JPH01278408A - 防菌性活性炭 - Google Patents

防菌性活性炭

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Publication number
JPH01278408A
JPH01278408A JP63106335A JP10633588A JPH01278408A JP H01278408 A JPH01278408 A JP H01278408A JP 63106335 A JP63106335 A JP 63106335A JP 10633588 A JP10633588 A JP 10633588A JP H01278408 A JPH01278408 A JP H01278408A
Authority
JP
Japan
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activated carbon
zeolite
bacteriostatic
silver
antibacterial
Prior art date
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Pending
Application number
JP63106335A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Hattori
修治 服部
Noboru Naruo
成尾 昇
Yasuyuki Nukina
康之 貫名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は浄水中の残留塩素、トリハロメタン。
臭気成分などを除去する浄水器あるいは空気中に含まれ
る臭気成分を除去する脱臭器等に使用する防菌性活性炭
に関するものである。
従来の技術 従来、一般に知られている防菌性活性炭は活性炭に銀を
添着させたものであった。
発明が解決しようとする課題 従来の防菌性活性炭では、銀の溶出量を調整するのが難
かしかった。これは本来活性炭表面が極めて複雑な構造
をもっており、この表面に同一に釧イオンを添着するこ
とが出来ないからである。
したがって、製造時の条件によって釦イオンの溶出量が
大きく異なり、殺菌効果がバラついたり、寿命がバラつ
いたりする防菌性活性炭となっていた。
本発明は従来のこのような課題を解決する防菌性活性炭
を提供することを目的とするものである。
課題を解決するだめの手段 上記課題を解決するために本発明は、欽イオン。
銅イオンなどの殺菌性を有する金属イオンを、容易に均
一に保持しやすい表面を有しているゼオライトにイオン
交換法等で保持させ、このゼオライトと活性炭を混合す
るものである。
作  用 上記構成とすることによりゼオライト表面の金4イオン
の保持をかなり自由に制御することが可能であり、かつ
均一であるので、殺菌効果のバラツキ、寿命のバラツキ
の大きかった防菌性活性炭が、バラツキの少ない信頼性
の高い防菌性活性炭となる。
実施例 以下本発明の一実施例を第1図をもとに説明する。図は
粒状防菌性ゼオライトと粒状活性炭を混合した脱臭用フ
ィルターで、1は吸着層で、粒状活性炭2と銅イオンを
添着した粒状合成ゼオライト3とを混合して構成されて
いる。4は気体透過性の不織布からなるフィルタである
。合成ゼオライトとはMeO*AQ 203*mSi○
2・mH2O(Me:金属イオン)の一般式で表わせる
アルカリ土類金属の結晶性含水アルミノケイ酸塩で、結
晶構造内に比較的自由な金属イオンを含んでいる。この
金属イオンは容易に他の金属イオンにイオン交換される
。したがって、銀、銅などの殺菌性を有する金属イオン
と交換することにより防菌性を有することになる。本実
施例では銅イオンと交換した合成ゼオライトを用いた。
上記動作を説明すると臭気成分を含んだ気体はフィルタ
4.吸着層1.フィルタ4を通る間に脱臭される。これ
を長期間続けると、粒状合成ゼオライト3を含まないも
のでは、カビ、細菌等の繁殖によりフィルタ4.4が着
色したり、カビ臭かにおうこともある。しかし、粒状合
成ゼオライト3を混合したものでは、このよう力ことは
なかった。この効果は、大腸菌を用いた培養試験でも明
らかであシ、粒状活性炭のみでは生育阻止円は認められ
なかったが、粒状活性炭と粒状合成ゼオライトを混合す
ると生育阻止円が認められた。
第2図は本発明の他の実施例であり、6は第1の実施例
で示した合成ゼオライトの粉末と活性炭の粉末を混合し
た後、ハニカム状に成形した浄水材で、6はその穴であ
る。
上記構成において動作を説明する。
臭気成分、トリハロメタン、残留塩素などを含有した水
は穴6を通る。この時、浄水材6中に含まれる活性炭に
よる吸着作用あるいは触媒作用により、臭気成分、トリ
ハロメタンの吸着除去、残留塩素の分解除去が行なわれ
、浄化される。しかし、通常の活性炭では浄水材6を長
期間使用すると、カビ細菌が増殖し、不衛生である。こ
れに対し、銀を添着した活性炭および本発明の防菌性活
性炭を用いた場合には増殖は認められなかった。
しかしながら第3図のように、銀添着活性炭と第2の実
施例の浄水材における銀イオンの溶出量の変化はまった
く異なる。すなわち、第3図において&は銀添着活性炭
を用いた場合の、bは第2の実施例の防菌性活性炭を用
いた場合の通水量と銀イオン溶出量の変化曲線である。
これから明らかなようにaでは銀イオンの溶出量にピー
クがあり、bに比べて効果持続性がないと予想される。
現に0−C’以降において銀添着活性炭には静菌作用は
見い出せなかった(本実施例条件では静菌作用は銀イオ
ン濃度約8μy/Q以上で認められる)。
なお、本実施例でハニカム状に成形したのは、粒状活性
炭と粒状合成ゼオライトの混合では圧力損失が大きく、
水が通過しなかったためである。
また、粒状の混合の方が容易に製造できるのに対し、ハ
ニカム状成型品は製造が複雑であるが、活性炭と合成ゼ
オライトの分布状態からみて、静菌効果は大きいと予想
される。
発明の効果 以上のように本発明によれば、活性炭と殺菌性を有する
金属イオンを保持したゼオライトを混合したことにより
、静菌効果の安定した、長寿命の防菌性活性炭が容易に
得られ、脱臭材料、浄水材料などに利用することにより
、産業上極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の実施例を示す脱臭フィルタの断面
図、第2図は第2の発明の実施例の外観斜視図、第3図
は通水量と銀イオン溶出量の関係を示す図である。 1・・・・・・吸着層、2・・・・・・活性炭、3・・
・・・・合成ゼオライト、6・・・・・・浄水材。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名−〜
〜。              =−       
            へ派           
    派

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 活性炭と、銅、銀などの殺菌性を有する金属イオンを保
    持したゼオライトとを混合した防菌性活性炭。
JP63106335A 1988-04-28 1988-04-28 防菌性活性炭 Pending JPH01278408A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0422410A (ja) * 1990-05-17 1992-01-27 Takuma Co Ltd 濾材
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