JPH01269597A - Icカードの製造方法 - Google Patents

Icカードの製造方法

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Publication number
JPH01269597A
JPH01269597A JP63098661A JP9866188A JPH01269597A JP H01269597 A JPH01269597 A JP H01269597A JP 63098661 A JP63098661 A JP 63098661A JP 9866188 A JP9866188 A JP 9866188A JP H01269597 A JPH01269597 A JP H01269597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
module
adhesive
recessed part
recess
Prior art date
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Pending
Application number
JP63098661A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Takase
高瀬 喜久
Mitsuaki Uenishi
上西 光明
Takashi Fujii
喬 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to KR1019890702399A priority patent/KR920006339B1/ko
Priority to PCT/JP1989/000418 priority patent/WO1989010269A1/ja
Priority to EP89905205A priority patent/EP0370114B1/en
Priority to DE68923686T priority patent/DE68923686T2/de
Publication of JPH01269597A publication Critical patent/JPH01269597A/ja
Priority to US07/777,457 priority patent/US5208450A/en
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ICチップを内蔵するICカードに関するも
のである。
従来の技術 個人を識別する識別カードとして、従来は磁気あるいは
光学的読み取りによる識別方式を用いていたが、恒久性
に欠けたり、変更可能であったりして識別の安全性が低
いものであった。このため、最近ではマイクロコンピュ
ータ、メモIJ等(7)ICチップを内蔵したいわゆる
ICカードが識別カードとして実用に供されつつある。
このICカードは、すでに多量に使用されている磁気ス
トライプカードに比して、記憶容量が大きく防犯性に優
れていることから、従来の磁気ストライプカードの用途
ばかりでなく、銀行関係では預金通帳に代り預貯金の履
歴を、そしてクレジット関係では買物などの取引履歴、
医療関係では健康個人データの記憶など、ICカードを
用いた種々の応用システムの実用化が検討されている。
このようなICカードを全世界に普及させるためには、
ICカードをポケットマネーで購入できる程度にまで、
その価格を低減する必要がある。
また今日これが最も重要な課題となっている。
従来、この種のカードは第5図〜第7図に示すように、
先ず、例えば、100μm厚の1枚の透明の塩化ビニル
系オーバーシート9とシート状で280μmと230μ
m厚の2枚の不透明の塩化ビニル系コア材10&、10
bに、エンドミルやプレス金型などにより、ICモジュ
ール14の大きさで貫通穴13を形成する。次にオーバ
ーシート9とコア材101L、10bとを合わせた厚み
とほぼ同一の680μmのICモジュール14と30μ
mの接着剤層15を貫通穴13に挿入し、塩化ビニル系
の下部コア材11と外部接続端子部と反対面の100μ
m厚の透明オーバーシート12とを前記オーバーシート
9、コア材102L。
10bに重ね合わせ、100〜160°Cに加熱すると
同時に15〜35 kg / co!で加圧し数十分間
熱プレス加工を施してICカード17を作成している。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成と製造方法では、複数層ジュール
14との位置合わせに多くの工夫を必要とする。またカ
ード材の貫通穴13に挿入したICモジュール14は、
異物となり、熱プレスに必要な圧力は、この近傍で不均
一となる。つまり、ICモジュール14の厚みが太き過
ぎると、ICモジュール14に圧力が集中して、ICモ
ジュール14裏面のカード材(下部コア材11)を損傷
した9、接着剤層16の接着剤がカード基材(オーバー
シート9)の表面に露出して、外観を損うことになる。
さらに、カード材のICモジュール14の近傍では圧力
が小さくなり、アバタ、ふくれ等カード材自身のラミネ
ート不良を生じることになる。逆に、ICモジュール1
4の厚みが小さ過ぎると、ICモジュール14はカード
基材に適切に接着、固定されなくなる。いずれにしても
、ICモジュール14の厚みや複数層のカード材の厚み
の公差を考慮すると、このような問題は必ず生じること
になる。むろん、ICモジュール14とカード基材とを
多層段に積み重ねて熱プレスすることは、本質的に不可
能であり、1度の熱プレスの工程から取れるICカード
は極めて少なくなる。以上のように、従来のような10
カードでは、その歩留を向上し、工数を低減するという
ことには限界があり、本質的にICカードの製造コスト
、即ち、ICカードの価格を低減することが困難である
本発明は、上記問題点に鑑み、従来のICカードの信頼
性等の特性を劣化させることなく、その生産性を上げ、
価格を大幅に低減することを目的とする。
課題を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、複数枚のシート
状熱可塑性カード材料を鏡面処理された金属板で挾持し
て加熱加圧を行ない所望のサイズ−と厚みのカード基材
を作製し、前記カード基材に、切削加工あるいはプレス
加工により、ICモジュールを装着するため所定の大き
さの凹部を形成し、前記凹部底面に、硬化後硬化膜が可
撓性を有し、さらにゴム弾性をも有する接着剤を微量塗
布し、前記凹部にICモジュールを挿入、加圧し、前記
接着剤を低温硬化するものである。
作用 この構成により、従来のICモジュールなしの磁気スト
ライプカード等を製造するのと同じ工程で複数枚のカー
ド材料を加熱加圧して、あらかじめ所望のサイズ、厚み
で作成した塩化ビニル系のカードを切削加工あるいはプ
レス加工等によりICモジュールを装着するための凹部
を形成し、その後、可撓性があり硬化後ゴム弾性を有す
る接着剤でICモジュールを前記凹部に接着固定するた
め信頼性の高いICカードを容易に作ることができる。
つまり、カード材とICモジュールを同時に熱プレスす
るのではなく、カード基材のみ熱プレスして、その後I
Cモジュールを埋設するという製造方法を取っているた
め、複数層のカード材の中にはICモジュール等の異物
が含まれず、カード基材を多層段に積み重ねて熱プレス
することが可能となり、1度の熱プレスの工程から取れ
るカード基材は極めて多数となる。同時にその歩留りも
向上する。さらに、凹部が形成された後は、カード材が
変形するような圧力、温度が加わらないため、ICモジ
ュールの破壊がなくなり、またICモジュールの位置精
度と美観が向上することとなる。
実施例 以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明す
る。
第1図〜第4図に本発明の製造工程および完成されたr
eカードの断面を示す。
第1図のごとく、上下に100μmの透明の塩化ビニル
系オーバーシート1と中間材として560μmの不透明
の塩化ビニル系のコア材2を重ね合わせ、100〜15
0’Cに加熱すると同時に15〜35kg/cnlで加
圧し数十分間熱プレスすると第2図に示すような厚さ7
60μm塩化ビニル系カード3が出来る。次に第3図に
示すように、切削加工等でICモジュールを装着するた
めの凹部4を形成する。このとき凹部4の底の残り厚ム
を160μmとした。次に第4図に示すように2゜μm
の可撓性を有し、硬化後硬化膜がゴム弾性を有するシリ
コーンの変性ポリマーを主成分とする接着剤6をデイス
ペンサー等で凹部4の底に滴下する。ここで、前記シリ
コーンの変性ポリマーとしては、例えば、シリコーン樹
脂にビスフェノール系エポキシ樹脂にポリプロピレング
リコールジグリシジルエーテルのアミン付加物など可撓
性を有するエポキシ樹脂を加えて変性したものなどを用
いた。次に690μm厚のICモジュール6を凹部4に
外部接続用端子部7がカード3の外に出るように挿入し
、ICモジュール6の端子面を加圧機により均一に3.
8〜6.29 /−の力で30〜40860間加圧する
。カード3をマガジンに入れ、46〜50”Cにて40
〜70分間1次硬化する。
次に2次硬化として室温にて48時間放置し、完全に接
着剤6を固化することによりICカード8が得られる。
比較例として、実施例の可撓性を有し、硬化後ゴム弾性
を有する接着剤5のかわりに、ある程度の可撓性は有す
るが硬化後ゴム弾性を有さない接着剤として、低温硬化
(50°C以下)が可能な硬化剤として変性ポリアミン
を用いたエポキシ樹脂系接着剤とアクリル樹脂系接着剤
を用いてICカードを作成した。
以下に本発明の具体的実施例及び比較例のカード特性の
一部を下表に示し、説明を続ける。
第1表は、実施例、比較例、従来例におけるICカード
としての特性の一部(曲げ特性、ねじれ特性、耐衝撃性
、外観2作業性、生産性)についての評価を示すもので
ある。第2表は、実施例での環境試験結果を示す。
第1表、第2表に示すように本発明の構成及び硬化膜が
ゴム弾性を有する接着剤を用いれば、カードの曲げ、ね
じれ、耐衝撃性等に非常に強いカードとなり、又化学的
にも問題がなく、作業性も向上すると共に生産性が従来
に比ベロ倍も上がり、ICカードとしての品質向上、生
産性、コストダウンに非常な効果が得られることは明ら
かである0発明の効果 以上のように本発明によればカードの物理特性、特にカ
ードの曲げ、ねじれ、耐衝撃等に非常に強いカードとな
り、しかも従来のように外観的にアバタやふくれが発生
することもなく、作業性、生産性にすぐれたICカード
の製造方法となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明による一実施例の製造方法を示
す断面図、第6図〜第7図は従来のXCカードの製造方
法を示す断面図である。 1.3・・・・・・オーバーシート、2・・・・・・コ
ア材、4・・・・・・凹部、5・・・・・・接着剤、6
・・・・・・ICモジュール。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第 
1 図 第2図 第4図  7 /′ノ tCモシューノン 第5図 第6図 /3

