JPH01267180A - 花用輸送箱 - Google Patents

花用輸送箱

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JPH01267180A
JPH01267180A JP28459187A JP28459187A JPH01267180A JP H01267180 A JPH01267180 A JP H01267180A JP 28459187 A JP28459187 A JP 28459187A JP 28459187 A JP28459187 A JP 28459187A JP H01267180 A JPH01267180 A JP H01267180A
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JP
Japan
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flowers
box
box body
vase
flower
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Eiichi Tashiro
榮一 田代
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、花の輸送に使用する輸送箱に関し、特に、
切取った生花を採取地から消費地まで輸送する場合に用
いられる輸送箱に関するものである。
[従来の技術〕 採取地で切取った生花を消費地まで輸送する場合に、従
来用いられている輸送箱は、通常のダンボール箱が一般
的であった。切取られた花は新聞紙等で1輪ずつくるま
れ、押し潰れない程度の本数がダンボール箱にゆったり
と入れられて輸送されている。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のダンボール箱を用いた生花の輸送においては、輸
送途中における花の傷みが激しく、消費地において輸送
箱から取出したとき、花の何割かは商品としての価値か
なくなっていたり、そうではなくても、花の寿命が短い
という問題点があった。この理由は、輸送中において、
花同士または輸送箱内壁等に花が頻繁にぶつかるからで
ある。
また、熱帯の花(藺など)や寒冷地の花(すずらんなど
)においては、比較的丁寧に扱われているにもかかわら
ず、花の寿命が短いという欠点があった。この理由は、
通常のダンボール箱には通気性があり、輸送途中での気
温変化が大きく、耐候性の弱い熱帯の花や寒冷地の花は
それに耐えられないからであると考えられている。
それゆえに、この発明は、生花をできるだけ長い時間新
鮮な状態に保つことができるとともに、輸送中に輸送箱
が多少の¥II雑な取扱いを受けたとしても、中の花が
傷まないような花用の輸送箱を提供することを目的とし
ている。
[問題点を解決するための手段] この出願に係る第1の発明は、相互に組合わさって花を
収める閉空間を形成する箱本体と箱蓋体とからなり1箱
本体および箱蓋体は、断熱材を含む組成になっており、
閉空間内には、花を固定するための固定部材が備えられ
ていることを特徴とする花用輸送箱である。
また、この出願に係る第2の発明は、切取った花を花瓶
に差し込んだ状態で輸送するときに使用される輸送箱で
あって、相互に組合わさって花を収める空間を形成する
箱本体と箱蓋体とからなり、花を収める空間内には、花
が差し込まれた花瓶を固定するための固定部材が備えら
れていることを特徴とするものである。
[作用] 第1の発明によれば、箱本体とfflli体とからなる
花を収める空間が外部に対して気密的に閉ざされている
ので、輸送中に花が外気と触れることがない。また、箱
本体および′MJf1体は断熱材を含むため、閉空間内
の気温変化が少ない、さらに、固定部材は、閉空間内所
定位置に花を固定するため、花が箱本体や2N’fl1
体の内壁にぶつかることが防止されている。
第2の発明では、花は花瓶に差し込まれた状態で輸送箱
