JPH01273085A - 貼紙防止用シートの製造方法 - Google Patents

貼紙防止用シートの製造方法

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JPH01273085A
JPH01273085A JP63103629A JP10362988A JPH01273085A JP H01273085 A JPH01273085 A JP H01273085A JP 63103629 A JP63103629 A JP 63103629A JP 10362988 A JP10362988 A JP 10362988A JP H01273085 A JPH01273085 A JP H01273085A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は街路上の電柱や信号灯の脚柱1歩道橋の橋脚、
あるいは路上の配電塔など各種の構築物の表面に貼着す
る貼紙防止用シートの製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、貼紙防止用シートは灰色又は白色シートの表面に
円錐状突起又は三角錐状突起あるいはこれら形状の断面
を有する突条を多数設けた合成樹脂シートが用いられて
いた(実公昭49−14004号公報及び実公昭56−
30865号公報)。これらの貼紙防止用シートは貼紙
防止性の点では申し分なく、したがって、街の美観を損
ねる各種貼紙が貼着され易い上記各所に「貼紙防止」用
として多用されて来ている。
しかし乍ら、自動車交通量の増大と交叉点近傍における
電柱等への衝突事故の多発などに伴い、これら貼紙防止
用シートに対し、単なる「貼紙防止性」のみではなく、
この「貼紙防止用シート」を貼ることにより、交叉点近
傍や狭い路地に、車の運転上、注意すべき障害物が存在
する警告もしくは注意の喚起を行う性能をも付与せしめ
るべく種々の研究が行われ、その結果、貼紙防止用シー
トの表面に再帰反射性を有するガラスビーズ入りテープ
を一定間隔で貼ったり(実公昭56−30867号公報
)、ガラスビーズ入り塗料を塗布したり(実開昭51−
157588号公報、特公昭56−31594号公報)
する提案が行われて来た。
しかし乍らこれらの提案ののちのは実用工種々の欠点を
有するものが多く、それらの解決が望まれていた。
[発明が解決しJ:うとする問題点] −ト記提案のうち、実公昭56−30867号公報に記
載のものは[表面に小突起あるいは凹凸を有Jる塩化ビ
ニル等の合成樹脂板にて成形し、前記小突起あるいは凹
凸を右する表面に適宜間隔に凹溝を設【)、該凹溝に発
光材を付着してなることを特徴とする標識シートIであ
って、「発光材」が「ガラスビーズ入りラーーブ」でそ
の表面は平滑な面を形成している。したがって、この平
らな1発光材」部分での光の反射性はJぐれているが、
この平らな[発光材−1部分を利用して貼紙がし易くな
り、貼紙防止性という最も重要な点で支障を来たづもの
となっている。またこの提案のシートは貼紙防止性シー
ト表面に適宜間隔を保ってはいるが、表面全面に亘り発
光材を付着させているため、その製造工程が!!雑であ
るばかりでなく、非常に高価なものとなっている。
実開昭51−157588号公報の提案は「基体シート
の上面に接着剤を塗布し、その上に比較的粒径の大なる
透明性ガラス粒子を適宜間隔を保つJ:うに配列・散布
した後、更にその表面に透明保護膜を設けた貼紙防止用
シート」であり、貼紙防止効果をもたらす突起又は凹凸
構造を1−粒径の大なる透明性ガラス粒子」で付与させ
ると同時に「光反射性」もこのガラス粒子で発揮さぜよ
うという提案である。しかし乍ら、基体シートに対する
ガラス粒子の接着が非常に困難で、電柱等に捲回・貼着
した場合、ガラス粒子の脱落が生じるという欠点があつ
I(。この欠点は、基体シートが捲回・可能な軟質シー
トでなければならず、ガラス粒子の粒径が0.8−2.
