JPH01267645A - パターン形成方法 - Google Patents
パターン形成方法Info
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- JPH01267645A JPH01267645A JP63095535A JP9553588A JPH01267645A JP H01267645 A JPH01267645 A JP H01267645A JP 63095535 A JP63095535 A JP 63095535A JP 9553588 A JP9553588 A JP 9553588A JP H01267645 A JPH01267645 A JP H01267645A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/16—Coating processes; Apparatus therefor
- G03F7/168—Finishing the coated layer, e.g. drying, baking, soaking
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はパターン形成方法に係り、特に放射線グラフト
重合を利用したりソグラフイに好適なパターン形成方法
に関する。
重合を利用したりソグラフイに好適なパターン形成方法
に関する。
従来、放射線グラフト重合を利用したりソグラフイにお
けるレジストの前処理としてポリマーエンジニアリング
アンド サイエンス 11月中旬、第20巻、第16
号、1980年 第1069頁から第1072頁(Po
ly+wer Engineering andSci
ence、 m1d−Novenber、 1980.
Vol、20.Nn16p1069−p1072)にお
いて論じられている様に、放射線照射前に160℃での
真空中プリベークが行われていた。
けるレジストの前処理としてポリマーエンジニアリング
アンド サイエンス 11月中旬、第20巻、第16
号、1980年 第1069頁から第1072頁(Po
ly+wer Engineering andSci
ence、 m1d−Novenber、 1980.
Vol、20.Nn16p1069−p1072)にお
いて論じられている様に、放射線照射前に160℃での
真空中プリベークが行われていた。
上記従来技術は、レジスト中の過酸化物を分解すること
により放射線の未照射部でのグラフト重合を避けること
を目的としたものである。一方。
により放射線の未照射部でのグラフト重合を避けること
を目的としたものである。一方。
上記文献にも述べられている様に、放射線グラフト重合
を利用したりソグラフイでは、放射線照射後レジストを
大気に曝らすと大気中の酸素によりレジスト中に発生し
たラジカルが失活し、グラフト率が低下するという問題
がある。上記の前処理は、この点について配慮がされて
いなかった。
を利用したりソグラフイでは、放射線照射後レジストを
大気に曝らすと大気中の酸素によりレジスト中に発生し
たラジカルが失活し、グラフト率が低下するという問題
がある。上記の前処理は、この点について配慮がされて
いなかった。
本発明の目的は、大気中にレジストを曝した時のグラフ
ト率を向上させることにある。
ト率を向上させることにある。
上記目的は、基板に塗布したレジストを放射線照射の前
に加熱処理することにより、達成される。
に加熱処理することにより、達成される。
通常、レジストはスピン塗布法により基板に塗布される
。こうして形成された膜は、高分子を機械的に配したも
のであり、疎な膜が形成されておりまた溶媒も混在して
いる。この様な膜の分子運動はかなり自由であり、これ
によるラジカルの失活も早い、これに対して、膜を一度
、特にガラス転移温度以上の温度で、加熱処理すると、
膜は緻密になり分子運動は抑制される。この結果、放射
線により生じたラジカルと大気中の酸素とが反応してで
きた過酸化物ラジカルが安定に存在する様になり、大気
開放でのグラフト率の低下を抑えることができる。
。こうして形成された膜は、高分子を機械的に配したも
のであり、疎な膜が形成されておりまた溶媒も混在して
いる。この様な膜の分子運動はかなり自由であり、これ
によるラジカルの失活も早い、これに対して、膜を一度
、特にガラス転移温度以上の温度で、加熱処理すると、
膜は緻密になり分子運動は抑制される。この結果、放射
線により生じたラジカルと大気中の酸素とが反応してで
きた過酸化物ラジカルが安定に存在する様になり、大気
開放でのグラフト率の低下を抑えることができる。
実施例1
第1図に従って説明する。Si基板上にポリベンジルメ
タクリレート(以下PBzMAと略す、)2を膜厚0.
5 μmスピン塗布する0次に真空中においで、14
0℃、1時間の加熱処理を行う(同図a)、ウェハを電
子線描画装置に搬入し。
タクリレート(以下PBzMAと略す、)2を膜厚0.
