JPH01268355A - テレビジョン偏向装置 - Google Patents

テレビジョン偏向装置

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JPH01268355A
JPH01268355A JP1059495A JP5949589A JPH01268355A JP H01268355 A JPH01268355 A JP H01268355A JP 1059495 A JP1059495 A JP 1059495A JP 5949589 A JP5949589 A JP 5949589A JP H01268355 A JPH01268355 A JP H01268355A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、偏向電流の振幅を比較的広い範囲にわたっ
て変化または変調してラスタ歪を修正するための偏向回
路に関するものである0例えば、外部および内部左右(
E−W)ビンクツション歪を修正するために偏向電流の
振幅を変調することは望ましい。
〈発明の背景〉 一般に水平偏向回路は偏向スイッチ、水平偏向巻線、お
よび各トレース期間中偏向巻線に偏向電流を供給するト
レース・キャパシタンスを含んでいる。リトレース期間
中、第1のリトレース・キャパシタンスが偏向巻線の両
端間に結合され、リトレース共振回路を形成する。リト
レース期間中エネルギはフライバック変成器によって補
充される。
例えば第5図に示すようにクロスハツチ・パターンの各
白い水平ストリップを表示するとき、フライバック変成
器の2次巻線から供給される大ビーム電流はリトレース
期間中上記フライバック変成器に重い負荷を与えること
になる。
幾つかの従来技術による回路では、リトレース共振回路
が左右ビンクツション歪制御回路の比較的小さい出力イ
ンピーダンスを経て全ソトレース期間中フライバック変
成器の1次巻線に結合される。このような従来技術の回
路では、リトレース・キャパシタンスは上記の負荷によ
りリトレース期間中わずかに放電する。このため、トレ
ース・キャパシタンスから偏向巻線を経てリトレース・
キャパシタンスに放電電流が流れ、クロスハツチ・パタ
ーンの白い水平ストリップによリトレース・キャパシタ
ンスの両端間の電圧をわずかに低下させる。
トレース・キャパシタンスの電荷は、白クロスハツチの
縞の下の黒映像部分を表示する走査線に従ってリトレー
ス期間中補充される。これによってトレース期間中偏向
巻線を通って低周波数の小さな電流を反対方向に流通さ
せる。トレース・キャパシタンスの充放電電流はラスタ
を小さく変位させ、偏向巻線のトレース電流を変調する
低周波発振を生じさせる。この低周波発振による変調に
よりクロスハツチ・パターンの各垂直ストリップを直線
状ではなくジグザグ状に表示させる。このジグザグ形状
は水平ストリップとの交点のすぐ下の所定の垂直方向の
線中で表われる。このような低周波数で生じる上記のよ
うな歪は時には「鼠の歯形」歪と称され、第5図のクロ
スハツチ・パターンに示されている。
従って、大ビーム電流トランジェントが生ずる期間中お
よびその直後で、リトレース期間中に低インピーダンス
・エネルギ・フライホイールを呈する偏向回路はアルタ
回路が要求する過渡的に増加するエネルギを供給するの
で、「鼠の歯形」歪が生ずる。このように、偏向回路か
らアルタ回路に転送されるエネルギは偏向巻線中のトレ
ース電流に変化を生じさせる原因となる。「鼠の歯形」
歪およびその解決法については米国特許第4.429゜
257号、第4.634.937号、第4.780.6
48号、第4゜794、307号の各明細書中に記載さ
れている。
〈発明の概要〉 この発明の特徴を具えた水平偏向回路においては、偏向
スイッチング回路がリトレース期間中、双方向性変調ス
イッチによって構成される。第1リトレース・キャパシ
タンスを含むリトレース共振回路に結合された変調スイ
ッチは、垂直周波数パラボラ電圧に従って水平リトレー
ス期間中位相変調される導通時間をもっている。第2の
リトレース・キャパシタンスは変調スイッチと並列に結
合されている。−変調スイッチはトレース期間中導通し
、リトレース期間の制御可能な瞬間においてターンオフ
する。変調スイッチは導通すると第2のリトレース・キ
ャパシタンスの両端間に低インピーダンスを形成し、そ
れによって該第2のリトレース・キャパシタンスの両端
間の電圧な0にクランプする。その結果、リトレースの
一部の期間中変調スイッチが非導通になるとき、制御可
能な振幅と変化し得る幅とをもった制御可能なリトレー
ス・パルス電圧が第2のリトレース・キャパシタンスの
両端間に発生する。第2のリトレース・キャパシタンス
の両端間のリトレース電圧は第1のリトレース・キャパ