に収められるなめ、花には花瓶から栄養分や水分が補給
される。また、固定部材によって花瓶が固定されるので
、花瓶に差し込まれた花は輸送範内でぶつかり合うこと
もなく、傷みが少ない。
[実施例] 以下には、図面を参照して、この発明の実施例について
詳細に説明をする。
第1図は、この発明の実施例に係る花用輸送箱の斜視図
であり、箱本体1の一部が切欠かれるとともに、箱本体
1から箱蓋体2が取外された状態で描かれている。
第1図を参照して説明すると、箱本i4:1はその平面
形状が長方形で、底板3およびその周囲から直立する側
板4a、4b、4c、4dを備えている。底板3と側板
4a〜4dとで囲まれた箱本体1の内部5には固定部材
6および7が配置されている。固定部材6および7は、
箱本体1の長さ方向に直交方向に延びる長手の部材で互
いに平行に配置され、それぞれ、底板3によってその底
部が固定されるとともに、左右両端部は側板4aおよび
4Cに当接している。固定部材6および7は、その高さ
が側板4a〜4dよりも低くされている。
もっとも、側板4a〜4dの高さと固定部材6および7
の高さをほぼ等しくしてもよい。
固定部材6および7には、それぞれ、その長さ方向に等
間隔に設けられたクリップ部6a〜6gおよび7a〜7
gが備えられている。そして、固定部材6のクリップ部
(たとえば6b)と、固定部材7のクリップ部(たとえ
ば7b)とか協働して切り花8を保持し得るようになっ
ている。より具体的に言えば、切り花8の根元近くの茎
がクリップ部6bで挾持され、切り花8の先端近くの茎
がクリップ部7bで挾持されることによって、切り花8
は固定される。なお、切り花8を交互に逆向きにクリッ
プ部に固定することによって、比較的大きな花弁の花で
も収納することができる。
上記説明では、固定部材6の1つのクリップ部(たとえ
ば6b)と固定部材7の1つのクリップ部(たとえば7
b)との対によって1本の切り花8を保持するようにし
たが、花を交互に配置することによって、一対のクリッ
プ部(たとえば6aと7b)に複数の切り花8を保持さ
せてもよい。
特に、切り花8の茎の太さが異なる場合、細いものを下
側に、太いものを上側にして挾めばよい。
箱蓋体2は、箱本体1の上面を覆い、箱本体1の内部5
を気密性ある閉空間にするものである。
このために、箱M体2の下面側周囲部分には突条9が形
成され、箱本体1の各側板4a〜4dの上端面およびそ
の内側面上端部に当接して密着する断面間鉤形の当接面
10が形成されている。
また、この実施例では、箱本体1および箱蓋体2は、共
に、プラスチック発泡材によって成形されており、断熱
性および気密性を備えると共に、多少の弾力性を有して
いる。なお、この実施例では、箱本体1に設けられた固
定部材6および7は、箱本体1の成形時に一体的に形成
されているが、別体で構成した後、箱本体」内に固定し
てもよい。
箱本体1および箱蓋体2は、上記グラスチック発泡材に
代えて、紙その他の素材と@熱材とを複合した材質によ
って構成してもよい。
また、箱M体2の当接面10に、ゴム等の密着性の良い
材料を設け、箱本体1と箱蓋体2との間の気密性を向上
させてもよい。
さらに、箱本体1にJfifi体2を固定するための止
め具等を箱本体1の外側に設けてもよい。
第2図は、第1図の線ff−ffに沿う断面図で、箱本
体1が2個積重ねられ、箱蓋体2が被せられた状態で描
かれている。
第2図を参照して、箱本体1の周囲寸法は箱蓋体2の周
囲寸法と等しくされると共に、その外底面には突条11
が形成されている。この突条11は、箱蓋体2に形成さ
れた突条9と等しい寸法および形状になっていて、箱本
体1の外底面周囲と突条11とによって当接面12が形
成されている。
この当接面12は、箱本体1が積重ねられたとき、下方
の箱本体1の側板4a〜4dの上端面およびその内面側
上端部に当接して密着する機能を有している。すなわち
、箱本体1が積重ねられたとき、箱本体1の外底面は、
箱蓋体2と同じ機能を果たし得る形状になっている。
なお、第2図に表われている花用輸送箱の他の構成につ