0mmと、通常この種の光反射性テープに用いられるガ
ラス粒子に較べ著しく大きいため、接着剤による止着が
困難な事による。更にガラス粒子表面の保護膜も、貼紙
防止性保持の為に厚塗りすることが不可能で、ガラス粒
子による凹凸形状を保持する程度に薄く塗布する必要が
あり、ガラス粒子の脱落防止には殆んど有効でないこと
も原因である。
また、特公昭56−31594号公報の提案は「黒色系
の基体シートの上面に、非黒色系の着色不透明イン■で
縞帯模様を印刷し、その印刷面のみに捺染法によりガラ
スビーズ入すの透明塗料を塗布した後、該シートの上面
全面に亘って塗布又は積層法に」;り透明保護層を設け
、これを加熱軟化せしめてシー1へ表面に、凹部断面が
弧状でありかつ凸部断面が鋭角錐状となっている凹凸条
を適宜の平行間隔に多数配列した絞押し模様を付すこと
を特徴とする縞帯模様の再帰反射部を右づる貼紙防止用
シー1−の製造法。」であり、且つ「非黒色系の着色基
体シートの上面に、黒色系不透明インキで縞帯模様を印
刷し、その非印刷面のみに捺染法にj:リガラスヒーズ
入りの透明塗料を塗布充填した後、該シー1〜の上面全
面に亘って塗布又は積層法にJ:り透明保護層を設(プ
、これを加熱軟化せしめてシート表面に、凹部断面が弧
状であり、かつ凸部断面が鋭角錐状となっている凹凸条
を適宜の平行間隔に多数配列した絞押し模様を付すこと
を特徴とツる縞帯模様の再帰反射部を有する貼紙防止用
シートの製造法。」である。この提案の場合、所謂虎斑
模様の付与は貼紙防止シート全体に亘ってイ」され、且
つカラスビーズ入り塗料による印刷も該虎斑模様と同様
、全面に亘って行われる。、シたがって、多少の模様の
歪みや変形は全く問題にならかった。。
本来、この種の再帰反射性を有する貼紙防止用シートに
お【プる再起反射部は、車道側に而する一部あるいは上
方部分又は下方部分など部分的に設f−1られていれば
その目的は達せられる筈で、車の光が当らない電柱の後
部は不要であるし、シー1〜貼着部全体に設(プられて
いる必要は全くない。しかし乍ら、前記の実公昭56−
30867公報号及び特公昭56−31594号公報で
はシー]へ仝休に亘り、これらの光反射部がnsl t
Jられており、徒らに製造工程を繁雑にし、且つコスト
的に高価なものどなっていlこ 。
[問題点を解決するための手段] 本発明はかかる背景に鑑みてなされたもので熱可塑性合
成樹脂製裏打シート1の上面に熱活性型接着剤層2を設
(プ、その上面に捺染法により所定部分に所定模様状に
明色印刷インキにより明色下地層5を設(プ、該下地層
上部に該下地層と一致さけてガラスビーズを涙金してな
る再帰反則性塗料4を捺染法により印刷し、更に該再帰
反射性模様上に該再帰反則性模様に一致させて透明性塗
FA、6を捺染法により印刷した後、これらの模様部以
外の周囲部分を所定形状に裏打シート1と異なる色彩の
印刷インキにより縁取り模様又は枠取り模様3を捺染法
にJ:り印刷して裏面シートΔを準備し、この裏面シー
トを加熱することなしにエンボス装@Eのバックアップ
ゴムロール14に接触させつつエンボス装置Eに供給し
、一方、別に準備しておいた熱可塑性合成樹脂製の透明
中間シートBをタッチロールio、 ilで加熱ドラム
12に接触せさて加熱軟化せしめると同時にその上面を
赤外線ヒーター13で加熱しつつエンボス装置Eに供給
し、同時に最上層の防汚染性熱可塑性合成樹脂フィルム
Cを加熱しない状態でエンボスロール15に接触させつ
つエンボス装置に供給し、これらの裏面シートA、透明
中間シートB及び防汚染性フィルム層Cの三者を一体的
に積層すると同時に、防汚染性フィルム・透明中間シー
