JPH0127513B2 - - Google Patents
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- JPH0127513B2 JPH0127513B2 JP54062538A JP6253879A JPH0127513B2 JP H0127513 B2 JPH0127513 B2 JP H0127513B2 JP 54062538 A JP54062538 A JP 54062538A JP 6253879 A JP6253879 A JP 6253879A JP H0127513 B2 JPH0127513 B2 JP H0127513B2
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- JP
- Japan
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- recording medium
- magnetic recording
- medium chamber
- magnetic
- moisture absorbent
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- 239000002250 absorbent Substances 0.000 claims description 29
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 claims description 29
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 9
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 7
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 6
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 description 2
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
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- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/50—Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges
- G11B23/505—Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges of disk carriers
- G11B23/507—Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges of disk carriers combined with means for reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、磁気デイスク、磁気テープおよび磁
気ドラムなどを磁気記録媒体とする磁気記憶装置
に関するものである。
気ドラムなどを磁気記録媒体とする磁気記憶装置
に関するものである。
一般に、この種磁気記憶装置における磁気記録
媒体室内は、無塵状態でしかも低湿度雰囲気に保
つ必要がある。これは磁気記録媒体が塵埃あるい
は外気中の水分によつて酸化劣化することで起き
るヘツドクラツシユを防止するためであり、ま
た、磁気デイスク装置に代表されるコンタクトス
タート・ストツプ方式の磁気記憶装置において浮
動ヘツドが磁気デイスクに強固に付着してしまう
のを防止するためである。すなわち、磁気記録媒
体としての磁気デイスクの回転起動時や停止時に
浮動ヘツドがデイスク面と接触するコンタクトス
タート・ストツプ方式による磁気記憶装置におい
て、停止中にデイスク面と浮動ヘツド間に外気中
の水分が侵入することによる付着を防止するため
である。
媒体室内は、無塵状態でしかも低湿度雰囲気に保
つ必要がある。これは磁気記録媒体が塵埃あるい
は外気中の水分によつて酸化劣化することで起き
るヘツドクラツシユを防止するためであり、ま
た、磁気デイスク装置に代表されるコンタクトス
タート・ストツプ方式の磁気記憶装置において浮
動ヘツドが磁気デイスクに強固に付着してしまう
のを防止するためである。すなわち、磁気記録媒
体としての磁気デイスクの回転起動時や停止時に
浮動ヘツドがデイスク面と接触するコンタクトス
タート・ストツプ方式による磁気記憶装置におい
て、停止中にデイスク面と浮動ヘツド間に外気中
の水分が侵入することによる付着を防止するため
である。
このため、磁気記録媒体および浮動ヘツドが収
容される磁気記録媒体室を密閉構造とし、この磁
気記録媒体室内に乾燥した空気を封入することも
考えられる。しかし、このような構造では、運転
中における磁気記録媒体室内の温度上昇に伴なう
