JPH01272846A - 土木工事用多重織シート - Google Patents

土木工事用多重織シート

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JPH01272846A
JPH01272846A JP10147288A JP10147288A JPH01272846A JP H01272846 A JPH01272846 A JP H01272846A JP 10147288 A JP10147288 A JP 10147288A JP 10147288 A JP10147288 A JP 10147288A JP H01272846 A JPH01272846 A JP H01272846A
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woven
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Yoshinobu Miyata
宮田 義延
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 (A)産業上の利用分野 本発明は、盛土工事、護岸工事、崖崩れ防止工事等々少
くとも水と関連した防災土木工事に使用(利用)する多
重織シートに関するものである。
(B)従来の技術について 従来河川増水による汎濫防止には単なる盛土による築堤
、堤防法面への芝生の貼り付け、石積み或は各種護岸用
コンクリート製品による法面防災工事、金網被覆やモル
タル吹き付は等による崖崩れ等の防止工事等多種多様の
工法(技術)が駆使されている。
(C)発明が解決しようとする課題 水による災害は、何れも一時的大量に流出又は滲透する
水、或は長期にわたって滲透滞留した水が、堤防や山腹
等々の排水能力を超過した際、或はその土壌の保水能力
を超える場合等々に発生するのが通常である。
然るに従来の技術は、水の滲透を防止する技術や堤防の
盛土強化やパイル打ち込み等による決潰防止技術或は堤
防や山腹等の法面に対する各種コンクリート材による強
化工事等々、その殆んどの技術は水の力にだいしては力
によってこれを防止せんとする技術に終始していたのが
現状である。
そこで本発明は、力に対しては力をもって対抗する従来
の技術的思想から脱却し、流水圧や滲透圧を如何に回避
軽減して水災害を防止するかという観点から、一方にお
いては流水圧や滲透圧と共に土壌の下圧側圧に耐久強度
を有すると共にこれらの圧力を軽減し、更に通水能力と
保水能力を有する織成シートを提供して堤防や山腹等々
を水による災害から防護せんとするものである。
(ロ)発明の構成について 本発明は以上の目的をもってなされたものであるが次に
その構成について詳細に説明する。
図面は本発明の一実施例を示すもので図面に従って説明
すると、第1図及び第2回答図に示すように或一定の間
隔(H)をもって上下二重に配糸された横糸に対して、
第1番縦糸(Zl)は上横糸(Yl)のみに3本おき飛
越し織り、即ち上横糸1,2.3を飛越し4,5.6の
下を潜り、この繰り返しの飛越し織とし、下横糸(Yl
)には第1番縦糸(21)は織込まない。
次に第2番縦糸(Zl)は上横糸(Yl)には織込みせ
ず下横糸(Yl)にのみにして1.2.3横糸の下を潜
り、4.5.6横糸を飛越し、このパターンの繰返しで
飛越し織となし、従って第2図(A)及び(B)に示す
ようにその断面が対称に現れるように織り込み、 第3番縦糸(Z3)は−本飛越し二本潜りの繰返しによ
る飛越し織りを上横糸(Yl)に行い下横糸(Yl)に
は織込まず。
第4番縦糸(Z4)は下横糸(Yl)のみに−本飛越し
2本潜りの繰返し飛越し職を第3番縦糸とは第2図(E
) (D)に示すように断面が対称になる如く織り込み
第5番縦糸(Z5)は、上下横糸(Yl)(Yl)それ
ぞれ−本飛越して飛越し糸の前後各−本に掛け、且つ上
下横糸(Yl)(Yl)各三本掛け飛越し織としてあり
、 第6番縦糸(Z6)は前記同様掛け飛越し織りと、であ
るがその掛け飛越し方法は第5番縦糸(Z5)と断面対
