JPH01267842A - 光学ヘッドの部品組付構造ならびに該部品組付用板バネ構造 - Google Patents

光学ヘッドの部品組付構造ならびに該部品組付用板バネ構造

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JPH01267842A
JPH01267842A JP9465288A JP9465288A JPH01267842A JP H01267842 A JPH01267842 A JP H01267842A JP 9465288 A JP9465288 A JP 9465288A JP 9465288 A JP9465288 A JP 9465288A JP H01267842 A JPH01267842 A JP H01267842A
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Kuniaki Ohashi
大橋 邦暁
Toshimasa Kamisada
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光ディスクに情報を記録又は再生する光学ヘッ
ドに係り、特に取付面に接触した状態で固定される鏡筒
の実装に好適な光学ヘッドの部品組付構造ならびにその
板バネ構造に関する。
[従来の技術] 従来の光学ヘッドの代表的な構成は、たとえば第11図
に示すように、光学ヘッドは半導体レーザ2、ディテク
タ8と、これらの間に介在するコリメートレンズ3、凸
レンズ7等を含む中間光学系3.4,5,7、対物レン
ズ6−1を内装する対物レンズアクチュエータ゛6と、
これらを搭載するケース1から構成される。
半導体レーザ2を発光したレーザ光は中間光学系3,4
.5を介して対物レンズ6−1に入光し、回転するディ
スク12の記録面12−1に照射される。
その後ディスク12からの反射光は対物レンズ6−1、
中間光学系5,4.7を介してディテクタ8に入光する
。このディテクタ8に入光したレーザ光により、ディス
ク12上のレーザ光の焦点状態、細溝又はピット12−
2の配列にて形成されている情報トラック12−3のト
レース状態に関する信号を検出している。
これらの信号によりサーボ系(図示せず。)を用いて常
に特定の情報トラック上に約1μmに絞られた状態にレ
ーザ光を制御し、該ディスクに記録又は該ディスクより
情報の取り出しを行なっている。
上記した複数の光学部品のうちコリメートレンズ3や凸
レンズ7は円筒形状の鏡筒に内装されている。
本発明は、この鏡筒がケースに組込まれる実装構造に関
するものである。
而して、従来の鏡筒を実装する構造はたとえば、実開昭
59−189732号公報および実開昭60−1971
7号公報に記載され、これの主要部を第12図に示すよ
うに、コリメートレンズ3を搭載した鏡筒13を長溝2
0内の側面21と底面22とからなる一対の取付面に当
接した状態で板バネ30を介してネジ31にてケース1
に締着したものが提案されている。
また、従来たとえば特開昭61−180936号公報に
記載されているように、鏡筒を光軸に位置調整したのち
、板バネと鏡筒との取付面に接着剤を滴下して位置固定
するものが提案されている。
さらに従来たとえば第13図に示すように、鏡筒13を
長溝20内に挿入し、一対の取付面21.22に該鏡筒
13の円筒面を当接し、この状態を保持するように別に
設けた押し治具(図示せず)により鏡筒13を加圧保持
しつつ取付面21.22にそうて位置調整したのち、鏡
筒13を取付面21との接合部15または取付面22と
の接合部16にそれぞれ接着剤41.42を滴下する。
ついで鏡m13がケース1に接着硬化したのち、押し治
具を取り去るものが実施されている。
[発明が解決しようとする課題] 前記第12図に示す第1の従来技術においては、鏡筒1
3をケース1に組み付けるためには、長溝20内に挿入
し、一対の取付面21.22側に該鏡筒13を寄せて当
