JPH01275490A - 粒状肥料の製造法 - Google Patents
粒状肥料の製造法Info
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- JPH01275490A JPH01275490A JP63102972A JP10297288A JPH01275490A JP H01275490 A JPH01275490 A JP H01275490A JP 63102972 A JP63102972 A JP 63102972A JP 10297288 A JP10297288 A JP 10297288A JP H01275490 A JPH01275490 A JP H01275490A
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Landscapes
- Glanulating (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は粒状肥料の製造法に関するものである。詳しく
は、安定して歩留りよく粒状肥料を製造する方法に関す
るものである。
は、安定して歩留りよく粒状肥料を製造する方法に関す
るものである。
従来、粒状肥料の製造においては、運転員が造粒機から
出る造粒された粒状肥料をサンプリングし、目視により
、あるいは手篩いして造粒状態を把握し、造粒機に供給
する水分量を決定していた。
出る造粒された粒状肥料をサンプリングし、目視により
、あるいは手篩いして造粒状態を把握し、造粒機に供給
する水分量を決定していた。
この方法によるときは、労力を要する上に時間がかかり
、しかも運転員の勘と経験によるところもあって個人差
を無視できず、安定運転、歩留向上の面から改善が望ま
れていた。
、しかも運転員の勘と経験によるところもあって個人差
を無視できず、安定運転、歩留向上の面から改善が望ま
れていた。
本発明者等は、粒状肥料の製造法につき鋭意研究を重ね
た結果、造粒機から出る造粒された粒状肥料を静止画像
として捉え、これを特定のコンピュータ処理し、得られ
た情報によって操作量を決定するときは、労力の軽減、
時間の短縮ができ、又、運転員の個人差の問題もなく長
期間にわたって安定した運転ができることを確認して本
発明を完成した。
た結果、造粒機から出る造粒された粒状肥料を静止画像
として捉え、これを特定のコンピュータ処理し、得られ
た情報によって操作量を決定するときは、労力の軽減、
時間の短縮ができ、又、運転員の個人差の問題もなく長
期間にわたって安定した運転ができることを確認して本
発明を完成した。
すなわち、本発明は工業的有利に粒状肥料を製造するこ
とを目的とするものであり、その目的は、 肥料原料と、水および/または水蒸気を造粒機に供給し
て造粒し、篩分けして製品粒状肥料を取得する粒状肥料
の製造法において、a 造粒機出口から篩入口までの任
意の箇所で、造粒された粒状肥料の流れを静止画像とし
て撮影し、 b 該静止画像から造粒された粒状肥料の重量粒径分布
を算出して、希望製品粒状肥料の粒径の範囲(以下製品
サイズという)、希望製品粒状肥料より細かい粒径の範
囲(以下細粉という)および希望製品粒状肥料より大き
い粒径の範囲(以下粗粒という)の重量割合を求め、 C上記各範囲の重量割合と、理想的に造粒されたときの
それらの範囲の重量割合とをそれぞれ比較することによ
って、粒状肥料の造粒状態を認識し、 d 造粒される粒状肥料の粒径を全体的に大きくする必
要のあるときは、造粒機内の水分量を増やし、造粒され
る粒状肥料の粒径を全体的に小さくする必要のあるとき
は、造粒機内の水分量を減らすことによって達成される
。
とを目的とするものであり、その目的は、 肥料原料と、水および/または水蒸気を造粒機に供給し
て造粒し、篩分けして製品粒状肥料を取得する粒状肥料
の製造法において、a 造粒機出口から篩入口までの任
意の箇所で、造粒された粒状肥料の流れを静止画像とし
て撮影し、 b 該静止画像から造粒された粒状肥料の重量粒径分布
を算出して、希望製品粒状肥料の粒径の範囲(以下製品
サイズという)、希望製品粒状肥料より細かい粒径の範
囲(以下細粉という)および希望製品粒状肥料より大き
い粒径の範囲(以下粗粒という)の重量割合を求め、 C上記各範囲の重量割合と、理想的に造粒されたときの
