JPH01278786A - 複数波長発振形ガス・レーザ管 - Google Patents
複数波長発振形ガス・レーザ管Info
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- JPH01278786A JPH01278786A JP10847888A JP10847888A JPH01278786A JP H01278786 A JPH01278786 A JP H01278786A JP 10847888 A JP10847888 A JP 10847888A JP 10847888 A JP10847888 A JP 10847888A JP H01278786 A JPH01278786 A JP H01278786A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/05—Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
- H01S3/08—Construction or shape of optical resonators or components thereof
- H01S3/08059—Constructional details of the reflector, e.g. shape
-
- H—ELECTRICITY
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、複数波長発振形ガス・レーザ管に係わり、
とくに高反射ミラーとともに光共振器を構成する出力ミ
ラーの構成に関する。
とくに高反射ミラーとともに光共振器を構成する出力ミ
ラーの構成に関する。
(従来の技術)
例えばアルゴン・ガス・レーザ管の本体は、第7図に示
すように真空容器の一部を構成する放゛市細管11の一
端部に陽極をなす金属筒12、光軸1週整部13を介し
てガラス基板14が気密接合され、その内面に出力ミラ
ー15が付着されている。放電細管I+の他方側には、
径大部をもつ金属筒16、セラミックス円筒17、端板
I8、端管19を介してプリュー諷夕窓20、およびガ
ラス基板21が気密接合され、その内面に高反射ミラー
21が付着されている。セラミックス円筒17の内側に
は、コイル状のフィラメント陰極23が、支持体24.
24に支持され、熱反射筒25、および反射板26によ
り包囲されている。
すように真空容器の一部を構成する放゛市細管11の一
端部に陽極をなす金属筒12、光軸1週整部13を介し
てガラス基板14が気密接合され、その内面に出力ミラ
ー15が付着されている。放電細管I+の他方側には、
径大部をもつ金属筒16、セラミックス円筒17、端板
I8、端管19を介してプリュー諷夕窓20、およびガ
ラス基板21が気密接合され、その内面に高反射ミラー
21が付着されている。セラミックス円筒17の内側に
は、コイル状のフィラメント陰極23が、支持体24.
24に支持され、熱反射筒25、および反射板26によ
り包囲されている。
放電細管11および陽極筒12の外周には、それぞれ放
熱板27.28が固着され、強制空冷されるようになっ
ている。真空容器部分の内部には、約I Toorの純
粋なアルゴンガスが封入されている。
熱板27.28が固着され、強制空冷されるようになっ
ている。真空容器部分の内部には、約I Toorの純
粋なアルゴンガスが封入されている。
こうして、陰極を加熱して電子放出させ、これと陽極と
の間に高電圧を印加することにより、放電細管を通して
イオン放電させ、高反射ミラーと出力ミラーとで構成さ
れる光共振器でレーザ発振させる。
の間に高電圧を印加することにより、放電細管を通して
イオン放電させ、高反射ミラーと出力ミラーとで構成さ
れる光共振器でレーザ発振させる。
ところで、アルゴン・イオン・レーザ管で、種々の波長
のレーザ光を同時発振させると、454.5nm、
457.9nm、 4[i5.8ni、 465.
8nms 472.7nm。
のレーザ光を同時発振させると、454.5nm、
457.9nm、 4[i5.8ni、 465.