シタンスの両端間に発生するリトレース電圧の大きさを
変化させ、それによって外部および内部ビンクツション
歪を修正するように所望の偏向巻線電流の変調を行なう
水平リトレースの一部の期間中においてのみ導通する変
調スイッチを用いることにより、「鼠の歯形」歪を有効
に減少させることができる。水平リトレースの他の部分
の期間中で変調スイッチが非導通になるとき、フライバ
ック変成器の1次巻線は第2のリトレース・キャパシタ
ンスによって形成されるインピーダンスを経てリトレー
ス共振回路に結合されるので、「鼠の歯形」歪は減少す
る。このインピーダンスは「鼠の歯形」歪が関連する低
周波数では高い。この周波数はリトレース共振周波数よ
りも相当に低い。変調スイッチをスイッチング・モード
で動作させることによって、電力消費を減少させること
ができる。
フライバック変成器の2次巻線中のリトレース電圧は、
位相制御回路にタイミング情報を供給するために使用さ
れる同期フライバック信号を供給するために使用するこ
とができる。位相制御回路は水平偏向回路を水平同期入
力信号に同期させる制御信号を発生する。
この発明の特徴によれば、第2のリトレース・キャパシ
タンスは、フライバック変成器の帰還信号を偏向巻線の
両端間に発生するリトレース電圧に関して維持するよう
にする。従って、帰還信号は垂直走査を通じて水平偏向
電流の正確な水平タイミング情報を供給する。もしフラ
イバック変成器および偏向巻線中のリトレース電圧の位
相が全垂直走査期間中維持されなければ、垂直方向にわ
ずかにパラボラ状に曲がるラスタを生じさせるラスタ歪
が生ずる可能性がある。
この発明の特徴を具えたテレビジョン偏向装置は、第1
の共振周波数に関連する周波数の第1の入力信号源とリ
トレース共振回路とを具備している。リトレース共振回
路には偏向巻線と第゛lのリトレース・キャパシタンス
とが存在する。偏向電流は偏向巻線中に発生し、第1の
リトレース・パルス電圧は所定の偏向サイクルのリトレ
ース期間中に第1のリトレース・キャパシタンス中に発
生する。第2のリトレース・キャパシタンスがリトレー
ス共振回路中に結合されており、該第2のすトレース・
キャパシタンス中にリトレース期間中筒2のリトレース
・パルス電圧を発生させる。入力電圧源に結合された電
源インダクタンスはこれを通して第1および第2のリト
レース・パルス電圧を負荷回路に供給する。第2の偏向
周波数に関連する周波数の変調用第2入力信号源はスイ
ッチング装置に結合されている。このスイッチング装置
は、第2の入力信号に従って第2のリトレース・パルス
電圧が開始される時点と第1のリトレース・パルス電圧
が開始される時点との間の差を変化させて偏向電流の変
調を行なわせる。第2のリトレース・パルス電圧が発生
すると、第2のリトレース・キャパシタンスを含み且つ
リトレース共振回路のリトレース共振周波数よりもかな
り低い周波数で高い値を呈するインピーダンス装置が電
源インダクタンスとリトレース共振回路との間に挿入さ
れる。高インピーダンスは低周波数において電源インダ
クタンスをリトレース共振回路から分離する。
〈実施例の説明〉 以下この発明を図示の実施例を参照しつつ詳細に説明す
る。
この発明を実施した第2図に示す水平偏向回路250は
例えばFSSカラー陰線線管CRT)、形式へ66EA
SOOOXOlに水平偏向電流を供給するのに使用され
る。回路−250は水平周波数fHで動作するスイッチ
ング・トランジスタQlと逆並列(アンチ・パラレル)
ダイオードDa+とを含み、これらは単一の集積回路と
して構成されている。トランジスタQlおよびダイオー
ドDo+と並列にリトレース・キャパシタンスCIが接
続されている。8字成形トレース・キャパシタンスC3
と直列に偏向巻線り、が接続されており、水平リトレー
ス期間中リトレース共振回路100を形成するトランジ
スタQl、ダイオードDOI、リトレース・キャパシタ
ンスCIの各々と並列に結合される分岐回路を構成して
いる。
図には詳細には示されていないが、水平発振器および位
相検波器を含む位相制御段101は水平同期信号H3に
応答する。信号Hsは、例えば図には示されていないテ
レビジョン受像機のビデオ検波器から引出される0位相
制御段101は駆動電圧101aをトランジスタQ6を
介して駆動変成器T2の1次巻線T、に供給する。変成
器T2の2次巻線T□は抵抗器R1およびR2を含む電
圧駆動回路を経てトランジスタQlのベース−エミッタ
接合に結合されており、これに水平周波数fnのベース
駆動電流を供給する。フライバック変成器Tlの1次巻
線WtはB0電圧源とトランジスタQlのコレクタとの
間に接続されている。変成器Tlの2次巻線W2は位相
制御段+01に結合されており、巻線L□中の水平偏向
電流12を信号H3に同期させるための駆動信号101