象となるように織り込み、 第7番縦糸(z7)は上横糸のみに三本飛越し職とし、 第8番縦糸(Z8)は下横糸(Yl)のみに三本飛越し
織となし且つ第7番縦糸(Zl)とその断面対称なるよ
うに織り込み、 第9番縦糸(Z9)は上横糸(Yl)のみ二本潜り一本
掛け織りとし、 第10番縦糸(Z 10)は下横糸(Yl)のみに−木
潜り二本飛越し掛としてその断面が第9番縦糸(z9)
の織り方と対称にし、 第11番縦糸(Zll)及び第12番及び縦糸(Z12
)は前記第5番縦糸(Z5)及び第6番縦糸(Z6)と
同方式の上下横糸(yl)(Yl)への掛け飛越し織を
その掛け飛越し横糸の位置をずらして織成している。
本実施例はこのように第1番乃至第11番縦糸(Zl〜
Z12)の織込み方法を一つのサイクルとして順次繰返
した織成構成となっている。そして各縦糸は第2同各図
に示すように、一方においては縦糸間の上下左右間隔を
有しつつ他方においてはなるべく寄せあつめて個所を設
けて大きな織目(13)を多数形成するように配糸しで
ある。
更に各縦糸の横糸飛越し数或は上下横糸への掛飛越し数
は織成後のシートの目的とする通水性、柔軟性及び強度
(−平方■当りの上下圧及び側圧に対する耐久性)によ
って変更は自由であり、また第1番縦糸乃至第11番縦
糸迄の織成類を変更することも自由である。
又織成後のシートの所要強度によっては、横糸(Y)を
三重四重等に配糸し、第5番、第6番、第11番、第1
2番等縦糸の掛け飛越し縦糸及び何段1第何番目の横糸
に掛け飛越しするか等を設計すればよい。何れにしても
本発明においては使用目的によって本発明シートの強度
(−平方−当りの上下圧又は側圧にたいして耐久性)を
定め使用する糸の種類、太さ或は横糸の配糸段数、通水
性の確保のための大きな織目形成のための一サイクルに
おける縦糸の数及びその織込み方法を決定して多重に織
成したことをその構成の特徴とするものである。
(ハ)発明の作用及び効果について 本発明は以上のような構成を有するが、次にその作用と
効果について述べる。
本発明による多重織シートは、第2同各図に示すように
上横糸(Yl)及び下横糸(Yl)が所要の間隔をおい
て配置され、この上下横糸(Yl)(Yl)を中心とし
て一定数の縦糸を、例えば本実施例においては12本の
縦糸を各々上横糸(Yl)及び下横糸(Yl)に織込み
位置即ち飛越し位置と飛越し横糸数を異にして織込むと
共に上下横糸(Yl)(Yl)に掛け渡し且つ飛越しと
して、縦糸12本でもって一定の織成サイクルを形成し
間隔を有する二層の重ね織としであるから各縦糸部にお
ける強度がそれぞれ微妙に異ると共に、又シートに加わ
る側圧上下圧に対してその有する特有の柔軟性によって
圧力を緩和する。
次に第2同各図に示すように、上下横糸に対する縦糸の
配列を整然とした配列(織成)を避は上下横糸(Yl)
(Yl)を狭んで且つなるべく大きな織目を形成するよ
うに上下左右にすべてに、更にそのずらし方は縦糸をな
るべく寄せ集めて織目を形成しであるから織目から土壌
中の通排水を効率的に行う作用効果を有し、又縦糸の寄
せ集めによって強度も保持され且つ織糸であるから戒程
度の保水性を有するという作用と効果を有する。従って
シートの使用目的によって、或一定面積(単位面積)当
りの強度及び一定時間内における通水量を設定しこの強
度及び通水量を確保可能に多重配置の横糸に対する一定
数の各縦糸の織込み方法とサイクルを設計しく勿論使用
する織糸自体の種類や強度をも考慮するものとする。)
織成することか可能であるから、降水量、流水量、土壌
の水の滲透度等を考慮して築堤その他の盛土の際の補強
材料として、又土砂崩れ防止のための法面保護工事材料
等々として使用することが可能であり、例えば従来の金
網使用に比し、シートの保水量の飽和点に達する迄は保
水と通水(排水)を同時に行い飽和状態以後は通水と本
発明織布シート特有の柔軟性を有して、更に計算された
強度によって法面や盛土の崩壊を防止するという大きな
効果を有するものである。
又本発明シートを単材として使用することが可能である
