JPH01277825A - エレクトロミック調光板の駆動方法 - Google Patents
エレクトロミック調光板の駆動方法Info
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- JPH01277825A JPH01277825A JP10797188A JP10797188A JPH01277825A JP H01277825 A JPH01277825 A JP H01277825A JP 10797188 A JP10797188 A JP 10797188A JP 10797188 A JP10797188 A JP 10797188A JP H01277825 A JPH01277825 A JP H01277825A
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Landscapes
- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明は各種デイスプレィや調光装置等として使用さ
れるエレクトロクロミック調光板の駆動方法に関するも
のである。
れるエレクトロクロミック調光板の駆動方法に関するも
のである。
[従来の技術]
従来、この種のエレクトロクロミック調光板としては、
その発色分布を表示面の全面にわたって一様に行うよう
にした駆動方法が採用されていた。
その発色分布を表示面の全面にわたって一様に行うよう
にした駆動方法が採用されていた。
即ち、例えば透明基板上に一対の対向電極を積層して設
け、両対向電極のうち少なくとも透明基板に接する対向
電極を透明電極膜とし、両対向電極間に発色膜及び電解
質を設けてエレクトロクロミック調光板を構成していた
。そして、両対向電極に電圧を印加するために、両対向
電極の片側に電極取出部を設け、その電極取出部に正の
発色電圧を印加することにより発色膜の発色を行ってい
た。又、電極取出部に負の消色電圧を印加することによ
り発色膜の消色を行っていた。
け、両対向電極のうち少なくとも透明基板に接する対向
電極を透明電極膜とし、両対向電極間に発色膜及び電解
質を設けてエレクトロクロミック調光板を構成していた
。そして、両対向電極に電圧を印加するために、両対向
電極の片側に電極取出部を設け、その電極取出部に正の
発色電圧を印加することにより発色膜の発色を行ってい
た。又、電極取出部に負の消色電圧を印加することによ
り発色膜の消色を行っていた。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、従前のようなエレクトロクロミック調光板の
駆動方法では、エレクトロクロミック調光板の発色分布
をその表示面の全体にわたって一様に保持することしか
できなかった。従って、エレクトロクコミック調光板の
駆動時において、発色部分から消色部分へと連続的に色
変わりした状態を表して保持する等のグラデーションを
持たせることはできなかった。
駆動方法では、エレクトロクロミック調光板の発色分布
をその表示面の全体にわたって一様に保持することしか
できなかった。従って、エレクトロクコミック調光板の
駆動時において、発色部分から消色部分へと連続的に色
変わりした状態を表して保持する等のグラデーションを
持たせることはできなかった。
又、上記のようなグラデーションをエレクトロクロミッ
ク調光板の表示面に持たせるために、発色膜の膜厚を予
め連続的に変えて設け、電極取出部に正の発色電圧を印
加するということも考えられている。ところが、この場
合には発色膜の膜厚を連続的に変化させて設けることが
困難で、しかもグラデーションの位置が固定されること
になり変更させることができなかった。
ク調光板の表示面に持たせるために、発色膜の膜厚を予
め連続的に変えて設け、電極取出部に正の発色電圧を印
加するということも考えられている。ところが、この場
合には発色膜の膜厚を連続的に変化させて設けることが
困難で、しかもグラデーションの位置が固定されること
になり変更させることができなかった。
この発明は前述した事情に鑑みてなされたものであって
、その目的は、エレクトロクコミック調光板に発色部分
から消色部分へと連続的に色変わりした状態を表して保
持するグラデーションを持たせることが可能で、しかも
