JPH01268509A - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JPH01268509A
JPH01268509A JP63097310A JP9731088A JPH01268509A JP H01268509 A JPH01268509 A JP H01268509A JP 63097310 A JP63097310 A JP 63097310A JP 9731088 A JP9731088 A JP 9731088A JP H01268509 A JPH01268509 A JP H01268509A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は、商品収納室に冷気を吹き出し冷却するショー
ケースに係り、詳述すると商品収納室を囲繞する透視部
材の改良に関する。
従来の技術 商品を陳列するショー・ケースにあって、商品収納空間
を外方から見えやすくすることは必要不可欠の要件であ
り、°方形状の箱体に収納空間を備えたショーケースに
おける空間の周囲四側面を板状の透明体で構成したもの
がよく知られており(いわゆる四面ガラスタイプのショ
ーケース)、その−例として実公昭62−16621号
公報がある。一方、商品収納空間を曲面を有した透明体
にて覆うものとして、実公昭31−10268号公報及
び実開昭61−145283号公報等がある。
発明が解決しようとする課題 前記実開昭62−16621号公報にあっては、四つの
二重ガラスにより四側面を構成するショーケースが提示
されており、その冷却によって収納部と外部との間には
温度差が生じてガラス外面に結露が生じやすいため、こ
のガラス外面に機械室から導びいた暖気を吹さつげて結
露の防止をしている。尚、各側面は二枚の平面ガラスを
間隔を存して並設するものである。その成形にあたり、
ガラスの端部側にスペーサを配し周縁に枠体を被覆する
ことで、一定の間隔を保持することが容易になされ、別
設工夫する必要はないが、曲面ガラスを採用した場合に
は、製造コストの上昇もさることながら間隔の保持が非
常にやっかいなものとなり、特に三次曲面を呈するガラ
スの二重並設は行なわれていない。
一方、実公昭39−10268号公報にあっては、側面
視略%円形状の透明体にて形成し、た上蓋大及び小を回
動自在に遊若したものであり、上蓋大成いは小を回動す
ることで商品収納部の開閉を行なう。しかしこの上蓋は
単板にて構成したものであるため、複層構造のものに比
べその断熱性が悪く、熱損失が大きい。このため熱損失
が運転制御において無視できない恒温庫などのシビアな
温度制御帯を有するものに対しては使用できず、また防
露の面での工夫はなされておらず、このショーケースを
冷却箱として使用する場合には、上蓋の外面の曇りや露
付現象が発生して、陳列商品の透視性が損なわれ、充分
な展示効果が期待できなくなる問題を含んでいた。
他方、実開昭61−145283号公報にあっては、生
菓子等の商品の収納部を下面を開口した略円筒形状をな
す蓋体にて囲繞している。この蓋・体にあっても単板で
構成されているため、その熱的損失を無視できないシビ
アな温度制御帯を有するものに対しての使用は不向きで
あり、防露の面での工夫はなされていない。
そこで本発明は、それぞれ立体形状をなす透明体を互い
に間隔を存して上下に重ね合わせて断熱性をもたせると
ともに曇りの発生しにくい透視部材及びこの透視部材に
て商品収納室を囲繞させたショーケースを提供すること
をその課題とする。
〔発明の構成〕
課題を解決するための手段 本発明の透視部材は、それぞれ立体形状をなし下面開口
を有する透明な内板、中板及び外板をそれぞれ間隔を存
して内・中・外三重に配設し、下させたものである。
また、それぞれ下面開口を有する立体形状をなt7透明
に形成され、互いに適宜の間隔を存して三重に配設され
る内板、中板及び外板と、下面開口の周縁に沿っ工内板
と外板の下端部に配設される環状枠材とから成り、内板
と中板とで形成する空間と外板と中板とで形成する空間
とを連通させ、内仮に水蒸気抜穴を形成すれば空間内の
水蒸気分圧を均一にする面で効果的である。
一方、本発明の透視部材を備えたショーケースは、前述
せるいずれか一方の透視部材により囲繞され1r、部に
商品を載せる展示台を有した商品収納室をその上部に配
設し、商品収納室の下方に商品収納室と空気流通を行な
う通風室を配設したものである。
作用 下面開口を有する透明な内板、中板及び外板を間隔を存
