JPH01276069A - 非接触型速度検出装置の設定位置判定方法 - Google Patents
非接触型速度検出装置の設定位置判定方法Info
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- JPH01276069A JPH01276069A JP10648588A JP10648588A JPH01276069A JP H01276069 A JPH01276069 A JP H01276069A JP 10648588 A JP10648588 A JP 10648588A JP 10648588 A JP10648588 A JP 10648588A JP H01276069 A JPH01276069 A JP H01276069A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、空間フィルタを用いた非接触型速度検出I
!i置の設定位置判定方法に関するものである。
!i置の設定位置判定方法に関するものである。
[従来の技術及び課題]
従来、空間フィルタを用いて被速度検出物の速度を非接
触状態で検出する非接触型速度検出装置があり、この装
置は自動車等の車両に搭載して対地速度を検出したり、
製紙業のライン速度検出装置のように所定位置に配置し
て紙の移動速度を検出したりするのに利用されている。
触状態で検出する非接触型速度検出装置があり、この装
置は自動車等の車両に搭載して対地速度を検出したり、
製紙業のライン速度検出装置のように所定位置に配置し
て紙の移動速度を検出したりするのに利用されている。
ところが、その非接触型速度検出装置を設置するときに
、空間フィルタの格子の配列方向と被速度検出物の移動
方向とを一致させる、即ち、空間フィルタの各受光素子
の延設方向と被速度検出物の移動方向とを直交させるべ
く配置する必要があった。この方向が合っていないとそ
のズレにて速度検出の際に理論特性から外れ速度検出誤
差となり正確な速度検出の妨げとなってしまう。ところ
が、この非接触型速度検出装置の設置を目視にて行なっ
ていたので精度が悪く、又、その方向合せ作業が大変煩
わしいものとなっていた。
、空間フィルタの格子の配列方向と被速度検出物の移動
方向とを一致させる、即ち、空間フィルタの各受光素子
の延設方向と被速度検出物の移動方向とを直交させるべ
く配置する必要があった。この方向が合っていないとそ
のズレにて速度検出の際に理論特性から外れ速度検出誤
差となり正確な速度検出の妨げとなってしまう。ところ
が、この非接触型速度検出装置の設置を目視にて行なっ
ていたので精度が悪く、又、その方向合せ作業が大変煩
わしいものとなっていた。
この発明の目的は上記問題点を解消し、速度検出に際し
ての空間フィルタの取付時の方向を容易にかつ正確に合
せることができる非接触型速度検出装置の設定位置判定
方法を提供することにある。
ての空間フィルタの取付時の方向を容易にかつ正確に合
せることができる非接触型速度検出装置の設定位置判定
方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
第2図に示すように、速度検出用の第1の空間フィルタ
1に対し所定角度eをもって第2の空間フィルタ2が配
設され、ざらに、その第1の空間フィルタ1に対し同フ
ィルタ1と被速度検出物の移動方向とが角度Φをもって
ズしている場合を考える。尚、角度θ、Φは、時計回り
方向をプラス側とする。そして、各空間フィルタ1,2
の受光素子のピッチをP、光学系倍率をm、第1の空間
フィルタ1の出力信号の周波数をfl、第2の空間フィ
ルタ2の出力信号の周波数をf2、被速度検出物の速度
をVとする。空間フィルタの出力特性は f= (m・V)/P が成立することから、第1の空間フィルタ1においては fl= (m−V−cosΦ)/P ただし、−90’ <Φ〈90゜ ・・・ (1) となり、同様に、第2の空間フィルタ2においては f2− (m−V −CO5((D−e))/P・ ・
