JPH0127455B2 - - Google Patents

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JPH0127455B2
JPH0127455B2 JP56055667A JP5566781A JPH0127455B2 JP H0127455 B2 JPH0127455 B2 JP H0127455B2 JP 56055667 A JP56055667 A JP 56055667A JP 5566781 A JP5566781 A JP 5566781A JP H0127455 B2 JPH0127455 B2 JP H0127455B2
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JP
Japan
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data
memory
cache memory
processor
shared memory
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JP56055667A
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Tetsuya Kawakami
Tadaaki Bando
Yasushi Fukunaga
Yoshinari Hiraoka
Hidekazu Matsumoto
Takeshi Kato
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/14Protection against unauthorised use of memory or access to memory

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multi Processors (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はキヤツシユメモリの制御方法に係り、
特に共有メモリとキヤツシユメモリとの内容の一
致をとるためのキヤツシユメモリ制御方法に関す
るものである。
マルチプロセツサシステムは、複数台のプロセ
ツサと共有メモリを基本とするシステムで、各プ
ロセツサが共有メモリを使用して並列的に処理を
行えるため高性能が得られる。この様なマルチプ
ロセツサでは、各プロセツサと共有メモリを結ぶ
信号線を個別に設けると物量が増大するため、各
プロセツサに共通なバスが多く使用されている。
しかし、多数のプロセツサが唯一つの共通バス
と共有メモリを使用するため、メモリアクセスの
競合が発生し、メモリアクセス時間が長くなると
いう欠点がある。
この様な欠点を解決するためには、各プロセツ
サに共有メモリのデータの一部分をコピーして置
くためのキヤツシユメモリを設けるのが有効であ
る。なぜならば、キヤツシユメモリによりメモリ
アクセス時間は短縮され、また大部分のメモリア
クセスがキヤツシユメモリを使用して行われるの
で、共通バスや共有メモリの使用回数が減り、こ
れによりメモリアクセスの競合を減らすことが出
来るからである。
しかし、この様なキヤツシユメモリ構成では、
他のプロセツサが共有メモリにデータを書込んだ
場合、そのデータのコピーが自分のキヤツシユメ
モリにあると、共有メモリとのデータの不一致が
生じるため、キヤツシユメモリ上のデータを更新
するか、無効化する必要がある。
一般に、この一致化処理は、共通バス上のメモ
リアクセスを取込み、データの更新を行つたり、
無効化したりすることで行われるが、従来の構成
では、この一致化処理はプロセツサからのメモリ
アクセスの処理と競合するため、プロセツサから
の処理を待たせる必要があつた。この処理性能の
低下は、共通バスからのメモリアクセスを貯える
バツフアを設ける等の方法で多少は減らすことが
可能であるが、プロセツサ台数の増大とともにそ
の影響は無視出来ないものとなつている。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、プロセツサの台数が増大した場合でも、プ
ロセツサの処理性能の低下を起こさずに、キヤツ
シユメモリと共有メモリとのデータの一致を保て
るようにしたキヤツシユメモリの制御方法を提供
することにある。
本発明は、複数個のプロセツサのうち少なくと
も1個に設けられたキヤツシユメモリと、各プロ
セツサに共通バスを介して接続された共有メモリ
を有し、該キヤツシユメモリは、該共有メモリの
データの一部であるコピーデータを格納するデー
タ記憶部と、コピーデータの共有メモリ上での位
