JPH01266769A - 半導体圧力センサの製造方法 - Google Patents

半導体圧力センサの製造方法

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JPH01266769A
JPH01266769A JP9522388A JP9522388A JPH01266769A JP H01266769 A JPH01266769 A JP H01266769A JP 9522388 A JP9522388 A JP 9522388A JP 9522388 A JP9522388 A JP 9522388A JP H01266769 A JPH01266769 A JP H01266769A
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JP
Japan
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etching
diaphragm
mask
crystal
aperture
Prior art date
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Pending
Application number
JP9522388A
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English (en)
Inventor
Nobuo Miyaji
宣夫 宮地
Soichiro Saeki
総一郎 佐伯
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH01266769A publication Critical patent/JPH01266769A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、シリコンなどの半導体結晶の持つピエゾ抵抗
効果などを利用して圧力を電気信号に変換する圧力セン
サの製造方法に係り、特にそのダイアフラムの製造方法
を改良した半導体圧力センサの製造方法に関する。
〈従来の技術〉 第5図は従来の半導体圧力センサの構成を示す構成図で
ある。
第5図(イ)は半導体圧力センサの平面図、(ロ)は半
導体圧力センサの横断面図を示す、1、はn形のシリコ
ン単結晶で作られたダイヤフラムであり、凹部2を有し
更に四部2の形成により単結晶の厚さの薄くなっな起歪
部3とその周辺の固定部4とを有している。
固定部4は連通孔5を有する基板6にガラス薄膜7を介
して陽極接合などにより固定されている。
起歪部3は単結晶の結晶面が(100)面とされ、その
上にはその中心を通る結晶軸<001>方向で起歪部3
と固定部4との境界付近に、例えば剪断形ゲージなどの
感圧素子8が不純物の拡散により伝導形がP形として矩
形状に形成されている。
この感圧素子8はその長手方向に電源端(図示せず)が
形成され、ここに電圧或いは電流が印加される。印加圧
力Pがダイヤフラム1に与えられると、これによって生
じた、例えば剪断応力τに対応した電圧が感圧素子8の
長手方向のほぼ中央に形成された出力端(図示せず)に
得られる。
これによって、印加圧力Pに対応した電圧が出力端に得
られる。
ところで、この様なダイヤフラムを製造するには各種の
方法があるが、大別すると(a)等方性のケミカルエツ
チングにより製造するか(b)異方性のケミカルエツチ
ングにより製造するかの方法がとられる。
前者の等方性エツチングによる円形のダイヤフラムの場
合は起歪部3と固定部の境界にダレが生じ、特にこのダ
レにより印加圧力Pによる感圧素子8の圧力対出力電圧
の直線性を悪くするなどの問題がある。
そこで、エツチング速度が結晶方向に依存する後者の異
方性エツチングを用いてシャープなエツジを持つ矩形状
のダイヤフラムを形成させる製造方法がとられる。
しかし、この場合はシャープなエツジにより起歪部と固
定部の境界に応力が集中し、印加圧力Pの許容範囲を大
きくできないという問題が新たに発生する。
そこで、この応力集中を緩和するため異方性エツチング
で孔開けして8角形状のダイヤフラムを形成する方法が
特開昭55−24408に開示されている。以下、この
概要について説明する。
第6図はこの開示された従来のダイヤフラムの構成を示
し、(イ)図は平面図、(ロ)図はそのA−A−断面を
示す部分断面図、(ハ)図はそのB−B−断面を示す部
分断面図である。
9はシリコンの単結晶で出来たダイヤフラムであり、周
囲には厚い固定部10が、その中央は薄い起歪部11が
それぞれ形成されている。この固定部10は周知の図示
しない支持部材に接合されている。
起歪部11はシリコン基板に対して所定形状のエツチン
グマスクを形成させ、異方性エツチングによって掘起こ
して形成される。
この場合に、結晶軸<110>に一致する断面A−A−
(第6図〈口))で示す固定部10の結晶面(111)
に対応する側面Xは図示の様に54度の傾斜を有する面
となるが、結晶軸く100〉に一致する断面r3−B−
(第6図(ニ))で示す固定部10の結晶面(110)
に対応する側面Yは図示のように45度の傾斜を有する
面となる。
そして、これ等の結晶面のエツチング速度はそれぞれ異
なる。
そこで、この境界を示す面を完全な8角形状とするため
にはエッチ速度比が結晶面ごとに異なるようなエッチ液
を選定して用いる必要がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、この様な従来の半導体圧力センサの製造
方法では、エツチング速度比を考慮してエツチングマス
クの形状を8角形以外の複雑な形状にしなければならず
、またエッチ速度比を各結晶面に対して特定の関係を持
つエツチング液を用いなければならないという面倒な問
題がある。
〈課題を解決するための手段〉 この発明は、以上の課題を解決しさらに応力集中の少な
い円形のダイヤフラムを得るために、各辺が互いに直角
な結晶軸<110>で囲まれて十字状に開口孔が開けら
れさらにその対向辺の中心から左右に結晶軸<110>
に対して約30度の角度を持つ峻が形成されたエツチン
グマスクをシリコン基板の結晶面(Zoo)に形成し、
これに対してアルカリ異方性エツチングをすることによ
