個別読み取り用ス
イッチング素子AS 1(i= 1〜n)までの配線抵
抗R11−i(i= 1〜n)は10±3(Ω)であり
、個別読み取り用スイッチング素子ASi(i・1〜n
)から電流制限抵抗R5Hまでの配線抵抗R13−i(
i= 1〜n)は10〜100(Ω)であった。従って
、微分電流制限用抵抗R3)lを用いない場合には、前
記微分電流の時定数は第一の実施例に於て述べたと同様
に最大41〜67 (nsec)まで±24(χ)もば
らつくこととなり、また、このような微分電流に十分追
従する演算増幅器OAを用いるならば、その必要とする
利得帯域は30(Mliz)以上という非常に高い値と
なってしまう。
第7図に本発明に於ける微分電流制限用抵抗R5l+を
挿入しない場合の出力電圧波形の一例を示す。この場合
、演算増幅器OAとしては利得帯域幅積3 (MHz)
 、スルーレート25 (V/ u 5ec)のものを
用い、期待される出力電圧は5(V)である。図中の(
1)は前記微分電流の時定数が67 (nsec)の場
合の出力電圧波形であり、(2)は前記微分電流の時定
数が41 (nsec)の場合の出力電圧波形である。
このように、時定数が短いために出力電圧は期待された
値よりも小さくなってしまい、また、時定数の差異によ
る出力ばらつきを生じている。
演算増幅器OAとして高速の利得帯域幅積30(Mll
z)、スルーレート200 (V/ u 5ec)のも
のを用いた場合の出力電圧波形を第7図(3)に示す。
このように、微分電流制限用抵抗RS)lを挿入しない
場合には高速の演算増幅器を用いないと期待される出力
電圧は得られない。
微分電流制限用抵抗R5Hの設定方法については実施例
1と同様である。微分電流の時定数のばらつきは、微分
電流制限用抵抗R5I+の値を実施例1に於けるR3)
li(i= 1〜n)と同様に5000±100(Ω)
とした場合、260〜340(nsec)と±13(X
)に抑えることができ、また、このような微分波形に十
分追従する演算増幅器OAの必要とする利得帯域は5 
(MHz)で十分となる。
第8図に本発明に於ける微分電流制限用抵抗R5l+を
挿入した場合の出力電圧波形の一例を示す。
この場合、演算増幅器OAとしては利得帯域幅積3 (
MHz) 、スルーレート25 (V/ u 5ec)
のものを用い、期待される出力電圧は5(v)である。
図中の(4)は出力電圧波形である。このように、時定
数が調整されているために出力電圧は期待された値通り
となっており、また、時定数の差異による出力ばらつき
は生じない。このように、微分電流制限用抵抗R5Hを
挿入した場合には高速の演算増幅器を用いなくとも期待
される出力電圧を得ることができる。
実施例3.第三の実施例は、受光素子P1〜Pnにそれ
ぞれ直列に個別読み取り用スイッチング素子ASI〜A
Snと微分電流制限用抵抗R5)Ii(i・1〜n)と
を接続することによって直列回路を構成し、この直列回
路の複数個を並列に接続し、この並列回路の一方を演算
増幅器OAの反転入力回路に接続し、演算増幅器OAの
入力端子と出力端子間にフィードバック用コンデンサC
f と、フィードバック用スイッチング素子ASf と
を含む並列回路を接続し、個別読み取り用スイッチング
素子ASI〜ASnをシフトレジスタSRを用いて順次
一つずつ導通し、個別読み取り用スイッチング素子AS
I〜ASnの導通時の前半にはフィードバック用スイッ
チング素子ASfを遮断し、個別読み取り用スイッチン
グ素子ASI〜ASnの導通時の後半にはフィードバッ
ク用スイッチング素子ASfを導通させるものである。
この実施例の電気回路図を第3図に、出力波形の一例と
タイミングチャートを第6図に示す。
この実施例に於て、電荷蓄積用コンデンサCi(i・1
〜n)は50±5(pF)であり、個別読み取り用スイ
ッチング素子A S 1(i= 1〜n)のON抵抗R
SWi(i=1〜n)は1000±100(Ω)であり
、受光素子Pi(i=1〜n)から個別読み取り用スイ
ッチング素子AS i (i= 1〜n)までの配線抵
抗Rl 1−i(i= 1〜n)は10±3(Ω)であ
り、個別読み取り用スイッチング素子ASi(i・1〜
n)から演算増幅器OAの人力までの配線抵抗R12−
i(i= 1〜n)は10〜100(Ω)であった。従
って、微分電流制限用抵抗R51li(i・1〜n)を
用いない場合には、前記微分電流の時定数は第一の実施
例に於て述べたと同様に最大41〜67(nsec)ま
で±24(χ)もばらつくこととなり、またこのような
微分電流に十分追従する演算増幅器OAを用いるならば
、その必要とする利得帯域は30(MHz)以上という
非常に高い値とな、ってしまう。
第7図に本発明に於ける微分電流制限用抵抗RS)Ii
(i・1〜n)を挿入しない場合の出力電圧波形の一例
を示す。この場合、演算増幅器OAとしては利得帯域幅
