JPH01280321A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH01280321A
JPH01280321A JP10995788A JP10995788A JPH01280321A JP H01280321 A JPH01280321 A JP H01280321A JP 10995788 A JP10995788 A JP 10995788A JP 10995788 A JP10995788 A JP 10995788A JP H01280321 A JPH01280321 A JP H01280321A
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silicon nitride
oxide film
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 集積回路のキャパシタなどに用いる絶縁薄膜の形成方法
に関し、 ピンホールがなくかつ窒化膜の特徴は可及的に失なわな
いシリコン窒化薄膜の形成方法を提供することを目的と
し、 基板上にシリコン窒化膜を堆積する工程、該シリコン窒
化膜の少なくとも表面の一部を酸化する工程、該酸化に
よって形成されたシリコン酸化膜の少な(とも表面の一
部を窒化処理してシリコン窒化酸化膜(15)に変換す
る工程、を有する構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、集積回路のキャパシタなどに用いる絶縁薄膜
の形成方法に関する。
LSIの高集積化、高速化に伴ない、絶縁膜の薄膜化が
図られている。特にMOS PETのゲート酸化膜とダ
イナミックRAMの電荷蓄積容量用の絶縁膜の薄膜化が
重要である。
例えば上記の電荷蓄積容量つまりキャパシタは誘電体膜
とその両側の電極で形成され、容量値は電流面積、誘電
体膜の誘電率と厚さで決まる。集積化が進めば面積は小
になり、しかし容量値は情報記憶上それ程小にすること
はできないから、誘電率を大にするか、厚さを小にして
容量値を確保する必要に迫られる。
集積回路の絶縁膜としては二酸化シリコン(SiO□)
が広く用いられているが、最近LMビット以上のDRA
Mのキャパシタの誘電体膜などには窒化シリコン(S 
i z N a )膜が使われている。Si3N、は5
inzより誘電率が50%程高く、高集積化に有利であ
る。誘電率の更に高いものとしてはタンタル酸化膜など
があるが、これは集積回路ではまだ実用化されていない
誘電率を大にするには材料を選定する必要があるが、こ
の点、従来使われてきた実績ある誘電体膜の厚さを薄(
することはそのような必要もなく、簡便な方法ではある
。勿論、薄くするとピンホールなどの問題がでてくる。
本発明はこの極薄絶縁薄膜の形成方法に係るものである
(従来の技術) 集積回路の絶縁膜の材料としては5iOzが中心的に使
われてきたが、高集積化に伴なって種々の要求が現われ
、5iOzに代る材料の出現が望まれている。
窒化シリコンは二酸化シリコンに比べて、誘電率が約5
0%大きい上、構造が緻密であり、強力な不純物拡散バ
リア効果、高温耐酸化性、耐放射線性がある。Si3N
4を薄膜としてLSI製造工程に導入する方法としては
シリコンの直接窒化法と、CVDやスパッタによる堆積
法がある。前者は非常に薄い膜を均一に形成できるが、
反応温度が高いこと、下地基板がシリコンに限定される
欠点がある。後者はこれらの欠点はないが、薄膜の場合
、偶発的な欠陥を含み易い。
CVD法によるシリコン窒化膜の形成ではシリコン源と
してSiH4,5iCj2Hz 、5iCffzHz 
5iCEa 、5iCff、Hなどを用い、例えば次の
反応によるSi、N、を生成させる。
S i Cl z Hz + N H3→Si3N 4
 + HCIHの多い程低温で成長させることができる
が、使い易さなどから上式の反応を利用することが多い
ところでこのような反応で堆積した膜は、101111
1以下の薄い膜ではピンホールが発生し易く(厚い膜な
ら後からの堆積でピンホールは埋められてしまう)、ピ
ンホールがあるとリーク電流などがあって不具合である
CVD  5izNa膜のこのような欠点を補うにはS
i3N、膜を高温で酸化処理するのが有効であり、この
方法はIMビット以上のメモリで実用されている。シリ
コン基板上に5ilN4膜はSiO□膜を介して成長さ
せられ、上記酸化処理で表面がSiO□化されるので、
5in2.5L3N4. SiO□の3層構造の膜にな
る。そしてS i 3 N a膜にピンホールがあって
も、酸化処理で入ってきた酸素がピンホールを埋め、ピ
ンホール無しになることが期待できる。
しかしこの3層構造では膜厚低域に難がある。
シリコン基板上の熱酸化Sin、膜は基板表面をきれい
にするという意味を持っており、基板表面がきれいなら
無くてもよい。そこで16Mなどの高集積度メモリでは
これを除いて、S i 3 N a膜を直接シリコン基
板上に形成し、その表面を酸化して、5i3Na、 S
iO□の2層構造にすることが考えられている。
(発明が解決しようとする課題)  。
窒化膜の表面酸化はピンホール除去には有効であるが、
窒化膜の表面が酸化膜に変るから、前記窒化膜の特徴は
、酸化膜に変る量が多い程失なわれて行く。
本発明はか\る点を改善し、ピンホールがな(かつ窒化
膜の特徴は可及的に失なわないシリコン窒化薄膜の形成
方法を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図に示すように本発明では、■基板上に堆積法によ
り、実質的にシリコン窒化物よりなる薄膜を形成し、■
該薄膜を酸化性雰囲気中で酸化処理して、該薄膜の表面
に二酸化シリコンを主成分とする薄層を形成し、然る後
、■窒化性雰囲気で窒化処理して、該薄層の少なくとも
一部を窒化物を含む層に変換する。
〔作用〕
この方法によればSi3N、層、5iOLJi!、窒化
されたSiO□層の3層構造の絶縁薄膜が得られ、下層
のSi3N、層は酸化処理されるのでピンホールがあっ
