JPH01274344A - 電子レンズ用永久磁石 - Google Patents

電子レンズ用永久磁石

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Publication number
JPH01274344A
JPH01274344A JP10292888A JP10292888A JPH01274344A JP H01274344 A JPH01274344 A JP H01274344A JP 10292888 A JP10292888 A JP 10292888A JP 10292888 A JP10292888 A JP 10292888A JP H01274344 A JPH01274344 A JP H01274344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
ring
permanent magnets
magnetic flux
flux density
Prior art date
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Pending
Application number
JP10292888A
Other languages
English (en)
Inventor
Terumi Nishinuma
西沼 輝美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANTO DENSHI KOGYO KK
Original Assignee
KANTO DENSHI KOGYO KK
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Publication date
Application filed by KANTO DENSHI KOGYO KK filed Critical KANTO DENSHI KOGYO KK
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばブラウン管の電子ビームへ使われる電
子レンズ用の永久磁石の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置として第4図に側断面図として表わ
される第1の従来例がある。
第4図において、ブラウン管(ガラスバルブ)のネック
部8に電子銃の前方に発射される電子ビームに対し、レ
ンズ効果を与え、蛍光面上における映像に球面収差が小
さく、ハレーションを生じさせないように、電子レンズ
としてのリング状の永久磁石1を装着する。
この永久磁石1は、Z軸方向つまり電子ビームの進行す
る軸方向に図示のように着磁されており、その両磁極端
面には磁性体のリング平板状の磁極板2a、2.が接着
され、リング状永久磁石1の内周面をネック部8の外周
面から若干隔離して同着される。カソード4からアノー
ド7へ向って発射される電子ビーム9は途中、第1グリ
ツド5゜第2グリツド6で調整されて進み、電子レンズ
(永久磁石1)の内孔を通過しそのビームを収束されて
蛍光面(図示していない)に到達することになる。
この第1の従来例の電子レンズの構成を第5図(a)に
側断面図、第5図(b)に正面図で示す。
そして第2の従来例として、特開昭61−211940
号がみられる。
すべての図面において、同一符号は同一もしくは相当部
材を表わす。
第2の従来例は、別個に着磁され、同一磁極方向に連結
された少なくとも2個のリング状永久磁石1..15.
・・・から成り、上記永久磁石1a。
1b、・・・がZ軸上の磁束密度分布の半値幅がその永
久磁石の内径の80%〜200%の値を有する電子レン
ズ用永久磁石と記載されている。なお、2□a’  2
1b”。a”2bはいずれも磁極片である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、このような第1の従来例にみられる電子レン
ズの構造の場合は、第6図に示すように磁極片2 から
磁極片2bまでの2方向の磁束密度分布図が磁束密度曲
線15として表わされる。
そして、第6図の磁束密度が最大磁束密度となる値15
 の半値15.を示すZ方向幅(これを「半値幅」とい
う)が、ある程度例えば26關位にしようとすると、第
5図(a)の永久磁石のZ方向の長さ(厚み)IIを相
当に長くしなければならず、そのため永久磁石の製造も
困難で、かつ高価になる。
さらに、第2の従来例はなるほど、一応は第1の従来例
の欠点を解消したかのようにも考えられる。
第8図は、その第2図の従来例における磁束密度分布図
を表し、磁束密度曲線17は磁極片2□。
から磁極片2□5に至るZ方向の分布を示し、17 は
磁束密度最大値、175は最大値の半値であり、第1の
従来例に対比して画いである。
しかしながら、第2の従来例は第1の従来例の永久磁石
1を2つに分割し、永久磁石1a、lbとして製造しZ
軸方向に接合するだけの手段であり、製造コストは幾分
低減されるであろうが、高価な部材である永久磁石を大
量に使用するという点ならびに作用の点でも、第1の従
来例からの進歩の程度を示す効果面でも余りみるところ
がない。
ここにおいて本発明は、これら従来例の有する難点を完
全に払拭した僅かな永久磁石で理想的な電子レンズを構
成できる電子用永久磁石を提供することを、その目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、高価な上あるいは下(1!子銃に近い方を「
上」、蛍光面に近い方を「下」という)の2つの永久磁
石の間に、磁束を有効に導くための継鉄を挾むことによ
って、永久磁石の電子ビーム方向であるZ軸方向の長さ
gを長くしたものと、同一の作用・効果を持たせる。
〔作 用〕
上記のように構成しているから、2つの永久磁石の外側
両端面により形成されると見做される単一の永久磁石が
、中間に挾み込んで接合した強磁性体からなる継鉄を通
る磁束はほとんど減磁されることはなく、継鉄の厚み分
だけ両磁極柱間隔が長くなり、Z軸方向の長さが長くな
