JPH0128088Y2 - - Google Patents

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JPH0128088Y2
JPH0128088Y2 JP1984003978U JP397884U JPH0128088Y2 JP H0128088 Y2 JPH0128088 Y2 JP H0128088Y2 JP 1984003978 U JP1984003978 U JP 1984003978U JP 397884 U JP397884 U JP 397884U JP H0128088 Y2 JPH0128088 Y2 JP H0128088Y2
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screen
sieve
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vibrating screen
asphalt
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アスフアルト舗装廃材を再生して再
生アスフアルト合材を製造するアスフアルト再生
プラントに係り、さらに詳しくは、アスフアルト
舗装廃材を機械的に解砕する機械解砕式のアスフ
アルト再生プラントに関する。
周知のように、機械解砕式のアスフアルト再生
プラントにあつては、大塊のアスフアルト舗装廃
材(以下廃材と称す)をジヨークラツシヤおよび
インパクトクラツシヤに順に送つて機械的に解砕
する。そして、この解砕した廃材をグリズリスク
リーンを介して振動スクリーンに送つて粒度別に
ふるい分け、次いでドラムミキサでこれを加熱混
合して再生アスフアルト合材(以下再生合材と称
す)を製造する。
ところで、上記ジヨークラツシヤおよびインパ
クトクラツシヤにおいては、廃材の解砕に伴つて
発生する粉塵の飛散を防止するために廃材に水を
散布するが、これにより廃材は水分を含み粘着性
を有するようになる。そして、上記振動スクリー
ンによるふるい分けの際、振動スクリーンのふる
い網に付着して固化してしまう。このため、ふる
い網から廃材があふれてしまつたり、ふるい分け
効率が低下したりすることがある。そこで、従来
は、操業者がふるい網を適宜間隔で点検し、必要
に応じてふるい網に付着した廃材をタガネ等で取
除いていたが、その作業は極めて面倒である上、
ふるい網自体の損傷も激しかつた。
本考案は、振動スクリーンにスプレー装置を設
け、ドラムミキサから直接的もしくは間接的に得
られた高温流体をこのスプレー装置によりふるい
網に噴射してふるい網の目詰りを阻止するように
して、上記従来の不具合を解消したもので、振動
スクリーンのふるい網の目詰まりを容易にかつ迅
速に除くことができ、操業性を高めたアスフアル
ト再生プラントを提供することを目的とする。
以下本考案を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図は本考案のアスフアルト再
生プラントの一実施例を示すもので、従来同様、
大塊の廃材Aを機械的に解砕する解砕装置1と、
この解砕装置1で解砕された廃材Aを粒度別にふ
るい分ける振動スクリーン2と、この振動スクリ
ーン2でふるい分けられた廃材Aを加熱混合する
ドラムミキサ3とを主体として構成されている。
上記解砕装置1は、大塊の廃材Aを粗割りする
ジヨークラツシヤ4と、このジヨークラツシヤ4
で粗割りされ、ベルトコンベア5,6によつて送
られてきた廃材Aを細かく解砕するインパクトク
ラツシヤ7とから成り、インパクトクラツシヤ7
からその下部のベルトコンベア8上に送出された
廃材Aは別のベルトコンベア9、サージエレベー
タ11によつて振動スクリーン2に送られるよう
になつている。
上記振動スクリーン2は、ばね12を介して複
数の支持部材13に弾性支持された機枠14に、
複数のふるい網15a,15b,15cを、廃材
Aの流れ方向に所定の傾斜をもつて、かつ、下段
になるほど網目が小さくなるように廃材Aの流下
通路m1,m2,m3を形成して重積状態で設備した
もので、機枠14に付設された発振体16をモー
タ17により振動させることにより、機枠14全
体が振動されるようになつている。また、この振
動スクリーン2にはスプレー装置18が備えられ
ている。このスプレー装置18は、振動スクリー
ン2の各ふるい網15a,15b,15cの上方
または下方に、各ふるい網15a,15b,15
cと適宜間隔を保ち、かつ振動スクリーン2を横