空気の膨張を考慮して、強固な密閉用カバーない
し気密用シールを必要とするため、磁気記憶装置
が不必要に大型化し、コストが嵩むという不都合
がある。
容される磁気記録媒体室を密閉構造とし、この磁
気記録媒体室内に乾燥した空気を封入することも
考えられる。しかし、このような構造では、運転
中における磁気記録媒体室内の温度上昇に伴なう
空気の膨張を考慮して、強固な密閉用カバーない
し気密用シールを必要とするため、磁気記憶装置
が不必要に大型化し、コストが嵩むという不都合
がある。
そこで、最近は磁気記録媒体室に、吸湿剤が収
納された吸湿剤容器を付設した磁気記憶装置が提
案されている。第1図はこの種従来の磁気記憶装
置の一例を示す縦断面図で、同図において、基台
1は後述する諸部材を一体に保持し、さらにこの
基台1には2個の通気孔2,3が穿設されてお
り、これら両通気孔2,3にはそれぞれエアフイ
ルタ4,5が設けられている。この一方のエアフ
イルタ4は、外気中の塵埃が磁気記録媒体室6内
に侵入するのを阻止するためのものであり、また
他方のエアフイルタ5は、基台1に付設された吸
湿剤容器7内の吸湿剤8から放出された塵埃が磁
気記録媒体室6内に侵入するのを阻止するための
ものである。9は前記基台1の下側に設けられた
モータで、このモータ9は基台1に対して密閉接
合されたカバー10によつて保持されている。1
1はスピンドルで、このスピンドル11は軸受1
2を介して基台1に軸支され、その一端が基台1
上に臨み、この突出部に磁気記録媒体としての磁
気デイスク13が固定されている。14はこの磁
気デイスク13および前記通気孔2,3を覆うよ
うに基台1上に固定された密閉カバーで、この密
閉カバー14と基台1とで磁気記録媒体室6を形
成している。
納された吸湿剤容器を付設した磁気記憶装置が提
案されている。第1図はこの種従来の磁気記憶装
置の一例を示す縦断面図で、同図において、基台
1は後述する諸部材を一体に保持し、さらにこの
基台1には2個の通気孔2,3が穿設されてお
り、これら両通気孔2,3にはそれぞれエアフイ
ルタ4,5が設けられている。この一方のエアフ
イルタ4は、外気中の塵埃が磁気記録媒体室6内
に侵入するのを阻止するためのものであり、また
他方のエアフイルタ5は、基台1に付設された吸
湿剤容器7内の吸湿剤8から放出された塵埃が磁
気記録媒体室6内に侵入するのを阻止するための
ものである。9は前記基台1の下側に設けられた
モータで、このモータ9は基台1に対して密閉接
合されたカバー10によつて保持されている。1
1はスピンドルで、このスピンドル11は軸受1
2を介して基台1に軸支され、その一端が基台1
上に臨み、この突出部に磁気記録媒体としての磁
気デイスク13が固定されている。14はこの磁
気デイスク13および前記通気孔2,3を覆うよ
うに基台1上に固定された密閉カバーで、この密
閉カバー14と基台1とで磁気記録媒体室6を形
成している。
したがつて、磁気記録媒体室6内の湿気は、こ
の室内と連通する吸湿剤容器7内に充填された吸
湿剤8によつて吸湿されるから、磁気記録媒体室
6内は乾燥状態に保たれる。一方、磁気記憶装置
の運転に伴なう磁気記録媒体室6内の温度上昇に
よる空気の膨張分は通気孔2から磁気記録媒体室
6外に放出され、運転停止に伴なう温度下降によ
る吸引はエアフイルタ4を通して行われるから、
磁気記録媒体室6内に塵埃が侵入することがな
い。
の室内と連通する吸湿剤容器7内に充填された吸
湿剤8によつて吸湿されるから、磁気記録媒体室
6内は乾燥状態に保たれる。一方、磁気記憶装置
の運転に伴なう磁気記録媒体室6内の温度上昇に
よる空気の膨張分は通気孔2から磁気記録媒体室
6外に放出され、運転停止に伴なう温度下降によ
る吸引はエアフイルタ4を通して行われるから、
磁気記録媒体室6内に塵埃が侵入することがな
い。
しかるに、このような構造では、大きなエアフ
イルタを必要とするばかりか、吸湿剤の寿命が短
かくなるという欠点がある。すなわち、磁気記録
媒体室6内の温度変化に伴なう通気孔2の呼吸作
用によつて、エアフイルタ4に塵埃が付着し目詰
りが起きるため、この目詰りを長期間にわたつて
防止するためにエアフイルタ4の面積を大きくし
なければならないからである。たとえば、市販さ
れている紙製アブソリユートフイルタを使用した
場合、その面積は数10cm2程度のものとしなければ
ならない。そして、このような大面積のエアフイ
ルタを使用することは、必然的に通気孔2におけ
る通気抵抗が低くなり、磁気記録媒体室6内への
外気中の湿気の侵入に対しては実質的に無力とな
るので、吸湿剤8がその機能を果し得るのはせい
ぜい数1000時間程度となり、吸湿剤8の交換をひ
んぱんに行なわなければならない。
イルタを必要とするばかりか、吸湿剤の寿命が短
かくなるという欠点がある。すなわち、磁気記録
媒体室6内の温度変化に伴なう通気孔2の呼吸作
用によつて、エアフイルタ4に塵埃が付着し目詰
りが起きるため、この目詰りを長期間にわたつて
防止するためにエアフイルタ4の面積を大きくし
なければならないからである。たとえば、市販さ