いては、第1図と同一部分には同一番号を付し、ここで
の説明は省略する。
第3図は、固定部材に含まれるクリップ部6aの構成例
を示す斜視図である。この先明では、クリップ部6aを
取上げて述べるが、他のクリップ部6b〜6fおよび7
a〜7fも、クリップ部6aと同様の構成である。
クリップ部6aは、固定部材6に形成された逆三角形状
の切欠13と、その切欠13内に設けられたクツション
材14とを含み、クツション材14の中央部には、上下
方向に切込み15が形成されている。クツション材14
と切欠13との当接面は接着剤等で固定されている。ク
ツション材14は、たとえばスポンジ等の弾力性のある
伸縮可能な材質で形成されており、上から切込み15内
に切り花の茎を割込ませ、切り花の茎が傷つがないよう
に挟持可能になっている。
第4図は、クリップ部6aの別の構成例を示す斜視図で
ある。第4図のクリップ部6aでは、固定部材6の厚み
が薄くされて弾力性の高い舌部16が形成され、該舌部
16の中央部に上下方向に切込み17が形成されたもの
である。このクリップ部6aでも、舌部16は、逆三角
形状になっている。これにより、茎の太さが種々変化し
ても、生花はクリップ部6aの適当な位置でしっかりと
挟持される。
第5図は、固定部材の他の実施例を示す斜視図である。
第5図に示す実施例では、固定部材は、それぞれ独立し
た柱状の突起18からなっている。
各突起18は、底板3に植立されており、それぞれの構
成は次のようになっている。すなわち、互いに向き合う
方向に弾力性を有する1対の板ばね柱19a、19bを
備え、鎖板ばね柱19a。
19bの対向面側にはクツション材としてのスポンジ2
0a、20bが貼り付けられている。したがって、生花
8の茎は、スポンジ20aと20bとの間で柔らかく挾
持され、また、その挾持位置も上下方向に任意の位置と
することができる。
なお、第5図の実施例では、板ばね柱19a。
19bは、はぼ平行に上下に延び、その上端部だけが生
花を挿入しやすいように互いに遠ざかる方向に開いた構
成になっているが、これに限らず、1対の板ばね柱19
a、19bは、第3図または第4図に示す実施例のごと
く、逆三角形状に下方部の間か縮マるような構成にして
もよい。そうすれば、茎の太い花は比較的上部で安定し
て保持でき、茎の細い花は比較的下部で安定して保持で
きる。
また、第5図に示す実施例では、1対の板ばね柱L9a
、19bの各対向面側にスポンジ20a。
20bを貼り付けたが、板ばね柱19a、19bの材質
自体が軟らかいもの(たとえばプラスチック発泡材)の
場合、スポンジ20a、20bを省略して、1対の板ば
ね柱19a、19bが直接生花の茎を挾むような構成に
することもできる。
また、各柱状の突起18は、底板3と一体的に、言換え
れば箱本体1を形成するときに一体的に形成してもよい
し、箱本体1を形成後、別部材として構成した突起18
を接着剤等によって取付けてもよい。
第6図は、この発明の他の実施例に係る花用輸送箱に含
まれる箱本体21の平面図であり、第7図は、第6図に
示される箱本体21を含む花用輸送箱の1&断面図であ
る。
まず、第6図を参照して説明すると、この箱本体21の
特徴は、底板3に多数の通気孔22が形成されているこ
とである0通気孔22は底板3を上下に貫通する小孔で
、その形状については特に制限はなく、円形、矩形、三
角形等、任意の形状でよい0箱本体21における他部分
の構成は、第1図を参照して説明した箱本体1の構成と
同様である。
次に第7図を参照して説明す、ると、この実施例に係る
花用輸送箱は、第1図で説明した箱本体1の上に第6図
で説明した箱本体21を2つ積重ね、その上に第1図で
説明した箱蓋体2を被せた構成になっている。こうした
場合、箱本体11箱本体21(1)、箱本体21 (2
)および箱蓋体2で囲まれた最外部は、外側に対して気
密構造をとるとともに、箱本体1の内部5Aと、箱本体
21(1)の内部5Bと、箱本体21 (2)の内部5
Cとの間は、通気孔22を介して相互に通気可能になる
