JPH01276604A - 磁性材粉の加圧成形方法 - Google Patents

磁性材粉の加圧成形方法

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JPH01276604A
JPH01276604A JP10512488A JP10512488A JPH01276604A JP H01276604 A JPH01276604 A JP H01276604A JP 10512488 A JP10512488 A JP 10512488A JP 10512488 A JP10512488 A JP 10512488A JP H01276604 A JPH01276604 A JP H01276604A
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JP
Japan
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magnetic
material powder
magnetic material
mold
core
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Pending
Application number
JP10512488A
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English (en)
Inventor
Akira Konno
明 今野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば電子部品の各種の磁心を磁性材粉により
成形する場合の磁性材粉の加圧成形方法に関する。
〔発明の1既要〕 本発明は例えば磁心の磁性材粉による加圧成形において
、磁性材粉に、その加圧方向と直交する方向に交流磁界
を加え、磁性材粉を振動させながら加圧するようにした
ことにより、成形体積に対して磁性材粉の充填密度が上
がり、透石〃率が向上され、これにより磁性材粉を所定
の充填密度とするときは加圧力を小さくすることができ
て加圧成形機の小形化、コストの低廉化が可能となる。
〔従来の技術〕
従来、電子部品の各種の磁心は磁性材粉に硬化剤を混合
し、これを所要形状及び体積となるように加圧成形する
ことにより製造していたが、この磁心の透磁率は製品体
積に対する磁性材粉の充填率により決まるため所定の透
磁率を得るためには磁性材粉に対する印加圧力を大にし
て充填率を上げていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように磁心の加圧成形において磁性材粉の目標の充
填率を得るためには成形金型充愼時の50〜60%に収
縮させなければならず、このため大出力(例えば10〜
40  ton/ci)の大型の加圧成形機が必要とな
って設備費かがさみ、製品がコスト高になり、また、コ
イル等を磁性材粉によりインサートモールドするような
場合にはインサートするコイル等にも磁性材粉を加圧す
る大きな圧力が加わるため変形し易く、製品の歩留まり
が悪くなる等の問題点があった。
本発明は従来の技術の有するこのような問題点に比みて
なされたものであり、その目的とするところは磁性材粉
を加圧成形する場合、磁性材粉の充填率を印加する圧力
を大きくすることなく向上できるようにした磁性材粉の
加圧成形方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明における磁磁性材粉
の加圧成形方法は、磁性材粉を加圧して所要形状及び体
積に成形する加圧成形において、磁性材粉に対して圧力
の印加方向と略直交する方向の成分を有する交流磁界を
加え、磁性材粉を振動させながら加圧するようにしたも
のである。
〔作 用〕
このように、磁性材粉の加圧成形において、磁性材粉に
加圧方向と略直交する方向に交流6イ1界を加えること
により磁性材粉の粒子は磁界の方向反転の繰返しにより
振動され、この振動状態で加圧されるため粒子は互いに
密接されると共に粒子間の空隙に入り込む状態となって
充填密度が上がり、成形品の透磁率を向上させることが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明方法の実施例を図面を参照して説明する。
図面は本発明方法を実施する成形装置の一例を示す。
図において(1)は上金型で上下方向に開放する中空部
(la)が形成されている。
(2)は下金型で、鉄等の磁性金属により形成されて、
上金型fllが上下方向に嵌挿される枠状型(3)と、
非磁性材により形成されて枠状型(3)の下面開口部を
閉塞する下面型板(4)と、枠状型(3)と同種の磁性
金属により上金型(11の中空部(la)に嵌挿される
形状に形成されて下面型板(4)の中央部に固着される
中心型(5)とから構成されている。
このように構成される下金型(2)に上金型filを嵌
挿することによりこの上下金型(11,(21間、即ち
上金型+11の下面と、下金型(2)における枠状型(
3)の内周面、中心型(5)の外周面及び下面型板(4
)の上面とによりキャビティCが形成される(第2図参
照)。
そして下金型(2)の下側に磁界発生装置(6)が備え
られる。
この磁界発生装置(6)は断面E形磁心(7)にコイル
(8)をS線してこのコイル(8)に交流電源Eを接続
して構成したもので、E形磁心(7)は下金型(2)の
磁性金属部の端面と対応、即ち両側磁心部(7a) 、
