JPH01279276A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH01279276A
JPH01279276A JP10919388A JP10919388A JPH01279276A JP H01279276 A JPH01279276 A JP H01279276A JP 10919388 A JP10919388 A JP 10919388A JP 10919388 A JP10919388 A JP 10919388A JP H01279276 A JPH01279276 A JP H01279276A
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heat
temperature
heating element
heating
fixing film
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JP10919388A
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Yoshiaki Takayanagi
義章 高柳
Hiromitsu Hirabayashi
弘光 平林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、加熱溶融性のトナーを用いて転写材上に画像
を形成し、これを加熱定着処理する画像形成装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、この種の装置に用いられている定着装置は、所定
の温度に維持された加熱ローラと、りi外層を有して該
加熱ローラに圧接する加圧ローラとによ・りて、未定着
のトナー画像か形成された転写材を挟持搬送しつつ加熱
するローラ定着方式が多用されている。しかしながら、
この種の装置では、加熱ローラにトナーか転移するいわ
ゆるオフセット現象を防止するために、加熱ローラを最
適な温度に維持する必要かあり、加熱ローラあるいは加
熱体の熱容量を大きくしなければならなかった。すなわ
ち、加熱ローラの熱容量か小さい場合には、発熱体によ
る供給熱油との関係により通紙あるいは他の外的要因で
加熱ローラ温度か低温側あるいは高温側に大きく変動し
易くなる。低温側に変動した場合には、トナーの軟化溶
融不足によって、定着不良や低温オフセットを生じ、高
温側に変動した場合には、トナーが完全に溶融してしま
いトナーの凝集力か低下するために、高温オフセットを
生ずる。
[発明か解決しようとする課題] かかる問題を回避するために、加熱ローラの熱台Q)を
大きくすると、加熱ローラを所定の温度まで昇温するた
めの時間か長くなり、装置の使用の際に待機時間か大き
くなるという別の問題か生ずる。
本発明は、1−述の従来装置の有していた闇題点を解決
し、定着不良やオフセットを生ずることなく加熱体の熱
台にを小さくすることを11能とし。
その結果、待機時間や消費゛重力、さらには機内昇温の
小さい画像形成装置を提供することを[]的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、L記目的の1i!成のために、転写材上に、
加熱溶融性の樹脂等より成るトナーを担持せしめて未定
着のトナー画像を形成する画像形成−1段と、 トナー画像を有する面にて転写材に接しかつ、該転写材
の搬送速度と同一速度て移動する耐熱性ある定着フィル
ムを介して、パルス状に通電発熱する発熱体を有する加
熱体によってトナーの上記画像を加熱溶融した後、トナ
ー画像か冷却[a化した後に、定着フィルムか転写材か
ら離反する加熱¥着手段とを備え、 を記加熱体は、発熱体か断熱配置されているとともに、
温度検出素子か」二足発熱体と絶縁層との間に挟まれて
配置され、 上記温度検出素子により加熱体のピーク温度を検出し、
該ピーク温度か所定の温度範囲に入るように1−記バル
ス幅を制御する制御手段を具備している、 ことにより構成される。
[実施例] 以下、添付図面にもとづて本発明の詳細な説明する。
先ず、本実施例装置の画像形成装置の概略構造をi 1
 tgに基づいて説明すると、lはガラス等の透明部材
よりなる原稿載置台て、矢印a方向に往復動して原稿を
走査する。原稿載置台の直下には短焦点小径結像素子ア