接させた状態で保持し、さらにその上から板バネ30を
装着し、該板バネ30も併せて保持しながらネジ31に
てネジ締めを行なうと言った多くの作業工程が必要であ
った。
また、前記第2の従来技術においては、上記第1の従来
技術と同様、鏡筒を長溝内に挿入し、−対の取付面側に
該鏡筒を寄せて当接させた状態で保持し、さらにその上
からケースに締着された板バネを装着し、この状態を保
持するように別に設けた押し治具(図示せず)により鏡
筒を加圧保持しつつ取付面にそうて位置調整したのちケ
ースに締着された板バネとの接合部に接着剤を滴下する
ついで鏡筒が板バネに接着硬化したのち、押し治具を取
り去るものであるため、押し治具1位置調整治具、接着
剤滴下治具なと多くの治工具を要し、多大の費用を要す
るのみでなく、押し治具で鏡筒を加圧した状態でさらに
位置調整治具を働かせなければならず狭いスペースに複
数の治具を配置することから治工具が複雑化するため非
常に高価な治工具を使用しなければならなかった。同様
に鏡筒の位置調整したのち、押し治具で鏡筒を加圧保持
した状態で接着剤を滴下せねばならず、狭いスペースに
複数の治工具を配置することからくる治工具の高価格化
が生じ、また接着剤が押し治具へ廻り込み、押し治具か
ら鏡筒が取れなくなると言った組立不良が多発すると言
う問題を有していた。
さらに前記第3の従来技術においても、上記第2の従来
技術と同様な問題を有していた。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、少な
い組立治工具で1タツチで確実にかつ組立自動化が可能
な光学ヘッドの部品組付構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明の光学ヘッドの部品
組付構造においては、ケースに・形成されている2面か
らなる双方の取付面にそうて光学部品を移動させる方向
を光軸方向とし、該一対の取付面の一方を側面、他方を
底面と呼び、かつ該側面で上記底面側を下、その反対側
を上と呼ぶとすれば、側面の上側に光軸方向の長さ寸法
が光学部品の光軸方向の長さ寸法りよりも大きく形成さ
れた溝と、底面に形成された穴と、この穴内側面に当接
するように下方部を嵌挿し、上方接合部にて光学部品の
鏡筒を双方の取付面に当接して位置決めした状態で圧着
する板バネとを設けたものである。
また溝にそうて鏡筒が一対の側面に挿入するのを容易に
するため、溝の上方部を底面と反対側に拡がったテーパ
状に構成したものである。
また鏡筒を溝にそうて挿入するさい、鏡筒が板バネの上
方先端角部に当るのを防ぐため、板バネの上方先端部に
接合部に対して反対側に折り曲げた曲げ部を設けたもの
である。
また鏡筒−を溝にそうて挿入するさい、および鏡筒を光
軸方向に移動するさい、鏡筒が板バネの接合部の光軸方
向両側角部に当るのを防ぐため、板バネの上方接合部の
光軸方向両側に接合部に対して反対側に折り曲げた一対
の小片を設けたものである。
また一対の小片を省略するため、板バネの上方の鏡筒と
の対向面より突出して鏡筒と接合する接合部を設けたも
のである。
また板バネの下方部をケースの穴内に固定するため、板
バネの上方部光軸方向両側にケースの底面上に対接する
゛ようにその側面と反対側に折り曲げた直角曲げ部と、
下方先端部に接合部に対して反対側に略U形状に折り曲
げ、その先端部で穴内側面を加圧するストッパとを設け
たものである。
また板バネの下方部をケースの穴内に固定するため、板
バネの下方先端部光軸方向の中央部に上方を切り抜いて
その上方部を接合部に対して反対側に折り曲げられ、そ
の先端部で穴内側面を加圧するストッパを設けたもので
ある。
[作用] 上記のように構成された部品組付構造においては、あら
かじめ板バネの下方部をケースの底面に形成された穴内
↓こその側面に当接するように嵌挿したのち、鏡筒をケ
ースの側面と板バネとの間を溝にそうて挿入するとき、
板バネの上方部が鏡筒によって接合部に対して反対側に
