JPH01270537A - 弗燐酸塩光学ガラス - Google Patents
弗燐酸塩光学ガラスInfo
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- JPH01270537A JPH01270537A JP9772088A JP9772088A JPH01270537A JP H01270537 A JPH01270537 A JP H01270537A JP 9772088 A JP9772088 A JP 9772088A JP 9772088 A JP9772088 A JP 9772088A JP H01270537 A JPH01270537 A JP H01270537A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/12—Silica-free oxide glass compositions
- C03C3/23—Silica-free oxide glass compositions containing halogen and at least one oxide, e.g. oxide of boron
- C03C3/247—Silica-free oxide glass compositions containing halogen and at least one oxide, e.g. oxide of boron containing fluorine and phosphorus
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野１
本発明は屈折率ｎｄが１．４２〜１．４７、アツベ数ν
ｄが９０〜９７の光学定数を持つ弗燐酸塩光学ガラスに
関するものである。 本発明の低屈折率低分散光学ガラ
スは結晶性フッ化カルシウムと同等の光学的性質を持つ
ので、光学機器におけるレンズ、光学部品としてフッ化
カルシウムに代るガラス材料として有用である。
ｄが９０〜９７の光学定数を持つ弗燐酸塩光学ガラスに
関するものである。 本発明の低屈折率低分散光学ガラ
スは結晶性フッ化カルシウムと同等の光学的性質を持つ
ので、光学機器におけるレンズ、光学部品としてフッ化
カルシウムに代るガラス材料として有用である。
［従来の技術］
低屈折率低分散光学材料として従来カメラレンズ等に用
いられてきた結晶性フッ化カルシウムに代るガラス材料
として、これまでに弗燐酸塩からなる光学ガラスが幾つ
が提案されてきた。それは、ガラス質が結晶性フッ化カ
ルシウムに比へて諸性質すなわち、光学的均質性、化学
的耐久性、加工性等、数多くの点において優れたものに
なると予想できるからである。
いられてきた結晶性フッ化カルシウムに代るガラス材料
として、これまでに弗燐酸塩からなる光学ガラスが幾つ
が提案されてきた。それは、ガラス質が結晶性フッ化カ
ルシウムに比へて諸性質すなわち、光学的均質性、化学
的耐久性、加工性等、数多くの点において優れたものに
なると予想できるからである。
光学特性、特に低分散を実現するためにはガラス中で酸
素イオンに代る陰イオンとして、フッ素イオンを導入し
なければならない。 そしてアツベ数が９０以上になる
と酸素イオンに比べてフッ素イオンの割合はかなり高く
なってくる。 このようなガラスを工業的規模で製造す
る場合の最も大きな問題は結晶化しゃすいことである。
素イオンに代る陰イオンとして、フッ素イオンを導入し
なければならない。 そしてアツベ数が９０以上になる
と酸素イオンに比べてフッ素イオンの割合はかなり高く
なってくる。 このようなガラスを工業的規模で製造す
る場合の最も大きな問題は結晶化しゃすいことである。
また、フッ素の揮発による光学定数の変動、さらにそれ
