JPS5815741A - 鋳ぐるみ用シリンダライナおよびその製造方法 - Google Patents
鋳ぐるみ用シリンダライナおよびその製造方法Info
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- JPS5815741A JPS5815741A JP11287381A JP11287381A JPS5815741A JP S5815741 A JPS5815741 A JP S5815741A JP 11287381 A JP11287381 A JP 11287381A JP 11287381 A JP11287381 A JP 11287381A JP S5815741 A JPS5815741 A JP S5815741A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum alloy
- casting
- silicon
- cast
- cylinder liner
- Prior art date
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/02—Cylinders; Cylinder heads having cooling means
- F02F1/10—Cylinders; Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
- F02F1/16—Cylinder liners of wet type
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
- B22D19/08—Casting in, on, or around objects which form part of the product for building-up linings or coverings, e.g. of anti-frictional metal
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2201/00—Metals
- F05C2201/02—Light metals
- F05C2201/021—Aluminium
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、鋳ぐるみ用シリンダライナおよびその製造
方法に関し、特に詳述すれば、初晶シリフンを微細に分
散させた組織を有する高シリコン過共晶アルミニウム合
金製の中空内層と、皺中空内層の外周面に鋳込まれた鋳
造用アルミニウム合金からなる外層とからなる側層構造
の鋳ぐるみ用シリンダライナおよびその製造方法に関す
る。
方法に関し、特に詳述すれば、初晶シリフンを微細に分
散させた組織を有する高シリコン過共晶アルミニウム合
金製の中空内層と、皺中空内層の外周面に鋳込まれた鋳
造用アルミニウム合金からなる外層とからなる側層構造
の鋳ぐるみ用シリンダライナおよびその製造方法に関す
る。
自動車の軽量化という要望に応じて、シリンダブ薗ツク
をアルミニウム合金材で鋳造し、この鋳造時に鋳鉄製シ
リンダライナを鋳ぐるみすることが為されている。
をアルミニウム合金材で鋳造し、この鋳造時に鋳鉄製シ
リンダライナを鋳ぐるみすることが為されている。
ところで、シリンダブロックとし【適する材料として、
初晶シリ；ンを微細に分散させた組織を有する高シリコ
ン過共晶アルミニウム合金材が提案されているが、この
種のアル１ニウム合金材でなるシリンダライナな従来の
鋳鉄製シリンダライナに代えて鋳ぐるみ用として利用す
る場合、シリンダブロックを更に軽量化することかでき
るとともＫ、鋳ぐるみ材であるシリンダブロック本体と
の密着性が良く、しかも、高熱伝導率のためにシリンダ
内壁の温度な低（抑えることが可能であり、低粘度の潤
滑油の使用を可能とし、又、潤滑油の寿命を大とさせ得
る等の利点を有する反面、耐摩耗特性の良好な高シリコ
ン過共晶アルミニウム合金製のシリンダライナは鋳鉄製
ライナに較べて、材料費が高価となるため、薄肉の高シ
リコン過共晶アル２ニウム合金製ライナはこれをシリン
ダブロック中に鋳ぐるみしようとすると、融点が低いた
めに鋳ぐるみ時にその外表面が溶かされ易く、又、鋳ぐ
るみ時の熱のために軟化現象が生じ、耐摩耗性の低下が
みられ、実用に供し得ない。
初晶シリ；ンを微細に分散させた組織を有する高シリコ
ン過共晶アルミニウム合金材が提案されているが、この
種のアル１ニウム合金材でなるシリンダライナな従来の
鋳鉄製シリンダライナに代えて鋳ぐるみ用として利用す
る場合、シリンダブロックを更に軽量化することかでき
るとともＫ、鋳ぐるみ材であるシリンダブロック本体と