・ (2) で与えられる。
1に対し所定角度eをもって第2の空間フィルタ2が配
設され、ざらに、その第1の空間フィルタ1に対し同フ
ィルタ1と被速度検出物の移動方向とが角度Φをもって
ズしている場合を考える。尚、角度θ、Φは、時計回り
方向をプラス側とする。そして、各空間フィルタ1,2
の受光素子のピッチをP、光学系倍率をm、第1の空間
フィルタ1の出力信号の周波数をfl、第2の空間フィ
ルタ2の出力信号の周波数をf2、被速度検出物の速度
をVとする。空間フィルタの出力特性は f= (m・V)/P が成立することから、第1の空間フィルタ1においては fl= (m−V−cosΦ)/P ただし、−90’ <Φ〈90゜ ・・・ (1) となり、同様に、第2の空間フィルタ2においては f2− (m−V −CO5((D−e))/P・ ・
・ (2) で与えられる。
そして、上式(1)、(2>より
f2/f1=cos (Φ−θ)/CO8Φ=C08e
+S i ne−tanΦ ・・・(3) が得られる。
+S i ne−tanΦ ・・・(3) が得られる。
ここで、Q<e<90°のとき、上式(3)から以下の
関係を得る。
関係を得る。
■ 0くΦく90°のとき:
s r ne−tan Φ〉O
、’、 f 2/f 1 >cose
■ −90°くΦく0のとき:
s + ne−tanΦ〈〇
八f2/f1<cose
■ Φ=Oのとき:
s + ne−tanΦ=O
−”−f 2 / f 1 = c o s e即ち、
両空間フィルタ1,2の出力信号の周波数の比率f 2
/f 1と、両空間フィルタ1.2でなす角度eの余弦
値(cose)とを比較しその大小関係にて第1の空間
フィルタ1と移動方向とのズレ方向(角度Φの正負)、
つまり前記■の場合に時計回り方向(R)に、又前記■
の場合に反時計回り方向(L)にズしていると判定する
ことができる。
両空間フィルタ1,2の出力信号の周波数の比率f 2
/f 1と、両空間フィルタ1.2でなす角度eの余弦
値(cose)とを比較しその大小関係にて第1の空間
フィルタ1と移動方向とのズレ方向(角度Φの正負)、
つまり前記■の場合に時計回り方向(R)に、又前記■
の場合に反時計回り方向(L)にズしていると判定する
ことができる。
そこで、本発明は、被速度検出物の反射光を、レンズを
介して受光素子を一定ピッチで複数互いに平行になるよ
うに配設した第1の空間フィルタに入力して、その第1
の空間フィルタの出力信号に基づいて被速度検出物の速
度を検出するようにした非接触型速度検出装置において
、 前記第1の空間フィルタに対し受光素子を一定ピッチで
複数互いに平行になるように配設した第2の空間フィル
タを所定角度をもって配設し、その第1の空間フィルタ
の出力信号と第2の空間フィルタの出力信号の周波数若
しくは周期と、両空間フィルタでなす角度に基づく所定
値とに基づいて前記第1の空間フィルタの被速度検出物
の移動方向に対するズレを判定するようにした非接触型
速度検出装置の設定位置判定方法をその要旨とするもの
である。
介して受光素子を一定ピッチで複数互いに平行になるよ
うに配設した第1の空間フィルタに入力して、その第1
の空間フィルタの出力信号に基づいて被速度検出物の速
度を検出するようにした非接触型速度検出装置において
、 前記第1の空間フィルタに対し受光素子を一定ピッチで
複数互いに平行になるように配設した第2の空間フィル
タを所定角度をもって配設し、その第1の空間フィルタ
の出力信号と第2の空間フィルタの出力信号の周波数若
しくは周期と、両空間フィルタでなす角度に基づく所定
値とに基づいて前記第1の空間フィルタの被速度検出物
の移動方向に対するズレを判定するようにした非接触型
速度検出装置の設定位置判定方法をその要旨とするもの
である。
[作用]
