JPH0127018Y2 - - Google Patents

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JPH0127018Y2
JPH0127018Y2 JP3938783U JP3938783U JPH0127018Y2 JP H0127018 Y2 JPH0127018 Y2 JP H0127018Y2 JP 3938783 U JP3938783 U JP 3938783U JP 3938783 U JP3938783 U JP 3938783U JP H0127018 Y2 JPH0127018 Y2 JP H0127018Y2
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JP
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compressor
capillary tube
indoor
liquid
heat exchanger
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JP3938783U
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気調和装置に関し、更に詳しく
は、室外ユニツトと室内ユニツトとを大きな高低
差をもたせて設置する分離形の空気調和装置に関
するものである。
従来公知の分離形空気調和装置は、第1図図示
の如く、室外側熱交換器4、暖房用キヤピラリチ
ユーブ5および室外フアン9を備えた室外ユニツ
ト1と、圧縮機10、四路切換弁11、冷房用キ
ヤピラリチユーブ12、室内側熱交換器13、デ
フロスト熱源用の蓄熱槽14、アキユムレータ1
5および室内フアン20を備えた室内ユニツト2
とを冷媒配管3,3で接続して構成されている。
なお、第1図において符号6,16はフイルタ、
7,23は逆止弁、8は冷媒調節器、24は消音
器である。
そして、この空気調和装置においては、冷房運
転時には実線矢印に示す方向に、暖房運転時には
点線矢印に示す方向に冷媒が流通し、通常、室外
ユニツト1と室内ユニツト2との高低差が30m程
度まで適用可能に設計されている。
一方、第2図図示の如く10階建程度の中高層ビ
ルにあつては、地階Aから屋上Rまでの高低差H
が40m以上あるため、屋上Rにすべての室外ユニ
ツト1,1……を設置する場合、下記の理由によ
り第1図図示の従来公知の空気調和装置の室内ユ
ニツト2,2……を全階に適用することができな
くなる。但し、3階D〜9階Eには従来公知の空
気調和装置の室内ユニツト2が適用可能である。
(1) 従来公知の空気調和装置においては、膨張機
構としてキヤピラリチユーブが採用されている
ため、屋上Rと地階A、1階Bおよび2階Cと
の間のように高揚程度のある据付を行なつた場
合、冷房運転時に圧縮機10の運転を休止する
と、液ヘツド差により、液側の冷媒配管3内の
液冷媒が冷房用キヤピラリチユーブ12を通つ
て室内側熱交換器13、アキユムレータ15を
経て圧縮機10に流れ込むため、圧縮機10の
再起動時に、湿り運転もしくは液圧縮を起こす
恐れがあり、システムの信頼性が著しく低下す
る。
(2) 暖房運転時においては、暖房用キヤピラリチ
ユーブ5前の圧力が液ヘツド差により減少する
ため、乾き運転となり、運転限界がせばめられ
る。
本考案の目的は、上記問題点を解消して、高揚
程据付を可能ならしめることにある。
本考案の構成は、室外側熱交換器及び暖房キヤ
ピラリチユーブを備えた室外ユニツトを上位と
し、圧縮機、四路切換弁、冷房用キヤピラリチユ
ーブ、室内側熱交換器及びアキユムレータを備え
た室内ユニツトを下位とし、両者間に大きな高低
差をもたせて設置してなる空気調和装置におい
て、冷房運転時における冷房用キヤピラリチユー
ブの入口側には、前記圧縮機の発停と連動して開
閉作動する電磁開閉弁が介設され、且つ暖房運転
時に高圧液冷媒が流通する室内側の液管と圧縮機
の吸入管との間には、リキツドインジエクシヨン
回路が介設されていることを特徴とする。
以下、第3図に示す実施例に基づいて、本考案
の空気調和装置を説明する。
本実施例の空気調和装置は、第1図図示の従来
例のものと同様に、室外側熱交換器4、暖房用キ
ヤピラリチユーブ5及び室外フアン9を備えた室
外ユニツト1と、圧縮機10、四路切換弁11、
冷房用キヤピラリチユーブ12、室内側熱交換器
13、デフロスト熱源用の蓄熱槽14、アキユム
レータ15及び室内フアン20を備えた室内ユニ
ツト2とを冷媒配管3,3で接続して構成されて
いる。
そして、前記室外ユニツト1を上位とし、室内
ユニツト2を下位とし、両者間に大きな高低差
(例えば30〜40m)をもたせて設置されている。
即ち、冷媒配管3,3は少なくとも前記高低差分
に対応する配管長さとされている。
前記室外ユニツト1側の暖房用キヤピラリチユ
ーブ5は、従来公知のものと同一の抵抗値(以下
標準抵抗値という)に設定されている。
一方、前記室内ユニツト2において、冷房運転
時に冷房用キヤピラリチユーブ12の入口側とな
る位置には、圧縮機10の発停と連動して開閉作
動する電磁開閉弁17が介設されている。この電
磁開閉弁17は、圧縮機10停止時に閉成して、
液側の冷媒配管3から圧縮機10への液バツクを
防止する作用を有している。
又、暖房運転時に高圧液冷媒が流通す液管21
と圧縮機10の吸入管22との間には、キヤピラ
リチユーブ19を有するリキツドインジエクシヨ
ン回路18が介設されている。このリキツドイン
ジエクシヨン回路18は、暖房運転時において、
吸入管22に液冷媒を噴出せしめることによつ
て、乾き運転を防止する作用を有する。
尚、本実施例の場合、冷房用キヤピラリチユー
ブ12の抵抗値を大きく(標準抵抗値+ヘツド差
吸収分)して、冷房運転時における湿り運転を解