それらの範囲の重量割合とをそれぞれ比較することによ
って、粒状肥料の造粒状態を認識し、 d 造粒される粒状肥料の粒径を全体的に大きくする必
要のあるときは、造粒機内の水分量を増やし、造粒され
る粒状肥料の粒径を全体的に小さくする必要のあるとき
は、造粒機内の水分量を減らすことによって達成される
。
本発明で対象とする粒状肥料としては、肥料取締法に基
づく肥料で、粒径が/〜グーの粒状ないし塊状のもので
ある。肥料成分でいうと、窒素質肥料、りん酸質肥料、
加里質肥料、第一種複合肥料、石灰質肥料、けい酸質肥
料、苦土肥料、マンガン質肥料、はう酸質肥料、微量要
素複合肥料等があげられるが、肥料の原料であるりん鉱
石のような天然物も対象とすることができる。
づく肥料で、粒径が/〜グーの粒状ないし塊状のもので
ある。肥料成分でいうと、窒素質肥料、りん酸質肥料、
加里質肥料、第一種複合肥料、石灰質肥料、けい酸質肥
料、苦土肥料、マンガン質肥料、はう酸質肥料、微量要
素複合肥料等があげられるが、肥料の原料であるりん鉱
石のような天然物も対象とすることができる。
以下、本発明を図によって説明する。第1図は本発明の
実施の態様の一例を示す略図である。
実施の態様の一例を示す略図である。
図において/は造粒機、コは肥料原料入口、3は水およ
び/または水蒸気入口、弘は循環細粉入口、jは造粒さ
れた粒状肥料の流れ、乙はテレビカメラ、7は制御シス
テム、gは制御信号、りは乾燥機、10は乾燥粒状肥料
の流れ、//は細粉ホッパー、12は製品サイズホッパ
ー、/3は粗粒ホッパー、l弘は製品粒状肥料取出口、
/!は粉砕機、/Aは循環細粉ライン、/7は循環細粉
ホッパーを示す。
び/または水蒸気入口、弘は循環細粉入口、jは造粒さ
れた粒状肥料の流れ、乙はテレビカメラ、7は制御シス
テム、gは制御信号、りは乾燥機、10は乾燥粒状肥料
の流れ、//は細粉ホッパー、12は製品サイズホッパ
ー、/3は粗粒ホッパー、l弘は製品粒状肥料取出口、
/!は粉砕機、/Aは循環細粉ライン、/7は循環細粉
ホッパーを示す。
造粒機/には、肥料原料、水および/または水蒸気およ
び循環細粉を供給し、転動させて造粒を行う。造粒機の
形式としては種々のものが使用出来るが、連続運転を行
うにはドラム型造粒機が好適である。
び循環細粉を供給し、転動させて造粒を行う。造粒機の
形式としては種々のものが使用出来るが、連続運転を行
うにはドラム型造粒機が好適である。
肥料原料人口2からは、肥料原料を個別にまたは混合し
て導入する。水および/または水蒸気人口3からは、製
造する粒状肥料の種類に応じて決められた処方に従って
水および/または水蒸気を導入する。循環細粉ラインか
らは、循環a粉ホッパー77からの循環細粉を導入する
。
て導入する。水および/または水蒸気人口3からは、製
造する粒状肥料の種類に応じて決められた処方に従って
水および/または水蒸気を導入する。循環細粉ラインか
らは、循環a粉ホッパー77からの循環細粉を導入する
。
造粒14/で造粒された粒状肥料は、乾燥機りで乾燥し
、乾燥粒状肥料10は篩によって細粉、製品サイズおよ
び粗粒に篩分して、それぞれ細粉ホッハー//、製品サ
イズホッパー/、2および粗粒ホッパー13に導入する
。
、乾燥粒状肥料10は篩によって細粉、製品サイズおよ
び粗粒に篩分して、それぞれ細粉ホッハー//、製品サ
イズホッパー/、2および粗粒ホッパー13に導入する
。
一粒状肥料の流れを静止画像として撮影するには、造粒
機/の出口から篩の入口までの任意の場所、具体的には
造粒機lから乾燥機りへの造粒された粒状肥料の流れ夕
または乾燥機りから篩の入口への乾燥粒状肥料の流れI
Oを対象として撮影すればよいが、乾燥時の破砕等の影
響を受けることがないことから、造粒された粒状肥料の
流れjを対象として撮影するのがよい。
機/の出口から篩の入口までの任意の場所、具体的には
造粒機lから乾燥機りへの造粒された粒状肥料の流れ夕
または乾燥機りから篩の入口への乾燥粒状肥料の流れI
Oを対象として撮影すればよいが、乾燥時の破砕等の影
響を受けることがないことから、造粒された粒状肥料の
流れjを対象として撮影するのがよい。
粒状肥料の流れを静止画像化するには、テレビカメラt
とストロボ光またはシャッターの組合せを採用するのが
よく、例えば、特開昭6O−issψ/号明細書に記載
されているような、テレビカメラと、スリットを通して