れている紙製アブソリユートフイルタを使用した
場合、その面積は数10cm2程度のものとしなければ
ならない。そして、このような大面積のエアフイ
ルタを使用することは、必然的に通気孔2におけ
る通気抵抗が低くなり、磁気記録媒体室6内への
外気中の湿気の侵入に対しては実質的に無力とな
るので、吸湿剤8がその機能を果し得るのはせい
ぜい数1000時間程度となり、吸湿剤8の交換をひ
んぱんに行なわなければならない。
このような欠点を解消する手段として本願発明
者らは、特願昭53―120402号(特開昭54―48877
号)による発明を提案した。この提案は、外気と
対接するエアフイルタと磁気記録媒体室間に口径
0.5〜0.8mmの絞りを介装することにより、磁気記
録媒体室内の温度上昇あるいは温度降下時に、磁
気記録媒体室内の空気圧力が外気圧に対して過大
に変化しない程度の流路抵抗を付与することによ
つて必要最小限の流通を行わせ、外気内の湿気の
拡散による磁気記録媒体室への侵入を阻止するも
のである。したがつて、磁気記録媒体室内への塵
埃の侵入が阻止でき、かつ磁気記録媒体室内を低
湿度に保つことができ、しかも吸湿剤の寿命をあ
る程度延ばすことができる。しかし、このような
構造では、外気と通じている通気孔の側だけに流
路抵抗を付与しているため、吸湿剤と通じている
通気孔の側に呼吸作用や湿気の拡散侵入作用が起
き、磁気記録媒体室内の湿度が低下することにな
る。このように湿度が低下するため、必要以上の
吸湿剤を使用することになる。すなわち、先に述
べたように、磁気記録媒体の酸化劣化と、浮動ヘ
ツド、磁気デイスク間の付着とを防止するために
は、磁気記録媒体室内の相対湿度は、一般に80%
未満であればよいとされているのに対し、吸湿剤
によつてこの許容湿度の上限をはかるに下回る状
態としてしまう。このことは、外気と磁気記録媒
体室内との各湿度の蒸気圧差により湿気の拡散侵
入を助長することにもなり、また装置を一定期間
完全無保守化するために要する吸湿剤量が多くな
ると共に、これを収納する容器も大型化するとい
う不具合がある。
者らは、特願昭53―120402号(特開昭54―48877
号)による発明を提案した。この提案は、外気と
対接するエアフイルタと磁気記録媒体室間に口径
0.5〜0.8mmの絞りを介装することにより、磁気記
録媒体室内の温度上昇あるいは温度降下時に、磁
気記録媒体室内の空気圧力が外気圧に対して過大
に変化しない程度の流路抵抗を付与することによ
つて必要最小限の流通を行わせ、外気内の湿気の
拡散による磁気記録媒体室への侵入を阻止するも
のである。したがつて、磁気記録媒体室内への塵
埃の侵入が阻止でき、かつ磁気記録媒体室内を低
湿度に保つことができ、しかも吸湿剤の寿命をあ
る程度延ばすことができる。しかし、このような
構造では、外気と通じている通気孔の側だけに流
路抵抗を付与しているため、吸湿剤と通じている
通気孔の側に呼吸作用や湿気の拡散侵入作用が起
き、磁気記録媒体室内の湿度が低下することにな
る。このように湿度が低下するため、必要以上の
吸湿剤を使用することになる。すなわち、先に述
べたように、磁気記録媒体の酸化劣化と、浮動ヘ
ツド、磁気デイスク間の付着とを防止するために
は、磁気記録媒体室内の相対湿度は、一般に80%
未満であればよいとされているのに対し、吸湿剤
によつてこの許容湿度の上限をはかるに下回る状
態としてしまう。このことは、外気と磁気記録媒
体室内との各湿度の蒸気圧差により湿気の拡散侵
入を助長することにもなり、また装置を一定期間
完全無保守化するために要する吸湿剤量が多くな
ると共に、これを収納する容器も大型化するとい
う不具合がある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので
磁気記録媒体室と外気間をエアフイルタと絞りを
介して連通すると共に、磁気記録媒体室と吸湿剤
空間をも絞りを介して連通するという、きわめて
簡単な構成により、少量の吸湿剤で磁気記録媒体
室内の防湿がはかれ、もつて磁気記憶装置の無保
守、長寿命化ならびに小型化を可能とした磁気記
憶装置を提供するものである。以下、その構成等
を図に示す実施例によつて詳細に説明する。
磁気記録媒体室と外気間をエアフイルタと絞りを
介して連通すると共に、磁気記録媒体室と吸湿剤
空間をも絞りを介して連通するという、きわめて
簡単な構成により、少量の吸湿剤で磁気記録媒体
室内の防湿がはかれ、もつて磁気記憶装置の無保
守、長寿命化ならびに小型化を可能とした磁気記
憶装置を提供するものである。以下、その構成等
を図に示す実施例によつて詳細に説明する。
第2図は本発明に係る磁気記憶装置の要部を示
す縦断面図で、同図において、第1図と同一もし
くは同等の部材については同一符号を付しその説
明は省略する。この装置において、磁気記録媒体
室6は密閉構造に形成されている。すなわち、基
台1に対する吸湿剤容器7、カバー10および密
閉カバー14は磁気記録媒体室6内が気密を保ち
得るように気密接合されている。22は基台1に
固設された絞りで、この絞り22によつて外気と
磁気記録媒体室6間を連通する通気孔2を狭小化
