JPH01270287A - 半導体レーザーの製造方法 - Google Patents

半導体レーザーの製造方法

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JPH01270287A
JPH01270287A JP9991488A JP9991488A JPH01270287A JP H01270287 A JPH01270287 A JP H01270287A JP 9991488 A JP9991488 A JP 9991488A JP 9991488 A JP9991488 A JP 9991488A JP H01270287 A JPH01270287 A JP H01270287A
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JP
Japan
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blocking layer
layer
light emitting
crystal
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JP9991488A
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English (en)
Inventor
Hikari Sugano
菅野 光
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体レーザーの製造方法に関し、特に電流阻
止層を有する内部電流狭窄型半導体レーザーの気相エピ
タキシャル成長法を用いた製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、内部電流狭窄型半導体レーザーの製造方法として
は、電流阻止層−を形成した後にエツチングマスクを設
でから写真製版によって発光領域となる部分だけを露出
させ、ウェット・エツチングによってその部分の電流阻
止層を除去して発光領域の両側に電流阻止層を設ける方
法が一般に用いられていた。また、発光領域となる部分
に予めシリコン酸化物のような選択成長マスクを形成し
ておき、それ以外の部分に電流阻止層を選択成長させて
から、ウェット・エツチングによって選択成長マスクを
除大するような方法も行なわれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の製造方法においては、電流阻止層の下に
位置する層の結晶組成が、たとえばAlGaAsのよう
な酸化しやすい結晶系であった場合には、ウェット・エ
ツチングによって電流阻止層を除去するとAlGaAs
層の表面が露出して酸化される。するとその上にさらに
結晶成長するときに良質な結晶か得られず、半導体レー
ザーとして動作・しなかったり、劣化しやすいものとな
ったりする欠点があった。また、選択成長マスクを設け
ておいて3!択的に電流阻止層を形成させる法において
は、ウェット・エツチングによって選択成長マスクを除
去すると上述のような酸化の問題の他、エピタキシャル
成長工程の回数が多いという欠点もあった。
本発明の目的は、結晶表面を酸化させることなしに電流
阻止層を形成できる半導体レーザーの作製方法であって
、結晶成長工程の回数が1回もくは2回で済む方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の構成は、化合物半導体基板上に、より屈折率の
低い組成の層ではさまれた発光層を含む異種組成結晶を
エピタキシャル成長し、部分的に電流阻止層を該異種組
成結晶層の上もしくは下に設けることによって発光領域
を限定する半導体レーサーの製造方法において、発光領
域として限定させる部分に予め異種物質を選択成長マス
クとして形成しておき、これ以外の部分に電流阻止層を
選択気相エピタキシャル成長させた後、マスクとした異
種物質を気相エツチングしてさらに次の層を同一装置内
で連続して気相エピタキシャル成長させる方法となって
いる。
本発明の方法は、1N択エピタキシヤル成長により、て
電流阻止層を形成したのち、気相エツチングによって選
択成長マスクとした物質を除去することにより、1回の
結晶成長プロセスにおいて、基板を反応管から取り出す
ことなしに連続して電流阻止層とその上の層を結晶成長
させるものである。そのために露出させると酸化しやす
い結晶系であっても酸化させることなしに作製すること
ができ、その間の結晶成長プロセスが1回で済むという
独制的な内容を有する。
〔実施例〕
その1 本発明について図面を参照して説明する。第1図(a)
〜(d)は本発明の一実施例として、AlGaAs系結
晶による半導体レーザーの製造に適用したときの、各製
造工程におけるレーザー結晶の横断面図である。まずn
型GaAsの基板1上に、n型Al□、45Ga、)、
55Asの第1クラツドN2、p型A lo −15(
iaO、g5Asの活性層3、p型A1.)、45Ga
o、55Asの第2クラッド層4、そして非常に薄い(
50nm程度)n型GaAsの保護層5を、減圧有機金
炭熱分解気相成長法によってエピタキシャル成長させる
。次に発光領域の導波路とする部分にだけ、5i02に
よる選択成長マスク6を形成する[第1図(a)]。そ
の後再び結晶成長プロセスとして、減圧気相成長法によ
り選択成長マスク6以外の部分にn型GaAsの電流阻
止層7を選択的にエピタキシャル成長させる[第1図(
b)]。ここで減圧下の状態のままHFのプラズマ分解
によるF+イオン・ラジカルを導入して、SiO□の選