が原因となる不均質化なども克服されなければならない
課題である。 そしてこれらの問題を考慮したいくつか
の弗燐酸塩ガラスが、特公昭５４−３４７６８、特公昭
５８−１４３７８、特開昭５０−４３１１２、特開昭６
０−８１０４２、特開昭６０−２１０５４５などに提案
されている。
が原因となる不均質化なども克服されなければならない
課題である。 そしてこれらの問題を考慮したいくつか
の弗燐酸塩ガラスが、特公昭５４−３４７６８、特公昭
５８−１４３７８、特開昭５０−４３１１２、特開昭６
０−８１０４２、特開昭６０−２１０５４５などに提案
されている。
しかしながらこれらのガラスは溶融の際揮発成分が多く
、そのため屈折率の変動が大きく、あるいはまた比較的
高価な特殊成分を含むものは、工業規模での生産におい
て経済性に問題がある。 さらに結晶化に対する効果も
十分とは言い難い。
、そのため屈折率の変動が大きく、あるいはまた比較的
高価な特殊成分を含むものは、工業規模での生産におい
て経済性に問題がある。 さらに結晶化に対する効果も
十分とは言い難い。
つまり、これらのガラスは前述の問題点に対して十分な
解決法を示していない。 そのためト・分に安定で、均
質なガラスを得るための努力がさらに必要とされている
。
解決法を示していない。 そのためト・分に安定で、均
質なガラスを得るための努力がさらに必要とされている
。
［問題点を解、決するための手段］
上記のような点を十分に考慮して、本発明者らはＰ２Ｏ
，−Ｌｎ２Ｊ−ＢａＯ−ＡｌＦ３−ＲＦ２−ＮａＦ（Ｌ
ｎ＝Ｙ、Ｌａ、Ｇｄ、Ｙｂ、Ｒ＝Ｍｇ＋Ｃａ＋Ｓｒ＋Ｂ
ａ）系において、ｎｄが１４２から１．４７、アツベ数
νｄが９０から９７の光学定数をもち、かつ非常に安定
な弗燐酸塩ガラスを見い出した。
，−Ｌｎ２Ｊ−ＢａＯ−ＡｌＦ３−ＲＦ２−ＮａＦ（Ｌ
ｎ＝Ｙ、Ｌａ、Ｇｄ、Ｙｂ、Ｒ＝Ｍｇ＋Ｃａ＋Ｓｒ＋Ｂ
ａ）系において、ｎｄが１４２から１．４７、アツベ数
νｄが９０から９７の光学定数をもち、かつ非常に安定
な弗燐酸塩ガラスを見い出した。
ガラス成分割合としてモルχてＰ 、Ｏ＝、が２．０〜
７．Ｏｚ、ＢａＯが０．５〜５．ｌｌＨ，ＡｌＦ３が３
６．０〜４２．０％、 ＭｇＦ２が５０−１３．０６１
．、ＣａＦ２が１６．０〜２６．０’％、ＳｒＦ２が１
５．０−２１．０％、ＢａＦ２が３．５〜１０．０％、
ＮａＦが１．０〜５．０Ｚ、Ｙ２Ｏ３、Ｌａ、０８、Ｇ
ｄ２Ｏ３およびＹｂ２Ｏ３のうちの少なくとも１種が０
．５〜Ｓ、Ｏｙ、の組成範囲を必須とし、添加成分とし
て、 Ｎａ、０１Ｋ２０、Ｃａｂ、ＳｒＯおよびＺｎＯ
のうちの少なくとも１種ヲ０〜１０．０％およびＡｌ２
Ｏ，を０−２．０％含むことを特徴とする本発明のガラ
スは、各々の成分が以下のような働きをする。
７．Ｏｚ、ＢａＯが０．５〜５．ｌｌＨ，ＡｌＦ３が３
６．０〜４２．０％、 ＭｇＦ２が５０−１３．０６１
．、ＣａＦ２が１６．０〜２６．０’％、ＳｒＦ２が１
５．０−２１．０％、ＢａＦ２が３．５〜１０．０％、
ＮａＦが１．０〜５．０Ｚ、Ｙ２Ｏ３、Ｌａ、０８、Ｇ
ｄ２Ｏ３およびＹｂ２Ｏ３のうちの少なくとも１種が０
．５〜Ｓ、Ｏｙ、の組成範囲を必須とし、添加成分とし
て、 Ｎａ、０１Ｋ２０、Ｃａｂ、ＳｒＯおよびＺｎＯ
のうちの少なくとも１種ヲ０〜１０．０％およびＡｌ２
Ｏ，を０−２．０％含むことを特徴とする本発明のガラ
スは、各々の成分が以下のような働きをする。
Ｐ２Ｏ５はガラス形成にかかわる成分であるが、７゜０
りよりも多くなると得られるガラスの光学定数が目的範
囲になり、２０χよりも少ないとガラス形成が容易でな
くなる。 ＢａＯは溶融性を向上させるために必要な
成分であるが、」１記範囲外では目的の光学定数が得ら
れない。 ＡｌＦ３はガラス形成及びフッ素イオンの供
給源として必要な成分であるが、−に記範囲外ではガラ
スの結晶化傾向を大きくする。 ）！ｇＦ２は１３χを