レイ2か配されていて、原稿載置台l上に置かれた原稿
像Gは照明ランプ7によって照射され、その反射光像は
上記アレイ2によって感光トラム3」二にスリット露光
される。なおこの感光トラム3は矢印す方向に回転する
。また4は帯電器であり、例えば酸化亜鉛感光層あるい
は有機半導体感光層33等を被覆された感光ドラム3F
に一様に帯電を行なう。この帯′重器4により一様に帯
′1にされたトラム3は、素子アレイ2によって画像露
光が行なわれた静電画像が形成される。この静電潜像は
、現像器5により加熱で軟化溶融する樹脂等より成るト
ナーを用いて顕像化される。一方、カセットS内に収納
されているシートPは、給送ローラ6と感光ドラム3上
の画像と同期するようタイミンクをとって上下方向て圧
接して回転される対の搬送ローラ9によって、トラム3
上に送り込まれる。そして、転写放電器8によって、感
光トラム3上に形成されているトナー像は、シートP上
に転写される。その後、公知の分離手段によってトラム
3から分離されたシートPは、搬送ガイドlOによって
定着装置20に導かれ加熱定着処理された後にトレイ1
.IJ二に排出される。なお、トナー像を転写後、トラ
ム3上の残留トナーはクリーナ12によって除去される
第2図は本実施例の上記定着装置20の拡大図である。
同図において、21は加熱体て、アルミナ等の耐熱性て
かつ電気絶縁性の基材またはそれを含む複合部材より成
る基材の下面に、@160u、m、長さく紙面に直角な
方向の長さ)21.6m−で例えばTa2N等より成り
、加熱部には搬送方向に直角成分をもって配された線状
もしくは帯状の発熱体28を有し、さらにその表面に摺
動保護層として例えば、Ta205か形成されている。
加熱体の基材は、それを取付支持する支持部材との間に
ベークライト等の断熱部材あるいは空気層等より成る断
熱層か、没けられていて熱効率が高められている。加熱
体21の下面は平滑でありかつ前後端部は丸味を帯びて
いて加熱部(加熱面)を形成しており定着フィルム23
との摺動をur能にしている。該定着フィルム23は、
ポリエチレンテレフタレート(PUT)を基材とし、耐
熱処理を施した例えば約9JLm厚に形成され、矢印C
方向へ送り出し可能にフィルム送り出し軸24に巻回さ
れている。上記定着フィルム23は加熱体21の表面に
当接し、曲率の大きな分離ローラ26を介してフィルム
巻取り軸27に巻き取られる。
に2加熱体の発熱体28は熱容量が小さく、パルス状に
通電されて、その都度瞬時に260°C前後まて昇温す
る。転写紙Pの先端、後端を転写紙検知レバー25及び
転写紙検知センサー29て検出することにより、発熱体
28はタイミングを取って必要時に通電を受ける。その
際、画像形成装置の給紙センサーなどによる転写紙の位
置検知等を用いて、発熱体への通電を制御しても良い。
一方、加圧ローラ22は、金属等より成る芯材」−にシ
リコンゴム等より成るりi外層を有するものてあり、駆
動源(図示せず)により駆動されて、搬送ガイドlOに
よって導かれた未定着トナー画像Tを有する転写材Pを
、該転写材Pと同一の速度で移動する定着フィルム23
を介して加熱体に密着させている。ここて、加圧ローラ
22の搬送速度は、画像形成時の搬送速度とほぼ同一で
あることか好ましく、定着フィルム23の移動速度は、
それに準する値で設定される。
かかる構成の本実施例装置にあっては、転写紙P上の加
熱溶融性のトナーより成るトナー画像は先ず、定着フィ
ルム23を介して、加熱体21によって加熱溶融され、
少なくともその表層部は融点を大きく上回り完全に軟化
溶融する。しかる後、加熱体21から離れ、分離ローラ
26に達する間に、トナー画像は自然放熱して再び冷却
固化し、曲率の大きな分離ローラ対26を通過した後に
定着フィルム23は転写紙Pから離反される。上述のよ
うに。
トナーTは一旦完全に軟化溶融した後、再び固化するの
で、トナーの凝集力は非常に大きくなっていて、−団と
なって挙動することになる。また、加熱されて軟化溶融
された際に加圧ローラ22によって加圧されるため、ト
ナー像Tは転写材表層に浸透してそのまま冷却固化して
いるのて、定着フィルム23にオフセットすることなく
転写材P1−に定着される。本発明の加熱体(加熱部)
は本実施例でも明らかなように小型のもので十分であり
そのため熱容量か小さくなり、予め加熱部を昇温させる
必要かないの°C1非画像形成時の消費電力も小さくす