aを発生させる。
この発明の特徴を具えたスイッチング形うスク修正回路
200はスイッチング・トランジスタQ2のスイッチン
グのタイミングを制御する左右(E−W)制御回路を含
んでいる。トランジスタQ2はトレース期間中導通し、
リトレース期間内の制御可能な時点で非導通になる。ト
ランジスタQ2のコレクタはトランジスタQlのエミッ
タとリトレース・キャパシタンスCIとの間の接続点5
0に接続されている。トランジスタQ2のエミッタは小
さな電流サンプリング抵抗器R101を経てアースに接
続されている。トランジスタQ2と並列に接続されたダ
ンパ・ダイオードI)atは該トランジスタQ2と共に
1つの集積回路として構成されている。トランジスタQ
2のコレクタとアースとの間には第2のリトレース・キ
ャパシタンスC2が接続されている。変成器TIの巻線
W4の両端間に発生するリトレース電圧V、は高電圧を
発生し、この高電圧は図には示されていない整流ダイオ
ードを含むアルタ電力源556中でアルタ電圧を発生さ
せるために使用される。
説明のための第1の仮定例では、トランジスタQ2がト
レースおよびリトレースの全期間中を通じて導通状態に
維持されるという第1の嘱端な動作状態を表わしている
。この場合は、偏向回路250は左右ビンクツション歪
の修正は行なわないが、周知の態様で偏向電流12を発
生する。後程説明するように、この場合電流i2は最大
のど−クービーク振幅をもっている。
同様に説明のための第2の仮定例は、スイッチング・ト
ランジスタQ2が全リトレース期間中遮断状態にある第
2の礪端な動作状態を表わしている。この第2の例では
、リトレース期間中1対の共振回路が形成される。第1
の共振回路は第2図の共振回路100で、リトレース・
キャパシタンスCI、巻線LHおよびトレース・キャパ
シタンスC3を含み、第2の共振回路は直列に接続され
たフライバック変成器の巻線Wlとリトレース・キャパ
シタンスC2とを含んでいる。これらの共振回路を別々
に考えると、対をなす共振回路の各々は所要の公称リト
レース周波数よりも低い周波数に同調している。そして
、各共振回路は結合されて合成共振回路を構成する。合
成共振回路として現れる共通リトレース周波数はその各
構成共振回路の各々の共振周波数よりも高くなり、公称
リトレース周波数、例えばPALシステムでは、43K
Hzに等しくなる。
前に説明したように、変成器TIの2次巻線W2は水平
同期リトレース信号H2を供給する。
信号H、の各パルスは偏向巻線LHにおけるリトレース
期間を表わしている。水平同期信号H1は位相制御段1
01に供給されて帰還同期情報を供給する。信号H、の
パルス中に含まれる同期情報は偏向巻線L s中の電流
12の位相を表わしている。信号H、および水平同期パ
ルスHsは位相制書段101の水平発振出力信号の位相
および周波数を調整するために使用される。
第2の仮定例では、変成器Tlの1次巻線W。
は、合成共振回路を構成するキャパシタンスCI、C2
を含む容量性分圧器を通してリトレース共振回路に結合
されている。合成リトレース共振回路は「鼠の歯形」歪
を生じさせることなく適正な同期化を行なうことができ
る。このような合成リトレース共振回路を構成すること
による効果については「左右修正回路(EAST−WE
ST CoRREC丁1ON CIRCUIT ) J
という名称のハフアール(P、 E。
Haferl)氏の米港特許第4.634.937号明
細書中に詳細に説明されている。
トレース期間中、巻線W、の電流1+はトランジスタQ
lおよびトランジスタQ2を通ってアースに流れ、リト
レース期間中はキャパシタンスC1を通って流れる電流
i、はまたリトレース電流i4としてキャパシタンスC
2にも流れ、リトレース・キャパシタンスC2の両端間
にリトレース電圧V2を発生させる。
直列接続されたキャパシタンスC1およびC2の両端間
に発生するリトレース電圧の振幅は調整されたB”?!
圧によって安定化される。従って、電圧v1は左右変調
によっては実質的に影きされないという効果がある。巻
線LHbキャパシタンスCIの両端間に発生したリトレ
ース電圧v4は偏向電流12の振幅を決定する。リトレ
ース電圧v4はリトレース電圧VIからリトレース電圧
■2を減じた値に等しくなる。トランジスタQ2が非導
通のリトレースの第2の部分の間、該トランジスタQ2
を流れる電流i、はOであるから、リトレース電流11
は電流i4として実質的にすべてがキャパシタンスC2
を流れ、リトレース電圧V2を発生させる。その結果と
して、トランジスタQ2がリトレース期間中を通じて非
導通状態になる第2の仮定例では電圧V、は最大振幅に
なる。その結果、第2の仮定例では、電圧v4の振幅は
最小になり、偏向電流もまた最小になる。