積3 (MHz) 、スルーレー)25(V/μ5ec
)のものを用い、期待される出力電圧は5(v)である
。図中の(1)は前記微分電流の時定数が67 (ns
ec)の場合の出力電圧波形であり、(2)は前記微分
電流の時定数が41 (nsec)の場合の出力電圧波
形である。このように、時定数が短いために出力電圧は
期待された値よりも小さくなってしまい、また、時定数
の差異による出力ばらつきを生じている。演算増幅器O
Aとして高速の利得帯域幅積30(MHz) 、スルー
レート200 (V / p 5ec)のものを用いた
場合の出力電圧波形を第7図(3)に示す。このように
、微分電流制限用抵抗R5I(i(i・1〜n)を挿入
しない場合には高速の演算増幅器を用いないと期待され
る出力電圧は得られない。
続いて、微分電流制限用抵抗R5Hi(i・1〜n)の
設定方法について述べる。対象とする読み取り装置を公
知のファクシミリ規格GIIIに対応させるものとする
と、−読み取り単位あたりの読み取り時間は2.8(μ
5ec)となる。このうち、2 (u 5ec)をフィ
ードバック用スイッチング素子ASfの導通時間として
用いるとすると、この間に十分な充電電流が流れるため
に必要な前記直列回路の時定数は300(nsec)で
あるのでこのような時定数を得るための微分電流制限用
抵抗R51li(i・1〜n)の値は5(kΩ)と見積
られる。このときの微分電流の時定数のばらつきは実施
例1と同様に、R3Hi(i=1〜n)のばらつきを±
2(χ)とした場合、260〜340(nsec)と±
13(χ)に抑えることができ、また、このような微分
波形に十分追従する演算増幅器OAの必要とする利得帯
域は5(Mtlz)で十分となる。
第8図に本発明に於ける微分電流制限用抵抗RSH4(
i・1〜n)を挿入した場合の出力電圧波形の一例を示
す。この場合、演算増幅器OAとしては利得帯域幅積3
 (MHz) 、スルーレート25 (V/ B 5e
c)のものを用い、期待される出力電圧は5(v)であ
る。図中の(4)は出力電圧波形である。このように、
時定数が調整されているために出力電圧は期待された値
通りとなっており、また、時定数の差異による出力ばら
つきは生じない。このように、微分電流制限用抵抗R3
Hi(i・1〜n)を挿入した場合には高速の演算増幅
器を用いなくとも期待される出力電圧を得ることができ
る。
実施例4.第四の実施例は、受光素子PL−Pnにそれ
ぞれ直列に個別読み取り用スイッチング素子ASI−A
Snと微分電流制限用抵抗R5旧(i・1〜n)とを接
続することによって直列回路を構成し、この直列回路の
複数個を並列に接続し、この並列回路の一方を演算増幅
器OAの反転入力回路に接続し、演算増幅器OAの入力
端子と出力端子間にフィードバック用コンデンサCf 
と、フィードバック用スイッチング素子ASfとを含む
並列回路を接続し、個別読み取り用スイッチング素子A
SI〜ASnをシフトレジスタSRを用いて順次一つず
つ導通し、個別読み取り用スイッチング素子ASI〜A
Snの導通時の前半にはフィードバック用スイッチング
素子ASfを遮断し、個別読み取り用スイッチング素子
ASI〜ASnの導通時の後半にはフィードバック用ス
イッチング素子ASfを導通させるものである。この実
施例の電気回路図を第5図に、出力波形の一例とタイミ
ングチャートを第6図に示す。
この実施例に於て、電荷蓄積用コンデンサCi(i・1
〜n)は50士5 (pF)であり、個別読み取り用ス
イッチング素子A S 1(i= 1 =n)のON抵
抗RSWi (i=1〜n)は1000+100(Ω)
であり、受光素子Pi(i=1〜n)から個別読み取り
用スイッチング素子AS 1(i= 1〜n)までの配
線抵抗Rl 1−4(i= 1〜n)は10±3(Ω)
であり、個別読み取り用スイッチング素子A S 1(
i= 1 =n)から演算増幅器OAの入力までの配線
抵抗R13−4(i= 1〜n)は10〜100(Ω)
であった。従って、微分電流制限用抵抗R5l1i(i
・1〜n)を用いない場合には、前記微分電流の時定数
は第一の実施例に於て述べたと同様に最大41〜67(
nsec)まで±24 (X)もばらつくこととなり、
またこのような微分電流に十分追従する演算増幅器OA
を用いるならば、その必要とする利得帯域は30(MH
z)以上という非常に高い値となってしまう。
第7図に本発明に於ける微分電流制限用抵抗R5Hを挿
入しない場合の出力電圧波形の一例を示す。この場合、
演算増幅器OAとしては利得帯域幅積3 (MHz) 
、スルーレート25 (V/ u 5ec)のものを用
い、期待される出力電圧は5(v)である。図中の(1
)は前記微分電流の時定数が67(nsec)の場合の
出力電圧波形であり、(2)は前記微分電流の時定数が
41 (nsec)の場合の出力電圧波形である。この