ることかでき、また機内昇温も防止できることとなる。
また、かかる本実施例では、定着フィルム23として薄
くて安価なPETフィルムを基に耐熱処理を施したもの
を用いることか可能なので、第2図のごとく定着フィル
ム23は巻取り方式で使用後に交換する形態を採ること
かてきる。すなわち、所定長さのフィルムを巻いたロー
ルをフィルム送り出し軸24にセットし、加熱体と加圧
ローラ及び分離ローラ対の間を通して巻取り軸27にフ
ィルムの先端を固着する。かかる方式を採った場合は、
定着フィルムセンサーアーム30とセンサー(図示せず
)て定着フィルムの残量を検出してフィルムが終端近く
なった場合に使用者に警告表示ないしは警告音で定着フ
ィルムの交換を促すようにするのかよい。そして、定着
フィルム23の交換の際には、加熱体と加圧ローラ、分
離ローラ対とをそれぞれ離間させるように、回転軸31
を中心に第3図のごとく開閉可能にすることか望まれる
。本実施例では、定着フィルム23を上記のごとく巻取
り交換方式で、定着フィルムの耐久性に関係なく、薄膜
化することか可能となり、低電力化することかできる。
また、本実施例では前述のごとく定着フィルムへのオフ
セットが生しないので、定着フィルムの熱変形や劣化か
小さければ、巻取った定着フィルムを再び使用すること
か可能てあり、自動的に巻戻したりあるいは巻取側と送
出側とを交換するなどして複数回使用しても良い。
また、本実施例ては分離ローラ26を設けることにより
、該分離ローラまての間加圧状態でのトナー像Tの冷却
時間を十分確保し、しかも上記分離ローラ26の曲率を
大きくすることによって定着フィルム23と転写材Pと
の分離を容易にするとともに、前述の効果に相乗して分
離部におけるオフセットを防11ニすることができる。
たたし、加熱部28及び定着フィルムの熱容量か十分小
さく、かつ定着処理速度か小さい場合には、分離ローラ
26のごとき特別な手段を設けずとも、転写材Pか加熱
部を通過後の短い範囲でトナー像Tは冷却するので、本
実施例で示した分離ローラ26を省略しても、オフセッ
トのない定着処理かuf 使となる。すなわち、トナー
像を−は加熱し軟化溶融させた後再ひ放熱固化した後に
定着フィルムと転写材とを分離てきればよい。
次に、本実施例装置による実施結果を具体的数(Uをも
って示す。キャノン株式会社製PP(:  PC−30
(商品名)用のワックス系トナーを用いて、トナー画像
Tを形成し、定着処理速度的15mm/sでA4サイズ
紙1枚当たり約2000’#−5の発熱層となるように
、10m5毎に2msの割合てパルス状加熱して定着テ
ストを行なったところ、実用上全く問題のない画像か得
られた。この通電によって発熱層は約260°C前後ま
て昇温し、熱容量か小さいので8msの通電休止により
降温する。このことから加熱体を加温するための待時間
は不要となる。また、本実施例では、パルス状加熱する
ことにより、定着に必要な熱エネルギーをその都度与え
ているのて、熱容量か小さく立ちLりか非常に早い発熱
体を周期的にほぼ回等の温度を示すようにすることが比
較的容紡にてきる。しかしなから、熱効率を高くするた
めに断熱をしているのて、若干の蓄熱を伴うことともな
り、徐々に加熱体の基材の温度か上昇する。さらに、連
続的に定着処理を行う場合には、その傾向か顕著てあり
、発熱のためのパルス幅を順次小さくしてゆくなどして
、加熱部の異常な高温側へのシフトを防止することが必
要である。加熱体21はその基材の温度を検出するだめ
の温度検知素子43が設けられており、その基板温度に
応じて発熱パルス幅を変化させることにより、加熱体の
ピーク温度を所定の範囲に維持している。上記の場合、
トナー層Tの温度は、従来高温オフセットを生ずると言
われている温度を瞬間的てあっても超えているか、前述
のごとく、再度部分に冷却固定化した後に定着フィルム
23と転写材Pとか離れるのてオフセットとはならない
。加熱された際に本実施例で使用されたトナーの主成分
であるワックスは約80℃の融点であり、また、溶融時
の粘度も低いために260°C前後の加熱体により加熱
されると、従来の加熱定着装置では、転写材に溶融した
トナーが浸透しすぎて画像の滲み、または裏写りといっ
た不都合を生ずることとなってしまいトナーの低融点化
の妨げとなっていたか、本実施例では1発熱体28の熱
容量か小さくかつ、加熱時間か短いために、転写紙の表
