JPH01277825A - エレクトロミック調光板の駆動方法 - Google Patents

エレクトロミック調光板の駆動方法

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JPH01277825A
JPH01277825A JP10797188A JP10797188A JPH01277825A JP H01277825 A JPH01277825 A JP H01277825A JP 10797188 A JP10797188 A JP 10797188A JP 10797188 A JP10797188 A JP 10797188A JP H01277825 A JPH01277825 A JP H01277825A
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JP
Japan
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voltage
out parts
electrode
taking out
coloring
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Application number
JP10797188A
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English (en)
Inventor
Masanobu Senda
昌伸 千田
Takaaki Mori
森 祟彰
Nariyuki Takahashi
高橋 成幸
Mamoru Kato
守 加藤
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は各種デイスプレィや調光装置等として使用さ
れるエレクトロクロミック調光板の駆動方法に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、この種のエレクトロクロミック調光板としては、
その発色分布を表示面の全面にわたって一様に行うよう
にした駆動方法が採用されていた。
即ち、例えば透明基板上に一対の対向電極を積層して設
け、両対向電極のうち少なくとも透明基板に接する対向
電極を透明電極膜とし、両対向電極間に発色膜及び電解
質を設けてエレクトロクロミック調光板を構成していた
。そして、両対向電極に電圧を印加するために、両対向
電極の片側に電極取出部を設け、その電極取出部に正の
発色電圧を印加することにより発色膜の発色を行ってい
た。又、電極取出部に負の消色電圧を印加することによ
り発色膜の消色を行っていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従前のようなエレクトロクロミック調光板の
駆動方法では、エレクトロクロミック調光板の発色分布
をその表示面の全体にわたって一様に保持することしか
できなかった。従って、エレクトロクコミック調光板の
駆動時において、発色部分から消色部分へと連続的に色
変わりした状態を表して保持する等のグラデーションを
持たせることはできなかった。
又、上記のようなグラデーションをエレクトロクロミッ
ク調光板の表示面に持たせるために、発色膜の膜厚を予
め連続的に変えて設け、電極取出部に正の発色電圧を印
加するということも考えられている。ところが、この場
合には発色膜の膜厚を連続的に変化させて設けることが
困難で、しかもグラデーションの位置が固定されること
になり変更させることができなかった。
この発明は前述した事情に鑑みてなされたものであって
、その目的は、エレクトロクコミック調光板に発色部分
から消色部分へと連続的に色変わりした状態を表して保
持するグラデーションを持たせることが可能で、しかも
そのグラデーションの位置を自在に設定することが可能
なエレクトロクロミック調光板の駆動方法を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するためにこの発明においては、透明
基板上に一対の対向電極を積層して設け、両対向電極の
うち少なくとも透明基板に接する対向電極を透明電極膜
とし、両対向電極間に発色膜及び電解質を設け、更に両
対向電極の一側縁に沿って一対の第1電極取出部を設け
、その側縁に対向する両対向電極の反対側側縁に沿って
一対の第2電極取出部を設けたエレクトロクロミック調
光仮において、第1T!L極取出部に正の発色電圧を印
加して発色膜の発色が所定の位置に達した後、第2電極
取出部に負の消色電圧を印加し、次いで第1電極取出部
に対する正の発色電圧の印加と第2電極取出部に対する