5 μmスピン塗布する0次に真空中においで、14
0℃、1時間の加熱処理を行う(同図a)、ウェハを電
子線描画装置に搬入し。
20keVのエネルギーの電子線3を1μC/d照射す
る(同図b)、ウェハを電子線描画装置により搬呂した
後、グラフト反応装置に移し反応室内でグラフト重合を
行う0両装置間のウェハの移動に10分間要し、この間
レジストは大気に曝されている(同図c)。
る(同図b)、ウェハを電子線描画装置により搬呂した
後、グラフト反応装置に移し反応室内でグラフト重合を
行う0両装置間のウェハの移動に10分間要し、この間
レジストは大気に曝されている(同図c)。
グラフト重合はアクリル酸蒸気5Torrの雰囲気中に
10分間放置することにより行った(同図d)。
10分間放置することにより行った(同図d)。
この時の温度は25℃である。グラフト重合が終了した
後、トルエンに40秒間浸して現像を行い、ネガ型パタ
ーンを形成する。この結果、パターン幅が0.3μmで
膜厚が0.5μmのレジストパターンを良好に形成する
ことができた。
後、トルエンに40秒間浸して現像を行い、ネガ型パタ
ーンを形成する。この結果、パターン幅が0.3μmで
膜厚が0.5μmのレジストパターンを良好に形成する
ことができた。
以上のパターン形成を真空中での加熱処理の工程を除い
て行った場合1幅が0.3 μmのパターンを形成す
るには、100μC/d必要となり、これ以下の照射量
では照射部の溶解が早く、パターンの形成が不可能とな
る。
て行った場合1幅が0.3 μmのパターンを形成す
るには、100μC/d必要となり、これ以下の照射量
では照射部の溶解が早く、パターンの形成が不可能とな
る。
上記の効果をグラフト率の観点から評価した結果が第2
図である0図の横軸は、加熱処理の温度縦軸はグラフト
率である。電子線の照射量は1μC/dであり、グラフ
ト重合は10分間行った。
図である0図の横軸は、加熱処理の温度縦軸はグラフト
率である。電子線の照射量は1μC/dであり、グラフ
ト重合は10分間行った。
電子線照射部のトルエンによる溶解速度の観点から良好
なパターンを形成するには、0.3以上のグラフト率が
必要である。従って1μC/dの照射量でパターンを形
成するためには、130℃〜150℃の範囲で加熱する
必要がある。また、120℃と160℃で加熱した試料
にもグラフト率の増加がM測されており、この温度での
加熱でも感度を向上させることが可能である。160℃
以上で再びグラフト率が低下を始めるのは、アクリル酸
のレジスト中への拡散が抑制されるためである。このた
め、190℃で加熱した試料において、1μC/、−j
の照射量ではサブミクロンのパターンを形成することが
不可能であった。PBzMAのガラス転移点は70℃で
あり、これより高温の加熱により効果が現れるのは、理
にかなっている。
なパターンを形成するには、0.3以上のグラフト率が
必要である。従って1μC/dの照射量でパターンを形
成するためには、130℃〜150℃の範囲で加熱する
必要がある。また、120℃と160℃で加熱した試料
にもグラフト率の増加がM測されており、この温度での
加熱でも感度を向上させることが可能である。160℃
以上で再びグラフト率が低下を始めるのは、アクリル酸
のレジスト中への拡散が抑制されるためである。このた
め、190℃で加熱した試料において、1μC/、−j
の照射量ではサブミクロンのパターンを形成することが
不可能であった。PBzMAのガラス転移点は70℃で
あり、これより高温の加熱により効果が現れるのは、理
にかなっている。
第2図の結果から加熱処理によって0.3 のグラフト
率を得るには、1μC/dの照射量が必要であるとも見
られるが、グラフト率はグラフト重合の条件によっても
変化し、例えばグラフト時間を30分間にすると140
℃で加熱処理した試料では0.3μC/cjの照射量で
も0.3のグラフト率を得ることができ、−層の高感度
化も可能である。
率を得るには、1μC/dの照射量が必要であるとも見
られるが、グラフト率はグラフト重合の条件によっても
変化し、例えばグラフト時間を30分間にすると140
℃で加熱処理した試料では0.3μC/cjの照射量で
も0.3のグラフト率を得ることができ、−層の高感度
化も可能である。
また、PBzMAは分子構造にフェニル基を含むためド
