JPH01280052A - 絹編物の毛出し編成方法とこれによるサポータ - Google Patents
絹編物の毛出し編成方法とこれによるサポータInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、毛出しされた絹編物を編成する方法とこの方
法を用いて腕、足等へ供しうべくなしたサポータに関す
るものである。
法を用いて腕、足等へ供しうべくなしたサポータに関す
るものである。
[従来の技術]
従来1毛出しされたw物は保温性か良いので毛編物に毛
出ししたものがあった。これは、吸湿性が低いので汗や
皮膚から発散する水蒸気を吸収しにくく非衛生的で、か
つ、保温性はよいが、一方では毛Ia物の毛羽は材質の
特性上どうしても肌をチクチクと刺激するのて親脂性に
欠けるものとなっている。
出ししたものがあった。これは、吸湿性が低いので汗や
皮膚から発散する水蒸気を吸収しにくく非衛生的で、か
つ、保温性はよいが、一方では毛Ia物の毛羽は材質の
特性上どうしても肌をチクチクと刺激するのて親脂性に
欠けるものとなっている。
そのため1毛出しされた毛編物のサポータを直接腕や足
等に装着した際には、肌が刺激され特に皮膚の弱い婦人
や子供等には湿疹さえてきるという欠点があった。
等に装着した際には、肌が刺激され特に皮膚の弱い婦人
や子供等には湿疹さえてきるという欠点があった。
さらに、毛出しされた毛と他繊維と混編された編物をサ
ポータに用いていたものが開発されているが、これも肌
を刺激し親脂性に依然として欠けるものとなっている。
ポータに用いていたものが開発されているが、これも肌
を刺激し親脂性に依然として欠けるものとなっている。
概して化合成繊維は保温性、吸湿性が悪く綿、麻等の天
然繊維は保温性か低いという欠点がある。
然繊維は保温性か低いという欠点がある。
[発明か解決しようとする課8]
そこで本発明は上記欠点をなくすべくなされたものであ
って、柞蚕糸を用いてパイル状の組編物にして毛出しを
すれば毛出しか容易にてき、かつ、長時間使用しても毛
玉かできず、また、絹の特性として肌を刺激しないから
親脂性の良いものとなる。かつ、吸湿性及び保温性に優
れている毛出しされたM4m物と、これを用いたサポー
タの開発を目的として提供すべくなされたものである。
って、柞蚕糸を用いてパイル状の組編物にして毛出しを
すれば毛出しか容易にてき、かつ、長時間使用しても毛
玉かできず、また、絹の特性として肌を刺激しないから
親脂性の良いものとなる。かつ、吸湿性及び保温性に優
れている毛出しされたM4m物と、これを用いたサポー
タの開発を目的として提供すべくなされたものである。
[問題点を解決するための手段]
すなわち本発明は、前記目的を達成すべくなされたもの
てあって、先ず、絹は吸湿性・保温性が良いことに着目
し、これを農家で生産する普通の絹糸である家蚕糸て通
常のニット編、すなわち天竺編に編成し、かつ、これに
起毛技法によって毛出をしたが、十分になしえなかった
。
てあって、先ず、絹は吸湿性・保温性が良いことに着目
し、これを農家で生産する普通の絹糸である家蚕糸て通
常のニット編、すなわち天竺編に編成し、かつ、これに
起毛技法によって毛出をしたが、十分になしえなかった
。
また、起毛の長さは約3■以上が風合が良好て、柞蚕糸
以外の繊維では3■以上でも毛玉となり脱落することか
分った。さらに、羊毛はチクチクするのみならず、最も
早く毛玉になり役に立たず、綿やレーヨンは感触は良い
が毛玉の発生がさらにひどく、合成繊維ては細いものは
感触は良いか毛玉となり易く、3デニ一ル以上の太さの
ものは毛玉はできないが感触が悪くて使用てきないこと
も分った。
以外の繊維では3■以上でも毛玉となり脱落することか
分った。さらに、羊毛はチクチクするのみならず、最も
早く毛玉になり役に立たず、綿やレーヨンは感触は良い
が毛玉の発生がさらにひどく、合成繊維ては細いものは
感触は良いか毛玉となり易く、3デニ一ル以上の太さの
ものは毛玉はできないが感触が悪くて使用てきないこと
も分った。
よって、編成か天竺編であったのをパイル編となし、起
毛技法によって毛出しをなしたところ、容易になすこと
