JPH01277404A - 移動農機の梱包枠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、移動農機の梱包枠に関するものである。

［従来技術及び発明が解決しようとする課題］従来、移
動農機を出荷、搬送する場合は、木枠や金枠等からなる
梱包枠内に機体を収納して固定し、これを例えば段積み
状態で搬送していた。そしてユーザーにおいてはこの梱
包枠を取外して使用することになる。この場合、機体が
自走するものであればあまり問題は生じないが、自走し
ないもの、例えば走行機体に取付けられる作業部である
場合、その移動について単独で行うことが殆ど不可能で
あり、このため走行機体に取付けるか、別途準備した台
車に載置して移動させる必要があって作業性に劣るとい
う欠点がある。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃す
ることができる移動農機の梱包枠を提供することを目的
として創案されたものであって、作業機を梱包する梱包
枠組体を、該作業機がｔ＆置され、かつキャスターが底
面に取付けられた台車枠と、組付は解体の容易な外組枠
とで構成したものである。

そして本発明は、作業機を梱包する梱包枠のうち、作業
機が載置されるものを台車枠としてそのまま有効に利用
することができるようにしたものである。

［実施例］ 次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、１は走行機体の後部に昇降自在に取付けら
れる植付は部等の作業部（本発明の作業機に相当する）
２を梱包するための外組枠であって、該外組枠１は、」
１下枠材、縦枠材、横中桟、縦中桟等の板材、角材から
なり、これら各部材は互いに組込み、解体が容易となる
よう例えばタッピンポル！・を用いて一体的に枠組み形
成されている。３は台車枠であって、該台車枠３はｌ）
Ｍ記外組枠よりも前後左右幅が幅狭になっており、そし
てその底面にはキャスター４ａが設けられていて自走可
能になっていると共に、上端部に係止凹溝が形成された
支持体３ｂ、３ｃが突設されている。しかもこの台車枠
３は、梱包枠を構成する下枠４に下側が支持される状態
で着脱自在に−・体組付けされている。尚、３（１は台
車枠；３の−Ｌ面に形成したフロート受けである。

一方、前記作業部２は、苗載台２ａ、＠付爪２ｂ、フロ
ー１−２ｃ等の部材によって構成されることは従来通り
であるが、この作業部を梱包して出荷するには、ます下
枠４に組付は支持さ４した台車枠３上に作業部２を載置
する。この場合作業部２は、上記支持体３ｂ、３ｃによ
ってローリング筒軸２ｄ、シャフト筒軸２ｅを係止する
ことによって支持されることに成り、この様にして載置
されたものに外組枠１を被せてこれを下枠４と固定すれ
ば良い０、さらに下枠４には、キャスター３ａが接地し
ないよう当て木４ａが取付けられている。

叙述の＃ｎ　＜構成された本発明の実施例において、作
業部２は、台車枠３に載置され、かつ外枠組１て梱包さ
れた状態で、フォークリフ１−等の作業機でトランク等
の荷台１゛上に載置して必要ならばこれらは上下に段積
み状態で搬送されることになる。

そしてこの状態でデイラー、ユーザーに渡されることに
なる。そして作業部２の梱包を解体することになるが、
これには外枠組」を下枠４から外すと共に台車枠３から
下枠４を外すことによって梱包枠の解体ができる。そし
て作業部２は、台車枠３に載置したままでキャスター３
ａを使用して、随意に手押し移動が可能である。

この様に、本発明しこあっては、出荷時に作業部２を梱
包するものでありながら、作業部２を使用すへく梱包枠
を解体した場合に、台車枠３についではそのままキャス
ター３伺きの台車として有効利用することができ、従っ
て作業部２をこの台１（ｉ枠３上に載置して納屋等に格
納しておけば、作業部２は、必要においていっても簡単
に移動させることかでき、このためいちいち農家におい
て台車を準備する必要が無く、梱包枠の一部をそのまま
台車として有効利用して使用でき、また台車が無いため
作業部をそのまま床に放置して格納するような不具合も
確実に回避される。

またこのものでは、作業部２の台車枠３による支持が支
持体３ｂ、３Ｃによって成されるため、運搬中や格納中
に載置姿勢が乱れて不安定な状態になって背筋れをおこ
してしまう不具合も防止されるとともに、作業部２の自
重がフロートに直接動いてしまうことを防止できて作業
部自体の保護もＨｌれることになる。そのうえ台車枠３
は、大きさが小さくコンパクトになっており、従って作
業部を載置していない場合に無、駄なスペースを占めて
しまうことがないうえに立てかける等の取扱いも容易と
成る。この場合、支持体４ｂ、４ｃを抜き差し自在にし
ておくか起倒自在にしておくことによってこれらが邪魔
になってしまうことも回避できる。

［作用効果］ 以」−要するに、本発明は叙述の如く構成されたもので
あるから、出荷ＩＩｈに作業機を梱包する梱包枠につい
て、ユーザー段階で外枠組みのみを解体して、台車枠は
そのままキャスター付きの台車として有効に利用できる
ことに成り、従って格納時等において作業機を台車枠に
載置しておけば、作業機を必要において随意に移動でき
ることになり、いちいち作業機を走行機体に取付けたり
する手間が省けることになる。そして農家においても、
台車をいちいち準備する必要が無くなって経費の削減も
３」れるという利点もある。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明に係る移ＩＦＩＩ農機の梱包枠の実施例
を示したものであって、第１図は梱包枠組体の段積み状
態を示す概略側面図、第２Ｖ同止血図、第３図は台車枠
の側面図、第４図は台車枠の平面図である。 図中、１は外組枠、２は作業部、３は台車枠、３ａはキ
ャスター、４は下枠である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 作業機を梱包する梱包枠組体を、該作業機が戴置され、
   かつキャスターが底面に取付けられた台車枠と、組付け
   解体の容易な外組枠とで構成したことを特徴とする移動
   農機の梱包枠。