膜状としたストロボ光を用い、対象物にテレビカメラの
光軸に対して直角方向からストロボスリット光を当てる
ことによって、容易に静止画像を得ることができる。
とストロボ光またはシャッターの組合せを採用するのが
よく、例えば、特開昭6O−issψ/号明細書に記載
されているような、テレビカメラと、スリットを通して
膜状としたストロボ光を用い、対象物にテレビカメラの
光軸に対して直角方向からストロボスリット光を当てる
ことによって、容易に静止画像を得ることができる。
乾燥機りの形式も種々のものが使用出来るが、連続運転
を行うにはドラム型乾燥機が好適である。
を行うにはドラム型乾燥機が好適である。
篩分し、製品サイズホッパーノコに導入した粒状肥料は
、製品肥料として出口/4Zから抜き出す。粗粒ホッパ
ー13に導入した粗粒は粉砕機/jで粉砕した後、細粉
ホッパー/lの細粉と合わせて循環細粉ライン16を通
して循環細粉ホッパー17に蓄える。
、製品肥料として出口/4Zから抜き出す。粗粒ホッパ
ー13に導入した粗粒は粉砕機/jで粉砕した後、細粉
ホッパー/lの細粉と合わせて循環細粉ライン16を通
して循環細粉ホッパー17に蓄える。
本発明に於ては上述の如き肥料の製造法に於て、静止画
像から粒状肥料の重量粒径分布を算出しある粒径範囲の
重量割合を理想的に造粒されたときのその範囲の重量割
合と比較して粒状肥料の造粒状態を認識し、その認識に
基づいて、造粒機内の水分量を調節することにより、安
定して歩留りよく粒状肥料を製造するものであるが、以
下にその詳細を説明する。
像から粒状肥料の重量粒径分布を算出しある粒径範囲の
重量割合を理想的に造粒されたときのその範囲の重量割
合と比較して粒状肥料の造粒状態を認識し、その認識に
基づいて、造粒機内の水分量を調節することにより、安
定して歩留りよく粒状肥料を製造するものであるが、以
下にその詳細を説明する。
本発明では造粒機lにて造粒された粒状肥料の造粒状態
を、テレビカメラ乙によって撮影された静止画像から把
握する。具体的にはこの静止画像をコンピュータ処理す
ることによって粒度分布を算出し、該粒度分布より製品
サイズの重量割合、細粉の重量割合、粗粒の重量割合を
算出する。一方、運転員が造粒機lにて造粒された粒状
肥料を粒状肥料の流れ!より採取し手篩いするときであ
って、理想的に造粒が行われているときの製品サイズ、
細粉及び粗粒の重量品サイズの重量割合、細粉の重量割
合、粗粒の重量割合につき、夫々静止画像から算出した
値と理想的に造粒が行なわれているときの値(設定値)
とを比較することにより粒状肥料の造粒状態を認識する
。
を、テレビカメラ乙によって撮影された静止画像から把
握する。具体的にはこの静止画像をコンピュータ処理す
ることによって粒度分布を算出し、該粒度分布より製品
サイズの重量割合、細粉の重量割合、粗粒の重量割合を
算出する。一方、運転員が造粒機lにて造粒された粒状
肥料を粒状肥料の流れ!より採取し手篩いするときであ
って、理想的に造粒が行われているときの製品サイズ、
細粉及び粗粒の重量品サイズの重量割合、細粉の重量割
合、粗粒の重量割合につき、夫々静止画像から算出した
値と理想的に造粒が行なわれているときの値(設定値)
とを比較することにより粒状肥料の造粒状態を認識する
。
すなわち、造粒機/にて造粒された粒状肥料の細粉の重
量割合が理想的な造粒状態の細粉の重量割合(設定値)
に比べて大きければその粒状肥料の造粒状態は小さいと
認識でき、造粒機/で造粒された粒状肥料の粗粒の重量
割合が理想的な造粒状態の粗粒の重量割合(設定値)に
比べて太きければ、その粒状肥料の造粒状態は大きいと
認識できる。また、造粒機lにて造粒された粒状肥料の
製品サイズの重量割合が理想的な造粒状態の製品サイズ
の重量割合(設定値)以上であればその粒状肥料の造粒
状態は良好で(設定値)と、造粒機lにて造粒された粒
状肥料のそれらとの比較においては上記例以外にも複雑
な組合せがあり、例えば、上記細粉、製品サイズおよび
粗粒の3つの区分のうちの2つについて比較を行うこと
によって目的を達成することもできるし、細粉、製品サ
イズおよび粗粒を3つ以上に区分して比較に供してもよ
い。また、大きさ、小ささを表す度合いも考慮に入れる
必要があるが、運転員の経験的知識に基づいて作成した
認識ルールを用いたファジィ推論をコンピュータで行う
ことによって対処する。
量割合が理想的な造粒状態の細粉の重量割合(設定値)
