JPH01277881A - クリーニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、例えば電子複写機、レーザープリンタ等にお
ける画像形成装置に装備されるクリーニング装置、特に
像転写後の像担持体上に残存する現像剤を清掃して回収
する手段に改良を施したクリーニング装置に関するもの
である。

（従来の技術） 近年、電子複写機、レーザープリンタ等の画像形成装置
に組み込まれるクリーニング装置としては、構成が簡単
で、コスト的に安価なブレード方式のものが多用されて
いる。

従来、この種のクリーニング装置においては。

第６図に示すように、現像画像の転写後に像担持体であ
る感光体ａ上に残存する現像剤（以下、これをトナーと
いう）Ｔを、装置本体すに設けた弾性体からなるクリー
ニングブレードＣにより掻き落し、この掻き落されたト
ナーＴを装置本体す内に回収するとともに、この回収さ
れたトナーＴを更に回収オーガｄにより感光体ａのフロ
ント側軸方向に沿って移送し、第７図に示すように、装
置本体す外に突出させた排出口ｅから排出させて。

この排出口ｅに着脱自在に連結して設置したプラスチッ
ク製角箱状のトナー回収容器ｆ内に収容し得るような構
成を有している。

このようなりリーニング装置にあっては、装置本体す外
に突出させた排出口ｅが垂下し、これに連結されるトナ
ー回収容器ｆの口部ｇもまた垂直に立上り形成されてい
るのが現状である。

（発明が解決しようとする課題） このため、排出口ｅからトナー回収容器ｆの口部ｇを通
して落下するトナーＴけ、トナー回収容器ｆの口部ｇの
直下に対応する平坦な内底面部りに山積みとなって堆積
し、トナー回収容器ｆの奥まで搬送されず、トナーＴの
収容量が少ないばかりか、トナー回収容器ｆ内に満杯に
なる前に１図示しないトナー検知手段によって、「回収
トナー満杯」の警報が表示されるという誤動作が発生し
易い、といった問題があった。

本発明は、上記の事情のもとになされたもので、その目
的とするところは、トナー回収容器内の奥まで回収トナ
ーが確実に収容することができるようにしたクリーニン
グ装置を提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記した課題を解決するために、本発明は、像転写後に
像担持体上に残存する現像剤を、前記像担持体の表面に
接離回動するクリーニングブレードで掻き落し清掃して
装置本体内に回収し、この回収された現像剤を回収オー
ガで前記像担持体の軸方向に沿って移送することにより
、前記装置本体外に送り込んで排出口から排出させ、か
つこの排出口に口部を着脱可能に連結して設置したトナ
ー回収容器内に現像剤を収容するとともに、前記トナー
回収容器に振動手段を付与してなる構成としたものであ
る。

（作　用） すなわち１本発明は、上記の構成とすることによって、
トナー回収容器の振動で、回収オーガで装置本体外に送
り込まれて排出口から排出される現像剤がトナー回収容
器の内底部の一部に積ることなく分散されるため、現像
剤をトナー回収容器内の奥まで収容することができ、こ
れによって。

現像剤の収容量を多くすることが可能になる。

（実　施　例） 以下１本発明の一実施例を第１図から第５図に示す図面
を参照しながら詳細に説明する。

第４図は本発明に係るクリーニング装置を備えた電子写
真方式の画像形成装置の内部構成を示すもので、図中１
は複写機本体である。この複写機本体１の右側面部には
、自動もしくは手差し給紙可能な給紙カセット２が装着
され、かつその左側面部には排紙トレイ３が装着されて
いるとともに。

図示しない原稿が載置される上面原稿載置板上には、左
右方向（矢印ａ方向）に往復動自在な原稿台４が設けら
れている。

そして、上記複写機本体１内のほぼ中央部には、像担持
体としてのドラム状感光体１０が図示しない駆動機構に
より前記原稿台４と同期させて矢印す方向に回転駆動し
得るように配置され、この感光体１０は、＊電チャージ
ャ１１によって一様に帯電され、かつ露光ランプ１２に
より照射された原稿画像を光学系装置を構成する集束性
光伝送体（商品名：セルフォックレンズアレイ）１３に
より感光体１０上に結像させて静電潜像を形成し。

この静電潜像に現像装置１４により非磁性−成分トナー
Ｔを供給付着して現像し、この現像剤の像（以下、トナ
ー像という）を転写チャージャ１５側に送り込んでなる
ものである。

上記転写チャージャ１５は、自動もしくは手差し給紙さ
れる給紙カセット２から給紙ローラ１Ｇ及びアライニン
グローラ対１７．１７を介して送り込まれる記録紙とし
ての普通紙から成るコピー用紙Ｐ上にトナー像を転写し
てなるもので、転写後のコピー用紙Ｐは、ＡＣコロナ放
電による剥離チャージャ１８により感光体１ｏ上から剥
離されて搬送路１９を通して定着装置２０によりトナー
像を溶融定着し、排出ローラ対２１．２１により排紙ト
レイ３上に排出されるようになっている。

一方、このようにコピー用紙Ｐへのトナー像の転写、剥
離後の感光体１０上の残留トナーは、後述するクリーニ
ング装置３０により清掃され、除電ランプ２２により感
光体１０上の電位を一定のレベル以下にして次のコピー
動作を可能な状態にしている。

