JPH01272056A - 光応答性高分子被覆電極 - Google Patents

光応答性高分子被覆電極

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JPH01272056A
JPH01272056A JP63096778A JP9677888A JPH01272056A JP H01272056 A JPH01272056 A JP H01272056A JP 63096778 A JP63096778 A JP 63096778A JP 9677888 A JP9677888 A JP 9677888A JP H01272056 A JPH01272056 A JP H01272056A
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JP
Japan
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electrode
film
light
working electrode
ito
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63096778A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Uchida
内田 卓美
Kazumasa Yoshida
和正 吉田
Hitoshi Takagishi
高岸 仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Twicell Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Battery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Battery Co Ltd filed Critical Toshiba Battery Co Ltd
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Publication of JPH01272056A publication Critical patent/JPH01272056A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/20Light-sensitive devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M14/00Electrochemical current or voltage generators not provided for in groups H01M6/00 - H01M12/00; Manufacture thereof
    • H01M14/005Photoelectrochemical storage cells

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Hybrid Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光エネルギーを電気エネルギーに変換する機能
を有する光電池電極に関するものである。
[従来の技術] 電解液中に電極を浸漬し、この電極に光を照射すること
によって光エネルギーを電気エネルギーに変換するシス
テムの代表的なものとしては、St、CdS、GaAs
などの半導体とF e ” / F e ” 、 I 
2 / I −(7) レドックス溶液を用いた半導体
・液体接合電池;チオニンなどの色素とFe”/Fe3
+のような一対のレドックス溶液中に白金などの一対の
導体を浸し、色素の光吸収を用いて電気エネルギーを得
る光ガルバニ電池;及び光ガルバニ電池の場合と同様の
電解質中に可視光を吸収しない5n02  、ZnOな
とのバンドギャップの大きな半導体を浸す色素増感光電
池等が知られている。一方半導体、金属などの上にポル
フィリン、メロシアニン、ポリアニリンなどの有機物層
を被覆した電極は化学修飾電極と呼ばれこの電極を用い
て光反応を起こすことができる。
[発明が解決しようとする問題点] 従来技術において半導体を用いる光化学電池でZnO,
5n02などのバンドギャップの大きな半導体は吸収す
る光が短波長であり、なおかつ薄膜は化学的に強醜性溶
液に弱い、という欠点を有していた。
そこで本発明は電解質中で長期間安定で、かつ、光エネ
ルギーを効率よく電気エネルギーに変換することができ
る電極素子を提供するものである。
本発明は、光透過性支持基板上の半導体特性を有する膜
表面に、金属または炭素の薄層を有し、該薄層上に電気
化学的にドーピングが可能な導電性高分子からなる被覆
を有してなる光応答性高分子被覆電極である。
本発明に用いられる透明支持基板は、通常、ガラスまた
はプラスチック(例えば、ポリエステル)製の透明基板
であり、その厚さは、通常0.1〜5!1層、好ましく
は、0.1〜2 mmである。
該透明基板上に形成される半導体特性を有する膜は、特
に制限はないが、好ましくはITO(インジウムとスズ
の酸化物)膜であり、その厚さは1〜100用、好まし
くは20〜70JLである。好ましい半導体特性を有す
るITO膜は、蒸着によって形成される。
該半導体特性を有する膜上に形成される金属ないしは炭
素の電気伝導性を有する薄膜は、通常蒸着法によって形
成されるが、その厚みは0.01〜2川、好ましくは0
.1〜1鉢である。金属としては、Au、Ag、Cu、
NiあるいはCu3Au合金が挙げられ、就中、Au。
Ni、Cuが好ましい。
[問題点を解決するための手段] 本発明の光応答性電極は、上記した金属もしくは炭素の
導電性薄膜上にさらに、導電性高分子膜を被覆したもの
で、膜材買としては、例えば、アニリン、チオフェン、
ビロールもしくはこれらの誘導体の重合体であり、その
厚さは1〜100g、好ましくは3〜20用である。こ
れらの高分子膜で被覆するには、通常、電解酸化法が用
いられる。すなわち、光透過性の支持基板(添付第1図