った永久磁石として働くことになる。
〔実施例〕
本発明の一実施例における要部の構成を、第1図(a)
に側断面図、第1図(b)に正面図として表わす。
この1実施例では、永久磁石1a、1.としてアルニコ
(Alnico8)からなる外径58φ關、内径48φ
關、厚み8mmのリング状を形成し、それらの外側両端
面に、おのおの外径56φ鰭、内径33φ龍、厚み3m
mのリング状の強磁性体からなる磁極片2a、25を接
合固着する。
そして、本発明の真髄とするところ、永久磁石la、l
bの内側両端面間に、永久磁石1a。
1bとその外径、内径をほぼ同じくし、強磁性体からな
る継鉄3が挾み込まれて接合固着されている。なお、第
1図(a)の継鉄3のZ軸方向の両端部に示された磁極
性N、  Sは永久磁石1a。
1bによって誘導された磁極性を表わす。
ところで、第2図は第1の従来例(もっとも第2の従来
例でも略々同じである)の第5図の永久磁石1の長さg
を關で示して横軸のパラメータにとり、半値幅の長さの
変化を順で表わした半値幅特性曲線図であり、この場合
Z軸上の最大磁束密度を330ガウス/ cjに調整し
ている。
第1の従来例の例えば半値幅を24 m+sにするため
には、約160gのアルニコ(前掲)の永久磁石1を必
要とし、かつ一体で製造するのは割れとか巣とかが発生
して非常に困難であり、製品の歩留は50%以下に低下
していた。
そこで、本発明では、第1の従来例のアルニコ永久磁石
1の26m+*の長さを形成するため、第1図(a)に
表わすように厚さ8ffI11の永久磁石1 。
1、の2個と、同径の厚さ(Z軸方向長さ)90ffi
11の炭素量0,3%の継鉄を、図示のとおりに永久磁
石1a、1bに挾み込んで積重ねて接合固若した。
そして、Z軸上の磁束密度分布を、本発明のもの(実線
の特性曲線11)と、一体の永久磁石を用いたもの(第
1の従来例で点線の特性曲線15)とを比較して示した
のが第3図である。
このように、両者の特性曲線11.15より磁束密度の
分布は全く変らないことがわかることから、電子レンズ
としての効用にも全く差違が生じない。
〔発明の効果〕
本発明は以上のとおりに構成されることから、電子ビー
ムの進行方向に継鉄を挾んで積層し接合する両端の永久
磁石は厚さが従来例に比し著しく薄くてよいことから、
製造し易く、品質も向上し、信頼性も高まり、かつコス
トも特段に低くなり、継鉄の諸元により相当に特性の改
善が与えられる という効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部の側断面図。 正面図、第2図は永久磁石のみからなる電子レンズにお
ける永久磁石の電子ビーム方向の長さと最大磁束密度の
半値を表わす電子ビーム方向の磁束密度曲線の幅の実l
pj特性曲線図、第3図は本発明の磁束密度分布図、第
4図ないし第8図は従来例の説明図である。 1.1..1.・・・リング状永久磁石2a、2..2
□、、2..2□6,2゜、・・・磁極片3・・・継 
鉄 4・・・カソード 5・・・第1グリツド 6・・・第2グリツド 7・・・アノード 8・・・ガラスバルブ・ネック部 9・・・電子ビーム。 出願人代理人  佐  藤  −雄 第3図 第4図 第5図 I、571Z 第B図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.別個にリングの中心軸方向であるZ軸方向に着磁さ
    れ、同一磁極方向に連結された少なくとも2個のリング
    状永久磁石のリング状内孔部を、電子ビームが通過する
    電子レンズ用永久磁石において、 隣接するリング状永久磁石相互間に、それらリング状永
    久磁石とほぼ内径、外径を等しくしZ軸方向の長さを任
    意とする、強磁性体からなる継鉄を、両リング状永久磁
    石端面で挾み付けて、圧接挿入し、 Z軸上の磁束密度分布の半値幅を高めるようにした ことを特徴とする電子レンズ用永久磁石。
JP10292888A 1988-04-26 1988-04-26 電子レンズ用永久磁石 Pending JPH01274344A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10292888A JPH01274344A (ja) 1988-04-26 1988-04-26 電子レンズ用永久磁石
US07/341,947 US4975668A (en) 1988-04-26 1989-04-20 Electromagnetic focusing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10292888A JPH01274344A (ja) 1988-04-26 1988-04-26 電子レンズ用永久磁石

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ID=14340506

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JP10292888A Pending JPH01274344A (ja) 1988-04-26 1988-04-26 電子レンズ用永久磁石

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5506482A (en) * 1993-08-05 1996-04-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Magnetic focusing system with improved symmetry and manufacturability

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62290048A (ja) * 1986-05-01 1987-12-16 Hitachi Metals Ltd フオ−カスマグネツト

Patent Citations (1)

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