 (7b)の端面が枠状型(3)の両側面に対応し、ま
た中央磁心部(7c)の端面ば中心型(5)の端面と対
応される形状で、このE型磁心(7)と枠状型(3)及
び中心型(5)との間には非磁性の下面型板(4)が介
在される。
以上のように構成される成形’2iWを用いて磁性材粉
の成形を行う場合の動作について説明する。
先ず、所要量の硬化剤を混入した磁性材粉aを下金型(
2)の凹部、即ち枠状型(3)と中心型(5)との間の
空間部に充填する0次いで上金型(1)を下降させて下
金型(2)に嵌挿し、この上金型filに所要の圧力を
印加する(第2図矢印A方向)。
そしてこの状態で磁界発生装置(6)のコイル(8)に
交流型′tAEにより交流電流を流すとE形磁心(7)
の中央磁心部(7c)と両側磁心部(7a) 、 (7
b)間に磁界が発生するが、このE形磁心(7)の両側
磁心部(7a) 。
(7b)及び中央磁心部(7c)は下金型(2)の枠状
型(3)及び中心型(5)と対応されているのでこの両
型+31. +51間に磁界が発生し、この磁界は交流
電流により交流磁界となるため、磁束の方向が第2図矢
印Bで示すように所定周期で反転し、この磁束の反転に
より両型+31. +51間の磁性材粉aが振動するこ
とになる。
このようにして下金型(2)内に充填された磁性材粉a
は振動されながら上金型+11により加圧され収1宿さ
れる。
そこで磁性材粉aが所定体積に収縮された状態で上金型
(1+の加圧を停止すると共に交流電源Eをオフするこ
とによって磁性材わ)の成形動作が完了する。
しかる後、型開きして磁性材粉の成形品を取出す。
以上の加圧成形の一例としては、磁性材粉aとして粒径
が数lO〜数100μmのMn−Znフェライト、Ni
−Znフェライト、MB−Znフェライト等を用いて、
上金型(1)の印加圧力を2〜3 ton/cntとし
、交流電源Eとしては商用電源(50,6011z /
 5ec)を使用することにより1osec以内で所定
の収縮、即ち下金型(2)への充填時の50〜60%に
収縮された磁性材粉の成形品を得ることができる。
以上、本発明の一実施例を説明したが、本発明はこの実
施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で種々変更できるもので、例えば金型は製品形
状に応じた形状構成とし、また金型の印加圧力、交流電
源の電流値等も任意に設定できるものである。
また本発明は磁性材粉と高分子材を混合して射出成形、
押出成形する場合にも前述したプレス成形の場合と同様
に適用できるものである。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、磁性材粉の加圧成形にお
いて比較的小さい圧力で所要の充填密度を得ることがで
きるので、出力の小さい加圧成形機を使用して製品を成
形できることになってコストの低廉化を図ることができ
、また、従来と同様の出力を有する加圧成形機を使用す
る場合は充填密度を向上させることができ、特に磁性材
粉を高分子材と混合してコイルをインサートしてコイル
部品を成形する場合も充分な透磁率を得ることができて
、コイルを磁心にS線して構成したものとほぼ同等の性
能を存する製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する一例の成形装置の分解斜視図
、第2図は第1図に示す成形装置における成形状態の断
面図である。 図中、aは磁性材粉、(1)は上金型、(2)は下金型
、(6)は磁界発生装置である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁性材粉を加圧して所要形状及び体積に成形する加圧成
    形において、 上記磁性材粉に対して圧力の印加方向と略直交する方向
    の成分を有する交流磁界を加え、上記磁性材粉を振動さ
    せながら加圧するようにしたことを特徴とする磁性材粉
    の加圧成形方法。
JP10512488A 1988-04-27 1988-04-27 磁性材粉の加圧成形方法 Pending JPH01276604A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003086687A1 (fr) * 2002-04-12 2003-10-23 Sumitomo Special Metals Co., Ltd. Procede permettant de mouler a la presse de la poudre d'alliage de terre rare, et procede pour produire un objet fritte en alliage de terre rare

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003086687A1 (fr) * 2002-04-12 2003-10-23 Sumitomo Special Metals Co., Ltd. Procede permettant de mouler a la presse de la poudre d'alliage de terre rare, et procede pour produire un objet fritte en alliage de terre rare
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