ト面に所定模様の絞押し模様りを付すことを特徴とする
貼紙防止用シートの製造方法である。
本発明で使用される熱可塑性合成樹脂製裏打シート1は
軟質塩化ビニル樹脂、EVA、ポリオレフィン類あるい
はこれらの混合物などで、電柱や橋脚qに捲回し接着剤
等で接着可能な程度の柔軟性を有するものであり、より
好適には塩化ビニル樹脂に可塑剤、安定剤、充填剤、紫
外線吸収剤及び顔料を加えた不透明軟質シートが好まし
い。しかし乍ら、裏打シートに用いる合成樹脂は次に述
べる熱活性型接着剤2どの組合せ、更には透明中間シー
ト3及び最上層のアクリルフィルムCどの積層性等を勘
案して選定されるべきである。
本発明において、熱活性型接着剤層2の使用は重要な意
義を有する。第1図及び第4図に示す如く、本発明の目
的は合成樹脂製裏打シー1〜1に対し限定された形状3
に警告模様を何し、その一部分4に再帰反射性塗料を設
けたものであるため、これらの形状・模様が変形又は形
崩れせず、きつらりとした形状・模様に仕上ることが重
要な要件をなる。これらの要件を達成するための技術的
手段として熱活性型接着剤2の使用は重要な要件である
。熱活性型接着剤2は裏打シー1〜1と透明中間シーh
 Bとを積層するので両名に対し、接着・親和性をn1
る合成樹脂よりなるもので、例えば東洋紡(株)のバイ
ロンR[200J又は「30旧の如ぎ線状飽和熱可塑性
ポリエステル樹脂などが適しており、これらを適宜溶剤
に溶解した溶液の形で使用覆る。この場合ポリメリック
MDIなどのポリイソシアネートを硬化剤として使用す
ることにより積層後の接着強度をより強力にづることが
出来、非常に有効な熱活性型接着剤として使用できる。
(G l、この種の接着剤は専門メーカーから購入する
場合、必ずしもその成分樹脂は明確ではなく、特定する
ことは困難であるが、要は加熱により活性化(接着可能
な状態に変化)し、被着体どすぐれた接着を完結し得る
ものであれば良い。
本発明の場合、再帰反射性模様上の形成は専ら捺染法に
よって行われる。まず再帰反射性塗料4を塗布する部分
は夜間時に警告又は警戒的な光反射を行う部分で、すぐ
れた光反射性が望まれる。
したがって再帰反射性塗料4の下地となる部分は白色又
はアルミペースト等を添加したシルバーメタリックなど
の明色下地5である必要があり、所定模様に捺染印刷す
る。再帰反射性塗料4は透明樹脂バインダー中に200
メツシユ〜250メツシユ(61〜74ミクロン)の分
級された球形ガラスビーズを添加したもので、任意の着
色染料で着色しても良い。この再帰反射性塗料による模
様部4は下地部5に一致させて、またはやや小ざめに捺
染するとにより明色下地5上に正しく印刷される。この
場合下地模様5と再帰反射性模様部4とが一致しないと
、視覚的な仕上りが醜く且つ夜間の再帰反射光にムラが
生じ好ましくない。このガラスビーズ入り塗料の捺染時
のスクリーンは使用したガラスビーズの粒径との関係で
選択されねばならず、上記の如< 200−250メツ
シユのガラスビーズの場合は150メツシユ(フルイ目
聞き107ミクロン)が良くあまり目開きの大きいもの
を用いるとガラスビーズの重なりが生じて再帰反射性が
鈍化し好ましくない。逆に200メツシコーなどのスク
リーンでは、目詰りが生じてガラスビーズが捺染されな
い部分が発生するので使用できない。再帰反射性塗料4
の印刷後の乾燥は充分に行わなければならない。これは
ガラスビーズの下側や、ガラスビーズ間に挾まれた塗料
は意外に乾燥されず、もし、未乾燥部分があると、後で
述べるエンボス工程で泡立ちの原因となるので、この工
程での乾燥は重要である。捺染法では通常捺染台が50