して内・中・外三重に配設し、下面開口周縁に沿って内
板と外板の下端部に配設して、各板間に空気層を形成し
ており、板間の間隔を適宜設定することで空気層の熱対
流を起こりに<<シて空気層自体に断熱性を保持させ、
透視部材に断熱性を持たせている。そして、内板の適所
に本然気抜き用の穴を形成していることで、透視部材の
囲繞する空間内の空気の水蒸気分圧と透視部材の空気層
の水蒸気分圧とを略均−なものにでき、この透視部材を
冷却空間の囲繞用とすれば、空気層内が除湿され、穴自
体がアスピレータ用の孔として作用する。また、内板と
中板とで形成する空間と、外板と中板とで形成する空間
とを連通きせておくことで、透視部材のもつ空気層全体
が均一な水蒸気分圧となせる。そして、透明な各板をそ
れぞれ立体形状をなして形成することで、商品収納室内
を見やすくするとともに吹き出される空気をより滑らか
に指向するようにしている。
実施例 以下本発明の実施例を第1図〜第7図に基づき説明する
(G)は陳列台であり、商品を陳列する室の下方に未使
用空間(S)を形成する脚材(T)を設けている。
(1)は密閉型の展示箱(10)と、この展示箱とは別
体に形成され機械部品を収納するとともに冷却空気すな
わち冷気を導出し、例えば前記未使用空間(S)等の展
示箱(10)と離れた位置に配設される機械箱(2)と
5両箱(10)(2)を空気流通可能に連通ずるととも
に冷気の温度上昇を抑制すべく断熱材により被覆された
送風管(3)とで構成されるセパレート型のショーケー
スであって、収納する商品の種類に応じて制御すべき温
度帯を変えて冷凍・冷蔵・氷温及び加温用として使い分
けられるが、本例では冷蔵ショーケースを例にとり説明
する。
展示箱(10)は、販売商品を載置し回動自在かつ着脱
自在に保持されたターンテーブル(18)をその上面に
有する基台(11)と、ターンテーブル(18)上に載
置した商品を囲繞するようにして基台(11)の上方に
商品収納室(12)を画成する透視部材(以後フードと
称す) (22)とで構成し、デイスプレィケース(G
)等の台上に載置させるものである。
基台(11)は、平面視で略円形をなして商品収納室〈
12〉の底壁となるターンテーブル(18)の下方上段
に通風室(13)を、下段に照明室(14)を夫々形成
しており、両室(13)(14)は仕切板(21)及び
断熱材(15A)並びに断熱性を有した透光性部材例え
ば三層透明ガラス(15B)にて区画される。
そして、通風室(13)は送風管(3)を経て機械箱(
2)から運ばれた冷気を導入しこの冷気をターンテーブ
ル〈18〉の吹出口(19)から商品収納室(12〉へ
案内する高圧空間としての冷気供給部(16)と、商品
収納室(12)内空気をターンテーブル(18)(7)
吸込口(20)より回収して送風管(3)へ導出する低
圧空間としての冷気帰還部(17)とを独立して区画形
成している。
また、照明室(14)は三層透明ガラス(15B)の下
方に照明装置の一部である照明灯例えば環状の螢光灯(
26)を配設している。尚、螢光灯(26)の中央空間
を利用して電気部品例えばグローランプを配設している
一方、商品収納室(12)を囲繞するフード(22)は
、例えばアクリル酸樹脂等の透明樹脂により下面開口の
立体的な形状例えば半球面状を呈する複数(本例では外
板(30)、内板(31)、中板(32)の3枚)の透
明体を互いに間隔を存して複Ji9(3Jiりに配設し
てその主体を構成したものであり、最外層に位置する外
板(30)の下部外方へ突出形成した固定片をヒンジ装
置(23)に固定する。尚、各板間の間隔は、板間の空
気層に対流がおきにくい範囲に選定きれるものであり、
本例では5m+n程度として、空気層が断熱層となるよ
うにしている。また、下面開口の周縁に沿って内板(3
1)と外板(30)の下端部全周には樹脂製の環状枠材
(24)が配設きれ、この環状枠材(24)下面全周に
形成した凹部(40)にフード(22)と、基台〔詳し
くは仕切板(21)の水平部(21A) ) (11)
との間のシールを行なうバッキング(25)を取りつけ
ている。
内板(31)には外板(30)に向けて延び中板(32
)の下端の外向きフランジ(34〉を載置する載置部(
33)を設け、外板(30)には中板(32)のフラン
ジ(34)の上面が上方へ移動するのを制限する制限部
(35)を設け、環状枠材(24)又はlll1!置部
(33)には、中板(32)の外向きフランジ(34)
が外方へ移動するのを規制する規制部(43)を設けて
いる。内板(31)と外板(30)はそれぞれの下端が
