JPH01279280A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH01279280A
JPH01279280A JP10919288A JP10919288A JPH01279280A JP H01279280 A JPH01279280 A JP H01279280A JP 10919288 A JP10919288 A JP 10919288A JP 10919288 A JP10919288 A JP 10919288A JP H01279280 A JPH01279280 A JP H01279280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heat
heating
heating element
fixing film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10919288A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Takayanagi
義章 高柳
Hiromitsu Hirabayashi
弘光 平林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10919288A priority Critical patent/JPH01279280A/ja
Priority to EP88305483A priority patent/EP0295901B1/en
Priority to DE3854801T priority patent/DE3854801T2/de
Publication of JPH01279280A publication Critical patent/JPH01279280A/ja
Priority to US07/668,333 priority patent/US5149941A/en
Priority to US07/989,538 priority patent/US5300997A/en
Priority to US08/135,130 priority patent/US5343280A/en
Priority to US08/691,431 priority patent/US5767484A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、加熱溶融性のトナーを用いて転写材上に画像
を形成し、これを加熱定着処理する画像形成装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、この種の装置に用いられている定着装置は、所定
の温度に維持された加熱ローラと、弾性層を有して該加
熱ローラに圧接する加圧ローラとによって、未定着のト
ナー画像が形成された転写材を挟持搬送しつつ加熱する
ローラ定着方式が多用されている。しかしながら、この
種の装置では、加熱ローラにトナーが転移するいわゆる
オフセット現象を防止するために、加熱ローラを最適な
温度に維持する必要があり、加熱ローラあるいは加熱体
の熱容量を大きくしなければならなかった。すなわち、
加熱ローラの熱容量が小さい場合には、発熱体による供
給熱量との関係により通紙あるいは他の外的要因で加熱
ローラ温度か低温側あるいは高温側に大きく変動し易く
なる。低温側に変動した場合には、トナーの軟化溶融不
足によって、定着不良や低温オフセットを生し、高温側
に変動した場合には、トナーか完全に溶融してしまいト
ナーの凝集力か低下するために、高温オフセットを生ず
る。
[発明か解決しようとする課題] かかる問題を回避するために、加熱ローラの熱容量を大
きくすると、加熱ローラを所定の温度まで昇温するため
の時間が長くなり、装置の使用の際に待機時間か大きく
なるという別の問題か生ずる。
本発明は、上述の従来装置の有していた問題点を解決し
、定着不良やオフセットを生ずることなく加熱体の熱容
量を小さくすることを可能とし、その結果、待機時間や
消費電力、さらには機内昇温の小さい画像形成装置を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段コ 本発明は、上記[1的の達成のために、転写材上に、加
熱溶融性の樹脂等より成るトナーを担持せしめ゛C未定
着のトナー画像を形成する画像形成手段と、 トナー画像を有する面にて転写材に接しかつ、該転写材
の搬送速度と同一速度て移動する耐熱性ある定着フィル
ムを介して、パルス状に通電発熱する発熱体を有する加
熱体によってトナーの上記画像を加熱溶融した後、トナ
