JPH01280034A - プリフォーム製造用縫糸およびその製造方法 - Google Patents

プリフォーム製造用縫糸およびその製造方法

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JPH01280034A
JPH01280034A JP4308588A JP4308588A JPH01280034A JP H01280034 A JPH01280034 A JP H01280034A JP 4308588 A JP4308588 A JP 4308588A JP 4308588 A JP4308588 A JP 4308588A JP H01280034 A JPH01280034 A JP H01280034A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この本発明は、炭素繊維強化プラスチック(cFRP)
や炭素繊維強化炭素(cFRC) 、炭素繊維強化金属
(cFRM)等の複合材料を成形する際に用いる炭素繊
維プリフォーム材を製造するのに適した炭素繊維糸およ
びそれを製造する方法に関する。
[従来の技術] CFRP等の、炭素繊維を用いる複合材料を成形する際
に、補強基材として、炭素繊維織物等を積層して使用す
ることはよく知られている。その場合、たとえば米国特
許筒4.622,254号明細書に記載されているよう
に、積層した織物等を縫糸であらかじめ一体に縫合し、
プリフォーム材としておくことがある。そうすると、成
形時に織物等をいちいち積層する手間が省けるばかりか
、縫糸による、基材、ひいてはCFRP等の、層間剪断
強度や層間剥離強度等の向上が期待できるからでおる。
また、たとえば特開昭59−’157361号公報には
、炭素繊維束を互いに並行に引き揃えてなる繊維束群を
、複数個、隣接する群間で繊維束が互いに交差するよう
に層状配置するとともに、その配置形態を編糸で編組織
することによって固定してなるプリフォーム材が記載さ
れている。
さて、そのような、炭素繊維からなるプリフォーム材を
製造するときに使用する縫糸や編糸とし°ては、ガラス
繊維糸や、ポリエステル繊維糸等の有機繊維糸が使われ
ることもあるにはあるが、これらは、吸水性が大きかっ
たり、耐熱性が低かつたり、複合材料の、たとえばマト
リクス樹脂との接着性が悪かったり、強度や弾性率等の
力学的特性が劣っているなどの問題があるため、そのよ
うな不都合が少ない炭素繊維糸の使用が最も好ましいと
いわれている。ところが、炭素繊維糸を単なる繊維束の
形態のまま用いると、炭素繊維は大変脆いために、縫合
時や編立時に、基材との擦過によって単繊維切れを起こ
したり、著しい毛羽立ちを生ずるなどの問題がでてくる
[発明が解決しようとする課題] この発明の目的は、従来の炭素繊維糸の上述した問題点
を解決し、CFRP等の複合材料における、炭素繊維か
らなるプリフォーム材を製造するときの縫糸や編糸とし
て使用した時、単繊維切れや毛羽を発生する心配がほと
んどないばかりか、基材、ひいては複合材料の機械的特
性をも向上させることができる炭素繊維糸と、そのよう
な炭素繊維糸を低コストで製造する方法を提供するにお
る。
[課題を解決するための手段] 上述した目的を達成するために、この発明においては、
複数本の、炭素繊維束からなる単糸が合撚されて上撚が
できており、各単糸は、(a)  撚を有し、 (b)  単繊維の繊度が0.5デニール以下であり、 (c)  単繊維の破断伸度が2.5%以上であり、 (d)  単繊維の数が500〜3000本であり、 上撚と各単糸の撚とは撚方向が逆になってあり、上撚数
は撚係数が1.2〜2.2となる範囲にあり、各単糸の
撚数は上撚数の0.1〜0.8倍の範囲にあり、かつ、
任意の一定長をみたとき、各単糸の長さが互いに等しく
なっていることを特徴とする複合材利用炭素繊維糸が提
供される。また、この発明においては、そのような炭素
繊維糸を製造する方法として、炭素繊維束かうなり、か
つ下撚を有する単糸を、複数本、一対のローラからなる
ニップローラの間に、互いに間隔を保って、かつ各単糸
が各ローラの表面にその周長の少なくとも1/3にわた
って接触するように供給する工程と、ニップローラから
出てくる複数本の単糸を合撚して各単糸の下撚方向とは
逆方向の上撚をかける工程とを含むことを特徴とする複
合材利用炭素繊維糸の製造方法が提供される。
この発明の詳細な説明するに、この発明においては、炭
素繊維束からなる単糸に下撚を加えてその単糸を構成し
