JPH01272669A - フェルール装着施工用モルタル - Google Patents

フェルール装着施工用モルタル

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JPH01272669A
JPH01272669A JP10528988A JP10528988A JPH01272669A JP H01272669 A JPH01272669 A JP H01272669A JP 10528988 A JP10528988 A JP 10528988A JP 10528988 A JP10528988 A JP 10528988A JP H01272669 A JPH01272669 A JP H01272669A
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JP
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mortar
ferrule
boiler
silica sol
powder
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JP10528988A
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Fumio Kagawa
香川 文男
Yoshiaki Takada
高田 吉昭
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Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 炉筒煙管式ボイラの煙管を高温腐蝕より守るために、煙
管群に金属またはセラミックス製のフェルールを装着す
る施工の際の接着剤に関するものである。
従来の技術 金属またはセラミックス製のフェルールを炉筒煙管式ボ
イラの煙管に装着する際、ボイラの煙管および管板とフ
ェルールとの間にクリアランスがある場合には、キャス
タブル耐火物、耐火モルタルなどの耐熱接着剤によって
、装着時の強固な接着性向上を図っている。
キャスタブル耐火物の主なものは、アルミナ・シリカ系
のものが多く、骨材としては、シャモット(アルミナ争
シリカ系)、高アルミナ・シャモットが使われ、使用場
所、施工方法によって粒度が異なる。水硬性セメントと
して10〜30νt、%のアルミナセメントを使用する
し、温度の低い所に使用するときは、アルミナセメント
の代りに普通のセメントを使用して製造される。
また、耐火モルタルは、耐火物の粉末に可塑性粘土、水
ガラス、アルミナセメントなどを配合して製造される。
アルミナセメントの様に水硬性セメントを配合したもの
を水硬性耐火モルタルといい、前述のキャスタブル耐火
物と同一製造法で造られ、骨材の粒度が異なるのみであ
る。
これらのキャスタブル耐火物、耐火モルタルが従来は、
フェルールの装着時の接着剤に使われていt:。
発明が解決しようとする課題 ボイラ関係の法規により、ボイラの損耗状況を調べるた
めの一部の小型ボイラを除き原則として年1回の性能検
査を行なわなけねばならない。この点検検査の際、ボイ
ラの煙管と管板などの継手の緊密度を調べるため水圧試
験を行なうが、この際フェルールを取り外し、水漏れを
チエツクする必要がある。
使用中のボイラの検査は原則として、年1回であるがそ
れ以外に異状を認めた時は、直ちに検査をする必要があ
り、また、定期的に水圧試験、腐蝕および漏洩の検査、
点検を行ない、適切な処置、修理などを施す必要がある
上記の様な検査、点検、修理などの場合、のみや暫を用
いてモルタル部を壊す″はつり”作業をしてフェルール
を取り外した後、継手部の水漏れチエツクを行なわなけ
ればならないが、従来のキャスタブルや耐火モルタルな
どを使用し、たちのは強固な接着のため、セラミック製
フみルールが、この“はつり1作業の際大半が壊されて
しまい再使用が出来ないし、金属製フェルールの場合に
も取り外し作業が困難を極める。
課題を解決するための手段 本発明者は、上記の課題を解決するために金属またはセ
ラミックス製のフェルールを装着する際に、使用する、
シリカゾルとセラミックス粉末との混合組成物よりなる
装着施工用モルタルを提供するものである。
フェルールを煙管に装着する際に使用する接着剤は、施
工の作業性が優れていることは勿論のこと、2時間程度
の可使時間(ポットライフ)を有していることが必要で
ある。装着作業後、常温で硬化し、機器および装置の運
搬が可能なこと、ボイラ運転時(缶水温度はMax、2
00℃、フレーム温度は、Max、1300℃)、振動
等で脱落しない程度にボイラ本体に接着していること、
接着剤が加熱された際その分解物、生成物が腐蝕性を有
しないこと、ボイラの運転、停止の熱履歴等によりヒビ
割れを生じないこと、常温の点検時比較的容易にボイラ
本体より取り外せることが必要である。
本発明者は、これらのことに留意しつつ、ボイラの煙管
内部の温度は、200− Boo℃程度であり、管板部
の温度は、800〜tioo℃程度であることに着目し
、金属またはセラミックス製のフェルールを装着する際
にシリカゾルとセラミックス粉末との混合組成物よりな