°C萌後に加湿されているので概ね10〜15分程度で
充分乾燥されるが、常温乾燥では20分以上乾燥させる
必要がある。
再帰反則性印刷部4−ヒには透明性塗料6の印刷が不可
欠である。この透明性塗料6も下地部5及び再帰反射性
塗料部4と一致した模様あるいはやや大きめに印刷する
。この透明性塗F31.6はガラスビーズ圓を保護づ−
る目的よりも、ガラスビーズ間の間隙を流動性塗料を用
いることにより空隙やピンホール的空所を皆無にし、同
時に下地層5、再帰反射性塗料層4及び透明層6とを一
体的にし、強固な再帰反射性塗膜4にする上で重要であ
る。
もし、この透明層6が無い場合、ガラスビーズ層上に直
接固体の透明中間シートが積層されるので、ガラスビー
ズ間が充分に充填されず、空気泡を内蔵した空隙が多数
重じる結果となる。この空隙の存在は再帰反射性を妨げ
る原因となり、その部分が白化し、すぐれた再帰反射性
が得られない。これは透明中間層が熱可塑性合成樹脂で
、加熱により溶融軟化するも、高粘性の固体的挙動を示
し、毛細管的スケールの空隙部分を充填することが不可
能な事に起因する。したがってこの様な細かい空隙部は
流動性の良い透明性塗料でまず充填しておきマクロサイ
ズの凹凸部(ガラスビーズの配列による凹凸部など)を
透明中間シートで充填することにJ:って、空隙や空気
泡の抱き込みにJ:る再帰反射性の低下を防止せんとす
るものである。
本発明の場合、この透明性塗料6の捺染印刷の他に、縁
取り模様又は枠取り模様3の印刷が必要である。これは
裏打シート1との区画を画然たらしめる上でも必要であ
るし、日中時に車及び歩行者の注意を喚起する上で虎斑
模様などの警告又は警戒マークとして、判然知らしめる
必要があるためで裏打シート1色とは異なった色彩、例
えば黒色や濃褐色などの色で印刷する。この印刷も捺染
法で行うことにより再帰反射性模様部4を正しく適合し
た模様が得られる。
この様に裏打シート1上に熱活性型接着剤2゜下地層5
.再帰反射性のガラスビーズ印刷模様部4、透明性塗料
6及び枠取り模様3を塗布したシー1−を裏面シートA
として準備する。
この裏面シートAとは別に透明中間層Bとしてカレンダ
ー法等により熱可塑性合成樹脂による透明シートを準備
する。透明中間シートBは軟質塩化ビニル樹脂などの透
明性がづ−ぐれ、且つ熱積層性がすぐれている樹脂が適
しており、概ね0.8〜1.0mmの厚さが必要で、2
層のシートB+ 、82にわけ−Cカレンダー法により
圧延する。透明中間シー1〜B1と透明中間シートB2
とは同一配合のシートでも良く、また表面側を形成する
81層には紫外線吸収剤などの耐候性安定剤を多めに加
えた配合ににるシー1〜を用いても良い。尚、この中間
シートBは2層にねりなくとも可能であることは当然で
ある。
最上層を形成する防汚染性フィルムCはPMMAフィル
ム、ポリフッ化ビニルフィルムなど、透明中間シートB
中に含まれる可塑剤などに侵されず且つフィルム自体の
耐候性、耐汚染性が良く、更に熱可塑性合成樹脂よりな
るフィルムであることが必要である。PMMAフィルム
は加熱軟化した塩化ビニル樹脂シー1〜とは熱積層が可
能であるがポリフッ化ビニルフィルムの場合はその侭の
状態では熱積層が不可能なので、前述の如き熱活性型接
着剤で予め裏面処理したフィルムを用いる。
これらの裏面シートA、透明中間シートB、及び防汚染
性フィルムCはエンボス装置Eにより一体的に積層され
る。まず裏面シートAはガイドロール16を通し適度の
テンシミン状態でエンボス装置Eのバックアップゴムロ
ール14面に接触させ乍ら供給する。この場合裏面シー
トAには全く熱を加えず、適度のテンションを加えて巻
きシワなどを除去する程度でゴムロール面に沿わせてエ
