JPH01271053A - エンジン用シリンダブロックの製造方法 - Google Patents
エンジン用シリンダブロックの製造方法Info
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- JPH01271053A JPH01271053A JP9987888A JP9987888A JPH01271053A JP H01271053 A JPH01271053 A JP H01271053A JP 9987888 A JP9987888 A JP 9987888A JP 9987888 A JP9987888 A JP 9987888A JP H01271053 A JPH01271053 A JP H01271053A
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 31
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Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Ａ０発明の目的
（１） 産業上の利用分野
本発明はエンジン用シリンダブロックの製造方法に関す
る。
る。
Ｃ） 従来の技術
従来、この種製造方法として、耐摩耗性パウダメタルよ
りなるシリンダスリーブをシリンダブロック本体に鋳ぐ
るむことが試みられている。
りなるシリンダスリーブをシリンダブロック本体に鋳ぐ
るむことが試みられている。
（３）発明が解決しようとする課題
シリンダスリーブを耐摩耗性パウダメタルより構成する
と、例えば、アルミニウム合金製シリンダスリーブ内周
面に、その耐摩耗性向上を狙ってニカジルメッキ、分散
メツキ、クロムメツキ等の表面処理を施す場合に比べ、
その表面処理を不要にし得るので、製造コスト面での利
点があるが、パウダメタル製シリンダスリーブをシリン
ダブロツク本体に直接鋳ぐるむと、そのシリンダスリー
ブが溶湯により過熱されて、気孔の膨脂に伴う外径の増
加、組織の粗大化、硬度低下、耐摩耗性の劣化等を発生
するという問題がある。
と、例えば、アルミニウム合金製シリンダスリーブ内周
面に、その耐摩耗性向上を狙ってニカジルメッキ、分散
メツキ、クロムメツキ等の表面処理を施す場合に比べ、
その表面処理を不要にし得るので、製造コスト面での利
点があるが、パウダメタル製シリンダスリーブをシリン
ダブロツク本体に直接鋳ぐるむと、そのシリンダスリー
ブが溶湯により過熱されて、気孔の膨脂に伴う外径の増
加、組織の粗大化、硬度低下、耐摩耗性の劣化等を発生
するという問題がある。
本発明は前記問題を解決し得る前記シリンダブロックの
製造方法を提供することを目的とする。
製造方法を提供することを目的とする。
Ｂ８発明の構成
（１） 課題を解決するための手段
本発明はエンジン用シリンダブロックの製造方法におい
て、耐摩耗性パウダメタルよりなる内筒と、該内筒外周
面に密着する外筒とより構成したシリンダスリーブを鋳
型に設置し、次いでシリンダブロック本体を鋳造すると
共に前記シリンダスリーブを、前記内筒への溶湯の接触
を前記外筒により遮断しつ＼前記シリンダブロック本体
に鋳ぐるむことを特徴とする。
て、耐摩耗性パウダメタルよりなる内筒と、該内筒外周
面に密着する外筒とより構成したシリンダスリーブを鋳
型に設置し、次いでシリンダブロック本体を鋳造すると
共に前記シリンダスリーブを、前記内筒への溶湯の接触
を前記外筒により遮断しつ＼前記シリンダブロック本体
に鋳ぐるむことを特徴とする。
（２）作 用
前記製造方法によれば、パウダメタル製内筒に対する溶
湯の接触を外筒により遮断するので、その内筒への溶湯
熱による悪影響を回避して、シリンダスリーブの寸法精
度を確保し、また耐摩耗性等の物性の変化を防止するこ
とができる。
湯の接触を外筒により遮断するので、その内筒への溶湯
熱による悪影響を回避して、シリンダスリーブの寸法精
度を確保し、また耐摩耗性等の物性の変化を防止するこ
とができる。
（３）実施例
第１〜第３図において、エンジン用シリンダブロックｌ
は、アルミニウム合金より鋳造されたシリンダブロック
本体２と、そのシリンダブロック本体２に鋳ぐるまれた
複数、図示例で４本のシリンダスリーブ３とよりなる。
は、アルミニウム合金より鋳造されたシリンダブロック
本体２と、そのシリンダブロック本体２に鋳ぐるまれた
複数、図示例で４本のシリンダスリーブ３とよりなる。
４は水ジャケットである。
各シリンダスリーブ３は、耐摩耗性を有するパウダメタ
ル製内筒３ａと、その内筒３ａ外周面に密着して内筒３
ａと溶湯との接触を遮断する外筒３ｂとより構成される
。
ル製内筒３ａと、その内筒３ａ外周面に密着して内筒３
ａと溶湯との接触を遮断する外筒３ｂとより構成される
。
パウダメタルとしては、急冷凝固アルミニウム合金粉末
、例えば、１６重量％Ｓｉ、５重量％Ｆｅ、３重量％Ｃ
ｕ、１重量％Ｍｇおよび残部がＡｌの組成を持つ粉末等
が使用され、また外筒３ｂには、例えばＡ５０５２等の
アルミニウム合金系展伸材等が使用される。
、例えば、１６重量％Ｓｉ、５重量％Ｆｅ、３重量％Ｃ
ｕ、１重量％Ｍｇおよび残部がＡｌの組成を持つ粉末等
が使用され、また外筒３ｂには、例えばＡ５０５２等の
アルミニウム合金系展伸材等が使用される。
前記のように内筒３ａをパウダメタルより構成すると、
その耐摩耗性原料粉末の選択自由度が増すので、要求に