置を示す情報(アドレス)を格納するデイレクト
リと、コピーデータの有効性を示す情報を格納す
る有効表示部とを有するデータ処理装置のキヤツ
シユメモリ制御方法において、自プロセツサから
のリードアクセス時のミスヒツトにより共有メモ
リからデータを読出している間に、他プロセツサ
から共有メモリ上の同一データを変更するメモリ
アクセスが共通バス上に発行された場合は、該共
有メモリからの読出しデータは自プロセツサへ転
送し、該読出しデータに対応するキヤツシユメモ
リの有効表示部の該当ビツトを無効にするように
したことを特徴とする。
更に本発明は複数個のプロセツサのうち少なく
とも1個に設けられたキヤツシユメモリと、各プ
ロセツサに共通バスを介して接続された共有メモ
リを有し、該キヤツシユメモリは、該共有メモリ
のデータの一部であるコピーデータを格納するデ
ータ記憶部と、コピーデータの共有メモリ上での
位置を示す情報(アドレス)を格納するデイレク
トリとを有するデータ処理装置のキヤツシユメモ
リ制御方法において、該デイレクトリを2個設
け、一方のデイレクトリは、自プセツサからのキ
ヤツシユメモリへのメモリアクセス時のアドレス
チエツク用として、他方のデイレクトリは、該共
有バスを介しての他プロセツサからの共有メモリ
アクセスに基づくキヤツシユメモリと共有メモリ
との一致化または該キヤツシユメモリの対応する
データの無効化を行う一致化処理時の共通バス上
のアドレスチエツク用として使用することを特徴
とする。
以下、本発明を図面によつて詳細に説明する。
第1図は、共通バスを用いたマルチプロセツサ
システムの代表的な構成を示した図である。各プ
ロセツサ10,20,30は共通バス60を通し
て共有メモリ70にアクセスし、またプロセツサ
10,20には、共有メモリ70の一部データの
コピーを持つキヤツシユメモリ40,50が接続
されている。これらのキヤツシユメモリ40,5
0は、それぞれプロセツサ10,20からのメモ
リアクセスに対して次の様に動作する。
(1) リードアクセス時 キヤツシユメモリ上に必要なデータが揃つて
いる場合は、そのデータをプロセツサに渡す。
ない場合には共有メモリから該当データを読出
してプロセツサに渡すと共に、キヤツシユメモ
リ上にも保持して置く。この時、データと共に
そのデータの共有メモリ上でのアドレスも保持
して置く。
(2) ライトアクセス時 ライトアクセス時には、そのデータがキヤツ
シユメモリ上にある場合には、キヤツシユメモ
リと共有メモリを、ない場合には共有メモリの
みを更新する。これはストアスルー、ライトス
ルーと呼ばれる方式である。
第2図は、同期式の共通バスの例を示したもの
である。このバスBはアドレスとデータを分離し
て周期T(=T1=T2=……)ごとに転送するもの
であるが、本発明は同期式の共通バスであるなら
ば良く、バスの構成には因らない。そして各周期
T1,T2,…が2つの区間t1,t2に分割され、これ
によつてキヤツシユメモリの時分割制御が後述の
ように行われる。
第3図、第4図、第5A図、第5B図および第
5C図は本発明の一実施例の構成及び動作を説明
した図である。第3図のキヤツシユメモリは、共
有メモリのデータの一部分をコピーしておくデー
タ記憶部100と、そのデータの共有メモリ上で
のアドレスを貯えるデイレクトリイ80と、その
データの有効性を示す有効ビツト90を持ち、こ
れらはプロセツサからのメモリアクセス処理と、
共通バス60上を同期式に転送されるメモリアク
セスにもとづくキヤツシユメモリと共有メモリと
のデータの一致化処理とで、第4図に示す様に周
期Tをt1とt2に時分割して使用される。ただし第
4図では、前者の処理はP1,P2,……と書かれ
た時間帯を使用し、後者はB0,B1,……と書か
れた時間帯を使用する。これらの後に付加されて
いる数字は、それぞれのメモリアクセスの順番を
示している。
次に各場合の動作について第5A図〜第5C図
のフローを参考にしながら説明する。
(1) ライトアクセス時(第5A図) プロセツサからのライトアクセス時には、ア
ドレスが第3図のプロセツサアドレスレジスタ
101に、ライトデータがライトデータレジス
タ121に、アクセスキーがアクセスキーレジ
スタ103にラツチされる。
そこでまず第4図のデイレクトリイ80、有
効ビツト90のライン上のP1で示すt2時間にお
いて、プロセツサアドレスレジスタ101のカ
ラムビツト部分で、セレクタ108を通して、
アドレスとともにプロテクシヨンビツトを含む
デイレクトリイ80と有効ビツト90をアクセ
スし、読み出したアドレスをセレクタ107を
通してやつて来るプロセツサアドレスレジスタ
101のロービツト部分とコンパレータ112
を用いて一致するかどうか比較する。これが第
5A図のステツプA1である。ステツプA2で
