JPH01202667A - 非接触型速度検出装置 - Google Patents
非接触型速度検出装置Info
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- JPH01202667A JPH01202667A JP2688088A JP2688088A JPH01202667A JP H01202667 A JPH01202667 A JP H01202667A JP 2688088 A JP2688088 A JP 2688088A JP 2688088 A JP2688088 A JP 2688088A JP H01202667 A JPH01202667 A JP H01202667A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 31
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 18
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 claims description 5
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、交通機関等の移動物体に搭載して対地速度
を検出したり、製紙業のライン速度検出装置のように所
定位置に配置して紙の移動速度を検出したりするのに利
用される非接触型速度検出装置に関するものである。
を検出したり、製紙業のライン速度検出装置のように所
定位置に配置して紙の移動速度を検出したりするのに利
用される非接触型速度検出装置に関するものである。
[従来の技術]
従来から、被速度検出物の速度を非接触状態で検出する
装置として、空間フィルタを利用した速度検出装置があ
る。
装置として、空間フィルタを利用した速度検出装置があ
る。
この種の装置として、本出願人は特願昭62−1081
06@にて示す装置を提案している。これは、第6図及
び第7図に示すように、被速度検出物1の反射光がレン
ズ2を介して空間フィルタFにて受光されるが、この空
間フィルタFは光を受光する受光素子3を複数個互いに
平行となるように同一面内に配列し、その複数の受光素
子3のうち1つおきに設けられた受光索子3を第1の受
光素子群Δnとし、その第1の受光素子群Anの受光素
子3の間に設けられる受光素子3を第2の受光素子群3
nとしている。そして、前記第1の受光素子群へ〇のう
ちその1つおきに設けられた受光素子3を第1の検出素
子群A2n−1とするとともに、第1の受光素子群へ〇
の残りの受光素子3を第2の検出素子群A2nとし、一
方、前記第2の受光素子群13nのうちその1つおきに
設けられた受光素子3を第3の検出素子群B2n−1と
するとともに、第2の受光素子群Bnの残りの受光素子
3を第4の検出素子群32nとする。この各検出素子群
内において隣接する受光素子3は所定のピッチPをもっ
て離れており、又、グループ化された第1の受光素子群
Anの各受光素子間の間隔及び第2の受光素子群3nの
各受光素子間の間隔はともに同一間隔(P/2)となる
ように配置されている。さらに、前記第1の受光素子群
Anと第2の受光素子群3nとは前記ピッチPより小さ
いズレ距11tDをもって離間している。
06@にて示す装置を提案している。これは、第6図及
び第7図に示すように、被速度検出物1の反射光がレン
ズ2を介して空間フィルタFにて受光されるが、この空
間フィルタFは光を受光する受光素子3を複数個互いに
平行となるように同一面内に配列し、その複数の受光素
子3のうち1つおきに設けられた受光索子3を第1の受
光素子群Δnとし、その第1の受光素子群Anの受光素
子3の間に設けられる受光素子3を第2の受光素子群3
nとしている。そして、前記第1の受光素子群へ〇のう
ちその1つおきに設けられた受光素子3を第1の検出素
子群A2n−1とするとともに、第1の受光素子群へ〇
の残りの受光素子3を第2の検出素子群A2nとし、一
方、前記第2の受光素子群13nのうちその1つおきに
設けられた受光素子3を第3の検出素子群B2n−1と
するとともに、第2の受光素子群Bnの残りの受光素子
