JPH0127231Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0127231Y2 JPH0127231Y2 JP8729081U JP8729081U JPH0127231Y2 JP H0127231 Y2 JPH0127231 Y2 JP H0127231Y2 JP 8729081 U JP8729081 U JP 8729081U JP 8729081 U JP8729081 U JP 8729081U JP H0127231 Y2 JPH0127231 Y2 JP H0127231Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact plate
- movable contact
- movable
- holder
- contacts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 7
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Slide Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、摺動スイツチの改良に関するもので
ある。
ある。
従来より、摺動スイツチとして、スイツチケー
ス内で、例えばω状の板ばねよりなる可動接触板
を収納したコンタクトホルダーを、上記可動接触
板の可動接点に接触する固定接点を配設したケー
スの基板に沿つて摺動せしめるようにしたものが
知られている。
ス内で、例えばω状の板ばねよりなる可動接触板
を収納したコンタクトホルダーを、上記可動接触
板の可動接点に接触する固定接点を配設したケー
スの基板に沿つて摺動せしめるようにしたものが
知られている。
上記可動接触板は、その両端部を上方で対向す
るように配置し、かつその両端部がコンタクトホ
ルダーの可動接触板収納室の上面に圧接して、そ
の巾方向に若干揺動自在としている。
るように配置し、かつその両端部がコンタクトホ
ルダーの可動接触板収納室の上面に圧接して、そ
の巾方向に若干揺動自在としている。
しかし、上記構造のものでは、可動接触板の両
端部を直接収納室の上面に圧接せしめるので、コ
ンタクトホルダーの摺動操作に伴い上記可動接触
板が揺動することにより、収納室の上面の当接部
を摩耗し、それが原因で可動接触板が収納室内で
がたつくといつた欠点があつた。
端部を直接収納室の上面に圧接せしめるので、コ
ンタクトホルダーの摺動操作に伴い上記可動接触
板が揺動することにより、収納室の上面の当接部
を摩耗し、それが原因で可動接触板が収納室内で
がたつくといつた欠点があつた。
また、上記ケースに基板を取付けるとき、基板
がケース上面に対して大略平行に配されている場
合は問題がないが、寸法のバラツキにより傾斜し
て配されることもあり、このような場合、上記の
如く収納室の上面に対し、可動接触板の両端部の
２点を圧接せしめたものは、長手方向及び巾方向
に上記基板の傾斜に対応して傾倒することがほと
んどできず、接触不良を生ぜしめるといつた欠点
があつた。
がケース上面に対して大略平行に配されている場
合は問題がないが、寸法のバラツキにより傾斜し
て配されることもあり、このような場合、上記の
如く収納室の上面に対し、可動接触板の両端部の
２点を圧接せしめたものは、長手方向及び巾方向
に上記基板の傾斜に対応して傾倒することがほと
んどできず、接触不良を生ぜしめるといつた欠点
があつた。
本考案は、上記欠点に鑑みてなされたものであ
つて、可動接触板のコンタクトホルダーの可動接
触板収納用凹所の内面を摩耗させることがないと
ともに、上記凹所内で可動接触板が傾倒してケー
ス上面に対する基板の傾斜に関係なく、常時、可
動接点と固定接点との接触が確実に行える摺動ス
イツチを提供することを目的としている。
つて、可動接触板のコンタクトホルダーの可動接
触板収納用凹所の内面を摩耗させることがないと
ともに、上記凹所内で可動接触板が傾倒してケー
ス上面に対する基板の傾斜に関係なく、常時、可
動接点と固定接点との接触が確実に行える摺動ス
イツチを提供することを目的としている。
このため、本考案に係る摺動スイツチは、可動
接触板、例えば板ばねを、中央部を上方に凸出さ
せて彎曲せしめるとともに、その両側に各可動接
点を形成して構成し、上記可動接点間の上記凸出
部を上記コンタクトホルダーの凹所の上面に形成
した突部に揺動自在に一点で圧接せしめ、上記可
動接触板が摺動方向及びその直交方向に傾倒自在
となるようにしたことを特徴としている。
接触板、例えば板ばねを、中央部を上方に凸出さ
せて彎曲せしめるとともに、その両側に各可動接
点を形成して構成し、上記可動接点間の上記凸出
部を上記コンタクトホルダーの凹所の上面に形成
した突部に揺動自在に一点で圧接せしめ、上記可
動接触板が摺動方向及びその直交方向に傾倒自在
となるようにしたことを特徴としている。
以下に、図示の実施例に基づいて本考案を具体
的に説明する。
的に説明する。
第１図及び第２図において、１はスイツチケー
ス、２は該スイツチケース１内に収容されたコン