環状枠材(24)の内溝(41)外溝(42)に挿入さ
れて環状枠材(24)と内板(31)及び外板(30)
との結合を達成する。この場合内溝(41)及び外溝(
42)内に接若剤を流し込んで内板(31)と外板(3
0)と両溝(41)(42)との気密保持を行なうよう
にずればよい。尚、載置部(33)と制限部(35)と
は、フード(22)の正面側(ヒンジ装置(23)の反
対側)とフード(22)の後側(ヒンジ装置(23)側
)及びフード(22)の左右側等、適所に設けられてい
る。また環状枠材(24)に形成した規制部(43)に
は制限部(35)が侵入する切欠(44)が形成され外
板く30)の位置決めとして作用する。
(45)は内部に乾燥剤(46)を収納したサツシュで
、枠材(24)の一対の中間壁(47)(48)間に環
状に収納きれている。載置部(33)のうち制限部(3
5)に対応しないもの(例えばフードの左右位置にある
もの)には上方へのびた突部(36)が形成きれ、中板
(32)のフランジ(34)に形成した係合溝(切欠き
で示す) (37)に係合させて中板(32)の回転止
めをする。また環状枠材(24)の中間壁(48)の上
端には載置部(33)を係止する係止溝(49)が形成
されており、内板(31)の回転を防止するとともに内
板の位置決めをしている。(50)は内板(31)の適
所例えば突部(36)が設けである載置部(33)の直
上部に形成きれ、商品収納室(12)の空気とフード(
22〉内の空気層との間で水蒸気が行き来できるように
すべく適宜な大きさ(本例では径を3m〜5mm程度に
設定)の水蒸気抜穴である。そして、冷気循環によって
冷却きれ低湿度となっている商品収納室(12)内空気
の水蒸気分圧と、フード(22)の空気層中の水蒸気分
圧とが、この水蒸気抜穴(50)を介して平衡化されて
、フード(22)内の空気層中の水蒸気量を少なくする
アスピレータ用の孔として作用させている。尚、フード
(22)内の空気層中の水蒸気量が少なくなるため、商
品収納室内空気が冷却されて、フード(22)内板(3
1)が冷却されても、内板(31)外面に水蒸気が液化
して付刃して曇ったり露滴となったりすることがなくな
り、透視性が良好なものとなせる。
この構成におい−C5フードの組立て手順について説明
する。先ず環状枠材(24)の内溝(41)外溝(42
)内に接着剤を流し込み、サツシュ(45)を枠材(2
4)内に収納した後に、内板(31)の開口縁を内溝(
41)に挿入する。このとき、内板(31)の内面の段
部(38)が環状枠材(24)の内壁上端に当って挿入
深さが制限され接着剤の浴出を防ぐと共に、載置部(3
3)がサツシュ(45)の上方への抜は止めとなる。
次に中板(32)を内板(31)の上方から被せフラン
ジ(34)をTM、置部(33)上に載置せしめる・こ
のとき載置部(33)に形成した突部(36)が係合溝
(37)内に侵入して中板(32)は位置決めされると
ともにその回転が防止される。
次に外板(30)を中板(32)上方から被せる。この
とき制限部(35)は切欠(44)に侵入して位置決め
されると共にフランジ(34)上に対応し、外板(30
)の開口周縁は外溝(42)内に侵入する。また、外板
(30〉の外面に形成した段部(39)が枠材(24)
の外壁上端に当接して外溝(42)への侵入を制限する
。尚、必要に応じてフランジ(34)を載置部(33)
に点接着してもよい。
そして、バッキング(25)は、環状枠材(24)の下
面凹部(40)に接着剤を介して硬質材料から成るその
基部を支持固定させる。この作業は通常内板く31)を
枠材(24)に取り付ける前に行なうが、外板(30)
を枠材(24)に取り付けた後であってもよい。
尚、本実施例にあっては、内板(31)に水蒸気抜穴(
50)を形成してアスピレータとしての作用をもたせる
ようにしたが、それに代えて外板(30)及び中板(3
2)の適所例えばヒンジ装#(23)側に、それぞれ断
熱ガス充填のための孔及びガス充填による空気抜きのた
めの抜孔(ともに図示せず)を形成して、組み立てられ
たフード(22)の中板(32)と内板(31)の間、
及び中板(32)と外板(30)との間の空間にそれぞ
れ六フッ化硫黄やアルゴン等断熱ガスを充jfiさせて
、フード(22)内空間での曇りや露付きを防ぐように
してもよい。
上述のように内・中・外と三重に配設される内板、中板
、外板は、環状枠材(24)によって内板(31)及び
外板(30)が回転を組上されて位置決めされた状態で
固定されるとともに、この固定される内板(31)の載