ー画像か冷却固化した後に、定着フィルムか転写材から
離反する加熱定着手段とを備え、 上記加熱体は、発熱体が断熱配置されている2とともに
、上記発熱体の近傍に温度検出素子を有し、 上記温度検出素子により加熱体のピーク温度を検出し、
該ピーク温度が所定の温度範囲に入るように上記パルス
幅を制御する制御手段を具備している、 ことにより構成される。
[実施例コ 以下、添付図面にもとづて本発明の詳細な説明する。
先ず1本実施例装置の画像形成装置の概略構造を第1図
に基づいて説明すると、■はガラス等の透明部材よりな
る原稿載置台て、矢印a方向に往復動して原稿を走査す
る。原稿載置台の直下には短焦点小径結像素子アレイ2
か配されていて、原稿載置台l上に置かれた原稿像Gは
照明ランプ7によって照射され、その反射光像は上記ア
レイ2によって感光トラム3上にスリット露光される。
なおこの感光ドラム3は矢印す方向に回転する。また4
は帯電器であり、例えば酸化亜鉛感光層あるいは有機半
導体感光層38等を被覆された感光ドラム3Lに一様に
帯電を行なう。この帯電器4により一様に帯電されたト
ラム3は、素子アレイ2によって画像露光が行なわれた
静電画像が形成される。この静電潜像は、現像器5によ
り加熱で軟化溶融する樹脂等より成るトナーを用いて顕
像化される。一方、カセットS内に収納されているシー
トPは、給送ローラ6と感光ドラム3上の画像と回期す
るようタイミングをとって上下方向て圧接して回転され
る対の搬送ローラ9によって、トラム3上に送り込まれ
る。そして、転写放電器8によって、感光にラム3上に
形成されているトナー像は、シートP上に転写される。
その後、公知の分離手段によってトラム3から分離され
たシートPは、搬送ガイド10によって定着装置20に
導かれ加熱定着処理された後にトレイ11上に排出され
る。なお、トナー像を転写後、トラム3−ヒの残留トナ
ーはクリーナ12によって除去される。
第2図は本実施例の上記定着装置20の拡大図である。
同図において、21は加熱体で、アルミナ等の耐熱性て
かつ電気絶縁性の基材またはそれを含む複合部材より成
る基材の下面に、幅160膳m、長さく紙面に直角な方
向の長さ)2161II111で例えばTa2N等より
成り、加熱部には搬送方向に直角成分をもって配された
線状もしくは帯状の発熱体28を有し、さらにその表面
に摺動保護層として例えば、Ta2O,、か形成されて
いる。加熱体の基材は、それを取付支持する支持部材と
の間にベークライト等の断熱部材あるいは空気層等より
成る断熱層か設けられていて熱効率か高められている。
加熱体21の下面は平滑でありかつ前後端部は丸味を帯
びていて加熱部(加熱面)を形成しており定着フィルム
23との摺動をof能にしている。該定着フィルム23
は、ポリエチレンテレフタレート(PET )を基材と
し、耐熱処理を施した例えば約9prtrpiに形成さ
れ、矢印C方向へ送り出し可能にフィルム送り出し軸2
4に巻回されている。上記定着フィルム23は加熱体2
1の表面に当接し、曲率の大きな分離ローラ26を介し
てフィルム巻取り軸27に巻き取られる。
上記加熱体の発熱体28は熱容量が小さく、パルス状に
通電されて、その都度瞬時に260°C前後まて昇温す
る。転写紙Pの先端、後端を転写紙検知レバー25及び
転写紙検知センサー29で検出することにより、発熱体
28はタイミングを取って必要時に通電を受ける。その
際1画像形成装置の給紙センサーなどによる転写紙の位
置検知等を用いて、発熱体への通電を制御しても良い。
一方、加圧ローラ22は、金11等より成る芯材上にシ
リコンゴム等より成る弾性層を有するものであり、駆動
源(図示せず)により駆動されて、搬送ガイドIOによ
って導かれた未定着トナー画像Tを有する転写材Pを、
該転写材Pと同一の速度で移動する定着フィルム23を
介して加熱体に密着させている。ここて、加圧ローラ2
2の搬送速度は1画像形成蒔の搬送速度とほぼ同一であ
ることか好ましく、定着フィルム23の移動速度は、そ
れに準する値で設定される。
かかる構成の本実施例装置にあっては、転写紙P上の加
熱溶融性のトナーより成るトナー画像は先ず、定着フィ
ルム23を介して、加熱体21によって加、@溶融され
、少なくともその表層部は融点を大きく上回り完全に軟
化溶融する。しかる後、加熱体21から層れ、分離ロー
ラ26に達する間に、トナー画像は自然放熱して再び冷
却固化し、曲率の大きな分離ローラ対26を通過した後
に定着フィルム23は転写紙Pから離反される。上述の
ように、トナーTは一旦完全に軟化溶融した後、再び固
化するので、トナーの凝果力は非常に大きくなっていて
、−団となって挙動することになる。また、加熱されて