ている各単繊維を拘束するとともに、そのような、下撚
を有する単糸の複数本を特定の条件下で合撚して下撚と
は逆方向の上撚をかける。かくして炭素繊維糸が得られ
るが、その炭素繊維糸は、上撚と単糸の撚とが特定の関
係になっていて、単糸が炭素繊維糸に与える解撚トルク
と、炭素繊維糸自身の解撚トルクとがバランスし、ねじ
れのない、安定した形態を維持することができる。
単糸は、それを構成している各単繊維が、繊度が0.5
デニール以下で、破断伸度が2.5%以上、好ましくは
3.5%以上であるものでなげればならない。すなわち
、繊度が0.5デニールを越えるような太い単繊維では
、曲げたときの発生応力が大きいために、単繊維切れや
毛羽の発生を有効に防止することができない。また、後
述する製造時において、単糸に安定した張力を付与する
ことかできなくなり、各単糸間で長さのばらつきができ
るようになる。加えて、単繊維切れや毛羽の発生の防止
には、繊度がOj 5デニール以下でおるということの
みでは十分でなく、破断伸度が2.5%以上でおること
も合わせて必要でおる。
Vなわち、単繊維が曲げられると、その単繊維には引張
と圧縮の応力が同時に発生することになるが、引張と圧
縮を繰り返し受けたときの単繊維切れや毛羽の発生は、
破断伸度が2.5%以上と大きい単繊維でなければ防止
できない。
ここで、単繊維の破断伸度は、いわゆる単繊維ループ試
験法によって測定する。この方法は、グリセリンを1〜
2滴たらしたガラス板上に単繊維をそれがループを1回
形成するように起き、その上にプレパラートを置き、顕
微鏡で上記ループを視野にとらえながら単繊維の両端を
一定速度で引張って破断させ、次式から求める方法であ
る。
ε=1.066x (d1/d2)Xi○○ただし、ε
 :破断伸度(%) dl:単繊維の直径(μm) d2:破断直前のループの平均直径 (μm) 単糸を構成している単繊維の数は、500〜3000で
なければならない。単繊維の数が500本よりも少なく
なると、結節強力が大きく低下してきて、上述した縫糸
や編糸として実用に供し得なくなる。一方、3000本
よりも多くなると、結節強力は向上するものの、太くな
って縫合時ヤ編立時等にあける基材との摩擦抵抗が大き
くなり、また、プリフォーム材の表面平滑性、ひいては
複合材料の表面平滑性が大きく損われるようになる。
さて、この発明の炭素繊維糸は、単糸の撚とは逆方向の
上撚を有するが、上撚数は、撚係数が1゜2〜2.2と
なる範囲になければならない。また、単糸の撚数は上撚
数の0.1〜0.8倍でなげればならない。このような
上撚と単糸の撚との関係は、炭素繊維糸自身の解撚トル
クと単糸が炭素繊維糸に与える解撚トルクとをバランス
させ、ねじれをなくすために必須の要件である。また、
上撚数は、炭素繊維糸の結節強力や耐擦過性等にも大い
に関係し、結節強力は、撚係数が1.5〜1゜7の範囲
におるとき最大となる。ここで、撚係数は、次式で表わ
されるものである。
K−(TX’D)/73 ただし、K:撚係数 T:上撚数(回/25mm) D:炭素繊維糸の繊度(デニール) この発明において、合撚する単糸の数は、用途等によっ
て異なるものの、良好な横断面形状が得られるという理
由で、2〜6本程度であるのが好ましい。上述した縫糸
や編糸として使用するものにおっては、2〜3本である
のが好ましい。
さて、この発明の炭素繊維糸は、任意の一定長をみたと
き、それを構成している各単糸間に、長さのばらつき、
いわゆる糸長差がなく、すべての単糸の長さが等しくな
っていることが必要である。
すなわち、各単糸の長さが異なっていると、炭素繊維糸
が緊張されたとき、最も短い単糸にまず負荷がかかり、
次いでその次に長い単糸に負荷がかかるといった状況が
現出されるため、炭素繊維糸の強力が大変低くなってし
まう。もちろん、結節強力も低下してくる。ここで、長
さが互いに等しいということは、文字どおり同一である
場合はもちろんのこと、長さのばらつきが0.1%以内
と非常に少ない場合をも含むものである。
上述したような炭素繊維糸は、下撚を有する複数本の単
糸を、一対のローラからなるニップローラの間に、互い
に間隔を保って、かつ各単糸が各ローラの表面にその周
長の少なくとも1/3にわたって接触するように供給す
るとともに、ニップローラから出てきた複数本の単糸を
合撚して上撚をかけることによって製造することができ
る。このとき、得られる炭素繊維糸の上撚と単糸の撚と
の関係が、上述したように、上撚数は撚係数が1゜2〜
2.2となるように、また、単糸の撚数が上撚数の0.