。したがって、最上部にある箱本体21(2)の内部5
C内に保冷材23を入れることによって、該保冷材23
の生じる冷気が通気孔22を介して下方の内部空間5B
および5Aに伝わり、該内部空間5Bおよび5Aを寒冷
地の気候に保つことができる。よって、寒冷地で採取し
た生花を比較的長時間かけて消費地まで輸送する場合等
に、この実施例の輸送箱は最適である。
同様に、箱本体1の内部5Aに保温材24を入れ、箱本
体21 (1)の内部5Bおよび箱本体21(2)の内
部5C内を熱帯地方の気候に保つようにもできる。
なお、第7図の実施例では、箱本体は3段重ねの構成に
したが、任意の段数に重ね得ることは言うまでもない。
また、この実施例では、保冷材23または保温材24を
入れる空間を、箱本体を積重ねることによって形成した
が、箱本体にこのような保冷/保温材専用の空間を特別
に設けてもよい。
第8図は、この発明の実施例に係る輸送箱に収めること
のできる花瓶31およびその花瓶31に差し込まれた状
態の切り花32を示す斜視図である。この花瓶31内に
は液状の栄養剤33が入れられていて、この植物栄養剤
33の中に花の茎34が浸されている。よって、切り花
32は、その茎34から植物栄養剤33を吸収するため
、新鮮なrJR花状態を長時間維持することができるも
のである。また、花瓶31にはクリップ35が備えられ
ており、このクリップ35の作用によって、花瓶31は
所定の部所に取付けることができるようになっている。
なお、このような花瓶31の詳細な構成は、同時係属中
の本願出願人の出願:発明の名称「携帯用花瓶」に詳述
されている。
第9図は、第8図に示すような花瓶31に差した切り花
32の輸送時に用いることのできる花用輸送箱の箱本体
平面図であり、第10図は、第9図の線X−Xに沿う縦
断面図である。
第9図および第10図を参照して説明すると、箱本体4
1は、第1図に示すものと同様に、たとえばプラスチッ
ク発泡材によって構成されており、その内部42内には
一体的に形成された固定部材43および44を備えてい
る。
固定部材43および44は、第1図に示す実施例とは異
なり、切り花を保持するものではなく、第10図に示す
ように仕切板45を挟持することができるように作られ
ている。具体的には、たとえば1対の板状突起が多数植
立された構成になっており、任意の板状突起対間に仕切
板45を差し込むことができ、それによって仕切板45
が挾持されるようになっている。
仕切板45は、短冊状の薄板で、第9図に示すように、
固定部材43.44に挾まれた状態における平面形状が
、直線状であっても波線状であっても構わない。
固定部材43.44に挾持された仕切板45には、第1
0図に示されるように、切り花32を差した花瓶31を
取付けることができる。すなわち、花瓶31にはクリッ
プ35が備えられているので、該クリップ35によって
仕切板45の適所を挾めばよい、その際、仕切板45が
上方から見て波形の方が、花瓶31をより密に効率良く
配列することができるであろう。
なお、輸送する花の花弁の大きさ等に応じて、箱本体4
1の深さや仕切板45の高さは適当な寸法を選択すれば
よい。
この実施例の箱本体41には、第1図を参照して説明し
たと同様の箱蓋体2がかぶせられる。
第11図は、花瓶に差し込まれた状態の切り花を輸送す
るための輸送箱本体の他の実施例を示すMK断面図であ
る。
第11図に示す実施例の特徴は、箱本体51の内底面5
2に花瓶31の底部を挿入するための凹部53を形成す
るとともに、花瓶31が貫通可能な孔54が形成された
中板55が設けられていることである。したがって、花
瓶31は、その上部が中板55の孔54に通されること
によって保持され、その底部は内底面52の凹部53に
よって保持されるので、箱本体51内で安定する。
さらにより好ましくは、凹部53を、その底方向に向か
って径が小さくなるようにテーバ付けられた構成にする
。こうずれば、花瓶31の底部を凹部53へ深く差し込
む程、径の小さな四部となるので、花瓶31の底部の外