そのグラデーションの位置を自在に設定することが可能
なエレクトロクロミック調光板の駆動方法を提供するこ
とにある。
、その目的は、エレクトロクコミック調光板に発色部分
から消色部分へと連続的に色変わりした状態を表して保
持するグラデーションを持たせることが可能で、しかも
そのグラデーションの位置を自在に設定することが可能
なエレクトロクロミック調光板の駆動方法を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するためにこの発明においては、透明
基板上に一対の対向電極を積層して設け、両対向電極の
うち少なくとも透明基板に接する対向電極を透明電極膜
とし、両対向電極間に発色膜及び電解質を設け、更に両
対向電極の一側縁に沿って一対の第1電極取出部を設け
、その側縁に対向する両対向電極の反対側側縁に沿って
一対の第2電極取出部を設けたエレクトロクロミック調
光仮において、第1T!L極取出部に正の発色電圧を印
加して発色膜の発色が所定の位置に達した後、第2電極
取出部に負の消色電圧を印加し、次いで第1電極取出部
に対する正の発色電圧の印加と第2電極取出部に対する
負の消色電圧の印加を所定時間間隔をもって交互に行う
ようにしている。
基板上に一対の対向電極を積層して設け、両対向電極の
うち少なくとも透明基板に接する対向電極を透明電極膜
とし、両対向電極間に発色膜及び電解質を設け、更に両
対向電極の一側縁に沿って一対の第1電極取出部を設け
、その側縁に対向する両対向電極の反対側側縁に沿って
一対の第2電極取出部を設けたエレクトロクロミック調
光仮において、第1T!L極取出部に正の発色電圧を印
加して発色膜の発色が所定の位置に達した後、第2電極
取出部に負の消色電圧を印加し、次いで第1電極取出部
に対する正の発色電圧の印加と第2電極取出部に対する
負の消色電圧の印加を所定時間間隔をもって交互に行う
ようにしている。
[作用]
従って、第1電極取出部に正の発色電圧を印加して発色
膜の発色が所定の位置に達した後、第2電極取出部に負
の消色電圧を印加し、次いで第1電極取出部に対する正
の発色電圧の印加と第2電極取出部に対する負の消色電
圧の印加を所定時間間隔をもって交互に行うようにする
ことにより、第1電極取出部から第2電極取出部までの
間で、発色部分から消色部分へと連続的に色変わりした
状態が表れて保持される。即ち、エレクトロクロミック
調光板の表示面に発色から消色に向かう連続的なグラデ
ーションが付与される。
膜の発色が所定の位置に達した後、第2電極取出部に負
の消色電圧を印加し、次いで第1電極取出部に対する正
の発色電圧の印加と第2電極取出部に対する負の消色電
圧の印加を所定時間間隔をもって交互に行うようにする
ことにより、第1電極取出部から第2電極取出部までの
間で、発色部分から消色部分へと連続的に色変わりした
状態が表れて保持される。即ち、エレクトロクロミック
調光板の表示面に発色から消色に向かう連続的なグラデ
ーションが付与される。
又、第1電極取出部及び第2電極取出部への印加電圧の
時間間隔を変化させることにより、第1ftFii取出
部と第2電極取出部との間でグラデーションの位置が変
更される。
時間間隔を変化させることにより、第1ftFii取出
部と第2電極取出部との間でグラデーションの位置が変
更される。
[実施例]
以下、この発明を具体化した一実施例を第1図〜第6図
に基いて詳細に説明する。
に基いて詳細に説明する。
第1図に示すように、この実施例のエレクトロクロミッ
ク調光板(以下r E CAllll光色いう)1は互
いに対向するガラス製の一対の透明基板2A、2Bを備
え、両透明基板2A、2Bは断面台形状をなしている。
ク調光板(以下r E CAllll光色いう)1は互
いに対向するガラス製の一対の透明基板2A、2Bを備
え、両透明基板2A、2Bは断面台形状をなしている。
又、両透明基板2A、2Bの対向面上には一対の対向電
極をなすITO(Indium Tin 0xide)
よりなる透明電極膜3A。
極をなすITO(Indium Tin 0xide)
よりなる透明電極膜3A。
3Bが設けられている。そして、各透明電極膜3A、3
Bの上側縁部3a及び下側縁部3bはそれぞれ透明基板
2A、2Bの上側斜状面2a及び下側斜状面2bに沿っ
て設けられている。
Bの上側縁部3a及び下側縁部3bはそれぞれ透明基板