切る方向に延長され、さらに振動スクリーン2の
長手方向に相互に適宜間隔をあけて、複数のノズ
ルパイプ18aを機枠14に固定して取付けると
ともに、この各ノズルパイプ18aをフレキシブ
ルパイプ等を介してヘツダに連結し、このヘツダ
をフアン19等を介して後述するドラムミキサ3
の排気ダクト20に接続ダクト18bにより接続
して成るもので、ノズルパイプ18aの長手方向
に沿つて設けた噴射ノズルから各ふるい網15
a,15b,15cに向けて、ドラムミキサ3か
ら排出される高温の燃焼排ガスgを噴射して各ふ
るい網15a,15b,15cの廃材Aによる目
詰りを阻止するものである。
さらに、上記振動スクリーン2の下部には、各
ふるい網15a,15b,15cに対応して設け
られ、そのふるい網15a,15b,15cの下
端まで各流下通路m1,m2,m3を通つて流下して
きた各粒度の廃材Aを受けてこれを収容するホツ
トビン21a,21b,21cと、上記ふるい網
15a,15b,15cの内、最下段のふるい網
15cの網目を通り抜けた廃材Aを受けてこれを
収容するホツトビン21dがそれぞれ備えられて
いる。そして、各ホツトビン21a,…を出た各
粒度の廃材Aは、ベルトコンベア22,23によ
つてドラムミキサ3に送られるようになつてい
る。
上記ドラムミキサ3は、回転自在に設けられた
円筒状の炉本体24と、この炉本体24の両端に
それぞれ取付けられた投入口25aおよび排出口
25bと、上記投入口25a側に付設されたバー
ナ26と、このバーナ26に清浄空気を送るブロ
ア27とから成り、ブロア27で送られる清浄空
気により燃料をバーナ26で燃焼させ、この熱風
により、投入口25aから供給される廃材Aを加
熱すると同時に、炉本体24を回転してこれを混
合し、再生合材となすようになつている。また、
このドラムミキサ3の排出口25bの上部には、
前述の排気ダクト20が接続されており、上記廃
材Aを加熱した燃焼排ガスgはこの排気ダクト2
0によりスクラバ28に送られ除塵された後、排
気フアン29により煙突30から大気中に放出さ
れるようになつている。さらに、上気排気ダクト
20の所定位置にはダンパ31が設けられ、か
つ、排気ダクト20のダンパ31よりドラムミキ
サ3側には前述の接続ダクト18bがダンパ32
および前述のフアン19を介在させて接続されて
いる。
また、上記ドラムミキサ3で生成された再生合
材はスキツプコンベア33によりアスフアルトプ
ラントに送られ、そのストツクビン34に収容さ
れ、計量槽35で所定量が計量されてミキサ36
において新しい骨材やアスフアルト等と混合せし
められるように構成されている。
次に上記のように構成された本考案に係るアス
フアルト再生プラントの作用について説明する。
廃材の再生に当つては、従来と同様に、大塊の
廃材Aをジヨークラツシヤ4に投入していく。ジ
ヨークラツシヤ4に投入された廃材Aは固定ジヨ
ープレートとスイングジヨープレートとの間にか
み込まれて破砕され、ベルトコンベア5,6によ
りインパクトクラツシヤ7に送られるとともに、
インパクトクラツシヤ7の打撃板で細かく解砕さ
れて、ベルトコンベア8,9によりサージエレベ
ータ11に送られ、さらに振動スクリーン2に送
られ、各ふるい網15a…により粒度別にふるい
分けられ、各ホツトビン21a,…に収容され
る。各ホツトビン21a,…に収容された廃材A
は、ベルトコンベア22,23を経てドラムミキ
サ3に送られ、ここで加熱混合されて再生合材と
なる。このようにして生成された再生合材は、ス
キツプコンベア33によりアスフアルトプラント
のストツクビン34に送られ、計量槽35で所定
量が計量されてミキサ36で新しい骨材やアスフ
アルト等と混合され、アスフアルト合材となる。
ここで、上記廃材Aはその粘着性のために振動
スクリーン2の各ふるい網15a,…に付着し、
経時的にふるい網15a,…が目詰り状態となる
が、操業者はこのふるい網15a,…の状態を適
宜時間間隔で点検する。そして、必要に応じてダ
ンパ31,32、フアン19およびスプレー装置
18を操作して、燃焼排ガスgを各ふるい網15
a…に噴射し、各ふるい網15a,…に付着した
廃材Aを溶解除去する。すなわち、ダクト20の
ダンパ31を絞り、ダクト18bのダンパ32を
開放してフアン19を作動すると、ドラムミキサ
3からの燃焼排ガスgは接続ダクト18bを通つ
てノズルパイプ18aのノズルから噴射するが、
この燃焼排ガスgは通常200〜240℃の高温ガスで
あるので、その温度と噴射圧で各ふるい網15
a,…に付着した廃材Aは除去される。このよう