軟化溶融された際に加圧ローラ22によって加圧される
ため、トナー像Tは転写材表層に浸透してそのまま冷却
固化しているので、定着フィルム23にオフセットする
ことなく転写材P上に定着される。本発明の加熱体(加
熱部)は本実施例でも明らかなように小型のもので十分
てありそのため熱容量か小さくなり、予め加熱部を昇温
させる必要がないのて、非画像形成時の消費′取方も小
さくすることかてき、また機内昇温も防止できることと
なる。
また、かかる本実施例では、定着フィルム23として薄
くて安価なPUTフィルムを基に耐熱処理を施したもの
を用いることか可能なので、第2図のごとく定着フィル
ム23は巻取り方式で使用後に交換する形態を採ること
ができる。すなわち、所定長さのフィルムを巻いたロー
ルをフィルム送り出し軸24にセットし、加熱体と加圧
ローラ及び分離ローラ対の間を通して巻取り軸27にフ
ィルムの先端を固着する。かかる方式を採った場合は、
定着フィルムセンサーアーム3oとセンサー(図示せず
〕で定着フィルムの残量を検出してフィルムが終端近く
なった場合に使用者に警告表示ないしは警告音で定着フ
ィルムの交換を促すようにするのがよい。そして、定着
フィルム23の交換の際には、加熱体と加圧ローラ、分
離ローラ対とをそれぞれ離間させるように、回転軸31
を中心に第3図のごとく開閉可能にすることか望まれる
。本実施例では、定着フィルム23を上記のごとく巻取
り交換方式で、定着フィルムの耐久性に関係なく、薄膜
化することか可能となり、低電力化することかできる。
また、本実施例では前述のごとく定着フィルムへのオフ
セットか生じないので、定着フィルムの熱変形や劣化が
小さければ、巻取った定着フィルムを再び使用すること
か可能てあり、自動的に巻戻したりあるいは巻取側と送
出側とを交換するなどして複数回使用しても良い。
また、本実施例ては分離ローラ26を設けることにより
、該分離ローラまでの間加圧状態てのトナー像Tの冷却
時間を十分確保し、しかも上記分離ローラ26の曲率を
大きくすることによって定着フィルム23と転写材Pど
の分離を容易にするとともに、前述の効果に相乗して分
離部におけるオフセットを防止することかできる。ただ
し、加熱部28及び定着フィルムの熱容量か十分小さく
、かつ定着処理速度か小さい場合には、分離ローラ26
のごとき特別な手段を設けずとも、転写材Pか加熱部を
通過後の短い範囲でトナー像Tは冷却するのて、本実施
例で示した分離ローラ26を省略しても、オフセットの
ない定着処理が可能となる。すなわち、トナー像を一旦
加熱し軟化溶融させた後再び放熱固化した後に定着フィ
ルムと転写材とを分離できればよい。
次に1本実施例装置による実施結果を具体的数値をもっ
て示す。キャノン株式会社製PPCPC−30(商品名
)用のワックス系トナーを用いて、トナー画像Tを形成
し、定着処理速度的25mm/sでA4サイズ紙1枚当
たり約2000W−8の発8量となるように、l0m5
毎に2msの割合でパルス状加熱して定着テストを行な
ったところ、実用上全く問題のない画像か得られた。こ
の通電によって発熱層は約260°C前後まで昇温し、
熱容量か小さいので8msの通電休止により降温する。
このことから加熱体を加温するための待時間は不要とな
る。また、本実施例では、パルス状加熱することにより
、定着に必要な熱エネルギーをその都度与えているのて
、熱容量が小さくゲち上りか非常に早い発熱体を周期的
にほぼ同等の温度を示すようにすることが比較的容易に
できる。しかしながら、熱効率を高くするために断熱を
しているので、若干の蓄熱を伴うことともなり、徐々に
加熱体の基材の温度か一ヒ昇する。さらに、連続的に定
着処理を行う場合には、その傾向か顕著であり1発熱の
ためのパルス幅を順次小さくしてゆくなどして、加熱部
の異常な高温側へのシフトを防止することが必要である
。加熱体21はその基材の温度を検出するための温度検
知素子43が設けられており、その基板温度に応じて発
熱パルス幅を変化させることにより、加熱体のピーク温
度を所定の範囲に維持している。上記の場合、トナー層
Tの温度は、従来高温オフセットを生ずると言われてい
る温度を瞬間的であっても超えているが、前述のごとく
、14度十分に冷却固定化した後に定着フィルム23と
転写材Pとか離れるのでオフセットとはならない、加熱
された際に本実施例で使用されたトナーの主成分で−あ
るワックスは約80″Cの融点であり、また、溶融時の
粘度も低いために250°C前後の加熱体により加熱さ
れると、従来の加熱定着装置では、転写材に溶融したト
ナーか浸透しすぎて画像の滲み、または裏写りといった
不都合を生ずることとなってしまいトナーの低融点化の
妨げとなっていたが、本実施例では、発熱体28の熱容