ライエツチング耐性に優れ、従来のPMMAに比べて実
用的なレジストである。さらに9本方法を用いれば従来
行われていたグラフト重合時の加熱を行う必要がなく、
プロセスの簡略化を図ることができる。
ライエツチング耐性に優れ、従来のPMMAに比べて実
用的なレジストである。さらに9本方法を用いれば従来
行われていたグラフト重合時の加熱を行う必要がなく、
プロセスの簡略化を図ることができる。
実施例2
実施例1と同様にPBzMAを用いた。真空中で190
℃、1時間の加熱処理を行った後、20keVの電子線
を1μC/lyiの照射量で照射した610分間の大気
中での放置の後、アクリル酸の水溶液(40%)に浸し
、すなわち液相で、グラフト重合を行った。温度は25
℃時間は10分間である、実施例1では、190℃で加
熱した試料では、アクリル酸の拡散が抑制されてほとん
どグラフト重合が進行しなかった。しかじ、本実施例で
は、液相でグラフト重合を行ったためレジストが膨潤し
、アクリル酸の拡散が促進されて反応が進み、0.25
のグラフト率を得ることができた。
℃、1時間の加熱処理を行った後、20keVの電子線
を1μC/lyiの照射量で照射した610分間の大気
中での放置の後、アクリル酸の水溶液(40%)に浸し
、すなわち液相で、グラフト重合を行った。温度は25
℃時間は10分間である、実施例1では、190℃で加
熱した試料では、アクリル酸の拡散が抑制されてほとん
どグラフト重合が進行しなかった。しかじ、本実施例で
は、液相でグラフト重合を行ったためレジストが膨潤し
、アクリル酸の拡散が促進されて反応が進み、0.25
のグラフト率を得ることができた。
この結果、190℃の加熱を行っても高感度なパターン
の形成が可能であり、加熱効果のある温度領域が拡散さ
れた。これによりプロセスの余裕度が大きくなり、プロ
セスの安定性を高めることができる。さらに、高温の加
熱を行った結果、130℃以上270℃以下の温度領域
において、加熱効果の得られることが明らかとなった。
の形成が可能であり、加熱効果のある温度領域が拡散さ
れた。これによりプロセスの余裕度が大きくなり、プロ
セスの安定性を高めることができる。さらに、高温の加
熱を行った結果、130℃以上270℃以下の温度領域
において、加熱効果の得られることが明らかとなった。
270℃以上ではレジストの分解が始まるため、これ以
上高温での加熱処理は無意味である。
上高温での加熱処理は無意味である。
実施例3
Si基板上にポリメチルメタクリレート(以下PMMA
と略す、)を膜厚を1μmにスピン塗布した。放射線源
とした遠紫外光(Xs−Hgランプ)を用いマスクを密
着して露光した。露光量は50 m J / cdとし
た。10分間の大気放置の後、ウェハをグラフト反応装
置に搬入し、アクリル酸の蒸気圧5 Torrの雰囲気
中に30分間放置した。
と略す、)を膜厚を1μmにスピン塗布した。放射線源
とした遠紫外光(Xs−Hgランプ)を用いマスクを密
着して露光した。露光量は50 m J / cdとし
た。10分間の大気放置の後、ウェハをグラフト反応装
置に搬入し、アクリル酸の蒸気圧5 Torrの雰囲気
中に30分間放置した。
グラフト重合の時の温度は25℃である。現像にはやは
りトルエンを用いて、現像時間を1分30秒とした。
りトルエンを用いて、現像時間を1分30秒とした。
第3図に加熱処理を行わない試料と真空中で140℃の
もと1時間の加熱を行った試料とにおける露光量とパタ
ーンの形成が可能であった最小のパターンの幅との関係
を示した。140℃の加熱を行うと50 m J /
cjの露光量で0.7 μmの幅のパターンまで形成
できたが、加熱を行わないと0.7 μmの幅のパタ
ーンを形成するには1000m J / dの露光量が
必要である。
もと1時間の加熱を行った試料とにおける露光量とパタ
ーンの形成が可能であった最小のパターンの幅との関係
を示した。140℃の加熱を行うと50 m J /
cjの露光量で0.7 μmの幅のパターンまで形成
できたが、加熱を行わないと0.7 μmの幅のパタ
ーンを形成するには1000m J / dの露光量が
必要である。
この感度向上の効果をグラフト率の観点から評価した結
果を第4図に示す、加熱効果の温度依存性は実施例1と
似ており、120℃より効果が現れ始め、190℃で効