この発明の構成によると、偏向電流の変調は、「鼠の歯
形」歪が減少するような態様でリトレース期間の第1の
半部の間にトランジスタQ2がターンオフする瞬間の変
調によって得られ。例えばキャパシタンスCIの値をキ
ャパシタンスC2の値の約2倍、巻線Wlの値を巻線L
□の値の約2倍に選定することによって、トランジスタ
Q2が導通ずるリトレースの第1の部分、トランジスタ
Q2が非導通になるリトレースの第2の部分の両方の期
間中リトレース周波数を同じ値に維持することができる
。その結果、偏向電流12の位相に対する巻線W1中の
電圧V、の位相はトランジスタQ2の導通状態によって
は影響を受けない。リトレース時間および変成器Tlの
巻線W4中の電圧V、から生成されたリトレース電圧V
rはリトレース期間中トランジスタQ2の導通の状態に
よっては実質的に影響を受けないので、上記のターンオ
フ時の変調は許される。
第1図a乃至りは第2図の回路の動作を説明するのに有
効な理想化された各部の波形を示す。第2図中で使用さ
れている記号または参照番号と同じ記号または参照番号
が第1図中でも使用されている。第2図の左右ビンクツ
ション制御回路300はトランジスタQ2のベースを駆
動するパルス電圧V3を発生する。電圧■3はトレース
期間中を通じてトランジスタQ2を導通させる。リトレ
ース期間中、電圧V、の立下り端は第1図aの範囲L2
乃至し、において位相変調される。従って、第・2図の
スイッチング・トランジスタQ2は第1図aの時間tf
の前に導通し、範囲し、乃至t。
内の位相変調時に時間し訛後に遮断状態に切換えられる
。トランジスタQ2が導通すると、リトレース電圧V2
をOにクランプし、電圧V、を発生させる。
第2図の変成器Tlの巻線W1中の電流i、は巻線り、
とキャパシタンスCtとを含む共振回路+00に流れ込
む、第2図のトランジスタQ2が非導通のときは、共振
回路100から電流ilは分離して電流i、とi4とを
生成する。トランジスタ100がターンオフすると、減
少する電流i4は、電a 1 +およびi4が0になる
リトレース期間の中心で生ずる第1図dの時間L4まで
第2図のキャパシタンスC2を充電する。その結果、第
1図eの電圧V2はリトレースの中心でそのピーク振幅
に達する。リトレースの第2の半部ではより負に増加す
る第1図dの負電流i4は電圧v2が負になるまで第2
図のキャパシタンスC2を放電させる。電圧V2が充分
に負になると、ダイオードI)oxは導通しはじめ、電
圧V2をダイオードD2の順方向電圧である−0.6ボ
ルトにクランプする。
外部ビンクツション歪の修正には、ラスタの頂部および
低部におけるよりもラスタの中央部における走査線でよ
り大きな偏向電流の振幅を必要とする。ラスタの頂部で
は、トランジスタQ2は最も早く第1図aの時間L2で
ターンオフする。第1図eの電圧v2は時間11の後増
加し始める。
リトレースの中心に達した後は、電圧vつは時間t6で
0になるまで減少する。トランジスタQ2はラスタの頂
部における時間L2でターンオフするから、電圧v2の
ピーク振幅は最大になり、第1図rの電圧v4のピーク
振幅は最小になる。ラスタの頂部から中央部に向かって
、第1図aの電圧v3の立下り端によって決定されるト
ランジスタQ2のターンオフの時点は時間し、乃至し、
内で段々と遅れるようになる。その結果、第2図の電圧
V2のピーク振幅は減少し、電圧V4のピーク振幅は増
加し、偏向電流12のピーク振幅は増加する。ラスタの
中央において電圧V2は第1図eの時間し、において増
加し始め、各水平期間“の時点し、において0になる。
ラスタの中央部から低部にかけては、第2図のトランジ
スタQ2のターンオフ時点は第1図aの時間t、からL
2にかけて段々と進み、その結果、第2図の電圧v2は
増加し、電圧V4は減少し、偏向電流1よけ減少する。
かくして偏向電流i、はリトレース電圧v4に比例し、
トランジスタQ2のターンオフの瞬間に従って変調され
るリトレース電圧に反比例する。
第1図aの電圧V、の立下り端は垂直周波数でパラボラ
状に変調され、第1図e、f、hに示すような垂直周波
数の包絡線が得られる。また、第2図のトランジスタQ
2のターンオフ時間の変化は第1図eの電圧V2がリト
レースの終了近くで0になる時点を変調する。
この発明の特徴によれば、水平リトレース期間中の電圧
V2のリトレース・パルス波形の中心は垂直走査を通じ
て水平リトレース時間L4の中心に関して同じに維持さ
れる。かくして、第2図の電圧v4およびv8は電圧v
lと同相に維持される。それにより信号Hrは偏向電流
12と同相に維持される。
巻線W2の両端間に発生する信号Hrは偏向電流12の
位相に関する情報を与える。信号H,は位相制御段lo
tに供給されて該位相制御段101の水y発振をビデオ