また、上記複写機本体１は１図示しない上部フレームに
、感光体１０及びこの感光体１０の周囲に帯電チャージ
ャ１１、露光ランプ１２．集束性光伝送体１３、クリー
ニング装置３０．除電ランプ２２及び現像装置１４等の
各装置が適宜の手段により組み付けられて上部ユニット
１ａを構成してなる一方、図示しない下部フレームに転
写チャージャ１５、剥離チャージャ１８、定着装置２０
及び排出ローラ対２１．２１等の各装置、その他図示し
ない電源部等の各機構を取付けて下部ユニット１ｂをそ
れぞれ構成して、両ユニットを、第５図に示すように、
コピー用紙Ｐの搬送路１９を境界として互いに所望の角
度（例えば３０Ｋ）で開閉可能に枢支されて開閉できる
ようにし、これにより補修０点検等を容易にしている。

そして、本発明に係るクリーニング装置３０は。

第１図に示すように、前記複写機本体１内に装填される
感光体１０を支持する装置本体３１の内側上部に、クリ
ーニングブレードであるウレタンゴム等の弾性体からな
るメインブレード３２が揺動回動自在に軸支され、この
メインブレード３２は。

常に前記感光体１０側に向は接触可能に付勢力されて、
転写後に前記感光体１０の表面に付着し残存するトナー
Ｔを掻き落すようになっている一方、その内側下部には
、リカバリーブレード３３が設けられている。このリカ
バリーブレード３３は、前記メインブレード３２で掻き
落されたトナーＴを装置本体３１内底部に回収するよう
に導くもので、この回収されてトナーＴは、装置本体３
１の内底部に配置した回収オーガ３４の回転で、前記感
光体１０のフロント側軸方向に移送することにより、装
置本体３１外に突出させた排出口３５に送り込むように
なっているものである。

この装置本体３１外に突出させた排出口３５は、第２図
及び第３図に示すように、右下に向は傾斜させて設けら
れているとともに、その開口端縁に連結嵌合溝３６がフ
ランジ状に形成され、この連結嵌合溝３６には、前記装
置本体３１外の側面部に着脱自在に保持されるトナー回
収容器４０の口部４１のフランジ部４２がウレタン等か
らなるシールリング５０を介して水平方向から押し込み
嵌合されて互いに連結されるようになっている。

すなわち、上記トナー回収容器４０の口部４１は、前記
排出口３５と同様な傾斜角度で右下に向は傾斜させてな
るとともに、その洞部４０ａの後端側下面部を板バネ４
３で弾性支持し、かつその上面部に、例えば図示しない
回収オーガ３４の駆動軸に連動して回転するカム４４を
当接して、この板バネ４３の付勢力及びカム４４の回転
による振動手段で、前記トナー回収容器４０に上下振動
を付与するようにして、トナー回収容器４０の内底部の
一部にトナーＴが積ることのないように分散させ、全体
に亘って均一に収容することを可能にしているものであ
る。

なお１本発明は、上記の実施例には限定されないもので
あり、本発明の要旨を変えない範囲で種々変更施可能な
ことは勿論である。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、像転
写後に像担持体上に残存する現像剤を、前記像担持体の
表面に接離回動するクリーニングブレードで掻き落し清
掃して装置本体内に回収し、この回収された現像剤を回
収オーガで前記像担持体の軸方向に沿って移送すること
により、前記装置本体外に送り込んで排出口から排出さ
せ、かつこの排出口に口部を着脱可能に連結して設置し
たトナー回収容器内に現像剤を収容するとともに、前記
トナー回収容器に振動手段を付与してなる構成としたこ
とから、トナー回収容器の上下振動で、回収オーガで装
置本体外に送り込まれて排出口から排出される現像剤が
トナー回収容器の内底部の一部に積ることなく分散させ
ることができるため、現像剤をトナー回収容器内の奥ま
で収容することができ、全体に亘って均一に収容するこ
とができ、現像剤の収容量を多くすることができるとい
うすぐれた効果を有するクリーニング装置を提供するこ
とができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るクリーニング装置の一実施例を示
す概略的説明図、第２図は同じく装置本体のトナー排出
口とトナー回収容器の口部との連結状態を示す縦断側面
図、第３図は同じく装置本体のトナー排出口とトナー回
収容器の口部との連結状態を示す分解斜視図、第４図は
本発明に係るクリーニング装置を備えた電子写真式の画
像形成装置の内部構成を示す概略的説明図、第５図は同
じく電子写真式の画像形成装置の上部ユニットと下部ユ
ニットとの開閉状態を示す説明図、第６図は従来のクリ
ーニング装置の概略的要部説明図、第７図は同じ〈従来
の装置本体のトナー排出口とトナー回収容器の口部との
連結状態を示す説明図である。 １０・・・像担持体（ドラム状感光体）、３０・・・ク
リーニング装置。 ３１・・・装置本体、 ３２・・・クリーニングブレード。 ３４・・・回収オーガ、 ３５・・・排出口、 ３６・・・連結嵌合溝。 ４０・・・トナー回収容器。 ４０ａ・・・洞部、 ４１・・・口部、４２・・・フランジ部、４３．４４・
・・振動手段、 Ｔ・・・現像剤（トナー）。 出頴人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　像転写後に像担持体上に残存する現像剤を、前記像担
   持体の表面に接離回動するクリーニングブレードで掻き
   落し清掃して装置本体内に回収し、この回収された現像
   剤を回収オーガで前記像担持体の軸方向に沿って移送す
   ることにより、前記装置本体外に送り込んで排出口から
   排出させ、かつこの排出口に口部を着脱可能に連結して
   設置したトナー回収容器内に現像剤を収容するとともに
   、前記トナー回収容器に振動手段を付与したことを特徴
   とするクリーニング装置。