消し得るようにしている。
尚、図面中、符号6,16はフイルタ、7,2
3は逆止弁、24は消音器である。
本実施例の空気調和装置は次のように作用す
る。
() 冷房運転時 冷媒は実線矢印に示す方向に流通し、蒸発器と
して作用する室内側熱交換器13で吸熱(室内空
気を冷却)し、凝縮器として作用する室外側熱交
換器4で放熱(室外空気に加熱)する。
該冷房運転時において、圧縮機10が停止する
と、これと連動して電磁開閉弁17も閉成する。
従つて、液側の冷媒配管3内の液冷媒がヘツド差
によつて室内側熱交換器13側に流れるのを防止
されることとなり、圧縮機10の再起動時に、液
バツク現象を起すおそれがなくなる。尚、冷房用
キヤピラリチユーブ12の抵抗値を標準より大き
くしているので、ヘツド差による湿り運転は解消
される。
() 暖房運転時 冷媒は点線矢印に示す方向に流通し、蒸発器と
して作用する室外側熱交換器4で吸熱(室外空気
を冷却)し、凝縮器として作用する室内側熱交換
器13で放熱(室内空気を加熱する)。
この時、リキツドインジエクシヨン回路18に
よつて、圧縮機10の吸入管22に液冷媒の噴出
が行なわれ、これによつて、暖房用キヤピラリチ
ユーブ5前の圧力減少(ヘツド差による)に起因
する乾き運転が解消される。尚、暖房運転時に、
液管21の液冷媒がリキツドインジエクシヨン回
路18のキヤピラリチユーブ19を通つて、吸入
管22に流入するおそれがあるが、キヤピラリチ
ユーブ19の抵抗値は暖房用キヤピラリチユーブ
5に比べて大きく設定されているので、その量は
わずかであり、アキユムレータ15の容量を大き
くすることによつて対処できる。
続いて、本考案の空気調和装置の効果を述べ
る。
本考案によれば、室外側熱交換器4及び暖房用
キヤピラリチユーブ5を備えた室外ユニツト1を
上位と、圧縮機10、四路切換弁11、冷房用キ
ヤピラリチユーブ12、室内側熱交換器13及び
アキユムレータ15を備えた室内ユニツト2を下
位として、両者間に大きな高低差をもたせて設置
するとともに、冷房運転時における冷房用キヤピ
ラリチユーブ12の入口側に、前記圧縮機10の
発停と連動して開閉作動する電磁開閉弁17を介
設し且つ暖房運転時に高圧液冷媒が流通する室内
側の液管21と圧縮機10の吸入管22との間
に、リキツドインジエクシヨン回路18を介設し
て、冷房運転時における液バツク防止と暖房運転
時における乾き運転の解消とを行ない得るように
したので、キヤピラリチユーブによる制御方式を
を有する空気調和装置の高揚程据付が可能とな
り、中高層ビル全階に採用できるという実用的な
効果がある。
又、圧縮機10停止時には、電磁開閉弁17が
閉成されて液ヘツド差による圧縮機10側への液
バツクが防止されるようになつているので、液圧
縮等による圧縮機10の損傷が未然に防止でき、
システムの信頼性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来公知の分離形空気調和装置の冷
媒回路図、第2図は分離形空気調和装置を中高層
ビルに採用する場合における据付方法を示す説明
図、第3図は本考案の実施例にかかる空気調和装
置の冷媒回路である。 1……室外ユニツト、2……室内ユニツト、4
……室外側熱交換器、5……暖房用キヤピラリチ
ユーブ、10……圧縮機、11……四路切換弁、
12……冷房用キヤピラリチユーブ、13……室
内側熱交換器、15……アキユムレータ、17…
…電磁開閉弁、18……リキツドインジエクシヨ
ン回路、21……液管、22……吸入管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室外側熱交換器4および暖房用キヤピラリチユ
    ーブ5を備えた室外ユニツト1を上位とし、圧縮
    機10、四路切換弁11、冷房用キヤピラリチユ
    ーブ12、室内側熱交換器13およびアキユムレ
    ータ15を備えた室内ユニツト2を下位とし、両
    者間に大きな高低差をもたせて設置してなる空気
    調和装置において、冷房運転時における冷房用キ
    ヤピラリチユーブ12の入口側には、前記圧縮機
    10の発停と連動して開閉作動する電磁開閉弁1
    7が介設され、且つ暖房運転時に高圧液冷媒が流
    通する室内側の液管21と圧縮機10の吸入管2
    2との間には、リキツドインジエクシヨン回路1
    8が介設されていることを特徴とする空気調和装
    置。
JP3938783U 1983-03-16 1983-03-16 空気調和装置 Granted JPS59143276U (ja)

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JP3938783U JPS59143276U (ja) 1983-03-16 1983-03-16 空気調和装置

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JP3938783U JPS59143276U (ja) 1983-03-16 1983-03-16 空気調和装置

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Publication Number Publication Date
JPS59143276U JPS59143276U (ja) 1984-09-25
JPH0127018Y2 true JPH0127018Y2 (ja) 1989-08-11

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JP3938783U Granted JPS59143276U (ja) 1983-03-16 1983-03-16 空気調和装置

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