は、この比較結果が一致し、かつ有効ビツト9
0が有効であることを示している(これをビツ
トと呼ぶ)ならば、デイレクトリイ80から読
出したプロテクシヨンビツトと、セレクタ11
0を通してやつて来るアクセスキーレジスタ1
03の内容をコンパレータ113で比較し、プ
ロテクシヨンエラーが発生していたならば、ス
テツプA3へ移つてそのアクセスを中止しプロ
セツサに報告する。エラーがなければ、共通バ
ス60が使用可能となるまで共通バス占有要求
を出し続ける。すなわちステツプA4で共通バ
ス占有要求を出し、ステツプA5でバス使用可
能か否かを判定し、これをくり返す。そして共
通バス60が使用可能となつたサイクルから、
ステツプA6においてアドレスとライトデータ
とアクセスキーをゲート123,122,12
4を通して共通バス60へ送出する。以上がバ
スサイクルの各t2時間内に行われる。そしてヒ
ツトした場合のみ、上記最後のt2時間の次のt1
時間にライトデータレジスタ121の内容をセ
レクタ120を通してデータ記憶部100に書
込む。これは第4図の記憶部100のライン上
のP1に相当する。またこのデータ記憶部10
0への書込みの位置は、セレクタ109を通し
てプロセツサアドレスレジスタ101から与え
られる。
(2) リードアクセス時(第5B図) プロセツサからのリードアクセス時には、ア
ドレスがプロセツサアドレスレジスタ101
に、アクセスキーがアクセスキーレジスタ10
3にラツチされる。以降のデイレクトリイ、有
効ビツトチエツク(ステツプA1)、プロテク
シヨンチエツク(ステツプA2)、およびエラ
ー時の報告(ステツプA3)は、(1)のライトア
クセス時と同じで、例えば第4図のデイレクト
リイ80等のライン上のP1(t2時間)に行わ
れる。そしてヒツトか否かがステツプA8で
(t2時間)検査され、ヒツトの時はステツプA
9へ移つて、次のサイクルのt1時間(第4図記
憶部100のライン上のP1)にプロセツサア
ドレスレジスタ101からセレクタ109を通
して与えられるアドレスでデータ記憶部100
の内容を読出し、セレクタ111を通してプロ
セツサにデータを返送する。逆にステツプA8
でミスの場合には、(1)の場合と同様にステツプ
A4,A5により共通バス60を占有し、ステ
ツプA10でアドレスとアクセスキーを共有メ
モリへ転送する。そして、次のサイクルのt2
間にデイレクトリイ80にアドレスを、有効ビ
ツト90を有効である方にセツトし、デイレク
トリイ80のプロテクシヨンビツト部分には只
今共有メモリをアクセス中であることを示すダ
ミーのプロテクシヨンビツトを格納する(ステ
ツプA11)。これが何故必要かは次の(3)で説
明する。その後、共有メモリからリードデータ
と、プロテクシヨンビツトが転送されて来た
ら、ステツプA12でそれぞれをリードデータ
レジスタ105とプロテクシヨンレジスタ10
4にラツチし、次のステツプA13でt1時間に
データ記憶部100へ、またt2時間にデイレク
トリイ80に格納するとともに、ステツプA1
4でプロセツサにそのデータを返送する。
(3) データ更新(第5C図) メモリアクセスが共通バス60上を転送され
ている(ステツプA15)場合は、ステツプA
16でそのアドレスを共通バスアドレスレジス
タ102に、アクセスキーをプロテクシヨンレ
ジスタ104に、データをリードデータレジス
タ105にラツチする。この他、第3図には示
していないが、そのメモリアクセスがリードで
あるかライトであるかを示す情報やどのプロセ
ツサから出されたかを示す情報をラツチされ
る。そして、ステツプA17でセレクタ10
7,108,110を共通バス側に倒し、t1
間にデイレクトリイ、有効ビツト、プロテクシ
ヨンチエツクを前と同様に行う。これは例えば
第4図のデイレクトリイ80等のライン上の
B1に行われる。チエツクしたメモリアクセス
がヒツトしプロテクシヨンエラーがなく、かつ
それが他プロセツサからのライトアクセスであ
るならば、ステツプA18でセレクタ109を
共通バス側に倒し次のt2時間に、リードデータ
レジスタ105の内容でデータ記憶部100の
更新を行う。これは第4図の記憶部100のラ
イン上のB1で行われる。チエツクした結果が
上記の場合以外には、メモリアクセスが他プロ
セツサからのライトアクセスであり、かつヒツ
トしているが、さらにステツプA19(t2
間)でプロテクシヨンエラーをチエツクし、エ
ラー発生時には、それが只今共有メモリをアク
セス中であることを示すダミーのプロテクシヨ
ンビツトによつて起こされたものでない限り
(ステツプA21で判定)、そのライトアクセス
は共有メモリ上でも拒絶されるので処理を行わ
ない(A20)。プロテクシヨンエラーがダミ
ーのプロテクシヨンビツトによつて起こされた
