JPH012747A - 無溶済ホットメルト接着剤で接着されたタブ封止手段を有する包装手段、ホットメルト接着剤および前記接着剤による接着方法 - Google Patents

無溶済ホットメルト接着剤で接着されたタブ封止手段を有する包装手段、ホットメルト接着剤および前記接着剤による接着方法

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JPH012747A
JPH012747A JP63-69920A JP6992088A JPH012747A JP H012747 A JPH012747 A JP H012747A JP 6992088 A JP6992088 A JP 6992088A JP H012747 A JPH012747 A JP H012747A
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シユマールバッハ・ルーベカ・アクチエンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐熱耐寒性接着層により適所に保持された接着
タブ手段を有する包装手段に関する。さ゛らに詳細には
、本発明は容器の壁面部分に引裂タブを有する包装手段
に関する。この接着剤は耐熱耐寒性である。すなわち、
タブ手段と包装手段との間の接着層は滅菌温度(130
〜150℃)および低温(−40℃)に対して耐性を有
する3本発明はまた、1個または数個のタブを包装手段
に接合させる、一連の製造工程に一体化された方法に関
する。
タブ(#に、例えば飲料缶や食品類用の様々な大きさの
缶などのような金属容器の引裂開封用のタブ)は最新の
技術では、中空体の壁面の適当な箇所にリベット(例え
ば、管状リベット)で鋲付けされている。このタブの接
合方法の欠点は比較的にコスト高な製造方法を使用する
ことである。
この方法は基本的に複数の複雑な型打加工機により実、
施される。これに伴う基体(S′UIIsTRAT)の
極度の変形はリベット位置の追加的な再塗装および密閉
を必要とする。
タブの機械的な鋲付けに伴う欠点を解決するために、欧
州特許出願第001115417号明細書および同第0
078625号明細書に開示されているように、接着層
によりタブを包装手段に取り付ける試みがなされた。特
に、欧州特許出願第0078825号明細書には容器用
の容易に開封される蓋(リヤド)が開示されている。こ
こでは、タブはコネクティシグピポット針により開封さ
れるべき箇所に、コポリマーまたはポリアミドからなる
熱可塑性樹脂接着剤層の形で接着されている。コポリマ
ーは例えば、コポリエステル、ビニルエステルのコポリ
マー、アイオノマー等である。接着箇所の界面で適正な
接着力を得るために、金属表面は事前に処理しておき、
そして、接着下塗剤(Haftprimer)を塗布し
ておかなければならない、金属表面の前処理および接着
下塗剤の塗布はコストが嵩むばかりでなく1時間も浪費
する。特に、接着下塗剤を乾燥させな°ければならない
とか、あるいは、#、れに焼き付けしなければならない
ような場合、基体の変形が起こることがある。別の欠点
は接着下塗剤が溶剤を含有している場合に生じる。溶剤
を含有する接着下塗剤を使用する場合、外部から保護さ
れた塗布装置を使用しなければならず、また、環境汚染
の問題を起こすことがある。接着下塗剤をコイルの端か
ら端まで塗布する場合、この塗布を経済的に実行可能に
するには、長く、しかも、高価な乾燥トンネルが必要で
ある。主たる欠点は前記のホットメルト接着剤の基幹ポ
リマーにある。このため、表面の前処理および接着下塗
剤の塗布にもかかわらず、耐熱耐寒性に優れた接着層は
形成できない、さらに、前記のホットメルト接着剤に必
要な上記の要件を満たすことはできない。
例えば、エチレンとビニルエステル(例えば、酢酢ビニ
ル、アクリル酸エステル等)とからなるコポリマーは、
軟化点が比較的に低いために、60〜90℃の範囲内の
温度で軟化し、クリープし始める。
脂肪酸(例えば、シリノール酸)とへキサメチレンから
なるポリアミドは、低または中分子量の場合、ぬれ性の
点では優れているが、結品融点が比較的に低いために、
耐熱性が著しく劣る。このため、形成された接着層は貯
蔵中に悪影響を受ける。高分子量ポリアミドの場合、融
点が高いために、高温では優れた強度を発揮するが、少
なくとも約240℃の塗布温度が必要なので、加工が極
めて難しい、また、高分子量ポリアミドは極く限られた
基体にしか使用できない。
例えば、カプロラクタムA)I塩、11−アミノウンデ
カン酸のへキサメチレンジアミンのアジピン加工ステル
、ラウリン酸ラクタムのようなモノマーのコポリアミド
は高い溶融粘度値を示す、従って。
粉末の形状でのみ使用される。しかし、このようなコポ
リアミドは適正な柔軟性を宥しない。
グリコール(例えば、1.8−ヘキサンジオール)のテ
レフタル酸およびイソフタル酸エステルのようなコポリ
エステルは、(a)低粘度(fl≦0.4)の場合、接
着力が弱く、簡単に破壊されてしまう接着剤層を形成す
る:(b)中粘度(0,4≦n≦0.85) (7)場
合、極めて高い加工温度(+250℃以上)を必要とし
、かつ、得られた接着剤層は耐加水分解性を有しない;
(C)高粘度(n =0.9以上)では殆ど溶融せず、
そのため、接着表面も殆どぬらさない。
さらに、これらの基幹ポリマー(特に1.ポリアミドの
場合)の感熱性は必須要件的な要素なので、これらの、
いわゆる”熱履歴”を統御することは極めて困難である
。I’f’rl−の、または異なった基体間に形成され
た接着層は、例えば、 130℃760分の滅菌中に著
しく劣化する。
包装手段は1本発明の文脈中では1食品、香辛料、医薬
品、化粧品、工芸製品、飲料、鉱油、溶剤、および水を
包装するのに使用される容器、カートン、箱、缶として
定義される。特定的には、市場で使用されている中空体
である。特に、飲料または油のような液体用ばかりでな
く、肉およびソーセージ製品、調理済食品、ナツツ等の
ような新鮮さを維持しなければならない品物用の、好ま
しくは、ブリキ板およびアルミニウムからなる、円筒状
缶および容器である。
包装手段は様々な基体材料および複合基体材料から作製
できる。基体の一例は金属(例えば、スチールおよびア
ルミニウムシートならびにフォイル)である、この金属