2A、2Bの上側斜状面2a及び下側斜状面2bに沿っ
て設けられている。
両透明電極膜3A、3Bの間にはスペーサ12が介在さ
れると共に、wo3 (二酸化タングステン)よりな
る還元発色膜4、IMLiCj204−プロピレンカー
ボネートよりなる電解質5及びポリアニリンよりなる酸
化発色膜6が設けられている。
れると共に、wo3 (二酸化タングステン)よりな
る還元発色膜4、IMLiCj204−プロピレンカー
ボネートよりなる電解質5及びポリアニリンよりなる酸
化発色膜6が設けられている。
又、第1.2図に示すように、両透明電極膜3A、3B
の上側縁部3aに沿って一対の第1電極取出部としての
線状の第1リード電極7A、7Bが設けられ、同リード
電極7A、7Bの一部には電圧印加用の一対の第1リー
ド線8が接続されている。更に、その上側縁部3aに対
する両透明電極膜3A、3Bの反対側側縁、即ち下側縁
部3bに沿って一対の第2電極取出部としての第2リー
ド電極9A、9Bが設けられ、同リード電極9A。
の上側縁部3aに沿って一対の第1電極取出部としての
線状の第1リード電極7A、7Bが設けられ、同リード
電極7A、7Bの一部には電圧印加用の一対の第1リー
ド線8が接続されている。更に、その上側縁部3aに対
する両透明電極膜3A、3Bの反対側側縁、即ち下側縁
部3bに沿って一対の第2電極取出部としての第2リー
ド電極9A、9Bが設けられ、同リード電極9A。
9Bの一部には電圧印加用の別の一対の第2リード′g
10が接続されている。
10が接続されている。
又、各リード電極7A、7B、9A、9B等を封止する
ように、EC調光板1の外側縁はエポキシ樹脂よりなる
封止材11により封止されている。
ように、EC調光板1の外側縁はエポキシ樹脂よりなる
封止材11により封止されている。
そして、各リード線8.10は駆動回路21に接続され
、同駆動回路21からEC調光板1に所定の電圧が印加
されるようになっている。
、同駆動回路21からEC調光板1に所定の電圧が印加
されるようになっている。
この駆動回路21は発・消色電圧制御回路22からの制
御信号に基き、EC調光板1に対する印加電圧のレベル
が制御されるようになっている。
御信号に基き、EC調光板1に対する印加電圧のレベル
が制御されるようになっている。
即ち駆動回路21は、発・消色電圧制御回路22により
第1リード電極7A、7B間に正の発色電圧のレベルV
l(第6図参照)が制御されると共に、第2 +J−ド
電極9A、9B間に負の消色電圧のレベルV2(第6図
参照)が制御される。又、発・消色電圧制御回路22は
発色電圧及び消色電圧のレベルvl、v2を任意に設定
可能になっている。
第1リード電極7A、7B間に正の発色電圧のレベルV
l(第6図参照)が制御されると共に、第2 +J−ド
電極9A、9B間に負の消色電圧のレベルV2(第6図
参照)が制御される。又、発・消色電圧制御回路22は
発色電圧及び消色電圧のレベルvl、v2を任意に設定
可能になっている。
又、駆動回路21は発・消色時間制御回路23からの制
御信号に基き、EC調光板1に対する印加電圧の印加時
間が制御されるようになっている。
御信号に基き、EC調光板1に対する印加電圧の印加時
間が制御されるようになっている。
即ち駆動回路21は、発・消色時間制御回路23により
第1リード電極7A、7Bに対する正の発色電圧の印加
時間TI、T2 (第6図参照)が制御されると共に、
第21J−ド電極9A、9Bに対する負の消色電圧の印
加時間T3 (第6図参照)が制御される。又、発・
消色時間制御回路23は発色電圧及び消色電圧の印加時
間T1〜T3を任意に設定可能になっている。
第1リード電極7A、7Bに対する正の発色電圧の印加
時間TI、T2 (第6図参照)が制御されると共に、
第21J−ド電極9A、9Bに対する負の消色電圧の印
加時間T3 (第6図参照)が制御される。又、発・
消色時間制御回路23は発色電圧及び消色電圧の印加時
間T1〜T3を任意に設定可能になっている。
更に、駆動回路21は起動スイッチ24のオン・オフ操
作に基き起動・停止されるようになっている。
作に基き起動・停止されるようになっている。
そして、この実施例において起動スイッチ24をオン操
作することにより、駆動回路21から第1リード線8を