ことは勿論であるが、従来の工法と併用して一層防災効
果を高めることも可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので 第1図はその平面図、 第2図(A)は第1番縦糸を 第2図(B)は第2番縦糸を 第2図(C)は第3番縦糸を 第2図(D)は第4番縦糸を 第2図(E)は第5番縦糸を 第2図(F)は第6図縦糸を 第2図((E)は第7番縦糸を 第2図(H)は第8番縦糸を 第2図(I)は第9番縦糸を 第2図(J)は第10番縦糸を 第2図(に)は第11番縦糸を 第2図(L)は第12番縦糸を それぞれ上横糸又は下横に戎は上横と下横とに織込んだ
状態を示す縦断面図である。 第3図(A)は上下の第1横糸と全縦糸第3図(B)は
上下の第2横糸と全縦糸第3図(C)は上下の第3横糸
と全縦糸第3図(D)は上下の第4横糸と全縦糸第3図
(E)は上下の第5横糸と全縦糸第3図CF)は上下の
第6横糸と全縦糸第3図(G)は上下の第7横糸と全縦
糸第3図(H)は上下の第8横糸と全縦糸第3図(I)
は上下の第9横糸と全縦糸第3図(J)は上下の第10
横糸と全縦糸第3図(K)は上下の第11横糸と全縦糸
第3図(L)は上下の第12横糸と全縦糸それぞれとの
織込み位置関係を示す横断面図である。 (Yl)・・・・・・・・・上横糸 (Y2)・・・・・・・・・下横糸 (zl)・・・・・・・・・第1番縦糸(Z2)・・・
・・・・・・第2番縦糸(Z3)・・・・・・・・・第
3番縦糸(Z4)・・・・・・・・・第4番縦糸(Z5
)・・・・・・・・・第5番縦糸(z6)・・・・・・
・・・第6番縦糸(Z7)・・・・・・・・・第7番縦
糸(z8)・・・・・・・・・第8番縦糸(Z9)・・
・・・・・・・第9番縦糸(210)・・・・・・・・
・第10番縦糸(211)・・・・・・・・・第11番
縦糸(212)・・・・・・・・・第12番縦糸(13
)・・・・・・・・・織目

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下に所要の間隔を有して横糸を多重に配置し、
    この多重配置の横糸に対して、一定数の縦糸のそれぞれ
    を織込み位置をずらして飛越織とすると共に上下横糸に
    掛け飛越し織の縦糸も設け、各縦糸間に上下左右の間隔
    を有せしめると共に複数縦糸の寄せ集め個所を形成して
    大きな織目を多数設ける織成方法を採用し、この織成サ
    イクルを繰返して所要の通水性と柔軟性及び強度を確保
    して多重に織成してなることを特徴とする土木工事用多
    重織シート。
  2. (2)所要の間隔を有して二重に配糸した横糸に対して
    第1番縦糸を一定数の上横糸にのみ飛越し織となし、 第2番縦糸は第1番縦糸と同数の下横糸にのみにして且
    つ第1番縦糸とその織込み断面が対称なるように飛越し
    織とし、 第3番縦糸は、上横糸にのみ且つ第1番縦糸と飛越し横
    糸数を異にして飛越し織となし、 第4番縦糸は、下横糸にのみにして且つ第3番縦糸と断
    面対称なるよう飛越し織とし、 第5番縦糸は上下横糸に掛け飛越し織となし、第6番縦
    糸は前記第5番縦糸と断面対称なる如く掛け飛越し織と
    し、 第7番縦糸は上横糸のみに、断面第2番縦糸と同様の飛
    越し織となし、 第8番縦糸は下横糸のみに第1番縦糸と同様飛越し織と
    し、 第9番縦糸は下横糸のみに第3番縦糸と同様の飛越し織
    となし、 第10番縦糸は下横糸のみに第4番縦糸と同様な飛越し
    織とし、 第11番縦糸は、前記第5番縦糸とは掛け飛越しの横糸
    を異にして上下横糸に掛け飛越し織とし、第12番縦糸
    は横糸及び縦糸に、前記第11番縦糸と断面対称なる如
    く掛け飛越し織とした一つの織成サイクルをもって織成
    し、この第1番乃至第12番迄の縦糸の織込みサイクル
    を繰り返し織成してなる前記請求項(1)記載の土木工
    事用多重織シート。
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