負の消色電圧の印加を所定時間間隔をもって交互に行う
ようにしている。
[作用] 従って、第1電極取出部に正の発色電圧を印加して発色
膜の発色が所定の位置に達した後、第2電極取出部に負
の消色電圧を印加し、次いで第1電極取出部に対する正
の発色電圧の印加と第2電極取出部に対する負の消色電
圧の印加を所定時間間隔をもって交互に行うようにする
ことにより、第1電極取出部から第2電極取出部までの
間で、発色部分から消色部分へと連続的に色変わりした
状態が表れて保持される。即ち、エレクトロクロミック
調光板の表示面に発色から消色に向かう連続的なグラデ
ーションが付与される。
又、第1電極取出部及び第2電極取出部への印加電圧の
時間間隔を変化させることにより、第1ftFii取出
部と第2電極取出部との間でグラデーションの位置が変
更される。
[実施例] 以下、この発明を具体化した一実施例を第1図〜第6図
に基いて詳細に説明する。
第1図に示すように、この実施例のエレクトロクロミッ
ク調光板(以下r E CAllll光色いう)1は互
いに対向するガラス製の一対の透明基板2A、2Bを備
え、両透明基板2A、2Bは断面台形状をなしている。
又、両透明基板2A、2Bの対向面上には一対の対向電
極をなすITO(Indium Tin 0xide)
よりなる透明電極膜3A。
3Bが設けられている。そして、各透明電極膜3A、3
Bの上側縁部3a及び下側縁部3bはそれぞれ透明基板
2A、2Bの上側斜状面2a及び下側斜状面2bに沿っ
て設けられている。
両透明電極膜3A、3Bの間にはスペーサ12が介在さ
れると共に、wo3  (二酸化タングステン)よりな
る還元発色膜4、IMLiCj204−プロピレンカー
ボネートよりなる電解質5及びポリアニリンよりなる酸
化発色膜6が設けられている。
又、第1.2図に示すように、両透明電極膜3A、3B
の上側縁部3aに沿って一対の第1電極取出部としての
線状の第1リード電極7A、7Bが設けられ、同リード
電極7A、7Bの一部には電圧印加用の一対の第1リー
ド線8が接続されている。更に、その上側縁部3aに対
する両透明電極膜3A、3Bの反対側側縁、即ち下側縁
部3bに沿って一対の第2電極取出部としての第2リー
ド電極9A、9Bが設けられ、同リード電極9A。
9Bの一部には電圧印加用の別の一対の第2リード′g
10が接続されている。
又、各リード電極7A、7B、9A、9B等を封止する
ように、EC調光板1の外側縁はエポキシ樹脂よりなる
封止材11により封止されている。
そして、各リード線8.10は駆動回路21に接続され
、同駆動回路21からEC調光板1に所定の電圧が印加
されるようになっている。
この駆動回路21は発・消色電圧制御回路22からの制
御信号に基き、EC調光板1に対する印加電圧のレベル
が制御されるようになっている。
即ち駆動回路21は、発・消色電圧制御回路22により
第1リード電極7A、7B間に正の発色電圧のレベルV
l(第6図参照)が制御されると共に、第2 +J−ド
電極9A、9B間に負の消色電圧のレベルV2(第6図
参照)が制御される。又、発・消色電圧制御回路22は
発色電圧及び消色電圧のレベルvl、v2を任意に設定
可能になっている。
又、駆動回路21は発・消色時間制御回路23からの制
御信号に基き、EC調光板1に対する印加電圧の印加時
間が制御されるようになっている。
即ち駆動回路21は、発・消色時間制御回路23により
第1リード電極7A、7Bに対する正の発色電圧の印加
時間TI、T2 (第6図参照)が制御されると共に、
第21J−ド電極9A、9Bに対する負の消色電圧の印
加時間T3  (第6図参照)が制御される。又、発・
消色時間制御回路23は発色電圧及び消色電圧の印加時
間T1〜T3を任意に設定可能になっている。
更に、駆動回路21は起動スイッチ24のオン・オフ操
作に基き起動・停止されるようになっている。
そして、この実施例において起動スイッチ24をオン操
作することにより、駆動回路21から第1リード線8を
介して第1リード電極7A、7B間のみに所定レベル■
1の正の発色電圧が所定印加時間TIをもって印加され
る。これによって、両透明電極膜3A、3B間に所定レ
ベル■1の正の発色電圧が印加され、還元発色膜4と酸
化発色膜6との間の酸化還元反応が誘起され、両発色膜
4.6が発色応答する。このときの透明電極膜3A、3
Bは面抵抗が大きいため、両発色膜4゜6は第1リード
電極7A、7Bの付近で発色が早くなり、同リード電極
7A、7Bがら離れた部分、即ち第2リード電極9A、
9B側で発色が遅くなる。この結果、EC311光板1
の発色は、第1.2図において、EC311光板1の上