介して第1リード電極7A、7B間のみに所定レベル■
1の正の発色電圧が所定印加時間TIをもって印加され
る。これによって、両透明電極膜3A、3B間に所定レ
ベル■1の正の発色電圧が印加され、還元発色膜4と酸
化発色膜6との間の酸化還元反応が誘起され、両発色膜
4.6が発色応答する。このときの透明電極膜3A、3
Bは面抵抗が大きいため、両発色膜4゜6は第1リード
電極7A、7Bの付近で発色が早くなり、同リード電極
7A、7Bがら離れた部分、即ち第2リード電極9A、
9B側で発色が遅くなる。この結果、EC311光板1
の発色は、第1.2図において、EC311光板1の上
側から下側へ向かって徐々に進行するように見える。
作することにより、駆動回路21から第1リード線8を
介して第1リード電極7A、7B間のみに所定レベル■
1の正の発色電圧が所定印加時間TIをもって印加され
る。これによって、両透明電極膜3A、3B間に所定レ
ベル■1の正の発色電圧が印加され、還元発色膜4と酸
化発色膜6との間の酸化還元反応が誘起され、両発色膜
4.6が発色応答する。このときの透明電極膜3A、3
Bは面抵抗が大きいため、両発色膜4゜6は第1リード
電極7A、7Bの付近で発色が早くなり、同リード電極
7A、7Bがら離れた部分、即ち第2リード電極9A、
9B側で発色が遅くなる。この結果、EC311光板1
の発色は、第1.2図において、EC311光板1の上
側から下側へ向かって徐々に進行するように見える。
続いて、両発色膜4.6の発色が第1リード電極7A、
7Bと第2リード電極9A、9Bとの間の所定位置に達
した後(印加時間T1の経過後)、駆動回路21から第
2リード線10を介して第2リード電極9A、9Bのみ
に所定レベル■2の負の消色電圧が所定印加時間T3を
もって印加される。次いで第1リード電極7A、7B間
への正の発色電圧の印加と、第2リード電tlig9A
、9B間への負の消色電圧の印加とが所定時間T2.T
3の間隔をもって交互に行われる。これによって、第1
リード電極?A、7Bから第2リード電極9A、9Bま
での間で、発色部分から消色部分へと連続的に色度わり
した状態が表されて保持される。即ち、EC調光板1の
表示面に対して発色から消色に向かう連続的なグラデー
ションが付与される。
7Bと第2リード電極9A、9Bとの間の所定位置に達
した後(印加時間T1の経過後)、駆動回路21から第
2リード線10を介して第2リード電極9A、9Bのみ
に所定レベル■2の負の消色電圧が所定印加時間T3を
もって印加される。次いで第1リード電極7A、7B間
への正の発色電圧の印加と、第2リード電tlig9A
、9B間への負の消色電圧の印加とが所定時間T2.T
3の間隔をもって交互に行われる。これによって、第1
リード電極?A、7Bから第2リード電極9A、9Bま
での間で、発色部分から消色部分へと連続的に色度わり
した状態が表されて保持される。即ち、EC調光板1の
表示面に対して発色から消色に向かう連続的なグラデー
ションが付与される。
一方、EC調光板1の前記駆動状態において、起動スイ
ッチ24をオフ操作することにより、第1リード電極7
A、7Bに対する発色電圧の印加が停止されると共に第
2リード電極9A、9Bのみに所定時間だけ負の消色電
圧が印加される。そして、両透明電極膜3A、3Bに負
の消色電圧が印加されるようになっている。
ッチ24をオフ操作することにより、第1リード電極7
A、7Bに対する発色電圧の印加が停止されると共に第
2リード電極9A、9Bのみに所定時間だけ負の消色電
圧が印加される。そして、両透明電極膜3A、3Bに負
の消色電圧が印加されるようになっている。
これによって、両発色膜4.6が消色応答する。
そして、このときの両透明電極膜3A、3Bは面抵抗が
大きいため、両発色膜4,6の発色と消色との境目部分
で消色が早くなり、第2リード電極9A、9Bから離れ
た部分、即ち第11J−ド電極7A、7B側で消色が遅
くなる。この結果、EC調光板1の消色は、第1,2図
において、前記発色時とは逆方向、即ちEC3[先板1
の下側から上側へ向かって徐々に進行するように見え、
やがてEC調光板1の全面が透明に戻る。
大きいため、両発色膜4,6の発色と消色との境目部分
で消色が早くなり、第2リード電極9A、9Bから離れ
た部分、即ち第11J−ド電極7A、7B側で消色が遅