ても埋められ、また酸化層表面は窒化されるから、酸化
層部分は可及的に薄く、残り全部が窒化層であるから、
窒化膜としての特徴を可及的に保持することができる。
〔実施例〕
第2図に本発明の絶縁薄膜形成方法の工程を示す。(a
)ではシリコン基板11の上に、高濃度にリン(P)を
含む低抵抗の多結晶シリコン膜12を堆積し、この多結
晶シリコン膜上にCVD法により窒化膜13を堆積する
。多結晶シリコン膜12は、構成しようとするキャパシ
タの一方の電極となるもので、通常、シラン(Si H
4)の熱分解で成長させ、厚みは0.2〜1μmである
。窒化膜13は、SiH4+NH3あるいはSiH,C
f□十NH,等の反応で、約850 ’Cの基板温度で
多結晶シリコン膜12上に堆積する。1MビットのDR
AMの場合窒化膜13の厚みは約15nmであるが、本
発明ではこれより薄くてよい。
次に(b)では、(a)の状態のものを湿った酸素雰囲
気中で、900 ’Cで、30分処理し、約2nmの、
SiO□を主成分とする超薄膜14を形成する。この酸
化工程で窒化膜13の欠陥(ピンホール)は消滅し、膜
の絶縁性が向上する。酸化反応は下式で表わせる。
5izNn+20□→5iOz+2NO+Nz↑生成し
たN2つまり窒素ガスは窒化膜13から雰囲気中へ出て
行(が、Noが残るので、薄膜14は完全な(シリコン
基板を直接熱酸化したときのような)二酸化シリコン層
ではないが、は\“SiO□層と言ってよい。
次に(C)では、(b)の状態のものを900°C中の
NH,中で処理して薄膜14の表面を窒化して窒化酸化
膜15にする。この反応は次式で表わせる。
Si Oz + N H:+−5iOxNy + OH
↑生成物SiOxNyの酸素量Xは処理温度が高い程小
になるが、IC製造工程ではそれ程高い温度は利用でき
ないので組成は5iONに近い。しかし緻密性、放射線
耐性、電流/電圧ストレス耐性はSi3N4に似ている
。また誘電率は、(b)のもの(従来のもの)より数1
0%増加する。(b)(C)の工程は直接反応によるた
め均一性は良好である。膜厚の均一性は工程(a)にお
いて決定される。
前記(b)の工程の窒化膜の酸化は、窒化膜の耐酸化性
により容易に進行せず、そこで酸化では20〜30人程
度の深さまでとする。前記(C)の工程の酸化膜の窒化
も、表面にできた窒化層が窒化の進行を阻止するので酸
化膜の全部を窒化するのは容易でない。全部窒化しない
場合は窒化層、酸化層、窒化層の3層構造になるが、酸
化層は窒化層でサンドウィッチされているので、絶縁性
などについては全部窒化層の場合と殆んど差がない。
次に(d)では窒化酸化膜15上に金属あるいは半導体
の電極16を形成し、電極12,16、誘電体膜13〜
15の構成のキャパシタを完成する。
このキャパシタの最大電界強度は、Si3N、の真性値
に近いIQMV/cmが得られる。
第3図は本発明をDRAMのメモリセルに応用した例を
示す。lla、llbはソース・ドレイン拡散領域、1
7は多絶縁シリコンのゲート電極で、これは1トランジ
スタ1キヤパシタ型メモリセルの該トランジスタを構成
する。キャパシタは多結晶シリコン電極12、絶縁膜1
3〜15、金属または多結晶シリコンの電極16で構成
される。18はゲート絶縁膜、19はフィールド酸化膜
である。
DRAMメモリセルのキャパシタはMOSキャパシタを
使用するのが普通であるが、集積度向上につれて2電極
1誘電体型の通常のキャパシタが使用され、この場合拡
散層11b上に絶縁膜を介して電極を配設して該キャパ
シタを形成するのが普通である。しかしこれでは集積度
が上らず、そこで第3図に示すように、トランジスタ部
およびフィールド絶縁層上に跨ってキャパシタを構成す
ることが考えられている。本発明ではこの第3図の構成
のメモリセルのキャパシタの誘電体膜を一層薄くかつ高
誘電率にすることができ、小面積で所要容量のキャパシ
タを形成することができる。またキャパシタの信頬性が
高く、メモリセルの寿命が従来のものより溝かに長く、
デバイスの歩留りも向上する。
実施例では窒化シリコン13は多結晶シリコン上に成長
させたが、シリコン基板上に直接または二酸化シリコン
層上などに成長させることもある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、窒化膜の表面を酸化し
、生成された酸化膜を窒化処理するので、薄い窒化膜で
もピンホールがなく、かつ全体がはり窒化膜なので高い
誘電率、絶縁膜としての高信頼性、耐放射線性などが得
られ、甚だ有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の実施例を示す製造工程図、第3図は本
発明の実施例のメモリセルの断面図である。 第2図で11はシリコン基板、12は多結晶シリコン層
、13は窒化膜、14はその酸化層、15は窒化層、1
6は電極である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、基板(12)上にシリコン窒化膜(13)を堆積す
    る工程、該シリコン窒化膜の少なくとも表面の一部を酸
    化する工程、該酸化によって形成されたシリコン酸化膜
    (14)の少なくとも表面の一部を窒化処理してシリコ
    ン窒化酸化膜(15)に変換する工程、を有することを
    特徴とする絶縁薄膜の形成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007220888A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Central Res Inst Of Electric Power Ind 超格子構造による耐放射線性を有する炭化珪素半導体素子およびその運転方法
KR100769135B1 (ko) * 2005-08-12 2007-10-22 동부일렉트로닉스 주식회사 반도체 장치의 게이트 유전막 형성 방법

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