3を第4の検出素子群32nとする。この各検出素子群
内において隣接する受光素子3は所定のピッチPをもっ
て離れており、又、グループ化された第1の受光素子群
Anの各受光素子間の間隔及び第2の受光素子群3nの
各受光素子間の間隔はともに同一間隔(P/2)となる
ように配置されている。さらに、前記第1の受光素子群
Anと第2の受光素子群3nとは前記ピッチPより小さ
いズレ距11tDをもって離間している。
そして、各受光素子3の受光口に応じて出力される電流
出力は電流電圧変換器4にて電圧に変換され、各加算器
5にて第1〜第4の検出素子群A2n−1,A2n、
32n−1,32nにおける各受光素子3の出力が加算
される。ざらに、第1の差動演算回路6にて第1の検出
素子群A2n−1での出力と第2の検出素子群A2nで
の出力が差動的に合成され信号ΦAが出力されるととも
に、第3の検出素子群32n−1での出力と第4の検出
素子群B2nでの出力が差動的に合成されて信号ΦBが
出力される。
出力は電流電圧変換器4にて電圧に変換され、各加算器
5にて第1〜第4の検出素子群A2n−1,A2n、
32n−1,32nにおける各受光素子3の出力が加算
される。ざらに、第1の差動演算回路6にて第1の検出
素子群A2n−1での出力と第2の検出素子群A2nで
の出力が差動的に合成され信号ΦAが出力されるととも
に、第3の検出素子群32n−1での出力と第4の検出
素子群B2nでの出力が差動的に合成されて信号ΦBが
出力される。
さらに、第2の差動演算回路7にてその信号ΦAとΦB
とが差動的に合成され両者の差が演算される。即ち、第
8図に示すように信号のAと信号ΦBとを入力して差動
信号ΦCを出力する。
とが差動的に合成され両者の差が演算される。即ち、第
8図に示すように信号のAと信号ΦBとを入力して差動
信号ΦCを出力する。
そして、この第2の差動演算回路7での差動信号ΦCは
ゼロ点を中心に撮幅するので速度演算回路8でUロクロ
ス点等を基準として周期Tが検出される。この周期Tは
走行速度Vに対し次式の関係が成立するので周期Tを走
行速度Vに変換して速度Vが求められる。
ゼロ点を中心に撮幅するので速度演算回路8でUロクロ
ス点等を基準として周期Tが検出される。この周期Tは
走行速度Vに対し次式の関係が成立するので周期Tを走
行速度Vに変換して速度Vが求められる。
T= (P/mV> ・・・(1)ただし、mは光
学系倍率である。
学系倍率である。
この装置においては、中心周波数を抽出するためのトラ
ッキングフィルタを使用することなく、第2の差動演算
回路7により低域ノイズが除去された差動信号ΦCによ
り速度検出を行なうことができるものである。
ッキングフィルタを使用することなく、第2の差動演算
回路7により低域ノイズが除去された差動信号ΦCによ
り速度検出を行なうことができるものである。
さらに、この装置を用いて、移動方向く走行方向)を算
出するために、位相比較回路9で前記信号ΦAとΦBを
入力し、両信号ΦA、ΦBの位相を比較し両信号ΦA、
ΦBの位相のズレ方向(進み・遅れ)を判断することに
より移動方向を求めることができる。
出するために、位相比較回路9で前記信号ΦAとΦBを
入力し、両信号ΦA、ΦBの位相を比較し両信号ΦA、
ΦBの位相のズレ方向(進み・遅れ)を判断することに
より移動方向を求めることができる。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、上述した速度検出装置においては、ピッチP
〉ズレ距@Dの条件があり、又、受光素子3の幅Wの関
係で素子の受光部分に干渉がおきないようにする等の受
光素子群An、Bnの配置が規制されてしまっていた。
〉ズレ距@Dの条件があり、又、受光素子3の幅Wの関
係で素子の受光部分に干渉がおきないようにする等の受
光素子群An、Bnの配置が規制されてしまっていた。
この発明の目的は上記問題点を解消し、移動方向の検出
が可能で、かつ受光素子群の配置を緩和できる非接触型
速度検出装置を提供することにある。
が可能で、かつ受光素子群の配置を緩和できる非接触型
速度検出装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
この発明は上記目的を達成すべく、被速度検出物の反射