信号の水平同期パルスHsに同期させる。キャパシタン
スC2は巻線WIを巻線L Hに結合して合成共振回路
を構成するので、信号H、の位相情報は偏向電流12の
それと実質的に同じである。トランジスタQ2の切換え
動作によって得られる別の利点は、誘導性素子をトラン
ジスタQ2と直列に結合する必要がないという点である
。また、トランジスタQ2の切換え動作にトランジスタ
Q2における電力消費をより少なくすることができる。
従って、トランジスタQ2にヒート・シンクを設ける必
要はない。通常のダイオード変調器のような左右ビンク
ツション歪修正回路に比して優れた他の点は、トレース
の第2の半部の間は偏向電流12はダンパ・ダイオード
を通って流れないから、偏向損失が小さくなり、非対称
線形誤差が小さくなるという点である。
前に説明したように、リトレース期間中は、偏向共振回
路100は、トランジスタQ2が非導通になった後、高
インピーダンスを有するキャパシタンスC2によってフ
ライバック変成器TIに結合される。トランジスタQ2
が非導通になると、図示されていないアルタ電圧整流ダ
イオードが導通する。キャパシタンスC2の高インピー
ダンスは、リトレース期間中共振回路+00のリトレー
ス周波数よりもかなり低い「鼠の歯形」歪に関連する周
波数において巻線り、とWlとを分離し、それによって
上記の「鼠の歯形」歪として知られるラスタの歪が生ず
るのが防止される。
この発明の特徴によれば、キャパシタンスC1とC2と
の接続点50は、全トレース期間中トランジスタQ2に
よってアース電位にクランプされる。従って、「オルガ
ン・パイプ」と称されるラスタ歪は表われない。このオ
ルガン・パイプ形式のラスタの乱れは、このようなりラ
ンプがフライバック変成器の1次電流中に生ずる発振電
流あるいはリンギングの結果として使用されなければ発
生する可能性がある。このようなリンギングは、トラン
ジスタQ2が全トレース期間中トランジスタQ2によっ
てアースにクランプされるので抑制される。また、ダン
パ・ダイオードDQIおよびDQ2は集積回路技術を用
いて相似トランジスタに構成されるので、必要とする個
別素子の数をさらに減らすことができるという効果があ
る。
トランジスタQ2のコレクタと変成器TIの1次巻線W
1の端子Wlaとの間には保護ダイオードDiが接続さ
れている。ダイオードDIは、最初に電源をターンオン
したときにトランジスタQ2を過大なピーク電圧から保
護するように作用する。トランジスタQ2は電圧■2を
最大350 Vに制限するダイオードDIによって保護
される。変成器T2は1次巻線と2次巻線との間で40
0 Vの絶縁能力をもっていることが望ましい。
遠隔制御受信機201は+12Vの調整器のオン/オフ
・トランジスタQ7に供給されるオン/オフ制御信号2
旧aを発生する。トランジスタQ7が非導通のときは、
出力電源電圧+12Vは、位相制御段11)1を、パワ
ー・アップ動作期間中付勢するために発生される。トラ
ンジスタQ7が導通すると、位相制御段10!は消勢さ
れて待機モード動作状態になる。待機モード動作への変
化時に、位相制御段+01はトランジスタQ6のベース
へベース駆動信号を供給して、変成器T2の駆動トラン
ジスタQ6をターンオフさせる。
例えば、正規の動作状態あるいはパワー・アップ動作状
態から待機動作モードへの変化後もなお第2図の変成器
T2の1次巻線T、に蓄積されたエネルギが存在するこ
とがある。このエネルギは、変成器T2の1次巻線TR
Mの両端間の電圧101aの大きさが0に減少するまで
偏向トランジスタQlにベース電流i、を供給し続ける
。その結果、最終偏向サイクルは、引伸されるが不特定
な期間で生ずる。この期間はトランジスタQlの導通の
終了によって終了する。その結果、電流11%  lt
、jsは過大に増加し、トランジスタQl、Q2を破壊
する可能性がある。
このような可能性をなくすために、オン/オフ制御信号
201aが抵抗器R81および導線555を経てトラン
ジスタQ2のベースに供給され、該トランジスタQ5は
トランジスタQ2にベース駆動信号を供給しC5これを
電源のオンから待機への変化の直後にターンオフさせる
。トランジスタQlとQ2は直列に接続されているから
、トランジスタQ2がターンオフすると双方のトラ“ン
ジスタに流れる電流は消滅する。かくしてトランジスタ
Q1、Q2は共に保護される。しかしながら、このよう
な急速停止回路はCRTにビーム・スポットに関連する
損傷を与えることがないようにするための急速スポット
抑圧回路を必要とする。
急速スポット抑圧を必要としない好都合な代替保護回路
が第2図に示されている。この好ましい回路構成では、
ダイオードDIOと抵抗器R91との直列回路を含む帰
還回路が点線で示すようにトランジスタQ2のエミッタ