層のみを短時間しか加熱しないので、トナーの過浸透に
よって生ずる上記の弊害はない。
第4図は、本発明の他の実施例の画像形成装置に適用さ
れる加熱定着装置の断面]Aである。なお、iii実施
例と共通部分には同一符号を付し、その説明は省略する
本実施例ては、有端の定着フィルム23の代わりに耐熱
性の無端フィルムを採用しており、この無端定着フィル
ム40は何度も加熱され、かつトナー層Tとの接触も繰
り返される。このため、離型性に優れ耐熱性の高いPF
A樹脂を基材として301Lm厚の無端シートを形成し
である。上記無端定着フィルム40は、駆動軸41によ
って転写材の搬送速度と同一の周速度となるように駆動
され、無端定着フィルム40に張力を与えるように付勢
されたアイドラー42とによって緊張されつつ回転駆動
される。
加熱体21はその基材の温度を検出するための温度検知
素子43か設けられてあり、さらには、安全装置44と
して温度ヒユーズあるいはサーモスタットか配設されて
おり、過昇温か防止されている。
また、本実施例における加熱体21への通電のタイミン
グは、画像形成手段において発生する信号を基にして制
御されている。本実施例の定着処理速度(画像形成時も
同一)を50tm/sとして、前実施例に較べて高速化
しているので、発熱体28の幅(加熱幅)を300壓l
と大きくし、かつ発熱体への通電の時間を変えて5ms
毎に1.25m5の割合て、へ4サイズ紙1枚当たり約
2400W−3の発熱を行なった。ここて発熱体の最大
温度は約3圓°Cを超える程度てあり、また発熱体28
の電力密度か前実施例よりも大きくなっていること、さ
らには上述の熱清か短時間に与えられること等から、発
熱体21自身の昇温く蓄熱)か前実施例の場合に比して
大きくなるのて1本実施例では加熱体21の支持材に設
けた前述の温度検出素子43の検出値に応じて、通電パ
ルスの幅を調整している。すなわち、加熱体21の基材
温度が高い場合には、通電パルスの幅を小さくして、発
熱体自身の異常昇温を防止している。さらには、前述の
安全装置44か所定の温度以上になった場合には、発熱
体28への通電を遮断している。
ここて、転写材及びトナー像Tの降温も前実施例に比し
て不利になっている。すなわち、定着処理速度を大きく
したことによって、発熱体の温度を高くし、かつ1枚当
たりの発熱量も大きくなり、さらには加熱後分離するま
での時間も小さくなる等の不利を解消するために、フィ
ルムの離間まての間に冷却固化させる冷却手段か必要と
なる。例えば、無端定着フィルム40に出接させたアル
ミニウム製の放熱板45てあり、発熱体21と分離ロー
ラ26との間に設けられている。冷却手段はこの他に送
風機等を用いても良い。また、分離部には分離爪46を
配し、転写材の巻き付きを防止し、また無端定着フィル
ム40上に付着した紙粉等の異物を除去するためにフェ
ルトからなるクリーニンクバッド47を当接させている
。また、フェルトバットに若干のra型剤、例えばシリ
コーンオイルを含浸させて、無端定着フィルム40の離
型性を向上させても良い。さらに、本実施例ては絶縁性
のPFA樹脂を用いているのて、トナー画像を撹乱する
静電気か定着フィルムに発生し易いので、これに対処す
るために接地した除電ブラシ48で除電している。ここ
で接地せずにブラシにバイアス電圧を印加してトナー画
像を撹乱しない範囲で、無端定着フィルムを帯電させて
も良い。さらにPFA樹脂に導電性の粉体繊維、例えば
カーボンブラック等を添加して、上述の静電気による画
像乱れを防止するのも一策である。また、加圧ローラの
除帯電及び導電化に関しても同様の手段により行なうこ
とかできる。また、帯電防止剤等の塗布や、添加を行な
っても良い。
ここて、加圧ローラ22と発熱体28との圧接部は加熱
体21と加圧ローラ22との圧接幅の内でも、搬送方向
の人口側に寄っており、加熱直後の無端定着フィルム4
0と転写材Pとの離間を防止している。
本実施例ては、高速化により最大消費電力か約1600
Wと大きくなるので、発熱体を長手方向で四分割して順
次通電することによって、最大消費電力を400Wと低
減化してもよい。
以上示した本実施例では、冷却手段や分離手段を付加す
ることによって、オフセウトのない安定した画像を比較
的高速で得ることが可能となり、さらに耐熱性の無端定
着フィルムを用いることによって、経済性の向上を図る
ことか可能となった。