基体にはプラスチックおよび/またはセルロース基体を
積層させたり、および/または、塗布することもできる
。ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン、エチレンービニルエステルコボリマ
ー、ポリビニルアルコールのようなプラスチック(特に
、熱可塑性プラスチック)も好適な基体であり、これら
は単独で使用することもできるし、あるいは、金属およ
び/またはセルロース基体と共に複合基体として使用す
ることもできる。最後に、紙、ポール紙等のようなセル
ロース材料からなる包装手段も好適である。これらは、
単独でも使用でさるし、あるいは、金属および/または
プラスチック基体と組合わせて使用することもできる。
もしくは、ラッカーおよび/またはワックス層を塗布す
ることもできる。
本願明細書に規定されるタブは包装容器に固着された、
包装手段用の機能部品または把手であり、包装体(特に
、容器)を容易に開封できるようにするほか、輸送およ
び/または吊り下げ機能も宥する。包装手段またはタブ
が包装手段に接着される部材(例えば、M)は例えば、
包装手段をタブで引裂開封できるように、横断面を変形
させる(V字形の刻み目を入れる)ことにより形成され
る。このような容器の一例はスイス特許第417378
号明細書に開示されている。タブは包装手段と同一の基
体から作製する゛こともできる。前記の何れかの機能に
より損傷または破壊されないようにするため、タブはし
ばしば、ファイバーのような補強材を含浸または包埋さ
せることによって補強されている。
前記の機能の何れか(特に、引裂開封機能)を達成でき
るようにするため、包装手段とタブと、の間の接着が、
力を加えたときに弱くなったり、破壊されたりしないだ
けの十分な強度を有するようにしなければならない、こ
の要件を満たすことができるのはリベ−/ )結合だけ
である。欧州特許出願第00711825号明細口に開
示されているような、従来の基幹ポリマーによる包装手
段とタブとの間の接着層は、接着表面を前処理し、かつ
、定着剤を施した場合にのみ、前記の機能を多少達成す
る。
調理済食品のように、高温のものの場合、所定の開側場
所にタブにより加えられる引裂に必要な力は接着層表面
における破壊、または、剥離という結果をもたらす、同
様な結果は低温度で力を加えた場合および包装手段を輸
送および/または吊り下げした場合にも起こる。
包装手段とタブとの間の耐熱性接着層は十分に大きな接
着強度を有しなければならない、この接着強度は、様々
な温度で引張、−引張−剪断および/または剥離方式で
力が加えられている間の包装手段の破壊または引裂に必
要な力よりも大きくなければならない、前記の要件を満
たす場合に限って、タブは包装手段(特に、容器)の良
好な動作部品となる。
従って、本発明の目的は、製造が簡単で、引裂、輸送お
よび吊り下げの機能を達成できる、高温および低温に対
して所望の耐性を示すタブを宥する包装手段を提供する
ことである。
本発明の別の目的は、前記の目的を達成するのに適した
接着剤を提供することである。
最後に、本発明の他の目的は、本発明の接着剤を使用し
てタブを包装手段に接着する特別な方法を提供すること
である。
前記目的を達成するために、本発明では、タブと包装手
段との間の耐熱耐寒性接着層を提供する。
さらに詳細には、本発明では、同一量および/まで示さ
れる、一種類または数種類の基幹ポリマーからなる無溶
剤熱可塑性ホットメルト接着剤で、引裂タブを容器の壁
面の適当な箇所に接着させる。
[式中、Aは−C−PA 、 −CニーPI 、 −c
−pE−o−;−C−PE5−0− 、  PA/阿:
から選択され:そして、 BはPA、 PI、 PE、 PESおよび/または前
記Aのブロックセグメントから選択される; ただし、AまたはBの何れか一方はPAまたはPIのセ
グメントを含有し、他方はPEまたはPESのセグメン
トを含有する; nは0〜50の整数であり、mは0〜50の整数である
; ブロー、クセグメント中のPAおよび/またはPI対P
Et’3まび/またはPESの比率は1:10〜10:
1の範囲内であり、かつ、A4Bの比率は1:20〜2
0:1の範囲内である; PAはポリアミド/コポリアミド、PA/PI はコポ
リアミドイミド、 PIはポリイミド、PEはポリエー
テルおよびPESはポリエステル/コポリエステルブロ
ックの略号である。] b) そして場合によっては、さらに既知の添加物を添
加することができる。
本発明による基幹ポリマーは、例えば、ブロックコポリ
エーテルアミド、ブロックコポリエステルアミド、ブロ
ックコポリエーテルエステルアミド、ブロックコポリエ
ーテルイミド、ブロックコポリエステルイミドおよびブ
ロックコポリエーテルエステルイミドのブロックコポリ
マーまたはセグメントコポリマーを含有できる。
ブロックコポリエーテルアミド、ブロックコポリエーテ
ルエステルアミドおよびブロックコポリエステルアミド
は、ブロックポリアミドまたは反応性末端基を有するブ
ロックコポリアミドと、ブロックコポリエステルまたは
反応性末端基を有するブロックコポリエステル、特に、
ブロックポリアミドまたは鎖の末端にブロックエーテル
ジオールまたはブロックポリエーテルジアミンの何れか
を有するブロックコポリアミド−α、β−ジカルボン酸
と、ブロックポリアミドジアミンまたは鎚の末端にブロ
ックポリエーテルを有し、さらにカルボキシ泥されてけ
′る。ブロックコポリアミドジアミンとの重縮合または
共重縮合生成物である。
本発明によるタブ/包装手段接着用の耐熱耐寒性ホット
メルト接着剤に特に適した基幹ポリマーは、ポリアミド
6.11または12およびコポリアミド6.11または
12とポリオキシプロピレングリコールおよびポリオキ
シテトラメチレングリコールとからなるブロックポリエ
ーテルエステルアミドおよび/またはブロックコポリエ
ーテルエステルアミドである。
ブロックコポリエステルおよびブロックコポリエーテル
イミドならびにポリアミドイミドは例えば、ジアミノジ
フェニルエーテル;ジイソシアネート(例えば、ジフェ
ニルメタンジイソシアネート)とジカルボン酸成分(例
えば、ピロメリト酸二無水物、トリメリド酸無水物)を
重縮合または共重縮合させ、次いで、ブロックコポリエ
ーテルアミドの場合のように、反応性末端基を導入し。