光を入力するレンズと、前記レンズの光軸上に設けられ
、受光素子を一定ピッチで複数互いに平行になるように
同一平面内に配設した第1の空間フィルタと、前記レン
ズと第1の空間フィルタとの間の光軸上に配置した半透
鏡と、前記半透鏡の反射位置において同半透鏡により形
成される第2の光軸に対し一定距離を隔てて設けられ、
受光素子を一定ピッチで複数互いに平行になるように同
一平面内に配設した第2の空間フィルタと、前記第1の
空間フィルタの受光素子のうちの1つおきに設Cブられ
た受光素子から合成された出力信号と、当該第1の空間
フィルタの受光素子の残りの受光素子から合成された出
力信号とを差動的に合成する第1の差動処理手段と、前
記第2の空間フィルタの受光素子のうちの1つあきに設
けられた受光素子から合成された出力信号と、当該第2
の空間フィルタの受光素子の残りの受光素子から合成さ
れた出力信号とを差動的に合成する第2の差動処理手段
と、前記第1の差動処理手段の出力信号と第2の差動処
理手段の出力信号を入力して両信号の位相を比較してそ
の位相のズレ方向により被速度検出物の移動方向を検出
する移動方向検出手段と、前記第1の差動処理手段の出
力信号と第2の差動処理手段の出力信号を入力して両信
号を差動的に合成し、その差動信号に基づいて被速度検
出物の移動速度を検出する移動速度検出手段とを面えた
非接触型速度検出装置をその要旨とするものである。
光を入力するレンズと、前記レンズの光軸上に設けられ
、受光素子を一定ピッチで複数互いに平行になるように
同一平面内に配設した第1の空間フィルタと、前記レン
ズと第1の空間フィルタとの間の光軸上に配置した半透
鏡と、前記半透鏡の反射位置において同半透鏡により形
成される第2の光軸に対し一定距離を隔てて設けられ、
受光素子を一定ピッチで複数互いに平行になるように同
一平面内に配設した第2の空間フィルタと、前記第1の
空間フィルタの受光素子のうちの1つおきに設Cブられ
た受光素子から合成された出力信号と、当該第1の空間
フィルタの受光素子の残りの受光素子から合成された出
力信号とを差動的に合成する第1の差動処理手段と、前
記第2の空間フィルタの受光素子のうちの1つあきに設
けられた受光素子から合成された出力信号と、当該第2
の空間フィルタの受光素子の残りの受光素子から合成さ
れた出力信号とを差動的に合成する第2の差動処理手段
と、前記第1の差動処理手段の出力信号と第2の差動処
理手段の出力信号を入力して両信号の位相を比較してそ
の位相のズレ方向により被速度検出物の移動方向を検出
する移動方向検出手段と、前記第1の差動処理手段の出
力信号と第2の差動処理手段の出力信号を入力して両信
号を差動的に合成し、その差動信号に基づいて被速度検
出物の移動速度を検出する移動速度検出手段とを面えた
非接触型速度検出装置をその要旨とするものである。
[作用]
被速度検出物の反射光がレンズ及び半透鏡を介して第1
及び第2の空間フィルタに受光され、第1の差動処理手
段にてその第1の空間フィルタの受光素子のうちの1つ
おきに設けられた受光素子から合成された出力信号と、
残りの受光素子から合成された出力信号とが外勤的に合
成されるとともに、第2の差動処理手段にて第2の空間
フィルタの受光素子のうちの1つおきに設けられた受光
素子から合成された出力信号と、残りの受光素子から合
成された出力信号とが差動的に合成される。
及び第2の空間フィルタに受光され、第1の差動処理手
段にてその第1の空間フィルタの受光素子のうちの1つ
おきに設けられた受光素子から合成された出力信号と、
残りの受光素子から合成された出力信号とが外勤的に合
成されるとともに、第2の差動処理手段にて第2の空間
フィルタの受光素子のうちの1つおきに設けられた受光
素子から合成された出力信号と、残りの受光素子から合
成された出力信号とが差動的に合成される。
このように合成された両信号は、第1と第2の空間フィ
ルタとはその先軸に対し一定距離だけズしているので被
速度検出物の反射光もその間を移動するだけズしている
。
ルタとはその先軸に対し一定距離だけズしているので被
速度検出物の反射光もその間を移動するだけズしている
。
、そして、移動方向検出手段が第1の差動処理手段の出
力信号と第2の差動処理手段の出力信号を入力して両信