また、本発明の以上の実施例として、電子写真方式を用
いた複写装置について二個説明したか、本発明はこれに
限定されるこのなく、レーザービームプリンタ等の加熱
により軟化溶融するトナーを用いた画像形成装置に適用
可能であり、特に待時間を必要とせずに加熱定着処理す
ることか可能であるので、ファクシミリの出力装置とし
ても好適に用いられる。
次に、本発明の特徴であるパルス状加熱について説明す
る。既に述べたように1本発明ては小熱台h1の線状の
発熱体に対し、・パルスとしてエネルギーを供給し、瞬
時に260°C前後まで昇温させ、ワックス系トナーの
表層部を溶融させ、直後に冷却固化させるメカニズムで
ある(第5図参照)。
このようなパルスのもとて転写材が定着装置を通過して
いる間、パルスを連続的に供給していると、第6図に示
すごとくアルミナ等からなる加熱体21の基板の温度T
、はしたいに上!1していく。
したかって、発熱体のピーク温度TPを所定温度範囲内
に制御するためにはパルス幅を可変制御する必要かある
。すなわち、基板温度か上昇するにしたかいパルス幅を
短く制御し、第5図においてTOHの幅をT’ ONに
変える。また第6図に示すように、ある温度15以上に
達した場合には通電をしばらく遮断し、再度基板温度か
十分に冷却され−Cから転写動作を詐Ofするようにす
る。
第7図は制御回路図てあり、加熱体2Iはアルミナ簿の
ベース基板BSI(後述する第8図における符壮56)
ヒに抵抗層H1(第8図における符号54)をブレース
(第8図における符号55)を介して、また、サーミス
タ又は蒸着などによる温度検知材料]’l11も同時に
有している。Qlはヒータへの通゛−”しを制御するF
ETてあり、そのゲートはトランジスタQ2でON−O
FF制御され、トランジスタQ2のベース(まフォトカ
ブラQ3で制御される。
Q:lの発光側はパルス幅制御部U1によりフィートハ
ウク制御された結果でON−OFFの制御がなされる。
次に、パルス幅制御部の動作説明を行なう。本発明で使
用する加熱体の構造は第8図に示すようなものである。
たたし、本(′Aでは説明の便宜のために、第2図の場
合とヒ下゛を逆にして示しである。この加熱体21は基
材56のブレース層55上の発熱層54(第2図の発熱
体28に相当)の温度か、既に述べたように電極51.
53′間にパルス電圧の印加を受けることにより指数関
数的に上昇する。また本定着方式ては、その詩のピーク
温度Tpを所定の温度範囲に制御する必要かある。した
がって、理想的には発熱層54の温度を直接検出てきれ
ば問題ないか、実際には図示のごとく基板56の端部に
抵抗温度係数の大きいNi、A文、Au笠を、蒸着し実
験によりあらかしめこの検出素子T旧の示す検出温度と
発熱層54の温度関係を求めておき、発熱層54のピー
ク温度TPか所定の範囲に収まるよう制御する。
また、ブレース55と絶縁層54の間て、上記加熱体2
1の長手方向中央部に上記T111を設けることも可能
である。すなわち発熱層54の真下に絶縁層を介して温
度検知素子Tl1lをブレース5上に蒸着する。こうす
ると、第8図に示した基板56による熱伝導による温度
検出の場合と比較して熱応答の早い温度検出か可能とな
る。
これら温度検出素子の抵抗は印加パルス電圧と回し周期
でスウィングする。また、その抵抗変化の様子は第10
図に示すように止の係数を示す。したかって第7図に示
すように抵抗R6とTHIの電圧比VINを検出し、1
パルスの内でのオペアンプQ、の非反転入力への最大の
入力電圧vPと発熱層のピーク温度T、との関係をあら
かじめ実験から求めておき、常にVPか一定の値(後で
述べるオペアンプQ5の反転入力電圧VF)に制御され
るように発熱体への印加エネルギー、すなわちパルス幅
を制御すれば発熱層のピーク温度は一定に制御される。
第7図のコンデンサC3は前述したvpを保持し、−力
制御パルスの周期Tに対して約10倍の放電時定数を有
するC、R,。放電回路で放電される。その様子を第9
図のB 1m線に示す第9図かられかるように実際の発
熱層温度(へ曲線)と温度検出iT旧の指示温度(8曲
線)とは△tたけ時間ずれが生している。これは両者間
の熱伝導に有する時間と考えられる。
次にピーク電圧vPは誤差増幅器Q5により基や電圧v
1と比較されその誤差分かG =RI :I/(R,、
//R,2)倍され■。、とじて取り出せる。