ができたのて、これによりサポータを製作して2〜3日
着用したところ、毛出しした毛かお互いに集って毛玉が
できた。
毛技法によって毛出しをなしたところ、容易になすこと
ができたのて、これによりサポータを製作して2〜3日
着用したところ、毛出しした毛かお互いに集って毛玉が
できた。
これらに鑑みて、家蚕糸より強度の高い野蚕糸である柞
蚕糸を用い、かつ、パイル状に編成し起毛したところ毛
玉かできずに親脂性、保温性、吸湿性の良いものかでき
たので、これを用いてサポータを製造したところ同様の
効果を得たから、これにより解決の手段とした。
蚕糸を用い、かつ、パイル状に編成し起毛したところ毛
玉かできずに親脂性、保温性、吸湿性の良いものかでき
たので、これを用いてサポータを製造したところ同様の
効果を得たから、これにより解決の手段とした。
[作 用]
上記により構成される本発明は、柞蚕糸を用いてパイル
状の組編物を形成し、これの外面上に起毛技法によって
毛出しをなすので、この毛出しされた部分か柞蚕糸の特
性として毛玉が生じにくいものとなり、風合が良くかつ
親脂性か良いものとなるから肌を刺激せず、また、保温
性及び吸湿性の高いものとなり、したかって、肌に直接
当接して治療するサポータとして適したものとなる。
状の組編物を形成し、これの外面上に起毛技法によって
毛出しをなすので、この毛出しされた部分か柞蚕糸の特
性として毛玉が生じにくいものとなり、風合が良くかつ
親脂性か良いものとなるから肌を刺激せず、また、保温
性及び吸湿性の高いものとなり、したかって、肌に直接
当接して治療するサポータとして適したものとなる。
さらに、腕、足等の嵌装部に適した外形形状として柞蚕
糸を用いて編成し、これの肌に接する部分を前記と同様
に起毛技法により毛出しをしであるから、風合と親脂性
か良好で、さらに、嵌着することと相俟ってより保温性
また吸湿性の高いものとなり、よって患部を保温によっ
て治療を要するサポータとして適したものとなる。
糸を用いて編成し、これの肌に接する部分を前記と同様
に起毛技法により毛出しをしであるから、風合と親脂性
か良好で、さらに、嵌着することと相俟ってより保温性
また吸湿性の高いものとなり、よって患部を保温によっ
て治療を要するサポータとして適したものとなる。
このほか、海水着やレオタード等にも快適な物性を持つ
ことか判明した。
ことか判明した。
[実 施 例]
以下、引き続き本発明の要旨をさらに明確にするため図
面を利用して一実施例を説明する。
面を利用して一実施例を説明する。
第1図に従って、起毛技法により毛出しされた組編物l
を編成する方法につき説明する。
を編成する方法につき説明する。
少くとも起毛せんとする面側な柞蚕糸を用い、パイル状
の形状にM4wa物の素体を編成し、ついて、シリンダ
の外表面に針布を巻回し、これを編布上に接触させて毛
羽な掻き起す通常の起毛技法によって、該編成された柞
蚕糸による外面11上に毛羽12を生成せしめたところ
約lO〜20ma+となり、U柞蚕糸は強靭であるから
起毛しても抜は出さなく、他のu&維のように毛出しを
しても毛玉となって外見上、不快感を感じることなく独
特の風合を醸し出し、親脂性が良く、また、保温性及び
吸湿性の高いものとなって、肌に直接当接する個所に用
いて極めて好適なものとなる。
の形状にM4wa物の素体を編成し、ついて、シリンダ
の外表面に針布を巻回し、これを編布上に接触させて毛
羽な掻き起す通常の起毛技法によって、該編成された柞
蚕糸による外面11上に毛羽12を生成せしめたところ
約lO〜20ma+となり、U柞蚕糸は強靭であるから
起毛しても抜は出さなく、他のu&維のように毛出しを
しても毛玉となって外見上、不快感を感じることなく独
特の風合を醸し出し、親脂性が良く、また、保温性及び
吸湿性の高いものとなって、肌に直接当接する個所に用
いて極めて好適なものとなる。
次に、第2図に従って前記未発rg1編成方法によりサ
ポータ2を形成する場合の実施例を説明する。
ポータ2を形成する場合の実施例を説明する。
柞蚕糸を用いて嵌着する腕部大の筒状に裏地側の本体2
1をパイル状に編成し、さらに、この外面上を別の柞蚕
糸により通常のニット編、すなわち天竺線とした表地側