8nms 472.7nm。
478.5r+m、 488.Onm、 49G、
5nm、 501.7nm。
5nm、 501.7nm。
514.5nm、528.7nmなど、多数の波長のレ
ーザ光が発生する。このうち、一般的に出力の高いのは
、4H,Onm、 514.5nm、 47B、5
nm、 4911i、5nmの順である。
ーザ光が発生する。このうち、一般的に出力の高いのは
、4H,Onm、 514.5nm、 47B、5
nm、 4911i、5nmの順である。
そこで、このような広範囲の波長のレーザ光が同時発振
することを利用して、青色および緑色のレーザ光を一本
のアルゴン・ガス・レーザ管で発振させ、これら2色と
ヘリウムやネオン・レーザ管の632.8nmの赤色光
とを組合わせてカラー画像用プリンタを構成できる。−
本のアルゴン・ガス・レーザ管で、青色および緑色のレ
ーザ光を出力させる例は、特公昭50−10118号公
報に開示されている。その場合、青色光は470.5n
m、緑色光は514.5r+mであり、そのために出力
ミラーの膜構成に工夫を施している。
することを利用して、青色および緑色のレーザ光を一本
のアルゴン・ガス・レーザ管で発振させ、これら2色と
ヘリウムやネオン・レーザ管の632.8nmの赤色光
とを組合わせてカラー画像用プリンタを構成できる。−
本のアルゴン・ガス・レーザ管で、青色および緑色のレ
ーザ光を出力させる例は、特公昭50−10118号公
報に開示されている。その場合、青色光は470.5n
m、緑色光は514.5r+mであり、そのために出力
ミラーの膜構成に工夫を施している。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、カラー画像用のプリンタでは、各色の感光剤
の分光感度特性が、一般的に第8図に示すようになって
いる。すなわち、赤色感光剤は、およそ820nm付近
に、緑色感光剤はおよそ530r+m付近に、また青色
感光剤はおよそ420r+m付近にそれぞれ感度のピー
クがある。それぞれのピーク波長に合致するレーザ光を
もつレーザ発振器が容易に得られれば最も都合がよいが
、近似的に前述のような波長の3色レーザ光を使用して
いる。前記公報に示されるように、青色光として47G
、5nmのレーザ光を使用すると、第8図から明らかな
ように青色のみならず緑色感光剤をも一部感光してしま
い、カラー画像の再現性が損われてしまう。そのことか
ら、緑色感光剤の分光感度のない457.9nmのレー
ザ光を青色光に使用することが望まれている。つまり、
波長間隔が比較的広い2つのレーザ光、例えばアルゴン
・レーザの457.9nmと、514.5nmの青、緑
色光を1本のレーザ管で同時発振できるように構成する
必要がある。
の分光感度特性が、一般的に第8図に示すようになって
いる。すなわち、赤色感光剤は、およそ820nm付近
に、緑色感光剤はおよそ530r+m付近に、また青色
感光剤はおよそ420r+m付近にそれぞれ感度のピー
クがある。それぞれのピーク波長に合致するレーザ光を
もつレーザ発振器が容易に得られれば最も都合がよいが
、近似的に前述のような波長の3色レーザ光を使用して
いる。前記公報に示されるように、青色光として47G
、5nmのレーザ光を使用すると、第8図から明らかな
ように青色のみならず緑色感光剤をも一部感光してしま
い、カラー画像の再現性が損われてしまう。そのことか
ら、緑色感光剤の分光感度のない457.9nmのレー
ザ光を青色光に使用することが望まれている。つまり、
波長間隔が比較的広い2つのレーザ光、例えばアルゴン
・レーザの457.9nmと、514.5nmの青、緑
色光を1本のレーザ管で同時発振できるように構成する
必要がある。
この発明は、以上のような要望を満足し、波長間隔の比
較的広い複数の波長を同時発振させることができる出力
ミラーをもつガス・レーザ管を提1共することを目1自
とする。
較的広い複数の波長を同時発振させることができる出力
ミラーをもつガス・レーザ管を提1共することを目1自
とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
この発明は、高反射ミラーとともに光共振器を構成する
出力ミラーとして、2以上の積層部A1および少なくと
も1つの積層部Bが積層されてなり、この積層部Aは、
光学的膜厚が2分の1λ0(λ0は複数のレーザ出力波
長の略平均波長)の高屈折率誘電体層又は低屈折率誘電
体層の表裏に対称的に、夫々光学的膜厚が4分の1λ0
の低屈折率誘電体層および高屈折率誘電体層が交互に所
定層数積層されてなり、積層部Bは、それぞれ光学的膜
厚が4分の1λ0の高屈折率誘電体層および低屈折率誘