こえると結晶化傾向が大きくなり ５Ｘよりも少ないと
溶融性が悪くなる。
りよりも多くなると得られるガラスの光学定数が目的範
囲になり、２０χよりも少ないとガラス形成が容易でな
くなる。 ＢａＯは溶融性を向上させるために必要な
成分であるが、」１記範囲外では目的の光学定数が得ら
れない。 ＡｌＦ３はガラス形成及びフッ素イオンの供
給源として必要な成分であるが、−に記範囲外ではガラ
スの結晶化傾向を大きくする。 ）！ｇＦ２は１３χを
こえると結晶化傾向が大きくなり ５Ｘよりも少ないと
溶融性が悪くなる。
ＣａＦ２は２６２をこえると結晶化傾向が大きくなり、
１６％未満ては光学定数を満足しない。 ＳｒＦ２は２
１χをこえると結晶化傾向が大きく、１５χよりも少な
いと溶解性が悪くなる。ＢａＦ２は１（Ｈをこえると、
目的の光学定数が得られに＜ ＜ 、３．５Ｚよりも少
ないとガラスが得られにくい。 ＮａＦはガラス融液の
溶融温度を低下させるとともに、特に揮発に対して大き
な効果を持つ成分であるが、１χ未満では不十分で、５
χをこえると結晶化しやすい。 Ｙ２Ｏ５、Ｌａ２Ｏ３
、Ｇｄ、０．およびＹｂ２Ｏ３はいずれもガラスの粘性
を高め、結晶化をおさえる成分であるが、０．５ｚより
も少ないとその効果はなく 、Ｓ、ＯＺをこえると目的
の光学定数が得られない。 また、Ａｌ２Ｏ３も同様の
働きをするが、２．０χをこえると結晶化しやすくなる
。 Ｎａ２Ｏ、Ｋ、０、ＣａＯ１ＳｒＯおよびＺｎＯは
液旧温度を低下させ、ガラス化を容易にするために用い
られる。しかし、１０χをこえると結晶化しやすくなる
。
１６％未満ては光学定数を満足しない。 ＳｒＦ２は２
１χをこえると結晶化傾向が大きく、１５χよりも少な
いと溶解性が悪くなる。ＢａＦ２は１（Ｈをこえると、
目的の光学定数が得られに＜ ＜ 、３．５Ｚよりも少
ないとガラスが得られにくい。 ＮａＦはガラス融液の
溶融温度を低下させるとともに、特に揮発に対して大き
な効果を持つ成分であるが、１χ未満では不十分で、５
χをこえると結晶化しやすい。 Ｙ２Ｏ５、Ｌａ２Ｏ３
、Ｇｄ、０．およびＹｂ２Ｏ３はいずれもガラスの粘性
を高め、結晶化をおさえる成分であるが、０．５ｚより
も少ないとその効果はなく 、Ｓ、ＯＺをこえると目的
の光学定数が得られない。 また、Ａｌ２Ｏ３も同様の
働きをするが、２．０χをこえると結晶化しやすくなる
。 Ｎａ２Ｏ、Ｋ、０、ＣａＯ１ＳｒＯおよびＺｎＯは
液旧温度を低下させ、ガラス化を容易にするために用い
られる。しかし、１０χをこえると結晶化しやすくなる
。
本発明において使用される酸化物はリン酸塩から供給さ
れることが望ましい。これは、原料中から混入する水分
等のフッ素の揮発に寄与する成分を極力少なくするため
である。
れることが望ましい。これは、原料中から混入する水分
等のフッ素の揮発に寄与する成分を極力少なくするため
である。
本発明によると上記範囲内にあるガラスは結晶性フッ化
カルシウムと同等の光学定数をもち、またガラスとして
比較的安定に得ることができ、工業的規模での生産が可
能である。
カルシウムと同等の光学定数をもち、またガラスとして
比較的安定に得ることができ、工業的規模での生産が可
能である。
このガラスを製造する方法は原料を所定の割合で混合し
、９００〜１１００°Ｃの温度で溶融し、通常のキャス
トを行なえば容易にガラスとして得ることができる。
、９００〜１１００°Ｃの温度で溶融し、通常のキャス
トを行なえば容易にガラスとして得ることができる。
［発明の効果］
本発明の弗燐酸塩ガラスは、大変容易にガラスが得られ
、工業的規模での生産が可能であるため、結晶性フッ化
カルシウムに代る低屈折率低分散光学材料として有望で
ある。 そのためカメラレンズ等の光学部品として使用
できる。
、工業的規模での生産が可能であるため、結晶性フッ化