くなる。この結果、EC調光板1の消色は、第1,2図
において、前記発色時とは逆方向、即ちEC3[先板1
の下側から上側へ向かって徐々に進行するように見え、
やがてEC調光板1の全面が透明に戻る。
ここで、各透明電極膜3A、3Bの面抵抗が8Ω/口で
、縦横のサイズがそれぞれ10cmの正方形のEC8l
光板1を駆動した2〜3の実験例について説明する。
、縦横のサイズがそれぞれ10cmの正方形のEC8l
光板1を駆動した2〜3の実験例について説明する。
(第1の実験例)
正の発色電圧のレベル■1を1.2■とし、負の消色電
圧のレベルv2を−2,5■とした。又、最初の正の発
色電圧の印加時間T1を0.2秒とし、その後の負の消
色電圧の印加時間T3及び正の発色電圧の印加時間T2
をそれぞれ0.1秒とした。
圧のレベルv2を−2,5■とした。又、最初の正の発
色電圧の印加時間T1を0.2秒とし、その後の負の消
色電圧の印加時間T3及び正の発色電圧の印加時間T2
をそれぞれ0.1秒とした。
そして、上記のような設定条件において起動スイッチ2
4をオン操作すると、EC3ll光板1の表示面には第
3図に示すようなグラデーションが付与され、その状態
が保持された。即ち、ECA11光板1は第3図にメツ
シュで示すように、その上側路半分が発色部分Aとなり
、下側路半分が消色部分Bとなった。又、発色部分Aと
消色部分Bとの間は少しずつ色変わりした。尚、この場
合の発色部分Aの光透過率は約7〜10%で、消色部分
Bの光透過率は約50〜70%であった。
4をオン操作すると、EC3ll光板1の表示面には第
3図に示すようなグラデーションが付与され、その状態
が保持された。即ち、ECA11光板1は第3図にメツ
シュで示すように、その上側路半分が発色部分Aとなり
、下側路半分が消色部分Bとなった。又、発色部分Aと
消色部分Bとの間は少しずつ色変わりした。尚、この場
合の発色部分Aの光透過率は約7〜10%で、消色部分
Bの光透過率は約50〜70%であった。
(第2の実験例)
正の発色電圧のレベル■1を1.2Vとし、負の消色電
圧のレベル■2を−2,5■とした。又、最初の正の発
色電圧の印加時間T1を1秒とし、その後の負の消色電
圧の印加時間T3を0.1秒、正の発色電圧の印加時間
T2をそれぞれ0.5秒とした。
圧のレベル■2を−2,5■とした。又、最初の正の発
色電圧の印加時間T1を1秒とし、その後の負の消色電
圧の印加時間T3を0.1秒、正の発色電圧の印加時間
T2をそれぞれ0.5秒とした。
そして、上記のような設定条件において起動スイッチ2
4をオン操作すると、Ec富川用先板の表示面には第4
図に示すようなグラデーションが付与され、その状態が
保持された。即ち、EC調光板1は第4図にメソシュで
示すように、その上側路3/4が発色部分Aとなり、下
側路1/4が消色部分Bとなった。又、発色部分Aと消
色部分Bとの間は少しずつ色変わりした。尚、この場合
の発色部分Aの光透過率は約7〜10%で、消色部分B
の光透過率は約50〜70%であった。
4をオン操作すると、Ec富川用先板の表示面には第4
図に示すようなグラデーションが付与され、その状態が
保持された。即ち、EC調光板1は第4図にメソシュで
示すように、その上側路3/4が発色部分Aとなり、下
側路1/4が消色部分Bとなった。又、発色部分Aと消
色部分Bとの間は少しずつ色変わりした。尚、この場合
の発色部分Aの光透過率は約7〜10%で、消色部分B
の光透過率は約50〜70%であった。
(第3の実験例)
正の発色電圧のレベル■1を1.2■とし、負の消色電
圧のレベル■2を−2,5■とした。又、最初の正の発
色電圧の印加時間T1を0秒とし、その後の負の消色電
圧の印加時間T3を0.5秒、正の発色電圧の印加時間
T2をそれぞれ0.1秒とした。
圧のレベル■2を−2,5■とした。又、最初の正の発
色電圧の印加時間T1を0秒とし、その後の負の消色電
圧の印加時間T3を0.5秒、正の発色電圧の印加時間
T2をそれぞれ0.1秒とした。
そして、上記のような設定条件において起動スイッチ2
4をオン操作すると、EC調光板1の表示面には第5図
に示すようなグラデーションが付与され、その状態が保
持された。即ち、EC調光板1は第5図にメソシュで示
すように、その上側路1/4が発色部分Aとなり、下側
路3/4が消色部分Bとなった。又、発色部分Aと消色