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数枚のシート状熱可塑性カード材料を鏡面処理
    された金属板で挾持して加熱と加圧を行つて所望のサイ
    ズと厚みのカード基材を作成し、前記カード基材に、切
    削加工あるいはプレス加工により、ICモジュールを装
    着するため所定の大きさの凹部を形成し、前記凹部底面
    に、硬化後硬化膜が可撓性を有しさらにゴム弾性をも有
    する接着剤を微量塗布し、前記凹部にICモジュールを
    挿入,加圧し、前記接着剤を低温硬化するICカードの
    製造方法。
  2. (2)接着剤として、シリコーンの変性ポリマーを主成
    分とする接着剤を使用した特許請求の範囲第1項記載の
    ICカードの製造方法。
JP63098661A 1988-04-20 1988-04-21 Icカードの製造方法 Pending JPH01269597A (ja)

Priority Applications (6)

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JP63098661A JPH01269597A (ja) 1988-04-21 1988-04-21 Icカードの製造方法
KR1019890702399A KR920006339B1 (ko) 1988-04-20 1989-04-19 Ic카드
PCT/JP1989/000418 WO1989010269A1 (en) 1988-04-20 1989-04-19 Ic card and production method thereof
EP89905205A EP0370114B1 (en) 1988-04-20 1989-04-19 Ic card and production method thereof
DE68923686T DE68923686T2 (de) 1988-04-20 1989-04-19 Halbleiterkarte und verfahren zur herstellung.
US07/777,457 US5208450A (en) 1988-04-20 1991-10-16 IC card and a method for the manufacture of the same

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JP63098661A JPH01269597A (ja) 1988-04-21 1988-04-21 Icカードの製造方法

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