電体層が交互に所定層数積層されてなる複数波長発振形
ガス・レーザ管である。
出力ミラーとして、2以上の積層部A1および少なくと
も1つの積層部Bが積層されてなり、この積層部Aは、
光学的膜厚が2分の1λ0(λ0は複数のレーザ出力波
長の略平均波長)の高屈折率誘電体層又は低屈折率誘電
体層の表裏に対称的に、夫々光学的膜厚が4分の1λ0
の低屈折率誘電体層および高屈折率誘電体層が交互に所
定層数積層されてなり、積層部Bは、それぞれ光学的膜
厚が4分の1λ0の高屈折率誘電体層および低屈折率誘
電体層が交互に所定層数積層されてなる複数波長発振形
ガス・レーザ管である。
(作用)
この発明によれば、発振させたい波長が含まれる反射帯
および発振を抑圧したい波長が含まれる透過帯をシャー
プに区分でき、そして発振させたい波長における光共振
器としてのQ値を容易に所定値範囲に設定でき、比較的
波長間隔の広い複数波長のレーザ光を出力として得るこ
とができる。
および発振を抑圧したい波長が含まれる透過帯をシャー
プに区分でき、そして発振させたい波長における光共振
器としてのQ値を容易に所定値範囲に設定でき、比較的
波長間隔の広い複数波長のレーザ光を出力として得るこ
とができる。
これを適用したアルゴン・レーザ管では、例えば457
.9nmの青色と、514.5nmの緑色の2波長のレ
ーザ光を同時に効率よく発振させることができる。
.9nmの青色と、514.5nmの緑色の2波長のレ
ーザ光を同時に効率よく発振させることができる。
そして488.Onmや他の波長の発振を確実に抑圧す
ることができる。
ることができる。
(実施例)
以下図面を参照してその実施例を説明する。なお同一部
分は同一符号であられす。
分は同一符号であられす。
この発明を、比較的離れた波長である 457.9nI
11および514.5nmの2波長のレーザ光を発振さ
せるアルゴン・レーザ管に適用した場合について説明す
る。レーザ管本体の構成は、第7図に示したものと同様
であり、その高反射ミラーは、457.9nIIlから
514.5nmを含む全波長範囲でほぼ100%に近い
反射率を有するミラーを使用する。そして出力ミラーと
して、次の構成のものを使用する。
11および514.5nmの2波長のレーザ光を発振さ
せるアルゴン・レーザ管に適用した場合について説明す
る。レーザ管本体の構成は、第7図に示したものと同様
であり、その高反射ミラーは、457.9nIIlから
514.5nmを含む全波長範囲でほぼ100%に近い
反射率を有するミラーを使用する。そして出力ミラーと
して、次の構成のものを使用する。
第1の実施例
これは第1図に示すように、ガラス基板3Iの一方の面
に誘電体多層膜32を被着して出力ミラーを構成してい
る。誘電体多層膜32は、ガラス基板G側から積層部B
、その上に積層部AI、さらにその上に積層部A2が連
続的に積層されて構成されている。
に誘電体多層膜32を被着して出力ミラーを構成してい
る。誘電体多層膜32は、ガラス基板G側から積層部B
、その上に積層部AI、さらにその上に積層部A2が連
続的に積層されて構成されている。
いま、相対的に屈折率の高い誘電体蒸着膜である二酸化
チタン(Ti02)の光学的膜厚がλ0/2の層を21
1、同じく二酸化チタンの光学的膜厚がλo/4の層を
H、また相対的に屈折率の低い誘電体多層膜である二酸
化シリコン(S102)の光学的膜厚がλo/2の層を
2L、同じく二酸化シリコンの光学的膜厚がλo/4の
層をLとし、λ0を発振させたい2つの波長、すなわち
457.9nmと514.5nmとの略・V均の波長で
ある約48Gnmとする。
チタン(Ti02)の光学的膜厚がλ0/2の層を21
1、同じく二酸化チタンの光学的膜厚がλo/4の層を
H、また相対的に屈折率の低い誘電体多層膜である二酸
化シリコン(S102)の光学的膜厚がλo/2の層を
2L、同じく二酸化シリコンの光学的膜厚がλo/4の
層をLとし、λ0を発振させたい2つの波長、すなわち
457.9nmと514.5nmとの略・V均の波長で
ある約48Gnmとする。
そこでガラス基板側の積層部Bは、次のように構成され
ている。
ている。
II L II L・・・ ・・・ It L の偶
数層なお、その他次の構成でもよい。
数層なお、その他次の構成でもよい。
又は、 I、 It L 11・・・ ・・・ 1,1
1 の偶数層又は、 L II L I・・・ ・・
・ L の奇数層又は、 II L II L・・・
・・・ II の奇数層この層の上に蒸着される積層
部A1は、次の構成である。
1 の偶数層又は、 L II L I・・・ ・・
・ L の奇数層又は、 II L II L・・・
・・・ II の奇数層この層の上に蒸着される積層