周径の大小にかかわらず、花瓶31の底部は四部53に
よってしっかりと保持される。
また、中板55に形成する孔54は、第12図に示され
るように、クリップ35を考慮した形とするのがよい。
そうすれば、当該孔54によって花瓶31が回動するの
が防止できる。
また、中板55の孔54にも上方から下方へ向かって孔
の径が縮まるようなテーパを付けてもよい、そして、孔
の最小寸法を花瓶31の外径寸法よりもやや小さめにな
るようにする。そうずれば、花瓶31を差し込みやすく
かつ保持性能の向上した孔54とすることができる。
なお、花瓶31は、クリップのないものであってもよく
、その場合は、孔54は花瓶31の′4Xj!断面形状
に合わせればよい。
中板55は、箱本体51と一体的に形成してもよいし、
別体として構成してもよい。中板55を形成する材質も
、箱本体51と同様に、グラスチック発泡材等の弾性を
有する材料が好ましい。
中板55を箱本体51と別体で構成した場合、箱本体5
1の内側面周囲には、第11図に示すような中板受け5
6を形成すればよい。
第14図は、切花32を花瓶31に差し込んだ状態で輸
送するための輸送箱本体のさらに池の実施例を示す縦断
面図である。 !l?l送箱本体71には第1図の実施
例において説明したものと同様の箱蓋体2が被さる。
箱本体71は、たとえばプラスチック発泡材または紙の
積層材等の弾力性のあるもので作られており、底壁72
には、花瓶31のほぼ全体を挿入し得る凹部73が形成
されている。また、底面の両端には保冷材または保温材
74を配置するためのスペース75が形成されている。
上述の凹部73は、その底方向に向って径が小さくなる
ようにデーパ付けられた構成にされている。こうすれば
、花瓶31を凹部73に深く差し込む程径の小さな凹部
となるので、花瓶31は、その外径の大小にかかわらず
、四部73によってしっかりと保持される。また、凹部
73を形成する底壁72の材質は、プラスチック発泡材
等の弾力性を有すものであるから、四部73によって保
持された花瓶31は箱本体71内で安定する。なお、凹
部73を形成する部材は、図示のように底壁72と一体
的に作ってもよいし、別体で作って箱本体71内へ入れ
てもよい。
よた該箱本体71の両側底面にはスペースを設け、保冷
材または保温材74を配置できるようにしたので、箱本
体71内に入れられた保冷材または保温材74より生じ
る冷気または暖気によって箱本体71内を寒冷地または
熱帯の気候に保つことができる。
また、スペース75の底壁に通気孔を形成し、箱本体7
1を数段に積重ねた際、保冷材または保温材74の冷気
または暖気を81重ねた他の箱本体71へ伝達できるよ
うにしてもよい。
第13図は、切り花32を花瓶31に差し込んだ状態で
輸送可能なさらに他の実施例の花用輸送箱本体61の部
分斜視図である。この実施例に係る箱本体61は、箱内
に一体的に形成された複数の仕切板62を備えている。
各仕切板62には、一定の間隔で、その上辺から下方に
向かつて形成された切欠63を備えている。切欠63は
、その上部の間隙が花瓶31の外径寸法よりも小さくさ
れるとともに、その下方には花瓶31の外径とほぼ等し
い形状の空隙を備えている。
したがって、仕切板62は素材の弾性力によって適度に
伸縮するので、そこに形成された各切欠63には上から
、花瓶31を差し込め、各切欠63は、差し込まれた花
瓶をしっかりと保持することができる。
なお、第9図ないし第15図で説明した性用輸送箱にお
いてら、箱本体と箱蓋体とによってその内部空間を気密
性ある空間に保つことが好ましく、そうすることによっ
て切り花をより長時間新鮮な状態に保つことができる。
また、第9図ないし第15図に示す実施例においても、
第6図および第7図を参照して説明した実施例と同様に
、保温材または保冷材を収め得ることのできる構成にし
てもよい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、切取った花を輸送す
るのに、花を長時間新鮮な状態に維持し得る輸送箱を提