号の位相を比較してその位相のズレ方向により被速度検
出物の移動方向を検出するととともに、移動速度検出手
段が第1の差動処理手段の出力信号と第2の差動処理手
段の出力信号を入力して両信号を差動的に合成し、その
差動信号に基づいて被速度検出物の移動速度を検出する
。
力信号と第2の差動処理手段の出力信号を入力して両信
号の位相を比較してその位相のズレ方向により被速度検
出物の移動方向を検出するととともに、移動速度検出手
段が第1の差動処理手段の出力信号と第2の差動処理手
段の出力信号を入力して両信号を差動的に合成し、その
差動信号に基づいて被速度検出物の移動速度を検出する
。
[実施例]
以下、本発明を被速度検出物である道路に対して相対的
に移動する車両に搭載した非接触型速度検出装置に具体
化した一実施例を図面に従って説明する。
に移動する車両に搭載した非接触型速度検出装置に具体
化した一実施例を図面に従って説明する。
第1図に示すように、被速度検出物11に対し非接触型
速度検出装置12が一定間隔をおいて配置されている。
速度検出装置12が一定間隔をおいて配置されている。
この非接触型速度検出装置12はそつ遮光シールド(ケ
ース)13がT字型の筒状に形成され、その遮光シール
ド13の被速度検出物11と対向する下部開口部にはレ
ンズ14が固定ざ1被速度検出物11の反射光は同レン
ズ14を介して遮光シールド13内に入力される。又、
遮光シールド13内には半透鏡(ハーフミラ−)15が
レンズ14の光軸りに対し45度の角度で配置されてい
る。
ース)13がT字型の筒状に形成され、その遮光シール
ド13の被速度検出物11と対向する下部開口部にはレ
ンズ14が固定ざ1被速度検出物11の反射光は同レン
ズ14を介して遮光シールド13内に入力される。又、
遮光シールド13内には半透鏡(ハーフミラ−)15が
レンズ14の光軸りに対し45度の角度で配置されてい
る。
従って、この半透@15によりレンズ14の光軸りは直
進側光軸L1とその直進側光軸L2と直交する第2の光
軸としての反射側光軸L2の2つに分割される。
進側光軸L1とその直進側光軸L2と直交する第2の光
軸としての反射側光軸L2の2つに分割される。
遮光シールド13内の上部にはレンズ14の直進側光軸
L1に直交する第1の空間フィルタ16が配設されてい
る。この空間フィルタ16は、第2図に示すように長方
形を成す複数個の受光素子13を互いに平行に配設して
、当該受光素子17の一端を1つおきに接合して一対の
櫛形フィルタF1.F2を形成している。この一対の櫛
形フィルタFl、F2の各受光素子17のピッチをPと
すると櫛形フィルタFl、F2のズレ距離はP/2とな
るように配置され、各受光素子部が受光窓18内に配置
されている。
L1に直交する第1の空間フィルタ16が配設されてい
る。この空間フィルタ16は、第2図に示すように長方
形を成す複数個の受光素子13を互いに平行に配設して
、当該受光素子17の一端を1つおきに接合して一対の
櫛形フィルタF1.F2を形成している。この一対の櫛
形フィルタFl、F2の各受光素子17のピッチをPと
すると櫛形フィルタFl、F2のズレ距離はP/2とな
るように配置され、各受光素子部が受光窓18内に配置
されている。
又、前記半透鏡15の反射位置において同半透鏡15に
より形成される反射側光軸L2に対し一定距離D1を隔
てて第2の空間フィルタ19が配置されている。これは
前記第2図に示す第1の空間フィルタ16と同様の構成
を成し、複数個の受光素子17を互いに平行に配設して
、当該受光素子17の一端を1つおきに接合してなる一
対の櫛形フィルタF1.F2よりなっている。
より形成される反射側光軸L2に対し一定距離D1を隔
てて第2の空間フィルタ19が配置されている。これは
前記第2図に示す第1の空間フィルタ16と同様の構成
を成し、複数個の受光素子17を互いに平行に配設して
、当該受光素子17の一端を1つおきに接合してなる一
対の櫛形フィルタF1.F2よりなっている。
前記第1の空間フィルタ16は、その一対の櫛形フィル
タF1.F2には電流電圧変換器20a。
タF1.F2には電流電圧変換器20a。
20bがそれぞれ接続されるとともに、その各電流電圧