択成長マスク6およびGaAsの保護層5を気相エツチ
ングする[第1図(c)]。このとき反応管内圧力とF
+イオンの導入量ならびにGaAs結晶の熱分解防止の
ために添加するAsH3ガスの流量とエツチング時間を
調節して、選択成長マスク6と保護層5だけが除去され
るようにする。そして、F+イオンの供給を止めてガス
の置換時間をおいてから、同一装置内で引き続きp型A
t、)、45Ga、)、55Asの第3クラッド層8と
n型GaAsのキャップ層9を結晶成長させると第1図
(d)に示すレーザー結晶ができ上る。これに電極を形
成した後所定の大きさに切断すると半導体レーザーがで
きる。この方法を用いると、第2クラッド層4の電流が
流れる部分が大気に露出されることなしに第3クラッド
層8をエピタキシャル成長することができるので、酸化
しやすいAlo−4sGao、55^Sの組成であって
も高信頼性の半導体レーザーが得られる。
その■ 第2図(a)〜(d)は、本発明の第2の実施例として
、第1の実施例と異なる形状のA’1GaAs系半導体
レーザーの製造に適用したときの、各製造工程における
レーザー結晶の横断面図である。まずp型GaAsの基
板11上に、SiO□による選択成長マスク12を、発
光卯域の導波路とする部分にだけ形成する[第2図(a
)]。次に気相エピタキシャル成長法の一種である減圧
有機金属熱分解気相成長法によって、選択成長マスク2
以外の部分にn型GaAsの電流阻止層13を選択的に
エピタキシャル成長させる[第2図(b)]。ここで減
圧下の状態のまま、HFのプラズマ分解によるF+イオ
ン・ラジカルを装置内に導入すると、SiO□の選択成
長マスク12が気相エツチングされる[第2図(C)]
。このとき、反応管内圧力とF+イオンの導入量、なら
びにGaAs結晶の熱分解防止のために添加する^sH
3ガスの流量を適当に設定することによって、GaAs
結晶部分の気相エツチング量を最小限におさえつつ5i
02の選択成長マスク12を除去することができる。そ
の後、気相エツチングに引続き、同一装置内でp型A1
0.45Ga0.55^Sの第1クラツド層14.p型
AI0.15”ao−85ASの活性層15、n型A1
0.45Ga0.55ASの第2クラッド層16、およ
びn型GaAsのキャップ層17を連続成長させると第
2図(d)に示すレーザー結晶ができ上り、1回の結晶
成長プロセスで半導体レーザーか形成できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、選択エピタキシャル長に
よって電流阻止層を形成した後、気相エツチングによっ
て選択成長マスクを除去することにより、露出すると酸
化しやすい結晶系であっても全く酸化させることなしに
、しかも1回の結晶成長プロセスだけで発光領域を限定
させる電流阻止層を形成できる効果がある。
特に第2の実施例の方法を用いると、基板の上の発光領
域となる部分に選択成長マスクを設けるプロセスと、1
回だけの結晶成長プロセスによって半導体レーザーが作
製できるので、製造コストを低減できる効果もある。
以上はAlGaAs系の結晶を用いた半導体レーザーに
ついて説明してきたが、本発明は他の■−V化金物やI
I−VI化合物系の結晶を用いた半導体レーザーにも応
用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の各製造過程におけるレーザ
ー結晶の横断面図、第2図は同様に第2の実施例の各製
造過程におけるレーザー結晶の横断面図を示したもので
ある。 1・・・基板、2・・・第1クラッド層、3・・・活性
層、4・・・第2クラッド層、5・・・保護層、6・・
・選択成長マスク、7・・・電流阻止層、8・・・第3
クラッド層、9・・・キャップ層、11・・・基板、1
2・・・選択成長マスク、13・・・電流阻止層、14
・・・第1クラッド層、15・・・活性層、16・・・
第2クラッド層、17・・・キャップ層。 代理人 弁理士  内 原  音 (d) 第 1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  化合物半導体基板上に、より屈折率の低い組成の層で
    はさまれた発光層を含む異種組成結晶をエピタキシャル
    成長し、部分的に電流阻止層を該異種組成結晶層の上も
    しくは下に設けることによって発光領域を限定する半導
    体レーザーの製造方法において、発光領域として限定さ
    せる部分に予め異種物質を選択成長マスクとして形成し
    ておき、これ以外の部分に電流阻止層を選択気相エピタ
    キシャル成長させた後、当該異種物質を気相エッチング
    してさらに次の層を連続で気相エピタキシャル成長させ
    ることを特徴とする半導体レーザーの製造方法。
JP9991488A 1988-04-21 1988-04-21 半導体レーザーの製造方法 Pending JPH01270287A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04119680A (ja) * 1990-09-10 1992-04-21 Sharp Corp 半導体レーザ素子の作製方法
US5426658A (en) * 1992-01-21 1995-06-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor laser including ridge confining buffer layer
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