供することができる。
特に、温帯の花や寒冷地の花などを採取地から消費地ま
で輸送する場合において、輸送中における気温変化によ
って花が傷んだり花の寿命が短くなる等の弊害を防止で
きる。
また、花は輸送箱の中でしっかりと保持されているので
、輸送中に輸送箱が多少粗雑に扱われても、それによっ
て中の花が傷んだりすることのない輸送箱とすることが
できる。
さらに、保冷材または保温材を併用することによって、
輸送箱の内部温度を寒冷地の温度または熱帯の温度に保
つことができるため、耐候性の乏しい花であっても輸送
可能である。
さらにまた、切り花を花)Iハに差した状態で輸送すれ
ば、切り花には花瓶から栄養剤が補給されるため、より
長時間新鮮な状態に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る性用輸送箱の斜視
図である。 第2図は、性用輸送箱を積重ねた状態における縦断面図
である。 第3図は、クリップ部の構成例を示す斜視図である。 第4図は、クリップ部の他の構成例を示す斜視図である
6 第5図は、固定部材の他の構成例を示す斜視図である。 第6図は、この発明の他の実施例に係る箱本体の平面図
である。 第7図は、第6図に示す箱本体を用いた花用輸送箱の一
例を示すldJ!!ft面図である。 第8図は、この発明の一実施例に係る花用輸送箱に適用
可能な花瓶31の斜視図である。 第9図は、この発明のさらに他の実施例に係る花用輸送
箱の箱本体平面図である。 第10図は、第9図のX−Xに沿うMi断面図である。 第11図は、この発明のさらに他の実施ρノに隔る花用
輸送箱の箱本体1&断面図である。 第12図は、第11図の!x■−xnに沿う平面図であ
る。 第13図は、この発明のさらに他の実施例に係る花用輸
送箱の構成を説明するための図である。 第14図は、この発明のさらに他の実施例に係る花用輸
送箱の断面図である。 図において、1,21,41.51.61は箱本体、2
は箱蓋体、6,7,43.44は固定部材、6a〜6g
、7a〜7gはクリップ部、23は保冷材、24は保温
材、31は花瓶、53は凹部、54は孔、55は中板、
62は仕切板、63は切欠を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)切取った花を輸送する場合に使用する輸送箱であ
    って、 相互に組合わさって花を収める閉空間を形成する箱本体
    と箱蓋体とからなり、 前記箱本体および箱蓋体は、断熱材料を含む構成になっ
    ており、 前記閉空間内には、花を固定するための固定部材が備え
    られていることを特徴とする、花用輸送箱。
  2. (2)前記箱本体または箱蓋体の少なくとも一方には、
    保冷材または保温材を収める保冷/保温材室を備え、 該保冷/保温材室と前記花を収める閉空間との間は通気
    可能にされていることを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項記載の花用輸送箱。
  3. (3)花瓶に差し込まれた花を輸送する場合に使用され
    る輸送箱であって、 相互に組合わさって花を収める空間を形成する箱本体と
    箱蓋体とからなり、 前記花を収める空間内には、前記花が差し込まれた花瓶
    を固定するための固定部材が備えられていることを特徴
    とする、花用輸送箱。
  4. (4)前記花を収める空間は、外部に対して気密的に形
    成された閉空間であり、前記箱本体および箱蓋体は、断
    熱材を含む構成であることを特徴とする、特許請求の範
    囲第3項記載の花用輸送箱。
JP28459187A 1987-11-11 1987-11-11 花用輸送箱 Pending JPH01267180A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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