撓んでケースの側面との間を押し広げられ、ついで鏡筒
が下方に移動するのにともなって板バネの上方部が接合
部側に復元しつつ鏡筒を側面および底面に圧着して鏡筒
を所定位置に位置決めするので、従来のような組立治具
が不用になるのみでなく1組立作業を容易化することが
でき、かつ組立作業の自動化を可能にすることができる
また板バネの上方部に設けた曲げ部によって鏡筒が板バ
ネの上方角部に当ることなく円滑に鏡筒をケースの側面
に挿入することができる。
また、板バネの光軸方向両側角部に設けた一対の小片に
よって鏡筒が溝にそうて挿入するとき、または鏡筒が側
面と板バネとの間を光軸方向に移動するとき、接合部の
光軸方向両側角部に当ることなく円滑に挿入または移動
することができ、がつ鏡筒が挿入するとき、一対の小片
の折り曲げ根本部で鏡筒の略中央部が接合部に接合する
ように位置合せすることができる。
また、板バネの接合部をケースの側面に対向する面より
突出させるように構成したので、一対小片をM9置する
ことなく、鏡筒が板バネの接合部光軸方向両側角部に当
るのを防止して鏡筒を円滑に挿入または移動させること
ができる。
また、板バネの下方部に設けた弾性体のストッパの先端
部で板バネをその上方部が位置決めされた状態で下方部
をケースの穴内に確実に固定することができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を示す第1図乃至第6図につい
て説明する。なお、従来技術と同一部品は、第11図乃
至第13図と同一符号をもって示す。
第1図および第2図に示すように、ケース1は互いに直
角な角度で接続する側面21と底面22によりなる一対
の取付面が形成されている。側面21には、底面22か
ら高さHの位置より底面22の反対側(側面21の底面
側を下側、底面22の反対側を上側とする。)に向って
外側に拡がったテーパ状の溝9が形成されている。この
溝9の光軸Q−Q方向の長さをL□とし、鏡筒13の外
形をDl、長さをLとすると、これらの間には、つぎの
関係を有している。
D/2<H・・・■ L<Ll      ・・・■ そのため、溝9のテーパ部11にそうて鏡筒13を当接
しながら下側方向に送ることができる。
また、底面22.は、該底面22に対して直角な方向に
面18を有する幅寸法すおよびこの幅寸法すと直角な方
向の寸法をc(c(b)とする長細穴10が側面21か
ら距離Wの位置を貫通するように形成されている。
つぎに板バネ40は、その詳細を第3図に示すように、
上部50、中部60、下部70に分けると、上部50に
は、その幅方向両側部に外側すなわち該板バネ40をケ
ース1の長細穴10に嵌挿したとき、側面21に対して
反対側に折り曲げられた一対の逃げ小片51.52を形
成し、上端部にも側面21に対して反対側に折り曲げら
れた曲げ部53を形成している。
また、仮バネ40は、その下部70の上端の幅方向両端
部に外側すなわち該板バネ40をケース1の長細穴10
内に嵌挿したとき、側面21に対して反対側に略90°
に折り曲げられた一対の直角曲げ部71.72を形成し
ている。この直角曲げ部71.72は、その曲げ部分を
長さgにて形成され、かつこの直角曲げ部71.72を
含む板バネ40の幅寸法をhにて形成されている。この
板バネ40の下部の最下端には、一対の直角曲げ部71
.72の上面から距@dの位置で中部60の面に対して
角度θ(通常90°以下)をもって略V形状に上向きに
折り曲げられたストッパ73が形成されている。なお、
このストッパ73の先端部と下部70の側面との寸法を
eとする。
つぎに、板バネ40をケース1の長細穴lOに嵌挿した
状態を第4図に示す。
まづ、板バネ40とこれを嵌挿する長細穴10との寸法
関係は、c < e 、 c < g 、 d < a
 、 h < bであり、かつ板バネ40の中部60と
、ストッパ73とのなす角度が90’以下であるからケ
ース1の長細穴10内に板バネ40を嵌挿するとき、一