ンボス部に供給する。この方法により枠取り模様3は全
く変形せず、裏打シート1に印刷した原型を保った侭、
透明中間シートBと積層される。
透明中間シートBは貼紙防止の為に深い凹凸模様を絞押
しする必要−Lから08間以上の厚さが必要となる為、
第7図では0.42mmのシート2枚(B+ 、B2 
)を使用し、予熱ロール(図示ぜず)を通した後圧着ロ
ール10.11により加熱ドラム12に密着して加熱す
る。加熱ドラム12は通常蒸気加熱方式で加熱されてお
り、概ね150〜160℃前後(蒸気圧5〜6 K9 
/ ci )の温度である。圧着された中間シート(B
+ 、B2 )は更に赤外線ヒーター13ににウシ−1
表面が190〜210°C前後の温度まで加熱され、そ
の状態でエンボス装置Eに供給される。防汚染性フィル
ムCは12〜50ミクロンの比較的薄いフィルムで加熱
する必要は無く、シワなどの入るのを防止する為のガイ
ドロールを通した後、金属製エンボスロール15に接触
させつつエンボス部に供給する。この時点で裏面シート
Aは中間シートBの熱により、その表面に塗布されてい
た熱活性型接着剤2が活性化し裏面シートAの接着剤1
を介して透明中間シートBが積層される。
同時に防汚染性フィルムCも190〜210℃の温度に
加熱されている中間シートBの表面に積層され、瞬時に
軟化して積層が行われるのと共に貼紙防止性の凹凸絞模
様(実際には逆絞模様になっている)が彫刻されている
金属製エンボスロール15とバックアップゴムロール1
4間の押圧力により透明中間シートBと共にエンボスさ
れ、貼紙防止性を有する凹凸絞模様りが絞付けされる。
次いで冷却ロール(図示せず)を通して冷却された後所
定寸法に裁断される。
[実施例] 本発明の具体的態様を実施例により詳述する。
(1)裏打シート1の圧延 [配合1] 塩化ビニル樹脂(ρ−1300)   100重量部=
 17− D OP               55重量部エ
ポキシ化大豆油        5  rr安定剤(B
a−Zn粉末状)       5  ll炭カル(重
質)         5Q  n顔料(グレー)  
      適量 配合1の配合物を通常のカレンダー法により厚さ0.4
2mmで幅1350#のシートに圧延した。
(2)熱活性型接着剤2の塗布 熱活性型接着剤としてポリエステル系の市販品を用いた
接着剤 ハイコープ^D−101A*1100硬化剤(
ポリイソシアネート)10 シンナー             適量的 1000
cpsの溶液 *1 特殊色利工業(株)社製 上記溶液を120メツシユの絹目ロールによりグラビヤ
塗布機で裏打シート1上に塗布した。平均塗布量は約1
i / ml (wet)であった。60〜65℃の乾
燥炉で乾燥し、冷却後、ロール上に巻取った。
−18= (3)捺染 1)下地層5の捺染 接着剤2を塗布した裏打シート1上に120メツシユス
クリーンにより、幅27#、長さ252 mmの白色下
地層を21 mmの間隔で10本、1350.幅のシー
トの中央に、長手方向に対して1450m間隔に下地模
様5を捺染した。使用したインキは通常の捺染用白色イ
ンキを用いた。
2)再帰反射性模様4の捺染 上記の下地層5上に幅25mm、長さ250mの90メ
ツシユスクリーンによりシンロイヒ(株)社製・ガラス
ビーズ入り黄色塗料「ビームライト# 500・イエロ
ー」を用いて再帰反射性模S4を捺染した。
3)透明性塗料層6の捺染 再帰反射性模様4上に幅27mm、長さ252#の透明
性塗料層6を120メツシユのスクリーンで塗布した。
この透明性塗料は固型分30%のアクリル系クリヤー溶
液であった。
