JPH0127703Y2 - - Google Patents

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JPH0127703Y2
JPH0127703Y2 JP1982103135U JP10313582U JPH0127703Y2 JP H0127703 Y2 JPH0127703 Y2 JP H0127703Y2 JP 1982103135 U JP1982103135 U JP 1982103135U JP 10313582 U JP10313582 U JP 10313582U JP H0127703 Y2 JPH0127703 Y2 JP H0127703Y2
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JP1982103135U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、電動式移動棚の側板構造、就中操作
スイツチ等取付け用側板の形状に関するものであ
る。
電動式移動棚では、各単位棚の側板に操作スイ
ツチ等の操作手段が付設されている。従来、この
側板は平坦な側板で形成されており、前記操作手
段が、側板表面に露出していた。したがつて、棚
の利用者が不用意に操作手段に触れる事、あるい
は台車等を衝接して終う事があつた。
また、操作手段が垂直壁面に付いていると、視
認性、操作性が悪く、人間工学的に観て好ましく
なかつた。
本考案は、斯かる事情に鑑みて得られたもので
あり、電動式移動棚に於ける各単位棚の操作面側
に位置する側板を、上下方向に少くとも三分割
し、中間側板の上辺、または上部側板と中間側板
の間に設けた副板を、全幅に亘つて上部側板の前
面よりも後退した位置から外方へ向つて傾斜さ
せ、その傾斜面に操作スイツチ等の操作手段を配
設して操作面を形成したことを特徴している。
本考案の目的は、側板に付設する操作手段の操
作性を向上させ、かつ誤動作等が生じないように
操作手段を配設し得る電動式移動棚の側板を提供
する点にある。
本考案では、前記のように各単位棚の操作面側
に位置する側板を上下方向に少くとも三分割し、
中間側板の上辺、または上部側板と中間側板の間
に設けた副板を、全幅に亘つて上部側板の前面よ
りも後退した位置から外方へ向つて傾斜させ、そ
の傾斜面に操作スイツチ等の操作手段を配設した
ので、上方から略ぼ直角に傾斜面を見下ろすこと
ができ、操作手段の視認性が向上し、かつ操作部
に無理なく手を延ばすことができ、操作性が向上
する。
しかも、傾斜面は上部および下部側板の前面よ
りも後退位置にあるので、不用意に操作手段に触
れる事を防止し得ると同時に、傾斜面に埃が堆積
し難いという利点もある。
その他、以下の如き利点がある。
(1) 側板を分割することにより、製作、梱包、運
搬が容易となり、コストダウンが達成される。
(2) 中間側板を操作パネルとすることにより、別
途操作ボツクスを付設する必要が無くなる。
(3) 傾斜面を側板全幅に形成したので、各種操作
手段を配置するための十分なスペースが得られ
る。
(4) 各種操作手段を傾斜面に取付けた場合、側板
外表面に対して傾斜配置となるので、取付け深
さを節減し得る。
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第6図
に則して説明する。
電動式移動棚の各単位棚1に於ける操作面側に
位置する断面チヤンネル状の支柱2には、同じく
断面チヤンネル状の副柱3が添設され、この副柱
3の外表面に、上部側板4、副板10と一体に結
合された中間側板20および下部側板5が付設さ
れている(第1図ないし第5図参照)。
前記副板10は、下部に比して上部が後退した
傾斜壁11を有する断面チヤンネル状部材であ
り、傾斜壁11の所定箇所に操作スイツチSを装
着するための開口11aが形成され、同開口11
aに対応した位置に於いて下壁12に切欠き12
aが形成されている(第6図参照)。
そして、副板10の両端開放部にはキヤツプ1
3が嵌着され、かつ副板10は下壁12に於ける
螺着用開口12b部で、中間側板20に対して一
体的に螺着されている。
一方、断面チヤンネル状の中間側板20は、主
壁21、上、下壁22,23および両端閉塞壁2
4で構成されており、上壁22には前記切欠き1
2aと合致する形状の切欠き22aが形成され、
下壁23の下面には、ゴム製スペーサー23aが
貼着されている。
また、中間側板20の両端部には、屈曲形状の
補強片25が、上壁22、閉塞壁24の上半部お
よび下壁23に添設され、上壁22に対しては開
口25a部で、下壁23に対しては開口25b部
で螺着されている。そして、補強片25の上段空
所には、断面Σ状のマグネツト支持片26が螺着
固定され、同支持片26にマグネツト27が取付
けられ、このマグネツト27によつて中間側板2
0が副柱3に対して保持されるようになされてい
る。さらに、補強片25の下段部垂直壁に、係止
片28がスポツト溶接で固定され、同係止片28
には中間側板20の幅方向外方へ指向する顎28
aが形成されている(第4図ないし第6図参照)。
しかして、前記中間側板20の主壁21および
上、下壁22,23で画成される空所に所定の制
御機器を配設し、かつ開口11aから切欠き12
a,22aに亘つて操作スイツチSを装着するこ
とによつて、中間側板20ないし副板10を配電
盤として使用し得るのである。中間側板20およ
びこれと一体の副板10は、第2図、第4図、第
5図図示のように上、下部側板4、5間に装着さ
れるが、この状態では中間側板20は、その下壁
23に付設されたスペーサー23aを緩衝体とし
て下部側板5に支持され、しかも両端部に於いて
支持片26に付設されたマグネツト27によつて
副柱3に吸着され、安定姿勢で保持される。