部A1は、次の構成である。
II L II L・・・IILIIL 2+1 LI
ILII・・・L II L 11なお、その他次の構
成でもよい。
ILII・・・L II L 11なお、その他次の構
成でもよい。
又は、 HL 11 L・・・IILH2L IILI
I・・・LllLH又は、 LIILll・・・LII
LII 2L IILIIL・・・HL HL又は、
LIIL)l・・・LIIL 2HLHL・・・li
L I(Lつまり、2+1又は2Lの表裏両側に対称的
にLll・・・を積層したものである。
I・・・LllLH又は、 LIILll・・・LII
LII 2L IILIIL・・・HL HL又は、
LIIL)l・・・LIIL 2HLHL・・・li
L I(Lつまり、2+1又は2Lの表裏両側に対称的
にLll・・・を積層したものである。
このようにガラス基板31上に、光学的膜厚が4分の1
λ0の高屈折率の誘電体層33、および光学的膜厚が4
分の1λ0の低屈折率の誘電体層34を交互に所定層数
積層しく交互積層部を符号35であられしている)、そ
の上に光学的膜厚が2分の1λOの高屈折率又は低屈折
率の誘電体層3Bを蒸着し、さらにその上に光学的膜厚
が4分の1λ0の低屈折率の誘電体層34、および光学
的膜厚が4分の1λ0の高屈折率の誘電体層33を交互
に基板側と対称的に同層数積層蒸着する。なおこの積層
部A1の層数は、誘電体層の屈折率や組合わせにより決
めるが、例えば約15層である。
λ0の高屈折率の誘電体層33、および光学的膜厚が4
分の1λ0の低屈折率の誘電体層34を交互に所定層数
積層しく交互積層部を符号35であられしている)、そ
の上に光学的膜厚が2分の1λOの高屈折率又は低屈折
率の誘電体層3Bを蒸着し、さらにその上に光学的膜厚
が4分の1λ0の低屈折率の誘電体層34、および光学
的膜厚が4分の1λ0の高屈折率の誘電体層33を交互
に基板側と対称的に同層数積層蒸着する。なおこの積層
部A1の層数は、誘電体層の屈折率や組合わせにより決
めるが、例えば約15層である。
その上に積層している積層部A2は、上述の積層部A1
の説明で示した構成例の1つと同様の構成である。
の説明で示した構成例の1つと同様の構成である。
但し、積層部を重ねる場合は、互いに接する側の層は、
+1とLl又はLと11というように、異なる層の積層
にする。
+1とLl又はLと11というように、異なる層の積層
にする。
具体的な例として、次のように構成された出力ミラーは
、第2図および第3図に示す分光透過率特性が得られた
。
、第2図および第3図に示す分光透過率特性が得られた
。
Gハ肛)(HLHL 2+1 LHLH)(LHLH2
L HLHL)第2図は縦軸の透過率を0〜100 %
のスケールで示し、TS3図はそれを0〜20%のスケ
ールに拡大して示している。これらの図から明らかなよ
うに、発振させる457.9nm、および514.5r
+mの2波長における透過率は、それぞれ約1 、5
S’6、約20%であり、これらの波長に対して光共振
器として十分高いQ値、およびレーザ光を外部に取出す
のに適当な透過率の値を何している。しかしこれら2波
長の範囲内にある他の波長に対しては、最もこれらに接
近している 4G5.8nmに対し約5%の透過率、ま
た501.7nmに対し約8%の透過率をそれぞれ示し
、光共振器として十分低いQ値をあられす。さらに本来
は最も発振勢力が強い4g、!1.Onmf:対しては
80%以上の透過率を示すので、この波長でのQ値もき
わめて低く、その発振はほとんど生じない。また上記2
波長の範囲外の波長に対しては、透過率が低過ぎてレー
ザ出力が得られない。
L HLHL)第2図は縦軸の透過率を0〜100 %
のスケールで示し、TS3図はそれを0〜20%のスケ
ールに拡大して示している。これらの図から明らかなよ
うに、発振させる457.9nm、および514.5r
+mの2波長における透過率は、それぞれ約1 、5
S’6、約20%であり、これらの波長に対して光共振
器として十分高いQ値、およびレーザ光を外部に取出す
のに適当な透過率の値を何している。しかしこれら2波
長の範囲内にある他の波長に対しては、最もこれらに接
近している 4G5.8nmに対し約5%の透過率、ま
た501.7nmに対し約8%の透過率をそれぞれ示し
、光共振器として十分低いQ値をあられす。さらに本来
は最も発振勢力が強い4g、!1.Onmf:対しては
80%以上の透過率を示すので、この波長でのQ値もき
わめて低く、その発振はほとんど生じない。また上記2
波長の範囲外の波長に対しては、透過率が低過ぎてレー
ザ出力が得られない。
このようにして、457.9off+、および514.