場合には、そのプロセツサがそのデータを共有
メモリ上から読出している最中であり、現時点
でデータの更新を行つても、このリードアクセ
スで古いリードデータを読出して来て、再度デ
ータの更新を行つてしまい、キヤツシユメモリ
上には古いデータが残つてしまう。従つて、こ
の場合にはステツプA22(t1時間)で有効ビ
ツト90をクリアすることによつて無効化を行
う。なお、プロセツサには古いデータが戻され
ることになるが、プロセツサから共有メモリに
そのメモリアクセスが出された時点はライトア
クセスより前であるので問題はない。
以上説明した様に、プロセツサからのメモリア
クセス処理と、キヤツシユメモリと共有メモリと
の一致化処理とは、時分割的に記憶部100とデ
イレクトリイ80等を交互に作動させているから
競合することはない。
さらに本実施例によれば、キヤツシユメモリの
無効化の回数が減少するので、ヒツト率が向上す
る効果がある。
第6図、第7図、第8図は本発明の他の実施例
の構成及び動作を説明した図である。第6図のキ
ヤツシユメモリは前の場合と同様にデイレクトリ
イ80、有効ビツト90、データ記憶部100を
持つが、異なる点はデータ記憶部100がプロセ
ツサからのメモリアクセスの処理だけに使用され
ることである。従つてキヤツシユメモリと共有メ
モリとのデータの一致化処理は、有効ビツト90
をクリアすること、すなわち無効化することによ
つて行う。各部分の時分割の様子を第7図に示す
がこの図で用いている記号は第4図のものと同じ
である。
次に無効化の処理をこれらの図を用いて説明す
る。メモリアクセスが共通バス60上を転送され
ている場合(A30)は、そのアドレスを共通バ
スアドレスレジスタ102にラツチする(ステツ
プA31)。この他、第6図には示していないが、
そのメモリアクセスがリードであるかライトであ
るかを示す情報などのプロセツサから出されたか
を示す情報もラツチされる。そしてセレクタ10
7,108を共通バス側に倒し、ステツプA32
でt2時間にデイレクトリイ80のチエツクを行
う。そして、そのメモリアクセスが他プロセツサ
のライトアクセスであり、かつコンパレータ11
2の結果が一致している場合には、ステツプA3
3で共通バスアドレスレジスタ102のカラムビ
ツト部分を無効化カラムアドレスレジスタ117
にラツチし、ステツプA34で次のt1時間に有効
ビツトのクリアを行う。
従つて、この場合もプロセツサからのメモリア
クセス処理と、キヤツシユメモリと共有メモリと
の一致化処理の競合が発生しない。
第9図、第10図、第11図は本発明の他の実
施例の構成及び動作を説明した図である。前の場
合と同様に第9図のキヤツシユメモリはデイレク
トリイ80、有効ビツト90、データ記憶部10
0を持ち、さらに無効化を行うためデイレクトリ
イ80と同一内容の無効化デイレクトリイ81を
持つ。そしてプロセツサからのメモリアクセスの
処理とキヤツシユメモリと共有メモリとのデータ
の一致化処理とで時分割される部分は、有効ビツ
ト90のみである。各部分の時分割の様子を第1
0図で示す。
この実施例の無効化処理の動作は、第6図で示
した実施例の場合とほぼ同じであり、ただデイレ
クトリイのチエツクを、ステツプA35(第11
図)で無効化デイレクトリイ81を使用して行う
点が違うだけである。
動作について以下詳述する。
メモリアクセスが共通バス60上に転送されて
いる場合(A30)は、そのアドレスを共通バス
アドレスレジスタ102にラツチする(ステツプ
A31)。ラツチした内容の中のカラム
(Column)を指定する部分は、2個有したデイ
レクトリの一方81にそのまま送られ、読み出さ
れた内容とローアドレス(Row)の内容が比較
器118でチエツクされる(ステツプA35)。
この時、デイレクトリ81を占有して使用でき
るため、遅いメモリ素子、論理素子を使用するこ
とができる。
デイレクトリが一致した場合は制御部114に
よつて、有効ビツト90の内容がクリアされる動
作は、第6図〜第8図の動きと同様である(ステ
ツプA33,A34)。不一致の場合は何も行わ
れない。
一方CPUからのアクセスはレジスタ101に
アドレスがセツトされ、カラムを指定する部分
(Column)はそのまま、デイレクトリ80のア
ドレスとして使われるる。比較器112によつて
一致がとられた場合はデータ部100の内容が読
み出され、不一致の場合はメモリに対するアクセ
スが行われる。この動作については周知である。
以上の実施例においては、80,81と同一の
内容を有するデイレクトリを2つ有するようにし
たため、第7図のデイレクトリが1タイムスケー
ルTiを2分割して前半部をプロセツサからのア
クセスPi後半部をバスからのアクセスBiに使用
しているのに対し、第10図に示すように、8