対の直角曲げ部71.72の下面がケース1の底面22
に当接するまで容易に挿入することができ、かつこの状
態でストッパ73の先端部74が長細穴10の側面18
に対向する面19に圧着固定される。
また直角曲げ部71.72より下方の板バネ40の長さ
dに対し、第4図に示すように板バネ40をケース1の
長細穴10内に嵌挿した状態での板バネ40の下端より
ストッパ73の先端部74までの高さ寸法いる。
そのため、板バネ40を長細穴10内に嵌挿した状態で
ストッパ73の先端部74に働らく反力Fは、板バネ4
0の下部70の下端75より直角曲げ部71.72に至
るまでの長さdの中央部分でかつ板バネ40に略直角方
向に作用するので、安定した状態で板バネ40をケース
1に固定することができる。なお、板バネ40を嵌挿す
る長細穴10を貫通穴とした場合について述べたが、こ
れに限定されるものでなく、底面22からの長細穴lO
の深さをd′としたとき、d<d’の関係を満足するな
らば、とくに貫通穴とすることなく有底の長細穴にする
ことも可能である。また板バネ40を深さa′の長細穴
の底に当接させて嵌挿するように構成した場合には、直
角曲げ部71.72を省略することも可能である。
ケース1の長細穴10内に板バネ40を嵌挿し、かつ鏡
筒13を溝9のテーパ部11および板バネ40の上端に
形成した曲げ部53に当接させた状態を第5図に示す。
この第5図に示す状態で板バネ40の上部曲げ部53の
弧状の凸面が鏡筒13に当接し、曲げ部53の上端は鏡
筒13の円筒面に当接せずに浮き上がった位置にあるよ
うに曲げ部53が形成されている。
この状態からさらに鏡筒13を下部に移送させることに
より、板バネ40はケース1の取付面21のある側と反
対側に押し広げられ、その結果、鏡筒13が常に取付面
21側に引き寄せられ、取付面21に当接した状態で鏡
筒13が底面22に当接するまで下部に移送される。
つぎにケース1の取付面21および22の両方に板バネ
40の弾性力で鏡筒13が当接した状態を第6図に示す
。第6図に示す状態での鏡筒13は、板バネ上部50の
上下方向の略中央部のA点で対接している、板バネ上部
50に形成した逃げ片51.52の高さ方向の寸法をi
とすれば、第6図に示す板バネ上部50と鏡筒13との
対接点Aは、逃げ小片51.52の高さ寸法iで示す範
囲内の略中夫に位置するように配置されている。
また、第6図に示すようにケース1への鏡筒13の挿着
した状態で、鏡筒13には板バネ4oによりA点にて光
軸○に向う方向に押し力Pが作用する。
この作用力Pにより鏡筒13は、ケース1に形成されて
いる一対の取付面21.22に当接した状態で取付面2
1.j2に押圧保持される。この作用力Pの大きさは本
実施例では3〜5kgに設定しているが、この値は限定
されるものでないことは云うまでもないところである。
つぎに鏡筒13はケース1に挿着した状態で光軸Q−Q
方向に位置調整を行なう。そのさい、鏡筒13は板バネ
40とを逃げ小片51.52の高さ寸法iで示す範囲内
にあるA点で接触しているため、鏡筒13と板バネ40
との間で両者をすべらせながら鏡筒13の光軸Q−Q方
向に位置調整を行なうことができる。この鏡筒13と板
バネ4oとの接合部に関しては、本発明の他の一実施例
である第7図および第8図に示すように、板バネ上部5
0の幅方向の中央部に鏡筒13のある側に突出する接合
面54を形成し、この接合面54で鏡筒13と接合させ
るように構成することもできる。この場合には、板バネ
上部5oの光軸Q−1方向両側角部に鏡筒13が当るこ
とがないので、逃げ小片51.52を省略することがで
き、これによって板バネ40の形状を簡単にすることが
できる。また1、板バネ上部50を上下にわたって鏡筒
13のある側の反対側とに曲げることによって。
鏡筒13を光軸Q−Q方向に調整するさいにも上記と同
様の効果を期待できる。要するに鏡筒13を挿着するさ
いに板バネ40の幅方向両端部55.56に当らないよ
うにすればとくに一対の小片51.52を設ける必要が