第1の空間フィルタの出力信号と第2の空間フィルタの
出力信号の周波数若しくは周期と、両空間フィルタでな
す角度に基づく所定値とに基づいて第1の空間フィルタ
の被速度検出物の移動方向に対するズレが判定される。
出力信号の周波数若しくは周期と、両空間フィルタでな
す角度に基づく所定値とに基づいて第1の空間フィルタ
の被速度検出物の移動方向に対するズレが判定される。
[実施例]
以下、本発明を被速度検出物である通路に対して相対的
に移動する車両に搭載した非接触型速度検出装置に具体
化した一実施例を図面に従って説明する。尚、本実施例
では第1と第2の空間フィルタの出力信号の周期(T=
1/f)に基づいてズレ方向の判定を行なっている。
に移動する車両に搭載した非接触型速度検出装置に具体
化した一実施例を図面に従って説明する。尚、本実施例
では第1と第2の空間フィルタの出力信号の周期(T=
1/f)に基づいてズレ方向の判定を行なっている。
第1図に示すように、被速度検出物11に対し非接触型
速度検出装置が一定間隔をおいて配置されている。この
非接触型速度検出装置は、被速度検出物11と相対向す
るように円盤12が配置され、同円盤12は被速度検出
物11と相対向した状態で回転できるようになっている
。この円盤12の被速度検出物11との対向面には速度
検出・ズレ方向判定用の第1の空間フィルタ13とズレ
方向判定用の第2の空間フィルタ14が所定角度θをお
いて配設され、各空間フィルタ13゜14は被速度検出
物11からの反射光をレンズ15を介して受光する。尚
、この第1の空間フィルタ13を基準にした第1の空間
フィルタ13と第2の空間フィルタ14とでなす角度θ
と、第1の空間フィルタ13を基準にし同フィルタ13
と被速度検出物11の移動方向とでなす角度Φは、時計
回り方向をプラス側とする。
速度検出装置が一定間隔をおいて配置されている。この
非接触型速度検出装置は、被速度検出物11と相対向す
るように円盤12が配置され、同円盤12は被速度検出
物11と相対向した状態で回転できるようになっている
。この円盤12の被速度検出物11との対向面には速度
検出・ズレ方向判定用の第1の空間フィルタ13とズレ
方向判定用の第2の空間フィルタ14が所定角度θをお
いて配設され、各空間フィルタ13゜14は被速度検出
物11からの反射光をレンズ15を介して受光する。尚
、この第1の空間フィルタ13を基準にした第1の空間
フィルタ13と第2の空間フィルタ14とでなす角度θ
と、第1の空間フィルタ13を基準にし同フィルタ13
と被速度検出物11の移動方向とでなす角度Φは、時計
回り方向をプラス側とする。
前記空間フィルタ13.14は、第3図に示すように本
実施例では櫛形フィルタを使用している。
実施例では櫛形フィルタを使用している。
即ち、長方形を成す複数個の受光素子16を複数個互い
に平行になるように同一平面内に配列して、当該受光素
子16のうち1つおきに接合して一対の櫛形フィルタF
1.F2を形成している。この一対の櫛形フィルタF1
.F2の各受光素子16のピッチをPとすると櫛形フィ
ルタFl、F2のズレ距離はP/2となるように配置さ
れている。
に平行になるように同一平面内に配列して、当該受光素
子16のうち1つおきに接合して一対の櫛形フィルタF
1.F2を形成している。この一対の櫛形フィルタF1
.F2の各受光素子16のピッチをPとすると櫛形フィ
ルタFl、F2のズレ距離はP/2となるように配置さ
れている。
第1図に示すように、前記第1の空間フィルタ13は、
その一対の櫛形フィルタF1.F2には電流電圧変換器
17a、17bがそれぞれ接続されるとともに、その各
電流電圧変換器17a。
その一対の櫛形フィルタF1.F2には電流電圧変換器
17a、17bがそれぞれ接続されるとともに、その各
電流電圧変換器17a。
17bには差動演算回路18が接続されている。
よって、第1の空間フィルタ13の櫛形フィルタF1.