果が観測されなくなる。
果を第4図に示す、加熱効果の温度依存性は実施例1と
似ており、120℃より効果が現れ始め、190℃で効
果が観測されなくなる。
160℃からの減少はアクリル酸の拡散の低下が原因で
あり、実施例2と同様の液相グラフトを行うことで反応
が進み、190℃の加熱処理によっても15mJ/dの
露光量で0.7 μmの幅のパターンまで形成が可能で
あった。なお、PMMAのガラス転移点は90℃であり
、ここでもガラス転移点以上の加熱により効果が現れて
いる。
あり、実施例2と同様の液相グラフトを行うことで反応
が進み、190℃の加熱処理によっても15mJ/dの
露光量で0.7 μmの幅のパターンまで形成が可能で
あった。なお、PMMAのガラス転移点は90℃であり
、ここでもガラス転移点以上の加熱により効果が現れて
いる。
実施例4
実施例3と同じ工程を、始めの加熱を大気中で行うこと
のみを変えて行った。その結果、50m J / al
の露光量で0.7 μmの幅のパターンの形成が確認
され、加熱の効果が加熱の雰囲気に依存しないことが判
った。大気中での加熱が可能であるということは、工程
を簡便化することが可能であることを意味しており、工
程の安定化にも効果がある。
のみを変えて行った。その結果、50m J / al
の露光量で0.7 μmの幅のパターンの形成が確認
され、加熱の効果が加熱の雰囲気に依存しないことが判
った。大気中での加熱が可能であるということは、工程
を簡便化することが可能であることを意味しており、工
程の安定化にも効果がある。
実施例5
PBzMAにも大気中での加熱を試みた。Si基板上に
PBzMAを膜厚を0.5 μmとしてスピン塗布し、
大気中と真空中でそれぞれ140℃1時間の加熱を行っ
た。次に、大気中において。
PBzMAを膜厚を0.5 μmとしてスピン塗布し、
大気中と真空中でそれぞれ140℃1時間の加熱を行っ
た。次に、大気中において。
X線(M o L 6g λ=0.54nm)を30
mJ/dの露光量で露光した。X線源の径は21Ill
、線源とマスクとの距離を150111.マスクとウェ
ハとの距離を25μmとして露光した。また、W光には
5分間要した。露光後直ちにグラフト反応装置に搬入し
25℃においてアクリル酸蒸気5 Torrの雰囲気中
に30分間曝した。現像はトルエンにより40秒間行っ
た。
mJ/dの露光量で露光した。X線源の径は21Ill
、線源とマスクとの距離を150111.マスクとウェ
ハとの距離を25μmとして露光した。また、W光には
5分間要した。露光後直ちにグラフト反応装置に搬入し
25℃においてアクリル酸蒸気5 Torrの雰囲気中
に30分間曝した。現像はトルエンにより40秒間行っ
た。
その結果、両試料とも0.5 μmの幅のパターンまで
解像した。また、加熱処理を行わない試料も同時に試み
た所、全くパターンは解像しなかった。さらに、他の加
熱温度で試みた結果、100℃以上190℃以下で加熱
雰囲気による差はみられなかった0以上の様にPBzM
Aにおいても大気中での加熱処理が可能であり、工程の
簡略化が図れる。
解像した。また、加熱処理を行わない試料も同時に試み
た所、全くパターンは解像しなかった。さらに、他の加
熱温度で試みた結果、100℃以上190℃以下で加熱
雰囲気による差はみられなかった0以上の様にPBzM
Aにおいても大気中での加熱処理が可能であり、工程の
簡略化が図れる。
また、大気中の酸素の影響を軽減したため、大気中での
放射線照射が可能となった。このことにより、光及びX
線リソグラフィにグラフト重合によるパターン形成方法
を適用する際の、装置構成が簡単になり、操作性も向上
する。
放射線照射が可能となった。このことにより、光及びX
線リソグラフィにグラフト重合によるパターン形成方法
を適用する際の、装置構成が簡単になり、操作性も向上
する。
実施例6
グラフト重合を行う際のアクリル酸の蒸気圧を上げ反応
効率の向上を図った。レジストとしてP B z M
Aを用い、140℃の真空中での加熱を1時間行った後
、20keVの電子線を1μC/d照射した。10分間
の大気中での放置の後、40℃(アクリル酸の蒸気圧は
40Torr)で5分間グラフト重合を行った。トルエ
ンにより40秒間の現像を行った結果、0.3 μmの