変換器20a、20bには第1の差動処理手段としての
差動演算回路21aが接続されている。よって、櫛形フ
ィルタF1.F2が被速度検出物11からの反射光を受
光すると、その櫛形フィルタ上1内部で1つおきの受光
^子17の出力が加算(合成)されるとともに橢形フィ
ルタF2の内部で残り受光素子17の出力が加算(合成
)され、各櫛形フィルタF1.F2の受光素子17の受
光量に応じて電流電圧変換器20a、20bにて電気信
号に変換され、差動演算回路21aにて差動的に合成さ
れ信号Φ1を出力する。
変換器20a、20bには第1の差動処理手段としての
差動演算回路21aが接続されている。よって、櫛形フ
ィルタF1.F2が被速度検出物11からの反射光を受
光すると、その櫛形フィルタ上1内部で1つおきの受光
^子17の出力が加算(合成)されるとともに橢形フィ
ルタF2の内部で残り受光素子17の出力が加算(合成
)され、各櫛形フィルタF1.F2の受光素子17の受
光量に応じて電流電圧変換器20a、20bにて電気信
号に変換され、差動演算回路21aにて差動的に合成さ
れ信号Φ1を出力する。
同様に、前記第2の空間フィルタ19も、その一対の櫛
形フィルタF1.F2には電流電圧変換器20C,20
dがそれぞれ接続されるとともに、その各電流電圧変換
器20C,20dには第2の差vJ処理手段としての差
動演算回路21bが接続されている。よって、櫛形フィ
ルタFl、F2が被速度検出物11からの反射光を受光
すると、その櫛形フィルタ上1内部で1つおきの受光素
子17の出力が加算(合成)されるとともに櫛形フィル
タF2の内部で残り受光索子17の出力が加算(合成)
され、各櫛形フィルタFl、F2の受光素子17の受光
量に応じて電流電圧変換器20C,20dにて電気信号
に変換され、差動演算回路21bにて差動的に合成され
信号Φ2を出力する。
形フィルタF1.F2には電流電圧変換器20C,20
dがそれぞれ接続されるとともに、その各電流電圧変換
器20C,20dには第2の差vJ処理手段としての差
動演算回路21bが接続されている。よって、櫛形フィ
ルタFl、F2が被速度検出物11からの反射光を受光
すると、その櫛形フィルタ上1内部で1つおきの受光素
子17の出力が加算(合成)されるとともに櫛形フィル
タF2の内部で残り受光索子17の出力が加算(合成)
され、各櫛形フィルタFl、F2の受光素子17の受光
量に応じて電流電圧変換器20C,20dにて電気信号
に変換され、差動演算回路21bにて差動的に合成され
信号Φ2を出力する。
又、シュミット回路22a、22bは前記第1の空間フ
ィルタ16の出力信号による信号Φ1及び第2の空間フ
ィルタ19の出力信号による信号Φ2をそれぞれ入力し
、その各信号をパルス信号SGI、SG2にして出力す
る。移動方向検出手段としての位相比較回路23は各シ
ュミット回路22a、22bから信号SGIとSG2を
入力し、両信号の位相を比較してその位相のズレ方向に
より被速度検出物11の移動方向を検出する。
ィルタ16の出力信号による信号Φ1及び第2の空間フ
ィルタ19の出力信号による信号Φ2をそれぞれ入力し
、その各信号をパルス信号SGI、SG2にして出力す
る。移動方向検出手段としての位相比較回路23は各シ
ュミット回路22a、22bから信号SGIとSG2を
入力し、両信号の位相を比較してその位相のズレ方向に
より被速度検出物11の移動方向を検出する。
又、移動速度検出手段を構成する差動演算回路24は、
前記第1の空間フィルタ16の出力信号による信号Φ1
及び第2の空間フィルタ19の出力信号による信号Φ2
を入力し、両信号を差動的に合成し差動信号Φ3を出力
する。移動速度検出手段を構成する速度演算回路25は
その差動信号Φ3を入力しその信号の周期Tを求めると
ともにその周期Tから速度■を演算する。
前記第1の空間フィルタ16の出力信号による信号Φ1
及び第2の空間フィルタ19の出力信号による信号Φ2
を入力し、両信号を差動的に合成し差動信号Φ3を出力
する。移動速度検出手段を構成する速度演算回路25は
その差動信号Φ3を入力しその信号の周期Tを求めると
ともにその周期Tから速度■を演算する。
次に、このように構成した非接触型速度検出装置の作用
を説明する。
を説明する。
