JPH0128043Y2 - - Google Patents

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JPH0128043Y2
JPH0128043Y2 JP11942085U JP11942085U JPH0128043Y2 JP H0128043 Y2 JPH0128043 Y2 JP H0128043Y2 JP 11942085 U JP11942085 U JP 11942085U JP 11942085 U JP11942085 U JP 11942085U JP H0128043 Y2 JPH0128043 Y2 JP H0128043Y2
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packaging paper
paper
drug packaging
drug
tip
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、薬剤分包紙に関する。さらに詳しく
は、薬剤分包機の分包紙供給位置から、薬剤分包
位置に繰り出して使用する二つ折りの熱シール薬
剤分包紙の改良に係わるものである。
[従来技術] 一枚に一回分の服用量を分包する薬剤分包紙に
代わり、熱シール可能な樹脂膜を表面に被覆した
二つ折りの長手の紙に一回分毎の服用薬剤量を間
隔をおいて連続的に挿入し、薬剤間を熱シール密
封して数回分の服用量を分包綴りとする薬剤分包
紙が知られている。
この薬剤分包紙を図面によつて説明すると例え
ば第6図および第7図の如くで、二つ折りして形
成される内側のa,b面の表面が例えばポリエチ
レンのような熱可塑性の合成樹脂で被膜加工さ
れ、上部が開放されている長手の半透明薄紙1よ
りなり、巻心部材2に一定量巻着されてなるもの
である。そして、その使用に当つては、二つ折り
にした長手の薬剤分包紙1を巻着した巻心部材2
を薬剤分包機の薬剤分包紙供給位置に配置させ、
一方、繰り出し先端部3を、薬剤分包機の引きと
り側巻心部材(図示せず)に引きとり、その間、
薬剤分包機に設けられている開放ロツド4が、前
記a,b面で形成される上部開放面cに挿入され
てこれを押し拡げ、薬剤の連続挿入を容易にし、
薬剤の挿入後は、熱シール装置(図示せず)が作
動して、一回の服用量毎にシール区画帯が熱シー
ルされるようになつている。
[本考案が解決しようとする問題点] 薬剤分包紙1は巻心部材2に巻着されているた
め、いざ繰り出そうとするとき、前記繰り出し先
端部3が紙質の腰が弱いため曲つていて引きとり
側にスムーズにセツトできなかつたり、又、a,
b両面が接着し合つていたりして、開放ロツド4
が上部開放面cをうまく捉えて押し拡げることが
できず、薬剤の挿入に難渋することがある。本考
案は、このような薬剤分包の際における問題を解
消した薬剤分包紙を提供することを目的とする。
[問題を解決するための手段] 本考案者は、種々検討の結果達成されたもの
で、薬剤分包紙1の前記先端部3における紙質に
剛性を付与することによつて、二つ折りして形成
されるa,b両面の上部開放面に対する開放ロツ
ドの挿入を容易にした構造としてなるものであ
る。すなわち、本考案は、巻心部材に巻着して、
薬剤分包機の薬剤分包紙供給位置に配置する二つ
折りの分包紙において、該分包紙の繰り出し先端
部をとがらせて裁断し、折れ面を互いに接着する
か、または異質紙を挿着して、該先端部を分包紙
それ自体よりも剛性にしたことを特徴とする薬剤
分包紙を要旨とするものである。
[作用] 薬剤分包紙1の繰り出し先端部3における紙質
に剛性が付与されているため、二つ折りにした面
により形成される上部開放面が開放ロツド4によ
つて容易に捉えられ押し拡げられるので分包され
るべき薬剤の挿入が容易となる。また引きとり側
へのセツトも容易となる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。第1図〜第5図は、本考案に係わる薬剤分包
紙主要部のいくつかの例を示すものであるが、本
考案はその要旨を超えない限り、これらの例に限
定されることはない。
第1図に示す薬剤分包紙1は、槍状にとがらせ
て裁断した繰り出し先端部3において、二つ折り
にして形成される面aおよびbを互いに加圧接着
させ、薬剤分包紙それ自体の紙質よりも剛性を付
与した例である。しかして、繰り出し先端部3に
おける傾斜稜線3aより下方全体の内側a,b両
面を接着させ、a,b両面の未接着スタート部を
開放ロツド4が押し拡げた状態を表わしている。
第2図に示す薬剤分包紙1は、繰り出し先端部
3における傾斜稜線3aのほぼ中央より水平方向
より下方に一定の距離だけ、a,b両面を接着さ
せ繰り出し先端部3に剛性を付与した例である。
第1図のものに較べ開放ロツド4の挿入がより容
易である。
第3図に示す薬剤分包紙1は、繰り出し先端部
3における傾斜稜線3aのほぼ中央より下方の
a,b両面の全体を接着させ、繰り出し先端部3
に剛性を付与した例である。第4図に示す薬剤分
包紙1は、繰り出し先端部3における傾斜稜線3
aとa,b両面を形成する折れ線3bを同角度に
裁断してとがらせ、繰り出し先端部3全体を接着
させ剛性を付与した例である。
さらに、第5図に示す薬剤分包紙1は、繰り出
し先端部3に、薬剤分包紙1とは種類の異つた腰
の強い例えばボール紙のような異質紙6を繰り出
し先端部3と同形に裁断し、a,b両面の間に挿
着し接着して、繰り出し先端部3に剛性を付与す
る例である。
以上、いずれの構造のものも、繰り出し先端部
3における紙質を薬剤分包紙それ自体よりも強化
して剛性を付与したものであり、それによつて、
二つ折りによつて形成されるa,b両面間に薬剤
を挿入する際、上部開口面を押し拡げる如く機能
する開放ロツドの挿入を助勢すると共に、薬剤分
包機における分包紙の引き取り側に対するセツト
操作が容易となる。
[効果] 本考案は以上のべたように、数回分の服用薬剤
を連続して分包する薬剤分包機に使用される二つ
折りの熱シール可能な薬剤分包紙の改良に係わる
ものであり、薬剤分包機へのセツトが容易である
と共に、分包されるべき薬剤の挿入がスムーズに
行える構造としてなる。従つて、病院などにおけ
る薬剤分包に利用した場合、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は、本考案に係わる薬剤分包紙
の実施例の側面図、第6図は従来の薬剤分包紙を
巻心部材から繰り出した状態を示す斜視図、第7
図は第6図のX−X′線における断面図である。 1……薬剤分包紙、2……巻心部材、3……繰
り出し先端部、4……開放ロツド、5……薬剤、
6……シール区画帯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻心部材に巻着して、薬剤分包機の薬剤分包紙
    供給位置に配置する二つ折りの分包紙において、
    該分包紙の繰り出し先端部をとがらせて裁断し、
    折れ面を互いに接着して分包紙それ自体よりも剛
    性にしたことを特徴とする薬剤分包紙。
JP11942085U 1985-08-02 1985-08-02 Expired JPH0128043Y2 (ja)

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JP11942085U JPH0128043Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11942085U JPH0128043Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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Publication Number Publication Date
JPS6227639U JPS6227639U (ja) 1987-02-19
JPH0128043Y2 true JPH0128043Y2 (ja) 1989-08-25

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JP11942085U Expired JPH0128043Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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JP2006149505A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Takazono Sangyo Co Ltd 分包紙および薬剤分包袋並びに薬剤分包袋の製造方法

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JPS6227639U (ja) 1987-02-19

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