ように、時定数が短いために出力電圧は期待された値よ
りも小さくなってしまい、また、時定数の差異による出
力ばらつきを生じている。
演算増幅器OAとして高速の利得帯域幅積30 (MH
z)、スルーレート200 (V/μ5ec)のものを
用いた場合の出力電圧波形を第7図(3)に示す。この
ように、微分電流制限用抵抗R5I+を挿入しない場合
には高速の演算増幅器を用いないと期待される出力電圧
は得られない。
微分電流制限用抵抗R3I+の設定方法については実施
例3と同様である。微分電流の時定数のばらつきは、微
分電流制限用抵抗R3HO値を実施例3に於けるR5l
l1(i= 1〜n)と同様に5000±100(Ω)
とした場合、260〜340 (nsec)と±13(
χ)に抑えることができ、また、このような微分波形に
十分追従する演算増幅器OAの必要とする利得帯域は5
 (MHz)で十分となる。
第8図に本発明に於ける微分電流制限用抵抗RS)lを
挿入した場合の出力電圧波形の一例を示す。
この場合、演算増幅器OAとしては利得帯域幅積3 (
MHz) 、スルーレート25 (V/ g 5ec)
のものを用い、期待される出力電圧は5(v)である。
図中の(4)は出力電圧波形である。このように、時定
数が調整されているために出力電圧は期待された値通り
となっており、また、時定数の差異による出力ばらつき
は生じない。このように、微分電流制限用抵抗RSHを
挿入した場合には高速の演算増幅器を用いなくとも期待
される出力電圧を得ることができる。
以上の実施例により明らかなように、本発明による駆動
方法を用いるならば配線抵抗などのばらつきによる微分
電流のばらつきにともなう演算増幅器の出力ばらつきを
最小限に抑え、且つ利得帯域の比較的狭い安価な演算増
幅器を用いても安定且つ高精度な読み取りが可能となる
(ホ)効果 本発明により、従来より安定且つ高精度且つ安価なイメ
ージセンサの駆動が可能となった。
よって本発明は工業的価値大であると信する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第一の従来の技術に於ける電気回路図であり
、 第2図は、第二の従来の技術に於ける電気回路図であり 第3図は本発明の第一の実施例及び第三の実施例に於け
る電気回路図であり 第4図は本発明の第二の実施例及び第四の実施例に於け
る電気回路図であり 第5図は本発明の第一の実施例及び第二の実施例に於け
る出力信号の一例及びタイミングチャートであり 第6図は本発明の第三の実施例及び第四の実施例に於け
る出力信号の一例及びタイミングチャートであり 第7図は従来の技術における出力信号の一例であり 第8図は本発明の実施例に於ける出力信号の−例である
。 Di(i=1〜n)・・・フォトダイオードC1(i・
1〜n)・・・電荷蓄積用コンデンサPi(i・1〜n
)・・・受光素子 ASi(i・1〜n)・・・個別読み取り用スイッチン
グ素子 R2O及びR5)Ii(i=1〜n)・・・微分電流制
限用抵抗R11−i(i・1〜n)・・・受光素子から
個別読み取り用スイッチング素子までの配線抵抗 R12−i(i=1=n)・・・個別読み取り用スイッ
チング素子から演算増幅器の人力までの配線抵抗R13
〜1(i=1〜n)・・・個別読み取り用スイッチング
素子から微分抵抗制限用抵抗R5IIまでの配線抵抗R
O・・・出力抵抗 CO・・・結合コンデンサ VB・・・受光素子バイアス電圧 OA・・・演算増幅器 ASf・・・フィードバック用スイッチング素子Cf 
・・・フィードバック用コンデンサSR・・・シフトレ
ジスタ 0P・・・読み取り出力端子 V OUT・・・読み取り出力電圧 (1)・・・従来の技術に於ける出力電圧信号の最大値 (2)・・・従来の技術に於ける出力電圧信号の最小値 (3)・・・従来の技術に於いて高速の演算増幅器を用
いた場合の出力電圧信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受光量に対応したインピーダンスを有する素子部
    分と、その素子部分に並列に接続された電荷蓄積コンデ
    ンサを有する受光素子と、受光素子に直列に個別読み取
    り用スイッチング素子と抵抗体とを接続することによっ
    て直列回路を構成し、この直列回路の複数個を並列に接
    続し、この並列回路の一方を演算増幅器の一方の入力回
    路に接続し、演算増幅器の入力端子と出力端子間にフィ
    ードバック用コンデンサとフィードバック用スイッチン
    グ素子とを含む並列回路を接続し、個別読み取り用スイ
    ッチング素子を選択的に導通/遮断し、個別読み取り用
    スイッチング素子の導通時にはフィードバック用スイッ
    チング素子を遮断し、個別読み取り用スイッチング素子
    の遮断時にはフィードバック用スイッチング素子を導通