量が小さくかつ、加熱時間か短いために、転写紙の表層
のみを短時間しか加熱しないので、トナーの過浸透によ
って生ずる上記の弊害はない。
第4図は、本発明の他の実施例の画像形成装置に適用さ
れる加熱定着装置の断面図である。なお、前実施例と共
通部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例では、有端の定着フィルム23の代わりに耐熱
性の無端フィルムを採用しており、この無端定着フィル
ム40は何度も加熱され、かつトナー層Tとの接触も繰
り返される。このため、離型性に優れ耐熱性の高いPF
A樹脂を基材として30壓層厚の無端シートを形成しで
ある。上記無端定着フィルム40は、駆動軸41によっ
て転写材の搬送速度と同一の周速度となるように駆動さ
れ、無端定着フィルム40に張力を与えるように付勢さ
れたアイドラー42とによって緊張されつつ回転駆動さ
れる。
加熱体21はその基材の温度を検出するための温度検知
素子43が設けられてあり、さらには、安全袋m44と
して温度ヒユーズあるいはサーモスタットか配設されて
おり、過昇温が防止されている。
また、本実施例における加熱体21への通電のタイミン
グは、画像形成手段において発生する信号を基にして制
御されている0本実施例の定着処理速度(画像形成時も
同一)を50mm/sとして、前実施例に較べて高速化
しているので1発熱体28の幅(加熱幅)を300壓l
と大きくシ、かつ発熱体への通電の時間を変えて5ms
毎に1.25+ssの割合で、A4サイズ紙1枚当たり
約2400W−3の発熱を行なった。ここて発熱体の最
大温度は約300°Cを超える程度であり、また発熱体
28の電力密度か前実施例よりも大きくなっていること
、さらには上述の熱融か短時間に与えられること等から
、発熱体21自身の昇温(蓄熱)か77i7実施例の場
合に比して大きくなるので1本実施例では加熱体21の
支持材に設けた前述の温度検出素子43の検出値に応じ
て、通電パルスの幅を調整している。すなわち、加熱体
21の基材温度が高い場合には、通電パルスの幅を小さ
くして、発熱体自身の異常昇温を防止している。さらに
は、前述の安全装置44が所定の温度以上になった場合
には1発熱体28への通電を遮断している。
ここて、転写材及びトナー像Tの降温も前実施例に比し
て不利になっている。すなわち、定着処理速度を大きく
したことによって、発熱体の温度を高くし、かつ1枚当
たりの発熱量も大きくなり、さらには加熱後分離するま
での時間も小さくなる等の不利を解消するために、フィ
ルムの離間までの間に冷却固化させる冷却手段か必要と
なる。例えば、無端定着フィルム40に出接させたアル
ミニウム製の放熱板45てあり、発熱体21と分離ロー
ラ26との間に設けられている。冷却手段はこの他に送
風機等を用いても良い。また、分離部には分離爪46を
配し、転写材の巻き付きを防止し、また無端定着フィル
ム40上に付着した紙粉等の異物を除去するためにフェ
ルトからなるクリーニンクパッド47を当接させている
。また、フェルトバットに若干の離型剤1例えばシリコ
ーンオイルを含浸させて、無端定着フィルム40の離型
性を向上させても良い。さらに、本実施例ては絶縁性の
PFA樹脂を用いているのて、トナー画像を撹乱する静
電気が定着フィルムに発生し易いので、これに対処する
ために接地した除電ブラシ48で除電している。ここて
接地せずにブラシにバイアス電圧を印加してトナー画像
を撹乱しない範囲で、無端定着フィルムを帯7Eさせて
も良い。ざらにPFA樹脂に導電性の粉体繊維、例えば
カーボンブラック等を添加して、上述の静電気による画
像孔れを防止するのも一策である。また、加圧ローラの
除帯電及び導電化に関しても同様の手段により行なうこ
とかできる。また、帯電防止剤等の塗布や、添加を行な
っても良い。
ここて、加圧ローラ22と発熱体28との圧接部は加熱
体21と加圧ローラ22との圧接幅の内ても、搬送方向
の入口側に寄っており、加熱直後の無端定着フィルム4
0と転写材Pとの離間を防止している。
本実施例ては、高速化により最大消費電力か約1600
’#と大きくなるので、発熱体を長手方向で四分割して
順次通電することによって、最大消費電力を400Wと
低減化してもよい。
以−L示した本実施例ては、冷却手段や分離手段を付加
することによって、オフセットのない安定した画像を比
較的高速て得ることが可能となり、さらに耐熱性の無端
定着フィルムを用いることによって、経済性の向上を図
ることか可能となった。
また、本発明の以上の実施例として、電子写真方式を用
いた複写装置について二側説明したか、本発明はこれに
限定されるこのなく、レーザービームプリンタ等の加熱