とトランジスタQ5のベースとの間に導線555を介し
て結合される。このような帰還回路を使用すると、トラ
ンジスタQ2のエミッタは電流サンプリング抵抗R10
1を経てアースに接続され、抵抗器R101の両端に電
流i、のサンプリング値を生じさせる。抵抗器R101
の両端間に発生する電圧V。CはトランジスタQ5のベ
ース電圧を制御する。抵抗器R101の両端間の電圧V
OCが+1.8vを超過すると、トランジスタQ5は電
圧V。Cによってターンオンし、トランジスタQ2のベ
ース駆動電圧を減少させる。
かくして電流i3は、例えば抵抗器R101が1オーム
のとき、1.8アンペアに制限される。
ダイオードD゛10および抵抗器R91は、動作期間中
、特にパワー・アップから待機状態への変移期間中に直
列に結合されるトランジスタQlおよびQ2の双方を保
護する。このような帰還回路は、信号201aが前に説
明したトランジスタQ5のベースに供給される回路と共
に、あるいはこの回路の代りに使用できることを理解す
る必要がある。例えば両方の回路を使用すると、電流i
3は所定の過電流保護を行なうために、あるいはオン/
オフ動作を行なわせるために実質的に例えば0にまで減
少する。
第6図aは、保護回路がない場合に正規の動作のパワー
・アップ・モードと待機モードとの間の対応する変移の
直後の第2図の電流jsの波形の包絡線を示している。
この状態は、保護回路の動作中に導線555が切断され
たときに生ずる。同様に第6図すは、保護回路を動作さ
せる導線555が接続されているときの第2図の電流i
、の波形の包絡線を示す、第6図すの電流i、は最大1
.8アンペアに制限される。同様に第6図Cは、保護回
路が動作しないときに第2図のトランジスタQlのコレ
クタ電流i意の包絡線を示し、第6図dは、保護回路が
動作しているときに第2図のトランジスタQlのコレク
タ電流12の包絡線を示す。保護回路の動作については
、1988年3月10日付けで「偏向回路の保護装置(
PROTECTION ARRANGEMENT OF
 A DEFLECTION CIRCUIT) Jと
いう名称の英国特許出願第8805757号明細書中に
も示されている。
第2図の左右ビンクツション歪修正回路300はトラン
ジスタQ3、Q4によって構成された差動増幅器とスイ
ッチング・トランジスタQ2を駆動するダーリントン駆
動トランジスタQ5とを具備している。トランジスタQ
3およびQ4を含む差動増幅器は垂直パラボラ電圧v6
と第2図に示す波形をもった電圧v6の指数関数的形状
のランプ部分Vl1mとを比較する。比較された電圧の
クロスオーバ点は第1図aの制御電圧v3のタイミング
を決定する。
第2図の電圧V8を発生させるために変成器Tlの巻線
W、中に発生する水平リトレース・パルスHasは抵抗
器R4を経てツェナー・ダイオードD3に供給される。
キャパシタンスC4、抵抗器R5、およびダイオードD
2を含むスピード・アップ回路網は、ダイオードD3の
両端間に速い立上り時間をもった立上り端を有するゲー
ト・パルスvD3を発生する。速い立上り端は左右ビン
クツション歪制御回路300のダイナミック・レンジを
より大きくする効果がある。ダイオードD3の両端間の
パルスV113は抵抗器R6およびR7を経てキャパシ
タンスC5および抵抗器R9に供給され、電圧v5の指
数関数的形状のランプ部分y saを発生させる。指数
関数的に増加する頂部V+taを含むパルス電圧v5は
トランジスタQ4のベースに供給される0重畳された鋸
歯状電圧を含む第2図の垂直周波数のパラボラ電圧VP
は通常の垂直偏向回路350のDC阻止キャパシタンス
CcからキャパシタンスC8、抵抗2gRzo、゛およ
び抵抗器RI9を経てトランジスタQ3のベースに供給
される。抵抗器RI4、RI5およびR16はトランジ
スタQ3のベースに直流バイアスを供給する。抵抗器R
13を経てトランジスタQ3のベースおよび積分キャパ
シタンスC6に供給された電圧v2は負帰還を与え、電
圧v2の垂直周波数の包絡線をキャパシタンスCcに発
生するパラボラ電圧に追従させる。
サンプリング抵抗器Rsの両端間に発生した垂直鋸歯状
電圧V R11は抵抗器RIOおよび抵抗器R9を経て
キャパシタンスC5に供給され、電圧Vt+Sによって
決定されるピーク振幅に指数関数的に−E昇する部分を
もった電圧V、を発生させる。電圧■7は左右ビンクツ
ション制御回路300のトランジスタQ4のベースに供
給される。このようにして、電圧V□もまたキャパシタ
ンスCeを経てトランジスタQ3のベースに供給される
。電圧■63は差動的に供給されるので、電圧V R5
がトランジスタQ3、Q4のスイッチング動作に実質的
に影響をおよぼすのを防止することができる。トランジ
スタQ3のベースに発生した垂直パラボラ電圧v6は水