被速度検出物11からの反射光はレンズ14と半透鏡1
5により第1及び第2の空間フィルタ16.19に結像
される。そして、各空間フィルタ16.19内において
櫛形フィルタ上1内部で受光素子17の出力が加算(合
成)されるとともに櫛形フィルタF2の内部で受光素子
17の出力が加算(合成)される。そして、各櫛形フィ
ルタF1.F2の受光素子17の受光口に応じて電流電
圧変換器20a、20b、20c、20dにて電気信号
に変換され、さらに、差動演算回路21a、21bにて
第3図に示すように受光量に応じたレベルの信号Φ1.
Φ2が出力される。その信号の1.Φ2は各シュミット
回路22a。
5により第1及び第2の空間フィルタ16.19に結像
される。そして、各空間フィルタ16.19内において
櫛形フィルタ上1内部で受光素子17の出力が加算(合
成)されるとともに櫛形フィルタF2の内部で受光素子
17の出力が加算(合成)される。そして、各櫛形フィ
ルタF1.F2の受光素子17の受光口に応じて電流電
圧変換器20a、20b、20c、20dにて電気信号
に変換され、さらに、差動演算回路21a、21bにて
第3図に示すように受光量に応じたレベルの信号Φ1.
Φ2が出力される。その信号の1.Φ2は各シュミット
回路22a。
22bにて2値化が行なわれ第4図(a)、(b)に示
すようなパルス信@SG1.SG2が1qられる。
すようなパルス信@SG1.SG2が1qられる。
そして、位相比較回路23にて両パルス信丹SGI、S
G2の立上がりの差が求められる。このパルス信号SG
1.SG2の立上がりのズレ方向は第1及び第2の空間
フィルタ16.19への被速度検出物11の反射光の前
後関係に一致する。
G2の立上がりの差が求められる。このパルス信号SG
1.SG2の立上がりのズレ方向は第1及び第2の空間
フィルタ16.19への被速度検出物11の反射光の前
後関係に一致する。
よって、この位相比較回路23にて位相の遅れ時間τの
正負(±τ)が検出され、例えば第4図(a)のとき前
進状態と、又、第4図(b)のとき後進状態と判断され
る。
正負(±τ)が検出され、例えば第4図(a)のとき前
進状態と、又、第4図(b)のとき後進状態と判断され
る。
このとき、第1と第2の空間フィルタ16,19は結像
条件として光軸L1.L2に対し距離D1だけ相対的に
ズしているため2つの空間フィルタ16.19の信号の
間には、遅れ時間τ=Di/(mV)の関係が成立する
。ここで、そのズレ距離D1をDi<(P/2>とすれ
ば、空間フィルタ出力特性(周波数f= (mV)/P
)より の関係が導かれる。従って、Di<(P/2)とするこ
とにより遅れ時間τは出力信号Φ1.Φ2の半周期以内
の遅れにすることができ、両信号SG1.SG2の位相
の比較は単純に比較するだけでよく位相の補正等する必
要がなく容易に行なえる。
条件として光軸L1.L2に対し距離D1だけ相対的に
ズしているため2つの空間フィルタ16.19の信号の
間には、遅れ時間τ=Di/(mV)の関係が成立する
。ここで、そのズレ距離D1をDi<(P/2>とすれ
ば、空間フィルタ出力特性(周波数f= (mV)/P
)より の関係が導かれる。従って、Di<(P/2)とするこ
とにより遅れ時間τは出力信号Φ1.Φ2の半周期以内
の遅れにすることができ、両信号SG1.SG2の位相
の比較は単純に比較するだけでよく位相の補正等する必
要がなく容易に行なえる。
又、差動演算回路24は前記信号の1.Φ2を入力して
両信号を差動的に合成し差動信号Φ3を出力する。即ち
、被速度検出物11の表面のムラの大小により低域ノイ
ズの影響が大きく残るためS/N比を向上さヒ、S/N
比を大幅に改善している。速度演算回路25はその差動
信号Φ3の周期Tをゼロクロス等により求め前記(1〉
式により速度Vを演算する。この処理は前記第8図に示
した信号ΦA、ΦBから差動信号ΦCを得てその信号Φ
Cの周期Tを求めてその周期Tから速度Vを演算する処
理と同じものである。
両信号を差動的に合成し差動信号Φ3を出力する。即ち
、被速度検出物11の表面のムラの大小により低域ノイ
ズの影響が大きく残るためS/N比を向上さヒ、S/N
比を大幅に改善している。速度演算回路25はその差動
信号Φ3の周期Tをゼロクロス等により求め前記(1〉