4)枠取り模様3の捺染及び裏面シートA上記1)−,
3)の捺染終了後、上記2)の再帰反射性模様と同じ寸
法の模様部以外の部分で、且つ枠取り寸法が320mm
×510mmの黒色枠取り模様3を120メツシユスク
リーンにより捺染し、裏面シートΔを得た。。
(4)透明中間シートBの圧延 [配合2] 塩化ビニル樹脂(i5 =1300)   100重量
部[)Qp55.。
エポキシ化大豆油        5ツノ安定剤(Ba
−Zn系液状)       3.0/。
紫外線吸収剤         Q、2n配合2による
混合物を通常のカレンダー法により、厚さO,42mm
幅、1350mmのシー1〜に圧延した。
(5)防汚染性フィルムC 防汚染付フィルムとして、三菱レイヨン(株)製の厚さ
35ミクロンで幅1250mmのアクリルフィルム、ア
クリプレン■−35を使用した。このフィルムは熱活性
型接着剤は不要で熱により塩化ビニルシー  2〇  
− 一トに容易に積層するタイプのものである。
(6)エンボス装置Eによる積層及びエンボス央部シー
トA、第1透明中間シートB1.第2透明中間シートB
2及び防汚染性アクリルフィルムCを第7図に模式的に
示したエンボス装置Fにセットし、これらを一体向に積
層すると同時に凹凸絞模様を付す。
この場合、裏面シートAと透明中間シートBとは同一幅
であるため同一位置で積層し、表面のアクリルフィルム
はこれらシートの一側にエンボス後、貼合せ耳部を形成
する凹凸絞を付さない重ね部分Gを残してフィルム端部
を合せて積層する。
凹凸絞は高さが約1.ommで1平方センチ当り6個の
円錐形状突起の紋模様であった。
この積層・エンボス工程により積層エンボスシートは長
手方向にやや延長し、幅方向がやや狭くなり、枠取り模
様が320mm X 510mmから350sX500
#になったが、形状の歪みや配列の乱れは全くなくきっ
ちりした虎斑模様が得られた。
(7)寸法カット 上記(6)の工程で得られたシートを第1図に示すよう
に50mm幅の重ね代Gを右する1200mWX170
0mmLのシートにカットした。この貼紙防止用シート
は交叉点近傍の電柱に車道側に虎斑模様を向けて貼着す
ることにより、日中は虎斑マークで歩行者の注意を喚起
し、夜間は黄色の再帰反射光によりドライバーの注意を
喚起するのに適していIこ 。
[発明の効果] 本発明の方法による第1の効果は裏面シートを全く加熱
づ−ることなくエンボス装置に供給し、透明中間シート
を積層するので捺染模様の変形や歪みが全く生じないこ
とにある。従来、この種の貼紙防止用シー1〜は裏打シ
ート裏面に変形防止の為に織布や紙などの1変形防止相
補強材」を用いていたが、本発明の方法によればかかる
補強材が不要であり、補強材のない裏面シートで貼紙防
止用シートが製造出来る。
本発明の方法による第2の効果は裏打シート面に熱活性
型接着剤層を設置、jIこことにJ−り、第1の効果の
枠取り模様の変形や歪みの全くない加工が可能となった
ばかりでなく、裏面シートと透明中間シートとが、確実
に且つ強固に積層することが可能となる。
本発明の方法による第3の効果はガラスビーズ入りの再
帰反射性塗膜4上に透明性塗膜を捺染法で設けたことに
より、ガラスビーズ間の毛細管に近い間隙まで透明塗料
が入り込み、この部分が空気泡を内蔵した空隙となって
残留するのを防ぐと共に、ガラスビーズ上面の鋭い凹凸
を透明塗料で、なだらかな凹凸にすることによってこの
上面に積層される透明中間シートが容易に、且つ空隙を
内蔵することなく確実な積層が可能となる。
本発明の方法による第4の効果はガラスビーズ入り塗料
による再帰反射性模様を貼紙防止用シートの中央に位置