F2が被速度検出物11からの反射光を受光すると、各
櫛形フィルタF1.F2の受光素子16の受光量に応じ
て電流電圧変換器17a。
F2が被速度検出物11からの反射光を受光すると、各
櫛形フィルタF1.F2の受光素子16の受光量に応じ
て電流電圧変換器17a。
17bにて電気信号に変換され、差動演算回路18にて
差動的に合成され信号SG1を出力する。
差動的に合成され信号SG1を出力する。
同様に、前記第2の空間フィルタ14は、その一対の肺
形フィルタF1.F2には電流電圧変換器19a、19
bがそれぞれ接続されるとともに、その各電流電圧変換
器19a、19bには差動演算回路20が接続されてい
る。よって、第2の空間フィルタ14の櫛形フィルタF
1.F2が被速度検出物11からの反射光を受光すると
、各櫛形フィルタFl、F2の受光素子16の受光量に
応じて電流電圧変換器19a、19bにて電気信号に変
換され、差動演算回路20にて差動的に合成され信号S
G2を出力する。
形フィルタF1.F2には電流電圧変換器19a、19
bがそれぞれ接続されるとともに、その各電流電圧変換
器19a、19bには差動演算回路20が接続されてい
る。よって、第2の空間フィルタ14の櫛形フィルタF
1.F2が被速度検出物11からの反射光を受光すると
、各櫛形フィルタFl、F2の受光素子16の受光量に
応じて電流電圧変換器19a、19bにて電気信号に変
換され、差動演算回路20にて差動的に合成され信号S
G2を出力する。
二値化変換器21.22は前記第1の空間フィルタ13
の出力信号による信号SG1及び前記第2の空間フィル
タ14の出力信号による信号SG2をそれぞれ入力し、
その各信号をパルス信号SG3;SG4にして出力する
。周期計数回路23.24は前記第1の空間フィルタ1
3の出力信号によるパルス信号SG3及び前記第2の空
間フィルタ14の出力信号によるパルス信号SG4をそ
れぞれ入力し、そのパルス信号SG3゜SG4の周期T
1.T2をそれぞれカラン1〜する。
の出力信号による信号SG1及び前記第2の空間フィル
タ14の出力信号による信号SG2をそれぞれ入力し、
その各信号をパルス信号SG3;SG4にして出力する
。周期計数回路23.24は前記第1の空間フィルタ1
3の出力信号によるパルス信号SG3及び前記第2の空
間フィルタ14の出力信号によるパルス信号SG4をそ
れぞれ入力し、そのパルス信号SG3゜SG4の周期T
1.T2をそれぞれカラン1〜する。
同期回路25は所定の取込みタイミングで前記周期計数
回路23.24からの周期に対応するカウント信号を取
込み、演算回路26に出力する。
回路23.24からの周期に対応するカウント信号を取
込み、演算回路26に出力する。
演算回路26では第1の空間フィルタ13の出力λ
信号の周期T1と第十の空間フィルタ14の出力信号の
周期T2の比率TI/T2を演算する。比較回路27は
前記演算回路26で求められた周期TI、T2の比率T
l/T2と、記憶回路28に予め記憶された両空間フィ
ルタ13.14でなす角度θの余弦値(cose)とを
比較し、T1/T2>coseならば、第1のLEDド
ライバ29を駆動して第1のLED30を点灯させ、丁
1/T2くC06eならば、第2のしEDドライバ31
を駆動して第2のLED32を点灯させ、Tl/T2=
CO8eならば、第3のLEDドライバ33を駆動して
第3のLED34を点灯させるようになっている。
周期T2の比率TI/T2を演算する。比較回路27は
前記演算回路26で求められた周期TI、T2の比率T
l/T2と、記憶回路28に予め記憶された両空間フィ
ルタ13.14でなす角度θの余弦値(cose)とを
比較し、T1/T2>coseならば、第1のLEDド
ライバ29を駆動して第1のLED30を点灯させ、丁
1/T2くC06eならば、第2のしEDドライバ31
を駆動して第2のLED32を点灯させ、Tl/T2=
CO8eならば、第3のLEDドライバ33を駆動して
第3のLED34を点灯させるようになっている。
これらLED30,32.34の点灯は、その第1の空