式により速度Vを演算する。この処理は前記第8図に示
した信号ΦA、ΦBから差動信号ΦCを得てその信号Φ
Cの周期Tを求めてその周期Tから速度Vを演算する処
理と同じものである。
このように本実施例の非接触型速度検出装置は、別の空
間に一定距離(ズレ距離Di>を有する第1と第2の空
間フィルタ’16.19を設けた構造としたので、第7
図に示す従来の装置においては同一平面に受光素子を配
設していたため受光素子群An、3nの配置に規制があ
ったが、そのようなことがなくズレ距離りが任意に設定
できることとなる。又、第7図に示すズレの条件(P>
D>での受光素子の幅Wの関係で素子の受光部分に干渉
が起こらないように配置に制約があった(ズレ距離りに
任意性がない)が本実施例の装置ではそのようなことが
回避できる。又、本実施例では一般的によく使用される
一対の櫛形フィルタF1゜F2を備えた2つの空間フィ
ルタ16.19を使用したので、この装置を作る上では
その購入・製作等を容易に行なうことができ低コスト化
を図ることができる。
間に一定距離(ズレ距離Di>を有する第1と第2の空
間フィルタ’16.19を設けた構造としたので、第7
図に示す従来の装置においては同一平面に受光素子を配
設していたため受光素子群An、3nの配置に規制があ
ったが、そのようなことがなくズレ距離りが任意に設定
できることとなる。又、第7図に示すズレの条件(P>
D>での受光素子の幅Wの関係で素子の受光部分に干渉
が起こらないように配置に制約があった(ズレ距離りに
任意性がない)が本実施例の装置ではそのようなことが
回避できる。又、本実施例では一般的によく使用される
一対の櫛形フィルタF1゜F2を備えた2つの空間フィ
ルタ16.19を使用したので、この装置を作る上では
その購入・製作等を容易に行なうことができ低コスト化
を図ることができる。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものでなく、例
えば、第5図に示すように半透鏡15の角度を光軸りに
対し45度のままの状態で移動させることによりズレ距
離D1を形成させるようにしてもよい。この場合、2つ
の空間フィルタ16゜19の位置決めを容易に行なうこ
とができ、2つの空間フィルタ16.19間のズレ距離
を可変とするのに都合がよい。
えば、第5図に示すように半透鏡15の角度を光軸りに
対し45度のままの状態で移動させることによりズレ距
離D1を形成させるようにしてもよい。この場合、2つ
の空間フィルタ16゜19の位置決めを容易に行なうこ
とができ、2つの空間フィルタ16.19間のズレ距離
を可変とするのに都合がよい。
[発明の効果]
上述したようにこの発明によれば、移動方向の検出が可
能で、かつ受光素子群の配置を緩和できる優れた効果を
発揮する。
能で、かつ受光素子群の配置を緩和できる優れた効果を
発揮する。
第1図はこの発明の非接触型速度検出装置の断面図、第
2図は空間フィルタを示す図、第3図は差動演算回路か
ら出力される波形を示す図、第4図(a)、(b)はシ
ュミット回路から出力される波形を示す図、第5図は切
倒の非接触型速度検出装置の断面図、第6図は従来の非
接触型速度検出装置を説明するための図、第7図は従来
の非接触型速度検出装置を説明するための図、第8図は
差動処理を説明するための波形を示す図である。 11は被速度検出物、12は非接触型速度検出装置、1
4はレンズ、15は半透鏡、16は第1の空間フィルタ
、17は受光素子、19は第2の空間フィルタ、21a
は第1の差動処理手段としての差動演算回路、21bは
第2の差動処理手段としての差動演算回路、23は移動
方向検出手段としての位相比較回路、24は移動速度検
出手段を構成する差動演算回路、25は移動速度検出手
段を構成する速度演算回路、Dlはズレ距離、F2は第
2の光軸としての反射側光軸。
2図は空間フィルタを示す図、第3図は差動演算回路か
ら出力される波形を示す図、第4図(a)、(b)はシ
ュミット回路から出力される波形を示す図、第5図は切
倒の非接触型速度検出装置の断面図、第6図は従来の非
接触型速度検出装置を説明するための図、第7図は従来
の非接触型速度検出装置を説明するための図、第8図は