している。23は前記絞り22と同様基台1に固
設された絞りで、この絞り23は磁気記録媒体室
6と吸湿剤容器7内とを連通する通気孔3を狭小
化するためのものであり、その口径は約0.5〜0.8
mm程度に設定されている。
す縦断面図で、同図において、第1図と同一もし
くは同等の部材については同一符号を付しその説
明は省略する。この装置において、磁気記録媒体
室6は密閉構造に形成されている。すなわち、基
台1に対する吸湿剤容器7、カバー10および密
閉カバー14は磁気記録媒体室6内が気密を保ち
得るように気密接合されている。22は基台1に
固設された絞りで、この絞り22によつて外気と
磁気記録媒体室6間を連通する通気孔2を狭小化
している。23は前記絞り22と同様基台1に固
設された絞りで、この絞り23は磁気記録媒体室
6と吸湿剤容器7内とを連通する通気孔3を狭小
化するためのものであり、その口径は約0.5〜0.8
mm程度に設定されている。
なお、第2図に示す実施例では、これらの絞り
22,23を基台1とは別体に形成し固設する構
造を示したが、装置の使用環境および磁気記録媒
体室6の容積が決定すれば、基台1に直接細孔を
穿設し、この細孔を絞りとしてもよい。また、本
実施例では吸湿剤容器7を基台1の下側、すなわ
ち磁気記録媒体室6外に付設する例を示したが、
この吸湿剤容器7を磁気記録媒体室6内に付設
し、吸湿剤容器自体を絞り23を設ける構造とし
てもよい。このことは、本発明によつて可能とし
装置を小型化するうえで特に有効である。
22,23を基台1とは別体に形成し固設する構
造を示したが、装置の使用環境および磁気記録媒
体室6の容積が決定すれば、基台1に直接細孔を
穿設し、この細孔を絞りとしてもよい。また、本
実施例では吸湿剤容器7を基台1の下側、すなわ
ち磁気記録媒体室6外に付設する例を示したが、
この吸湿剤容器7を磁気記録媒体室6内に付設
し、吸湿剤容器自体を絞り23を設ける構造とし
てもよい。このことは、本発明によつて可能とし
装置を小型化するうえで特に有効である。
また、本実施例では、密閉構造をもつた機器内
にモータ9を内蔵したビルトイン形の磁気デイス
ク装置について説明したが、モータ9を密閉構造
機器外に配設し、スピンドルに気密シールを付設
して磁気記録媒体室6のみを密閉構造とした装置
にも適用できるし、さらに磁気記録媒体として磁
気ドラム、磁気テープなどを使用する磁気記憶装
置にも適用できることはいうまでもない。
にモータ9を内蔵したビルトイン形の磁気デイス
ク装置について説明したが、モータ9を密閉構造
機器外に配設し、スピンドルに気密シールを付設
して磁気記録媒体室6のみを密閉構造とした装置
にも適用できるし、さらに磁気記録媒体として磁
気ドラム、磁気テープなどを使用する磁気記憶装
置にも適用できることはいうまでもない。
本発明はこのように構成されているから、先ず
絞り22は磁気記録媒体室6内の温度上昇ないし
下降時に、磁気記録媒体室6内の空気圧力が外気
圧力に対し過大に変化しない程度の流路抵抗をも
つて呼吸作用を行い、外気中の湿気の拡散による
磁気記録媒体室6内への侵入を少なくする機能を
はたす。一方、絞り23は、その流路抵抗によつ
て磁気記録媒体室6内と吸湿剤容器7内間の空気
の流通や湿気の拡散侵入を制限し、吸湿剤8の吸
湿量を抑制する機能をはたす。このように吸湿剤
8の吸湿量を抑制しても、もともと絞り22によ
つて磁気記録媒体室6内の湿度は外気の湿度に較
べてかなり低くなつているから、磁気記録媒体室
6内は前述の許容される範囲内の温度に保たれ
る。また、この絞り23によつて磁気記録媒体室
6内の過除湿を抑えることは、磁気記録媒体室6
内と外気との湿度の蒸気圧差による絞り22を通
しての湿気の拡散侵入を抑制する作用をもはたす
ことになる。
絞り22は磁気記録媒体室6内の温度上昇ないし
下降時に、磁気記録媒体室6内の空気圧力が外気
圧力に対し過大に変化しない程度の流路抵抗をも
つて呼吸作用を行い、外気中の湿気の拡散による
磁気記録媒体室6内への侵入を少なくする機能を
はたす。一方、絞り23は、その流路抵抗によつ
て磁気記録媒体室6内と吸湿剤容器7内間の空気
の流通や湿気の拡散侵入を制限し、吸湿剤8の吸
湿量を抑制する機能をはたす。このように吸湿剤
8の吸湿量を抑制しても、もともと絞り22によ
つて磁気記録媒体室6内の湿度は外気の湿度に較
べてかなり低くなつているから、磁気記録媒体室
6内は前述の許容される範囲内の温度に保たれ
る。また、この絞り23によつて磁気記録媒体室
6内の過除湿を抑えることは、磁気記録媒体室6
内と外気との湿度の蒸気圧差による絞り22を通
しての湿気の拡散侵入を抑制する作用をもはたす
ことになる。
以上説明したように本発明によれば、外気、磁
気記録媒体室間および磁気記録媒体室・吸湿剤容
器内間に絞りを設けるというきわめて簡単な構成
により、吸湿剤の寿命が飛躍的に延びるため、吸
湿剤の交換を長期間にわたつて行なう必要がなく
なり、しかも吸湿剤の使用量も従来の装置に較べ
極端に少量になる。したがつて、磁気記録装置の
無保守、長寿命化を可能とし、さらに装置の小型
化がはかれるという顕著な効果がある。