側から下側へ向かって徐々に進行するように見える。
続いて、両発色膜4.6の発色が第1リード電極7A、
7Bと第2リード電極9A、9Bとの間の所定位置に達
した後(印加時間T1の経過後)、駆動回路21から第
2リード線10を介して第2リード電極9A、9Bのみ
に所定レベル■2の負の消色電圧が所定印加時間T3を
もって印加される。次いで第1リード電極7A、7B間
への正の発色電圧の印加と、第2リード電tlig9A
、9B間への負の消色電圧の印加とが所定時間T2.T
3の間隔をもって交互に行われる。これによって、第1
リード電極?A、7Bから第2リード電極9A、9Bま
での間で、発色部分から消色部分へと連続的に色度わり
した状態が表されて保持される。即ち、EC調光板1の
表示面に対して発色から消色に向かう連続的なグラデー
ションが付与される。
一方、EC調光板1の前記駆動状態において、起動スイ
ッチ24をオフ操作することにより、第1リード電極7
A、7Bに対する発色電圧の印加が停止されると共に第
2リード電極9A、9Bのみに所定時間だけ負の消色電
圧が印加される。そして、両透明電極膜3A、3Bに負
の消色電圧が印加されるようになっている。
これによって、両発色膜4.6が消色応答する。
そして、このときの両透明電極膜3A、3Bは面抵抗が
大きいため、両発色膜4,6の発色と消色との境目部分
で消色が早くなり、第2リード電極9A、9Bから離れ
た部分、即ち第11J−ド電極7A、7B側で消色が遅
くなる。この結果、EC調光板1の消色は、第1,2図
において、前記発色時とは逆方向、即ちEC3[先板1
の下側から上側へ向かって徐々に進行するように見え、
やがてEC調光板1の全面が透明に戻る。
ここで、各透明電極膜3A、3Bの面抵抗が8Ω/口で
、縦横のサイズがそれぞれ10cmの正方形のEC8l
光板1を駆動した2〜3の実験例について説明する。
(第1の実験例) 正の発色電圧のレベル■1を1.2■とし、負の消色電
圧のレベルv2を−2,5■とした。又、最初の正の発
色電圧の印加時間T1を0.2秒とし、その後の負の消
色電圧の印加時間T3及び正の発色電圧の印加時間T2
をそれぞれ0.1秒とした。
そして、上記のような設定条件において起動スイッチ2
4をオン操作すると、EC3ll光板1の表示面には第
3図に示すようなグラデーションが付与され、その状態
が保持された。即ち、ECA11光板1は第3図にメツ
シュで示すように、その上側路半分が発色部分Aとなり
、下側路半分が消色部分Bとなった。又、発色部分Aと
消色部分Bとの間は少しずつ色変わりした。尚、この場
合の発色部分Aの光透過率は約7〜10%で、消色部分
Bの光透過率は約50〜70%であった。
(第2の実験例) 正の発色電圧のレベル■1を1.2Vとし、負の消色電
圧のレベル■2を−2,5■とした。又、最初の正の発
色電圧の印加時間T1を1秒とし、その後の負の消色電
圧の印加時間T3を0.1秒、正の発色電圧の印加時間
T2をそれぞれ0.5秒とした。
そして、上記のような設定条件において起動スイッチ2
4をオン操作すると、Ec富川用先板の表示面には第4
図に示すようなグラデーションが付与され、その状態が
保持された。即ち、EC調光板1は第4図にメソシュで
示すように、その上側路3/4が発色部分Aとなり、下
側路1/4が消色部分Bとなった。又、発色部分Aと消
色部分Bとの間は少しずつ色変わりした。尚、この場合
の発色部分Aの光透過率は約7〜10%で、消色部分B
の光透過率は約50〜70%であった。
(第3の実験例) 正の発色電圧のレベル■1を1.2■とし、負の消色電
圧のレベル■2を−2,5■とした。又、最初の正の発
色電圧の印加時間T1を0秒とし、その後の負の消色電
圧の印加時間T3を0.5秒、正の発色電圧の印加時間
T2をそれぞれ0.1秒とした。
そして、上記のような設定条件において起動スイッチ2
4をオン操作すると、EC調光板1の表示面には第5図
に示すようなグラデーションが付与され、その状態が保
持された。即ち、EC調光板1は第5図にメソシュで示
すように、その上側路1/4が発色部分Aとなり、下側
路3/4が消色部分Bとなった。又、発色部分Aと消色
部分Bとの間は少しずつ色変わりした。尚、この場合の
発色部分への光透過率は約7〜10%で、消色部分Bの
光透過率は約50〜70%であった。
尚、前記各実験例において、正の発色電圧のレベルv1
を1.2■よりも高くすると、発色部分Aの色がより濃
くなり、同レベル■1を1.2■よりも低くすると、発
色部分Aの色が薄くなった。
一方、この場合の負の消色電圧のレベル■2を−2,5
Vよりも低くすると、消色部分Bの透明度が高くなり、
同レベル■2を−2,5■よりも高くすると、消色部分
