JPH01268946A - 鉄骨梁の補強構造および補強方法 - Google Patents

鉄骨梁の補強構造および補強方法

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JPH01268946A
JPH01268946A JP9607588A JP9607588A JPH01268946A JP H01268946 A JPH01268946 A JP H01268946A JP 9607588 A JP9607588 A JP 9607588A JP 9607588 A JP9607588 A JP 9607588A JP H01268946 A JPH01268946 A JP H01268946A
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JP
Japan
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steel
reinforcing
plates
anchor
steel frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP9607588A
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English (en)
Inventor
Yuichi Hibino
日比野 雄一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 riin業上の利用分野」 本発明は、たとえばクレーンガーダ−として用いられる
鉄骨梁の補強構造および補強方法に関するものである。
「従来の技術およびその課題」 一般に、クレーンガーダ−としては1型鋼等の鉄骨梁が
使用されるが、載荷荷重が増大する等の理由から既存の
クレーンガーダ−を補強する必要が生じることがある。
その場合、従来一般には、第3図、第4図に示すように
既存のクレーンガーダー1の下面に補強用鉄骨5をその
全長にわたっτ溶接するようにしている。  ′ ところで、上記のように補強用鉄骨5をクレーンガーダ
−1の全長にわたって溶接するためには、第3図、第4
図に示されるようにクレーンガーダ−・1の下方にその
全長にわたって足場6を設けなければならず、その足場
6の組み立てや解体に多大な手間を要するものである。
また、クレーンガーダ−Iの下方の床面7上に機械類が
設置されている場合には、それらを保護するための養生
を足場6の全長にわたってしなければならず、そのため
の手間・費用を要するばかりでなく、溶接作業同様、高
所作業が多くなって安全」―好ましくない。
また、補強用鉄骨5をクレーンガーダ−1の下端まで持
上げ、位置決めし、接合面を合せて仮止めした上で、上
向きの全溶接を行い、歪が出ないように取り付けろこと
は必ずしも容易な作業ではなく、以上のようなことから
、補強用鉄骨5を溶接することに代わる有効な補強手段
がqlまれでいた。
なお、以上のことは、クレーンガーダ−として用いられ
る鉄骨梁のみならず、鉄骨屋根や床を支持する鉄骨梁を
補強する場合においても全く同様である。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたしので、補強用
鉄骨を溶接することなく、充分な補強効果が得られると
とらに、施工も容易であり、まノ、−足場ら少な(て済
む鉄骨梁の補強構造および補強方法を提供することを目
的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明の補強構造は、上フランジ、ウェブ、下フラン
ジにより溝成されてなる鉄骨梁の前記下フランジ側に、
I’ C鋼材をその鉄骨梁の長手方向に沿わU゛て一体
に取り付け、このPCM材を緊張することによりプレス
トレスを導入したことを特徴としている。
また、この発明の補強方法は、両端が支持されて架け渡
されている鉄骨梁を補強するに際し、O1i記鉄骨梁の
両端部の下方に足場を設け、その足場から04記鉄骨梁
の両端部下面にアンカープレートをそれぞれ溶接し、そ
れらのアンカープレートの一方に対してPC鋼材の一端
を梁端側から梁中央部側に向けて挿通さ仕た後、そのP
C鋼材の一端をさらに他方のアンカープレートの梁中央
部側から梁端側に向かって挿通させることによってその
PC鋼材を両アンカープレート間に配設し、そのPGI
1材を緊張した後、そのPC鋼材の両端部を前記アンカ
ープレートに対してそれぞれ定着することを特徴として
いる。
「実施例」 以下、この発明の実施例を第1図および第2図を参照し
て説明する。
図中符号lは、上フランジ2、下フランジ3、ウェブ3
によって形成されたi型鋼からなるクレーンガーダ−(
鉄骨梁)である。このクレーンガーダ−1は、その両端
を受梁(図示せず)により支持されて水平に架け渡され
ているものである。
このクレーンガーダ−1は、その長手方向に沿って配さ
れたPCM撚線10によってプレストレスが導入されて
いる。すなわち、このクレーンガーダ−1の両端部には
、下フランジ3の下面に定着用のアンカブレートII、
11がそれぞれ溶接されて面性されており、それらのア
ンカープレート11.11に対して上記pc鋼撚線lO
が所定の緊張力を付与された状態で定着ナツト12.1
2により定着されている。
上記の構造によれば、クレーンガーダ−1が上゛部荷重
を受けたときに引張側となる下フランジ3がr’cJ!
IJ@線!0の緊張力線上0て予め圧縮され、したがっ
て曲げ変形が抑制されて、充分な補強効果が得られるし
のとなっている。