間フィルタ13と被速度検出物11の移動方向とでなす
角度Φの正負の方向を示し、前記第1のLED30の点
灯は、前記用112を時計回り方向(R方向)に回転さ
せることを指示するものであり、第2のLED32の点
灯は前記円盤12を反時計回り方向(し方向)に回転さ
せることを指示するものであり、第3のLED34の点
灯は円盤12を回転させる必要がないことを示すもので
ある。
間フィルタ13と被速度検出物11の移動方向とでなす
角度Φの正負の方向を示し、前記第1のLED30の点
灯は、前記用112を時計回り方向(R方向)に回転さ
せることを指示するものであり、第2のLED32の点
灯は前記円盤12を反時計回り方向(し方向)に回転さ
せることを指示するものであり、第3のLED34の点
灯は円盤12を回転させる必要がないことを示すもので
ある。
又、前記周期割数回路23の出力信号は図示しない速度
検出回路に出力され同回路にて被速度検出物11の速度
■が検出される。即ち、算出された周期Tと次の関係式
から速度Vが演算される。
検出回路に出力され同回路にて被速度検出物11の速度
■が検出される。即ち、算出された周期Tと次の関係式
から速度Vが演算される。
f−1/T−(m−■)/P ・・・(4)次に、本
実施例の非接触型速度検出装置を車両に設置する際の取
付位置調整方法について説明する。
実施例の非接触型速度検出装置を車両に設置する際の取
付位置調整方法について説明する。
まず、両空間フィルタ13.14を支持する円盤12を
所定の角度に設定する。そして、この状態で、車両を走
行させると被速度検出物11からの反射光はレンズ15
を介して第1及び第2の空間フィルタ13.14に結像
される。そして、第1及び第2の空間フィルタ13.1
4の各櫛形フィルタF1.F2の受光素子16における
受光口に応じて電流電圧変換器17a、17b、19a
。
所定の角度に設定する。そして、この状態で、車両を走
行させると被速度検出物11からの反射光はレンズ15
を介して第1及び第2の空間フィルタ13.14に結像
される。そして、第1及び第2の空間フィルタ13.1
4の各櫛形フィルタF1.F2の受光素子16における
受光口に応じて電流電圧変換器17a、17b、19a
。
19bにて電気信号に変換され、ざらに差動演算回路1
8.20から受光口に応じたレベルの信号SG1.SG
2が出力される。この差動演算処理にてS/N比が改善
される。その信MSG1゜SG2は二値化変換回路21
.22にて二値化が行なわれ、パルス信号SG3.SG
4となり周期δ1数回路23.24にてパルス信号SG
3゜SG4の周期T1.T2の計数動作が行なわれ、同
期回路25にて所定のタイミングで周期TI。
8.20から受光口に応じたレベルの信号SG1.SG
2が出力される。この差動演算処理にてS/N比が改善
される。その信MSG1゜SG2は二値化変換回路21
.22にて二値化が行なわれ、パルス信号SG3.SG
4となり周期δ1数回路23.24にてパルス信号SG
3゜SG4の周期T1.T2の計数動作が行なわれ、同
期回路25にて所定のタイミングで周期TI。
T2が抽出される。
ざらに、演算回路26にて第1の空間フィルタ13の出
力信号の周期T1と第2の空間フィルタ14の出力信号
の周期T2の比率T1/T2が演算され、比較回路27
にてその周期の比率TI/T2と記憶回路28に記憶さ
れた両空間フィルタ13.14でなす角度θの余弦値(
cose)とが比較される。そして。T1/T2>co
seならば、第1のLEDドライバ29を介して第1の
LED30が、T1/T2<C08eなラバ、第2のL
EDドライバ31を介して第2のLED32が、TI/
T2−coseならば、第3のしEDドライバ33を介
して第3のLED34が点灯される。
力信号の周期T1と第2の空間フィルタ14の出力信号
の周期T2の比率T1/T2が演算され、比較回路27
にてその周期の比率TI/T2と記憶回路28に記憶さ
れた両空間フィルタ13.14でなす角度θの余弦値(
cose)とが比較される。そして。T1/T2>co
seならば、第1のLEDドライバ29を介して第1の