差動処理を説明するための波形を示す図である。 11は被速度検出物、12は非接触型速度検出装置、1
4はレンズ、15は半透鏡、16は第1の空間フィルタ
、17は受光素子、19は第2の空間フィルタ、21a
は第1の差動処理手段としての差動演算回路、21bは
第2の差動処理手段としての差動演算回路、23は移動
方向検出手段としての位相比較回路、24は移動速度検
出手段を構成する差動演算回路、25は移動速度検出手
段を構成する速度演算回路、Dlはズレ距離、F2は第
2の光軸としての反射側光軸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、被速度検出物の反射光を入力するレンズと、前記レ
ンズの光軸上に設けられ、受光素子を一定ピッチで複数
互いに平行になるように同一平面内に配設した第1の空
間フィルタと、 前記レンズと第1の空間フィルタとの間の光軸上に配置
した半透鏡と、 前記半透鏡の反射位置において同半透鏡により形成され
る第2の光軸に対し一定距離を隔てて設けられ、受光素
子を一定ピッチで複数互いに平行になるように同一平面
内に配設した第2の空間フィルタと、 前記第1の空間フィルタの受光素子のうちの1つおきに
設けられた受光素子から合成された出力信号と、当該第
1の空間フィルタの受光素子の残りの受光素子から合成
された出力信号とを差動的に合成する第1の差動処理手
段と、 前記第2の空間フィルタの受光素子のうちの1つおきに
設けられた受光素子から合成された出力信号と、当該第
2の空間フィルタの受光素子の残りの受光素子から合成
された出力信号とを差動的に合成する第2の差動処理手
段と、 前記第1の差動処理手段の出力信号と第2の差動処理手
段の出力信号を入力して両信号の位相を比較してその位
相のズレ方向により被速度検出物の移動方向を検出する
移動方向検出手段と、前記第1の差動処理手段の出力信
号と第2の差動処理手段の出力信号を入力して両信号を
差動的に合成し、その差動信号に基づいて被速度検出物
の移動速度を検出する移動速度検出手段と を備えた非接触型速度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2688088A JPH01202667A (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 非接触型速度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2688088A JPH01202667A (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 非接触型速度検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01202667A true JPH01202667A (ja) | 1989-08-15 |
Family
ID=12205597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2688088A Pending JPH01202667A (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 非接触型速度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01202667A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023228493A1 (ja) * | 2022-05-27 | 2023-11-30 | アズビル株式会社 | 速度測定装置及び速度測定方法 |
-
1988
- 1988-02-08 JP JP2688088A patent/JPH01202667A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023228493A1 (ja) * | 2022-05-27 | 2023-11-30 | アズビル株式会社 | 速度測定装置及び速度測定方法 |
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