部分Bとの間は少しずつ色変わりした。尚、この場合の
発色部分への光透過率は約7〜10%で、消色部分Bの
光透過率は約50〜70%であった。
4をオン操作すると、EC調光板1の表示面には第5図
に示すようなグラデーションが付与され、その状態が保
持された。即ち、EC調光板1は第5図にメソシュで示
すように、その上側路1/4が発色部分Aとなり、下側
路3/4が消色部分Bとなった。又、発色部分Aと消色
部分Bとの間は少しずつ色変わりした。尚、この場合の
発色部分への光透過率は約7〜10%で、消色部分Bの
光透過率は約50〜70%であった。
尚、前記各実験例において、正の発色電圧のレベルv1
を1.2■よりも高くすると、発色部分Aの色がより濃
くなり、同レベル■1を1.2■よりも低くすると、発
色部分Aの色が薄くなった。
を1.2■よりも高くすると、発色部分Aの色がより濃
くなり、同レベル■1を1.2■よりも低くすると、発
色部分Aの色が薄くなった。
一方、この場合の負の消色電圧のレベル■2を−2,5
Vよりも低くすると、消色部分Bの透明度が高くなり、
同レベル■2を−2,5■よりも高くすると、消色部分
Bの透明度が低くなった。
Vよりも低くすると、消色部分Bの透明度が高くなり、
同レベル■2を−2,5■よりも高くすると、消色部分
Bの透明度が低くなった。
上記のようにこの実施例では、EC調光板1の駆動状態
において発色部分へから消色部分Bへと連続的に色変わ
りした状態を表して保持するグラデーションを付与する
ことができる。しかも、発・消色時間制御回路23によ
り正の発色電圧の印加時間Tl、T2及び負の消色電圧
の印加時間T3を変更設定して、グラデーションの位置
を容易に変更することができる。
において発色部分へから消色部分Bへと連続的に色変わ
りした状態を表して保持するグラデーションを付与する
ことができる。しかも、発・消色時間制御回路23によ
り正の発色電圧の印加時間Tl、T2及び負の消色電圧
の印加時間T3を変更設定して、グラデーションの位置
を容易に変更することができる。
従って、この実施例のE(Jl光仮1では、従来例の発
色分布が表示面の全体にわたって−様なEC調光板と異
なり、発色分布のグラデーションにより意匠性を向上す
ることができる。
色分布が表示面の全体にわたって−様なEC調光板と異
なり、発色分布のグラデーションにより意匠性を向上す
ることができる。
又、この実施例では、発色・消色の進行方向を上下逆向
きにすることができる。このことは、遮光用カーテンや
ブラインド等において、その遮光時の移動方向と収納時
の移動方向とが逆になることに類似するものである。そ
して、この実施例のEC3ll光仮1においても、その
発色・消色があたかもカーテンやブラインドの上げ下げ
のように見えることになる。
きにすることができる。このことは、遮光用カーテンや
ブラインド等において、その遮光時の移動方向と収納時
の移動方向とが逆になることに類似するものである。そ
して、この実施例のEC3ll光仮1においても、その
発色・消色があたかもカーテンやブラインドの上げ下げ
のように見えることになる。
従って、この実施例のEC1iJ光板1では、その発色
・消色の変化に趣味性を付与することができ、EC31
1光板としての趣味性を向上することができる。
・消色の変化に趣味性を付与することができ、EC31
1光板としての趣味性を向上することができる。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜
に変更して次のように実施することもできる。
発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜
に変更して次のように実施することもできる。
(1)前記実施例では、単なるEC調光板1の駆動方法
について説明したが、このEC調光板1を自動車用サン
バイザや、自動車以外の航空機、列車等のサンバイザ、
或いは装飾用のデイスプレィ等に適用してもよい。
について説明したが、このEC調光板1を自動車用サン
バイザや、自動車以外の航空機、列車等のサンバイザ、
或いは装飾用のデイスプレィ等に適用してもよい。
(2)前記実施例では、EC3fEj光板1の発色・消
色の進行方向を上下方向になるように構成したが、発色
・消色の進行方向を左右方向になるように構成してもよ