0,81のデイレクトリはそれぞれプロセツサか
らのアクセス、バスからのアクセスに1タイムス
ケールTiを占有して使用できるようになつてい
る。この実施例によれば、メモリアクセス処理と
一致化処理との競合をさけることができる効果を
有する。更に比較的低速なメモリ素子でデイレク
トリを構成でき、また各回路部分112,11
4,118、等の制御部分も低速な素子を使い得
るとの効果を有する。
以上述べて来た様に、本発明によれば、プロセ
ツサからのメモリアクセス処理と、キヤツシユメ
モリと共有メモリとのデータの一致化処理とを競
合させない条件のもとで、無効化処理を矛盾なく
行うことのできるマルチプロセツサシステムを実
現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は共通バスを用いたマルチプロセツサシ
ステムの代表的な構成を示した図、第2図は同期
式の共通バスの一例を示す図、第3図は本発明に
よるキヤツシユメモリの構成の一実施例を示す
図、第4図は第3図の構成における各部分の時分
割動作の説明図、第5A図〜第5C図は第3図の
キヤツシユメモリの動作説明のためのフローチヤ
ート、第6図は本発明によるキヤツシユメモリの
構成の他の実施例を示す図、第7図は第6図の構
成における各部分の時分割動作の説明図、第8図
は第6図のキヤツシユメモリの動作説明のための
フローチヤート、第9図は本発明によるキヤツシ
ユメモリの構成のもう1つ別の実施例を示す図、
第10図は第9図の構成における各部分の時分割
動作の説明図、第11図は第9図のキヤツシユメ
モリの動作説明のためのフローチヤートである。 10,20,30…プロセツサ、40,50…
キヤツシユメモリ、60…共通バス、70…共有
メモリ、80,81…デイレクトリイ、90…有
効ビツト、100…データ記憶部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個のプロセツサのうち少なくとも1個に
    設けられたキヤツシユメモリと、各プロセツサに
    共通バスを介して接続された共有メモリを有し、
    該キヤツシユメモリは、該共有メモリのデータの
    一部であるコピーデータを格納するデータ記憶部
    と、コピーデータの共有メモリ上での位置を示す
    情報(アドレス)を格納するデイレクトリと、コ
    ピーデータの有効性を示す情報を格納する有効表
    示部とを有するデータ処理装置のキヤツシユメモ
    リ制御方法において、自プロセツサからのリード
    アクセス時のミスヒツトにより共有メモリからデ
    ータを読出している間に、他プロセツサから共有
    メモリ上の同一データを変更するメモリアクセス
    が共通バス上に発行された場合は、該共有メモリ
    からの読出しデータは自プロセツサへ転送し、該
    読出しデータに対応するキヤツシユメモリの有効
    表示部の該当ビツトを無効にするようにしたこと
    を特徴とするキヤツシユメモリ制御方法。 2 複数個のプロセツサのうち少なくとも1個に
    設けられたキヤツシユメモリと、各プロセツサに
    共通バスを介して接続された共有メモリを有し、
    該キヤツシユメモリは、該共有メモリのデータの
    一部であるコピーデータを格納するデータ記憶部
    と、コピーデータの共有メモリ上での位置を示す
    情報(アドレス)を格納するデイレクトリとを有
    するデータ処理装置のキヤツシユメモリ制御方法
    において、該デイレクトリを2個設け、一方のデ
    イレクトリは、自プロセツサからのキヤツシユメ
    モリへのメモリアクセス時のアドレスチエツク用
    として、他方のデイレクトリは、該共有バスを介
    しての他プロセツサからの共有メモリアクセスに
    基づくキヤツシユメモリと共有メモリとのデータ
    の一致化または該キヤツシユメモリの対応するデ
    ータの無効化を行う一致化処理時の共通バス上の
    アドレスチエツク用として使用することを特徴と
    するキヤツシユメモリ制御方法。
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JPS5464944A (en) * 1977-11-02 1979-05-25 Fujitsu Ltd Buffer invalidating system for multi-cpu system

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JPS57172582A (en) 1982-10-23

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