1〜0.8倍になるような条件を選ぶことはいうまでも
ない。単糸に付与されている下撚は、合撚に際して解撚
され、撚数が減少する。
したがって、ニップローラに供給する単糸の下撚数は、
得られる炭素繊維糸における単糸の撚数よりも多い。ニ
ップローラは、駆動ローラと従動ローラとからなるよう
なものであるが、そのようなニップローラに供給する複
数本の単糸間に間隔を保っておくのは、複数本の単糸が
互いに絡み合ったのでは張力の制御ができなくなるから
でおる。
これは、一般の衣料用の糸の合撚にはみられないことで
おる。また、単糸が各ローラの表面にその周長の少なく
とも1/3にわたって接触するようにするのは、ニップ
ローラ上での滑りを防止し、炭素繊維糸を構成する単糸
間に、いわゆる糸長差ができないようにするためである
。この点も、衣料用の糸の製造においては、ニップロー
ラでは、供給される糸を単に挟んで把持するのが普通で
あるから、大きく相異する。なお、合撚には、繊維産業
においてよく知られたリング型撚糸機等を使用すること
ができる。
[実施態様] 第1図において、炭素繊維糸1は、2本の、単繊維の繊
度が0.5デニール以下で、単繊維の破断伸度が2.5
%以上で、単繊維の数が500〜3000本である炭素
繊維束からなる単糸2.3を有する。各単糸2.3は、
撚を有している。また、炭素l!維糸1は上撚を有して
いる。しかして、単糸2.3の撚はS撚であるが、上撚
はZ撚でおる。上撚数は撚係数が1.2〜2.2となる
範囲にあり、また、単糸2.3の撚数は上撚数の0゜1
〜0.8倍になっている。また、炭素繊維糸1は、任意
の一定長りをみたとき、各単糸2.3の長さが互いに等
しくなっている。
第2図は、第1図に示したような炭素繊維糸を製造して
いる様子を示すもので、まず、図示しないパッケージか
らガイド等を介して引き出した、2本の、下撚を有する
炭素繊維束からなる単糸10111を、矢印方向に駆動
されている駆動ローラ4と、その駆動ローラ4に接触し
て従動回転する従動ローラ5とからなるニップローラ6
に供給する。2本の単糸10.11の下撚数は、最終的
に得られる炭素繊維糸にあける単糸の撚数よりも多くな
っている。
単糸10.11は、駆動ローラ4と従動ローラ5との間
に、図示するように、絡み合いを防止するため、好まし
くは3〜15mmはどの間隔を保って、かつ図面左方か
ら児てS字形になるように供給する。これにより、各単
糸10.11は、駆動ローラ4および従動ローラ5の表
面にその周長の大部分にわたって接触するようになり、
ニップローラ6上での滑りが防止されるようになって後
のリング型撚糸機までの張力変動が大変少なくなる。
したがって、上述した、いわゆる糸長差の発生を防止す
ることができるようになる。
ニップローラ6から出てくる単糸10.11は、ガイド
7を経て周知のリング型撚糸機8に導かれ、合撚されて
所定の上撚が加えられ、パッケージ9として巻き取られ
る。上撚をかける際、その操作に伴って単糸の下撚数は
減少する。
[実施例] 第2図に示した方法により、2本の、下撚を有する単糸
を用いて炭素繊維糸を得た。
すなわち、単繊維の繊度が0.4デニールであり、単繊
維の破断伸度が4.1%であり、単繊維の数が1000
本であり、5.88回/25mmのS方向の下撚を有す
る炭素繊維束からなる単糸を、2本、24m/分の速度
で、同一周速度のニップローラの間に、5mmの間隔を
保って、かつ、第2図に示したように、S字形で、各単
糸がニップローラの各ローラの表面にその周長の約1/
2にわたって接触するように供給するとともに、そのニ
ップローラからでてくる2本の単糸をリング撚糸機で合
撚して4.25回/25mmのZ方向の上撚をかけた。
かくして得られた炭素繊維糸は、上撚数が4゜25回/
25mmで、単糸の撚数が1.63回/25mmであっ
た。したがって、撚係数は1.65であり、単糸の撚数
は上撚数の0.38倍にある。
各単糸間における糸長差は、全く認められなかつた。
次に、ASTM  D2256に規定される方法により
、上記炭素繊維糸の結節強力を測定したところ、420
0C]であった。また、上記炭素繊維糸を縫糸とし、工
業用ミシンを用いて、単繊維径が7μmで、単繊維数が
1000本である炭素繊維束を織糸として織成した、経