このV outは比較器Q6により基準三角波Vlと比
較され、その結果PWM出力vPwMが得られる。
すなわち発熱層のピーク温度Tpが上昇し、誤差増幅器
の非反転入力端子電圧が反転入力端子の基準電圧VFよ
りも上昇した場合、出力V。uLは上昇しその結果PW
M出力のHレベルか短くなり、フォトカブラQ3のON
時間が短縮され、最終的にはパワーFETQIのON時
間か短縮されることにより発熱体のピーク温度を下方修
正することか可能となる。一方、逆にピーク温度か設定
よりも下がった場合はパワーFETQ、のON時間を増
加する方向て制御される。以上説明した内容は第11図
に示されていることくである。
[発明の効果] 本発明は以上のごとく、走行する定着フィルムの未定着
トナー像か面するように転写材を同一速度で上記定着フ
ィルムに密着走行せしめ、該定着フィルムを介して必要
時にパルス状に発熱する発熱体によって上記転写材を加
熱定着することとしたのて、定着不良やオフセットを発
生ずるととなく、加熱体の熱容量を小さくすることがi
′if能となり、その結果、装置使用時の待機時間や、
消費電力、さらには機内昇温の小さな画像形成装置を得
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置の画像形成装置の概要構
成を示す断面図、第2図は第1図の定着装置の拡大断面
図、第3図は第2図装置の定着フィルム交換時における
断面図、第4図は本発明の他の実施例装置の定着装置の
断面図、第5図は第2図及び第3図に示される両実施例
装置における加熱体のパルス印加による温度上昇特性曲
線を示す国、第6図は1−記両実施例装置のパルス印加
シーケンスと発熱体基板温度の推移曲線を示す図、第7
FAは上記両実施例装置のピーク温度制御回路、第8図
は上記両実施例装置の加熱体の一部破断斜視図、第9図
は上記加熱体の温度特性曲線とピーク温度検出回路特性
曲線を示す図、第1O図は温度検出素子の抵抗温度特性
曲線を示す図、第1+図は第71Aに示す回路の各部の
波形を示す図である。 3・・・・・・・・・・・・画像形成手段(感光トラム
)20・・・・・・・・・・・・加熱定着手段2】・・
・・・・・・・・・・加熱体 23、40・・・・・・定着フィルム P・・・・・・・・・・・・転写材 T・・・・・・・・・・・・トナー像

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 転写材上に、加熱溶融性の樹脂等より成るトナーを担持
    せしめて未定着のトナー画像を形成する画像形成手段と
    、 トナー画像を有する面にて転写材に接しかつ、該転写材
    の搬送速度と同一速度で移動する耐熱性ある定着フィル
    ムを介して、パルス状に通電発熱する発熱体を有する加
    熱体によってトナーの上記画像を加熱溶融した後、トナ
    ー画像が冷却固化した後に、定着フィルムが転写材から
    離反する加熱定着手段とを備え、 上記加熱体は、発熱体が断熱配置されているとともに、
    温度検出素子が上記発熱体と絶縁層との間に挟まれて配
    置され、 上記温度検出素子により加熱体のピーク温度を検出し、
    該ピーク温度が所定の温度範囲に入るように上記パルス
    幅を制御する制御手段を具備している、 こととする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03241379A (ja) * 1990-02-20 1991-10-28 Canon Inc 加熱装置
US5303016A (en) * 1991-10-22 1994-04-12 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Image fixing device for image forming apparatus including means for locally heating inner wall of fixing means at location corresponding to nip
JPH07295412A (ja) * 1994-04-25 1995-11-10 Nec Corp 電子写真式画像形成装置の画像定着装置

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