の本体22を重合状に編成し、その両端をゴム編状の端
縁部23.24となるように編成する。
1をパイル状に編成し、さらに、この外面上を別の柞蚕
糸により通常のニット編、すなわち天竺線とした表地側
の本体22を重合状に編成し、その両端をゴム編状の端
縁部23.24となるように編成する。
さらに、前記によりなる本体部20の両端を内側へ折曲
げて縫着し、ついて、裏面21a上を前記起毛技法によ
り掻き起すことによって、前記と同様的lO〜20mm
の毛羽221aを生成し両端にゴム編状端縁部23.2
4を有した本体部20を形成する。
げて縫着し、ついて、裏面21a上を前記起毛技法によ
り掻き起すことによって、前記と同様的lO〜20mm
の毛羽221aを生成し両端にゴム編状端縁部23.2
4を有した本体部20を形成する。
このようにしてなるサポータ2は、前記と同様に柞蚕糸
のため独特の風合を醸し出し、これを腕部へ直接嵌着し
ても親脂性が良く、また、良好な吸湿性を備え、さらに
毛羽221aに有する保温性に加え、両端を端縁部23
.24で密着させて本体部20内を密室状とし、かつ、
柞蚕糸は伸度か大きいため筒状に密接することによって
、より高い保温力を備えたものとなり、衛生的でサポー
タとして使用して、従来にない独特な効果を奏するもの
となった。
のため独特の風合を醸し出し、これを腕部へ直接嵌着し
ても親脂性が良く、また、良好な吸湿性を備え、さらに
毛羽221aに有する保温性に加え、両端を端縁部23
.24で密着させて本体部20内を密室状とし、かつ、
柞蚕糸は伸度か大きいため筒状に密接することによって
、より高い保温力を備えたものとなり、衛生的でサポー
タとして使用して、従来にない独特な効果を奏するもの
となった。
なお、前記実施例では裏地側本体を柞蚕糸でのみ形成し
たが、ここへ適宜ポリウレタン糸を配設してもよく、ま
た、腕部分の場合について説明したか1本発明はこれに
限定されるものではなく、形状をいろいろと定めれば腕
のみでなく膝、手首、踵、肩、足首、腰等でも使用でき
、また、サポータの本体を経済的な点より表地側と裏地
側とし。
たが、ここへ適宜ポリウレタン糸を配設してもよく、ま
た、腕部分の場合について説明したか1本発明はこれに
限定されるものではなく、形状をいろいろと定めれば腕
のみでなく膝、手首、踵、肩、足首、腰等でも使用でき
、また、サポータの本体を経済的な点より表地側と裏地
側とし。
これを重合しうべくなしたが、少くとも肌に接する部分
を柞蚕糸で編成すればよく、毛羽の形状、大きさは任意
てよい等前記した本発明の目的、作用及び後記する発明
の効果か達成される範囲において、それぞれ任意に定め
られてよく、これらの変更はいずれも本発明の要旨を何
ら変更するものでないことは申すまでもない。
を柞蚕糸で編成すればよく、毛羽の形状、大きさは任意
てよい等前記した本発明の目的、作用及び後記する発明
の効果か達成される範囲において、それぞれ任意に定め
られてよく、これらの変更はいずれも本発明の要旨を何
ら変更するものでないことは申すまでもない。
[発明の効果]
以上、詳細に説明したように本発明は、柞蚕糸を用いて
任意形態のll4m物を形成し、これの外面上を起毛技
法によって起毛して毛羽な生成すると、柞蚕糸は強度が
高いから、他のtagの如く毛玉を生ずることなく、か
つ、起毛に際して抜は出すことなく、安定して毛羽量だ
せることが可能で、耐久性の高いものとなり、これを肌
に直接接触する各種サポータに供すると、柞蚕糸それ自
身のフィブロイン繊維の中と毛羽の群れ中に空気が貯え
られて保温性が高く、かつ、端縁部で嵌着部に固着され
て内部が密室状となってより保温性、さらに吸湿性の高
いものとなり衛生的で、サポータとして独特の効果を奏
する等本発明は実用上まことに優れた発明である。
任意形態のll4m物を形成し、これの外面上を起毛技
法によって起毛して毛羽な生成すると、柞蚕糸は強度が
高いから、他のtagの如く毛玉を生ずることなく、か
つ、起毛に際して抜は出すことなく、安定して毛羽量だ
せることが可能で、耐久性の高いものとなり、これを肌
に直接接触する各種サポータに供すると、柞蚕糸それ自
身のフィブロイン繊維の中と毛羽の群れ中に空気が貯え