に、振動スクリーン2のふるい網15a,…が目
詰り状態になつても、スプレー装置18により容
易に正常状態に復元させることができる。
ところで、上記にあつては、ドラムミキサ3か
らの燃焼排ガスgを直接ノズルパイプ18aまで
導いてふるい網15a,…の目詰りを阻止した
が、上記スクラバ28において燃焼排ガスgの除
塵の際に燃焼排ガスgにより加温されて生成され
た高温の温水をノズルパイプ18aまで導いて、
この温水により目的を達しても構わない。また、
上記において、スプレー装置18の接続ダクト1
8bの所定位置に制御ダンパを介在させ、この制
御ダンパを、振動スクリーン2の作動と連係さ
せ、かつ、タイマ等により所定時間間隔で開閉す
るようにして、燃焼排ガスgまたは上記温水の噴
射を自動的に行うようにすることもできる。さら
に、上記の説明では、振動スクリーン2は、複数
のふるい網15a,…を下段になるほど網目が小
さくなるように重積状態で配して構成したが、廃
材Aの流れ方向において下流になるにしたがつて
網目が大きくなるようなふるい網を複数重積状態
で設備したものでもよい。
以上のように、本考案のアスフアルト再生プラ
ントにあつては、ドラムミキサから直接的あるい
は間接的に得られた高温流体をふるい網に噴射す
る噴射ノズルが該ふるい網の全面にわたつて振動
スクリーンに複数配設されているから、噴射ノズ
ルから噴射する高速の高温流体をふるい網の全面
にわたつて当てることができ、高温流体で溶融し
た廃材を該高温流体で即座に吹き飛ばすことがで
きる。したがつて、短時間で簡単に廃材を溶融除
去して、振動スクリーンのふるい網の目詰りを容
易にかつ迅速に解消することができ、操業性が高
められる。また、上記スプレー装置に供給される
燃焼排ガスまたは温水は、その目的のために新た
に生成するものではなく、既存のアスフアルト再
生プラントにおいて生成されるものであるので好
都合である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
アスフアルト再生プラントの全体概略図、第2図
は振動スクリーンの一部破断の側面図、第3図は
同正面図である。 1…解砕装置、2…振動スクリーン、3…ドラ
ムミキサ、15a,15b,15c…ふるい網、
18…スプレー装置、18a…ノズルパイプ、2
8…スクラバ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アスフアルト舗装廃材を解砕する解砕装置と、
    この解砕装置で解砕されたアスフアルト舗装廃材
    をふるい網で粒度別にふるい分ける振動スクリー
    ンと、この振動スクリーンでふるい分けられたア
    スフアルト舗装廃材を加熱混合するドラムミキサ
    とを具備して成るアスフアルト再生プラントにお
    いて、上記振動スクリーンには、上記ドラムミキ
    サから直接的もしくは間接的に得られた高温流体
    をふるい網に噴射する噴射ノズルが該ふるい網の
    全面にわたつて複数配設されていることを特徴と
    するアスフアルト再生プラント。
JP397884U 1984-01-14 1984-01-14 アスフアルト再生プラント Granted JPS60115906U (ja)

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JP397884U JPS60115906U (ja) 1984-01-14 1984-01-14 アスフアルト再生プラント

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JPS60115906U JPS60115906U (ja) 1985-08-06
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5271519A (en) * 1975-12-12 1977-06-15 Kanno Michio Method of reclaiming waste asphalt materials and apparatus for carrying out thereof
JPS5746604B2 (ja) * 1974-07-24 1982-10-04

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JPS60115906U (ja) 1985-08-06

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