せしめることにより、その周囲は裏打シート、接着剤層
及び透明中間シート層とによる積層部であるため、再帰
反射性模様部への雨水の侵入や空気の侵入が全くなくな
り、これらによる劣化や効果の低減が全くなく、且つそ
の切断端末からの剥離や、再帰反射性模様部の損傷が皆
無となる。
本発明の方法の第5の効果は貼紙防止用シートの最上層
に防汚染性フィルム層を凹凸絞部に追随さけT、設けた
ことにある。一般に屋外設置物はその表面の凹凸模様が
大ぎく緻密な程、塵埃や車が出ず煤煙等による汚染を受
は易い。したがって1平方センチ当り6個の突起があり
、その突起高さが10#という大きく且つ緻密な凹凸模
様の貼紙防止用シートの場合には、これらの汚染物によ
る汚染は極めて著しい。しかし乍ら、本発明の方法の如
く、防汚染性がすぐれているアクリルフィルム又はポリ
フッ化ビニルフィルムが有る場合には、これらの汚染物
の(=J@は極めて少なく、仮に風などの影響で部分的
に1a積が生じても雨水等にJ:って簡単に流出・除去
されるをもって大ぎな凹凸が緻密に存在しても汚染され
ることはない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の貼紙防止用シートの製造方法の一実施例
を示すもので第1図は製造されたシートの模様部を表わ
す平面図、第2図は2−2線に沿える断面図、第3図は
その拡大断面図、第4図乃至第7図は工程図である。(
A>は裏面シーi・、(IB)は透明中間シート、(C
)は防汚染性フィルム層、(D)は絞押し模様、(1)
は裏打シート、(2)は接着剤層、(3)は縁取り又は
枠取り模様、(4)は再帰反射性塗料、(5)は明色下
地層、(6)は透明性塗料である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱可塑性合成樹脂製裏打シートの上面に熱活性型接着剤
    層を設け、その上面の所定部分に明色印刷インキを所定
    模様状に捺染法により明色下地層を設け、該下地層上部
    に該下地層と一致させてガラスビーズを混合してなる再
    帰反射性塗料を捺染法により印刷し、更に該再帰反射性
    模様上に該再帰反射性模様に一致させて透明性塗料を捺
    染法により印刷した後、これらの模様部以外の周囲部分
    に、裏打シートと異なる色彩の印刷インキにより所定形
    状の縁取り模様又は枠取り模様を捺染法により印刷して
    裏面シートを準備し、この裏面シートを加熱することな
    しにエンボス装置のバックアップゴムロールに接触させ
    つつエンボス装置に供給し、一方、別に準備しておいた
    熱可塑性合成樹脂製の透明中間シートをタッチロールで
    加熱ドラムに接触せさて加熱・軟化せしめると同時にそ
    の上面を加熱しつつエンボス装置に供給し、同時に最上
    層の防汚染性熱可塑性合成樹脂フィルムを加熱しない状
    態でエンボスロールに接触させつつエンボス装置に供給
    し、これらの裏面シート、透明中間シート及び防汚染性
    フィルム層の三者を一体的に積層すると同時に、防汚染
    性フィルム・透明中間シート面に所定模様の絞押し模様
    を付すことを特徴とする貼紙防止用シートの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013033976A1 (zh) * 2011-09-08 2013-03-14 Wen Minghua 一种内贴透视膜及其制造方法

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