そして最後に、反応性末端基を有するブロックポリエス
テル、ブロックコポリエステルおよびプロ・・・クボリ
エーテルと重縮合または共重縮合させることにより、ブ
ロックコポリエステルおよびブロックコポリエーテルイ
ミドならびにポリアミドイミドが得られる。
タブと包装手段との間の高耐熱耐寒性接着層としては、
ブロックコポリエステル、ブロックコポリエーテルイミ
ドおよび/またはポリアミドイミド、特に、マレイン酸
イミドセグメントを有するものが好ましい。
タブと包装手段との間の耐熱耐寒性接着層に使用するの
に特に好ましい基幹ポリマーは、(a)ポリアミド15
〜95wt%およびポリエステル85vt%以下からな
るブロックコポリエーテルアミドおよび/または(b)
反応性末端基を有する、ブロックコポリアミドまたはブ
ロックコポリアミドイミドと、反応性末端基を有するブ
ロックコポリエステルとの重縮合により得られる、ポリ
アミドおよびポリイミド(特に、マレイン酸イミド) 
15〜35%iL%およびポリエステル5〜85wt%
からなるブロックコポリエーテルアミドイミドである。
これらの新規な基幹ポリマーの融点および軟化点は10
0〜350℃、好ましくは、 120〜250°C1特
に、 130〜220℃の範囲内である。前記の温度と
ガラス転移温度との差は+20℃以下である。
溶融および加工粘度は広範囲にわたって変化させること
ができる。溶融および加工粘度は本質的に加工温度によ
り決定される。粘度は一般的には、例えば、10〜50
00Pa、s/ 200℃、特に、80〜1500Pa
、s/ 200℃の範囲内である。ポリイミドブロック
を含有するブロックコポリマーの粘度は50〜2000
IIPa、s/ 250℃の範囲内である。
従来の標準的ポリアミドおよびコポリアミドと対照的に
1本発明の新規なブロックコポリマーの基幹ポリマーは
非不活性雰囲気(大気中)で加工することもできる6食
品および医薬品分野では、ホットメルト接着剤は添加剤
、酸化防止剤および6−ジーt−ブチル−4−メチルフ
ェノールのような立体障害フェノール化合物を含有して
いるが、このような化合物は生理学的な危険性を有する
本発明のホットメルト接着剤用の特注の基幹ポリで−を
得るために、使用されるポリマーブロックおよびセグメ
ントの割合を変えることにより、ブロックポリマーの機
械的性質、化学的性質、熱的性質および接着性を変更す
ることができる。このような条件は次のように変更する
ことができる。
(a)ポリエーテルブロックは親木性および帯電防止性
ならびに柔軟性をコントロールする:(b)ポリエステ
ルブロックは前記の(a)の特性に加えて、基体表面へ
の接着性をコントロールする; (C)ポリアミドブロックはコポリマーの融点および軟
化点、耐熱耐寒性、密度および化学安定性をコントロー
ルする;そして、 (d)ポリイミドブロックはブロックコポリマーの長時
間安定性および温度安定性をコントロールする。
別の変更条件としては、融点に影響を及ぶすポリアミド
の鎖長、 A:Bブロックのff1ffi比およびAな
らびにBブロック中のブロックセグメントの重量比(こ
れらは、硬度および基幹ポリマーのエラストマー性を決
定するポリエーテルブロック含量に影響を及ぼす)など
がある。
接着剤ポリマーの目的とする最終的特性によるが、ブロ
ックA:Bの重量比はl:20〜20:1の範囲内で変
化させることができる(この場合、”n″および鳳”は
0〜50の整数である)、AおよびB中の各ブロックセ
グメントに関しては、PA/PI : PE/PESの
重量比は1:10〜10:1の範囲内であることができ
る。
欧州時゛許出願第0078825号明細書に開示された
よう 従来のポリマーと比較すると、接着剤としての役
割を有し、かつ、本発明によるタブ/包装手段接着の接
着剤層における前記の基幹ポリマーは次のような効果を
有する: (a)加工中における優れた流動学的性質、すなわち、
低粘度値; (b)硬化および貯蔵中における低クリーピング;(c
)滅菌温度および低温における高温度安定性;(d)基
体表面の前処理および接着下塗剤が不要、かつ、様々な
基体表面に対する優れた接着性;および (e) Wc着剤層の妥当な靭性および弾性。
前記の効果は基体表面を前処理しなくても、かつ、接着
下塗剤を使用しなくても得ることができる。
前記の基幹ポリマーにより接着することのできる材料ま
たは基体は例えば、スチール、ブリキ板、アルミニウム
のような金属類:ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル、ポリカーボネート、2−ポリメチルペンテ
ン熱可塑性樹脂等のようなプラスチック類;紙、塗被紙
、厚紙1段ポール等のようなセルロース材料などである
が、これらに限定されるものではない。
前記の基幹ポリマーは単独に使用することもできるし、
あるいは、形を変えて使用することもできる。従来のポ
リマーのポリアミド、コポリアミド、ポリエステルおよ
びコポリエステルの場合、その他のコポリマー、ta着
剤樹脂、ワックス等のような改質剤の使用に関連して一
連の相溶性の問題が生起するが、本発明の新規な基幹ポ
リマーはこのようなネガティブな性質を示さない0本発
明の新規な基幹ポリマーはエチレン−酢酸ビニルコポリ
マー、様々な接着剤樹脂(例えば、ロジン樹脂エステル
)、テルペンフェノール樹脂、芳香族および脂肪族炭化
水素樹脂およびワックス(例えば、ポリエチレンワック
ス)と相溶性である。
本発明の新規な基幹ポリマーの改質に特に好ましいもの
は、グラフト化および/またはセグメント化された従来
のポリマーおよび/またはコポリマーである0例えば、
極性基によりグラフト化されたポリエチレンまたはポリ
プロピレンのようなグラフトポリオレフィンが好適であ
る。ビニルエステル(例えば、酢酸ビニルまたはアクリ
ル酸ビニル)を有するエチレンおよびブチレンのグラフ
トコポリマー;およびスチレン−ブタジェン−スチレン
ブロックコポリマーのような熱可e性ゴムもまたこの目
的にとって好適である。極性基は例えば、アクリル酸お
よびメタクリル酸ならびにこれらのエステル類、マレイ
ン醜およびこのエステル類、アクリル酸シランおよびモ
ノスチレンのようなエチレン系不飽和化合物類である。
セグメント化コポリマーは好ましくはビニルエステル(
例えば、酢酸ビニル)を有するエチレンのコポリマーで
あり、これはアクリル基および/またはメタクリル基の
セグメントを含有することもできる。
基幹ポリマーに対する極性基のグラフト化により、接着
性が改善される。また、これらは、極性物質および/ま
たは無極性物質の接着層中において、同時に°”相中量
体(phasenvermittlev)″として機能
する。グラフト化の量は一般的に、1〜50wt%、好
ましくは、1〜25wtX 、最もと好ましくは、1〜
15vHの範囲内である。これらの技術的効果に加えて
、これらはタブ/包装手段接着用の新規なホットメルト
接着剤の原材料コストの低下にも寄与する。
境界面に対する接着力を高めるために、接着剤樹脂に加
えて、いわゆる接着促進油(例えば、シラン類)を使用
することもできる。これらは、金属および無極性プラス
チック基体を使用する場合に特に有用であり、境界面の
高温および低温における接着性を向上させる。
着色剤、顔料、増量剤および必要ならば、酸化防止剤お
よび熱安定剤を本発明のホットメルト接着剤に添加する
こともできる。
本発明の新規なホットメルト接着剤は、大量生産過程に
おいて接着剤の塗布を簡単化し、かつ。
高めるために、シート状で供給することができる。
これらの新規な基幹ポリマーを使用すれば、引張、引張
−剪断、剥離強度に関して、従来のポリマーを基材とす
る接着剤よりも侵れた、そして。
また、優れた高温度および低温度安定性を有するホット
メルト接着剤を製造することができる。更に、その優れ
た流動学的性質により、−層低い温度でも加工すること
ができる。
、5゜ 本発明の基幹ブロックコポリマー無極性基体に対してさ
えも、優れた接着力を発揮するが、グラフトポリオレフ
ィンおよび/またはコポリマーを添加することにより接
着力をさらに向上させることができる。この高接着力は
、基体の製造に使用された離型剤および滑剤の素性が不
明の場合に、無極性基体表面の境界面に対して特に効果
的である。なぜなら、これらの離型剤および滑剤は特徴
的な接着性を有するからである。これらの問題は特に熱
可塑性ポリオレフィン(例えば、ポリエチレンおよびポ
リプロピレン)からなる基体について現れる。一種類ま
たは数種類の本発明の基幹ポリマーを一種類または数種
類のグラフトポリマーまたはコポリマーで改質した場合
、無極性界面における接着力の値は1.1〜2倍にまで
増大される。
従って、例えば、ポリオレフィン/金属接着を改質する
には、アクリル酸および/またはメタクリル酸またはこ
れらのアルキルエステルの一つに基づき、グラフト含量
が5〜tSX 、特に、10〜152のグラフ)ポリエ
チレンが好適である0紙(例えば、クラフト紙)を無極
性基体(例えば、ポリプロピレン)に接着させる場合、
アクリル酸1〜lozおよびモノスチレン1〜102の
範囲内のグラフト含量を有する、好ましくはグラフト化
されたアタクチックポリプロピレンが好適である。しか
し、少量のグラフトアクリル酸および/またはメタクリ
ル酸は金属表面に対する接着力を高めるので、金属およ
びセルロース基体間の接着も効果的に改質させることが
できる。
本発明の別の目的は、タブと、同一または異なる基体の
包装手段との間の接着層を形成する簡単で経済的な方法
を提供゛することである。スイス特許第417376号
、欧州特許出願第0085417号明細書および同第0
078625号明細書の公知の欠点に関し、この目的を
達成するために、下記の致命的でコスト高な方法条件を
除去する方法を開発することが問題であると述べている
: (1)、リベット鋲打けによる極端な基体変形:(2)
包装手段または容器開口部は中央部にしか刻み目を入れ
られないので、充填物の排出がしにくい; (3)  金属基体表面の前処理(例えば、アルミニウ
ムの場合、リン鮪またはクロム酸による前処理); (4)溶剤含有定着剤による前処理表面の処置(この処
置は高価な塗布、乾燥および硬化装置を必要とする);
および (5)特に、ポリアミドおよびコポリアミドを使用する
場合、溶融中は不活性雰囲気を使用しなければならない
前記の目的は本発明のホットメルト接着剤からなる、タ
ブと包装手段との間の耐熱耐寒性接着剤層により達成で
きる0本発明の接着剤を使用してタブと包装手段との間
に耐熱耐寒性接着剤層を形成させることは、#1えば、
下記の方法により行うことができる。
ユ迭−」 ホットメルト接着剤を常用の溶融装置内で予備溶融し、
そして、塗布の少し前に加工温度にまでさらに加熱する
。接着剤は、場合によりマイクロコンピュータで制御さ
れた定量排出できるノズルまたはスプレーヘッドにより
接着面に塗布する。
タブおよび/または包装手段を接着剤層に圧着させる。
接着剤層を冷却する。この時点で完全に機能し、タブを
包装手段に接着させる。
左ニー」 タブの接着面にホットメルト接着剤を塗布し、そして、
接着層に配置する。
タブと包装手段とを接着するには、Pa着剤の塗布され
たタブを包装手段の上に配置し、そして、少なくとも接
着剤と基体表面との間の界面上の接M細層に熱を加えて
接着剤層を適当にぬらし、そして、加圧することによっ
て所望の接着層が得られる。
接着剤層を冷却する。そこで、完全に機能する。
工夫−」 包装手段基体にホットメルト接着剤をコーティングする
。このコーティングは腐食、摩耗等に対する保護膜とも
なる。
タブを包装手段基体上に配置し、そして、加熱および接
触圧により基体表面に接着する。
平坦な基体のウェブにホットメルト接着剤を塗布するに
は常用の塗布装曾により、または、ロールからロールへ
ホットメルト接着剤を押出すことによって実施できる。
一方、ホットメルト接着剤の固形接着剤フィルムが既に
存在する場合、加熱することにより平坦な基体上に積層
させることができる。
本発明による簡略化製造方法の概念図を第1図に示す。
第1図は三種類の方法経路を示している。これらにより
、ホットメルト接着剤を塗布することができ、かつ、生
産ラインに一体化することができる。一方の包装手段お
よび容器の製造ならびに他方のタブの製造は別の製造ユ
ニットにより行われる。生産工程において、接着剤の塗
布された平坦な基体ウェブを使用するか否かということ
は取るに足らない問題である。
蓋  リー ド)の−11′! 平坦な基体(薄板)をシート状またはロール状でクリン
ピングステーション1に供給スる。ここで蓋の形に造形
される。次のスコアーリング(かじり、切れ目入れ)ス
テーション2で、基体のJgさを、所定の区域内(好ま
しくは、閉門周線の区域内)で可能な残留厚さにまで低
下させる(断面弱化)。スコアーリングすなわち弱化に
よって。
包装手段の開口部開設位置は所定の箇所が区画される。
かくして、蓋はこの箇所で破壊すなわち引裂開封される
。この後に接着ステーション3が続く。ホットメルト接
着剤が塗布された接着面の場合、タブ上における熱活性
化および加圧はここでれぞれの表面を一緒に加圧する。
何れの場合も、加圧ダイを加熱しておくことが好ましい
、迅゛求なサイクル時間で加工ができるようにするため
には、二個の加熱加圧ダイ間の温度差が150″C以下
、特に、  100℃以下であることが特に好都合であ
ることが発見された。作業を完了するために、完成蓋を
ステーション4で平坦な基体ウェブから打抜き。
そして、ステーション5で貯蔵する。
ムヱエ11 平坦な基体ウェブ(好ましくは、コイルされた薄板)を
自動タブ製造機械11に供給する。ここで、タブは数段
の加工工程により造形される。ついで、タブはステーシ
ョン15で貯蔵される。接着面に接着剤が塗布されてい
ない場合、接着剤計量装置1Gを生産ライン中に設ける
。接着剤の塗布されたタブをステーション17で固定さ
れた薄板に移送し、そして、ステーション3で、加熱お
よび加圧により、蓋の所定箇所の表面に接着させる。
接着によりタブが配設される包装手段は金属、特に、ブ
リキ板またはアルミニウムからなることが好ましいが、
本発明はプラスチック、セルロース等のようなその他の
材料でも実施できる。包装材料はしばしば、複合体、例
えば、ポリエチレンまたはポリプロピレンと一緒になっ
たアルミニウム、異なった熱可塑性材料の複合フォイル
(例えば、ポリエチレン/ポリ塩化ビニル/ポリプロピ
レン)、セルロース材料(例えば、アルミニウムおよび
/または熱可塑性樹脂で梨地化された紙)からなるので
、製造条件は使用される基体の特性に合わせなければな
らない。しかし、タブと包装手段との間に最適な接着層
を得るためには、事前に被覆されておらず、かつ、ホッ
トメルト接着剤で湿潤化されていない基体表面を予熱し
なければならないことが発見された。予熱温度は使用さ
れる基体のタイプにより変化する。金属基体の場合、予
熱温度は少なくとも l OO’O1特に、ホットメル
ト接着剤の融点および/または軟化点よりも10℃高い
温度である。プラスチック(熱可塑性プラスチック)基
体の場合、基体の軟化点よりも少なくとも10℃低い温
度であり、セルロース基体の場合、予熱温度は少なくと
も約80″Cである。
接着面に塗布された接着剤層の予熱および/または熱活
性化は、電力、基気、赤外線、火炎、高周波エネルギー
および/またはレーザにより発生された熱エネルギーを
加えることによって実施できる。無極性プラスチック表
面の場合のように。
火炎による表面前処理は接着面の接着特性を改善するの
に必要である。この処理は同時に表面の予熱にもなる。
本発明によりホットメルトM着剤を使用する場合、表面
の前処理は絶対に必要なわけではないが、無極性プラス
チック表面の場合には、該表面を火炎またはコロナ放電
により前処理すると接着特性が改善されることが発見さ
れた。無極性プラスチック表面を火炎により前処理する
と、接着面を一層接着可能にするだけでなく、同時に、
前記のように、冷たい接着面にホットメルト接着剤が接
触したときに冷却されることを防止する。意外にも、こ
の処理によりホットメルト接着剤の塗布温度を低下させ
ることができ、しかも、生産ラインのサイクル時間を短
縮することができる。ホットメルト接着剤の塗布された
基体とタブの数およびタブと包装手段との間の接着の達
成の双方に関する生産サイクルの数は本発明の重要な機
能的目的を含有する。最大の経済性を得るためには、単
位時聞出たりの極めて高い生産速度が所望される。従っ
て、ホットメルト接着剤は(1)最低可能塗布温度にお
ける低溶融粘度;(2)f!れた湿潤特性に加えて、適
正な高粘若力(接着力)と初期接着強さ;および(3)
広い温度範囲にわたって優れた接着性を有することが重
要である。
本発明のホットメルト接着剤は、従来の基幹ポリマーに
ついてよく見られるような、加熱塗布中に曳糸を起こし
てはならない、基体およびタブの何れも接着ステーショ
ンに移送できなくなるので、曳糸生成は生産装置の動き
を妨げるばかりでなく、接着層の形成を妨害する。接着
ステーションを有する生産ラインは10〜1000接着
タブ/分の生産砥をあげるように設計されている。
接着ステーションにおける接触圧はダイにより両側また
は片側から加えることができる0片側または両側からの
圧力は包装手段のタイプおよびタブと容器の形状により
左右される。一般的には。
サイクル時間の関数として、0.1〜15バールの範囲
内である。
ホットメルト接着剤のうちの何れか一つによる、タブと
包装手段との間の耐熱耐寒性接着剤層を形成する接着工
程は下記のような技術的および経済的利点をもたらす。
(1)基体変形が無い、かくして、包装手段の開口部用
スコアーリングはコアー/レベル半径に近づけて位置さ
せることができる。この開口部および接着タブの新規な
位置決定と配置により、 充填物の取り出しが促進およ
び容易化される;(2)−層薄い、および/または、−
層硬い包装手段基体を使用できる; (3)後処理が不要である。かくして、仕上塗を損傷す
ることがない; (4)タブ固着装置が簡単化される。
食品、飲料および製薬工業ならびにその他の技術分野で
は、包装手段とその接着層の温度安定性物の滅菌中)に
高温度に曝され、その後、冷蔵時には低温に曝されるか
らである。さらに、高温と低温の熱応力に連続的に交互
に曝される包装物もある。タブ/包装手段の接着の場合
、タブが取扱中に失われないということもさらに極めて
重要なことである。なぜなら、タブは包装手段の開封を
明らかに容易化するからである。必要な接着剤の種類を
さらに単純化するために、本発明のホットメルト接着剤
は、従来のポリマーを基礎とする従来のホットメルト接
着剤の前記のような欠点に関して、別の利点をもたらす
、ブロックポリマーは広い範囲の温度安定性をカバーし
、そして、該ポリマー自体が温度に対して一層抵抗性を
有するので、これらのポリマーは高温および低温、例え
ば、+130℃および一40℃の両方の温度で、極めて
侵れた接着性能をもたらす、滅菌条件はしばしば非常に
異なる。一般的には、130℃/60分間の付近である
。接着剤層が軟化により固有強度を有しない場合、タブ
は滅菌中に脱れてしまうであろう。
接着剤が冷却中にクリーピング(常温流れ)を起こし易
い場合、追加の強度も失われるであろう。
このため、接着剤は耐熱耐寒性に加えて、強靭でなけれ
ばならない、すなわち、特に、接着剤は脆化してならな
い。
下記の試験方法を使用し、タブ/包装手段接層の接着強
さを測定した。
接着強さは下記のド・イツ工業規格(以下rDINJと
略す)に従って測定した。
引張強さ:    DIN  53 288引張剪断強
さ:  DIN  53 283剥離強さ:    D
XN  53 282接着面:    元のタブ/包装
手段接着剤層の約5Qma+2 速度:      2mm/mid 接着層の強さの定義: 滅菌前:    20℃で接着層を24時間賠蔵した後 滅菌後:    減菌後直ちに、冷却により低下する温
度で試験 滅菌から4日後ニー10℃で冷蔵し、その後、室温にま
で加熱 滅菌条件:   ?i菌は(a)水浴中および(b)蒸
気浴中の両方で130℃/60 wlnで行った。
χ」[例1〜3 接着剤で接着された試験サンプルを製造するために、特
別な接着装置を開発し、元のタブとM部材を試験するた
めに組み立てた。接若装mは土部および下部成形型部材
からなる0部材ガイド部分を合わせて一体化させた。タ
ブ位置決め手段は下部の部材中に配設した。タブの接着
面(約501!1I112)に液状ホットメルト接着剤
を塗布したのち、蓋をその上に乗せ、成形型を所定の接
触圧で密閉し、タブと蓋とを互いに接着させる。加熱加
圧ダイの温度を様々に変化させた。従来のポリマーに比
へて1本発明のホットメルト接着剤が接着強さおよび#
p8#寒性の両方に優れた機能を与えることを例証する
ために、比較例として、接着剤AおよびBを選択した0
本発明のホットメルト接着剤1.2と比較例の接着剤B
は+200℃で塗布した。また1本発明のホットメルト
接着剤3および比較例の接着剤Aは+220℃〜230
℃で塗布した。全てのサンプルの接着面について前処理
および脱脂処理は行わなかった。測定結果を下記の表1
に示す。
下記の試験基体を選択した。
(a)アルミニウムのタブ (b)ポリプロビレ°ン被覆アルミニウムのタブ(c)
アルミニウムフォイル蓋、 110−118川m/d)
ポリプロピレン/AfL/ポリプロピレン複合ラミネー
トの蓋、210〜220ルm、  A文芯材の厚さは1
00〜110ル1 九且盗11 実施例 接着剤 1ニブロツクコポリエーテルアミド(PA−1
2/PTMG) 融点=145℃ 溶融粘度/200℃: 1200 Pa、s実施例 接着剤 2ニブロツクコポリエーテルエステルアミ ド
(PA−11/PPG/PTMG)融点:156℃ 溶融粘度/200℃: 3500 Pa、s実施例 接着剤 3ニブロツクコポリエーテルアミドイミド(P
A−11/MA−PI/PPG/PTMG)融点=19
0℃ 溶融粘度/230℃: 850 Pa、s比較例 接着剤 A:コポリアミド(PA 8,8/PA 8/
12)融点=142℃ 溶融粘度/230℃: 102 Pa、s比較例 融点:172℃ 溶融粘度/200℃: 293 Pa、s11シた略R
の音味 PA    =ポリアミド CoPA  =コポリアミド 6,11または12MA
−PI=マレイン酸イミド PG    =ポリオキシプロピレングリコールPTM
G  =ポリオキシテトラメチレングリコールAlu 
  =アルミニウム PP    =ポリプロピレン PEG   =ポリエチレングリコール接着強さ試験の
結果を下記の表2に示す。
宜」U江A アルミニウムタブとアルミニウム蓋およびアルミニウム
タブとスチール蓋との間の接着剤層を形成するために、
融点が138℃で溶融粘度が180Pa、s/200℃
のブロックコポリエステルアミド・CC0PA13 、
11/PEG/PPG)を使用し、そして、実施例1−
3に述べた方法により接着した。ポリ゛マーの融点が低
いにも拘わらず、滅菌後であっても、0 、4N/11
!17120℃の剥離強さが得られた。接着剤層を冷却
した後では、5.8N/mo+となった。
1直]」 下記のホットメルト接着剤混合物を調製した。
80重量部コポリエーテルアミド(実施例2のポリマー
) 20重量部グラフトポリプロピレン(グラフト含量はス
チレン1.5wt%およびアクリル酸3wt1 )この
ホットメルトm着剤の融点は146℃であり、溶融粘度
は88 Pa、s/ 200°Cであった。ポリプロピ
レンの塗布されたスチールおよびアルミニウム蓋に、ガ
ラス准雄で補強されたポリプロピレンのタブを接着させ
た。使用された加圧ダイの温度は下側部材で120″C
1上側部材で140℃であった。
ホットメルト接着剤は180℃の温度で液状で塗布され
た。接着すべき部材を0.3バールの圧力で2秒間−緒
にプレスした。室温で24時間貯蔵した後に、滅菌前と
滅菌後の剥離強さを測定した。
滅菌前の剥離強さ:  3.2 N/mm滅菌後の剥離
強さ:0.4N/層量 支厘1」 下記の接着剤混合物を調製した。
700重量部ブロックコポリエーテルコポリアミドCo
PA 6,12/PPG) 30重量部ロジン樹脂エステル このホットメルト接着剤の融点は142℃であり、溶融
粘度は90 Pa、s/200℃であった。 150/
 200℃の接触温度を使用し、アルミニウムタブをス
チール基体に接着させた0次の剥離強さ値が得られた。
滅菌前の剥離強さ:  il、7 N/mm滅菌後の剥
離強さ:  0.5 N/I1m炎立誇1 タブとアルミニウム蓋との間の接着層を形成するために
、融点が210℃で溶融粘度が1400 Pa、’s/
280℃のブロックポリエステルアミド(MA−PI/
PEG/ PTMG)から押出しによりシート状接着剤
(50m)を作製した。このシート状接着剤から、接着
表面(約50mm2)と同じ大きさの部材を打ち抜いた
接着剤の打ち抜き部材を接着表面に配置した。使用した
加圧温度は270℃(上側)および210°C(下側)
であり、接触圧は0.5バールであった。加圧接触時間
は2および3秒間であった。滅菌前の剥離強さは:  
7.2 N/mmであり、滅菌後の剥離強さは:  4
.7 N/mmであった。
支LfLu 厚紙タブと、紙とポリエチレンの複合ラミネートからな