により軟化溶融するトナーを用いた画像形成装置に適用
可能であり、特に待時間を必要とせずに加熱定着処理す
ることか可能であるので、ファクシミリの出力装置とし
ても好適に用いられる。
次に1本発明の特徴であるパルス状加熱について説明す
る。既に述べたように、本発明では小熱容量の線状の発
熱体に対し、パルスとしてエネルギーを供給し、瞬時に
260°C前後まで昇温させ、ワ・ンクス系トナーの表
層部を溶融させ、直後に冷却固化させるメカニズムであ
る(第5図参照)。
このようなパルスのもとて転写材か定着装置を通過して
いる間、パルスを連続的に供給していると、第6図に示
すごとくアルミナ等からなる加熱体21のノ、(板の温
度T8はしたいに」二昇していく。
したかって、発熱体のピーク温度TPを所定温度範囲内
に制御するためにはパルス幅を可変制御する必要かある
。すなわち、)^板温度か上昇するにしたかいパルス幅
を短く制御し、第5図においてT(INの幅をr゛。9
に変える。また第6図に示すように、ある温度13以上
に達した場合には通電をしばらく遮断し、再度基板温度
か十分に冷却されてから転写動作を許可するようにする
第7図は制御回路図てあり、加熱体21はアルミナ等の
ベース基板BSI(後述する第8図における符壮56)
、1:に抵抗層H1(第8図における符号54)をクレ
ース(第8図における符号55)を介して、また、サー
ミスタ又は蒸着などによる温度検知材料’ri11も同
時に有している。Q、はヒータへの通電を制御するFE
Tであり、そのゲートはトランジスタQ2でON−OF
F制御され、トランジスタQ2のベースはフォトカプラ
Q3で制御される。
Q3の発光側はパルス幅制御部U1によりフィードバッ
ク制御された結果でON−OFFの制御かなされる。
次に、パルス幅制御部の動作説明を行なう。本発明で使
用する加熱体の構造は第8則に示すようなものである。
たたし、本図では説明の便宜のために、第2図の場合と
上下を逆にして示しである。この加熱体2Iは基材5δ
のブレース層55上の発熱層54(第2図の発熱体28
に相当)の温度か、既に述べたように電極53.53=
間にパルス電圧の印加を受けることにより指数関数的に
上昇する。また本定着方式では、その蒔のピーク温度T
pを所定の温度範囲に制御する必要かある。したかって
、理想的には発熱層54の温度を直接検出てきれば問題
ないか、実際には図示のごとく基板56の端部に抵抗温
度係数の大きいNi、Aす、Au等を、蒸着し実験によ
りあらかしめこの検出素子T旧の示す検出温度と発熱層
54の温度関係を求めておき、発熱層54のピーク温度
TPか所定の範囲に収まるよう制御する。
また、ブレース55と絶縁層54の間で、上記加熱体2
1の長手方向中央部に上記T H1を設けることも++
■能である。すなわち発熱層54の真下に絶縁層を介し
て温度検知素子T旧をタレース5−ヒに蒸着する。こう
すると、第8図に示した基板56による熱伝導による温
度検出の場合と比較して熱応答の早い温度検出が可能と
なる。
これら温度検出素子の抵抗は印加パルス電圧と同し/i
’i期でスウィンクする。また、その抵抗変化の様子は
第10図に示すように正の係数を示す。したがって第7
図に示すように抵抗R6とTHIの電圧比vlNを検出
し、lパルスの内でのオペアンプQ4の非反転入力への
最大の入力電圧■2と発熱層のピーク温度Tpとの関係
をあらかじめ実験から求めておき、常にVPか一定のイ
め(後で述べるオペアンプQ9の反転入力電圧V、)に
制御されるように発熱体への印加エネルギー、すなわち
パルス幅を制御すれは発熱層のピーク温度は一定に制御
される。
第7図のコンデンサC3は前述したvpを保持し、−力
制御パルスの周期Tに対して約10倍の放電時定数を有
するC:lR,o放電回路で放電される。その様子を第
9図の8曲線に示す第9図かられかるように実際の発熱
層温度(A曲線)と温度検出器TRIの指示温度(8曲
線)とは△tたけ時間ずれか生している。これは両者間
の熱伝導に有する時間と考えられる。
次にピーク電圧■2は誤差増幅器Q5により基7Ii電
圧V)、と比較されその誤差分がG=R,、/(RI 
1//R12)倍されV o u tとして取り出せる
このV。utは比較姦Q6により基準三角波v1と比較
され、その結果PWM出力vP工が得られる。
すなわち発熱層のピーク温度TPが上昇し、誤差増幅器
の非反転入力端子電圧か反転入力端子の基準電圧■1よ
りもL昇した場合、出力V。utはl−昇しその結果P
WM出力のHレベルが短くなり、フォトカブラQ3のO
N時間が短縮され、最終的にはパワーFETQ、のON
時間か短縮されることにより発熱体のピーク温度を下方
修止することか可能となる。一方、逆にピーク温度か設