幅のパターンを形成することができ、加熱しながらのグ
ラフト重合においても放射線照射前の加熱処理の効果が
現れている。
効率の向上を図った。レジストとしてP B z M
Aを用い、140℃の真空中での加熱を1時間行った後
、20keVの電子線を1μC/d照射した。10分間
の大気中での放置の後、40℃(アクリル酸の蒸気圧は
40Torr)で5分間グラフト重合を行った。トルエ
ンにより40秒間の現像を行った結果、0.3 μmの
幅のパターンを形成することができ、加熱しながらのグ
ラフト重合においても放射線照射前の加熱処理の効果が
現れている。
本発明によれば、大気中の酸素によるグラフト率の低下
を改善することが可能である。これにより放射線グラフ
ト重合を利用したりソグラフイのスループットの向上が
可能となる。また、放射線照射工程とグラフト反応工程
を切り離すことが可能であり、従来のX線露光装置や電
子線照射装置がそのまま使用できる。
を改善することが可能である。これにより放射線グラフ
ト重合を利用したりソグラフイのスループットの向上が
可能となる。また、放射線照射工程とグラフト反応工程
を切り離すことが可能であり、従来のX線露光装置や電
子線照射装置がそのまま使用できる。
第1図は本発明の実施例の工程を説明するための加工部
断面図、第2図は実施例1におけるグラフト率のプリベ
ーク温度依存性を示した相関曲線図、第3図は実施例3
における露光量と解像したパターンの最小寸法を現わし
た相関曲線図、第4図は実施例3におけるグラフト率の
プリベーク温度依存性を示した相関曲線図である。 第 1 口 2・・・しし“・スト 3・・・電j楳 4・・人気 5・・7クリル占( 6・・・熱 第21!1 第 3 り 第 4 田 加熱温度(゛す
断面図、第2図は実施例1におけるグラフト率のプリベ
ーク温度依存性を示した相関曲線図、第3図は実施例3
における露光量と解像したパターンの最小寸法を現わし
た相関曲線図、第4図は実施例3におけるグラフト率の
プリベーク温度依存性を示した相関曲線図である。 第 1 口 2・・・しし“・スト 3・・・電j楳 4・・人気 5・・7クリル占( 6・・・熱 第21!1 第 3 り 第 4 田 加熱温度(゛す
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、放射線グラフト重合を利用したX線リソグラフイに
おいて、レジストを基板上に塗布した後に加熱処理を行
うことを特徴としたパターン形成方法。 2、上記レジストはポリベンジルメタクリレートであり
、加熱処理は130〜150℃の温度範囲であることを
特徴とする請求項第1項記載のパターン形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63095535A JPH01267645A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | パターン形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63095535A JPH01267645A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | パターン形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01267645A true JPH01267645A (ja) | 1989-10-25 |
Family
ID=14140252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63095535A Pending JPH01267645A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | パターン形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01267645A (ja) |
-
1988
- 1988-04-20 JP JP63095535A patent/JPH01267645A/ja active Pending
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