られて保温性が高く、かつ、端縁部で嵌着部に固着され
て内部が密室状となってより保温性、さらに吸湿性の高
いものとなり衛生的で、サポータとして独特の効果を奏
する等本発明は実用上まことに優れた発明である。
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図は本発
明により形成された絹m物の要部を示す断面図、第2図
は本発明によりなったサポータの一部を破断して示す正
面図である。 1−−−−−−−−−MA繊編 物2.221a−−一 毛 羽 2−−−−−−−−−サポータ 20−−−−−−−一 木 体 21−−−−−−−−裏地側の本体。
明により形成された絹m物の要部を示す断面図、第2図
は本発明によりなったサポータの一部を破断して示す正
面図である。 1−−−−−−−−−MA繊編 物2.221a−−一 毛 羽 2−−−−−−−−−サポータ 20−−−−−−−一 木 体 21−−−−−−−−裏地側の本体。
Claims (2)
- (1)柞蚕糸でパイル状絹編物を編成し、さらに該編布
の外面上を起毛技法によって毛出したことを特徴とする
絹編物の毛出し編成方法。 - (2)装着時少くとも肌に接する部分に柞蚕糸を用い任
意嵌着部分の形状にしてパイル状に編成し、ついで、該
肌に接する部分を起毛技法によって毛出しして形成され
たことを特徴とする絹編物の毛出し編成方法によるサポ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10563888A JPH01280052A (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 絹編物の毛出し編成方法とこれによるサポータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10563888A JPH01280052A (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 絹編物の毛出し編成方法とこれによるサポータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01280052A true JPH01280052A (ja) | 1989-11-10 |
Family
ID=14412997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10563888A Pending JPH01280052A (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 絹編物の毛出し編成方法とこれによるサポータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01280052A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997014383A1 (fr) * | 1995-10-19 | 1997-04-24 | Yuzo Tsuchida | Ruban pour la sante des orteils |
KR100326398B1 (ko) * | 1999-12-31 | 2002-03-08 | 안효헌 | 실크담요의 제조방법 |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP10563888A patent/JPH01280052A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997014383A1 (fr) * | 1995-10-19 | 1997-04-24 | Yuzo Tsuchida | Ruban pour la sante des orteils |
KR100326398B1 (ko) * | 1999-12-31 | 2002-03-08 | 안효헌 | 실크담요의 제조방법 |
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