のla)の表面に、例えばITOを蒸着した膜1bの表
面に金属あるいは炭素の薄膜ICを蒸着した作用極と対
極(白金、炭素棒など)をアニリン、チオフェン、ビロ
ールまたはこれらの誘導体などと電解質を溶解してなる
電解液中に浸漬し、作用極をプラスとして電極間に電位
差をかけると作用極上で電解酸化重合が起こり、前記有
機物が高分子膜となって作用極上に膜形成が行われる。
電解液の組成については、アニリン、チオフェンなどの
モノマー浸度は0.01〜2モルが適当であり、溶媒と
しては、水、アセトニトリル、ニトロベンゼン、テトラ
ヒドロフランなどが用いられ、支持電解質は過塩素酸リ
チウム、硫酸ナトリウム、テトラブチルアンモニウム過
塩素酸塩などが適当である。また電解重合時の電位差は
0.5〜5vが適当である。
このようにして得られた光応答性高分子被覆電極は蒸留
水、アルコールで洗浄した後乾燥し、使用する。
[作用] 本発明の透明で半導体特性を有し1例えば蒸着により得
られた薄膜の、例えば、ITO電極は酸性電解質中で不
安定であり、このITO電極のみを光化学電池の電極と
して用いることはできない、またITO極の表面に導電
性高分子を被覆する場合も電解用溶液が酸性の場合はI
TO極の溶解が起こり、ITO極上にそのまま導電性高
分子を被覆することはできない。
本発明においてはこのITO極表面に金属あるいは炭素
を蒸着する方法によってこれを被覆することによってI
TO極を酸性溶液に対して安定化させ、なおかつその表
面に導電性高分子を被覆することによって光エネルギー
を電気エネルギーに変換する際に吸収する光の波長領域
がITOのみの場合は、300nm以下であるのに対し
て、導電性高分子を被覆した場合では可視光線の領域で
ある4 00 nm〜800nmにも吸収が表われてく
るというように広がり、かつ0.1モル塩酸酸性溶液に
対して、ITO極のみでは30分以内にITOが溶解し
てしまうが、本発明による高分子被覆電極は4時間以上
安定であり、良好な性質を有する光応答性高分子被覆電
極を得ることができる。
[実施例] 以下、実施例により、本発明をさらに詳細に説明する。
実」1江」ニー 支持基板を光透過性のポリエステルフィルムとし、その
上にITOを常法にしたがって被覆し、その電極上に0
.5μsの金の層を蒸着し作用極とした。0.2モルア
ニリン、1モル過塩素酸リチウムを含む0.01モル塩
酸溶液にリード線を付した上記作用極を浸し、これをプ
ラス側とし白金板対極との間に電位差2.Ovをかけ定
電位電解を行うと作用極側でアニリンが重合し、ポリア
ニリン膜が作用極上に5牌の厚さで形成された。
得られたポリアニリン膜被覆電極を0.5モル過塩素酸
を含む0.1モル塩酸溶液に浸漬し白金板を対極とし、
60W電球からの光を照射すると、開路電圧0.36V
が得られ、この電極は該電解液中で4時間以上安定であ
り膜のはがれは見られなかった。
比Jlユ 実施例1と同様の電解液中にITOのみの電極を浸漬し
たところ30分以内でITOはすべて溶解してしまい、
支持基板のみが残った。
支轟涜」 実施例1において生成したポリアニリン被覆電極を0.
006モル硫酸第一鉄、0.0006モル硫酸第二鉄を
含む0.01モル塩酸溶液に浸漬し、実施例1と同様の
光照射を行ったところ開回路電圧0.30Vが得られた
支息遺」 支持基板を透明ガラスとしてその上にITOを常法にし
たがって被覆し、その電極上に0.EBmの厚さでカー
ボンを蒸着し作用極とした。1モルビロール、1モル過
塩素酸リチウムを含む1モル塩化カリウム溶液にリード
線を付した上記作用極を浸し、これをプラスとし白金板
対極との間に0.5Vをかけ作用極表面に3戸の厚さの
ポリピロール膜を得た。
得られたポリピロール膜被覆電極を0.02モルチオニ
ンを含む0.01モル塩酸溶液に浸漬し実施例1と同様
の光照射を行ったところ開回路電圧0.17Vが得られ
た。
なお本実施例に示した支持体に用いた材料は透明なガラ
スと光透過性のポリエステルであるが、本例の細光透過
性のプラスチック例えば、ポリアクリルニトリルやポリ
塩化ビニル、ポリスチロール等を用いても全く同様の効
果を確認することができた。
[発明の効果] 本発明の光応答性高分子被覆電極を用いることによって
、酸性溶液中において安定に作動する光エネルギーを電
気エネルギーに変換する電池を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明の光応答性高分子被覆電極を対極と組合せ
て構成される光化学電池の断面概略図である。 1a:支持基板 1b:ITO 1c:金あるいはカーボン層 1d:導電性高分子層 2 :対極 3 :電解液

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光透過性支持基板上の半導体特性を有する膜表面に
    、金属または炭素の薄層を有し、該薄層上に電気化学的
    にドーピングが可能な導電性高分子からなる被覆を有し
    てなる光応答性高分子被覆電極。 2、光透過性支持基板上の半導体特性を有する膜が、ガ
    ラスまたはプラスチック製の透明支持基板の表面にIT
    Oの薄膜を形成したものである請求項1記載の光応答性
    高分子被覆電極。 3、電気化学的にドーピングが可能な導電性高分子が、
    ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンまたはこ
    れらの高分子の誘導体である請求項1記載の光応答性高
    分子被覆電極。
JP63096778A 1988-04-21 1988-04-21 光応答性高分子被覆電極 Pending JPH01272056A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109149021A (zh) * 2018-08-28 2019-01-04 辽宁大学 一种室温光诱导甲醇燃料电池

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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