5Hmの2波長を選択的に同時発振させ、他の波長の発
振を確実に抑制できる。また、例えばカラー画像プリン
タなどの用途に際し、457.9Hmおよび514.5
Hmのレーザ光をに3乃至1:6の範囲の任意の出力比
で取出し、各々の波長での感光剤の分光感度の相違をレ
ーザ光強度で補正することもできる。
5Hmの2波長を選択的に同時発振させ、他の波長の発
振を確実に抑制できる。また、例えばカラー画像プリン
タなどの用途に際し、457.9Hmおよび514.5
Hmのレーザ光をに3乃至1:6の範囲の任意の出力比
で取出し、各々の波長での感光剤の分光感度の相違をレ
ーザ光強度で補正することもできる。
なお、457.9Hm、および514.5Hmの2波長
を選択的に同時発振させたい場合、各波長での出力ミラ
ーの透過率は次のように設定すればよい。
を選択的に同時発振させたい場合、各波長での出力ミラ
ーの透過率は次のように設定すればよい。
457.9Hmでは、0.5〜2.0%の範囲、4[i
5.8r+mでは、3.5%以上、47[i、5Hmで
は、1096以上、48g、Onmでは、13%以上、 49f3.5Hmでは、8%以上、 501.7r+mでは、3%以上、 514.5Hmでは、 1.0〜2.596の範囲。
5.8r+mでは、3.5%以上、47[i、5Hmで
は、1096以上、48g、Onmでは、13%以上、 49f3.5Hmでは、8%以上、 501.7r+mでは、3%以上、 514.5Hmでは、 1.0〜2.596の範囲。
なおまた、前述の出力ミラーの多層膜のうち、主として
積層部A2の層数の設定により、発振させるべき2波長
での透過率を微調整設定でき、発振効率を最適にできる
。
積層部A2の層数の設定により、発振させるべき2波長
での透過率を微調整設定でき、発振効率を最適にできる
。
また、積層部A1と積層部A2の各層数の組合わせによ
り透過帯の幅、すなわち発振させる波長の間隔を調節設
定できる。
り透過帯の幅、すなわち発振させる波長の間隔を調節設
定できる。
第2の実施例
これは第4図に示すように、誘電体多層膜32が、ガラ
ス基板Gから積層部At、積層部A2、その上に積層部
Bが積層され、さらにその上にAタイプの特殊型である
2Hの積層部A3の膜37が最終層として配置されて
いる。なおこの積層部A3は2Lでもよい。
ス基板Gから積層部At、積層部A2、その上に積層部
Bが積層され、さらにその上にAタイプの特殊型である
2Hの積層部A3の膜37が最終層として配置されて
いる。なおこの積層部A3は2Lでもよい。
このように構成された出力ミラーは、第5図および第6
図に示す分光透過率特性が得られた。すなわち、第5図
は縦軸の透過率を0〜100%のスケールで示し、第6
図はそれを0〜20%のスケールに拡大して示している
。これらの図から明らかなように、発振させる 457
.90m1および514.5r++nの2波長における
透過率は、それぞれ約1.0%、約1.5%であり、こ
れらの波長に対して光共振器として十分高いQ値、およ
びレーザ光を外部に取出すのに適当な透過率の値を有し
ている。しかしこれら2波長の範囲内にある他の波長に
対しては、最もこれらに接近している 465.8Hm
に対し約11%の透過率、また501.7Hmに対し約
9%の透過率をそれぞれ示し、光共振器として十分低い
Q値をあられす。さらに本来は最も発振勢力が強い48
8.Onmに対しては6096以上の透過率を示すので
、この波長でのQ値もきわめて低く、その発振はほとん
ど生じない。また上記2波長の範囲外の波長に対しては
、透過率が低過ぎてし=ザ出力が得られない。
図に示す分光透過率特性が得られた。すなわち、第5図
は縦軸の透過率を0〜100%のスケールで示し、第6
図はそれを0〜20%のスケールに拡大して示している
。これらの図から明らかなように、発振させる 457
.90m1および514.5r++nの2波長における
透過率は、それぞれ約1.0%、約1.5%であり、こ
れらの波長に対して光共振器として十分高いQ値、およ
びレーザ光を外部に取出すのに適当な透過率の値を有し
ている。しかしこれら2波長の範囲内にある他の波長に
対しては、最もこれらに接近している 465.8Hm
に対し約11%の透過率、また501.7Hmに対し約
9%の透過率をそれぞれ示し、光共振器として十分低い
Q値をあられす。さらに本来は最も発振勢力が強い48
8.Onmに対しては6096以上の透過率を示すので
、この波長でのQ値もきわめて低く、その発振はほとん
ど生じない。また上記2波長の範囲外の波長に対しては
、透過率が低過ぎてし=ザ出力が得られない。
このように、積層部A1を複数組、あるいは積層部A2
を複数組、若しくはそれらを任意組数積み重ね、最外側