応じた摺動特性を得ることができる。また外筒３ｂを厚
くすると共に内筒３ａを薄くしてシリンダスリーブ３の
強度を確保し得るので、高価なパウダメタルの使用量を
減少させてシリンダスリーブ３の製造コストを低減する
ことができる。
その耐摩耗性原料粉末の選択自由度が増すので、要求に
応じた摺動特性を得ることができる。また外筒３ｂを厚
くすると共に内筒３ａを薄くしてシリンダスリーブ３の
強度を確保し得るので、高価なパウダメタルの使用量を
減少させてシリンダスリーブ３の製造コストを低減する
ことができる。
前記シリンダスリーブ３は次の手法を用いて製造される
。
。
第４図（ａ）に示すように、パウダメタルよりなる円柱
体５を、圧粉成形、焼結等の各工程を用いる粉末冶金法
を適用して得、この円柱体５に、アルミニウム合金系展
伸材よりなる有底の円筒体６を被着形成してビレット７
を得る。このビレット７において、円筒体６が外筒対応
部であり、また円柱体５が内筒対応部である。
体５を、圧粉成形、焼結等の各工程を用いる粉末冶金法
を適用して得、この円柱体５に、アルミニウム合金系展
伸材よりなる有底の円筒体６を被着形成してビレット７
を得る。このビレット７において、円筒体６が外筒対応
部であり、また円柱体５が内筒対応部である。
第４図（ロ）に示すように、ビレット７を加熱し、次い
でビレット７を、その円筒体６の底部を押出し加工機８
のダイス９に向けてコンテナ１０に装着する。
でビレット７を、その円筒体６の底部を押出し加工機８
のダイス９に向けてコンテナ１０に装着する。
第４図（Ｃ）に示すように、ダイス９およびマンドレル
１１を、ラム１２によりビレット７に押圧し、二重管構
造のシリンダスリーブ素材３゜を得、次いでその素材３
゜を所定の長さに切断するものである。
１１を、ラム１２によりビレット７に押圧し、二重管構
造のシリンダスリーブ素材３゜を得、次いでその素材３
゜を所定の長さに切断するものである。
この二重管押出し加工法により得られたシリンダスリー
ブ３においてはその内筒３ａと外筒３ｂとが、それらが
共にアルミニウム合金であることもあって強固に密着結
合している。
ブ３においてはその内筒３ａと外筒３ｂとが、それらが
共にアルミニウム合金であることもあって強固に密着結
合している。
前記押出し加工において、ビレット７の円筒体６を前記
展伸材より構成すると、難加工性のパウダメタル製円柱
体５の押出し加工を容易に行うことができる。この加工
の良好さはシリンダスリーブ３の製造コストを低減する
上に有効である。
展伸材より構成すると、難加工性のパウダメタル製円柱
体５の押出し加工を容易に行うことができる。この加工
の良好さはシリンダスリーブ３の製造コストを低減する
上に有効である。
シリンダブロック１の製造に当たっては、第５図に示す
ようにシリンダスリーブ３、水ジヤケツト用砂中子１３
等を鋳型、図示例では金型１４に設置し、次いでキャビ
ティ１５にランナ１６およびゲート１７を通じてアルミ
ニウム合金の溶湯を注入し、シリンダブロック本体２を
鋳造すると共にそのシリンダブロック本体２にシリンダ
スリーブ３を鋳ぐるむものである。
ようにシリンダスリーブ３、水ジヤケツト用砂中子１３
等を鋳型、図示例では金型１４に設置し、次いでキャビ
ティ１５にランナ１６およびゲート１７を通じてアルミ
ニウム合金の溶湯を注入し、シリンダブロック本体２を
鋳造すると共にそのシリンダブロック本体２にシリンダ
スリーブ３を鋳ぐるむものである。
前記シリンダスリーブ３によれば、パウダメタル製内筒
３ａに対する溶湯の接触を外筒３ｂにより遮断し得るの
で、その内筒３ａへの溶湯熱による悪影響を回避してシ
リンダスリーブ３の寸法精度を確保し、また組織の粗大
化、硬度低下、耐摩耗性の劣化等の物性の変化を防止す
ることができる。
３ａに対する溶湯の接触を外筒３ｂにより遮断し得るの
で、その内筒３ａへの溶湯熱による悪影響を回避してシ
リンダスリーブ３の寸法精度を確保し、また組織の粗大
化、硬度低下、耐摩耗性の劣化等の物性の変化を防止す
ることができる。
その上、外筒３ｂとシリンダブロック本体２とが共にア
ルミニウム合金より構成されているので、鋳造時におけ
る両者２．３ｂの溶着性が良好である。
ルミニウム合金より構成されているので、鋳造時におけ
る両者２．３ｂの溶着性が良好である。
第６図はシリンダスリーブ３の他例を示し、シリンダブ
ロック本体２に対するシリンダスリーブ３のアンカ効果
の向上を狙って、外筒３ｂの外周面に、その母線方向に
延びる複数の回止め用縦溝１８＋ と円周方向に延びる
複数の抜止め用横溝１８、とを形成したものである。
ロック本体２に対するシリンダスリーブ３のアンカ効果
の向上を狙って、外筒３ｂの外周面に、その母線方向に
延びる複数の回止め用縦溝１８＋ と円周方向に延びる
複数の抜止め用横溝１８、とを形成したものである。
前記押出し加工において、マンドレル１１を使用せずに
、内側のパウダメタル製円柱体（内筒対応部）と外側の
円筒体（外筒対応部）とよりなるシリンダスリーブ素材
を得、その素材の円柱体に孔あけ加工を施して内筒３ａ
を形成することも可能である。このようにすると、マン
ドレルの不要に伴い設備コストを低減し、また押出し加
工を容易に行うことができる。
、内側のパウダメタル製円柱体（内筒対応部）と外側の
円筒体（外筒対応部）とよりなるシリンダスリーブ素材
を得、その素材の円柱体に孔あけ加工を施して内筒３ａ
を形成することも可能である。このようにすると、マン