に比べて大きければその粒状肥料の造粒状態は小さいと
認識でき、造粒機/で造粒された粒状肥料の粗粒の重量
割合が理想的な造粒状態の粗粒の重量割合(設定値)に
比べて太きければ、その粒状肥料の造粒状態は大きいと
認識できる。また、造粒機lにて造粒された粒状肥料の
製品サイズの重量割合が理想的な造粒状態の製品サイズ
の重量割合(設定値)以上であればその粒状肥料の造粒
状態は良好で(設定値)と、造粒機lにて造粒された粒
状肥料のそれらとの比較においては上記例以外にも複雑
な組合せがあり、例えば、上記細粉、製品サイズおよび
粗粒の3つの区分のうちの2つについて比較を行うこと
によって目的を達成することもできるし、細粉、製品サ
イズおよび粗粒を3つ以上に区分して比較に供してもよ
い。また、大きさ、小ささを表す度合いも考慮に入れる
必要があるが、運転員の経験的知識に基づいて作成した
認識ルールを用いたファジィ推論をコンピュータで行う
ことによって対処する。
粒状肥料の造粒状態、あるいは粒度分布に最も大きな影
響を与えるものは造粒物の水分量であり、造粒機l中の
粒状肥料の水分量を増すことによって粒状肥料の成長は
促されて粒子は犬きくなる。したがりて造粒機/中の粒
状肥料の粒径を全体的に大きくする必要があるとき、す
なわち、コンピュータ処理等による造粒状態の認識によ
って造粒状態が小さいと認識されたときは造粒機/中の
粒状肥料の水分量を増すことによってその目的を達成す
ることができる。また逆に造粒機l中の粒状肥料の成長
を抑制する必要があるとき、すなわち造粒状態が大きい
と認識されたときは造粒機l中の粒状肥料の水分量を減
らすことによってその目的を達成することができる。い
いかえれば造粒機l中に供給する水分量を造粒状態の認
識に基づいて適宜調節することによって造粒機lにて造
粒された粒状肥料の粒度分布を理想的な造粒状態の粒度
分布に近づけることができる。
響を与えるものは造粒物の水分量であり、造粒機l中の
粒状肥料の水分量を増すことによって粒状肥料の成長は
促されて粒子は犬きくなる。したがりて造粒機/中の粒
状肥料の粒径を全体的に大きくする必要があるとき、す
なわち、コンピュータ処理等による造粒状態の認識によ
って造粒状態が小さいと認識されたときは造粒機/中の
粒状肥料の水分量を増すことによってその目的を達成す
ることができる。また逆に造粒機l中の粒状肥料の成長
を抑制する必要があるとき、すなわち造粒状態が大きい
と認識されたときは造粒機l中の粒状肥料の水分量を減
らすことによってその目的を達成することができる。い
いかえれば造粒機l中に供給する水分量を造粒状態の認
識に基づいて適宜調節することによって造粒機lにて造
粒された粒状肥料の粒度分布を理想的な造粒状態の粒度
分布に近づけることができる。
粒状肥料の製造において造粒状態を調節するとき、すな
わち造粒機/中の粒状肥料の水分量を調節する場合の操
作変数としては次の3種類を用いる。
わち造粒機/中の粒状肥料の水分量を調節する場合の操
作変数としては次の3種類を用いる。
(1)水
(II)水蒸気
(iii)循環細粉
上記3種類の操作変数は、夫々肥料の造粒に関して特性
を有するため、その特性に応じて使い分ける必要がある
。即ち粒状肥料の造粒状態は水に非常に敏感に影響を受
け、粒状肥料の種類によっては水を少しでも加えること
によって造粒機l中の粒状肥料の水分量が多くなりすぎ
、粒子状にならずに泥状になってしまうものがある。し
たがって水を用いると肥料が泥状になる種類に対しては
水は使用せずその他の種類の肥料に対しては主に粒度の
粗調整を目的として即ち粒度を大幅に変化させたいとき
に水を使用するのが良い。例えば造粒機lに造粒機l中
の造粒物重量の3〜ψ係の水蒸気を供給しても造粒状態
が小さいときは、造粒機/中の造粒物重量の0.j″−
0,73%の水を供給し、その後も造粒状態が小さいま
まであれば造粒機l中の造粒物重量の/、0〜/、5%
の水を造粒機lに供給する。
を有するため、その特性に応じて使い分ける必要がある
。即ち粒状肥料の造粒状態は水に非常に敏感に影響を受
け、粒状肥料の種類によっては水を少しでも加えること
によって造粒機l中の粒状肥料の水分量が多くなりすぎ
、粒子状にならずに泥状になってしまうものがある。し
たがって水を用いると肥料が泥状になる種類に対しては
水は使用せずその他の種類の肥料に対しては主に粒度の