ないことである。
上記のように、鏡筒13をケース1の取付面21゜22
にそうて光軸Q−Q方向に位置調整したのち。
板バネ40と、鏡筒13との接合部またはケース1の取
付面21.22と鏡筒13との接合部または上記接合部
の複数個所に接着剤(図示せず)を滴下して接着固定す
る。この接着硬化時においても、板バネ40の弾性力に
よって鏡筒13を一対の取付面21.22に加圧保持し
ている。この加圧力Pは本実施例においては約1kg以
上に設定している。そのため、接着硬化時にとくに押圧
治具を用いる必要はない。
また加圧力Pは上記に限定されるものでないことは云う
までもないところである。
つぎに本発明のさらに他の一実施例を示す第9図につい
て説明する。なお本実施例においては、仮バネのストッ
パのみが相違するので、上記以外は第1図乃至第8図と
同一符号をもって示す。
第9図に示す抜バネ40においては、直角曲げ部71、
72より下方の位置で、上側を切抜いて鏡筒13が挿着
されている側の反対方向に角度θ(θ<90’)折り曲
げてストッパ73を形成している。この場合ストッパ7
3の先端部74と板バネ中部6oの面までの寸法を第1
の実施例と同様e(e<c)としている。また本実施例
においても、ストッパ73の切り起し角度θが90°以
下であるためケース1の長細穴10内に容易に嵌挿する
ことができかつストッパ73の先端部74と板バネ中部
60との奥行き寸法eが長細穴10の幅方向と直角な方
向の穴寸法Cに対してC< Sとしているため、板バネ
40をケース1の長細穴10に嵌挿完了した時点でスト
ッパ73の先端部74が長細穴10の側面に喰い込んで
長細穴10より板バネ40が抜は出すのを防止して強固
に固定することができる。
つぎに本発明のさらに他の一実施例を示す第10図によ
り説明する。なお、本実施例においては、第1図に示す
実施例と比較して溝の代りに切り欠き部を形成した点が
相異し、その他の部分は同一である。
第10図においては、ケース1の側面21の底面22か
ら高さHの位置より上側を光軸Q−Q方向を寸法りで削
り取った切り欠き部17を形成している。
そのため、鏡筒13を切り欠き部17をガイドにしてケ
ース1の側面21と板バネ40との間から挿入してケー
ス1の側面21および底面22に挿着することができる
なお、上記各実施例においては円筒形状をした鏡筒に実
施した場合について述べたがこれに限定されるものでな
く、たとえば角柱状をしたプリズム、薄物板状をしたミ
ラーなどを保持するため多角形状をした鏡筒にも実施で
きることは明らかである。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
あらかじめ、板バネの下方部をケースの底面に形成され
た穴内にその側面に当接するように嵌挿したのち、鏡筒
をケースの側面と板バネとの間を溝にそうて挿入すると
き、板バネの上方部が鏡筒によって接合部に対して反対
側に撓んでケースの側面との間を押し広げられ、ついで
鏡筒が下方に移動するのにともなって板バネの上方部が
接合部側に復元しつつ鏡筒を側面および底面に圧着して
鏡筒を所定位置に位置決めするので、従来のような組立
治具が不用になるのみでなく、組立作業を容易化するこ
とができ、かつ組立作業の自動化を可能にすることがで
きる。
また、板バネの上方部に設けた曲げ部によって鏡筒が板
バネの上方角部に当ることなく円滑に鏡筒をケースの側
面に挿入することができる。
また、板バネの光軸方向両側角部に設けた一対の小片に
よって鏡筒が溝にそうて挿入するとき、または鏡筒が側
面と板バネとの間を光軸方向に移動するとき、接合部の
光軸方向両側角部に当ることなく円滑に挿入または移動
することができ、かつ鏡筒が挿入するとき、一対の小片
の折り曲げ根本部で鏡筒の略中央部が接合部に接合する
ように位置合せすることができる。
また、板バネの接合部をケースの側面に対向する面より
突出させるように構成したので、一対小片を設置するこ