タクトホルダー、３は該コンタクトホルダー２に
支持された板ばねで構成した可動接触板、４，４
ａ，４ｂ，４ｃは上記ケース１の底部をなす絶縁
基板５に所定間隔をあけて取付けた固定接点で、
上記コンタクトホルダー２がケース１内で絶縁基
板５上を上記固定接点４の配列方向に摺動して、
上記可動接触板３の可動接点６，６が各固定接点
４ａ，４ｂ，４ｃに接触するようにしている。
ス、２は該スイツチケース１内に収容されたコン
タクトホルダー、３は該コンタクトホルダー２に
支持された板ばねで構成した可動接触板、４，４
ａ，４ｂ，４ｃは上記ケース１の底部をなす絶縁
基板５に所定間隔をあけて取付けた固定接点で、
上記コンタクトホルダー２がケース１内で絶縁基
板５上を上記固定接点４の配列方向に摺動して、
上記可動接触板３の可動接点６，６が各固定接点
４ａ，４ｂ，４ｃに接触するようにしている。
上記コンタクトホルダー２は、直方体状のもの
で、その上面中央部にはケース１外に突出させる
操作ノブ２ａを形成するとともに、その下面に
は、凹所としての大略直方体状の可動接触板収納
室２ｂを凹設している。
で、その上面中央部にはケース１外に突出させる
操作ノブ２ａを形成するとともに、その下面に
は、凹所としての大略直方体状の可動接触板収納
室２ｂを凹設している。
上記収納室２ｂの上面には、コンタクトホルダ
ー２の巾方向断面を円弧状に下方に彎曲せしめた
突部２ｃを形成している。
ー２の巾方向断面を円弧状に下方に彎曲せしめた
突部２ｃを形成している。
一方、上記可動接触板３は、第３図に示すよう
に、長手方向中央部３ａを上方に凸出させて逆Ｕ
字状に彎曲せしめるとともに、その両側を外方に
Ｕ字状に彎曲せしめ、端部３ｃ，３ｃを中央部上
面側に曲げている。上記中央部３ａの両側部分３
ｂ，３ｂには、長手方向に各端部３ｃからスリツ
ト３ｄ，３ｄを切込んで二分割し、その各下端
面、計４個を可動接点６，…，６とする、いわゆ
るダブル接触部７，７を形成して、固定接点４に
対し接触導通を一層良くしている。そして、上記
可動接触板３の両側部分３ｂ，３ｂの下部は、該
可動接触板３を上記コンタクトホルダー２の収納
室２ｂ内に収納せしめても、該収納室２ｂの下面
よりも下方に突出するようにしている。したがつ
て、可動接触板３を収納したコンタクトホルダー
２をケース１内に組付けたとき、上記可動接触板
３の中央部３ａ上端を、収納室２ｂの上面の突部
２ｃに一点で揺動自在に圧接せしめる一方、その
両側部分３ｂ，３ｂの下端面の可動接点６，…，
６も固定接点４に圧接せしめる。
に、長手方向中央部３ａを上方に凸出させて逆Ｕ
字状に彎曲せしめるとともに、その両側を外方に
Ｕ字状に彎曲せしめ、端部３ｃ，３ｃを中央部上
面側に曲げている。上記中央部３ａの両側部分３
ｂ，３ｂには、長手方向に各端部３ｃからスリツ
ト３ｄ，３ｄを切込んで二分割し、その各下端
面、計４個を可動接点６，…，６とする、いわゆ
るダブル接触部７，７を形成して、固定接点４に
対し接触導通を一層良くしている。そして、上記
可動接触板３の両側部分３ｂ，３ｂの下部は、該
可動接触板３を上記コンタクトホルダー２の収納
室２ｂ内に収納せしめても、該収納室２ｂの下面
よりも下方に突出するようにしている。したがつ
て、可動接触板３を収納したコンタクトホルダー
２をケース１内に組付けたとき、上記可動接触板
３の中央部３ａ上端を、収納室２ｂの上面の突部
２ｃに一点で揺動自在に圧接せしめる一方、その
両側部分３ｂ，３ｂの下端面の可動接点６，…，
６も固定接点４に圧接せしめる。
上記構造においては、例えば、第４図に示すよ
うに絶縁基板５がケース１上面に対して長手方向
に傾斜したり、第５図に示すように巾方向に傾斜
して取付けられたときであつても、収納室２ｂに
対して、可動接触板６が、該収納室２ｂの突部２
ｃに圧接せしめた可動接触板３の中央部３ａ上端
を中心に、上記絶縁基板５に対応して傾倒する。
したがつて、可動接触板３の可動接点６，…，６
と固定接点４とが、上記取付け異常時にあつて
も、確実に接触することができる。
うに絶縁基板５がケース１上面に対して長手方向
に傾斜したり、第５図に示すように巾方向に傾斜
して取付けられたときであつても、収納室２ｂに
対して、可動接触板６が、該収納室２ｂの突部２
ｃに圧接せしめた可動接触板３の中央部３ａ上端
を中心に、上記絶縁基板５に対応して傾倒する。
したがつて、可動接触板３の可動接点６，…，６
と固定接点４とが、上記取付け異常時にあつて
も、確実に接触することができる。
なお、上記実施例においては、可動接触板の可
動接点を、接点導通を一層信頼性の高いものとす
るため、４点設けたダブル接触型のものとした
が、本考案は該ダブル接触型のものに限らず、可
動接点が２点のものにも適用できる。この場合
は、従来の同様なものと比べて、可動接触板が、
その摺動方向及びその直交方向に揺動自在となつ
ているため、基板の傾倒に対応して傾倒すること
ができ、接触不良が生じない。
動接点を、接点導通を一層信頼性の高いものとす
るため、４点設けたダブル接触型のものとした
が、本考案は該ダブル接触型のものに限らず、可
動接点が２点のものにも適用できる。この場合
は、従来の同様なものと比べて、可動接触板が、