の密着性が良く、しかも、高熱伝導率のためにシリンダ
内壁の温度な低（抑えることが可能であり、低粘度の潤
滑油の使用を可能とし、又、潤滑油の寿命を大とさせ得
る等の利点を有する反面、耐摩耗特性の良好な高シリコ
ン過共晶アルミニウム合金製のシリンダライナは鋳鉄製
ライナに較べて、材料費が高価となるため、薄肉の高シ
リコン過共晶アル２ニウム合金製ライナはこれをシリン
ダブロック中に鋳ぐるみしようとすると、融点が低いた
めに鋳ぐるみ時にその外表面が溶かされ易く、又、鋳ぐ
るみ時の熱のために軟化現象が生じ、耐摩耗性の低下が
みられ、実用に供し得ない。
それ故、この発明は、上記の従来の難点を除去する。鋳
ぐるみ用シリンダライナとその製造方法を提供すること
を目的とし、初晶シリコンを微細に分散した高シリコン
過共晶アルミニウム合金でなる内層と、その外表面に鋳
ぐるみされた鋳造用アル１＝ウム合金からなる外層との
２層構造とした鋳ぐる木用シリンダライナとその製造方
法を提供するととＫより、前述した従来の難点を解消す
るものである。
ぐるみ用シリンダライナとその製造方法を提供すること
を目的とし、初晶シリコンを微細に分散した高シリコン
過共晶アルミニウム合金でなる内層と、その外表面に鋳
ぐるみされた鋳造用アル１＝ウム合金からなる外層との
２層構造とした鋳ぐる木用シリンダライナとその製造方
法を提供するととＫより、前述した従来の難点を解消す
るものである。
この発明の実施例を添付図面を参照して説明する。鋳ぐ
るみ用のシリンダライナ１は、初晶シリコンな微細に分
散させた組織を有する高シリコン過共晶アルミニウム合
金材からなる内層となる円筒体２と、その外表［Ｋ鋳込
まれた鋳造用アルミニウム合金からなる外層３とからな
る。
るみ用のシリンダライナ１は、初晶シリコンな微細に分
散させた組織を有する高シリコン過共晶アルミニウム合
金材からなる内層となる円筒体２と、その外表［Ｋ鋳込
まれた鋳造用アルミニウム合金からなる外層３とからな
る。
ここで、内層２は、シリコン１２〜３０重量−（以下重
量饅で示す。）と、必要により他の添加元素１〇−以下
な含有し、初晶シリコンが粒径１０＊以下、好ましくは
５μ以下の微細な形で分散している組織を有する高シリ
コン過共晶アルミニウム合金でなり、一方外層３はＪＩ
Ｂ Ｈ５２０２（アルミニウム合金鋳物）あるいはＩ
Ｉ８ ＩＩ ５３０２ （アルミニウム合金ダイカ
ス））Ｋ規定されている一般の鋳造用アル１．＝−ラム
合金で構成される。
量饅で示す。）と、必要により他の添加元素１〇−以下
な含有し、初晶シリコンが粒径１０＊以下、好ましくは
５μ以下の微細な形で分散している組織を有する高シリ
コン過共晶アルミニウム合金でなり、一方外層３はＪＩ
Ｂ Ｈ５２０２（アルミニウム合金鋳物）あるいはＩ
Ｉ８ ＩＩ ５３０２ （アルミニウム合金ダイカ
ス））Ｋ規定されている一般の鋳造用アル１．＝−ラム
合金で構成される。
なお、中空の内層２の形状は、その上端に環状７ランジ
４ｔ−設けた形でもよく、又、その上下端に環状７ラン
ジ４，５を設けた形としてもよい。
４ｔ−設けた形でもよく、又、その上下端に環状７ラン
ジ４，５を設けた形としてもよい。
次に、実施例により本発明の鋳ぐるみ用シリンダライナ
の製造方法について述べる。まず、本発明の鋳ぐるみ用
シリンダライナの内層２は次の手段で製作される。
の製造方法について述べる。まず、本発明の鋳ぐるみ用
シリンダライナの内層２は次の手段で製作される。
８１（１２〜３０％ ）と、Ｃｏ、Ｍｇ、Ｚｎ、Ｎｉ等
の時効硬化を起させる元素の２種以上を合計で１０−以
下添加した高シリコン過共晶アルミニウム合金組成１有
する溶湯な、噴霧して−４０ｍ＠ｓｈ 以下の粒径の粉
末とする。
の時効硬化を起させる元素の２種以上を合計で１０−以
下添加した高シリコン過共晶アルミニウム合金組成１有
する溶湯な、噴霧して−４０ｍ＠ｓｈ 以下の粒径の粉
末とする。
ここで、噴霧方法としてはＮ！ガスアトマイズ法の採用
が好ましい。このようにして得られた高シリコン過共晶
アルミニウム合金粉末は、急速冷却効果により初晶シリ
コン粒が１０μ以下の通常の鋳造では得られない程度に
微細な形で分散した組織を有する。
が好ましい。このようにして得られた高シリコン過共晶
アルミニウム合金粉末は、急速冷却効果により初晶シリ
コン粒が１０μ以下の通常の鋳造では得られない程度に
微細な形で分散した組織を有する。
咳粉末を２００℃に加熱した状態で１ ｔｏＶ′−の圧
力で加圧し、１００φＸ１５０ｍのブリケットとし、皺
ブリケットを３５０〜４７５℃の温度で熱間押出しする
ことにより内径６５■、肉厚２．！ｓ箇の中空円筒体に
押出し加工し、内層２となる円筒体を成形する。なお、
本発明において採用される内層２の材料組成は、上記組