粗調整を目的として即ち粒度を大幅に変化させたいとき
に水を使用するのが良い。例えば造粒機lに造粒機l中
の造粒物重量の3〜ψ係の水蒸気を供給しても造粒状態
が小さいときは、造粒機/中の造粒物重量の0.j″−
0,73%の水を供給し、その後も造粒状態が小さいま
まであれば造粒機l中の造粒物重量の/、0〜/、5%
の水を造粒機lに供給する。
もし粒状肥料が犬きくなりすぎればその程度に応じて粗
調整として水、微調整として水蒸気を用いて造粒状態の
調節を行うのが良い。
調整として水、微調整として水蒸気を用いて造粒状態の
調節を行うのが良い。
一方、水が主に造粒状態の粗調整を目的として使用され
るのに対し水蒸気は主に造粒状態の微調整を目的として
使用される。例えば造粒状態がすこし小さいと認識され
たときは、造粒機lに供給する水蒸気を造粒機l中道粒
物重量の約0.1%増やし、逆にすこし大きいと認識さ
れたときは水蒸気を造粒機l中道粒物重量の約o、i%
減らすのが良い。また造粒機lに供給する水蒸気量が造
粒機l中道粒物重量の3〜弘チよりも小さければ造粒状
態の粗調整も水蒸気で行い、例えば造粒状態がかなり小
さいと認識されたときは水蒸気を造粒機l中道粒物重量
の約0.2%増やし、逆にかなり大きいと認識されたと
きは水蒸気を造粒機l中道粒物重量の約0.2チ減らす
のがよい。また水により泥状になる種類の粒状肥料につ
いては造粒機/に供給する水蒸気量が、造粒機l中の造
粒物重量の3〜g%をこえても水蒸気を用いて造粒状態
を調節するのが良い。
るのに対し水蒸気は主に造粒状態の微調整を目的として
使用される。例えば造粒状態がすこし小さいと認識され
たときは、造粒機lに供給する水蒸気を造粒機l中道粒
物重量の約0.1%増やし、逆にすこし大きいと認識さ
れたときは水蒸気を造粒機l中道粒物重量の約o、i%
減らすのが良い。また造粒機lに供給する水蒸気量が造
粒機l中道粒物重量の3〜弘チよりも小さければ造粒状
態の粗調整も水蒸気で行い、例えば造粒状態がかなり小
さいと認識されたときは水蒸気を造粒機l中道粒物重量
の約0.2%増やし、逆にかなり大きいと認識されたと
きは水蒸気を造粒機l中道粒物重量の約0.2チ減らす
のがよい。また水により泥状になる種類の粒状肥料につ
いては造粒機/に供給する水蒸気量が、造粒機l中の造
粒物重量の3〜g%をこえても水蒸気を用いて造粒状態
を調節するのが良い。
又循環細粉ホッパー77に蓄えられた循環細粉は乾燥機
りで乾燥されたものであるために、この細粉循環量を操
作することによって造粒機l中の造粒物の水分量を調節
することができる。
りで乾燥されたものであるために、この細粉循環量を操
作することによって造粒機l中の造粒物の水分量を調節
することができる。
すなわち、この乾燥した循環細粉の循環量を増やすこと
によって造粒機/中の造粒物重量に対する水分量は減少
し、逆に循環量を減らすことによって造粒機l中の造粒
物重量に対する水分量は増加する。したがって細粉循環
量を増減することによって造粒状態を調節することがで
きる。尚、細粉循環量の操作により循環細粉ホッパー1
7に蓄えられた循環細粉の量を調節することも可能であ
る。即ち循環細粉ホッパー77中の循環細粉が少なくな
れば細粉循環量を減らし、循環細粉ホッパー17に蓄え
られた循環細粉が多量あれば細粉循環量を増やせば良い
。したがって細粉循環量の操作については造粒状態の認
識結果と循環細粉ホッパー/7中の循環細粉量の関係か
ら操作量を決定する。
によって造粒機/中の造粒物重量に対する水分量は減少
し、逆に循環量を減らすことによって造粒機l中の造粒
物重量に対する水分量は増加する。したがって細粉循環
量を増減することによって造粒状態を調節することがで
きる。尚、細粉循環量の操作により循環細粉ホッパー1
7に蓄えられた循環細粉の量を調節することも可能であ
る。即ち循環細粉ホッパー77中の循環細粉が少なくな
れば細粉循環量を減らし、循環細粉ホッパー17に蓄え
られた循環細粉が多量あれば細粉循環量を増やせば良い
。したがって細粉循環量の操作については造粒状態の認
識結果と循環細粉ホッパー/7中の循環細粉量の関係か
ら操作量を決定する。
上記3種類の操作変数の操作量については、運転員の経
験的知識に基づいて作成した制御ルールを用いたファジ
ィ推論をコンピュータで行うことにより決定する。
験的知識に基づいて作成した制御ルールを用いたファジ