定よりも下かった場合はパワーFETQ+のON時間を
増加する方向て制御される。以上説明した内容は第1I
図に小されているごとくである。
[発明の効果] 本発明は以」二のごとく、走行する定着フィルムの未定
着トナー像か【mするように転写材を同一速度て上記定
着フィルムに密着走行せしめ、該定着フィルムを介し・
て必要時にパルス状に発熱する発熱体によって一上記転
写材を加熱定着することとしたのて、定漬不良やオフセ
ットを発生するととなく、加熱体の熱容量を小さくする
ことが可能となり、その結果、装置使用時の待機時間や
、消費電力、さらには機内y?温の小さな画像形成装置
を得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置の画像形成装置の概要構
成を示す断面図、第2図は第1図の定着装置の拡大断I
Mjlン1、第31%は第2図装置の定着フィルム交換
峙における断面図、第4図は本発明の他の実施例装置の
定着装置の断面図、第5図は第2図及び第3図に示され
る両実施例装置における加熱体のパルス印加による温度
上昇特性曲線を示す図、第6図は上記両実施例装置のパ
ルス印加シーケンスと発熱体基板温度の推移曲線を示す
図、第7図は上記両実施例装置のピーク温度制御回路、
第8図は上記両実施例装置の加熱体の一部破断到視図、
第9図は上記加熱体の温度特性曲線とピーク温度検出回
路特性曲線を示す図、第1O図は温I隻検出素子の抵抗
温度特性曲線を示す図。 第11図は第7図に示す回路の各部の波形を示す[Aで
ある。 3・・・・・・・・・・・・画像形成手段(感光ドラム
)20・・・・・・・・・・・・加熱定着手段21・・
・・・・・・・・・・加熱体 23、40・・・・・・定着フィルム P・・・・・・・・・・・・転写材 ■・・・・・・・・・・・・トナー像

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 転写材上に、加熱溶融性の樹脂等より成るトナーを担持
    せしめて未定着のトナー画像を形成する画像形成手段と
    、 トナー画像を有する面にて転写材に接しかつ、該転写材
    の搬送速度と同一速度で移動する耐熱性ある定着フィル
    ムを介して、パルス状に通電発熱する発熱体を有する加
    熱体によってトナーの上記画像を加熱溶融した後、トナ
    ー画像が冷却固化した後に、定着フィルムが転写材から
    離反する加熱定着手段とを備え、 上記加熱体は、発熱体が断熱配置されているとともに、
    上記発熱体の近傍に温度検出素子を有し、 上記温度検出素子により加熱体のピーク温度を検出し、
    該ピーク温度が所定の温度範囲に入るように上記パルス
    幅を制御する制御手段を具備している、 こととする画像形成装置。
JP10919288A 1987-06-16 1988-05-06 画像形成装置 Pending JPH01279280A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10919288A JPH01279280A (ja) 1988-05-06 1988-05-06 画像形成装置
EP88305483A EP0295901B1 (en) 1987-06-16 1988-06-16 An image fixing apparatus
DE3854801T DE3854801T2 (de) 1987-06-16 1988-06-16 Bildfixiergerät
US07/668,333 US5149941A (en) 1987-06-16 1991-03-14 Image fixing apparatus with movable sheet member and detectors
US07/989,538 US5300997A (en) 1987-06-16 1992-12-11 Image fixing apparatus
US08/135,130 US5343280A (en) 1987-06-16 1993-10-12 Image fixing apparatus
US08/691,431 US5767484A (en) 1987-06-16 1996-08-02 Image fixing heater and image fixing apparatus having same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10919288A JPH01279280A (ja) 1988-05-06 1988-05-06 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01279280A true JPH01279280A (ja) 1989-11-09