    させるという構成を含むイメージセンサ駆動方法。
  2. (2)受光量に対応したインピーダンスを有する素子部
    分と、その素子部分に並列に接続された電荷蓄積コンデ
    ンサを有する受光素子と、受光素子に直列に個別読み取
    り用スイッチング素子を接続することによって直列回路
    を構成し、この直列回路の複数個を並列に接続し、この
    並列回路と直列に抵抗体を接続し、この直列回路の一方
    を演算増幅器の一方の入力回路に接続し、演算増幅器の
    入力端子と出力端子間にフィードバック用コンデンサと
    フィードバック用スイッチング素子とを含む並列回路を
    接続し、個別読み取り用スイッチング素子を選択的に導
    通/遮断し、個別読み取り用スイッチング素子の導通時
    にはフィードバック用スイッチング素子を遮断し、個別
    読み取り用スイッチング素子の遮断時にはフィードバッ
    ク用スイッチング素子を導通させるという構成を含むイ
    メージセンサ駆動方法。
  3. (3)受光量に対応したインピーダンスを有する素子部
    分と、その素子部分に並列に接続された電荷蓄積コンデ
    ンサを有する受光素子と、受光素子に直列に個別読み取
    り用スイッチング素子と抵抗体とを接続することによっ
    て直列回路を構成し、この直列回路の複数個を並列に接
    続し、この並列回路の一方を演算増幅器の一方の入力回
    路に接続し、演算増幅器の入力端子と出力端子間にフィ
    ードバック用コンデンサとフィードバック用スイッチン
    グ素子とを含む並列回路を接続し、個別読み取り用スイ
    ッチング素子を順次一つずつ導通し、個別読み取り用ス
    イッチング素子の導通時の前半にはフィードバック用ス
    イッチング素子を遮断し、個別読み取り用スイッチング
    素子の導通時の後半にはフィードバック用スイッチング
    素子を導通させるという構成を含むイメージセンサ駆動
    方法。
  4. (4)受光量に対応したインピーダンスを有する素子部
    分と、その素子部分に並列に接続された電荷蓄積コンデ
    ンサを有する受光素子と、受光素子に直列に個別読み取
    り用スイッチング素子を接続することによって直列回路
    を構成し、この直列回路の複数個を並列に接続し、この
    並列回路と直列に抵抗体を接続し、この直列回路の一方
    を演算増幅器の一方の入力回路に接続し、演算増幅器の
    入力端子と出力端子間にフィードバック用コンデンサと
    フィードバック用スイッチング素子とを含む並列回路を
    接続し、個別読み取り用スイッチング素子を順次一つず
    つ導通し、個別読み取り用スイッチング素子の導通時の
    前半にはフィードバック用スイッチング素子を遮断し、
    個別読み取り用スイッチング素子の導通時の後半にはフ
    ィードバック用スイッチング素子を導通させるという構
    成を含むイメージセンサ駆動方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04168877A (ja) * 1990-11-01 1992-06-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置における積分器入力容量の設定方法及び画像読取装置
US9679929B2 (en) 2012-10-12 2017-06-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Binary image sensors including quantum dots and unit pixels thereof

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JPH04168877A (ja) * 1990-11-01 1992-06-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置における積分器入力容量の設定方法及び画像読取装置
JP2556191B2 (ja) * 1990-11-01 1996-11-20 富士ゼロックス株式会社 画像読取装置における積分器入力容量の設定方法及び画像読取装置
US9679929B2 (en) 2012-10-12 2017-06-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Binary image sensors including quantum dots and unit pixels thereof

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