い。
色の進行方向を上下方向になるように構成したが、発色
・消色の進行方向を左右方向になるように構成してもよ
い。
[発明の効果]
以上詳述したようにこの発明によれば、エレクトロクロ
ミック調光板に発色部分から消色部分へと連続的に色度
わりした状態を表して保持するグラデーションを付与す
ることができ、しかもそのグラデーションの位置を自在
に変更して設定することができ、延いてはエレクトロク
ロミック調光板の意匠性を向上することができるという
優れた効果を発揮する。
ミック調光板に発色部分から消色部分へと連続的に色度
わりした状態を表して保持するグラデーションを付与す
ることができ、しかもそのグラデーションの位置を自在
に変更して設定することができ、延いてはエレクトロク
ロミック調光板の意匠性を向上することができるという
優れた効果を発揮する。
第1図〜第6図はこの発明を具体化した一実施例を示す
図面であって、第1図はエレクトロクロミック調光板及
とその駆動方法に使用する駆動装置を示す全体概略図、
第2図はエレクトロクコミック調光仮の正面図、第3図
〜第5図はエレクトロクロミック調光板の駆動状態を示
す正面図、第6図はエレクトロクコミック調光仮に対す
る印加電圧を説明するタイムチャートである。 2A、2B・・・透明基板、3A、3B・・・透明電極
膜、3a・・・下側縁部、3b・・・下側縁部、4・・
・還元発色膜、5・・・電解質、6・・・酸化発色膜、
?A。 7B・・・第1電極取出部としての第1リード電極、9
A、9B・・・第2電極取出部としての第2リード電極
、T2.T3・・・印加時間。
図面であって、第1図はエレクトロクロミック調光板及
とその駆動方法に使用する駆動装置を示す全体概略図、
第2図はエレクトロクコミック調光仮の正面図、第3図
〜第5図はエレクトロクロミック調光板の駆動状態を示
す正面図、第6図はエレクトロクコミック調光仮に対す
る印加電圧を説明するタイムチャートである。 2A、2B・・・透明基板、3A、3B・・・透明電極
膜、3a・・・下側縁部、3b・・・下側縁部、4・・
・還元発色膜、5・・・電解質、6・・・酸化発色膜、
?A。 7B・・・第1電極取出部としての第1リード電極、9
A、9B・・・第2電極取出部としての第2リード電極
、T2.T3・・・印加時間。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 透明基板(2A、2B)上に一対の対向電極(3A
、3B)を積層して設け、前記両対向電極(3A、3B
)のうち少なくとも透明基板(2A、2B)に接する対
向電極(3A、3B)を透明電極膜(3A、3B)とし
、前記両対向電極(3A、3B)間に発色膜(4、6)
及び電解質(5)を設け、更に前記両対向電極(3A、
3B)の一側縁(3a)に沿って一対の第1電極取出部
(7A、7B)を設け、その側縁(3a)に対向する両
対向電極(3A、3B)の反対側側縁(3b)に沿って
一対の第2電極取出部(9A、9B)を設けたエレクト
ロクロミック調光板において、 前記第1電極取出部(7A、7B)に正の発色電圧を印
加して前記発色膜(4、6)の発色が所定の位置に達し
た後、前記第2電極取出部(9A、9B)に負の消色電
圧を印加し、次いで前記第1電極取出部(7A、7B)
に対する正の発色電圧の印加と前記第2電極取出部(9
A、9B)に対する負の消色電圧の印加を所定時間間隔
(T2、T3)をもって交互に行うことを特徴とするエ
レクトロクロミック調光板の駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10797188A JPH01277825A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | エレクトロミック調光板の駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10797188A JPH01277825A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | エレクトロミック調光板の駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01277825A true JPH01277825A (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=14472708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10797188A Pending JPH01277825A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | エレクトロミック調光板の駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01277825A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012063657A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Alps Electric Co Ltd | 表示装置 |
JP2021047416A (ja) * | 2016-12-22 | 2021-03-25 | セイジ・エレクトロクロミクス,インコーポレイテッド | 連続勾配透過状態を維持するように構成されたエレクトロクロミックデバイスを含む装置 |
JP2021532422A (ja) * | 2018-08-03 | 2021-11-25 | セイジ・エレクトロクロミクス,インコーポレイテッド | 連続的に段階付けされた透過状態を維持するための装置 |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP10797188A patent/JPH01277825A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012063657A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Alps Electric Co Ltd | 表示装置 |
US8482840B2 (en) | 2010-09-17 | 2013-07-09 | Alps Electric Co., Ltd. | Display device |
JP2021047416A (ja) * | 2016-12-22 | 2021-03-25 | セイジ・エレクトロクロミクス,インコーポレイテッド | 連続勾配透過状態を維持するように構成されたエレクトロクロミックデバイスを含む装置 |
US11500258B2 (en) | 2016-12-22 | 2022-11-15 | Sage Electrochromics, Inc. | Apparatus including an electrochromic device configured to maintain a continuously graded transmission state |
US11988937B2 (en) | 2016-12-22 | 2024-05-21 | Sage Electrochromics, Inc. | Apparatus including an electrochromic device configured to maintain a continuously graded transmission state |
JP2021532422A (ja) * | 2018-08-03 | 2021-11-25 | セイジ・エレクトロクロミクス,インコーポレイテッド | 連続的に段階付けされた透過状態を維持するための装置 |
US11409179B2 (en) | 2018-08-03 | 2022-08-09 | Sage Electrochromics, Inc. | Apparatus to maintain a continuously graded transmission state |
US11675243B2 (en) | 2018-08-03 | 2023-06-13 | Sage Electrochromics, Inc. | Apparatus to maintain a continuously graded transmission state |
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