成ＫＰＩｌられるものでなく、例えば、８１（１２〜３
０ＩＩＩ）と、基地中に分散晶出あるいは析出して基地
を分散強化する効果な示すＴ ｉ 、Ｚｒ 、Ｍｏ 、
Ｃｒ 、Ｗ、Ｃｏ 、Ｆｅ 、Ｍｎ 、Ｖ等の高融点金
属元素の内から１又は２以上を合計で１０％以下含有す
る高シリコン過共晶アルミニウム合金組成あるいは、８
１（，１２〜３０％）と、時効硬化を起させる元素及び
分散強化を起させる元素上同時に含有する高シリコン過
共晶アル２ニウム合金とすることもよ（、このような高
融点°金属元素を添加することはシリンダライナの高温
強度な改善する上で有効である。本発明の鋳ぐるみ用シ
リンダライナの外層３は次の如くして形成される。
力で加圧し、１００φＸ１５０ｍのブリケットとし、皺
ブリケットを３５０〜４７５℃の温度で熱間押出しする
ことにより内径６５■、肉厚２．！ｓ箇の中空円筒体に
押出し加工し、内層２となる円筒体を成形する。なお、
本発明において採用される内層２の材料組成は、上記組
成ＫＰＩｌられるものでなく、例えば、８１（１２〜３
０ＩＩＩ）と、基地中に分散晶出あるいは析出して基地
を分散強化する効果な示すＴ ｉ 、Ｚｒ 、Ｍｏ 、
Ｃｒ 、Ｗ、Ｃｏ 、Ｆｅ 、Ｍｎ 、Ｖ等の高融点金
属元素の内から１又は２以上を合計で１０％以下含有す
る高シリコン過共晶アルミニウム合金組成あるいは、８
１（，１２〜３０％）と、時効硬化を起させる元素及び
分散強化を起させる元素上同時に含有する高シリコン過
共晶アル２ニウム合金とすることもよ（、このような高
融点°金属元素を添加することはシリンダライナの高温
強度な改善する上で有効である。本発明の鋳ぐるみ用シ
リンダライナの外層３は次の如くして形成される。
即ち、上述の如くして得られた高シリコン過共晶アルミ
ニウム合金製薄肉円筒体を所定の長さに切断し、ダイカ
ストマシンに装着して該円筒体の外周に鋳造用アルミニ
ウム合金（ＡＣＤ−１０）を注湯して該円筒体な鋳ぐる
み、外層３ｖ形成する。ここで、外層の肉厚は、内層の
肉厚より厚くすることが望ましく、内層の肉厚の１．５
倍以上とすることが好ましい。また、外層３の材料組成
は、上記ＡＣＤ−１０材に限られるものでなく、ＪＩＳ
Ｈ５２０２（アルミニウム合金鋳物）あるいはＪＩＳ
Ｈ５３０２（アルミニウム合金ダイカスト）に規定さ
れている如き他の一般の鋳造用アルミニウム合金の組成
のものが採用されるが、なるべく、融点の高い組成のも
のが好ましく、ｓ’ を含有するものくついては含有
量１０％以下とすることが望ましい。なお、外層３の材
料組成は、これが鋳ぐまれるシリンダブロック本体のア
ルミニウム合金の組成と同質とすることがプ四ツク本体
との密着性を向上させる上で４１ｔＫ有効である。上述
の如くして初晶シリコンな微細に分散した高シリコン過
共晶アルミニウム合金でなる内層２と、鋳造用アルミ＝
つ五合金でなる外層３の内層２層構造の鋳ぐるみ用シリ
ンダライナ１が得られる。
ニウム合金製薄肉円筒体を所定の長さに切断し、ダイカ
ストマシンに装着して該円筒体の外周に鋳造用アルミニ
ウム合金（ＡＣＤ−１０）を注湯して該円筒体な鋳ぐる
み、外層３ｖ形成する。ここで、外層の肉厚は、内層の
肉厚より厚くすることが望ましく、内層の肉厚の１．５
倍以上とすることが好ましい。また、外層３の材料組成
は、上記ＡＣＤ−１０材に限られるものでなく、ＪＩＳ
Ｈ５２０２（アルミニウム合金鋳物）あるいはＪＩＳ
Ｈ５３０２（アルミニウム合金ダイカスト）に規定さ
れている如き他の一般の鋳造用アルミニウム合金の組成
のものが採用されるが、なるべく、融点の高い組成のも
のが好ましく、ｓ’ を含有するものくついては含有
量１０％以下とすることが望ましい。なお、外層３の材
料組成は、これが鋳ぐまれるシリンダブロック本体のア
ルミニウム合金の組成と同質とすることがプ四ツク本体
との密着性を向上させる上で４１ｔＫ有効である。上述
の如くして初晶シリコンな微細に分散した高シリコン過
共晶アルミニウム合金でなる内層２と、鋳造用アルミ＝
つ五合金でなる外層３の内層２層構造の鋳ぐるみ用シリ
ンダライナ１が得られる。
上記の如くして得られた鋳ぐるみ用シリンダライナは、
次いて、シリンダプルツク用ダイカストマシンに装着さ
れ、シリンダブロック中に鋳ぐまれるが、誼鋳ぐるみに
先たつ【、予め熱処ｍｔ−施こすととにより、シリンダ
ライナ１の内層２の耐摩耗性を向上させておくことが望
ましい。ここで、シリンダブ四ツクへの鋳ぐるみ前に該
ライナ１に施される熱処理条件は、ライナ、１の内層２
の材料組成により適宜選定され、例えば、Ｓｉ（１２〜
３０％）の外Ｋ Ｃｕ 、Ｍｇ 、Ｎ１等の時効硬化な
起させる元素２種以上を合計で１０％以下含有させた高
シリコン過共晶アルミニウム合金で内層２を形成した前