置部(33)と外板(30)の制限部(35)とによっ
て、中板(32)の外向きフランジ(34)は挾持され
て上下方向への動きが阻止きれるだけでなく回転方向の
動きも阻止でき、王者共に回転が阻止された状態での固
定が行なえる。またフード(22)の組み立てにあたり
、内板(31)→中板(32)−外板(3O)の順で環
状枠材(24)へ組み付けられ、しかも下面開口を下向
きにして作業が行なえるため、非常に安定した状態での
組み立て作業左なる。更に内板(31)載置部(33)
の突部(36)に中板(32)の外向きフランジ(34
)の係合溝(37)を係合することで、内板(31)と
中板(32)との間隔は適宜に保持でき、−方、外向き
フランジ(34)と規制部(43)によって、中板(3
2)と外板(30)との間隔を保持できるため、各板間
の間隔保持部材は不要となる。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように構成されているため、以下の効果
を奏する。
透視部材としてそれぞれ立体形状をなす内板・中板及び
外板を互いに間隔を存して内・中・外三重に配設し、内
板と外板の下端部に環状枠材を配設して、各板間に空気
層を形成し、板間の間隔を適宜選択して空気層の対流を
起こりにくくすることにより、この空気層を断熱層とし
て利用している。
また、内板の適所に水蒸気を通過させる穴を形成したこ
とにより、透視部材にて囲mきれる空間の水蒸気分圧と
、空気層の水蒸気分圧とを平衡化できるため、冷却空間
の囲繞に際して有効に作用して曇りや露付きのない状態
での使用が可能となせる。
そして、これらの透視部材にて商品収納室を囲繞するよ
うに配設きせたので、展示台に載置される商品が非常に
見えやすくなるとともに、商品収納室内に吹き出される
空気を滑らかに指向させられるため、空気の淀みがなく
なり収納室内の温度を均一化しやすくできる。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の一実施例を示し、第1図はフードにおけ
る一部拡大断面図、第2図はショーケースを陳列台に設
置した状態の外観斜視図、第3図は展示箱の縦断面図、
第4図は第1図に対応した分解斜視図、第5図はフード
における他部拡大断面図、第6図は第5図に対応した分
解斜視図、第7図は水蒸気の移動を模式的に示した拡大
断面図である。 (1)・・・ショーケース、(2)・・・機械箱、(3
)・・・送風管、 (10)・・・展示箱、 (12)
・・・商品収納部、(13)・・・通風室、  (18
)・・・ターンテーブル、 (22)・・・フード、 
(24)・・・環状枠材、 (25)・・・バッキング
、 (30)’−・・外板、 (31)・・・内板、 
(32)・・・中板、 (33)・・・載置部、 (3
4)・・・外向きフランジ、(35)・・・制限部、 
(41)・・・内溝、 (42)・・・外溝、(43)
・・・規制部、 (44)・・・切欠き、 (49)・
・・係止溝、 (50)・・・水蒸気抜穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、それぞれ立体形状をなし下面開口を有する透明な内
    板、中板及び外板をそれぞれ間隔を存して内・中・外三
    重に配設し、前記下面開口の周縁に沿って前記内板と外
    板の下端部に環状枠材を配設し、前記内板の適所に水蒸
    気通過用の穴を形成させたことを特徴とする透視部材。 2、それぞれ下面開口を有する立体形状をなし透明に形
    成され互いに間隔を存して三重に配設される内板、中板
    及び外板と、前記下面開口の周縁に沿って内板と外板の
    下端部に配設される環状枠材とから成り、前記内板と中
    板とで形成する空間と前記外板と中板とで形成する空間
    とを連通させ、前記内板に水蒸気抜穴を形成したことを
    特徴とする透視部材。 3、請求項1又は2記載の透視部材により囲繞され底部
    に商品を載せる展示台を有する商品収納室をその上部に
    配設し、該商品収納室の下方に前記商品収納室と空気流
    通を行なう通風室を配設したことを特徴とする透視部材
    を備えたショーケース。
JP63097310A 1987-12-11 1988-04-20 ショーケース Expired - Lifetime JPH0736791B2 (ja)

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