平ランプ電圧V、と比較される。電圧V、と■6との交
差点は萌に示したように電圧■3の立上り端と立下り端
のタイミングを決定する。
電圧v11の指数関数的に上昇する部分Vl1gは、リ
トレース期間中第1図すの電流1+の減少レベルを補償
して左右ラスタ歪修正回路あるいは変調器回路200の
特性を直線化する。第1図aの時間し、の近傍における
電圧V、の変調によるよりも第1図aの時間し友の近傍
における電圧v3の変調によるほうが、より少ない変調
量で第1図eの電圧Vtをより大きく振幅変調すること
ができるので、上記の直線化が得られる。これは、第1
図すの電流11、第1図dのT、流i4の各振幅は時間
L3におけるよりも時間L2におけるほうが大きく、ま
た電圧V2はl x4.dtの値に比例するからである
。指数関数的形状のランプ電圧V、は第1図gの時間し
、におけるよりも時間t2の近傍のほかより急峻である
。そのため、トランジスタQ3のベースにおける所定の
電圧変化に対しては電圧V3の変調は時間し3の近傍よ
りも時間t、の近傍のほうが小さくなる。これによって
電圧V。
の指数関数的ランプ品分Vl1mはラスタの左右ビンク
ツション歪修正回路の動作を直線化することができる。
抵抗器RI5は電圧V、のda平均値を高くする。ビー
ム電流の関数として変化する画像幅の変化はトランジス
タQ3のベースを経て供給される信号により行なわれる
。これは一般にアンチ−ブレージング(anti−br
eat、hing )と称されている。
第3図a、第3図すおよび第4図は第2図の水平偏向回
路250を動作させることによって(Jられる。第1図
a乃至h、第2図、第3図a、bおよび第4図中でそれ
ぞれ使用されている同じ記号、同じ参照番号は同じ項目
あるいは同じ機能を示すものとする。好都合なことに第
3図aの電圧V。
および電流i、は実質的に変調されない。第3図すの時
間し2と時間し、との間では第2図のトランジスタQ2
は遮断状態に切換えられ、ダイオードDotは第3図す
の時間し、とし。どの間で導通しはじめる。また、第3
図すの電圧V2の中心は第3図aの電圧V+の中心とほ
ぼ一致している6第3図すの電圧V、が発生すると、第
3図すの電流i、はOになる。第4図の偏向電流12は
変調されて出力のビンクツション歪の修正を行なう。
第2図の回路において、ベースが負荷抵抗器R12とト
ランジスタQ3のコレクタとの接続点に接続された1−
ランラスタQ5は、該トランジスタQ5のコレクタに接
続された負荷抵抗器R17を経てトランジスタQ2にベ
ース駆動信号を供給する。トランジスタQ5のコレクタ
はキャパシタンスC7と抵抗器RI8との並列回路を経
てトランジスタQ2のベースに結合されており、それに
よって電圧V、の立下り端部分を急峻にしてトランジス
タQ3を急速にターンオフさせる。トランジスタQ3を
急速にターンオフさせることにより第1図Cの時間し、
の直後で電流i、を遮断して時間1+乃至L4の全変調
範囲を利用することができる。図示の実施例では、第2
図の下ランラスタQ2のターンオフの遅れは1マイクロ
秒以下である。トランジスタQ2としてMOSFETを
使用すればターンオフの遅れをさらに少なくすることが
できる。この急速ターンオフ特性は、偏向電流として例
えば2Xf□のようなより高い周波数を必要とする場合
に望ましい。
第7図は第2図の回路250と同様な水平偏向回路25
0′を示し、例えばフィリップス社5! 45AX形映
像管(図示せず)を水平走査するのに使用される。第2
図および第7図中で使用されている同じ記号、同じケ照
番号は同じ項目あるいは同じ機能を示すものとする。し
かしながら、第7図の回路250′は第2図の回路につ
いて説明した外部ビンクツション歪修正に加えて内部ビ
ンクツション歪修正も行なうことができるものである。
内部ビンクツション歪の修正は、インダクタLl、キャ
パシタンスC′3を含み、抵抗器R22に結合された共
振回路の動作によって行なわれる。電圧Vtによって変
調される内部ビンクツション歪修正用変調電流i、はト
レース・キャパシタンスC3およびトランジスタQ2を
経て流れる。電流i11はキャパシタンスC3の両端間
のトレース電圧を変調する。内部ピンクツシン歪の修正
量はインダクタLlのイ直によって調整される。しかし
ながら、この修正は厳密なものではなく、例えば2.2
mHの固定コイルが使用される。第7図のインダクタL
lはリトレース期間中変成器TIの巻線W1と並列に結
合されているから、第7図のキャパシタンスC2の必要
な値は第2図の回路のそれよりも大である。例えば電流
i6を変調してビンクツション歪を修正する方法につい
ては、[ラスク修正回路(nAsrsRCORRECT
ION CIRCUIT ) J トイウ名称ツバファ
ール(P、 E、 Haferl)氏の米国特許第4.