る装置施工用モルタルが接着剤として好適であることを
見出した。
シリカゾルは、常温で乾燥に伴いゲル化し、接着力を生
じ、ボイラの煙管内部の200〜800℃の温度範囲で
は、接着強度は余り増さない。
800℃以上では、ガラス質の生成により、新たな接着
強度を生じるが、収縮も大きくなり接着力の強さは、余
り強くないが、ボイラ運転時には支障のない程度の接着
力を有している。
そのため、点検時にフェルールとボイラの管板部との接
着部のみの簡単な“はつり”作業にてフェルールを損う
ことなく取り外すことが出来る。
シリカゾルと混合するセラミックス粉末は、上記のシリ
カゾルの収縮による悪影響を軽減するためのものでモル
タルとしてのヒビ割れを極力押えるために混合される。
そのセラミックス粉末としては、1300℃以下で溶融
しない材質のものなら何でもよく、アルミナ粉末、ムラ
イト粉末、炭化ケイ素粉末、窒化ケイ素粉末等が好まし
い粉末として用いられ、その粒度はJIS・R6111
−1974゜JIS R8001−1978に表示され
ている粒度で150番以細の微粉が適している。
フェルール装着施工用モルタルとしてシリカゾルとセラ
ミックス粉末との混合割合は、シリカゾル内のコロイダ
ルシリカの粒径および使用するセラミック粉末の種類と
粒度によって異なるがコロイダルシリカの粒径lO〜2
0μsで無水ケイ酸濃度20%のシリカゾルと1200
番のアルミナ粉を混合する場合、その混合割合は重量比
で1:2.0〜3.5程度が好ましい。
第1図は、ボイラの煙管2に金属またはセラミックス製
フェルール3を装着した際の一例を示す要部断面図であ
るが、装着施工時フェルール3と管板1との隙間および
煙管2との隙間にそれぞれ本発明のモルタル4a、4b
を接着剤とじて使用し、常温で一昼夜乾燥し、ボイラ運
転に供するものである。
実施例 以下、本発明の詳細な説明する。
実施例 1 ムライト製品(昭和電工製電融ムライトショウムライト
RM)の325メツシユの篩(目開き44虜)下80ν
1.%の微粉末を30mm部に対し、シリカゾル(0産
化学製スノーテックス20)を11重量部の割合で混合
し、5分間混線機にて混合し、出来たモルタルを常圧焼
結炭化ケイ素製フェルール(外径70+nφ、内径44
mmφ、長さ60mm)の管板1および煙管2との接着
面4a、4bに塗布し、外径45龍φの煙管2に装着し
た。−昼夜放置後、管板1および煙管2とフJ、ルール
3との接着力が充分あることを確認した。ボイラを管板
が900℃になる状態で48時間運転し、その後停止し
放冷後、同様に接着力を調べたところ、若干の隙間は生
じているものの接着は充分で簡単なはつり作業によりフ
ェルールは、剥離し、全数再使用に耐えるものであった
比較例 1 実施例1のシリカゾルの代りにアルミナセメント(電気
化学工業製デンカスーパー)1垂;部と水101j1部
を使用し、ムライト粉末30重量部と混練し、実施例1
と同様に施工した。約30分で硬化した。ボイラ運転も
実施例1と同様の条件で運転し、その後停止し、放冷後
、接着力を調べた。モルタル表面にはヒビ割れが生じて
いたが、強力な接着力を有し、はつり作業によって10
0個のうち96個は再使用に耐えない程度の破損状態で
あった。
発明の効果 本発明によるモルタルをフェルール装着施工時に使用す
ることにより、施工作業時に充分な可使時間がとれ、使
用に耐える接着力が得られるとともに加熱・冷却の繰返
しによりヒビ割れの発生が少なく、また法規による点検
検査時にフェルールを損うことなく本体より取り外せる
ことが出来る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、炉筒煙管式ボイラの煙管にフェルールを装着
した際の一例を示す要部断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属またはセラミックス製のフェルールを装着する際に
    使用する、シリカゾルとセラミックス粉末との混合組成
    物よりなるフェルール装着施工用モルタル。
JP63105289A 1988-04-26 1988-04-26 フェルール装着施工用モルタル Expired - Lifetime JP2643981B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5346324A (en) * 1976-10-07 1978-04-25 Nippon Asbestos Co Ltd Coating cement
JPS56391A (en) * 1979-06-15 1981-01-06 Toppan Printing Co Ltd Dyeing method

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5346324A (en) * 1976-10-07 1978-04-25 Nippon Asbestos Co Ltd Coating cement
JPS56391A (en) * 1979-06-15 1981-01-06 Toppan Printing Co Ltd Dyeing method

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