記シリンダライナの場合には、４８０〜５００℃で３４
ｈｒ 〜１ｈｒ の溶体化処理と、１６０〜２００
℃で３Ａｈｒ 〜１０ｈｒ の時効硬化処理が有効で
あり、また８１（１２〜３０−）の外Ｋ Ｔｌ 、Ｚｒ
、Ｍｅ 、Ｗ、Ｃｏ 、Ｆ＊ 、Ｖ ％の高融点金属
元素の内から１又は２以上を合計で１０％以下含有せし
めた高シリコン過共晶アルミニウム合金で内層２ｔ−形
成したシリンダライナの場合には、４００〜４５０℃で
１〜２時間の析出時効処理をすることが有効である。
次いて、シリンダプルツク用ダイカストマシンに装着さ
れ、シリンダブロック中に鋳ぐまれるが、誼鋳ぐるみに
先たつ【、予め熱処ｍｔ−施こすととにより、シリンダ
ライナ１の内層２の耐摩耗性を向上させておくことが望
ましい。ここで、シリンダブ四ツクへの鋳ぐるみ前に該
ライナ１に施される熱処理条件は、ライナ、１の内層２
の材料組成により適宜選定され、例えば、Ｓｉ（１２〜
３０％）の外Ｋ Ｃｕ 、Ｍｇ 、Ｎ１等の時効硬化な
起させる元素２種以上を合計で１０％以下含有させた高
シリコン過共晶アルミニウム合金で内層２を形成した前
記シリンダライナの場合には、４８０〜５００℃で３４
ｈｒ 〜１ｈｒ の溶体化処理と、１６０〜２００
℃で３Ａｈｒ 〜１０ｈｒ の時効硬化処理が有効で
あり、また８１（１２〜３０−）の外Ｋ Ｔｌ 、Ｚｒ
、Ｍｅ 、Ｗ、Ｃｏ 、Ｆ＊ 、Ｖ ％の高融点金属
元素の内から１又は２以上を合計で１０％以下含有せし
めた高シリコン過共晶アルミニウム合金で内層２ｔ−形
成したシリンダライナの場合には、４００〜４５０℃で
１〜２時間の析出時効処理をすることが有効である。
本発明になる鋳ぐるみ用シリンダライナは、上述の通り
で、初晶シリコンを微細に分散させた組織を有する耐摩
耗性の良好な高シリコン過共晶アルミニウム合金でなる
内層２と、腋内層の外周に鋳込まれた鋳造用アルミニウ
ム合金でなる外層３とでなる２層構造をなしている。し
たがって、内層２は外層３によって熱的に保護されるた
め、シリンダブロック中への鋳ぐるみに際して内層２の
溶損が防止されるとともに、熱の影響による内層２の内
周壁面の硬度低下が緩和され、シリンダ内壁面の耐摩耗
特性の劣化は防止される。
で、初晶シリコンを微細に分散させた組織を有する耐摩
耗性の良好な高シリコン過共晶アルミニウム合金でなる
内層２と、腋内層の外周に鋳込まれた鋳造用アルミニウ
ム合金でなる外層３とでなる２層構造をなしている。し
たがって、内層２は外層３によって熱的に保護されるた
め、シリンダブロック中への鋳ぐるみに際して内層２の
溶損が防止されるとともに、熱の影響による内層２の内
周壁面の硬度低下が緩和され、シリンダ内壁面の耐摩耗
特性の劣化は防止される。
上述の通りで、本発明は、高シリコン過共晶アルミニウ
ム合金の所期の耐摩耗性先シリンダ内壁に有するアルミ
ニウム合金製シリンダブルツクのライナ鋳ぐるみ・Ｋよ
る製造を可能くするものであり、その工業的価値は大で
ある。
ム合金の所期の耐摩耗性先シリンダ内壁に有するアルミ
ニウム合金製シリンダブルツクのライナ鋳ぐるみ・Ｋよ
る製造を可能くするものであり、その工業的価値は大で
ある。
第１図はこの発明の一例の鋳ぐるみ用シリンダライナの
断面図、第２図は別の例の断面図、第３図は他の例の断
面図である。 図中＝１・・・鋳ぐるみ用シリンダライナ、２・・・初
晶シリコンを微細に分散した組織を有する高シリコン過
共晶アルミニウム合金でなる内層、 ３・・・鋳造用
アルミニウム合金でなる外層、 代理人 弁理士 桑 原 英 明
断面図、第２図は別の例の断面図、第３図は他の例の断
面図である。 図中＝１・・・鋳ぐるみ用シリンダライナ、２・・・初
晶シリコンを微細に分散した組織を有する高シリコン過
共晶アルミニウム合金でなる内層、 ３・・・鋳造用
アルミニウム合金でなる外層、 代理人 弁理士 桑 原 英 明
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （り初晶シリコンを微細に分散させた高シリコン過共晶
アルミニウム合金からなる内層と鋳造用アル１ニウム合
金からなる外層との内外２層構造としたことＶ特徴とす
る鋳ぐるみ用シリンダライナ。 （り シリコン１２〜３０重量−を含有するアル（＝
ラム合金粉末を熱間押出し成形加工して初晶シリコンを
微細に分散させた高シリコン過共晶アルミニウム合金製
の内層となる円筒体な製造すること、前記円筒体を鋳造
用アルミニウム合金で鋳ぐるみ、該円筒体の周！！に鋳
造用アルミニウム合金からなる外層な形成することより