に積層部Bを形成してもよい。すなわち例えば、 G/Al −At −A2−A2−Bの構成、又は、G
/Al −A2−At −A2−Bの構成、又は、G/
A2−AI −A2−Bの構成、又は、G/Al−B−
A2の構成、 等々を採用し得る。
を複数組、若しくはそれらを任意組数積み重ね、最外側
に積層部Bを形成してもよい。すなわち例えば、 G/Al −At −A2−A2−Bの構成、又は、G
/Al −A2−At −A2−Bの構成、又は、G/
A2−AI −A2−Bの構成、又は、G/Al−B−
A2の構成、 等々を採用し得る。
したがって、この発明はアルゴン中レーザ管に限らず、
他のレーザ管において複数の波長のレーザ光を選択的に
同時発振させるように構成することができる。
他のレーザ管において複数の波長のレーザ光を選択的に
同時発振させるように構成することができる。
[発明の効果]
以上説明したようにこの発明によれば、発振させたい波
長が含まれる反射帯および発振を抑圧したい波長が含ま
れる透過帯をシャープに区分でき、そして発振させたい
波長における光共振器としてのQ値を容易に所定値範囲
に設定でき、比較的波長間隔の広い複数波長のレーザ光
を出力として得ることができる。そして他の波長の発振
を確実に抑制することができる。
長が含まれる反射帯および発振を抑圧したい波長が含ま
れる透過帯をシャープに区分でき、そして発振させたい
波長における光共振器としてのQ値を容易に所定値範囲
に設定でき、比較的波長間隔の広い複数波長のレーザ光
を出力として得ることができる。そして他の波長の発振
を確実に抑制することができる。
第1図はこの発明の実施例を示す出力ミラーの断面模式
図、第2図および第3図はその分光透過率の特性図、第
4図はこの発明の他の実施例を示す出力ミラーの断面模
式図、第5図および第6図はその分光透過率の特性図、
第7図はレーザ管の要部縦断面図、第8図は感光剤の分
光感度を示す特性図である。 11・・・放電細管、12・・・陽極、15・・・出力
ミラー、22・・・高反射ミラー、23・・・陰極、3
1・・・ガラス基板G132・・・誘電体多層膜、33
・・・λo/4の高屈折率誘電体層11.34・・・λ
o/4の低屈折率誘電体層L136・・・λo/2の誘
電体層、37・・・最終層。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 一汲表(nrr+) 第2図 第3図 第4図 第6図 −1及長(九mン 一一及長(nm) 第8図
図、第2図および第3図はその分光透過率の特性図、第
4図はこの発明の他の実施例を示す出力ミラーの断面模
式図、第5図および第6図はその分光透過率の特性図、
第7図はレーザ管の要部縦断面図、第8図は感光剤の分
光感度を示す特性図である。 11・・・放電細管、12・・・陽極、15・・・出力
ミラー、22・・・高反射ミラー、23・・・陰極、3
1・・・ガラス基板G132・・・誘電体多層膜、33
・・・λo/4の高屈折率誘電体層11.34・・・λ
o/4の低屈折率誘電体層L136・・・λo/2の誘
電体層、37・・・最終層。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 一汲表(nrr+) 第2図 第3図 第4図 第6図 −1及長(九mン 一一及長(nm) 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ガス放電路を挟んで一方に高反射ミラー、他方に出力ミ
ラーが設けられ、前記出力ミラーは基板上に被着された
誘電体多層膜からなる複数波長発振形ガス・レーザ管に
おいて、 上記出力ミラーは、2以上の積層部A、および積層部B
が積層されてなり、 上記積層部Aは、光学的膜厚が2分の1λ_0(λ_0
は複数のレーザ出力波長の略平均波長)の高屈折率誘電
体層又は低屈折率誘電体層の表裏に対称的に、それぞれ
光学的膜厚が4分の1λ_0の低屈折率誘電体層および
高屈折率誘電体層が交互に所定層数積層されてなり、 上記積層部Bは、それぞれ光学的膜厚が4分の1λ_0
の高屈折率誘電体層および低屈折率誘電体層が交互に所
定層数積層されてなる、 ことを特徴とする複数波長発振形ガス・レーザ管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10847888A JPH01278786A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 複数波長発振形ガス・レーザ管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10847888A JPH01278786A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 複数波長発振形ガス・レーザ管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01278786A true JPH01278786A (ja) | 1989-11-09 |