その摺動方向及びその直交方向に揺動自在となつ
ているため、基板の傾倒に対応して傾倒すること
ができ、接触不良が生じない。
また、本考案は、本実施例に限定されるもので
はなく、その他種々の態様で実施できる。例え
ば、可動接触板の形状において、図示の例に限ら
ず、中央部は同様に凸出させ、その両側端を夫々
上記中央部の下面側に向けて下方に彎曲せしめて
もよい。
はなく、その他種々の態様で実施できる。例え
ば、可動接触板の形状において、図示の例に限ら
ず、中央部は同様に凸出させ、その両側端を夫々
上記中央部の下面側に向けて下方に彎曲せしめて
もよい。
さらに、コンタクトホルダーの収納室の上面を
半球面状とし、可動接触板の中央部を大略平面と
してもよい。
半球面状とし、可動接触板の中央部を大略平面と
してもよい。
以上詳記した如く、本考案は、可動接触板の中
央部を上方に凸出させて彎曲せしめ、該凸出部を
コンタクトホルダーの凹所の上面に形成した突部
に揺動自在に一点で圧接せしめて、上記可動接触
板が摺動方向及びその直交方向に傾倒自在となる
ようにしたので、ケース上面に対して基板が傾斜
して取付けられても、それに対応して可動接触板
が傾倒し、可動接点と固定接点との接触が確実に
行える。また、コンタクトホルダーの凹所に対し
て、可動接触板を、その中央凸出部を上記凹所の
上面に形成した突部に揺動自在に一点で圧接せし
めたので、何ら凹所を損傷させることなく収納で
きる。
央部を上方に凸出させて彎曲せしめ、該凸出部を
コンタクトホルダーの凹所の上面に形成した突部
に揺動自在に一点で圧接せしめて、上記可動接触
板が摺動方向及びその直交方向に傾倒自在となる
ようにしたので、ケース上面に対して基板が傾斜
して取付けられても、それに対応して可動接触板
が傾倒し、可動接点と固定接点との接触が確実に
行える。また、コンタクトホルダーの凹所に対し
て、可動接触板を、その中央凸出部を上記凹所の
上面に形成した突部に揺動自在に一点で圧接せし
めたので、何ら凹所を損傷させることなく収納で
きる。
第１図は本考案の一実施例に係る摺動スイツチ
の断面側面図、第２図は第１図の−線断面
図、第３図は第１図の可動接触板を示す斜視図、
第４，５図は夫々ケース上面に対して絶縁基板が
傾斜した状態での要部断面側面図及び第１図の
−線要部断面図である。 １……スイツチケース、２……コンタクトホル
ダー、２ｂ……収納室、２ｃ……突部、３……可
動接触板、４……固定接点、５……絶縁基板、６
……可動接点。
の断面側面図、第２図は第１図の−線断面
図、第３図は第１図の可動接触板を示す斜視図、
第４，５図は夫々ケース上面に対して絶縁基板が
傾斜した状態での要部断面側面図及び第１図の
−線要部断面図である。 １……スイツチケース、２……コンタクトホル
ダー、２ｂ……収納室、２ｃ……突部、３……可
動接触板、４……固定接点、５……絶縁基板、６
……可動接点。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 コンタクトホルダーの下面に形成した凹所に少
なくとも２つの可動接点を有する可動接触板を収
納し、上記コンタクトホルダーを固定接点を配設
した基板に沿つて摺動せしめるようにした摺動ス
イツチにおいて、 上記可動接触板を、中央部を上方に凸出させて
彎曲せしめるとともにその両側に各可動接点を形
成して構成し、上記可動接点間の上記凸出部を上
記コンタクトホルダーの凹所の上面に形成した彎
曲突部に揺動自在に一点で圧接せしめ、少なくと
も、上記可動接触板が摺動方向及びその直交方向
に傾倒自在となるようにしたことを特徴とする摺
動スイツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8729081U JPH0127231Y2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8729081U JPH0127231Y2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57198843U JPS57198843U (ja) | 1982-12-17 |
| JPH0127231Y2 true JPH0127231Y2 (ja) | 1989-08-15 |
Family
ID=29882502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8729081U Expired JPH0127231Y2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0127231Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-12 JP JP8729081U patent/JPH0127231Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57198843U (ja) | 1982-12-17 |
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