ィ推論をコンピュータで行うことにより決定する。
本処理の頻度については、安定時には7時間に1回程度
でもよいが通常s −g o分間に1回、好ましくはg
〜72分間に1回である。
でもよいが通常s −g o分間に1回、好ましくはg
〜72分間に1回である。
本発明方法によるときは、大幅な労力の軽減、時間の短
縮ができ、運転員の個人差の問題もないので、安定して
歩留りよく粒状肥料を製造することができる。
縮ができ、運転員の個人差の問題もないので、安定して
歩留りよく粒状肥料を製造することができる。
第1図は本発明の実施の態様の一例を示す略図である。
/ 造粒機
λ 肥料原料入口
3 水および/または水蒸気入口
ψ 循環細粉入口
! 造粒された粒状肥料の流れ
t テレビカメラ
7 制御システム
g 制御信号
タ 乾燥機
10 乾燥粒状肥料の流れ
l/ 細粉ホッパー
/2 製品サイズホッパー
13 粗粒ホッパー
/グ 製品粒状肥料取出口
/! 粉砕機
16 循環細粉ライン
/7 循環細粉ホッパー
出 願 人 三菱化成工業株式会社
代 理 人 弁理士 良否用 −ほか/名
Claims (1)
- (1)肥料原料と、水および/または水蒸気を造粒機に
供給して造粒し、篩分けして製品粒状肥料を取得する粒
状肥料の製造法において、 a 造粒機出口から篩入口までの任意の箇所で、造粒さ
れた粒状肥料の流れを静止画像として撮影し、 b 該静止画像から造粒された粒状肥料の重量粒径分布
を算出して、希望製品粒状肥料の粒径の範囲、希望製品
粒状肥料より細かい粒径の範囲および希望製品粒状肥料
より大きい粒径の範囲の重量割合を求め c 上記各範囲の重量割合と、理想的に造粒されたとき
の各範囲の重量割合とをそれぞれ比較することによって
、粒状肥料の造粒状態を認識し、 d 造粒される粒状肥料の粒径を全体的に大きくする必
要のあるときは、造粒機内の水分量を増やし、造粒され
る粒状肥料の粒径を全体的に小さくする必要のあるとき
は、造粒機内の水分量を減らすことを特徴とする粒状肥
料の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63102972A JP2572809B2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 粒状肥料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63102972A JP2572809B2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 粒状肥料の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01275490A true JPH01275490A (ja) | 1989-11-06 |
JP2572809B2 JP2572809B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=14341667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63102972A Expired - Lifetime JP2572809B2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 粒状肥料の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572809B2 (ja) |
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CN112387213A (zh) * | 2020-11-05 | 2021-02-23 | 湖南华沃生物科技有限公司 | 一种复合肥造粒挤压系统 |
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-
1988
- 1988-04-26 JP JP63102972A patent/JP2572809B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2572809B2 (ja) | 1997-01-16 |
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