となく、鏡筒が板バネの接合部光軸方向両側角部に当る
のを防止して鏡筒を円滑に挿入または移動させることが
できる。
また、板バネの下方部に設けた弾性体のストッパの先端
部で板バネをその上方部が位置決めされた状態で下方部
をケースの穴内に確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である光学ヘッドの鏡筒取付
構造を示す斜視図、第2図はそのケースを示す斜視図、
第3図はその板バネを示す斜視図、第4図はケースに板
バネを嵌挿した状態を示す断面図、第5図は鏡筒をケー
スと板バネとの間に当接した状態を示す断面図、第6図
は鏡筒をケースに挿着した状態を示す断面図、第7図は
板バネの他の一実施例を示す斜視図、第8図は第7図に
示す板バネを使用した鏡筒取付構造を示す断面図、第9
図は板バネのさらに他の一実施例を示す斜視図、第10
図は本発明の他の一実施例を示す鏡筒取付構造を示す斜
視図、第11図は本発明が適用する光学ヘッドを示す斜
視図、第12図は従来の鏡筒取付構造の一例を示す断面
図、第13図は従来の鏡筒取付構造の他の一例を示す断
面図である。 1・・・ケース、9・・・溝、10・・・長細穴、13
・・・鏡筒、21・・・側面、22・・・底面、40・
・・板バネ。 代理人 弁理士  秋 本 正 実 第1図 10、長41N〕プ\ご      2】 イ資11 
 面第2図 第3図 第4図 第5図 1)T−ス フ5、下端 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ケースに形成されている2面からなる双方の取付面
    にそうて光学部品を移動させる方向を光軸方向とし、該
    双方の取付面の一方を側面、他方を底面と呼びかつ該側
    面の底面側を下、その反対側を上と呼ぶとすれば、側面
    の上側に光軸方向の長さ寸法が光学部品の光軸方向の長
    さ寸法Lよりも大きく形成された溝と、底面に形成され
    た穴と、この穴内側面に当接するように下方部を嵌挿し
    、上方接合部にて光学部品の鏡筒を双方の取付面に当接
    して位置決めした状態で圧着する板バネとを設けた光学
    ヘッドの部品組付構造。 2、溝は、その上方部を底面と反対側に広がるようにテ
    ーパ状に構成した請求項第1項記載の光学ヘッドの部品
    組付構造。 3、下方部をケースの底面に形成された穴内にその側面
    と当接するように嵌挿し、上方に鏡筒に接合する接合部
    と、その先端部に接合部に対して反対側に折り曲げた曲
    げ部とを設けた光学ヘッドの部品組付用板バネ構造。 4、上方接合部の光軸方向両側に接合部に対して反対側
    に折り曲げた一対の小片を設けた請求項第3項記載の光
    学ヘッドの部品組付用板バネ構造。 5、鏡筒との対向面より突出して鏡筒と接合する接合面
    を設けた請求項第3項記載の光学ヘッドの部品組付用板
    バネ構造。 6、下方部光軸方向両側にケースの底面上に対接するよ
    うに該ケースの側面の反対側に折り曲げた一対の折り曲
    げ部と、下方先端部に接合部に対して反対側に略U形状
    に折り曲げその先端部で穴内側面を加圧するストッパと
    を設けた請求項第3項もしくは第4項もしくは第5項記
    載の光学ヘッドの部品組付用板バネ構造。 7、下方先端部光軸方向中央部に上方を切り抜いてその
    上方を接合部に対して反対側に折り曲げ、その先端部で
    穴内側面を加圧するストッパを設けた請求項第3項もし
    くは第4項もしくは第5項記載の光学ヘッドの部品組付
    用板バネ構造。
JP63094652A 1988-04-19 1988-04-19 光学ヘッドの部品組付構造ならびに該部品組付用板バネ構造 Expired - Lifetime JP2529346B2 (ja)

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