JPH01279111A - 流体軸受装置 - Google Patents
流体軸受装置Info
- Publication number
- JPH01279111A JPH01279111A JP10643288A JP10643288A JPH01279111A JP H01279111 A JPH01279111 A JP H01279111A JP 10643288 A JP10643288 A JP 10643288A JP 10643288 A JP10643288 A JP 10643288A JP H01279111 A JPH01279111 A JP H01279111A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channels
- oil
- herringbone
- groove
- bearing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 title 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、オイル洩れ防止等に優れ、音響機器。
家電機器、およびコンピュータ関連機器等に使用して有
効な流体軸受装置に関するものである。
効な流体軸受装置に関するものである。
従来の技術
近年、流体軸受装置は、ビデオテープレコーダー(以下
、VTRと称す)のDDシリンダーの主軸、レコードプ
レーヤーの主軸等、家電機器、音響機器の駆動モーター
軸受として使用されている。
、VTRと称す)のDDシリンダーの主軸、レコードプ
レーヤーの主軸等、家電機器、音響機器の駆動モーター
軸受として使用されている。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の流体軸受装
置について説明する。
置について説明する。
第2図は従来の流体軸受装置の断面を示すもので、1は
軸受ハウジング部材、2,3は前記軸受ハウジング部材
1に軸方向に適当な距離を隔てて二ケ所に設けた円筒状
のラジアル内面でおる。4゜6は前記ラジアル内面2,
3に設けたベリングボーン状の溝である。6は主軸であ
り、7は前記軸受ハウジング部材1のスラスト方向の荷
重を前記主軸6の端面で支えるヘリングボーン状の溝を
有するスラスト軸受部材である。8は前記主軸6を支持
する支持部材である。9,1oは回転駆動部であり、9
は前記軸受ハウジング部材1に固定されたモーターステ
ータ)、10は前記支持部材8に固定されたモータース
テータであり、前記モータ−マグネット9と対向して固
定されている。11゜12,13.14は前記ラジアル
内面2,3のそれぞれ両側に設けた面取り部であり、軸
受としては作用しない箇所である。15.18は前記ラ
ジアル内面2,3と前記主軸eとの軸受クリアランスで
あり、オイルを含有している。
軸受ハウジング部材、2,3は前記軸受ハウジング部材
1に軸方向に適当な距離を隔てて二ケ所に設けた円筒状
のラジアル内面でおる。4゜6は前記ラジアル内面2,
3に設けたベリングボーン状の溝である。6は主軸であ
り、7は前記軸受ハウジング部材1のスラスト方向の荷
重を前記主軸6の端面で支えるヘリングボーン状の溝を
有するスラスト軸受部材である。8は前記主軸6を支持
する支持部材である。9,1oは回転駆動部であり、9
は前記軸受ハウジング部材1に固定されたモーターステ
ータ)、10は前記支持部材8に固定されたモータース
テータであり、前記モータ−マグネット9と対向して固
定されている。11゜12,13.14は前記ラジアル
内面2,3のそれぞれ両側に設けた面取り部であり、軸
受としては作用しない箇所である。15.18は前記ラ
ジアル内面2,3と前記主軸eとの軸受クリアランスで
あり、オイルを含有している。
以上のように構成された従来の流体軸受装置について動
作を以下に説明する。
作を以下に説明する。
まず、回軸駆動部9,1oにより、軸受ハウジング部材
1が回転すると、ヘリングボーン状の溝4.6のポンピ
ング作用により、軸受クリアランス15.16にラジア
ル方向の圧力が発生する。
1が回転すると、ヘリングボーン状の溝4.6のポンピ
ング作用により、軸受クリアランス15.16にラジア
ル方向の圧力が発生する。
また同様に、主軸6の端面とスラスト軸受部材7との間
に、スラスト方向の圧力が発生し、軸受ハウジング部材
1およびスラスト軸受部材7は主軸θと非接触にて回転
する。
に、スラスト方向の圧力が発生し、軸受ハウジング部材
1およびスラスト軸受部材7は主軸θと非接触にて回転
する。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記のような構成では、軸受内面のオイ
ルは、外部からのラジアル方向の測圧、ラジアル内面2
,3の円筒度精度等により、面取り部11.12,13
,14を経て、軸受外部に押し出される。−度軸受外部
へ流出したオイルは、軸受クリアランス15.16に戻
ってこないという問題点を有していた。
ルは、外部からのラジアル方向の測圧、ラジアル内面2
,3の円筒度精度等により、面取り部11.12,13
,14を経て、軸受外部に押し出される。−度軸受外部
へ流出したオイルは、軸受クリアランス15.16に戻
ってこないという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鍮み、オイル洩れ防止に優れた流
体軸受装置を提供するものである。
体軸受装置を提供するものである。
課題を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明の流体軸受装置はラ
ジアル内面のヘリングボーン状の溝として、規則的に長
さの異なる溝を設けたものである。
ジアル内面のヘリングボーン状の溝として、規則的に長
さの異なる溝を設けたものである。
作 用
本発明は、上記した構成により、軸受ハウジング部材が
回転することにより、ヘリングボーン状の溝の短かい側
に、オイルを強制的に移動させ、かつそれを保持するこ
とによりオイルの洩れを防止できるものである。
回転することにより、ヘリングボーン状の溝の短かい側
に、オイルを強制的に移動させ、かつそれを保持するこ
とによりオイルの洩れを防止できるものである。
実施例
以下、本発明の実施例℃流体軸受装置について、図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すものである。
第1図において、24.25はラジアル内面2゜3に設
けた規則的に1本おきに短く構成したヘリングボーン状
の溝である。17.18は短いヘリングボーン状の溝の
側に、長い溝の一端と連通させて設けたオイルだまり段
部である。
けた規則的に1本おきに短く構成したヘリングボーン状
の溝である。17.18は短いヘリングボーン状の溝の
側に、長い溝の一端と連通させて設けたオイルだまり段
部である。
オイルだまり段部17,1Bの深さは、ヘリングボーン
状の溝24.25の深さと同程度以上であり、動圧がほ
ぼDとなり、かつ主軸6と表面張力を維持することがで
きる距離として、12ミクロン程度に設定している。ま
たオイルだまり段部17.18の長手方向の長さは、そ
れぞれの軸受クリアランス15.16に含有できるオイ
ル量と同等分以上含有できるような長さに設定している
。
状の溝24.25の深さと同程度以上であり、動圧がほ
ぼDとなり、かつ主軸6と表面張力を維持することがで
きる距離として、12ミクロン程度に設定している。ま
たオイルだまり段部17.18の長手方向の長さは、そ
れぞれの軸受クリアランス15.16に含有できるオイ
ル量と同等分以上含有できるような長さに設定している
。