カルシウムに代る低屈折率低分散光学材料として有望で
ある。 そのためカメラレンズ等の光学部品として使用
できる。
［実施例］
以下、表により実施例を説明する。
実施例１
第１表に示した化合物を出発原料とし、Ｎｏ、１のよう
な重量割合に混合したものを９００〜１１００°Ｃで溶
融し、カーボン製の型に流し出して成型した。
な重量割合に混合したものを９００〜１１００°Ｃで溶
融し、カーボン製の型に流し出して成型した。
ガラスは比較的安定に得られた。
実施例２〜１１
第１表のＮＯ１２〜１１の重量割合の混合物を実施例１
と同様な方法で溶融し、ガラスを得た。
と同様な方法で溶融し、ガラスを得た。
第２表に実施例１及び実施例２〜１１によって作製され
たガラスの組成と屈折率ｎｄ及びアツベ数νｄを示した
。
たガラスの組成と屈折率ｎｄ及びアツベ数νｄを示した
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 モル％でＰ＿２Ｏ＿５が２．０〜７．０％、ＢａＯが０
．５〜５．０％、ＡｌＦ＿３が３６．０〜４２．０％、
ＭｇＦ＿２が５．０〜１３．０％、ＣａＦ＿２が１６． ０〜２６．０％、ＳｒＦ＿２が１５．０〜２１．０％、
ＢａＦ＿２が３．５〜１０．０％及びＮａＦが１．０〜
５．０％、Ｙ＿２Ｏ＿３、Ｌａ＿２Ｏ＿３、Ｇｄ＿２Ｏ
＿３およびＹｂ＿２Ｏ＿３のうち少なくとも１種が０．
５〜５．０％、Ｎａ＿２Ｏ、Ｋ＿２Ｏ、ＣａＯ、ＳｒＯ
およびＺｎＯのうち少なくとも１種が０〜１０．０％お
よびＡｌ＿２Ｏ＿３が０〜２．０％から成り、屈折率ｎ
ｄが１．４２〜１．４７、アッベ数νｄが９０〜９７の
光学定数を持つことを特徴とする弗燐酸塩光学ガラス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9772088A JPH01270537A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 弗燐酸塩光学ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9772088A JPH01270537A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 弗燐酸塩光学ガラス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01270537A true JPH01270537A (ja) | 1989-10-27 |
Family
ID=14199728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9772088A Pending JPH01270537A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 弗燐酸塩光学ガラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01270537A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2008094650A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-04-24 | Ohara Inc | 光学ガラス |
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-
1988
- 1988-04-20 JP JP9772088A patent/JPH01270537A/ja active Pending
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