次に、制御機器の点検を行う場合には、マグネ
ツト27の吸引力に抗して、中間側板20、副板
10を副柱3から引き離し、係止片28の顎28
aと副柱3の壁3aとの係止関係によつて、略ぼ
水平姿勢に開放保持する。この時、中間側板20
の下端は、スペーサー23aを介して下部側板5
の上端部に当接するので、下部側板5の変形およ
び損傷が生ずる恐れは全く無い(第4図、第5図
参照)。また、この水平姿勢から中間側板20、
副板10を取外すには、これを幅方向に傾斜さ
せ、係止片28と副柱3との干渉が無い状態で引
出せば良く、制御機器等の保守、点検作業を、作
業し易い広い場所で行うことができる。
一方、電気配線工事は、電動式移動棚の組立作
業終盤に行つており、この段階では作業空間が狭
く、従来方式では極めて作業性が悪いが、本実施
例によれば、中間側板20および副板10に対す
る制御機器の取付けを、厳格な品質管理の下で工
場に於いて行うことができ、しかも棚に対する取
付けが極めて簡単であるため組立作業能率が良好
である。また、組立完了後には、テストラン、各
機器の調整を行うが、各単位棚1の中間側板20
および副板10を水平状態に開放して、夫れ夫れ
の配線、制御機器の点検を容易に行うことができ
る。何となれば、従来方式では、配電盤を横開き
にする構造であるため、室内壁が接近している場
合十分に開放できない場合が多く、しかも単位棚
間での点検のための移動を行うにも障害となり作
業性が悪かつたが、本実施例では、水平姿勢に開
放するため、然程スペースを必要とせず、見下し
た姿勢で点検を行い得るので視認性が良く、作業
能率が著しく向上する。
さらに、副板10に於ける傾斜壁11は、各単
位棚1の全幅に亘つて形成しているため、各種操
作手段を配置するための十分なスペースが得ら
れ、しかも傾斜壁11は上方から略ぼ直角に見下
ろすことができ、同部に付された操作スイツチS
は、垂直壁に付されたものに比して視認性、操作
性が良い。
また、分割した側板4,5,10,20は短尺
であるため製作、梱包、運搬が容易であり、コス
トダウンに寄与し得る。
なお、本実施例に於ける中間側板20と副板1
0とは、必ずしも別体にする必要は無く、一枚板
で製作しても良い。
その他、中間側板の形状および取付け構造を、
第7図、第8図に示すようにすることも可能であ
る。
第7図の場合は、中間側板30の上部に傾斜壁
30aを形成して同部に各種操作手段を配設し、
前記実施例に於ける係止片28を省略して、取外
し自在としている。
また、第8図に示した中間側板40は、副柱3
を省略し、主壁41を上、下側板4,5に比して
多少前方に張り出した形にして配電盤としてのス
ペースを稼ぐとゝもに、下壁43にヒンジ50を
付して開閉自在とした。この場合の傾斜壁40a
は、前記二例に比して面積が大きく、各操作手段
のレイアウトの自由度が増す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る側板を備えた
電動式移動棚の要部正面図、第2図は同側面図、
第3図は第2図に於ける−線要部切断図、第
4図は第2図に於ける−線切断一部切欠き平
面図、第5図は第4図に於ける−線要部切断
図、第6図は前記側板の要部分解説明図、第7
図、第8図は夫れ夫れ他の実施例に係る側板を示
す縦断側面図である。 1……単位棚、2……支柱、3……副柱、4…
…上部側板、5……下部側板、10……副板、1
1……傾斜壁、11a……開口、12……下壁、
12a……切欠き、13……キヤツプ、20……
中間側板、21……主壁、22……上壁、22a
……切欠き、23……下壁、23a……スペーサ
ー、24……閉塞壁、25……補強片、25a,
25b……開口、26……マグネツト支持片、2
7……マグネツト、28……係止片、28a……
顎、30……中間側板、30a……傾斜壁、40
……中間側板、40a……傾斜壁、41……主
壁、43……下壁、50……ヒンジ、S……操作
スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動式移動棚に於ける各単位棚の操作面側に位
    置する側板を、上下方向に少くとも三分割し、中
    間側板の上辺、または上部側板と中間側板の間に
    設けた副板を、全幅に亘つて上部側板の前面より
    も後退した位置から外方へ向つて傾斜させ、その
    傾斜面に操作スイツチ等の操作手段を配設して操
    作面を形成したことを特徴とする電動式移動棚の
    側板。
JP10313582U 1982-07-09 1982-07-09 電動式移動棚の側板 Granted JPS598636U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10313582U JPS598636U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 電動式移動棚の側板

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JP10313582U JPS598636U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 電動式移動棚の側板

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JPS598636U JPS598636U (ja) 1984-01-20
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Families Citing this family (1)

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