ドレルの不要に伴い設備コストを低減し、また押出し加
工を容易に行うことができる。
なお、鍛造法の適用によって、′前記二重構造のシリン
ダスリーブを得ることも可能である。
ダスリーブを得ることも可能である。
Ｃ０発明の効果
本発明によれば、シリンダスリーブにおいて、パウダメ
タル製内筒に対する溶湯の接触を外筒により遮断するの
で、その内筒への溶湯熱による悪影響を回避して、シリ
ンダスリーブの寸法精度を確保し、また耐摩耗性等の物
性の変化を防止することができる。
タル製内筒に対する溶湯の接触を外筒により遮断するの
で、その内筒への溶湯熱による悪影響を回避して、シリ
ンダスリーブの寸法精度を確保し、また耐摩耗性等の物
性の変化を防止することができる。
第１図はシリンダブロックの斜視図、第２図は第１図■
−■線断面図、第３図はシリンダスリーブの一例を示す
斜視図、第４図はシリンダスリーブ素材の製造工程説明
図、第５図はシリンダブロック製造作業説明図、第６図
はシリンダスリーブの他例を示す斜視図である。 １・・・シリンダブロック、２・・・シリンダブロック
本体、３・・・シリンダスリーブ、３ａ・・・内筒、３
ｂ・・・外筒、１４・・・鋳型としての金型時 許 出
願 人 本田技研工業株式会社代理人弁理士
落 合 健 岡 １） 中 隆 秀第
１図 第２図 第６図 マ 第３図 、□？
−■線断面図、第３図はシリンダスリーブの一例を示す
斜視図、第４図はシリンダスリーブ素材の製造工程説明
図、第５図はシリンダブロック製造作業説明図、第６図
はシリンダスリーブの他例を示す斜視図である。 １・・・シリンダブロック、２・・・シリンダブロック
本体、３・・・シリンダスリーブ、３ａ・・・内筒、３
ｂ・・・外筒、１４・・・鋳型としての金型時 許 出
願 人 本田技研工業株式会社代理人弁理士
落 合 健 岡 １） 中 隆 秀第
１図 第２図 第６図 マ 第３図 、□？
Claims (1)
- 耐摩耗性パウダメタルよりなる内筒と、該内筒外周面
に密着する外筒とより構成したシリンダスリーブを鋳型
に設置し、次いでシリンダブロック本体を鋳造すると共
に前記シリンダスリーブを、前記内筒への溶湯の接触を
前記外筒により遮断しつゝ前記シリンダブロック本体に
鋳ぐるむことを特徴とするエンジン用シリンダブロック
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9987888A JPH01271053A (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | エンジン用シリンダブロックの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9987888A JPH01271053A (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | エンジン用シリンダブロックの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01271053A true JPH01271053A (ja) | 1989-10-30 |
Family
ID=14259064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9987888A Pending JPH01271053A (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | エンジン用シリンダブロックの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01271053A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1085572C (zh) * | 1998-11-23 | 2002-05-29 | 辽河石油勘探局钻井一公司 | 泥浆泵复合缸套生产方法 |
| CN109595091A (zh) * | 2017-10-03 | 2019-04-09 | 铃木株式会社 | 镶铸用构件及其制造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5815741A (ja) * | 1981-07-18 | 1983-01-29 | Riken Corp | 鋳ぐるみ用シリンダライナおよびその製造方法 |
-
1988
- 1988-04-22 JP JP9987888A patent/JPH01271053A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5815741A (ja) * | 1981-07-18 | 1983-01-29 | Riken Corp | 鋳ぐるみ用シリンダライナおよびその製造方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1085572C (zh) * | 1998-11-23 | 2002-05-29 | 辽河石油勘探局钻井一公司 | 泥浆泵复合缸套生产方法 |
| CN109595091A (zh) * | 2017-10-03 | 2019-04-09 | 铃木株式会社 | 镶铸用构件及其制造方法 |
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