Family
ID=14485773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10847888A Pending JPH01278786A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 複数波長発振形ガス・レーザ管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01278786A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL9400934A (nl) * | 1994-06-08 | 1996-01-02 | Prima Ind Establishment | Dimer-laser, werkwijze en inrichting voor data-transmissie, werkwijze en inrichting voor het opslaan en uitlezen van gegevens, werkwijze en inrichting voor het detecteren van diatomaire moleculen, en laserprojectiemicroscoop. |
FR2742591A1 (fr) * | 1992-12-24 | 1997-06-20 | Thomson Csf | Emetteur multispectral a source laser etat solide pompe par diode laser et utilisation d'un tel emetteur pour la detection active et la projection couleur |
WO2004082085A1 (ja) * | 2003-03-11 | 2004-09-23 | Pioneer Corporation | 多波長半導体レーザ装置及びその製造方法 |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP10847888A patent/JPH01278786A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2742591A1 (fr) * | 1992-12-24 | 1997-06-20 | Thomson Csf | Emetteur multispectral a source laser etat solide pompe par diode laser et utilisation d'un tel emetteur pour la detection active et la projection couleur |
NL9400934A (nl) * | 1994-06-08 | 1996-01-02 | Prima Ind Establishment | Dimer-laser, werkwijze en inrichting voor data-transmissie, werkwijze en inrichting voor het opslaan en uitlezen van gegevens, werkwijze en inrichting voor het detecteren van diatomaire moleculen, en laserprojectiemicroscoop. |
WO1995034112A3 (en) * | 1994-06-08 | 1996-03-07 | Prima Ind Establishment | Dimer laser, method and apparatus for data transmission, method and apparatus for storing and reading data, method and apparatus for detecting diatomic molecules, and laser projection microscope |
WO2004082085A1 (ja) * | 2003-03-11 | 2004-09-23 | Pioneer Corporation | 多波長半導体レーザ装置及びその製造方法 |
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