JPH01276621A - ビームアニール装置 - Google Patents

ビームアニール装置

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JPH01276621A
JPH01276621A JP10493388A JP10493388A JPH01276621A JP H01276621 A JPH01276621 A JP H01276621A JP 10493388 A JP10493388 A JP 10493388A JP 10493388 A JP10493388 A JP 10493388A JP H01276621 A JPH01276621 A JP H01276621A
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JP
Japan
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annealing
region
masks
laser beam
scanning
Prior art date
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Pending
Application number
JP10493388A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Nishimura
正 西村
Takashi Yokota
横田 隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、高エネルギー線ビームで半導体ウェハ等の被
処理物を照射加熱(アニール)するビームアニール装置
に関する。
(従来の技術) 近年、アニール技術として、高エネルギー線ビームのエ
ネルギーを被処理物例えば半導体ウェハ表面に吸収させ
、熱エネルギーの形に変換して被処理物の表面層の熱処
理(アニール)を行うビームアニール技術が注目されて
おり、半導体製造においては、半導体ウニ凸表面層の結
晶性回復や導入不純物の活性化等に主として用いられて
いる。
例えば3次元素子の開発において基本となるSo 1 
(Sllicon On In5u!ator)技術は
、基体表面に形成された絶縁膜上にさらにシリコン単結
晶を形成し、このシリコン単結晶上に素子を形成する技
術であり、このSOI技術において絶縁膜上に単結晶を
形成する方法の一つとして、上記ビームアニール技術が
注目されている。すなわち、例えば、化学気相成長法(
CVD)等により絶縁膜上に形成された非単結晶シリコ
ン層に、レーザ等の高エネルギー線ビームを照射して、
非単結晶シリコン層を単結晶化する。
従来、このようなビームアニール装置では、例えば半導
体ウェハの所望のアニール領域のみにビ−ムを走査照射
し、アニール処理を行う場合、半導体ウェハ表面近傍に
アニール領域の形状に応じた開口を有する固定マスクを
配置してビームの走査照射領域を制限するものと、ビー
ムの走査に同期させてシャッタの開閉を行い、ビームの
走査照射領域を制限するものがある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した従来のビームアニール装置のう
ち、シャッタの開閉でアニール領域の制御を行うビーム
アニール装置では、シャッタの開閉に例えば10ミリ秒
程度の時間を要するため、ビームの走査速度が速くなる
とシャッタの開閉が追い付かなくなり、アニール領域に
ずれが生じるという問題がある。さらに、シャッタの開
閉時に、ビーム径がビームの走査方向に無関係にある所
定方向から細くあるいは太くなるため、例えば結晶の状
態が悪くなる等の問題もある。
また、固定マスクを用いるビームアニール装置では、上
述のような問題はないが、アニール領域を変更する場合
、例えば固定マスクの交換等が必要となるため、アニー
ル領域の変更を容易に行えないという問題がある。
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたもので、
所望の領域を正確に、かつ良好にアニール処理すること
ができるとともに、アニール領域の変更を容易に行うこ
とのできるビームアニール装置を提供しようとするもの
である。
[発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は、被処理物表面に高エネルギー線ビ
ームを走査照射してアニール処理するビームアニール装