気記録媒体室間および磁気記録媒体室・吸湿剤容
器内間に絞りを設けるというきわめて簡単な構成
により、吸湿剤の寿命が飛躍的に延びるため、吸
湿剤の交換を長期間にわたつて行なう必要がなく
なり、しかも吸湿剤の使用量も従来の装置に較べ
極端に少量になる。したがつて、磁気記録装置の
無保守、長寿命化を可能とし、さらに装置の小型
化がはかれるという顕著な効果がある。
第1図は従来の磁気記憶装置の一例を示す縦断
面図、第2図は本発明に係る磁気記憶装置の一実
施例を示す縦断面図である。 2,3…通気孔、4,5…エアフイルタ、6…
磁気記録媒体室、7…吸湿剤容器、8…吸湿剤、
22,23…絞り。
面図、第2図は本発明に係る磁気記憶装置の一実
施例を示す縦断面図である。 2,3…通気孔、4,5…エアフイルタ、6…
磁気記録媒体室、7…吸湿剤容器、8…吸湿剤、
22,23…絞り。
Claims (1)
- 1 密閉構造を有する磁気記録媒体室と外気間を
エアフイルタと絞りを介して連通すると共に、前
記磁気記録媒体室に吸湿剤を収納する吸湿剤容器
を付設し、かつこの吸湿剤容器と磁気記録媒体室
間をエアフイルタと絞りを介して連通したことを
特徴とする磁気記憶装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6253879A JPS55157170A (en) | 1979-05-21 | 1979-05-21 | Magnetic storage device |
US06/080,247 US4307425A (en) | 1978-10-02 | 1979-10-01 | Breathing device for a closed housing of a magnetic memory device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6253879A JPS55157170A (en) | 1979-05-21 | 1979-05-21 | Magnetic storage device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55157170A JPS55157170A (en) | 1980-12-06 |
JPH0127513B2 true JPH0127513B2 (ja) | 1989-05-29 |
Family
ID=13203084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6253879A Granted JPS55157170A (en) | 1978-10-02 | 1979-05-21 | Magnetic storage device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55157170A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5613570A (en) * | 1979-07-14 | 1981-02-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Magnetic memory unit |
JP2803688B2 (ja) * | 1990-05-24 | 1998-09-24 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | 磁気ディスク記憶装置 |
JPH07287977A (ja) * | 1994-04-15 | 1995-10-31 | Nec Corp | 磁気ディスク装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548877A (en) * | 1978-10-02 | 1980-04-08 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Magnetic memory unit |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52107617U (ja) * | 1976-02-12 | 1977-08-16 |
-
1979
- 1979-05-21 JP JP6253879A patent/JPS55157170A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548877A (en) * | 1978-10-02 | 1980-04-08 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Magnetic memory unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55157170A (en) | 1980-12-06 |
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