以上のように構成された流体軸受装置についての動作を
説明する。軸受ハウジング部材1が回転中のとき、軸受
クリアランス15.16のオイルは、ヘリングボーン状
の短い溝により、長手方向の短かい側のへリン久ボーン
状の溝の方向にオイ ・ルを強制的に移動させ、そし
て、オイルだまり段部17,18にオイルが流入し、表
面張力によりオイルを保持させる。ヘリングボーン状の
溝の長さは、ラジアル方向の側圧、ラジアル内面2,3
の内径精度によるオイル流れにうちかつて強制的にオイ
ルを一方向に移動させるだけの動圧を発生させる力をも
つ長手方向のアンバランスである。
説明する。軸受ハウジング部材1が回転中のとき、軸受
クリアランス15.16のオイルは、ヘリングボーン状
の短い溝により、長手方向の短かい側のへリン久ボーン
状の溝の方向にオイ ・ルを強制的に移動させ、そし
て、オイルだまり段部17,18にオイルが流入し、表
面張力によりオイルを保持させる。ヘリングボーン状の
溝の長さは、ラジアル方向の側圧、ラジアル内面2,3
の内径精度によるオイル流れにうちかつて強制的にオイ
ルを一方向に移動させるだけの動圧を発生させる力をも
つ長手方向のアンバランスである。
軸受ハウジング部材1の回転が停止したとき、オイルは
毛細管現象により、再度軸受クリアランス15.16内
に戻るという動作を行う。
毛細管現象により、再度軸受クリアランス15.16内
に戻るという動作を行う。
以上のように、本実施例によれば短いヘリングボーン状
の溝により、強制的にオイルをオイルだまり段部17,
1Bに移動させ、保持させることにより、オイル洩れの
防止をすることができる。
の溝により、強制的にオイルをオイルだまり段部17,
1Bに移動させ、保持させることにより、オイル洩れの
防止をすることができる。
発明の効果
以上のように本発明によれば、規則的に短い長さの溝を
設けたことによりオイル洩れがなく、長寿命の信頼性の
高い、流体軸受装置を得ることができる。
設けたことによりオイル洩れがなく、長寿命の信頼性の
高い、流体軸受装置を得ることができる。
第1図は、本発明流体軸受装置の一実施例の断面図、第
2図は従来の流体軸受装置の砥面図である。 17.18・・・・・・オイルだまり段部、24.25
・・・・・・ヘリングボーン状の溝。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名l−
−転受ハクジ°ング#々 2.3− ラシ゛アル円面 6− 主靭
2図は従来の流体軸受装置の砥面図である。 17.18・・・・・・オイルだまり段部、24.25
・・・・・・ヘリングボーン状の溝。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名l−
−転受ハクジ°ング#々 2.3− ラシ゛アル円面 6− 主靭
Claims (2)
- (1)軸受ハウジング部材または軸部材のどちらか一方
に、軸方向に距離を隔てて二ケ所に設けた円筒状のラジ
アル内面または外面と、前記ラジアル内面または外面に
設けたヘリングボーン状の複数の溝とを備え、前記ヘリ
ングボーン状の溝の長さを規則的に異ならせたことを特
徴とする流体軸受装置。 - (2)ヘリングボーン状の溝のうち短い溝の側に、長い
溝の一端と連通させてリング状のオイルだまり段部を設
けたことを特徴とする請求項1記載の流体軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63106432A JP2506931B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 流体軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63106432A JP2506931B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 流体軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01279111A true JPH01279111A (ja) | 1989-11-09 |
JP2506931B2 JP2506931B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=14433495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63106432A Expired - Fee Related JP2506931B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 流体軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506931B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7059052B2 (en) | 1997-03-06 | 2006-06-13 | Ntn Corporation | Hydrodynamic type porous oil-impregnated bearing |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60263720A (ja) * | 1984-06-13 | 1985-12-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流体軸受シリンダ−装置 |
JPS6150207A (ja) * | 1984-08-18 | 1986-03-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流体軸受シリンダ装置 |
JPS6262018U (ja) * | 1985-10-09 | 1987-04-17 |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP63106432A patent/JP2506931B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60263720A (ja) * | 1984-06-13 | 1985-12-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流体軸受シリンダ−装置 |
JPS6150207A (ja) * | 1984-08-18 | 1986-03-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流体軸受シリンダ装置 |
JPS6262018U (ja) * | 1985-10-09 | 1987-04-17 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7059052B2 (en) | 1997-03-06 | 2006-06-13 | Ntn Corporation | Hydrodynamic type porous oil-impregnated bearing |
DE19809770B4 (de) * | 1997-03-06 | 2006-06-29 | Ntn Corp. | Hydrodynamisches, poröses, ölimprägniertes Lager |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2506931B2 (ja) | 1996-06-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |