JPH01274565A - 復号装置 - Google Patents

復号装置

Info

Publication number
JPH01274565A
JPH01274565A JP63104568A JP10456888A JPH01274565A JP H01274565 A JPH01274565 A JP H01274565A JP 63104568 A JP63104568 A JP 63104568A JP 10456888 A JP10456888 A JP 10456888A JP H01274565 A JPH01274565 A JP H01274565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decoding
circuit
processing
search
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63104568A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0575310B2 (ja
Inventor
Toru Kitamoto
徹 北本
Toru Ozaki
透 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP63104568A priority Critical patent/JPH01274565A/ja
Publication of JPH01274565A publication Critical patent/JPH01274565A/ja
Publication of JPH0575310B2 publication Critical patent/JPH0575310B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高速ファクシミリ分野で国際標準とされてい
るMH符号およびMR符号を復号し、元のイメージデー
タを復元する復号装置に関する。
従来の技術 従来、この種の復号装置は第7図に示すような全体的構
成であった。40はイメージバス41のインタフェース
回路、42はシステムバス43のインタフェース回路で
ある。44はインタフェース回路42ヲ通じてシステム
バス43より入力した符号データを、テーブル検索によ
り復号するテーブル検索回路である。45はテーブル検
索回路から出力されるランレングス情報からアドレス情
報を算出する演算回路、46はテーブル検索回路44か
ら出力される復号モード情報、演算回路45のアドレス
演算結果、およびイメージバス41からインタフェース
回路40を介して入力した参照ラインのイメージデータ
より、復号ラインのイメージデータを復元し、そのイメ
ージデータをイメージバス41へ出力する画像復元回路
である。47は上記各部の制御および装置全体のシーケ
ンス制御を行う制御回路である。
この従来の復号装置の動作を第8図のタイミング図を用
いて説明する。
制御回路47はシステムバスよシ処理開始を指示される
と、検索イネーブル信号Aをオンし、テーブル検索回路
44を起動してテーブル検索処理を開始する(a点)。
一つの符号のテーブル検索を完了すると、制御回路47
は検索イネーブル信号Aをオフした後、必要に応じて演
算イネーブル信号Bをオンして演算回路45にアドレス
演算を実行させる(b点)。
アドレス演算を完了すると、制御回路47は演算イネー
ブル信号Bをオフし、復元イネーブル信号Cをオンして
復元回路46を起動し復元処理を開始する(0点)。復
元処理を完了すると、制御回路47は復元イネーブル信
号Cをオフし、再びテーブル検索処理を開始する(d点
)。
このように制御回路47の制御により、テーブル検索回
路44、演算回路45および画像復元回路46を順に作
動させ、復号処理と復元処理(アドレス演算処理も復元
処理に含める)をシリアルに実行する。
上記テーブル検索回路44の従来構成を第9図に示す。
関は符号データのワードをロードしてシフトし、シリア
ルに出力するパラレル/シリアル変換回路である。この
符号データのロードおよびシフトは制御回路47によシ
制御される。
51はそのシリアルデータおよび前回の検索で得られた
テーブルアドレス情報から、今回の復号テーブル52の
検索アドレスを発生するアドレス発生回路である。
復号テーブル52は符号水によるMHおよびMR符号の
復号を行うためのテーブルであり、出力イネーブル信号
(制御回路47より供給される)がオンすると検索結果
(検索完了時)、あるいは次回検索のためのテーブルア
ドレス情報(検索未完了時)を出力する。テーブル検索
には色情報などの検索モード情報が必要であるが、画像
復元回路46の復元完了後に制御回路47で検索モード
を確定して復号テーブル52に設定する。
53はテーブル検索結果を一時的に保持するラッチ回路
である。そのランチタイミングは制御回路47により制
御される。次回検索のためのテーブルアドレス情報はラ
ッチ回路53よりアドレス発生回路51へ帰還される。
54はラッチ回路53にラッチされたテーブル検索結果
から復号モード情報およびランレングス情報を発生する
とともに、検索状態(検索完了など)の通知を行う復号
モード発生回路である。
ここでライン端検出に関連して説明する。ライン終端符
号が挿入された符号データの場合、復号モード発生回路
54からのライン終端符号の検出通知により制御回路4
7はライン端を認識し、次ラインの先頭符号の検索モー
ドを設定することができる。
他方、MMR符号゛化方式の符号データの場合、ライン
終端符号は挿入されないため、画像復元回路46での復
元完了後に制御回路47はライン端を認識することにな
る。その時の検索モードが適切であれば復元結果は有効
である。しかし、次ラインの先頭符号の検索モードの色
が“黒”であった場合、その復元結果は無効であるので
、検索済み符号データについて再検索を行う。この検索
済み符号データは既にパラレル/シリアル変換回路50
から失われているため、制御回路47はその符号データ
のロードおよびシフトの制御を改めて行い、また検索モ
ードを設定し直し、テーブル再検索を実行させる。
発明が解決しようとする課題 上述のように従来の復号装置は、復号処理と復元処理(
アドレス演算も含む)を一つの制御回路47により制御
し、各処理をシリアルに実行する構成であるため、各処
理の時間の合計が全体処理時間となり、処理全体の高速
化が困難であるという問題があった。
また、復号処理が符号データの入力待ちで中断し復号処
理の完了が遅れると、この遅れ時間だけ復元処理の開始
も遅れ、逆にイメージデータの人出待ちで復元処理が中
断すると、次の符号に関する復号処理の開始も遅れる。
このように、各処理のデータ入出力待ち時間がそのまま
処理全体時間に反映し、データ入出力により処理全体の
速度が低下するという問題があった。
さらに、M、 M R符号化方式による符号データのラ
イン端でのテーブル再検索は、検索済みデータを再ロー
ドして実行するため、テーブル再検索処理にかかる時間
が長く、これにより処理速度が低下するという問題があ
った。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、処理
全体の高速化を図った復号装置を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 本発明によれば、上述の課題を解決するため、制御手段
は、装置全体の処理シーケンスの制御のためのシーケン
ス制御手段、復号部の処理制御のための制御手段、およ
び復元部の処理の制御のための制御手段に分けられ、シ
ーケンス制御手段による制御下で、復元部および復号部
の処理をそれぞれの制御手段により独立に制御しながら
、復元処理と復号処理が並列的に実行される。
また本発明によれば、上述の装置構成において、復号部
と復元部との間に復号部によるテーブル検索結果を一時
的に記憶するための手段が設けられる。
さらに本発明によれば、上述の構成において、テーブル
検索済み符号データを一時的に記憶するための手段と、
この手段に記憶された符号データを用いてライン端での
テーブル再検索を実行するための手段とが復号部に設け
られる。
作用 従来は、復号処理と復元処理とを同一の制御回路で制御
し、各処理をシリアルにしか実行することができなかっ
たが、本発明によれば上述のように、復号処理と復元処
理とをそれぞれの制御手段によシ制御しながら並行的に
実行するため、各処理の時間のオーバラップによシ処理
全体時間の短縮が可能である。
また、復元処理まだは復元処理の一方がデータ入出力待
ちにより中断しても、他方の処理は必ずしも中断されな
いため、データ入出力待ちによる処理全体の遅れを減ら
すことができる。特に本発明によれば、復号部と復元部
との間にテーブル検索結果を一時的に記憶する手段を設
けることにより、データ入出力待ちによる処理全体の遅
れを一層確実に防止できる。
さらに本発明によれば、復刊部においてテーブル検索済
みの符号データが一時的に記憶され、この検索済み符号
データを用いてライン端でのテーブル再検索が実行され
るため、従来のように検索済み符号データを再度ロード
する構成に比べ、ライン端でのテーブル再検索を遥に高
速に実行できる。
実施例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明の第1の実施例による復号装置の概略構
成図である。この復号装置は例えばファクシミリ装置の
イメージバス1とシステムバス2との間に設けられ、シ
ステムバス2から入カスるMHまたはMR符号データを
復号し、そのランレングス情報および復号(符号)モー
ド情報とイメージバス1から入力した参照ラインのイメ
ージデータから、復号ラインのイメージデータを復元し
てイメージバスlへ出力するものである。
この復号装置は、各バス1,2とのインタフェース回路
3,4、復号部5、復元部6および全体の処理シーケン
スを制御するシーケンス制御部7の各部から構成される
が、復号処理と復元処理とを独立に並行的に実行可能に
するため、復号部5および復元部6にはそれぞれの制御
のための制御回路8,9がそれぞれ設けられている。
インタフェース回路3は、イメージバス1とのイメージ
データのワード単位の入出力およびインタフェース信号
の交換を行う回路であり、またインタフェース回路4は
システムパス2との符号データのワード単位の入力およ
びインタフェース信号の交換を行う回路である。
復号部5はテーブル検索により符号データを復号し、復
号モード情報およびランレングス情報を出力するテーブ
ル検索回路11と上記制御回路8よりなる。制御回路8
はテーブル検索モードの制御、符号データのロード制御
などを含む復号処理制御を行うもので、テーブル検索ま
たはテーブル再検索に関連して色フラグ12、Aカウン
タ13、Bカウンタなどを持っている。
復元部6はランレングス情報を用いてアドレス演算を行
う演算回路16、アドレス演算結果および復号モード情
報、参照ラインのイメージデータを用いて復号ラインの
イメージデータを生成する画像復元回路17、および上
記制御回路9よシ構成されている。画像復元回路17に
よる復元処理のための参照ラインおよび復号ラインのワ
ードおよびビットアドレスならびに色は制御回路9で管
理され、各ラインのイメージデータの入出力は制御回路
9がシーケンス制御回路7を介して制御する。■ライン
の復元の完了/未完了は制御回路9よりシーケンス制御
回路7へ通知される。
シーケンス制御部7は、制御回路8との間の制御線19
を介して復号部5の起動制御や状態監視などを行い、演
算回路16との間の制御線孔および制御回路9との間の
制御線21を介して復元部17の起動制御や状態監視な
どを行うことにより、復号処理と復元処理を並行的に実
行させる。
第2図はテーブル検索回路11の内部構成図である。乙
は符号データのパラレル/シリアル変換回路であり、制
御回路8からロードパルスを与えられるとインタフェー
ス回路4より入力する符号データの1ワードをロードし
、制御回路8からのシフトパルスに同期して該符号デー
タをシフトしつつ先頭ビットよシシリアルに出力する回
路である。
このシリアルデータはデータ選択回路24およびシフト
レジスタ5に入力する。
レフトレジスタ5はテーブル検索済みの符号データを一
時的に記憶し、ライン端でのテーブル再検索゛を効率的
に実行できるようにする目的で追加されたものである。
パラレル/シリアル変換器おから出力されるシリアル符
号データは、制御回路8より供給されるシフトパルスに
同期してシフトレジスタ5に順次取り込まれてシフトさ
れ、その蓄積データはパラレルに出力される。
なお制御回路8は、ロードパルスを送出してからのシフ
トパルス数をAカウンタ13によってカウントし、1ワ
ード長までカウントアツプしてAカウンタ13からキャ
リーが出るとロードパルスを発生して次の符号データ・
ワードのロードを行う。
つまり、Aカウンタ13は符号データのワード管理用の
カウンタである。また制御回路8は、一つの符号のテー
ブル検索処理中に発生したシフトパルス数(すなわち検
索済み符号データのビット数)をBカウンタ14でカウ
ントする。ただし、ライン端でのテーブル再検索の場合
、Bカウンタ14はダウンカウンタとして動作する。
データ選択回路24は、通常のテーブル検索のときはパ
ラレル/シリアル変換器器からのシリアル符号データを
選択してアドレス発生回路26へ送るが、テーブル再検
索のときはシフトレジスタ5のパラレル出力データより
Bカウンタ14のカウント値に対応したビット位置の1
ピットを選択してアドレス発生回路26へ送る。
このアドレス発生回路26は、データ選択回路26より
入力するデータと復号テーブル苔から帰還されるテーブ
ルアドレス情報より、検索すべきテーブルアドレスを発
生して復号テーブルrに与える回路である。
この復号テーブル部にはまた、制御回路8より色フラグ
12で示される色(白または黒)および符号種別などの
検索モード情報および出力イネーブル信号が供給される
。この出力イネーブル信号がオンすると、復号テーブル
nは検索結果を出力する。ただし、検索が未完了のとき
は、次回のテーブル検索に用いるテーブルアドレスを出
力する。
なお、本実施例におけるテーブル検索の方法は、符号デ
ータの1ビツト毎に復号テーブルを検索し、検索結果と
して出力される次回検索のためのテーブルアドレスに基
づいて、その符号のビット長さの回数だけ検索を繰り返
すことにより、一つの符号に対する検索を完了するとい
う、符号水を用いる方法である。
路は復号テーブルnの出力情報を、制御回路8からのラ
ッチパルスのタイミングでラッチするラッチ回路である
。次回検索のためのテーブルアドレス情報は、このラン
チ回路nよりアドレス発生回路26へ帰還される。
四はランチ回路路からの入力情報から演算回路16およ
び画像復元回路17へそれぞれ送るだめのランレングス
情報および復号モード情報を生成するとともに、テーブ
ル検索の状態を制御回路8へ通知する復号モード発生回
路である。ライン終端符号の検出は、この復号モード発
生回路四より制御回路8へ通知される。また、この通知
内容は制御回路8よりシーケンス制御回路7へ伝えられ
る。
以上のように構成された復号装置について、第3図のタ
イミング図を参照しながら動作を説明する。なお、ここ
では本発明の特徴が最もよく現れるMMR符号化方式に
よる符号データを処理するものとする。
システムバス2よりインタフェース回路4KMMR復号
コマンドが設定されると、その通知信号によりシーケン
ス制御回路7は起動し、MMR復号処理のシーケンスを
開始する。
シーケンス制御回路7はまず装置全体のイニシャライズ
を行った後、復号部5の制御回路8に起動をかけ、復号
処理を開始させる。この時点が第3図のa点に対応する
この時、制御回路8においては、テーブル検索モードを
色フラグ12(色情報)−“白“、符号種別−MR符号
のモードに設定し、内部のテーブル検索イネーブル信号
Aをオンし、制御線19を用いてテーブル検索回路11
を作動させる。なお、Aカウンタ13およびBカウンタ
14はゼロクリアされる。
テーブル検索回路11において、パラレル/シリアル変
換回路nは制御回路8からのロードパルスに応答してイ
ンタフェース回路4から1ワードの符号データをロード
し、次に供給されるシフトパルスに応答して符号データ
ワードを1ピツトだけシフトして先頭ビットを出力する
。この時は再検索モードではないので、この先頭ピント
はデータ選択回路24を通じてアドレス発生回路24に
入力し、テーブルアドレスが生成される。なお、この時
点ではランチ回路路はりセットされているので、アドレ
ス発生回路26へ帰還される情報は初期値(ゼロ)であ
り、また色情報は“白”である。A、  Bカウンタ1
3.14はそれぞれカウントアツプして、その値は1に
なる。
制御回路8からの出力イネーブル信号がオンし、アドレ
ス発生回路26によシ生成されたテーブルアドレスおよ
びテーブル検索モード情報に対応した検索゛結果が復号
テーブルrよシ出力し、これが制御回路8からのランチ
パルスのタイミングでランチ回路2にラッチされる。こ
の検索結果に応じて、復号モード発生回路四は一つの符
号の復号のためのテーブル検索が完了したか否かを制御
回路19へ通知する。
テーブル検索が未完了の場合、制御回路8はシフトパル
スを送出し、パラレル/シリアル変換回路乙に1ビツト
シフトを行わせ、A、Bカウンタ13、14を1だけカ
ウントアツプし、次に出力イネニブル信号のオン、ラッ
チパルスの送出を行い、2回目のテーブル検索を実行さ
せる。
テーブル検索が未完了ならば、同様の制御によりテーブ
ル検索を繰り返し実行させる。なお、符号データのワー
ド管理のためのAカウンタ13からキャリー出力が出る
と、制御回路8はシーケンス制御回路7にデータ要求を
出し、入力可能になるとロードパルスを出して次の符号
データワードをパラレル/シリアル変換回路乙にロード
させてから、同様のテーブル検索を続行させる。
なお、各バス1,2のデータ入出力の可否は、各インタ
フェース回路3,4からの入出力レディ信号によりシー
ケンス制御回路7に通知される。
制御回路8,9からデータ入出力要求が出たときにバス
1.2が入出力不可能な場合、データの入出力待ちとな
る。
このようにして一つの符号のテーブル検索の完了(一つ
の符号の復号の完了)が復号モード発生回路四より制御
回路8に通知されると、制御回路8は内部のテーブル検
索イネーブル信号Aをオフし、シーケンス制御回路7に
テーブル検索完了を通知するとともに、色フラグ12を
“黒”に変更する(ただし、復号モードがPモードのと
きは、この色反転は行わない)。この時点が第3図のb
点である。
シーケンス制御回路7はこのテーブル検索完了通知を受
けると、演算イネーブル信号Bをオンしく0点)、テー
ブル検索により確定したランレングス情報を用いたアド
レス演算を復元部6の演算回路16に実行させる(復号
モードがHモードの場合)。
演算回路16からアドレス演算の終了が通知されると(
d点)、シーケンス制御回路7は演算イネーブル信号B
をオフしくd点)、次に復元イネーブル信号Cをオンし
、制御線21を介して制御回路9に起動をかけ(e点)
、その直後(f点)に復号イネーブル信号Aを再度オン
し、復号部11に次の符号の復号処理すなわちテーブル
検索処理を開始させる。
復元部6の制御回路9は、必要な参照ラインのイメージ
データの入力の制御および色指定(初めは白“)を行い
、画像復元回路17で、そのイメージデータ、演算回路
16により求められたアドレス情報およびテーブル検索
により確定した復号モード情報よりイメージデータの復
元を実行させ、得られたイメージデータのワードのイメ
ージバス1への出力を制御する。この復元処理が完了す
ると、制御回路9は復元完了をシーケンス回路7へ通知
するとともに、色を反転させる(ただし、復号モードが
Pモードならば、この色反転を行わない)。
シーケンス制御回路7は、復元完了を通知されると、復
元イネーブル信号Cをオフする(h点)。
また、画像復元処理と並行して次の符号の復号のための
テーブル検索処理が実行されているが、その完了が通知
されるとシーケンス制御回路7は復号イネーブル信号A
をオフする(g点)。
同様の動作の繰り返しにより符号データの復号、復元が
順次行われていくが、従来のように復号処理と復元処理
とがシリアルに実行されるのではなく、復号処理と復元
処理とがそれぞれ独立の制御回路8,9の制御により並
行的に実行される。
また、従来のように各バス1,2の一方のビジーによっ
て処理全体が常に中断されることはない。
すな°わち、イメージバス1の入出力待ちによシ復元部
6の画像復元処理が中断されたとしても、少なくとも次
の一つの符号についての復号処理は実行可能であり、逆
にシステムバス2の入出力待ちにより復号部5の処理が
中断されたとしても、直前の符号について復元部6の処
理は実行可能である。
さて、ライン終端符号が挿入されるMR符号化方式の符
号データの場合であれば、テーブル検索の段階でライン
終端符号の検出によシ制御回路8はライン端を認識し、
色情報を“白”に設定して次ラインの符号データについ
てのテーブル検索を開始させる。
しかし、ライン終端符号が挿入されないMMR符号化方
式の符号データの場合、テーブル検索の段階ではライン
端を検出できず、イメージデータの復元を行って制御回
路9からのライン端通知がシーケンス制御回路7を経由
して伝えられるまで、制御回路8はライン端を認識でき
ない。そのため、次ラインの先頭符号について色情報=
“黒″の検索モードでテーブル検索を実行してしまうこ
とがある。このようなテーブル検索は無効であるので、
当該符号データについて色情報−“白”としてテーブル
検索をやり直す必要がある。
このテーブル再検索の対象となる検索済み符号データビ
ットはパラレル/シリアル変換回路おから失われている
。従来は、この検索済みの符号デ−タビノドを含む1ワ
ードまたは複数ワードの符号データをシステムバス2か
ら再度ロードする必要があり、その時間だけ処理速度が
低下してしまう。
しかし、本実施例装置においては、検索済み符号データ
ビットはシフトレジスタに内に保存されており、その符
号データをデータ選択回路24で選択可能であり、また
シフトレジスタ5内の再検索すべき先頭ビット位置がB
カウンタ14で管理されているため、このようなライン
端における再検索のための処理を、符号データの再ロー
ドを行うことなく高速に行うことができる。これについ
て、第4図を参照しながら説明する。
第4図において、A、B、Cの各信号およびa点からh
点までの動作は第3図中のそれと同様である。
いま、第4図中のh点で復元部6の制御回路9よりライ
ン端検出信号りが制御線21を通じてシーケンス制御回
路7へ送られたとすると、f点からテーブル検索を開始
した符号データは次のラインの符号データである。
/−ケンス制御回路7は、g点で実行中のテーブル検索
処理の完了を確認し検索イネーブル信号Aをオフし7た
のち、制御線19を介して制御回路8内の色フラグ12
の状態を調べる。この色フラグ12が“白”であれば、
f点からg点までのテーブル検索の結果は正しいため、
その検索結果をそのまま次ラインの先頭符号の復号結果
として処理を継続させる。
しかし、色フラグ12−“黒”の場合、f点からg点ま
でのテーブル検索結果は誤9であり、その符号データに
関して色を“白“としてテーブル検索をやり直す必要が
ある。
この場合、シーケンス制御回路7は制御線21を通じて
復元部6の制御回路9に対して当該符号の復元結果の無
効を通知するとともに、制御線19上の再検索開始信号
Eをオンする。これに応答して制御回路8は、内部の再
検索モード信号Fをオンするとともに色フラグ12を“
白”に変更する。これが第4図のi点である。この時点
でのBカウンタ14のカウント値は、f点からg点まで
の間にテーブル検索を行われた符号データのビット数で
あり、これはシフトレジスタ5内の符号データの再検索
開始ピント位置に対応する。
次にシーケンス制御回路7は通常のテーブル検索と同様
に制御回路8を起動し、検索イネーブル信号Aをオンす
る。データ選択回路26は再検索モード信号Fがオンし
ているので、Bカウンタ14のカウント値に対応するビ
ット位置のシフトレジスタ5の出力データを選択してア
ドレス発生回路26に入力する。この後、制御回路8は
復号テーブル都に対して色情報=“白”の検索モードを
指定して出力イネーブル信号をオンする。、これで先頭
の1ピントについてのテーブル再検索が実行される。
次にBカウンタ14は1だけカウントダウンし、シフト
レジスタ5の次の出力ビットが選択され、同様のテーブ
ル再検索が実行される。
このようにして再検索が行われ、Bカウンタ14がゼロ
までカウントダウンしても復号モード発生回路四より検
1完了通知が出ない場合は、シフトレジスタ5内に一つ
の符号の全ビットが蓄積されていなかったということで
あるので、制御回路8は再検索モード信号Fをオフしく
第4図のj点)、通常のテーブル検索のときと同様に、
シフトパルスを順次送出して後続の符号データビットを
パラレル/シリアル変換回路4から入力してテーブル検
索を続ける。色は“白“のままである。Aカウンタ13
およびBカウンタ14はカウントアンプする。
そして、復号モード発生回路四よシ検索完了を通知され
ると、制御回路8は検索イネーブル信号Aをオフする(
k点)。Pモードでなければ色フラグ12を“黒”に変
更する。
また、Bカウンタ14のカウント値がゼロになる前に検
索完了通知が出ると、制御回路8は検索イネーブル信号
Aをオフし、一つの符号の復号を終了する。復号モード
がPモードでなければ色フラグ12を“黒”に変更する
。その後、制御回路8は再び再検索モードでシフトレジ
スタ5から符号データを入力してテーブル検索を行わせ
る制御を行い、Bカウンタ14がゼロになると後続の符
号データビノドをパラレル/シリアル変換回路乙より入
力するように制御しテーブル検索を続行する。
上述のように、本実施例によれば、復号処理および復元
処理を制御を独立させて並行的に実行するとともに、検
索済み符号データのテーブル再検索をデータを再ロード
することなく行うため、MMR符号化方式などのライン
終端符号を持たない符号データの復号、復元処理を従来
に比べて大幅に高速化することが可能である。
第5図は本発明の第2実施例による復号装置の概略構成
図であって、第1図と同一符号は同様部を示す。
本実施例においては、バスビジーによる処理中断の防止
をさらに確実化するため、復号部5と復元部6との間に
テーブル検索結果を一時的に保持するためのレジスタ回
路(9)が設けられている。このレジスタ回路間は制御
線31を介してシーケンス制御回路7により制御される
次に本実施例の復号装置について、第6図のタイミング
図を用い、MMR符号化方式による符号データの処理動
作を説明する。
なお、第5図中の*印が付加された各信号はロー・アク
ティブ信号である。*AENBLはシーケンス制御回路
7から制御回路8への検索起動信号、*ACPMは制御
回路8からシーケンス制御回路7への検索完了通知信号
、*ARDYはインタフェース回路4からシーケンス制
御回路7へのデータ入力レディ信号である。MODはラ
ッチ回路Iに保持されたテーブル検索結果情報(ランレ
ングス情報および復号モード情報) 、*BENBLは
シーケンス制御回路7から制御回路9への復元起動信号
、*BCPMは制御回路9からシーケンス制御回路7へ
の復元完了通知信号、*BRDYid(ンタフェース回
路3からシーケンス制御回路7へのデータ入出力レディ
信号である。
インタフェース回路4を通Uてシステムハス2より処理
開始を指示されると、シーケンス制御回路7は*AEN
BL信号をオンしてテーブル検索処理を起動する(a点
)。
復号部5において、制御回路8はシーケンス制御回路7
に符号データの入力要求を出す。第6図の例では*AR
DYがオンしているので、制御回路8は直ちにlワード
の符号データをインタフェース回路4からテーブル検索
回路11にロードし、テーブル検索処理を開始させる。
1符号に対するテーブル検索が完了し、その復号モード
情報およびランレングス情報が確定すると、制御回路8
は本ACMP信号をオンする(b点)。
シーケンス制御回路7は、*ACPM信号のオンを検知
すると、*AENB、L信号をオフし直ちに再びオンし
て次の符号についてのテーブル検索処理を開始させ(0
点)、同時にa点からb点で得られたランレングス情報
および復号モード情報をレジスタ回路間にラッチさせる
次にシーケンス制御回路7は必要に応じて演算回路16
にアドレス演算を実行させた後、*B ENBL信号を
オンし画像復元回路17による画像復元処理を起報する
(d点)。
画像復元回路17は、制御回路9の制御の下で、レジス
タ回路Iから復号モード情報を取り込み、この復号モー
ド情報、演算回路16から出力されたアドレス情報、お
よびイメージバス1より入力した参照ラインのイメージ
データを用いてイメージデータの復元処理を行う。
第6図に示した例では、*BRDYがオフであるだめ、
画像復元処理は待ち状態となる。ただし、この間におい
てもテーブル検索処理は実行され、a点からb点の間で
復号された符号についての画像復元が完了する前のe点
で、次の符号についてのテーブル検索が完了し、その検
索結果情報MODはレジスタ回路間にラッチされ、また
テーブル検索処理が再び起動される(f点)。
その後、*BRDY信号をオンすると、画像復元処理が
実行される。そして、復元イメージデータの出力も含め
て画像復元処理を完了すると、制御回路9は*BCPM
信号がオンする(g点)。
シーケンス制御回路7は、*BCPM信号のオンを検知
すると、その時に次の符号についてのテーブル検索が完
了しているので、必要に応じて演算回路16にアドレス
演算を実行させてから*BENBL信号をオンする(h
点)。復元部6の画像復元回路17は、制御回路9の制
御の下で、レジスタ回路間から復号モード情報を取り込
み、この情報、アドレス情報、および参照ラインのイメ
ージ情報を用いてイメージデータの復元および出力を実
行する。
このように、復号処理と復元処理とを独立に制御して並
行的に実行するため、各処理をシリアルに実行する方式
に比べ、処理時間のオーバラップにより処理全体を高速
化することができる。さらに復号部5および復元部6は
他方がデータ入出力待ち状態になっても、レジスタ回路
Iに次に処理すべきテーブル検索結果が未処理のまま消
失するまでの間は処理を実行可能であるため、上記第1
実施例の復号装置よりも入出力待ちによる処理全体の速
度低下を一層確実に回避できる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、復号処理お
よび復元処理をそれぞれ独立した制御手段で制御して並
行的に実行し、各処理の時間のオーバラップにより処理
全体時間を短縮するとともに、データ入出力待ちによる
処理全体の停滞を減らし、さらにテーブル検索結果の一
時的記憶手段の追加によりデータ入出力待ちによる処理
全体の停滞を一層確実に回避し、検索済み符号データの
記憶手段とそのテーブルを用いたテーブル再検索のため
の手段の追加によりライン端でのテーブル再検索を高速
化し、復号装置の処理を大幅に高速化できるという効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による復号装置の概略構成
図、第2図は第1図中のテーブル検索回路の概略構成図
、第3図は第1図装置の通常動作説明用タイミング図、
第4図は第1図装置のテーブル再検索動作説明用タイミ
ング図、第5図は本発明の第2実施例による復号装置の
概略構成図、第6図は第5図装置の動作説明用タイミン
グ図、第7図は従来の復号装置の概略構成図、第8図は
第7図装置の動作説明用タイミング図、第8図は第7図
中のテーブル検索回路の概略構成図である。 1・・・イメージバス、2・・・システムバス、3,4
・・・インタフェース回路、5・・・復号部、6・・・
復元部、7・・・/−ケンス制御部、8・・・復号部の
制御回路、10・・・復元部の制御回路、11・・・テ
ーブル検索回路、12・・色フラグ、13・・・Aカウ
ンタ、14・・・Bカウンタ、16・・・演算回路、1
7・・・画像復元回路、n・・・パラレル/シリアル変
換回路、潤・・・データ選択回路、5・・・検索済み符
号データ記憶用シフトレジスタ、加・・・テーブル検索
結果記憶用レジスタ回路。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名く 
 ω Q 回 マ   く■Q OLI LL <CQ (J 手続補正書(方劫 平成元 年4 月lり日 特許庁長官殿        へ 1事件の表示 昭和63年特許願第104568 号 2発明の名称 復号装置 3補正をする者 事件との夏休      特  許  出  願  人
4代理人 〒571 住 所  大阪府門真市大字門真1006番地松下電器
産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テーブル検索により符号データの復号処理を実行
    し、処理結果としてランレングス情報および復号モード
    情報を出力する復号部に、その復号処理の制御のための
    制御手段を有し、前記復号部から出力されたランレング
    ス情報および復号モード情報ならびに参照ラインのイメ
    ージデータから復号ラインのイメージデータを復元する
    復元処理を実行し、復元したイメージデータを出力する
    復元部に、その復元処理の制御のための制御手段を有し
    、かつ復号処理および復元処理のシーケンスを制御する
    ためのシーケンス制御手段を有し、前記シーケンス制御
    手段の制御下で、前記復号部および前記復号部がそれぞ
    れの前記制御手段の制御により復号処理および復元処理
    を並行的に実行することを特徴とする復号装置。
  2. (2)復号部から出力されるランレングス情報および復
    号モード情報を一時的に記憶するための手段を前記復号
    部と復元部との間に有し、この一時的記憶手段を介して
    ランレングス情報および復元モード情報は前記復号部に
    入力することを特徴とする請求項1記載の復号装置。
  3. (3)テーブル検索済みの符号データを一時的に記憶す
    る手段と、この手段に記憶された符号データを用いてラ
    イン端でのテーブル再検索を行うための手段とを復号部
    に有することを特徴とする請求項1または2記載の復号
    装置。
JP63104568A 1988-04-27 1988-04-27 復号装置 Granted JPH01274565A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63104568A JPH01274565A (ja) 1988-04-27 1988-04-27 復号装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63104568A JPH01274565A (ja) 1988-04-27 1988-04-27 復号装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5985893A Division JPH0654212A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 復号装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01274565A true JPH01274565A (ja) 1989-11-02
JPH0575310B2 JPH0575310B2 (ja) 1993-10-20

Family

ID=14384054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63104568A Granted JPH01274565A (ja) 1988-04-27 1988-04-27 復号装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01274565A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55134575A (en) * 1979-04-06 1980-10-20 Fujitsu Ltd Restoring system for compressed data
JPS61123278A (ja) * 1984-11-20 1986-06-11 Fujitsu Ltd デイザ画像デ−タ復元回路
JPS62283778A (ja) * 1986-02-28 1987-12-09 Toshiba Corp 2値デ−タ伸長処理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55134575A (en) * 1979-04-06 1980-10-20 Fujitsu Ltd Restoring system for compressed data
JPS61123278A (ja) * 1984-11-20 1986-06-11 Fujitsu Ltd デイザ画像デ−タ復元回路
JPS62283778A (ja) * 1986-02-28 1987-12-09 Toshiba Corp 2値デ−タ伸長処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0575310B2 (ja) 1993-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2535518B2 (ja) デ−タ処理システム
US20010024448A1 (en) Data driven information processing apparatus
US5524257A (en) Method of parallel processing for inference and a system therefor
JPS60140981A (ja) 符号語システムのデジタル符号語を復号する方法および装置
JPS60140982A (ja) デジタル符号語を検出する方法および装置
JPH01224840A (ja) 情報処理装置におけるバイパスライン制御方式
GB2029612A (en) Data buffer control system
JPH01274565A (ja) 復号装置
JPH05145770A (ja) 符号・復号化装置
JPH05233853A (ja) 演算処理装置
US5481753A (en) I/O device having identification register and data register where identification register indicates output from the data register to be an identifier or normal data
JPH0654212A (ja) 復号装置
JP2760790B2 (ja) データ処理装置
EP0465847A2 (en) Memory access control having commonly shared pipeline structure
JP2993206B2 (ja) レジスタ回路
JPS6161412B2 (ja)
JP3117214B2 (ja) シーケンサのマイクロプログラム制御方式
KR0124600B1 (ko) 에이치디티브이(hdtv)의 가변장 부호 복호기
JPS6037037A (ja) データ処理装置
JPH0348535B2 (ja)
JPH0531771B2 (ja)
JPH052485A (ja) パイプライン制御方式
JPH0443298B2 (ja)
JPS60218135A (ja) デ−タ処理装置
JPS6234223A (ja) 表示制御回路