糸および緯糸の密度がともに5本/cmでおる炭素繊維
織物を10枚積層したものを50回/分の速度で単環縫
いし、プリフォーム材を製造したところ、炭素繊維糸に
は、単繊維切れも、毛羽の発生も、いずれも全く認めら
れなかった。
[比較例] 単糸を、ニップローラで単に挟んで把持したほかは実施
例と全く同様にして、炭素繊維糸を得た。
この炭素繊維糸の糸長差には、0.55%のばらつきが
あった。
次に、この炭素繊維糸について実施例と同様の試験をし
たところ、結節強力は3160C1であり、実施例のも
のの約75%にすぎなかった。また、実施例と同様にプ
リフォーム材を¥A造したところ、毛羽の発生は認めら
れなかったものの、各所で単繊維切れが多く発生した。
[発明の効果] この発明の複合材料用炭素繊維糸は、複数本の、炭素繊
維束からなる単糸が合撚されて上撚ができており、各単
糸は、 (a)  撚を有し、 (b)  単繊維の繊度が0.5デニール以下であり、 (c)  単繊維の破断伸度が2.5%以上であり、 (d)  単繊維の数が500〜3000本であり、 上撚と各単糸の撚とは撚方向が逆になっており、上撚数
は撚係数が1.2〜2.2となる範囲にあり、各単糸の
撚数は上撚数の0.1〜0.8倍の範囲におり、かつ、
任意の一定長をみたとき、各単糸の長さが互いに等しく
なっているもので必るから、実施例にも示したように、
隙過を受けても単繊維切れや毛羽の発生がほとんどない
。そのため、炭素p!維を用いる複合材料にあけるプリ
フォーム材を製造する際の縫糸や編糸として大変好適で
おる。しかも、炭素繊維は補強繊維のなかでも力学的特
性が特に優れているから、基材、ひいては複合材料の機
械的特性をも向上させることができるようになる。
また、この発明においては、上述した炭素繊維糸を、炭
素繊維束からなり、かつ下撚を有する単糸を、複数本、
一対のローラからなるニップローラの間に、互いに間隔
を保って、かつ各単糸が各ローラの表面にその周長の少
なくとも1/3にわたって接触するように供給するとと
もに、ニップローラから出てくる複数本の単糸を合撚し
て各単糸の下撚方向とは逆方向の上撚をかけることによ
って製造するので、従来使われているリング型撚糸機等
をほとんどそのまま利用することができ、製造コストが
低くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の炭素繊維糸の一実fN態様を示す
概略正面図、第2図は、この発明の炭素繊維糸を製造し
ている様子を示す、リング型撚糸機の概略斜視図である
。 1:炭素繊維糸 2:撚を有する単糸 3:撚を有する単糸 4:駆動ローラ 5:従動ローラ 6:ニップローラ 7:ガイド 8:リング型撚糸機 9:炭素繊維糸のパッケージ 10:下撚を有する単糸 11:下撚を有する単糸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数本の、炭素繊維束からなる単糸が合撚されて
    上撚ができており、各前記単糸は、(a)撚を有し、 (b)単繊維の繊度が0.5デニール以下であり、 (c)単繊維の破断伸度が2.5%以上であり、 (d)単繊維の数が500〜3000本であり、 前記上撚と各前記単糸の撚とは撚方向が逆になっており
    、上撚数は撚係数が1.2〜2.2となる範囲にあり、
    各前記単糸の撚数は前記上撚数の0.1〜0.8倍の範
    囲にあり、かつ、任意の一定長をみたとき、各前記単糸
    の長さが互いに等しくなっていることを特徴とする複合
    材料用炭素繊維糸。
  2. (2)炭素繊維束からなり、かつ下撚を有する単糸を、
    複数本、一対のローラからなるニップローラの間に、互
    いに間隔を保って、かつ各前記単糸が各前記ローラの表
    面にその周長の少なくとも1/3にわたって接触するよ
    うに供給する工程と、前記ニップローラから出てくる複
    数本の前記単糸を合撚して各前記単糸の前記下撚方向と
    は逆方向の上撚をかける工程とを含むことを特徴とする
    、請求項(1)記載の複合材料用炭素繊維糸の製造方法
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