置において、前記被処理物と前記高エネルギー線ビーム
を走査する機構との間に並設された少なくとも2枚のマ
スクと、前記被処理物の所望位置のみに前記高エネルギ
ー線ビームが走査照射されるように前記マスクを移動さ
せる手段とを備えたことを特徴とする。
(作 用) 本発明のビームアニール装置は、被処理物と高エネルギ
ー線ビームを走査する機構との間に並設された少なくと
も2枚のマスクと、被処理物の所望位置のみに高エネル
ギー線ビームが走査照射されるようにこれらのマスクを
移動させる手段とを備えている。
したがって、シャッタの開閉でアニール領域の制御を行
う場合に較べて所望の領域を正確に、かつ良好にアニー
ル処理することができるとともに、アニール領域の変更
も容易に行うことができる。
(実施例) 以下、本発明をレーザアニール装置に適用した実施例を
図面を参照して説明する。
例えばアルミニウム等により円筒状に形成され、上面お
よび下面に石英ガラス等からなる窓1as1bを有する
チャンバ1内には、例えば直径2201、厚さ20mm
の例えばカーボングラファイトからなるサセプタ2が配
設されている。このサセプタ2の下面側には、例えば真
空チャック等の機構が設けられ、半導体ウェハ3を吸着
保持するよう構成されている。
また、上記チャンバ1の上部には、サセプタ2の加熱機
構として例えば反射板4を備えた数キロワットのIRク
ランプInfrared Ray Ra+Ip ) 5
が配設されており、このIRランプ5からの赤外線が窓
1aを透過して、サセプタ2を例えば500℃まで予備
加熱するように構成されている。
さらに、チャンバ1下方から、窓1bを介して、サセプ
タ2の下面側に配置された半導体ウェハ3にレーザビー
ム例えばCW−Arガスレーザビームを走査照射する如
くレーザビーム照射機構が配置されている。
上記レーザビーム照射機構は、主レーザビーム源6aと
、副レーザビーム源6bとの 2つのレーザビーム源を
備えている。このうち副レーザビーム源6bから射出さ
れた副レーザビーム7bは、反射鏡8.9.10により
、ビームの方向を制御可能に構成されている。すなわち
、反射鏡9.10には、それぞれ駆動モータ9 as 
10 aが接続されており、反射鏡9.10の向きを調
節することにより、副レーザビーム7bの方向を制御し
、主レーザビーム源6aから射出された主レーザビ−ム
7aに対する相対的な位置を調節可能とされている。
上記主レーザビーム7aと副レーザビーム7bは、はぼ
平行なビームとして偏光プリズム11、シャッタ12、
反射鏡13等を経て、走査機構14に至る。走査機構1
4は、X方向走査機構として、例えば鏡回動弐走査機構
であるガルバノミラ−14aが、Y方向走査機構として
例えば高精度で微小送り可能なボールネジを用いた一軸
精密ステージ14b上に配置されて構成されており、制
御装置15によって制御される。そして、走査機構14
によってX方向およびY方向に走査された主レーザビー
ム7aと副レーザビーム7bは、F−θレンズ16によ
って集光され、窓1bを介して半導体ウェハ3に走査照
射される。
また、F−θレンズ16と窓1bとの間には、第2図に
も示すように、2枚の板状のマスク17a s 17 
bが並設されている。これらのマスク17a、17bは
、それぞれ例えばステップモータ等からなり、制御装置
18によって制御される駆動機構19a、19bに接続
され、それぞれ独立にX方向に移動自在とされている。
また、制御装置18には、入力装置20が接続されてい
る。
そして、制御装置18は、第3図のフローチャートにも
示すようにマスク17a、17bを次のようにして制御
するよう構成されている。
すなわち、制御装置18に入力装置20からアニール領
域についての指定が入力されると(a)、制御装置18
は、このアニール領域についての指令をマスク17a、
17bの位置情報に変換する(b)。
次に、上記位置情報に基いて駆動機構19a119bに
駆動指令信号を出力しくC)、例えばパルス数等によっ
て認識されるマスク17a、17bの所定位置までの移
動が終了すると(d)、動作を停止する(e)。
また、上記入力装置20は、走査機構14の制御を行う
制御装置15にも接続されている。そして、上述のよう
に入力装置20からアニール領域についての指定が入力
されると、第2図に点線Gで示すような領域、すなわち
、マスク17aとマスク17bとの間のアニール領域に
、ガルバノミラ−14aの回動方向を逆方向にして所定
速度まで加速するために必要な加速領域を加えた範囲内
を走査照射するよう構成されている。この場合、ガルバ