Bの透明度が低くなった。
上記のようにこの実施例では、EC調光板1の駆動状態
において発色部分へから消色部分Bへと連続的に色変わ
りした状態を表して保持するグラデーションを付与する
ことができる。しかも、発・消色時間制御回路23によ
り正の発色電圧の印加時間Tl、T2及び負の消色電圧
の印加時間T3を変更設定して、グラデーションの位置
を容易に変更することができる。
従って、この実施例のE(Jl光仮1では、従来例の発
色分布が表示面の全体にわたって−様なEC調光板と異
なり、発色分布のグラデーションにより意匠性を向上す
ることができる。
又、この実施例では、発色・消色の進行方向を上下逆向
きにすることができる。このことは、遮光用カーテンや
ブラインド等において、その遮光時の移動方向と収納時
の移動方向とが逆になることに類似するものである。そ
して、この実施例のEC3ll光仮1においても、その
発色・消色があたかもカーテンやブラインドの上げ下げ
のように見えることになる。
従って、この実施例のEC1iJ光板1では、その発色
・消色の変化に趣味性を付与することができ、EC31
1光板としての趣味性を向上することができる。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜
に変更して次のように実施することもできる。
(1)前記実施例では、単なるEC調光板1の駆動方法
について説明したが、このEC調光板1を自動車用サン
バイザや、自動車以外の航空機、列車等のサンバイザ、
或いは装飾用のデイスプレィ等に適用してもよい。
(2)前記実施例では、EC3fEj光板1の発色・消
色の進行方向を上下方向になるように構成したが、発色
・消色の進行方向を左右方向になるように構成してもよ
い。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、エレクトロクロ
ミック調光板に発色部分から消色部分へと連続的に色度
わりした状態を表して保持するグラデーションを付与す
ることができ、しかもそのグラデーションの位置を自在
に変更して設定することができ、延いてはエレクトロク
ロミック調光板の意匠性を向上することができるという
優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図はこの発明を具体化した一実施例を示す
図面であって、第1図はエレクトロクロミック調光板及
とその駆動方法に使用する駆動装置を示す全体概略図、
第2図はエレクトロクコミック調光仮の正面図、第3図
〜第5図はエレクトロクロミック調光板の駆動状態を示
す正面図、第6図はエレクトロクコミック調光仮に対す
る印加電圧を説明するタイムチャートである。 2A、2B・・・透明基板、3A、3B・・・透明電極
膜、3a・・・下側縁部、3b・・・下側縁部、4・・
・還元発色膜、5・・・電解質、6・・・酸化発色膜、
?A。 7B・・・第1電極取出部としての第1リード電極、9
A、9B・・・第2電極取出部としての第2リード電極
、T2.T3・・・印加時間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 透明基板(2A、2B)上に一対の対向電極(3A
    、3B)を積層して設け、前記両対向電極(3A、3B
    )のうち少なくとも透明基板(2A、2B)に接する対
    向電極(3A、3B)を透明電極膜(3A、3B)とし
    、前記両対向電極(3A、3B)間に発色膜(4、6)
    及び電解質(5)を設け、更に前記両対向電極(3A、
    3B)の一側縁(3a)に沿って一対の第1電極取出部
    (7A、7B)を設け、その側縁(3a)に対向する両
    対向電極(3A、3B)の反対側側縁(3b)に沿って
    一対の第2電極取出部(9A、9B)を設けたエレクト
    ロクロミック調光板において、 前記第1電極取出部(7A、7B)に正の発色電圧を印
    加して前記発色膜(4、6)の発色が所定の位置に達し
    た後、前記第2電極取出部(9A、9B)に負の消色電
    圧を印加し、次いで前記第1電極取出部(7A、7B)
    に対する正の発色電圧の印加と前記第2電極取出部(9
    A、9B)に対する負の消色電圧の印加を所定時間間隔
    (T2、T3)をもって交互に行うことを特徴とするエ
    レクトロクロミック調光板の駆動方法。
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Cited By (3)

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