なる内外２層構造を有する鋳ぐるみ用シリンダライナの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11287381A JPS5815741A (ja) | 1981-07-18 | 1981-07-18 | 鋳ぐるみ用シリンダライナおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11287381A JPS5815741A (ja) | 1981-07-18 | 1981-07-18 | 鋳ぐるみ用シリンダライナおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5815741A true JPS5815741A (ja) | 1983-01-29 |
Family
ID=14597658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11287381A Pending JPS5815741A (ja) | 1981-07-18 | 1981-07-18 | 鋳ぐるみ用シリンダライナおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5815741A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4637110A (en) * | 1984-02-24 | 1987-01-20 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Method for making a composite cylinder block |
| JPH01271053A (ja) * | 1988-04-22 | 1989-10-30 | Honda Motor Co Ltd | エンジン用シリンダブロックの製造方法 |
| US4937927A (en) * | 1986-10-30 | 1990-07-03 | Slinger Manufacturing Company, Inc. | Method of joining a sleeve into a cylinder opening of a reciprocating piston |
| JP2011506096A (ja) * | 2007-11-28 | 2011-03-03 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 複数の材料層を有する鋳込まれたシリンダ摺動スリーブを備えるエンジンブロック、およびシリンダ摺動スリーブの製造方法 |
| KR101171022B1 (ko) | 2004-11-22 | 2012-08-08 | 두산인프라코어 주식회사 | 실린더 라이너 및 그 제조방법 |
-
1981
- 1981-07-18 JP JP11287381A patent/JPS5815741A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4637110A (en) * | 1984-02-24 | 1987-01-20 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Method for making a composite cylinder block |
| US4937927A (en) * | 1986-10-30 | 1990-07-03 | Slinger Manufacturing Company, Inc. | Method of joining a sleeve into a cylinder opening of a reciprocating piston |
| JPH01271053A (ja) * | 1988-04-22 | 1989-10-30 | Honda Motor Co Ltd | エンジン用シリンダブロックの製造方法 |
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| JP2011506096A (ja) * | 2007-11-28 | 2011-03-03 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 複数の材料層を有する鋳込まれたシリンダ摺動スリーブを備えるエンジンブロック、およびシリンダ摺動スリーブの製造方法 |
| EP2214850B1 (de) * | 2007-11-28 | 2015-11-18 | Daimler AG | Verfahren zur herstellung von zylinderlaufbuchsen zum eingiessen in einen motorblock |
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