719.392号明細書中に詳細に示されている。
第8図a乃至Cは第7図の回路250′の動作中の各部
の波形を示す、第8図a乃至Cおよび第8図中の同じ記
号、同じ参照番号は同じ項目あるいは同じ機能を示す。
第8図すの電流i、はトレース期間中の反S字整形され
たものであり、第7図の電流isが得られる。内部ビン
クツション修正がなければ、電流i、は基本的には第1
図Cに理想的な波形として示した直線状に増加する。第
7図のトランジスタQ2はまたトレース期間中、電流i
sに対する電流路を与えることができ、都合がよい。第
8図aの電a 1 g 、第8図すの電流isの両方が
変調されて、内部ビンクツション歪を修正する。
【図面の簡単な説明】
第1図a乃至りは第2図に示すこの発明の回路の動作を
説明するための各部の波形を理想化して示した図、 第2図はこの発明を実施した外部ビンクツション歪修正
装置を具えた偏向回路を示す図、第3図aおよびbは第
2図の回路の動作を説明するための水平リトレース期間
中に生ずる各部の波形を示す図、 第4図は第2図の回路の動作を説明するためのさらに別
の波形を示す図、 第5図は未修正「鼠の歯形」歪をもったクロスハツチ・
パターンを示す図、 第6図a乃至dは第2図の回路の電流保護の特徴を説明
する図、 第7図は内部ビンクツション歪修正を具えたこの発明の
第2の実施例を示す回路図、 第8図a乃至Cは第7図の回路に関連する各部の波形を
示す図である。 100・・・・リトレース共振回路、+01・・・・入
力信号源(位相制御段) 、101a・・・・入力信号
(駆#i電圧) 、 300・・・・変調入力信号源(
左右ビンクツション歪制御回路) 、350・・・・入
力信号源(垂直偏向回路) 、 556・・・・負荷回
路、Ql・・・・第1のスイッチング手段(トランジス
タ)、C2・・・・第2のスイッチング手段(トランジ
スタ)、C1・・・・第1のリトレース・キ\・バシタ
ンス、C2・・・・第2のリトレース・キャパシタンス
、Ll、・・・・偏向巻線、V 、、、、、第1の、1
ル−ス・パルス電圧、■、・・・第2のりトレー7・ペ
ルス電圧、■、・・・・第2の入力信号、vP・・・・
入力信号(!T!直周波周波数パラボラ電圧12・・・
・偏向電流、W、・・・・電源インダクタンス(変成器
の巻線)、B″″・・・・入力端子源。 特許出願人 アールシーニー ライセンシングコーポレ
ーション 代  理  人  清  水   哲   ばか2名才
 z IA 才す図 オ 7 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の偏向周波数に関連する周波数の第1の入力
    信号源と、 偏向巻線および第1のリトレース・キャパシタンスを含
    むリトレース共振回路と、 上記第1の入力信号に応答し且つ上記リトレース共振回
    路に結合されていて、所定の偏向サイクルのリトレース
    期間中、上記偏向巻線に偏向電流を発生させ、また上記
    第1のリトレース・キャパシタンスに第1のリトレース
    ・パルス電圧を発生させる第1のスイッチング手段と、 上記リトレース共振回路に結合された第2のリトレース
    ・キャパシタンスであって、上記リトレース期間中そこ
    に第2のリトレース・パルス電圧を発生させる上記第2
    のリトレース・キャパシタンスと、 入力電圧源と、 負荷回路と、 上記入力電圧源および上記第1のスイッチング手段に結
    合されていて、上記第1および第2のリトレース・パル
    ス電圧を上記負荷回路に供給すると共に上記リトレース
    期間中上記リトレース共振回路中のエネルギ損失を補充
    する電源インダクタンスと、 変調用の第2入力信号源と、 上記第1および第2の入力信号に応答し且つ上記第2の
    リトレース・キャパシタンスに結合されており、上記第
    2の入力信号に従って上記第2のリトレース・パルス電
    圧の開始と上記第1のリトレース・パルス電圧の開始と
    の間の時間差を変化させて、上記第2のリトレース・パ
    ルス電圧が発生した時、上記電源インダクタンスと上記
    リトレース共振回路との間にインピーダンス回路が挿入
    されるように上記偏向電流の変調を行なう第2のスイッ
    チング手段とからなり、 上記インピーダンス回路は上記第2のリトレース・キャ
    パシタンスを含み且つ上記リトレース共振回路のリトレ
    ース共振周波数よりも実質的に低い周波数で高インピー
    ダンスを呈し、それによって上記低い周波数で上記電源
    インダクタスを上記リトレース共振回路から分離する、
    テレビジョン偏向装置。
  2. (2)水平偏向周波数に関連する周波数の第1の入力信
    号源と、 偏向巻線および第1のリトレース・キャパシタンスを含
    むリトレース共振回路と、 上記第1の入力信号に応答し且つ上記リトレース共振回
    路に結合されていて、上記偏向巻線中に水平偏向電流を
    発生させ、また上記第1のリトレース・キャパシタンス
    に第1のリトレース・パルス電圧を発生させる第1のト
    ランジスタ・スイッチと、 上記リトレース共振回路と直列に結合された第2のリト
    レース・キャパシタンスであって、その中にリトレース
    ・パルス電圧を生じさせる上記第2のリトレース・キャ
    パシタンスと、 垂直偏向周波数に関連する周波数の第2の入力信号源と
    、 上記第1および第2の入力信号に応答して、上記垂直偏
    向周波数に従って位相が変化する水平周波数の制御信号
    を発生する手段と、 トレース期間中に生ずる上記偏向電流の所定サイクルの
    一部の期間中上記第1のトランジスタと直列に接続され
    るように上記第1のトランジスタ・スイッチに結合され
    た第2のスイッチとからなり、 上記第2のスイッチは上記制御信号に応答し且つ上記第
    2のリトレース・キャパシタンスに結合されていて、2
    つのリトレース・パルス電圧間の位相差を実質的に一定
    に維持しつつ上記第1のリトレース・パルス電圧が開始
    される時点に対する上記第2のリトレース・パルス電圧
    の開始時点を変化させる、テレビジョン偏向装置。
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