Family

ID=14503965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10919288A Pending JPH01279280A (ja) 1987-06-16 1988-05-06 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01279280A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03242668A (ja) * 1990-02-20 1991-10-29 Canon Inc 定着装置
JP2014021301A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置およびプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638278A (en) * 1979-09-06 1981-04-13 Toshiba Corp Thermal transfer printing system
JPS5968766A (ja) * 1982-10-13 1984-04-18 Olympus Optical Co Ltd 熱定着装置
JPS61122667A (ja) * 1984-11-19 1986-06-10 Canon Inc 画像形成装置用定着装置
JPS61182965A (ja) * 1985-02-08 1986-08-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 感熱プリンタ
JPS62222281A (ja) * 1986-03-25 1987-09-30 Canon Inc 定着方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638278A (en) * 1979-09-06 1981-04-13 Toshiba Corp Thermal transfer printing system
JPS5968766A (ja) * 1982-10-13 1984-04-18 Olympus Optical Co Ltd 熱定着装置
JPS61122667A (ja) * 1984-11-19 1986-06-10 Canon Inc 画像形成装置用定着装置
JPS61182965A (ja) * 1985-02-08 1986-08-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 感熱プリンタ
JPS62222281A (ja) * 1986-03-25 1987-09-30 Canon Inc 定着方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03242668A (ja) * 1990-02-20 1991-10-29 Canon Inc 定着装置
JP2014021301A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2516886B2 (ja) 像加熱装置
JP2673959B2 (ja) 定着装置
JPH02157878A (ja) 画像加熱定着装置
JPH02158782A (ja) 画像形成装置
JPH01279280A (ja) 画像形成装置
JP3984737B2 (ja) 定着装置
JPH07271220A (ja) 像加熱装置及び定着装置
JPH01279276A (ja) 画像形成装置
JPH02158780A (ja) 画像加熱定着装置
JP2000131977A (ja) 定着装置
JP2006091450A (ja) 画像形成装置
JP2941587B2 (ja) 像加熱装置
JP2676718B2 (ja) 定着装置
JPH01263677A (ja) 定着装置
JPH02143277A (ja) 画像形成装置
JP2586616B2 (ja) 定着装置
JP2694734B2 (ja) 定着装置
JPH03166578A (ja) 定着装置
JP2570838B2 (ja) 画像加熱定着装置
JPH02157886A (ja) 定着装置
JPH02154285A (ja) 画像形成装置
JPH02143278A (ja) 画像形成装置
JPH02157882A (ja) 定着装置
JPH01263685A (ja) 画像形成装置
JPH02154284A (ja) 画像形成装置