LED30が、T1/T2<C08eなラバ、第2のL
EDドライバ31を介して第2のLED32が、TI/
T2−coseならば、第3のしEDドライバ33を介
して第3のLED34が点灯される。
従って、非接触型速度検出装置の取付位置を調整しよう
とする者はこの3つのLED30,32゜34の点灯に
よりこのときの設定状態が前記円盤12を時計回り方向
(R方向)に回転させるか、反時計回り方向(し方向)
に回転させるか、あるいは円盤12を回転させる必要が
ないかを判断することができる。そして、もし合ってい
ないならば、時計あるいは反時計回り方向に所定量回動
させ、前述した処理動作を再度行なうことにより正確に
第1の空間フィルタ13を移動方向に合せることができ
る。即ち、Φ=0のとき(TI/T2−COSθ)に設
定することができる。
とする者はこの3つのLED30,32゜34の点灯に
よりこのときの設定状態が前記円盤12を時計回り方向
(R方向)に回転させるか、反時計回り方向(し方向)
に回転させるか、あるいは円盤12を回転させる必要が
ないかを判断することができる。そして、もし合ってい
ないならば、時計あるいは反時計回り方向に所定量回動
させ、前述した処理動作を再度行なうことにより正確に
第1の空間フィルタ13を移動方向に合せることができ
る。即ち、Φ=0のとき(TI/T2−COSθ)に設
定することができる。
このように設定された俊は、第1の空間フィルタ13の
出力信号の周期T2の検出に基づく前記(4)式にて被
速度検出物11の速度を検出することとなる。
出力信号の周期T2の検出に基づく前記(4)式にて被
速度検出物11の速度を検出することとなる。
このように本実施例においては、被速度検出物11の速
度を検出するための第1の空間フィルタ13に対し第2
の空間フィルタ14を所定角度θをもって配設し、第1
の空間フィルタ13の出力信号の周期T1と第2の空間
フィルタ14の出力信号の周期T2との比率Tl/T2
を求め、その比率TI/T2と前記両空間フィルタ13
.14でなす角度θに基づく所定値、即ち、COSθと
を比較しその大小関係から第1の空間フィルタ13の被
速度検出物11の移動方向に対するズレ方向を判定し、
その結果が3つのLED30゜32.34に点灯表示さ
れる。従って、非接触型速度検出装置を設置するときに
、空間フィルタの格子の配列方向と被速度検出物11の
移動方向とを容易に一致(第1の空間フィルタ13の各
受光素子16の延設方向と被速度検出物11の移動方向
とを直交)させることができ、正確な速度検出を行うこ
とができることとなる。
度を検出するための第1の空間フィルタ13に対し第2
の空間フィルタ14を所定角度θをもって配設し、第1
の空間フィルタ13の出力信号の周期T1と第2の空間
フィルタ14の出力信号の周期T2との比率Tl/T2
を求め、その比率TI/T2と前記両空間フィルタ13
.14でなす角度θに基づく所定値、即ち、COSθと
を比較しその大小関係から第1の空間フィルタ13の被
速度検出物11の移動方向に対するズレ方向を判定し、
その結果が3つのLED30゜32.34に点灯表示さ
れる。従って、非接触型速度検出装置を設置するときに
、空間フィルタの格子の配列方向と被速度検出物11の
移動方向とを容易に一致(第1の空間フィルタ13の各
受光素子16の延設方向と被速度検出物11の移動方向
とを直交)させることができ、正確な速度検出を行うこ
とができることとなる。
又、本実施例においては、両空間フィルタ13゜14の
周期TI、T2の比率T1/T2を求め、この比率TI
/T2と所定値(COSθ)との大小関係にてズレ方向
の判定を行なうようにしたので、両空間フィルタ13.
14の周期T1.T2(若しくは周波数)が接近した場
合、即ち、両周期T1,2の差TI−T2(若しくは、
画周波数f1.f2の差f1−f2)が小さくなっても
、誤差を生じることなく確実に検出できることとなる。
周期TI、T2の比率T1/T2を求め、この比率TI
/T2と所定値(COSθ)との大小関係にてズレ方向
の判定を行なうようにしたので、両空間フィルタ13.