ノミラ−14gにより、X方向に所定速度で往復走査し
、−軸精密ステージ14bを一定速度で移動させること
により、Y方向に走査する。
上記構成のこの実施例のレーザアニール装置では、次の
ようにして半導体ウェハ3のアニール処理を行う。
すなわち、まずチャンバ1の図示しない開閉機構を開と
して、図示しない搬送装置により半導体ウニ八3をサセ
プタ2下面の所定位置に配置する。
この後、反射板4を備えたIRクランプにより窓1aを
透過して、サセプタ2を例えば500℃まで予備加熱す
る。
そして、前述のように所望のアニール領域のみのアニー
ル処理を行う場合は、前述のようにしてマスク17a、
17bを用いて照射領域を制限し、半導体ウェハ3にレ
ーザビームを照射するとともに、図示しないガス導入口
および排気口により、半導体ウェハ3表面に沿って例え
ば窒素ガス、酸素ガス等を流してアニール処理を行う。
また、半導体ウェハ3全面のアニール処理を行う場合は
、マスク17a、17bをレーザビームの光路上から離
れた位置に移動させておき、同様にしてアニール処理を
行う。
すなわち、この実施例のレーザアニール装置は、入力装
置20から指定されたアニール領域に従って、制御装置
18および駆動機構19a、19bによりマスク17a
、17bを自動的に移動させ、レーザビームの照射領域
を制限して、このアニール領域のアニール処理を行う。
したがって、第4図に示すように、半導体ウェハ3に照
射されるレーザビームLは、アニール領域の境界部分で
、マスク17a、17bによって遮断される。このため
、レーザビームしは、この境界部分において常に走査方
向側から細くなるように照射状態が変化し、結晶の状態
が良好になるようにアニール処理を行うことができる。
また、シャッタ12を開閉させないので、シャッタの開
閉に伴うアニール領域のずれも生じない。さらに、アニ
ール領域の変更も容易に行うことができる。
なお、上記実施例では、半導体ウェハ3等の被処理物に
2本のレーザビームを照射するレーザアニール装置につ
いて説明したが、例えば1本のレーザビームを照射する
レーザアニール装置、その他の高エネルギー線ビームを
照射するビームアニール装置に本発明を適用することが
できることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のビームアニール装置によれ
ば、所望の領域を正確に、かつ良好にアニール処理する
ことができるとともに、アニール領域の変更を容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をレーザアニール装置に適用した実施例
の概略構成を示す図、第2図は第1図の要部を示す上面
図、第3図は第1図のレーザアニール装置のマスクの制
御を説明するためのフローチャート、¥S4図第1図の
レーザアニール装置のレーザビームの照射状態を説明す
るための図である。 1・・・・・・チャンバ、1 as 1 b・・・・・
・窓、2・・・・・・サセプタ、3・・・・・・半導体
ウェハ、4・・・・・・反射板、5・・・・・・IRク
ランプ6a・・・・・・主レーザビーム源、6b・・・
・・・副レーザビーム源、7a・・・・・・主レーザビ
ーム、7b・・・・・・副レーザビーム、8.9.10
.13・・・・・・反射鏡、9a、10a・・・・・・
駆動モータ、11・・・・・・偏光プリズム、12・・
・・・・シャッタ、14・・・・・・走査機構、14a
・・・・・・ガルバノミラ−114b・・・・・・−軸
精密ステージ、15・・・・・・制御装置、16・・・
・・・F−θレンズ17a、17b・・・・・・マスク
、18・・・・・・制御装置、19a、19b・・・・
・・駆動機構、20・・・・・・入力装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被処理物表面に高エネルギー線ビームを走査照射
    してアニール処理するビームアニール装置において、 前記被処理物と前記高エネルギー線ビームを走査する機
    構との間に並設された少なくとも2枚のマスクと、前記
    被処理物の所望位置のみに前記高エネルギー線ビームが
    走査照射されるように前記マスクを移動させる手段とを
    備えたことを特徴とするビームアニール装置。
JP10493388A 1988-04-27 1988-04-27 ビームアニール装置 Pending JPH01276621A (ja)

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