る容器との間の接着層を形成するために、溶融粘度が8
0 Pa、s/ 200℃で軟化点が115℃のホット
メルト接着剤を選択した。このホットメルト接着剤は、
溶融粘度が120 Pa、s/ 200℃のブロックコ
ポリエステルアミド70重量部と、グラフト含量がモノ
スチレン1.5vt%とアクリル酸ブチルエステル3w
t%であり、メルトインデックス(2,10kg/  
190℃)が8.0のアタクチックグラフトポリマ−1
5Tp量部と、軟化点が110°Cのロジン樹脂エステ
ル15重量部とからなる。生成された接着層を+75°
C/30分間で加熱処理し、その後、ス1殖強さをJ1
足した。
加熱処理前の剥離強さ:  3.8 N/mm加熱処理
後の剥離強さ:  3.8 N/ll1m両方の試験と
も、紙基体に剥離破壊が起こった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による製造方法の概念図である。 特許出願人 シュマールバッハ・ルーベ力・アクチェン
ゲゼルシャフト 代 理 人 弁理士 松 井 政 広(外1名)手続補
正書(1) 昭和63年4月27日 特許庁長官  小  川  邦  夫  殿:、−バ件
の表示 昭和63年 特 許 頚 第 69920号21、う明
の名称 3.7!iにをする者 1件との関係  特許出願人 名 称  シュマールバッハ・ルーペ力・アクチニンゲ
ゼルシャフト :1代理人(〒164) 住 所  東京都中野区本町1丁目31番4号シティー
ハイムコスモ1003号室 5、補正指令の日付 自発 手続補正書 昭和63年7月ごヨ 特許庁長官  吉  1) 文  毅  殿1.8件の
表示 昭和63年 特 許原第 699.20号2、発明の名
称 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称  シュマールバッハ・ルーペ力・アクチニンゲ
ゼルシャフト 4、代理人(〒164) 住 所  東京都中野区本町1丁目31番4号シティー
ハイムコスモIC03号室 電話(03)  373−0571 (代)I7−氏名
 弁理±7119松井政広 l− 一 5、補正指令の発送臼  昭和63忽6月28日6、補
正により増加する発明の数 なし7、補正の対象 口面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液体または固体充填物を充填するのに適する、除去
    可能な封止手段により封止された開口部を壁面に有する
    包装手段であって、前記封止手段が、前記開口部を効果
    的に封止するように、無溶剤熱可塑性ホットメルト接着
    剤により前記包装手段の前記壁面に接着されていること
    を特徴とする包装手段。 2、前記封止手段が引裂タブ部材からなる請求項1記載
    の包装手段。 3、前記封止手段が包装手段と同一の材料からなる請求
    項1記載の包装手段。 4、前記包装手段がカートン、箱または缶からなる群か
    ら選択される請求項1記載の包装手段。 5、前記包装手段が金属のシートまたはフォイルからな
    る請求項4記載の包装手段。 6、前記包装手段が金属/プラスチック積層板および金
    属/セルロース積層板からなる群から選択される材料に
    より構成されている請求項4記載の包装手段。 7、前記金属がスチールとアルミニウムからなる群から
    選択される請求項5記載の包装手段。 8、前記無溶剤熱可塑性ホットメルト接着剤が下記の一
    般式で示される一種類以上のポリマーからなる請求項1
    記載の包装手段: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Aは▲数式、化学式、表等があります▼;▲数
    式、化学式、表等があります▼;▲数式、化学式、表等
    があります▼; ▲数式、化学式、表等があります▼;PA/PI; ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼、および▲数式、化
    学式、表等があります▼ から選択され;そして、 BはPA、PI、PE、PESおよび/または前記Aの
    ブロックセグメントから選択される; ただし、AまたはBの何れか一方はPAまたはPIのセ
    グメントを含有し、他方はPEまたはPESのセグメン
    トを含有する; nは0〜50の整数であり、mは0〜50の整数である
    ; ブロックセグメント中のPAおよび/またはPI対PE
    および/またはPESの比率は1:10〜10:1の範
    囲内であり、かつ、A:Bの比率は1:20〜20:1
    の範囲内である; PAはポリアミド/コポリアミド、PA/PIはコポリ
    アミドイミド、PIはポリイミド、PEはポリエーテル
    およびPESはポリエステル/コポリエステルブロック
    の略号である。] 9、前記ポリマーが、反応性末端基を有するブロックコ
    ポリアミドと反応性末端基を有するブロックコポリエス
    テルとの重縮合により生成され、ポリアミド15〜95
    wt%およびポリエステル5〜85wt%からなるブロ
    ックコポリエーテルアミドを含有する請求項8記載の包
    装手段。 10、前記接着剤が、グラフト含量が1〜50wt%で
    ある一種類以上のポリマーまたはコポリマーをさらに含
    有する請求項8記載の包装手段。 11、前記接着剤が、グラフト含量が1〜25wt%で
    ある一種類以上のポリマーまたはコポリマーを含有する
    請求項10記載の包装手段。 12、前記接着剤がポリオレフィンとビニルエステルと
    のコポリマーを含有する請求項8記載の包装手段。 13、ホット、メルト接着剤が既知の接着剤用添加成分
    を含む請求項8ないし12に記載の包装手段。 14、下記の一般式で示される一種類以上のポリマーか
    らなる耐熱耐寒性無溶剤熱可塑性ホットメルト接着剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Aは▲数式、化学式、表等があります▼;▲数
    式、化学式、表等があります▼;▲数式、化学式、表等
    があります▼; ▲数式、化学式、表等があります▼;PA/PI; ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、および▲数式、化
    学式、表等があります▼ から選択され;そして、 BはPA、PI、PE、PESおよび/または前記Aの
    ブロックセグメントから選択される; ただし、AまたはBの何れか一方はPAまたはPIのセ
    グメントを含有し、他方はPEまたはPESのセグメン
    トを含有する; nは0〜50の整数であり、mは0〜50の整数である
    ; ブロックセグメント中のPAおよび/またはPI対PE
    および/またはPESの比率は1:10〜10:1の範
    囲内であり、かつ、A:Bの比率は1:20〜20:1
    の範囲内である; PAはポリアミド/コポリアミド、PA/PIはコポリ
    アミドイミド、PIはポリイミド、PEはポリエーテル
    およびPESはポリエステル/コポリエステルブロック
    の略号である。] 15、前記ポリマーが、反応性末端基を有するブロック
    コポリアミドと反応性末端基を有するブロックコポリエ
    ステルとの重縮合により生成され、ポリアミド15〜9
    5wt%およびポリエステル5〜85wt%からなるブ
    ロックコポリエーテルアミドを含有する請求項14記載
    の耐熱耐寒性無溶剤熱可塑性ホットメルト接着剤。 16、前記接着剤が、グラフト含量が1〜50wt%で
    ある一種類以上のポリマーまたはコポリマーをさらに含
    有する請求項14記載の耐熱耐寒性無溶剤熱可塑性ホッ
    トメルト接着剤。 17、前記接着剤が、グラフト含量が1〜25wt%で
    ある一種類以上のポリマーまたはコポリマーを含有する
    請求項16記載の耐熱耐寒性無溶剤熱可塑性ホットメル
    ト接着剤。 18、前記接着剤がポリオレフィンとビニルエステルと
    のコポリマーを含有する請求項14記載の耐熱耐寒性無
    溶剤熱可塑性ホットメルト接着剤。 19、ホットメルト接着剤が既知の接着剤用添加成分を
    含む請求項14ないし18に記載の接着剤。 20、除去可能な封止手段により封止された開口部を壁
    面に有し、液体または固体充填物を充填するのに適した
    包装手段に前記封止手段を接着する方法であって、前記
    封止手段と前記包装手段の前記壁面との接着面に無溶剤
    熱可塑性ホットメルト接着剤を塗布し、熱および圧力を
    加えることにより前記包装手段の前記壁面に前記封止手
    段を接着させることからなり、前記接着剤は下記の式で
    示される一種類以上のポリマーからなる封止手段の接着
    方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Aは▲数式、化学式、表等があります▼;▲数
    式、化学式、表等があります▼;▲数式、化学式、表等
    があります▼; ▲数式、化学式、表等があります▼;PA/PI; ▲数式、化学式、表等があります▼;▲数式、化学式、
    表等があります▼; ▲数式、化学式、表等があります▼;および▲数式、化
    学式、表等があります▼ から選択され;そして、 BはPA、PI、PE、PESおよび/または前記Aの
    ブロックセグメントから選択される; ただし、AまたはBの何れか一方はPAまたはPIのセ
    グメントを含有し、他方はPEまたはPESのセグメン
    トを含有する; nは0〜50の整数であり、mは0〜50の整数である
    ; ブロックセグメント中のPAおよび/またはPI対PE
    および/またはPESの比率は1:10〜10:1の範
    囲内であり、かつ、A:Bの比率は1:20〜20:1
    の範囲内である; PAはポリアミド/コポリアミド、PA/PIはコポリ
    アミドイミド、PIはポリイミド、PEはポリエーテル
    およびPESはポリエステル/コポリエステルブロック
    の略号である。] 21、前記接着剤が少なくとも一方の接着面に塗布され
    、そして、その後、前記接着面を一緒に加圧する請求項
    20記載の封止手段の接着方法。 22、前記接着工程の前に、各接着面を少なくとも50
    ℃の温度に加熱する請求項20記載の封止手段の接着方
    法。 23、接着すべき前記接着面が対面プレスダイにより一
    緒に加圧される請求項20記載の封止手段の接着方法。 24、前記プレスダイが前記接着工程の前に予熱されて
    いる請求項23記載の封止手段の接着方法。 25、前記接着剤が前記の少なくとも一方の接着面に溶
    融液の形で塗布され、次いで、固化され、その後、接着
    工程中に再加熱される請求項21記載の封止手段の接着
    方法。 26、前記加熱工程が電気的熱エネルギー、蒸気、赤外
    線、火炎エネルギー、高周波エネルギーまたはレーザエ
    ネルギーにより行われる請求項20記載の封止手段の接
    着方法。 27、前記ポリマーが、反応性末端基を有するブロック
    コポリアミドと反応性末端基を有するブロックコポリエ
    ステルとの重縮合により生成され、ポリアミド15〜9
    5wt%およびポリエステル5〜85wt%からなるブ
    ロックコポリエーテルアミドを含有する請求項20記載
    の封止手段の接着方法。 28、前記接着剤が、グラフト含量が1〜50wt%で
    ある一種類以上のポリマーまたはコポリマーを更に含有
    する請求項20記載の封止手段の接着方法。 29、前記接着剤が、グラフト含量が1〜25wt%で
    ある一種類以上のポリマーまたはコポリマーを含有する
    請求項28記載の封止手段の接着方法。 30、前記接着剤がポリオレフィンとビニルエステルと
    のコポリマーを含有する請求項20記載の封止手段の接
    着方法。 31、ホットメルト接着剤が既知の接着剤用添加成分を
    含む請求項20ないし30に記載の接着方法。
JP63-69920A 1987-03-27 1988-03-25 無溶済ホットメルト接着剤で接着されたタブ封止手段を有する包装手段、ホットメルト接着剤および前記接着剤による接着方法 Pending JPH012747A (ja)

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