14の周期T1.T2(若しくは周波数)が接近した場
合、即ち、両周期T1,2の差TI−T2(若しくは、
画周波数f1.f2の差f1−f2)が小さくなっても
、誤差を生じることなく確実に検出できることとなる。
尚、この発明は上記実施例に限定されることなく、上記
実施例では第1と第2の空間フィルタ13.14の出力
信号の周期T1.T2を求め両者の比率TI/T2を求
め、COSθと比較したが、第1と第2の空間フィルタ
13.14の出力信号の周波数f1.f2を求め両者の
比率f2/f1を求め、COSθと比較してもよい。
実施例では第1と第2の空間フィルタ13.14の出力
信号の周期T1.T2を求め両者の比率TI/T2を求
め、COSθと比較したが、第1と第2の空間フィルタ
13.14の出力信号の周波数f1.f2を求め両者の
比率f2/f1を求め、COSθと比較してもよい。
又、上記実施例では第1の空間フィルタ13に対し第2
の空間フィルタ14をプラス側(時計回り方向)に設置
、即ち、Q<e<90°としたが、マイナス側(反時計
回り方向)に第2の空間フィルタ14を設け、−90°
くeく0としてもよい。
の空間フィルタ14をプラス側(時計回り方向)に設置
、即ち、Q<e<90°としたが、マイナス側(反時計
回り方向)に第2の空間フィルタ14を設け、−90°
くeく0としてもよい。
この場合、
■ OくΦく90°のとき;
s + ne−tanΦく0
、”、f2/f1<coSθ
■ −90°〈ΦくOのとき;
sinθ−tanΦ〉〇
八f2/f1>cosθ
となる。
ざらに、上記各実施例では第1と第2の空間フィルタ1
3.14の出力信号の周波数f1.f2若しくは周期T
l、T2を求め両者の比率f2/f1若しくはTI/T
2を求め、C08eと比較したが、まずT1若しくはT
2にCOSθを積算した値f1・COSθ若しくはT2
ψcoseを求め、この値f1・cose若しくはT2
・Ca2OとT2若しくはT1とを比較するようにして
もよい。この場合においても、その基本的思想は第1と
第2の空間フィルタ13.14の出力信号の周波数f1
.f2若しくは周期T1.T2を求め両者の比率f 2
/f 1若しくはT 1 /T 2を求め、COSθと
比較するのと同じものである。
3.14の出力信号の周波数f1.f2若しくは周期T
l、T2を求め両者の比率f2/f1若しくはTI/T
2を求め、C08eと比較したが、まずT1若しくはT
2にCOSθを積算した値f1・COSθ若しくはT2
ψcoseを求め、この値f1・cose若しくはT2
・Ca2OとT2若しくはT1とを比較するようにして
もよい。この場合においても、その基本的思想は第1と
第2の空間フィルタ13.14の出力信号の周波数f1
.f2若しくは周期T1.T2を求め両者の比率f 2
/f 1若しくはT 1 /T 2を求め、COSθと
比較するのと同じものである。
[発明の効果]
上述したようにこの発明によれば、速度検出に際しての
速度検出のための空間フィルタの取付時の方向を容易に
かつ正確に合せることができる優れた効果を発揮する。
速度検出のための空間フィルタの取付時の方向を容易に
かつ正確に合せることができる優れた効果を発揮する。
第1図はこの発明を具体化した非接触型速度検出装置を
示す図、第2図は本発明を説明するための図、第3図は
本実施例の空間フィルタを示す図である。 11は被速度検出物、13は第1の空間フィルタ、14
は第2の空間フィルタ、15はレンズ、16は受光素子
、23は周期計数回路、24は周期計数回路、26は演
算回路、27は比較回路。
示す図、第2図は本発明を説明するための図、第3図は
本実施例の空間フィルタを示す図である。 11は被速度検出物、13は第1の空間フィルタ、14
は第2の空間フィルタ、15はレンズ、16は受光素子
、23は周期計数回路、24は周期計数回路、26は演
算回路、27は比較回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、被速度検出物の反射光を、レンズを介して受光素子
を一定ピッチで複数互いに平行になるように配設した第
1の空間フィルタに入力して、その第1の空間フィルタ
の出力信号に基づいて被速度検出物の速度を検出するよ
うにした非接触型速度検出装置において、 前記第1の空間フィルタに対し受光素子を一定ピッチで
複数互いに平行になるように配設した第2の空間フィル
タを所定角度をもつて配設し、その第1の空間フィルタ
の出力信号と第2の空間フィルタの出力信号の周波数若
しくは周期と、両空間フィルタでなす角度に基づく所定
値とに基づいて前記第1の空間フィルタの被速度検出物
の移動方向に対するズレを判定するようにした非接触型
速度検出装置の設定位置判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10648588A JPH01276069A (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 非接触型速度検出装置の設定位置判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10648588A JPH01276069A (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 非接触型速度検出装置の設定位置判定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01276069A true JPH01276069A (ja) | 1989-11-06 |
Family
ID=14434771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10648588A Pending JPH01276069A (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 非接触型速度検出装置の設定位置判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01276069A (ja) |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP10648588A patent/JPH01276069A/ja active Pending
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