り起歪部と固定部を形成し、この起歪部と固定部の境界
がほぼ正16角形となるときに前記アルカリ異方性エツ
チングを停止するようにしてダイヤフラムを形成するよ
うにしたものである。
く作 用〉 結晶軸<110>で囲まれて十字状に開口孔が開けられ
さらにその対向辺の中心から左右に結晶軸<110>に
対して約30度の角度を持つ綾が形成されたエツチング
マスクをシリコン基板の結晶面(100)に形成した孔
をもつエツチングマスクを形成し、これに対してアルカ
リ異方性エッチングをすることにより、エツチングレー
トの小さい対向辺はほとんどエツチングされないが、開
口孔の内側の角部の結晶面(110)はエツチングされ
徐々に16角形に近ずく。
この状態を進行させて起歪部の底面がほぼ正16角形に
なった状態でアルカリ異方性上・ツチングを停止する。
〈実施例〉 第1図は本発明の1実施例の製造途中の構成を示す平面
図、第2図はダイヤフラムを形成するためのシリコン基
板を示す平面図、第3図はシリコン基板にマスクをする
ダイヤフラムマスクの形状を示す平面図である。
12は最終的にはダイヤフラムとなる矩形状のシリコン
基板であり、その各辺は結晶軸く110〉と一致するよ
うに選定されている。さらに、図示されてはいないが、
このシリコン基板12の底面には感圧素子が形成されて
いる(第2図)。
ダイヤフラムマスク13は開1コ孔14を有し、この開
口孔14は辺11〜!2とこれに直角な辺14〜18、
さらに辺!、と12、辺13と!4、辺15と16、辺
17とlI]を挟んでそれぞれ形成された綾R1とR2
、綾R3とRd、綾R5とR6、綾R7とR8で囲まれ
て形成されている。
これ等の綾R1〜R8は辺!、〜18に対してそれぞれ
θ(=25度)の傾斜で形成されている(第3図)。
このほぼ十字状の開口孔14の周囲はS、NJ]fiで
形成されたマスクとなっている。
このダイヤフラムマスク13と同じパターンで、その開
口孔14の各辺11〜1.がシリコン基板12の結晶軸
<110>と一致する向きになるように配置して、シリ
コン基板12の結晶面(100)にマスクパターンが形
成される。
この後、20%〜50%(wt)のKOHエツチング液
でアルカリ異方性エツチングを行う、この場合、ダイヤ
フラムマスク13の角部Aに対応するシリコン基板12
の底部15に対して45度の傾斜を持つ結晶面<110
)のエツチング速度が股も早く、峻R1〜R8の頂点B
に対応するシリコン基板12の結晶面<111)のエツ
チング速度は最も遅くほとんどエツチングが進行しない
この結果、第1図に示す様に、頂点Bに対応するシリコ
ン基板12の部分は底部15に対して55度の傾斜を持
つ斜面16が露出し、16角形の一部である一辺が形成
される。
この後、さらにエツチングを進めることにより角部Aに
対応するシリコン基板12のエツチングがより進行して
16角形の一辺17が形成される。
さらに底部15のエツチングの進行により起歪部18と
固定部19も形成される。
最終的には第4図に示すように、この起歪部18と固定
部19で形成される境界が所定の16角形になったとき
にエツチングをストップする。
以上のようにして、16角形のダイヤフラム20が形成
される。
なお、より円形に近付いた起歪部を持つダイヤフラムと
するために異方性エツチングをした後、電解エツチング
を行い角部を丸くする。これにより、応力集中について
も強い構造のダイヤフラムにすることができる。
〈発明の効果〉 以上、実施例と共に具体的に説明したように本発明によ
る製造方法によれば、複雑な形状のエツチングマスクを
使用することなく量産化に適した高耐圧まで許容度の大
きい16角形のダイヤフラムを形成することができ、さ
らにダイヤスラムマスクのパターンの寸法を変えるだけ
で各圧力レンジに適した起歪部の厚さが容易に得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の製造途中の構成を示す平面
図、第2図はダイヤフラムを形成するためのシリコン基
板を示す平面図、第3図はシリコン基板にマスクをする
ダイヤフラムマスクの形状を示す平面図、第4図は本発
明により形成されたダイヤフラムの1実施例を示す平面
図、第5図は従来の半導体圧力センサの構成を示す構成
図、第6図は従来の8角形のダイヤフラムを製造する製
造方法を説明する説明図である。 1.9.20・・・ダイヤフラム、3.11.18・・
・起歪部、4.10.19・・・固定部、8・−・感圧
素子、12・・・シリコン基板、13・・・ダイヤフラ
ムマスク、14・・・開1]孔、15・・・底面、16
.17・・・辺、2.〜la・・・辺、R1−R8・・
・綾。 第5図 喜1図 第 3 図 //3’l’4セフラムマ2 /4間間口 前2図 嘉 4 因 (り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  各辺が互いに直角な結晶軸<110>で囲まれて十字
    状に開口孔が開けられさらにその対向辺の中心から左右
    に結晶軸<110>に対して約30度の角度を持つ綾が
    形成されたエッチングマスクをシリコン基板の結晶面(
    100)に形成し、これに対してアルカリ異方性エッチ
    ングをすることにより起歪部と固定部を形成し、この起
    歪部と前記固定部の境界がほぼ正16角形となるときに
    前記アルカリ異方性エッチングを停止するようにしてダ
    イヤフラムを形成することを特徴とする半導体圧力セン
    サの製造方法。
JP9522388A 1988-04-18 1988-04-18 半導体圧力センサの製造方法 Pending JPH01266769A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03226637A (ja) * 1990-01-31 1991-10-07 Yokogawa Electric Corp 振動子形半導体圧力計

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03226637A (ja) * 1990-01-31 1991-10-07 Yokogawa Electric Corp 振動子形半導体圧力計

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