次に、上記のようなPC馴撚線10によって既存のクレ
ーンガーダ−1に対して補強を行う場合の作業手順につ
いて説明する。
まず、・このクレーンガーダ−1の両端部の下方に床面
7から作業用足場6.6を組み、この足場6.6を使用
してアンカープレート11.11を下フランジ3の下面
所定位置に溶接して固着4゛る。
次いで、PCII撚線10fi−前記アンカープレート
11.11間に架け渡すが、それには、PCj14撚線
10の一端にパイロットケーブル(図示せず)へ一端を
繋ぎ、そのパイロットケーブルの他端をいずれか一方の
アンカープレート11に対して外側(クレーンガーダ−
1の端部側)から内側(同、中央部側)に向けて挿通さ
せ、さらに他方のアンカープレート11に対して内側か
ら外側に向けて挿通させた後、そのパイロットケーブル
をモーターホイスト(図示せず)によって引くようにす
ると良い。これにより、pca撚線IOは双方のアンカ
−プレート11,11間に配設される。
しかる後、プレストレス導入用のジヤツキ(図示せず)
によりl)CM撚線IOを緊張して引張力を与え、所定
の値になったならばI) C鋼撚線10の両端を定着ナ
ツト12.12によりアンカープレートl 1.11に
対してそれぞれ定着する。これによりクレーンガーダ−
1にプレストレスが導入される。
以上で説明したように、上記の作業はクレーンガーダー
1の両端部でのみで行うことができ、このため足場6は
クレーンガーダ−1の全長にわたって設ける必要はなく
クレーンガーダ−1の両端部の下方に設けるのみで済む
。したがって、足場6の組み立て、解体も含めて高所作
業が大幅に減り、工期が短縮され、安全上も非常に好ま
しいものとなる。また、床面7上に機械類が設置されて
いてら、それらに対して行う養生の範囲も少なくなり、
これらの対策処置の時間も短時間で済ませること゛がで
きる。
なお、上記実施例は、クレーンガーダ−として用いられ
る鉄骨梁に対して適用した場合の例であるが、この発明
はそれに限らず、鉄骨屋根や床を支ト1?する鉄骨梁に
対して補強を行う場合にも、全く同様に適用できるもの
である。
また、」二足実施例ではPC鋼材としてPCjlil撚
綜を用いたが、PCII撚線のみならずpc@tfAや
PCj14枠を用いてももちろん良く、その定着方法も
上記に限らず適宜で良い。
「発明の効果」 以上で詳細に説明したように、この発明は、鉄骨梁に対
してプレストレスを導入することで補強するものである
ので、充分な補強効果が得られることらに、従来の補強
用鉄骨を用いる場合に比して次のような効果がある。
■ 高所作業が鉄骨梁の両端部のみに限定され、仮設・
本工事とも安全管理の向上が図れる。
■ 作業足場の数m減により足場材の損料、労務費が節
減される。
■ 上向き溶接作業が大幅に減り、品質の向上および作
業時間の短縮を図ることができる。
■ 足場の減少と作業時間の短縮により、全体工期を短
縮できる。
■ 補強材料(すなわちPC鋼材)の運搬が容易である
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図はこの発明の実施例を示すもので、
第1図はこの発明の実施例の鉄骨梁の補強構造を示す正
面図、第2図は側面図である。 第3図は従来の補強構造を示す正面図、第4図はその側
面図である。 1・・・・・・クレーンガーダ−(鉄骨梁)、2・・・
・・・上フランジ、3・・・・・・下フランジ、4・・
・・・・ウェブ、6・・・・・・足場、IO・・・・・
・PCC鋼撚線10M材、l!・・・・・・アンカープ
レート、12・・・・・・定着ナツト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上フランジ、下フランジ、ウェブにより構成され
    てなる鉄骨梁の前記下フランジ側に、PC鋼材をその鉄
    骨梁の長手方向に沿わせて一体に取り付け、このPC鋼
    材を緊張することによりプレストレスを導入したことを
    特徴とする鉄骨梁の補強構造。
  2. (2)両端が支持されて架け渡されている鉄骨梁を補強
    するに際し、前記鉄骨梁の両端部の下方に足場を設け、
    その足場から前記鉄骨梁の両端部下面にアンカープレー
    トをそれぞれ溶接し、それらのアンカープレートの一方
    に対してPC鋼材の一端を梁端側から梁中央部側に向け
    て挿通させた後、そのPC鋼材の一端をさらに他方のア
    ンカープレートの梁中央部側から梁端側に向かって挿通
    させることによってそのPC鋼材を両アンカープレート
    間に配設し、そのPC鋼材を緊張した後、そのPC鋼材
    の両端部を前記アンカープレートに対してそれぞれ定着
    することを特徴とする鉄骨梁の補強方法。
JP9607588A 1988-04-19 1988-04-19 鉄骨梁の補強構造および補強方法 Pending JPH01268946A (ja)

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JP (1) JPH01268946A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013096148A (ja) * 2011-11-01 2013-05-20 Japan Steels Group Kk 仮設通路
JP2020111416A (ja) * 2019-01-09 2020-07-27 日本製鉄株式会社 鋼部材の補強構造及び補強方法

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